JP5234073B2 - 車載装置 - Google Patents

車載装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5234073B2
JP5234073B2 JP2010199808A JP2010199808A JP5234073B2 JP 5234073 B2 JP5234073 B2 JP 5234073B2 JP 2010199808 A JP2010199808 A JP 2010199808A JP 2010199808 A JP2010199808 A JP 2010199808A JP 5234073 B2 JP5234073 B2 JP 5234073B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
unit
frequency
vehicle
individual
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010199808A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012058899A (ja
Inventor
晃也 山田
竜太 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2010199808A priority Critical patent/JP5234073B2/ja
Priority to US13/199,626 priority patent/US8954027B2/en
Publication of JP2012058899A publication Critical patent/JP2012058899A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5234073B2 publication Critical patent/JP5234073B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/80Services using short range communication, e.g. near-field communication [NFC], radio-frequency identification [RFID] or low energy communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/18Management of setup rejection or failure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/023Services making use of location information using mutual or relative location information between multiple location based services [LBS] targets or of distance thresholds
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/40Connection management for selective distribution or broadcast

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Description

本発明は、路側装置との間で狭域通信を行う車載装置に関する。
従来、基地局である路側装置と移動局である車載装置との間の狭域通信として、いわゆる同報通信および個別通信が用いられている(特許文献1、2参照)。同報通信は、例えばVICS(Vehicle Information and Communication System:登録商標)などのように路側装置から道路を走行する不特定の複数の車両に対して通信を行うものである。これに対し、個別通信は、例えばETC(Electronic Toll Collection System:登録商標)などのように路側装置から道路を走行する特定の車両に対して通信を行うものである。近年では、これら同報通信および個別通信を同時に実行する混在通信が普及しつつある。
ところで、非特許文献1によると、個別通信を実行する場合、路側装置からのアクティベーションチャネル(ACTC)割付に対し、所定時間が経過しても車載装置からの応答がないとき、再度通信周波数の選定を含む初期接続手順処理を繰り返すことが規定されている。また、非特許文献2によると、同報通信を実行する場合、車載装置で同報通信を受信すると、車載装置は、接続管理タイマ(CTO)を起動し、同報通信を受信するごとにCTOを更新することが規定されている。そして、車載装置は、該当する基地局との通信エリアを離脱して同報通信を受信できなくなった後にCTOがタイムアウトすると、通信エリアを離脱したと判断することが規定されている。さらに、これらの標準規格では、個別通信と同報通信とを含む混在通信の場合、いずれか最初に受信した通信のCTOを優先することが規定されている。
このような標準規格にしたがうと、混在通信の場合、同報通信を先行して実行した後、引き続き個別通信を実行することになる。この場合、路側装置と車載装置との間で送受信のレベルが均衡している安定した通信エリアであれば、混在通信における同報通信と個別送信とが順次開始され、通信に問題が生じることはない。しかしながら、路側装置と車載装置との間で送受信のレベルが乱れた不安定な通信エリアであれば、車載装置は路側装置から受信可能であっても、路側装置へ送信不能な不安定な通信エリアが形成されるおそれがある。図4に示す例のように、路側装置100から送信された電波の反射や干渉によって、安定した通信エリア101よりも路側装置100から遠い位置に不安定な通信エリア102が存在する。通常の走行時であれば、車載装置を搭載した車両103はこの不安定な通信エリア102は短時間で通過し、通信の成立に大きな問題を招くことはない。しかし、例えば渋滞などによってこの不安定な通信エリア102に車両103が所定時間以上滞留すると、路側装置100から送信される同報通信は通信可能であるにも関わらず、個別通信の通信が不可能なため、個別通信についてタイムアウトが発生することになる。その結果、車両103が不安定な通信エリア102を通過した後に安定した通信エリア101に進入しても、既に個別通信についてタイムアウトが発生しており、混在通信における個別通信ができないという問題が生じる。
特許第4296127号公報 特開2010−9280号公報
社団法人電波産業会 ARIB STD−T75 社団法人電波産業会 ARIB STD−T88
そこで、本発明の目的は、路側装置の設定の変更などを必要とすることなく、簡単な構造で混在通信時における個別通信を確実に実施する車載装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、開始通知判断手段は、路側装置が混在通信を実行しているとき、同報通信の同報開始通知から予め設定された設定期間内に個別通信の個別開始通知を受信したか否かを判断する。周波数再選定手段は、この開始通知判断手段において設定期間内に個別開始通知を受信していないと判断されると、周波数選定手段においてあらためて通信周波数を選定する。そのため、同報開始通知から設定期間内に、路側装置から個別開始通知を受信できないとき、再度通信周波数が選定され、個別通信の成立が繰り返される。その結果、通信が不安定なエリアでも、個別通信が成立されるまでタイムアウトが生じない。また、これらの処理は、車側で処理され、路側装置の設定などの変更を招かない。したがって、路側装置の設定の変更などを必要とすることなく、簡単な構造で混在通信時における個別通信を確実に実施することができる。
一実施形態による車載装置を含む路車間狭域通信システムの概略を示すブロック図 一実施形態による車載装置の処理の流れを示す概略図 一実施形態による車載装置と路側装置との間の通信を示す模式図 路側装置が形成する通信エリアを示す模式図
以下、一実施形態による車載装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
一実施形態による車載装置を適用した狭域通信システムの概略を図1に示す。狭域通信システム10は、路側装置11としての基地局である狭域通信路側装置12およびETC路側装置13と、移動局である車載装置14とを備えている。狭域通信路側装置12は、制御部21および狭域通信アンテナ22を有している。狭域通信路側装置12は、無線により例えばVICSのように道路を走行する不特定の車両に対して広く同一の情報を通信する。狭域通信路側装置12の制御部21は、図示しないデータ提供部から提供されたデータを狭域通信アンテナ22から同報通信する。ETC路側装置13は、制御部24および料金所アンテナ25を有している。ETC路側装置13は、道路を走行する特定の車両との間で通信を実行する。ETC路側装置13の制御部24は、無線により車両の車載装置14との間で例えば車両に固有の識別データおよび道路料金の課金データなどをやりとりする。
車載装置14は、図示しない車両に搭載されている。車載装置14は、制御部31、通信部32、電源部33、ICカード制御部34、外部機器接続部35、記憶部36、表示部37、スピーカ38および入力操作部39などを有している。制御部31は、例えばCPU、ROMおよびRAMからなるマイクロコンピュータで構成されている。制御部31は、ROMに記憶されているコンピュータプログラムにしたがって、車載装置14の全体を制御する。通信部32は、アンテナ41を有しており、路側装置11である狭域通信路側装置12およびETC路側装置13との間で通信を行う。電源部33は、例えばバッテリなどの外部の電源42に接続され、車載装置14の各部に供給する電力を制御する。
ICカード制御部34は、ICカードコネクタ43を有している。ICカードコネクタ43には、外部の記録媒体であるICカード44が着脱可能に装着される。ICカード制御部34は、ICカードコネクタ43に装着されたICカード44との間でデータの読み書きを行う。ICカード44は、例えばEPROMなどの不揮発性の記憶媒体からなる記憶部45および制御部46を有している。外部機器接続部35は、ナビゲーション装置47およびイグニッションスイッチ48など車両に搭載されている外部の機器と接続され、ナビゲーション装置47やイグニッションスイッチ48などとデータのやりとりを行う。記憶部45は、制御部31の図示しないROMおよびRAMと一体または別体に構成され、制御部31で用いるデータを記憶する。なお、記憶部45は、ICカード44と併用してもよい。
表示部37は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイを有しており、ナビゲーション装置47で用いる地図画像や制御部31で処理された各種のデータなどを表示する。スピーカ38は、ナビゲーション装置47で用いる音声案内や各種警報音などを発する。入力操作部39は、例えば表示部37と一体のタッチスイッチや表示部37の周囲に設けられた図示しないメカニカルスイッチなどを有している。入力操作部39は、ナビゲーション装置47をはじめとする車載装置14の各部を操作するために必要なユーザの指示を受け付ける。これら車載装置14の構成は、ナビゲーション装置47などの周知の車載装置と共通する構成である。
制御部31は、CPUでコンピュータプログラムを実行することにより、周波数選定部51、通信成立判断部52、リトライ回数判断部53、終了信号受信部54および周波数再選定部55をソフトウェア的に実現している。なお、周波数選定部51、通信成立判断部52、リトライ回数判断部53、終了信号受信部54および周波数再選定部55は、いずれも専用の回路によってハードウェア的に実現してもよい。
周波数選定部51は、狭域通信路側装置12およびETC路側装置13との狭域通信において予め設定されている通信周波数を選定する。通信周波数は、狭域通信路側装置12との間の同報通信およびETC路側装置13との間の個別通信に応じて予め設定されている。この場合、通信周波数は、一つに限らず所定の周波数範囲で複数種類が設定されている。周波数選定部51は、このように複数の通信周波数から予め設定されている規定にしたがって路側装置11との通信に用いる通信周波数を選定する。
通信成立判断部52は、路側装置11が同報通信および個別通信を含む混在通信を実行しているとき、路側装置11との間で通信が成立したか否かを判断する。通信成立判断部52は、通信部32において路側装置11との間でアクティベーションチャネルにおける通信が成立したか否かを判断する。具体的には、路側装置11は、混在通信においてフレームコントロールメッセージチャネル(FCMC)により、同報メッセージデータチャネル(MDC)割付およびアクティベーションチャネル(ACTC)割付を車載装置14へ送信する。これを受信した車載装置14がACTCを路側装置11へ返信することにより、路側装置11と車載装置14とは通信が成立する。通信成立判断部52は、このFCMCによるACTC割付の際のACTC返信が成立したか、または不成立であるかを判断する。
リトライ回数判断部53は、通信成立判断部52においてACTCにおける通信の不成立が予め設定されているリトライ上限回数に到達したか否かを判断する。リトライ回数判断部53は、通信が不成立になるごとにリトライカウンタのカウントを増していく。そして、リトライ回数判断部53は、リトライカウンタのカウンタが予め設定されたリトライ上限回数に到達したか否かを判断する。
また、通信成立判断部52は、路側装置11が混在通信を実行しているとき、混在通信に含まれる個別通信が成立したか否かを判断してもよい。具体的には、個別通信の場合、路側装置11のうちETC路側装置13は、個別通信のFCMCにより、ACTC割付を車載装置14へ送信する。これを受信した車載装置14がACTCを路側装置11であるETC路側装置13へ返信することにより、個別通信を行うETC路側装置13と車載装置14とは通信が成立する。したがって、この場合、通信成立判断部52は、個別通信におけるFCMCによるACTC割付の際のACTC返信が成立したか、または不成立であるかを判断する。
この場合、リトライ回数判断部53は、通信成立判断部52において個別通信の不成立が予め設定されているリトライ上限回数に到達したか否かを判断する。リトライ回数判断部53は、個別通信の通信が不成立になるごとにリトライカウンタのカウントを増していく。そして、リトライ回数判断部53は、リトライカウンタのカウンタが予め設定されたリトライ上限回数に到達したか否かを判断する。
終了信号受信部54は、路側装置11から終了信号を受信する。具体的には、路側装置11が混在通信を実行しているとき、路側装置11と車載装置14との間で個別通信が予め設定された期間を経過しても成立しない場合がある。この場合、路側装置11は、車載装置14に対し、路側装置11からの通信終了を示す終了信号を発信する。終了信号受信部54は、この路側装置11から発信された終了信号を通信部32を経由して受信する。
周波数再選定部55は、通信成立判断部52においてACTCにおける通信の不成立がリトライ上限回数に到達、通信成立判断部52において個別通信の不成立がリトライ上限回数に到達、または終了信号受信部54で終了信号を受信すると、周波数選定部51においてあらためて通信周波数を選定する。すなわち、周波数再選定部55は、予め設定した通信周波数による通信が不成立となり、リトライ上限回数に到達したり、終了信号を受信したりすると、複数の通信周波数を再び設定する。これにより、車載装置14は、周波数再選定部55で設定された新たな通信周波数を利用して路側装置11との間の通信を再び実行する。なお、周波数再選定部55が選定する通信周波数は、先に選定された通信周波数と同一でもよく、異なっていてもよい。
次に、上記の構成による車載装置14の作用について図2に基づいて説明する。なお、図2では、ACTCにおける通信が成立したか否かに基づいて通信の成立を判断する例について説明する。
路側装置11を構成する狭域通信路側装置12およびETC路側装置13は、同報通信および個別通信からなる混在通信を実行している。車載装置14の周波数選定部51は、路側装置11との間で通信を開始するに際して、通信周波数を選定する(S101)。具体的には、周波数選定部51は、複数の通信周波数から予め設定されている規定にしたがって路側装置11との通信に用いる通信周波数を選定する。通信周波数が選定されると、車載装置14の制御部31は、これらの路側装置11を構成する狭域通信路側装置12およびETC路側装置13からFCMCに含まれるACTC割付を受信する(S102)。具体的には、車載装置14は、通信部32において狭域通信路側装置12から同報MDC割付を受信し、ETC路側装置13からACTC割付を受信する。これとともに、制御部31は、CTOを再起動、すなわちCTOをリセットする(S103)。すなわち、制御部31は、路側装置11からFCMCのACTC割付を受信すると、その受信ごとに路側装置11と車載装置14との間の接続時間を管理するための接続管理タイマ(CTO)をリセットする。これにより、制御部31は、路側装置11からFCMCのACTC割付を受信するごとに、路側装置11との間で管理すべき接続時間の開始時期を更新する。
制御部31は、CTOをリセットすると、受信したFCMCのACTC割付が混在通信または個別通信であるか否かを判断する(S104)。混在通信または個別通信でない場合(S104:No)、個別通信のタイムアウトによる個別通信の不成立という問題は生じない。したがって、制御部31は、S104において混在通信または個別通信でないと判断すると(S104:No)、処理を終了する。一方、受信したFCMCのACTC割付が混在通信または個別通信であると判断すると(S104:Yes)、通信成立判断部52は、S102で選定した通信周波数によって路側装置11との通信が成立したか否かを判断する(S105)。
リトライ回数判断部53は、S104において選定した通信周波数で通信が成立しない、すなわち不成立であると判断すると(S105:No)、リトライカウンタのカウントをインクリメントする(S106)。そして、リトライ回数判断部53は、このリトライカウンタのカウントNが予め設定されているリトライ上限回数Nmaxに到達したか否かを判断する(S107)。リトライ回数判断部53でカウントNがリトライ上限回数Nmaxに到達していないと判断すると(S107:No)、制御部31はS102へリターンし、カウントNがリトライ上限回数Nmaxに到達するまでS102以降の処理を繰り返す。
具体的には、図3に示すように路側装置11からは混在通信のFCMCにより同報MDC割付およびACTC割付が車載装置14へ送信されている。車載装置14は、通信周波数を選定した後、路側装置11から混在通信のFCMCにより同報MDC割付およびACTC割付を受信する。車載装置14の制御部31は、同報MDC割付を受信すると、CTOをリセットする。これとともに、車載装置14の制御部31は、通信部32を経由して路側装置11へACTCの送信を試みる。ここで、車載装置14の通信成立判断部52は、路側装置11へのACTCの返信が成立したか否かを判断する。そして、通信成立判断部52においてACTCが不成立である判断されると、リトライ回数判断部53はリトライカウンタのカウントを「+1」すなわちインクリメントする。ここで、リトライ回数判断部53でリトライカウンタのカウントNがリトライ上限回数Nmaxに到達していなければ、制御部31は、路側装置11から混在通信のFCMCによる同報MDC割付およびACTC割付の受信、およびACTCの返信を繰り返す。
このACTC割付の受信に対するACTCの返信は、リトライ回数判断部53においてリトライカウンタのカウントNがリトライ上限回数Nmaxに到達するまで繰り返される。本実施形態の場合、Nmaxは、例えばNmax=128に設定されている。そのため、制御部31は、リトライカウンタのカウントNがリトライ上限回数Nmax=128に到達するまで、設定された通信周波数によるACTC割付の受信およびACTCの返信を繰り返す。
S107においてリトライ回数判断部53はリトライカウンタのカウントNがリトライ上限回数Nmaxに到達したと判断すると(S107:Yes)、周波数再選定部55は周波数選定部51における通信周波数を再選定する(S108)。すなわち、周波数再選定部55は、S101で選定した通信周波数による通信が成立しなかったため、通信周波数を再選定する。周波数再選定部55が選定する周波数は、S101で選定した通信周波数と同一であってもよく、異なっていてもよい。制御部31は、周波数再選定部55において通信周波数が再選定されると、S102へリターンする。これにより、制御部31は、S105において通信が成立するまでS102以降の処理を繰り返す。
制御部31は、S105において通信が成立したと判断すると(S105:Yes)、図2に示す処理を終了し、混在通信による実際の通信に移行する。
以上説明した一実施形態では、通信成立判断部52は、路側装置11が混在通信を実行しているとき、ACTCにおける通信が成立したか否かを判断する。そして、リトライ回数判断部53は、通信成立判断部52でACTCにおける通信の不成立と判断された回数が予め設定されているリトライ上限回数Nmaxに到達したか否かを判断する。周波数再選定部55は、リトライ回数判断部53でリトライの回数、すなわち通信の不成立がリトライ上限回数Nmaxに到達したと判断すると、周波数選定部51においてあらためて通信周波数を選定する。そのため、通信の不成立がリトライ上限回数Nmaxに到達すると、通信周波数が再度選定され、通信が成立するための処理が繰り返される。その結果、通信が不安定なエリアでも、個別通信が成立するまでタイムアウトが生じない。また、これらの処理は、車両側で処理され、路側装置11の設定の変更やハードウェアの更新などを招かない。したがって、路側装置11を変更することなく、簡単な構造で混在通信時における個別通信を確実に実施することができる。
また、一実施形態では、ACTCのリトライカウンタのカウントNがリトライ上限回数Nmaxに到達したか否かを判断するのに代えて、混在通信に含まれる個別通信における通信が成立したか否かを判断してもよい。この個別通信における通信が成立したか否かは、通信成立判断部52およびリトライ回数判断部53において判断される。この場合でも、個別通信における通信の不成立がリトライ上限回数Nmaxに到達すると、通信周波数が再度選定され、通信が成立するための処理が繰り返される。その結果、通信が不安定なエリアでも、個別通信が成立するまでタイムアウトが生じない。また、これらの処理は、車両側で処理され、路側装置11の設定の変更やバードウェアの更新などを招かない。したがって、路側装置11を変更することなく、簡単な構造で混在通信時における個別通信を確実に実施することができる。
さらに、一実施形態では、リトライ回数判断部53におけるリトライカウンタによるカウントに代えて、終了信号受信部54において路側装置11から終了信号を受信すると、周波数再選定部55が通信周波数を再選定する構成としてもよい。この場合、路側装置11と車載装置14との間で個別通信が予め設定された期間を経過しても成立せず、路側装置11から終了信号が送信されると、車載装置14の終了信号受信部54は終了信号を受信する。周波数再選定部55は、終了信号受信部54において終了信号を受信すると、通信周波数をあらためて選定する。これにより、周波数再選定部55において通信周波数が再度選定され、通信を成立するための処理が繰り返される。その結果、通信が不安定なエリアでも、個別通信が成立するまでタイムアウトが生じない。また、これらの処理は、車両側で処理され、路側装置11の設定の変更やハードウェアの更新などを招かない。したがって、路側装置11を変更することなく、簡単な構造で混在通信時における個別通信を確実に実施することができる。
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
上述した実施形態におけるリトライ回数の判断、および終了信号の受信などに代えて、路側装置11の同報通信の開始を通知する同報開始通知と個別通信の開始を通知する個別開始通知との間の期間に基づいて周波数の再選定を行ってもよい。具体的には、車載装置14に開始通知判断部を設ける。開始通知判断部は、通信成立判断部52などと同様に制御部31でコンピュータプログラムを実行することによりソフトウェア的に実現、またはハードウェア的に実現されている。開始通知判断部は、路側装置11が混在通信を実行しているとき、通信部32において路側装置11から同報通信の同報開始通知、すなわちFCMCに含まれる同報MDCを受信すると、通信計測タイマを起動する。そして、開始通知判断部は、通信計測タイマのカウントが予め設定した設定期間に到達するまでに、路側装置11から個別通信の個別開始通知、すなわちMDC DW割付などを受信したか否かを判断する。周波数再選定部55は、開始通知判断部において同報開始通知から設定期間内に個別開始通知を受信していないと判断されると、周波数選定部51においてあらためて通信周波数を選定する。その結果、通信が不安定なエリアでも、個別通信が成立されるまでタイムアウトが生じない。また、これらの処理は、車両側で処理され、路側装置11の設定などの変更を招かない。したがって、路側装置11の設定の変更などを必要とすることなく、簡単な構造で混在通信時における個別通信を確実に実施することができる。
図面中、11は路側装置、14は車載装置、32は通信部(通信手段)、51は周波数選定部(周波数選定手段)、52は通信成立判断部(通信成立判断手段)、53はリトライ回数判断部(リトライ回数判断手段)、54は終了信号受信部(終了信号受信手段)、55は周波数再選定部(周波数再選定手段)を示す。

Claims (1)

  1. 不特定の複数の車両に対して通信を行う同報通信と、前記複数の車両のうち特定の車両に対して通信を行う個別通信と、を含む混在通信を実行する路側装置との間で狭域通信を行う車載装置であって、
    前記路側装置との間で通信を行う通信手段と、
    前記狭域通信に予め設定されている通信周波数を選定する周波数選定手段と、
    前記路側装置が混在通信を実行しているとき、前記通信手段において、前記同報通信の同報開始通知を受信してから予め設定された設定期間内に前記個別通信の個別開始通知を受信したか否かを判断する開始通知判断手段と、
    前記開始通知判断手段において、前記同報開始通知を受信してから前記設定期間内に前記個別開始通知を受信していないと判断したとき、前記周波数選定手段においてあらためて前記通信周波数を選定する周波数再選定手段と、
    を備える車載装置。
JP2010199808A 2010-09-07 2010-09-07 車載装置 Active JP5234073B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010199808A JP5234073B2 (ja) 2010-09-07 2010-09-07 車載装置
US13/199,626 US8954027B2 (en) 2010-09-07 2011-09-06 In-vehicle apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010199808A JP5234073B2 (ja) 2010-09-07 2010-09-07 車載装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012058899A JP2012058899A (ja) 2012-03-22
JP5234073B2 true JP5234073B2 (ja) 2013-07-10

Family

ID=45771074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010199808A Active JP5234073B2 (ja) 2010-09-07 2010-09-07 車載装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8954027B2 (ja)
JP (1) JP5234073B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105519004B (zh) * 2013-10-01 2018-04-13 英特尔公司 用于促进设备之间的混合式通信的方法、装置及系统
US9305194B2 (en) 2014-03-27 2016-04-05 Intel Corporation One-touch input interface
US11432109B2 (en) * 2019-11-27 2022-08-30 Qualcomm Incorporated Positioning of vehicles and pedestrians leveraging ranging signal

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2805565B2 (ja) * 1992-09-21 1998-09-30 エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社 移動局における制御チャネル選択方法
JPH06233349A (ja) 1993-02-05 1994-08-19 Fujitsu Ltd 無線通信装置
JP3211197B2 (ja) * 1995-10-06 2001-09-25 立山科学工業株式会社 無線通信装置
JP3324454B2 (ja) * 1997-07-16 2002-09-17 株式会社デンソー 移動体通信装置
JP2001345750A (ja) * 2000-06-02 2001-12-14 Denso Corp 通信システム、車載装置、路側装置、及び記録媒体
JP3622726B2 (ja) * 2002-01-09 2005-02-23 三菱電機株式会社 高度道路交通システムの狭域通信用車載器
JP2004328611A (ja) * 2003-04-28 2004-11-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 狭域通信における無線通信方法及び無線通信装置ならびに無線通信システム
SG155195A1 (en) * 2004-04-30 2009-09-30 Interdigital Tech Corp Method and apparatus for minimizing redundant enhanced uplink allocation requests
JP4296127B2 (ja) 2004-06-21 2009-07-15 三菱電機株式会社 狭域通信用移動局
WO2007104152A2 (en) * 2006-03-14 2007-09-20 Jamie Hackett Long-range radio frequency receiver-controller module and wireless control system comprising same
JP2009198563A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP5082937B2 (ja) * 2008-03-07 2012-11-28 日本電気株式会社 無線通信方法及びシステム
JP2009278366A (ja) * 2008-05-14 2009-11-26 Mitsubishi Electric Corp 路側装置、路側装置の通信方法および通信プログラム
JP4941414B2 (ja) 2008-06-26 2012-05-30 株式会社デンソー 路車間無線通信システム、路側機及び車載器

Also Published As

Publication number Publication date
US8954027B2 (en) 2015-02-10
US20120058724A1 (en) 2012-03-08
JP2012058899A (ja) 2012-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5230773B2 (ja) 駐車位置管理システム及び駐車位置管理方法
JP2008098931A (ja) 車車間通信方法及び車載用通信装置
CN106470392B (zh) 用于使用蓝牙双模式进行自动蓝牙连接的方法和设备
JP5234073B2 (ja) 車載装置
JP2016038879A (ja) 情報処理システム、端末装置、及びプログラム
CN105491667A (zh) 一种vdc资源请求方法、用户设备和基站
JP2016038880A (ja) 通報システム、情報処理システム、サーバ装置、端末装置、及びプログラム
CN111158943B (zh) 故障诊断方法及装置,存储介质,电子设备
JP2012248939A (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信制御方法及びプログラム
JP7065181B2 (ja) 通信制御装置及び端末装置
JP2016001427A (ja) 車載器
JP6323248B2 (ja) 情報処理システム、端末装置、及びプログラム
JP2017063289A (ja) 無線通信装置
JP2013025512A (ja) 狭域通信車載器
JP6064872B2 (ja) 車載器
JP4084358B2 (ja) 無線通信システム
JP2005257312A (ja) ナビゲーション端末装置およびその通信制御方法
JP2002223187A (ja) 狭域通信用車載装置
JP4399330B2 (ja) 狭域無線通信システム
JP2007116242A (ja) Dsrc車載器
JP2011003140A (ja) 車載器検出装置、およびetc車載器
KR20070013081A (ko) 근거리 통신망을 이용한 텔레매틱스 식별 방법 및 장치
JP6273778B2 (ja) 無線通信システムおよび無線通信装置
JP3896971B2 (ja) 車載無線機
JP3834620B2 (ja) 狭域無線通信方式による路車間通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120321

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130311

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5234073

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250