JP3667323B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、フリップチップ方式を用い、チップサイズパッケージを具えた半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、フリップチップ方式を用い、チップサイズパッケージを具えた半導体装置は、例えば、図15および図16に示す製造工程に従って作成される。図15および図16は、従来の製造工程を示す図である。図15(A)は平面図であり、図15(B)〜(D)および図16(A)〜(C)は断面図である。
【0003】
先ず、電気回路を形成したシリコンウエハ10の裏面に粘着テープ12を貼り付け、その粘着テープ12をウエハリング14と呼ばれる治具に固定する(図15(A)および(B)。図15(B)は、図15(A)中のI−I線における切り口の断面を示す。)。
【0004】
次に、ダイシングブレード16を用いてシリコンウエハ10を指定の寸法に分割し(ダイシング工程)、個片化されたシリコンチップ18を得る(図15(C))。各シリコンチップ18はトレイに移され、ボンディングステージ20上に搬送される(図15(D))。シリコンチップ18の電気回路面18aには不図示の電極が設けられている。キャピラリ24により金線26からAuボールを形成し、そのAuボールを上述の電極上に圧着してバンプ22を形成する(スタッドバンプボンディング)。
【0005】
次に、ボンディングステージ20上に配線基板28を置く(図16(A))。配線基板28の内部端子面28aには不図示の内部電極が形成されている。続いて、ボンディングツール30によりシリコンチップ18を移送し、バンプ22が形成された電気回路面18aを配線基板28の内部端子面28aに対向させ、バンプ22と内部電極とを接合する(フリップチップボンディング)。
【0006】
さらに、接合部分の信頼性を向上させるためにシリコンチップ18と配線基板28との間に樹脂34を導入する(図16(B))。樹脂導入手段としてディスペンスシリンジ32を用いている。樹脂34は、配線基板28の内部端子面28a上に注入されると、シリコンチップ18および配線基板28間に流れ込む。その後、加温を行って樹脂34を硬化させる。
【0007】
最後に、所要に応じて、内部端子面28aに対向する配線基板28の外部端子面28bに、外部端子としての半田ボール36を付着する(図16(C))。半田ボール36が不要な場合は付ける必要がない。
【0008】
尚、この例では樹脂をディスペンスシリンジにより導入したが、文献「特開平8−64725」には、金型を用いて樹脂封止を行う例が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の製造方法では、工程数、組立コストおよび組立時間が大きいという問題があった。
【0010】
さらに、樹脂をディスペンスシリンジにより導入しているため、樹脂をのせるスペースが配線基板上に必要になり、配線基板のサイズをシリコンチップよりも0.5〜1mm以上大きくする必要があった。
【0011】
従って、従来より、工程数、組立コストおよび組立時間が比較的小さく、シリコンチップと同程度のサイズの配線基板を使用可能な半導体装置の製造方法の出現が望まれていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明の半導体装置の製造方法によれば、半導体ウエハの電気回路面に設けられた電極上にバンプを形成する工程と、電気回路面に配線基板の内部端子面を対向させ、この内部端子面に形成された内部電極とバンプとを接合する工程と、半導体ウエハおよび配線基板を含む中間構造の上下から上型と下型とで囲んで押さえ込み、これら上型および下型間のキャビティ部分に樹脂を流し込み、この樹脂を硬化させて、中間構造の樹脂封止を行う工程と、半導体ウエハに画成された個々の半導体チップに対応する装置領域を、樹脂封止した中間構造から切り出し、個片化した半導体装置を得る工程とを含むことを特徴とする。
また、この発明の半導体装置の製造方法において、樹脂封止を行う工程は、中間構造の側方に上型が接して、中間構造を囲んで行われる工程とするのがよい。
【0013】
このように、半導体ウエハと配線基板とを接合してから樹脂封止を行い、分割を行う。従って、製造時間を大幅に短縮することが期待できる。
【0014】
また、上型および下型を用いて樹脂導入を行うため、半導体チップと同じサイズの配線基板を用いることができる。従って、半導体装置の小型化が期待できる。
【0015】
この発明の半導体装置の製造方法において、好ましくは、各装置領域の配列間隔を切り出しの際に要する切り代に等しくしてあると良い。
【0016】
従って、装置領域が最小間隔で配列するため、一枚の半導体ウエハから多数の製品が得られる。また、1つのカッティングラインによりその両側の半導体装置の加工が行えるため、加工数が半減する。
【0017】
また、この発明の半導体装置の製造方法において、好ましくは、中間構造の樹脂封止と共に、内部端子面に対向する配線基板の外部端子面に樹脂構造を形成すると良い。
【0018】
樹脂封止では、高温の樹脂を配線基板の内部端子面に堆積させるので、樹脂が室温に冷却される際に収縮応力を受ける。この応力により配線基板が変形し、反りが生じてしまうおそれがある。従って、配線基板の外部端子面にも樹脂構造を形成することにより、上述の応力を打ち消すことができる。よって、配線基板に反りが生じなくなる。
【0019】
また、この発明の半導体装置の製造方法において、好ましくは、樹脂構造は、樹脂封止した領域を囲む枠構造とすると良い。
【0020】
このように、配線基板を挟んで、樹脂を堆積して樹脂封止した領域に対向する位置に、その領域を囲むような枠構造を樹脂により形成する。枠の幅や厚さを適切に設計することにより、補強枠として必要な強度が得られる。
【0021】
また、この発明の半導体装置の製造方法において、好ましくは、枠構造は、樹脂封止した領域を格子状に分割する仕切り構造を含むと良い。
【0022】
このように、仕切り構造を設けることにより、樹脂構造が格子状になるので、補強効果が大きくなる。
【0023】
また、この発明の半導体装置の製造方法において、好ましくは、枠構造は、樹脂封止した領域より外側の位置に形成すると良い。
【0024】
このように、樹脂封止した領域から外れた位置に枠構造を形成するため、樹脂封止した領域を無駄なく活用して半導体装置を形成することができる。
【0025】
また、この発明の半導体装置の製造方法において、好ましくは、枠構造の内側の中間構造に、この枠構造と樹脂封止した領域とを分離するための切り込みを形成すると良い。
【0026】
また、この発明の半導体装置の製造方法において、好ましくは、樹脂封止した中間構造の製品領域を半導体装置に分割するに先立ち、樹脂構造を製品領域から分離するために、中間構造に切り込みを形成すると良い。
【0027】
このように切り込みを形成するので、樹脂構造と製品領域(各装置領域が含まれる領域)とを容易に分離することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、この発明の実施の形態につき説明する。尚、図は、この発明が理解できる程度に形状、大きさおよび配置関係を概略的に示しているに過ぎない。また、以下に記載される数値等の条件や材料等は単なる一例に過ぎない。従って、この発明は、この実施の形態に何ら限定されることがない。
【0029】
〔第1の実施の形態〕
図1および図2は、第1の実施の形態の製造工程を示す断面図である。これら図1および図2を参照して、第1の実施の形態の半導体装置の製造方法につき説明する。この半導体装置にはフリップチップ方式が用いられ、チップサイズパッケージを具えている。以下、(a)〜(g)工程に従い順次に説明する。
【0030】
先ず、(a)Si(シリコン)ウエハ10の裏面10bを粘着テープ12に貼り付けて固定する(図1(A))。この粘着テープ12は耐熱性を有している。この粘着テープ12の縁部分は、リング形状の治具すなわちウエハリング14に固定してある。Siウエハ10の表側の電気回路面10aには、複数のSiチップの領域を画成してあり、各Siチップの領域にそれぞれ電気回路(回路パタン)を形成してある。これら各電気回路の周囲には、外部との電気的な接続を行うための電極(図示を省略)も形成してある。
【0031】
次に、(b)Siウエハ10の電気回路面10aに形成された電極上にバンプ22を形成する(図1(B))。つまり、上述した各電極上に、キャピラリを用いてバンプボンディングを行う。バンプ22の材料は、例えば、Au/半田/Sn、Au、Sn、Sn/Pb等である。
【0032】
次に、(c)Siウエハ10のダイシングを行って、個片化したSiチップ18を得る(図1(C))。Siウエハ10は、ダイシングブレードを用いて指定の位置および寸法で分割する。その結果、Siウエハ10から複数のSiチップ18が切り出される。各Siチップ18の電気回路面18aには、上述した電気回路、電極およびバンプ22が設けられている。
【0033】
次に、(d)各Siチップ18間の間隔を広げる(図1(D))。各Siチップ18間の距離は、粘着テープ12を引き伸ばすことにより増大する。このように、各Siチップ18間を所定の間隔だけ離間させておくと、次工程で、Siチップ18に比べサイズの大きい配線基板28を各Siチップ18に接合することが容易になる。
【0034】
次に、(e)各Siチップ18の電気回路面18aに個々の配線基板28の内部端子面28aをそれぞれ対向させ、この内部端子面28aに形成された内部電極(不図示)とバンプ22とを接合することにより、Siチップ18および配線基板28を含む半導体装置の予備構造38を得る(図2(A))。
【0035】
このため、粘着テープ12に貼り付いたSiチップ18をボンディングステージ(図示を省略)上に設置する。そして、ボンディングツール30により配線基板28を1つのSiチップ18上に移送して、Siチップ18の電気回路面18aと配線基板28の内部端子面28aとを対向させる。配線基板28は、ガラスエポキシ、セラミック、ポリイミド等で形成されており、シリコンチップの寸法より大きい。
【0036】
続いて、配線基板28の内部電極とSiチップ18上のバンプ22と対向するように位置合せを行い、配線基板28をSiチップ18に対し圧着する。この結果、配線基板28とSiチップ18とが接合し、Siチップ18が配線基板28上に搭載されることになる。この状態の配線基板28およびSiチップ18の構造を、以下、予備構造38と称している。
【0037】
次に、(f)各配線基板28の外部端子面28bに粘着テープ40を貼り付けた後、Siチップ18の裏面18b側の粘着テープ12を剥す(図2(B))。この粘着テープ40は耐熱性を有している。このように、この工程では配線基板28側に粘着テープ40を貼り付ける一方で、Siチップ18側の粘着テープ12を剥すことにより、配線基板28の内部端子面28a側が粘着テープにより覆われないようにする。
【0038】
次に、(g)配線基板28の内部端子面28aとSiチップ18の電気回路面18aとの間に樹脂34を流し込み、この樹脂34を硬化させて、予備構造38の樹脂封止を行う(図2(C))。樹脂34の導入は、ディスペンスシリンジ32を用いて行う。適量の樹脂34を配線基板28の内部端子面28a上に端部より注入して、シリコンチップ18および配線基板28間に流し込む。このため、配線基板28はSiチップ18に比べて大きく、はみ出た端部の部分が0.5〜2.0mmの長さとなっている。その後、加温を行って樹脂34を硬化させる。この結果、予備構造38が樹脂封止されて、半導体装置が完成する。
【0039】
尚、所要に応じて、配線基板28の外部端子面28bに、外部端子としての半田ボールを付着する。半田ボールが不要な場合は付ける必要がないが、半田ボールを設けることによりマザーボードへの接続の信頼性が向上する。
【0040】
以上説明したように、上述の(f)工程において、各予備構造38の配線基板28側に粘着テープ40を貼り付けるため、各予備構造38を粘着テープ40ごと一括して搬送することができる。よって、従来のように個々の予備構造38をトレイに移した後、個別に搬送するという工程が省けるので、製造時間の短縮およびコストダウンという効果が得られる。
【0041】
〔第2の実施の形態〕
図3は、第2の実施の形態の半導体装置の構成を示す断面図である。この半導体装置は、Siチップ18および配線基板42により構成されている。これらSiチップ18および配線基板42の各々のサイズは実質的に等しい。Siチップ18は電極が設けられた電気回路面18aを有している。配線基板42は内部電極が設けられた内部端子面42aを有している。電気回路面18aと内部端子面42aとを向かい合わせ、Siチップ18の電極と配線基板42の内部電極とをバンプ22により接合してある。Siチップ18および配線基板42間に樹脂34が埋め込まれていて、Siチップ18および配線基板42の側面も樹脂34により覆われている。また、電気回路面18aに対向するSiチップ18の裏面18bと、内部端子面42aに対向する配線基板42の外部端子面42bとが共に露出している。
【0042】
次に、第2の実施の形態の半導体装置の製造方法につき、図4を参照して説明する。図4は、第2の実施の形態の製造工程を示す断面図である。尚、第2の実施の形態では、第1の実施の形態で説明した(a)〜(e)工程に続けて、所要に応じて(f)工程を行った後、以下に説明する(h)および(i)工程を行う。ここでは、(a)〜(f)工程の説明は省略する。但し、この実施の形態では、第1の実施の形態で説明した配線基板28の代わりに、これとはサイズが異なる配線基板42を用いている。
【0043】
図4(A)には、(f)工程終了後の様子が示されている。このとき、粘着テープ40の表面に各配線基板42の外部端子面42b側が貼り付いた状態となっている。各配線基板42の内部端子面42aに設けられた内部電極と、各Siチップ18の電気回路面18aに設けられた電極とがバンプ22により接合されている。以下、この状態の配線基板42およびSiチップ18の構造を予備構造44と称している。また、各予備構造44が粘着テープ40に貼り付いた構造を中間構造46と称している。
【0044】
続いて、(h)粘着テープ40および各予備構造44を含む中間構造46の上下を上型48と下型50とで押さえ込み、これら上型48および下型50間のキャビティ52部分に樹脂34を流し込み、この樹脂34を硬化させて、中間構造46の樹脂封止を行う(図4(B))。
【0045】
上型48は、直方体形状あるいはウエハ形状の凹みを有した金型である。下型50は板体状の金型である。これら上型48および下型50を組み合わせると、上述の凹みの部分が中間構造46を収納するためのキャビティ52となる。キャビティ52内には、上型48に開けられた樹脂注入口54から樹脂34が注入される。キャビティ52内に中間構造46を収納して、樹脂34を注入した後、加温を行ってその樹脂34を硬化させる。樹脂34として速硬化性の熱硬化樹脂を使用すると、通常は数十分から1時間の硬化時間が数十秒となる。
【0046】
次に、(i)樹脂封止した中間構造46に予備構造44を含む装置領域56を画成し、この装置領域56を切り出すことにより、個片化された半導体装置を得る(図4(C))。中間構造46は、ダイシングブレードを用いて指定の位置および寸法で分割する。その結果、中間構造46から、図3に示した複数の半導体装置が切り出される。
【0047】
このように、この実施の形態では、ディスペンスシリンジによる樹脂封止の代わりに金型を用いて樹脂封止を行うので、樹脂の導入を全ての予備構造44に対し、一括して行うことができる。このため、製造時間の大幅な短縮が期待できる。しかも、Siチップ18と同じサイズの配線基板42を用いることができるため、装置の小型化が可能である。従来の半導体装置に比べると、サイズを1.0〜1.6mm小さくすることができる。
【0048】
また、ボンディングツールおよびボンディングステージをそれぞれ上型48および下型50に転用すれば、製造時の治工具代が低減してコストダウンが図れる。
【0049】
さらに、中間構造46を半導体装置に分割する際、ダイシングを行うことで半導体装置の外形寸法精度が通常の1/10〜1/100にまで向上する(基板メーカーでの単体寸法精度は±0.1mmであるのに対し、ダイシング精度は±0.005mmである。)。
【0050】
〔第3の実施の形態〕
次に、図5を参照して、第3の実施の形態の半導体装置の製造方法につき説明する。図5は、第3の実施の形態の製造工程を示す断面図である。この実施の形態の製造工程は、基本的には第2の実施の形態の製造工程と同じである。ただ、この実施の形態では、各装置領域56の境界位置に相当する上型48aおよび下型50の双方またはいずれか一方のキャビティ52内面にそれぞれ突起構造58を設けてある。
【0051】
図5(A)には、第2の実施の形態で説明した(h)工程後の様子が示されている。図5(A)に示すように、中間構造46の上下を上型48aと下型50とで押さえ込み、これら上型48aおよび下型50間のキャビティ52部分に樹脂34を流し込んである。そして、この樹脂34を硬化させて、中間構造46の樹脂封止を行っている。
【0052】
ここで、キャビティ52を構成する上型48aの凹み部分には、複数の突起構造58が設けられている。突起構造58が設けられた位置は、キャビティ52内面に相当する面上であって、予備構造44を分割する位置に相当する。上型48aおよび下型50を外すと、樹脂封止した中間構造46aの樹脂34の部分には凹み60が形成されている(図5(B))。この凹み60は、ちょうど装置領域56の境界線に沿って形成される。よって、手作業によりこの凹みに沿って中間構造46aを分割することが可能となるので、中間構造46aを半導体装置に容易に個片化することができる。この結果、図3に示した構成の半導体装置が得られる。このように、作業時間の短縮およびコストダウンが可能である。
【0053】
〔第4の実施の形態〕
図6は、第4の実施の形態の半導体装置の構成を示す断面図である。この半導体装置は、図3に示した第2の実施の形態の半導体装置とほぼ同じ構成である。しかし、Siチップ18および配線基板42の側面が樹脂34により覆われていない点が異なっている。
【0054】
次に、第4の実施の形態の半導体装置の製造方法につき、図7を参照して説明する。図7は、第4の実施の形態の製造工程を示す断面図である。
【0055】
先ず、Siウエハ10の電気回路面10aに設けられた電極上にバンプ22を形成し、続いて、電気回路面10aに配線基板62の内部端子面62aを対向させ、この内部端子面62aに形成された内部電極とバンプ22とを接合する(図7(A))。後の工程で、配線基板62からは複数の配線基板42が切り出される。従って、配線基板62上には、Siウエハ10上におけるSiチップ18の配置と対応するように、各配線基板42の領域が画成されている。この配線基板62は、ボンディングステージ20上に内部端子面62aを上向きにして載置される。バンプ22を形成したSiウエハ10は、ボンディングツール30により移送する。そして、その電気回路面10aを配線基板62の内部端子面62aに対向させ、バンプ22を内部電極に対し圧着する。この結果、Siウエハ10と配線基板62とが接合した状態となる。この状態のSiウエハ10および配線基板62の構造を、以下、中間構造64と称している。
【0056】
次に、中間構造64の上下を上型48と下型50とで押さえ込み、これら上型48および下型50間のキャビティ52部分に樹脂34を流し込み、この樹脂34を硬化させて、中間構造64の樹脂封止を行う(図7(B))。この作業により、電気回路面10aと内部端子面62aとの間に樹脂34を埋め込む。上型48および下型50を外すと、樹脂封止された中間構造64aが得られる。
【0057】
次に、Siウエハ10に画成された個々のSiチップ18に対応する装置領域66を、樹脂封止した中間構造64aから切り出し、個片化した半導体装置を得る(図7(C))。この工程では、ダイシングを行って、中間構造64aを装置領域66の位置で切断する。この結果、Siウエハ10がSiチップ18に分割されると共に、配線基板62が各Siチップ18に接合した配線基板42に分割され、図6に示した構成の半導体装置が得られる。
【0058】
このように、この実施の形態では、ディスペンスシリンジによる樹脂封止の代わりに金型を用いて樹脂封止を行うので、樹脂の導入を一括して行うことができる。このため、製造時間の大幅な短縮が期待できる。しかも、Siチップ18と同じサイズの配線基板42を用いることができるため、装置の小型化が可能である。従来の半導体装置に比べると、サイズを1.0〜2.0mm小さくすることができる。さらに、中間構造64aを半導体装置に分割する際、ダイシングを行うことで半導体装置の外形寸法精度が向上する。
【0059】
〔第5の実施の形態〕
次に、図8を参照して、第5の実施の形態の半導体装置の製造方法につき説明する。図8は、第5の実施の形態の製造方法の説明に供する図である。この実施の形態の製造工程は、第2および第4の実施の形態で説明した、樹脂封止した中間構造46および64aを半導体装置に分割する際の方法に関する。ここでは、中間構造64aを半導体装置に分割する工程を例に取り、説明する。
【0060】
この実施の形態では、各装置領域66の配列間隔を、切り出しの際に要する切り代68に等しくしてある。図8(A)には、各装置領域66の位置で、樹脂封止した中間構造64aを切り出したときの断面が示されている。各装置領域66の間は、切り代68の分だけ互いに離れている。図7(C)に示した場合に比べて、切り出されたほとんどの部分が半導体装置として使用可能となるので、無駄が無い。
【0061】
また、図8(B)は、切り出す前の中間構造64aをSiウエハ10側から見た要部平面図である。各装置領域66は、縦方向および横方向にわたり、切り代68(実線により示すカッティングライン)の分だけ互いに離間して配列している。このように、各装置領域66が最小間隔で配列するため、一枚のSiウエハ10から多数の製品が得られる。また、1つのカッティングラインによりその両側の半導体装置の加工が行えるため、加工数が半減する。
【0062】
〔第6の実施の形態〕
次に、図9を参照して、第6の実施の形態の半導体装置の製造方法につき説明する。図9は、第6の実施の形態の製造方法の説明に供する図である。この実施の形態の製造工程は、第4の実施の形態で説明した、中間構造64を樹脂封止する際の方法に関する。この実施の形態では、中間構造64の樹脂封止と共に、内部端子面62aに対向する配線基板62の外部端子面62bに樹脂構造70を形成する。
【0063】
図9(A)は、樹脂封止した中間構造64bを配線基板62の外部端子面62b側から見た平面図である。また、図9(B)は、図9(A)のI−I線の位置における切り口を示す断面図である。但し、図9(B)では、配線基板62の内部端子面62a上に堆積した樹脂34や、内部電極に対しバンプ22により接合されたSiウエハ10の構造を、一体構造の樹脂形成部72として示してある。
【0064】
ここで、樹脂形成部72のような樹脂堆積構造を、配線基板62の片面にだけ形成する場合を考えてみる。樹脂封止工程では、高温の樹脂34を配線基板62の内部端子面62a上に堆積させる。このとき、樹脂34が室温に冷却される際に収縮応力を受ける。すると、この応力により配線基板62が変形し、反りが生じてしまう。このように、配線基板62の片面にだけ樹脂を堆積させると、配線基板62が反ってしまうという問題が生じる。
【0065】
そこで、この実施の形態では、樹脂封止の際に、配線基板62の外部端子面62b側にも樹脂構造70を形成している。これにより、上述の応力を打ち消すことができ、配線基板62に反りが生じなくなる。
【0066】
また、図9に示すように、この例の樹脂構造70は、樹脂封止した領域すなわち樹脂形成部72を囲む枠構造としてある。枠構造は、配線基板62を挟んで樹脂形成部72と対向する位置に、樹脂封止の際に形成される。この枠構造の幅および厚さを適切に設計してあるため、上述の応力に対向する補強効果が得られるのである。
【0067】
〔第7の実施の形態〕
次に、図10を参照して、第7の実施の形態の半導体装置の製造方法につき説明する。図10は、第7の実施の形態の製造方法の説明に供する図である。この実施の形態の製造工程は、第6の実施の形態と同様、第4の実施の形態で説明した、中間構造64を樹脂封止する際の方法に関する。この例では、樹脂構造70aを構成する枠構造が、樹脂封止した領域すなわち樹脂形成部72を格子状に分割する仕切り構造を含んでいる。
【0068】
図10(A)は、樹脂封止した中間構造64cを配線基板62の外部端子面62b側から見た平面図である。また、図10(B)は、図10(A)のI−I線の位置における切り口を示す断面図である。
【0069】
図10に示すように、樹脂構造70aは、図9に示した枠構造の内側に十字形の仕切り構造を有している。これにより、樹脂形成部72が形成された領域は4つに分割されている。このように、仕切り構造を設けることにより、樹脂構造70aが格子状になり補強枠の本数が増加するため、補強効果が大きくなる。尚、仕切り構造は十字形に限らず、他の形状にしても良い。
【0070】
〔第8の実施の形態〕
次に、図11を参照して、第8の実施の形態の半導体装置の製造方法につき説明する。図11は、第8の実施の形態の製造方法の説明に供する図である。この実施の形態の製造工程は、第6および第7の実施の形態と同様、第4の実施の形態で説明した、中間構造64を樹脂封止する際の方法に関する。この例では、樹脂構造70bを構成する枠構造が、樹脂封止した領域すなわち樹脂形成部72より外側の位置に形成される。
【0071】
図11(A)は、樹脂封止した中間構造64dを配線基板62の外部端子面62b側から見た平面図である。また、図11(B)は、図11(A)のI−I線の位置における切り口を示す断面図である。
【0072】
図11に示すように、樹脂構造70bは、樹脂形成部72から外れた位置に形成されている。このように樹脂構造70bを設けることにより、半導体装置として活用できる樹脂形成部72の部分を最大限に確保することができる。
【0073】
〔第9の実施の形態〕
次に、図12を参照して、第9の実施の形態の半導体装置の製造方法につき説明する。図12は、第9の実施の形態の製造方法の説明に供する図である。この実施の形態の製造工程は、第6、第7および第8の実施の形態と同様、第4の実施の形態で説明した、中間構造64を樹脂封止する際の方法に関する。第6、第7および第8の実施の形態では、樹脂封止の際に種々の樹脂構造70を形成する方法につき説明したが、樹脂封止した中間構造64eの製品領域78を半導体装置に分割するに先立ち、樹脂構造70を製品領域78から分離する必要がある。このため、樹脂構造70を構成する枠構造の内側の中間構造64eに切り込み(ノッチ)74および76を形成してある。
【0074】
図12(A)は、樹脂封止した中間構造64eを配線基板62の外部端子面62b側から見た平面図である。また、図12(B)は、図12(A)のI−I線の位置における切り口を示す断面図である。
【0075】
図12に示すように、樹脂構造70の内側の配線基板62に、断面がV字形状の切り込み76を入れてある。この切り込み76は、樹脂構造70の内側に沿って形成してある。また、この切り込み76と対向する樹脂形成部72の位置にも、断面がV字形状の切り込み74を入れてある。このように切り込み74および76を形成するので、樹脂構造70と製品領域78(各装置領域66が含まれる領域)とを、例えばプレス機等を用いて容易に分離することができる。尚、切り込み74および76の断面形状は、例えばU字形状であっても良い。
【0076】
〔第10の実施の形態〕
次に、図13を参照して、第10の実施の形態の半導体装置の製造方法につき説明する。図13は、第10の実施の形態の製造方法の説明に供する図である。この実施の形態の製造工程は、第9の実施の形態と同様、樹脂構造70と製品領域78とを分離するための切り込みに関する。
【0077】
図13(A)は、樹脂封止した中間構造64fを配線基板62の外部端子面62b側から見た平面図である。また、図13(B)は、図13(A)のI−I線の位置における切り口を示す断面図である。
【0078】
図13に示すように、樹脂構造70の内側の配線基板62に、断面がV字形状の切り込み76aを入れてある。この切り込み76aは、樹脂構造70の内側に沿って形成してあり、各切り込み76aを直線的に延在させて配線基板62の端部まで延長させてある。また、この切り込み76aと対向する樹脂形成部72の位置にも、断面がV字形状の切り込み74aを入れてある。
【0079】
このように切り込み74aおよび76aを形成するので、樹脂構造70と製品領域78とを、手作業による比較的小さな機械応力で容易に分離することができる。尚、切り込み74および76の断面形状は、例えばU字形状であっても良い。
【0080】
〔第11の実施の形態〕
次に、図14を参照して、第11の実施の形態の半導体装置の製造方法につき説明する。図14は、第11の実施の形態の製造方法の説明に供する図である。この実施の形態の製造工程は、第9および第10の実施の形態と同様、樹脂構造70bと製品領域78とを分離するための切り込みに関する。
【0081】
図14(A)は、樹脂封止した中間構造64gを配線基板62の外部端子面62b側から見た平面図である。また、図14(B)は、図14(A)のI−I線の位置における切り口を示す断面図である。
【0082】
図14に示すように、樹脂構造70bの内側の配線基板62に、内部端子面62aから外部端子面62bまで貫通する切り込み(スリット)80を入れてある。この切り込み80は、樹脂構造70bを構成する枠の各辺に沿って1本ずつ形成してある。このように切り込み80を形成するので、樹脂構造70bと製品領域78とを、精度良く容易に分離することができる。尚、各辺の切り込み80を複数に分割した形状としても良い。
【0083】
【発明の効果】
この発明の半導体装置の製造方法によれば、配線基板および半導体チップから構成される各予備構造の配線基板側に粘着テープを貼り付け、各予備構造を粘着テープごと一括して搬送する。よって、従来のように個々の予備構造をトレイに移した後、個別に搬送するという工程が省けるので、製造時間の短縮およびコストダウンという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の製造工程を示す図である。
【図2】図1に続く、第1の実施の形態の製造工程を示す図である。
【図3】第2の実施の形態の半導体装置の構成を示す図である。
【図4】第2の実施の形態の製造工程を示す図である。
【図5】第3の実施の形態の製造工程を示す図である。
【図6】第4の実施の形態の半導体装置の構成を示す図である。
【図7】第4の実施の形態の製造工程を示す図である。
【図8】第5の実施の形態の製造方法の説明に供する図である。
【図9】第6の実施の形態の製造方法の説明に供する図である。
【図10】第7の実施の形態の製造方法の説明に供する図である。
【図11】第8の実施の形態の製造方法の説明に供する図である。
【図12】第9の実施の形態の製造方法の説明に供する図である。
【図13】第10の実施の形態の製造方法の説明に供する図である。
【図14】第11の実施の形態の製造方法の説明に供する図である。
【図15】従来の製造工程を示す図である。
【図16】図15に続く、従来の製造工程を示す図である。
【符号の説明】
10:Siウエハ
10a,18a:電気回路面
10b,18b:裏面
12,40:粘着テープ
14:ウエハリング
16:ダイシングブレード
18:Siチップ
20:ボンディングステージ
22:バンプ
24:キャピラリ
26:金線
28,42,62:配線基板
28a,42a,62a:内部端子面
28b,42b,62b:外部端子面
30:ボンディングツール
32:ディスペンスシリンジ
34:樹脂
36:半田ボール
38,44:予備構造
46,46a,64,64a〜64g:中間構造
48,48a:上型
50:下型
52:キャビティ
54:樹脂注入口
56,66:装置領域
58:突起構造
60:凹み
68:切り代
70,70a,70b:樹脂構造
72:樹脂形成部
78:製品領域
74,76,74a,76a,80:切り込み

Claims (8)

  1. 半導体ウエハの電気回路面に設けられた電極上にバンプを形成する工程と、
    前記電気回路面に配線基板の内部端子面を対向させ、該内部端子面に形成された内部電極と前記バンプとを接合する工程と、
    前記半導体ウエハおよび配線基板を含む中間構造の上下から上型と下型とで囲んで押さえ込み、これら上型および下型間のキャビティ部分に樹脂を流し込み、該樹脂を硬化させて、前記中間構造の樹脂封止を行う工程と、
    前記半導体ウエハに画成された個々の半導体チップに対応する装置領域を、前記樹脂封止した中間構造から切り出し、個片化した半導体装置を得る工程と
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記樹脂封止を行う工程は、前記中間構造の側方に前記上型が接して、前記中間構造を囲んで行われる工程であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    各前記装置領域の配列間隔を前記切り出しの際に要する切り代に等しくしてあることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記中間構造の樹脂封止と共に、前記内部端子面に対向する前記配線基板の外部端子面に樹脂構造を形成すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記樹脂構造は、前記樹脂封止した領域を囲む枠構造とすること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 請求項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記枠構造は、前記樹脂封止した領域を格子状に分割する仕切り構造を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記枠構造は、前記樹脂封止した領域より外側の位置に形成すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 請求項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記樹脂封止した中間構造の製品領域を半導体装置に分割するに先立ち、前記樹脂構造を前記製品領域から分離するために、前記中間構造に切り込みを形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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