JP4084358B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport Systems)等に用いられる無線通信方式である狭域通信(DSRC:Dedicated Short Range Communications)に関する技術である。
DSRCは、走行中・停止中の移動体を対象としたシステムであり、路側に設置される基地局がスポット的に提供する(狭域)無線通信エリア(数m〜数十m程度)内で主に車両側に搭載される車載器およびHMIを介して、ユーザが多様なサービスを利用できるシステムである。
現在、DSRCはETCシステムとして実運用されており、ユーザは、ETC専用車載器を車両に取り付け、有料道路の自動料金収受に利用している。今後、DSRCは、交通情報提供サービス、周辺地域情報提供サービス、駐車場利用サービス、コンビニ・ガソリンスタンド等での料金決済、インターネットサービスなどのマルチサービスを提供できる無線通信システムとして期待されている。
このとき、求められるのは、設置スペースやコスト等の面から、マルチサービスに対応可能な「汎用車載器」等の移動端末である。
前記の通り、DSRCシステムは、従来はETC専用車載器を使ったETC(単一)サービス(システム)であった。このため、車載器およびシステム要件は次の通りであった。
搭載アプリケーション:「ETCのみ」(複数のアプリケーションに対応する必要無し)。無線回線:変調方式はASK/1Mbps(1種)、周波数は2波(サーチ、選定必要)。通信エリア:設置場所は、料金所の出入口ゲートであり、ETCレーンのユーザへの通知が必要。
具体的な従来例としては、カーナビゲーションシステムと連携したETC車載器がある(例えば、特許文献1参照。)。
日本国特開2001−134794号公報
この車載器では、ETCレーンに接近すると、自車位置を検出しているカーナビから、接近する料金所情報(ETCレーンの場所)とレーンで使用すべき周波数情報(Ach、Bch/2波何れか)を得る。これにより、HMIでユーザへのETCレーン(通信エリア)への案内(誘導)が可能でかつ、エリア進入前にそのエリアで使用すべき周波数値を無線機に設定するため、高速処理が要求される周波数サーチ用の回路・ソフトウエアが不要(エリア進入時の周波数選定処理(時間)が必要無い)となり、エリア内で、無駄のない通信が可能になっている。
また、これらカーナビが有する料金所情報や周波数情報は、電子地図データにリンクした情報として、地図データとともに記憶されており、情報の更新が容易ではない。
以上の通り、従来では、ETC単一サービスを実現するシステムと専用車載器が提供されている。しかしながら、今後DSRCシステムにマルチアプリケーションを適用した場合、従来技術では対応できない以下の問題がある。
即ち、DSRCシステムにマルチアプリケーションを適用した場合、車載器に搭載されるアプリケーションプログラムが複数になることから、アプリプログラムの輻輳によりCPU負荷が増大するなどリソース不足が想定される。
本発明の課題は、ハードウェア規模の増大を抑えるために、リソースを効率的に使用するための技術を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するため、自己の通信エリア内に位置する移動端末によって受信されることを目的として無線により所定データを配信する基地局を複数包含する無線通信システムであって、前記各基地局の通信エリアに関する通信エリア情報を管理する管理手段と、前記通信エリア情報を前記各基地局から配信させる通信エリア情報提供サーバと、前記各基地局から配信される通信エリア情報を自己の位置に応じて受信する無線通信部を備え、この受信した通信エリア情報に基づいて自己が接近する通信エリアで使用すべきアプリケーションプログラムを起動する移動端末と、を備える構成とした。
本発明によれば、移動端末が接近する通信エリアで使用すべきアプリケーションプログラムのみが自動的に起動されるため、リソースを効率的に使用することが可能となる。
また、上記無線通信システムにおいては、例えば、前記移動端末は、自己が接近する通信エリアに到達する前に前記アプリケーションプログラムを起動する。
このようにすれば、移動端末が接近する通信エリアに到達する前にアプリケーションプログラムを起動することが可能となる。
また、上記無線通信システムにおいては、例えば、前記移動端末は、自己が接近する通信エリアで使用すべき通信パラメータを前記無線通信部に設定する。
このようにすれば、無線回線が多様化(例えば周波数のch増加)したとしても、その選定あるいは指定を適切に行うことが可能となる。
また、上記無線通信システムにおいては、例えば、前記移動端末は、自己が接近する通信エリアに到達する前に前記通信パラメータを設定する。
このようにすれば、移動端末が接近する通信エリアに到達する前に通信パラメータの設定が可能となる。
また、上記無線通信システムにおいては、例えば、前記移動端末は、起動中のアプリケーションを停止する。例えば、移動端末が接近する通信エリアを通過した場合にアプリケーションを停止又は終了する。
このようにすれば、リソースを効率的に使用することが可能となる。
また、上記無線通信システムにおいては、例えば、前記通信エリア情報提供サーバは、少なくとも配信元基地局の通信エリア近傍の通信エリアに関する通信エリア情報を前記各基地局から配信させる。
このようにすれば、ユーザは、現在位置の近隣で利用したいサービスを速やかに利用できる。
また、上記無線通信システムにおいては、例えば、前記通信エリア情報提供サーバは、少なくとも同種サービスを提供する基地局の通信エリアに関する通信エリア情報を前記各基地局から配信させる。
このようにすれば、ユーザは同種サービスを提供する基地局の所在等を把握することが可能となる。
また、上記無線通信システムにおいては、例えば、前記通信エリア情報提供サーバは、少なくともユーザ指定位置に対応する地域内の通信エリアに関する通信エリア情報を前記各基地局から配信させる。
このようにすれば、ユーザは所望の通信エリア情報を取得できる。
また、本発明は移動端末として次のように特定することができる。
自己の通信エリア内に位置する移動端末によって受信されることを目的として無線により所定データを配信する基地局を複数包含する無線通信システムに包含される移動端末であって、前記各基地局から配信される通信エリア情報を自己の位置に応じて受信する無線通信部と、前記無線通信部により受信した通信エリア情報を格納する記憶部と、前記記憶部に格納された通信エリア情報に基づいて自己が接近する通信エリアで使用すべきアプリケーションプログラムを判定する判定部と、前記判定部によって判定されたアプリケーションプログラムを起動するプログラム起動部と、を備える移動端末。
上記移動端末においては、例えば、前記プログラム起動部は、自己が接近する通信エリアに到達する前に前記アプリケーションプログラムを起動する。
上記移動端末においては、例えば、自己が接近する通信エリアで使用すべき通信パラメータを前記無線通信部に設定する設定部をさらに備える。
上記移動端末においては、例えば、前記設定部は、自己が接近する通信エリアに到達する前に前記通信パラメータを設定する。
本発明は通信エリア情報提供サーバとして次のように特定することができる。
自己の通信エリア内に位置する移動端末によって受信されることを目的として無線により所定データを配信する基地局を複数包含する無線通信システムに包含される通信エリア情報提供サーバであって、前記各基地局の通信エリアに関する通信エリア情報を管理する管理手段と、前記通信エリア情報を前記各基地局から配信させる手段と、を備える通信エリア情報提供サーバ。
また、本発明はプログラムの発明やそのプログラムを記録した記録媒体の発明としても特定することができる。
FIG.1は、本発明の実施の形態である無線通信システムの概略システム構成を説明するための図である。
FIG.2は、各基地局の通信エリアの配置例を説明するための図である。
FIG.3は、FIG.2の一部拡大斜視図であり、各基地局及びそれらの通信エリアの配置例を詳細に説明するための図である。
FIG.4は、通信エリア情報の例を説明するための図である。
FIG.5は、ユーザ情報の例を説明するための図である。
FIG.6は、本実施形態である無線通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。
FIG.7は、本実施形態である無線通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態である無線通信システム(マルチアプリケーションDSRCシステムともいう)について図面を参照しながら説明する。
FIG.1は、本発明の実施の形態である無線通信システムの概略システム構成を説明するための図である。FIG.2は、各基地局の通信エリアの配置例を説明するための図である。FIG.3は、FIG.2の一部拡大斜視図であり、各基地局及びそれらの通信エリアの配置例を詳細に説明するための図である。
(無線通信システムの概略システム構成)
FIG.1に示すように、本実施形態の無線通信システムは、複数の基地局(A1〜Al、B1〜Bm、C1〜Cn、D1〜Dp、E1〜Eq)、通信エリア情報提供サーバ100、移動端末200、及び各種情報提供サーバS1〜S5を包含する。
各基地局(A1〜Al、B1〜Bm、C1〜Cn、D1〜Dp、E1〜Eq)は、自己の通信エリア内に位置する移動端末200によって受信されることを目的として所定データ(所定サービスに関するデータや通信エリア情報等)を提供(配信、送信、又は同報送信)するためのものである。
各基地局の通信エリア(A1’〜Al’、B1’〜Bm’、C1’〜Cn’、D1’〜Dp’、E1’〜Eq’)は、DSRCによる無線通信方式によりスポット的に提供される(FIG.2及びFIG.3参照)。以下、通信エリアについてはその対応する基地局を示す符号に’を付して表す。例えば、基地局A1の通信エリアについては通信エリアA1’のように表す。他も同様である。
FIG.2及びFIG.3に示すように、各基地局(A1〜Al、B1〜Bm、C1〜Cn、D1〜Dp、E1〜Eq)は、道路路肩等の路側等に設置される。例えば、基地局A1〜Al、及びB1〜Bmは、道路路肩に設置される。基地局C1〜Cnは、駐車場内に設置される。基地局D1〜Dpは、ガソリンスタンドGS内に設置される。基地局E1〜Eqは、コンビニ駐車スペースに設置される。
FIG.1に示すように、各基地局(A1〜Al、B1〜Bm、C1〜Cn、D1〜Dp、E1〜Eq)には、交通情報提供サーバ等の各種情報提供サーバS1〜S5や通信エリア情報提供サーバ100がインターネット、公衆電話回線網等のネットワーク、又は専用線等の電気通信回線等を介して接続されている。
各基地局(A1〜Al、B1〜Bm、C1〜Cn、D1〜Dp、E1〜Eq)は、それらのネットワーク等を介して各週情報提供サーバS1〜S5から供給される所定サービスに関するデータを配信する。例えば、基地局A1〜Alは、交通情報提供サーバS1から供給される交通情報提供サービス(交通情報に関するデータ等)を提供する。基地局B1〜Bmは、周辺情報提供サーバS2から供給される周辺情報提供サービス(周辺情報に関するデータ等)を提供する。基地局C1〜Cnは、駐車場管理サーバS3から供給される駐車場利用サービス(駐車場に関するデータ等)を提供する。基地局D1〜Dpは、GSサーバS4から供給されるGS利用サービス(GSに関するデータ等)を提供する。基地局E1〜Eqは、コンビニサーバS5から供給されるコンビニエンスストア利用サービス(コンビニエンスストアに関するデータ等)を提供する。
通信エリア情報提供サーバ100は、主として、各基地局(A1〜Al、B1〜Bm、C1〜Cn、D1〜Dp、E1〜Eq)の通信エリアに関する通信エリア情報を、ネットワーク等を介して各基地局(A1〜Al、B1〜Bm、C1〜Cn、D1〜Dp、E1〜Eq)へ供給して各基地局(A1〜Al、B1〜Bm、C1〜Cn、D1〜Dp、E1〜Eq)から配信させるためのものであり、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション等の情報処理端末である。
通信エリア情報提供サーバ100は、各基地局(A1〜Al、B1〜Bm、C1〜Cn、D1〜Dp、E1〜Eq)の通信エリアに関する通信エリア情報(通信エリア固有の最新情報)を各エリア毎に管理・蓄積するための内部又は外部の記憶装置を備えている。
FIG.4は、通信エリア情報の例を説明するための図である。
同図に示すように、通信エリア情報は各エリア(A1’〜Al’、B1’〜Bm’、C1’〜Cn’、D1’〜Dp’、E1’〜Eq’)ごとの通信エリア固有の最新情報である。これらの通信エリア情報は、オペレータ等の手入力又は外部サーバ等の情報処理端末からの自動入力等により、常に最新の情報に更新されるようになっている。なお、最新か否かはエリア情報版数により判別可能である。
通信エリア情報は、基本情報、エリア情報、通信情報、及びアプリケーション情報から構成される。
基本情報には、通信エリア識別情報及びエリア情報版数等の項目がある。通信エリア識別情報には、各基地局の通信エリアを識別するための基地局固有の情報が設定(又は登録)される。エリア情報版数には、その対応する通信エリア情報の新旧を示す情報、例えば、更新日時が設定される。
エリア情報には、稼働状態、設置属性、エリア開始位置、及びエリア終了位置等の項目がある。稼働状態には、その対応する基地局の稼働状況(サービス提供可否等)を示す情報、例えば、稼働、非稼働が設定される。設置属性には、その対応する基地局の設置場所を示す情報、例えば、道路又は施設が設定される。エリア開始位置には、その対応する基地局の通信エリアの開始位置を示す情報、例えば、緯度・経度が設定される。エリア終了位置には、その対応する基地局の通信エリアの終了位置を示す情報、例えば、緯度・経度が設定される。
通信情報には、搬送波周波数情報、変復調方式、及び伝送速度等の項目がある。搬送波周波数情報には、その対応する基地局の搬送波周波数(チャネル)を特定するための情報が設定される。変復調方式には、その対応する基地局から配信されるデータの変復調方式を特定するための情報が設定される。伝送速度には、その対応する基地局から配信されるデータの伝送速度を特定するための情報が設定される。
アプリケーション情報には、交通情報サービス、周辺情報サービス、駐車場利用サービス、GS店舗サービス、及びコンビニ店舗サービス等の項目がある。これらの項目は、その対応する基地局が提供するサービス(所定サービスに関するデータ)を識別するためのものである。例えば、基地局A1に対応する交通情報サービスには「有」が設定されている。これは、基地局A1が交通情報サービスを提供することを示す。一方、基地局B1に対応する交通情報サービスには「無」が設定されている。これは、基地局B1が交通情報サービスを提供しないことを示す。
移動端末200は、各基地局(A1〜Al、B1〜Bm、C1〜Cn、D1〜Dp、E1〜Eq)から配信される所定データ(所定サービスに関するデータや通信エリア情報等)を自己の位置(現在位置)に応じて受信し、その所定データに基づいて各種処理(アプリケーションの起動又は停止等)を行うためのものであり、例えば、車両に搭載された汎用車載器である。
移動端末200は、その全体の動作を司るCPU201、このCPU201にバス等を介して接続された、無線通信部202、記憶部203、制御部204、位置検出部205、入力部206、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)部207、及びメモリ208等を備えている。
無線通信部202は、各基地局との間でデータ通信を行うためのものであり、本実施形態では、ASK・1MbpsとQPSK・4Mbpsに対応可能な無線通信装置を用いている。
記憶部203は、所定のOS(Operating System)やそのOS上で実行される複数のプログラム(各アプリケーションを利用するためのプログラム等)、通信エリア情報(FIG.4参照)、ユーザ情報(FIG.5参照)、及び電子地図情報等を格納するためのものであり、例えば、ハードディスク装置やフラッシュメモリ等の読み書き可能な記憶装置である。なお、地図情報については、移動端末200にカーナビゲーションシステムが搭載されている場合には、そのカーナビゲーションシステムの地図情報を共有することが可能である。
FIG.5は、ユーザ情報の例を説明するための図である。
同図に示すように、ユーザ情報は、利用者情報、アプリケーション情報、及びサービス利用場所検索条件から構成される。これらのユーザ情報は、例えば、入力部206からユーザにより入力される。
利用者情報には、ユーザーを識別するためのユーザーID(識別情報)が設定される。アプリケーション情報には、交通情報サービス、周辺情報サービス、駐車場利用サービス、及びコンビニ店舗サービスの項目がある。これらの項目は、ユーザが利用したいと考えているサービスを識別するためのものである。例えば、駐車場利用サービス及びコンビニ店舗サービスについては「不要」が設定されており、これらのサービスについてはユーザが利用したいとは考えていないことを示す。一方、交通情報サービス、周辺情報サービス、及びGS店舗サービスについては「要」が設定されており、これらのサービスについてはユーザが利用したいと考えていることを示す。
サービス利用場所検索条件には、指定場所位置情報及び検索範囲がある。指定場所位置情報には、現在位置又は指定位置の緯度・経度が設定される。検索範囲には、指定位置からの距離が設定される。
制御処理部204は、主に、FIG.6に示す処理を行うためのものであり、記憶部203から所定プログラムが(メモリ208へ)読み込まれ、CPU201により実行されることによって実現される。
位置検出部205は、移動端末200(又は移動端末200が搭載された車両)の現在位置を検出するためのものであり、例えば、GPS受信機等を含む。
入力部206は、ユーザ情報の入力や変更、その他各種命令又は情報の入力等を行うためものであり、例えば、音声入力を行うための音声認識装置、キーセット等のキー操作による入力装置である。
HMI部207は、通信エリアの所在やエリア情報等を画面、音声で示すためのものであり、例えば、液晶ディスプレイやCRTディスプレイ等の画像表示装置やスピーカ等の音声出力装置等の出力部を含む。
次に、上記構成の無線通信システムの動作について図面を参照しながら説明する。FIG.6は、本実施形態である無線通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。
以下、FIG.2及びFIG.3に示すように、移動端末200を搭載した車両Vが位置P0から位置P1へ移動する場合の動作例について説明する。
以下の説明において、通信エリア情報提供サーバ100は、各基地局(A1〜Al、B1〜Bm、C1〜Cn、D1〜Dp、E1〜Eq)からその基地局(配信元基地局)の通信エリア近傍の通信エリアに関する通信エリア情報を周辺情報として配信させる。例えば、通信エリア情報提供サーバ100は、FIG.3に示す基地局A1からは、その基地局A1(配信元基地局)の通信エリアA1’近傍の通信エリアB1’、C1’、D1’、及びE1’に関する通信エリア情報を周辺情報として配信させる。このような周辺情報配信のために、通信エリア情報提供サーバ100は、配信元基地局(例えば基地局A)の通信エリア(例えば通信エリアA’)とその近傍の通信エリア(例えば通信エリアB1’、C1’、D1’、及びE1’)とが対応付けられたデータを保持している。従って、通信エリア情報提供サーバ100は、各基地局(配信元基地局)の通信エリア近傍の通信エリアを判別することができ、各基地局からその通信エリア近傍の通信エリアに関する通信エリア情報を配信させることが可能となっている。
FIG.3に示すように、位置P0から位置P1へ至る経路上には、基地局A1により通信エリアA1’が提供されている。基地局A1は、上述のように、交通情報提供サービス(交通情報に関するデータ等)と通信エリア情報(周辺情報)とを、その通信エリアA1’内に位置する移動端末200によって受信されることを目的として提供する。また、FIG.5に示すように、移動端末200は、交通情報サービス「要」が設定されているユーザ情報を保持している。
従って、車両Vが位置P0から位置P1へ至る過程において通信エリアA1内に位置した場合には、移動端末200は、交通情報提供サービス(交通情報に関するデータ等)と通信エリア情報(周辺情報)とを受信する。この通信エリア情報(周辺情報)は、基地局A1(配信元基地局)の通信エリアA1’近傍の通信エリアB1’、C1’、D1’、及びE1’に関する通信エリア情報である。これらの受信情報は、自己の記憶部203に格納される。
なお、移動端末200は、通信エリアA1’において受信した通信エリア情報(エリア情報B1’、C1’、D1’、及びE1’)がすでに自己の記憶部203に格納されている場合には、最新の情報に更新して格納する。具体的には、制御部204は、それらの受信した通信エリア情報(エリア識別情報と情報版数)と既に格納している通信エリア情報(エリア識別情報と情報版数)とを比較する。そして、制御部204は、その比較の結果、それらの受信した通信エリア情報が最新であると判定した場合に、それらの受信した通信エリア情報を格納する(例えば上書き)。これにより、多様な通信エリア(基地局)が多数点在しても、また、各所でエリアの増減、サービス内容や稼動状態が随時変更されたとしても、最新の通信エリアの位置とサービス内容をユーザへ通知することが可能となる。この時点で、移動端末200の記憶部203にはFIG.4に示す通信エリア情報が格納されているものとする。
(周辺エリア検索処理)
次に車両Vが通信エリアA1’を通過した後の動作についてFIG.6を参照しながら説明する。以下の処理は、ユーザが利用したいと考えているサービスを提供する周辺エリアを検索し、これをユーザに報知するための処理である。
制御部204は、車両Vが通信エリアA1’を通過すると、記憶部203に格納されているユーザ情報を参照して、ユーザが利用したいと考えているサービスを検索する(S100)。ここでは、そのようなサービスとして、ユーザ情報(アプリケーション情報)のうち「要」が設定されている交通情報サービス、周辺情報サービス、及びGSサービスが検索される(FIG.5参照)(S101:Yes)。
次に、制御部204は、記憶部203に格納されている通信エリア情報(更新後の通信エリア情報を含む)を参照して、S101で検索されたユーザが利用したいと考えているサービス(交通情報サービス、周辺情報サービス、及びGSサービス)を提供する通信エリアを検索する(S102)。ここでは、そのような通信エリアとして、通信エリアA1、Al、B1、Bm、D1、及びDpが検索される(FIG.4参照)(S103:Yes)。
次に、制御部204は、ユーザ情報としてサービス使用場所検索条件が設定されているか否かを判定する(S105)。ここでは、FIG.5に示すように、ユーザ情報としてサービス利用場所検索条件が登録されているため(S105:Yes)、制御部204は、S104で位置検出手段205によって検出された(又は位置検出手段205から読み出した)現在位置とFIG.5に示すサービス利用場所検索条件に基づいて、S102で検索された通信エリアA1、Al、B1、Bm、D1、及びDpのうちそれらの検索条件に該当する通信エリアを再検索(選別)する(S106)。
例えば、制御部204は、ユーザ情報(指定場所位置情報)に現在位置の緯度・経度が設定されている場合には、その現在位置からユーザ情報(検索範囲)に設定されている範囲内に存在する通信エリアを再検索する。ここでは、その結果、通信エリアB1、D1が抽出されたものとする。なお、ユーザ情報中(指定場所位置情報)に指定位置の緯度・経度が設定されている場合には、その指定位置からユーザ情報(検索範囲)に設定されている範囲内に存在する通信エリアが再検索される。
制御部204は、検索条件に該当する通信エリアB1、D1が抽出されると(S107:Yes)、HMI部207によってそれらの抽出された通信エリアB1、D1の場所をユーザに報知するとともに案内する(S108)。例えば、車載スピーカ等からそれらの場所を案内する音声を出力する。又は、液晶ディスプレイ等の表示画面(例えば地図画面)上にそれらの場所を表示する。
この結果、ユーザは近隣にある、周辺情報サービス提供エリアB1とGSサービス提供エリアD1の存在を知ることができ、これらのエリア方向へ向かうことが可能となる。
(アプリケーションプログラムの起動処理等)
次に、上記検索され報知された周辺エリアへ到達する前にそのエリアで使用すべき(必要な)アプリケーションを起動する処理について説明する。
制御部204は、S106で抽出された通信エリアB1、D1のうち、現在位置から最短距離に位置する通信エリアを決定する(S109)。具体的には、現在位置から直線距離で最短距離に位置する方の通信エリアを決定する。又は、現在位置からS106で抽出された通信エリアB1、D1それぞれまでの経路探索を行い、到達距離が短い方の通信エリアを決定する。本実施形態ではいずれの決定方法を取っても、FIG.3等から明らかなように、通信エリアB1が現在位置から最短距離に位置する通信エリアとして決定される。
制御部204は、最短距離に位置する通信エリアB1が決定されると、現在位置とその通信エリアB1(エリア開始位置)との間の距離を演算する(S110)。そして、制御部204は、その通信エリアB1への到達所要時間(残距離/車速等)とy(アプリプログラムの起動所要時間と無線部設定所要時間と速度から予測される時間)とを比較する(S111:No、S104からS111)。
制御部204は、その通信エリアB1への到達所要時間がyを下回った時点で(S111:Yes)、通信エリアB1で使用すべき(必要な)アプリプログラムを起動する(S112)。具体的には、制御部204は、記憶部203に格納されている通信エリア情報を参照して、その通信エリアB1で使用すべきアプリケーションプログラムを判定し、これを起動する。
このアプリケーションプログラム判定及び起動のために、移動端末200は、各通信エリアとその通信エリアで起動すべきアプリケーションプログラムを指定するデータとが対応付けられたデータを保持している。例えば、FIG.5に示す、通信エリア識別情報とアプリケーション情報とが相当する。同図においては、通信エリアB1に対応するアプリケーション情報のうち周辺情報サービスに「有」が設定されている。これは、通信エリアB1で起動すべきアプリケーションプログラムが周辺情報サービスを利用するためのアプリケーションプログラムであることを示す。従って、制御部204は、記憶部203に格納されている通信エリア情報を参照することで、通信エリアB1で起動すべきアプリケーションプログラムが周辺情報サービスを利用するためのアプリケーションプログラムであると判定し、これを起動することが可能となっている。
次に、制御部204は、記憶部203に格納されている通信エリア情報を参照して、その通信エリアB1で使用すべき通信情報(QPSK・4M、CH7)を判定し、これを無線通信部202に対して(通知し)設定する(S113)。
この設定のために、移動端末200は、各通信エリアとその通信エリアで設定すべき通信情報とが対応付けられたデータを保持している。例えば、FIG.5に示す、通信エリア識別情報と通信情報とが相当する。同図においては、通信エリアB1に対応する通信情報としてQPSK・4M、及びCH7が設定されている。これは、通信エリアB1で使用すべき通信情報(即ち無線通信部202に設定すべき通信情報)がQPSK・4M、及びCH7であることを示す。従って、制御部204は、記憶部203に格納されている通信エリア情報を参照することで、通信エリアB1で使用すべき通信情報がQPSK・4M、及びCH7であると判定し、これを無線通信部202に対して設定することが可能となっている。
これにより、移動端末200は、通信エリアB1’に到達する前に、その通信エリアB1’が提供するサービスを利用するための処理(アプリケーションプログラムの起動及び通信情報の設定)を予め行うことが可能となる。また、無線回線が多様化(周波数のch増加)したとしても、その選定あるいは指定を適切に行うことが可能となる。
基地局B1は、上述のように、周辺情報提供サーバS2から供給される周辺情報サービス(周辺情報に関するデータ等)と通信エリア情報提供サーバ100から供給される通信エリア情報(周辺情報)とを、その通信エリアB1’内に位置する移動端末200によって受信されることを目的として提供(配信)する。また、FIG.5に示すように、移動端末200は、周辺情報サービス「要」が設定されているユーザ情報を保持している。
従って、車両Vが通信エリアB1内に位置すると(進入すると)(S114:Yes)、移動端末200は、基地局B1から提供される受信信号(周辺情報サービス(周辺情報に関するデータ等)と通信エリア情報(周辺情報))を速やかに受信する(S115)。これらの受信情報は、自己の記憶部203に格納される。これにより、移動端末200においては、先ほど起動したアプリケーションプログラムによる周辺情報サービスの利用が可能となる。
なお、移動端末200は、通信エリアB1’において受信した通信エリア情報がすでに自己の記憶部203に格納されている場合には、最新の情報に更新して格納する。具体的には、制御部204は、それらの受信した通信エリア情報(エリア識別情報と情報版数)と既に格納している通信エリア情報(エリア識別情報と情報版数)とを比較し、それらの受信した通信エリア情報が最新か否かを判定する(S116)。そして、制御部204は、その比較の結果、それらの受信した通信エリア情報が最新であると判定した場合に、それらの受信した通信エリア情報を格納する(例えば上書き)(S117)。
(アプリケーションプログラムの終了処理)
次に、先ほど起動したアプリケーションプログラムを終了(停止)する処理について説明する。
制御部204は、位置検出部205によって逐次検出される現在位置と通信エリアB1’のエリア終了位置とを比較する(S118)。そして、制御部204は、その比較の結果、車両Vが通信エリアB1’を通過したと判定した場合には(S118:Yes)、先ほど起動したアプリケーションプログラム(即ち通信エリアB1’で周辺情報サービスを利用するためのアプリケーションプログラム)を停止する(S119)。例えば、そのアプリケーションプログラムが読み込まれたメモリ208上の領域を開放する。一方、制御部204は、その比較の結果、車両Vが通信エリアB1’を通過していないと判定し(S118:No)、かつ、サービス利用終了と判定しない場合(S120:No)には、上記S115からS118の処理を繰り返す。そして、制御部204は、車両Vが通信エリアB1’を通過していないと判定し(S118:No)、かつ、サービス利用終了と判定した場合(S120:Yes)には、先ほど起動したアプリケーションプログラム(即ち通信エリアB1’で周辺情報サービスを利用するためのアプリケーションプログラム)を停止する(S119)。例えば、そのアプリケーションプログラムが読み込まれたメモリ208上の領域を開放する。
以上説明したように、本実施形態における無線通信システムによれば、通信エリアに到達前にその通信エリアで実行すべきアプリケーションを起動することができ、しかも、その通信エリアを通過すると(即ち次の通信エリアに到達前に)先ほど起動したアプリケーションを停止することが可能となる。従って、通信エリアに到達するごとに逐次アプリケーションが累積的に起動されて、これによりメモリ領域が浸食されることを防止できる。よって、本実施形態における無線通信システムを、より少ない容量のメモリを移動端末に実装することで実現することが可能である。
(変形例)
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態においては、通信エリア情報提供サーバ100は、各基地局(A1〜Al、B1〜Bm、C1〜Cn、D1〜Dp、E1〜Eq)からその基地局(配信元基地局)の通信エリア近傍の通信エリアに関する通信エリア情報を配信させるように説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、通信エリア情報提供サーバ100は、各基地局(A1〜Al、B1〜Bm、C1〜Cn、D1〜Dp、E1〜Eq)から同種サービスを提供する他の基地局の通信エリアに関する通信エリア情報を配信させてもよい。例えば、通信エリア情報提供サーバ100は、FIG.3に示す基地局A1から同種サービスを提供する他の基地局(A2、A3、・・・Al)の通信エリア(A2’、A3’、・・・Al’)に関する通信エリア情報を配信させてもよい。このような配信のために、通信エリア情報提供サーバ100は、配信元基地局(例えば基地局A)と同種サービスを提供するたの基地局の通信エリア(例えばA2、A3、・・・Al)とが対応付けられたデータを保持させる。このようにすれば、上記配信が可能である。他の処理は、FIG.6を参照しながら説明したS100からS120と同様であるので、その説明を省略する。
また、上記実施形態においては、通信エリア情報提供サーバ100は、各基地局(A1〜Al、B1〜Bm、C1〜Cn、D1〜Dp、E1〜Eq)からその基地局(配信元基地局)の通信エリア近傍の通信エリアに関する通信エリア情報を自動的に(ユーザ等からの要求有無にかかわらず)配信させるように説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、通信エリア情報提供サーバ100は、移動端末200から要求された通信エリアに関する通信エリア情報を基地局から提供するようにしてもよい。具体的には、次のようにする。例えば、FIG.7に示すように、移動端末200にその入力部206から通信エリア情報更新要求(リクエスト)を入力させ、基地局を介して通信エリア提供サーバ100へ送信する。通信エリア情報更新要求としては、ユーザーが利用したいと考えているサービスを指定する利用サービス情報、現在位置(又はユーザー指定位置)、及び現在位置(又はユーザ指定位置)からの検索範囲(例えば距離)がある。通信エリア情報提供サーバ100は、通信エリア情報更新要求を受信した場合に(S200)、自己の通信エリア情報からその要求に合致する通信エリア情報(例えばユーザ指定位置に対応する地域内の通信エリアに関する通信エリア情報)を検索し(S201)、これを要求元の移動端末200に対して基地局を介して提供する(S202)。他の処理は、FIG.6を参照しながら説明したS100からS120と同様であるので、その説明を省略する。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。このため、上記の実施形態は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。
以上説明したように、本発明によれば、リソースを効率的に使用することが可能となる。また、ユーザは、汎用車載器等の移動端末を使い、多様化・点在化する通信エリアの中から、利用したいサービスを提供するエリアを速やかに探し、サービスを利用することができる。さらに、利便性の高い、DSRCマルチアプリケーションシステムを実現することが可能である。

Claims (7)

  1. 複数の通信エリア及び各通信エリアに関連するアプリケーション情報を少なくとも含む通信エリア情報を配する複数の基地局と
    前記各基地局から配信される通信エリア情報を受信する通信部と、
    アプリケーションプログラムを記憶する記憶部と、
    少なくともユーザが使用したいアプリケーション情報を記憶するユーザ情報記憶部と、
    現在位置を検出する位置検出部と、
    前記通信部で受信した通信エリア情報中の複数の通信エリアのうち、前記ユーザ情報記憶部に記憶したアプリケーション情報と一致するアプリケーション情報と関連する通信エリアが前記位置検出部で検出した現在位置と関わる所定の条件に合致するかを判定する判定部と、
    前記判定部で合致すると判定した通信エリア情報のアプリケーション情報に基づき、前記記憶部に記憶した、該アプリケーション情報に該当するアプリケーションプログラムを起動するプログラム起動部と、
    を備える移動端末と、
    を備える無線通信システム。
  2. 前記移動端末の前記プログラム起動部は、前記位置検出部で検出した現在位置から前記通信エリア情報に含まれる通信エリアへの到達所要予測時間が所定の時間を下回ったときに、該通信エリア情報のアプリケーション情報に基づき、前記記憶手段に記憶した、該アプリケーション情報に該当するアプリケーションプログラムを起動する請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記基地局は、複数の通信エリア、各通信エリアに関連するアプリケーション情報に、更に、各通信エリアに関連する通信情報を少なくとも含む通信エリア情報を配信し、
    前記移動端末は、前記判定部で合致すると判定した通信エリア情報の通信情報を前記通信部に設定する通信パラメタ設定部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記移動端末は、前記位置検出部で検出した現在位置が通信エリア外となった通信エリア情報のアプリケーション情報に該当する、前記プログラム起動部で起動したアプリケーションプログラムを停止する停止部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  5. 前記基地局は、少なくとも基地局の通信エリア近傍の通信エリアに関する通信エリア情報を配信し、
    前記移動端末は、前記通信部で受信した通信エリア情報を記憶する通信エリア情報記憶部を更に備え、
    前記移動端末の判定部は、前記通信部で受信し、前記通信エリア情報記憶部に記憶した通信エリア情報中の複数の通信エリアのうち、前記ユーザ情報記憶部に記憶したアプリケーション情報と一致するアプリケーション情報と関連する通信エリアが前記位置検出部で検出した現在位置と関わる所定の条件に合致するかを判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  6. 複数の通信エリア及び各通信エリアに関連するアプリケーション情報を少なくとも含む通信エリア情報を配信する基地局から配信される通信エリア情報を受信する通信部と、
    アプリケーションプログラムを記憶する記憶部と、
    少なくともユーザが使用したいアプリケーション情報を記憶するユーザ情報記憶部と、
    現在位置を検出する位置検出部と、
    前記通信部で受信した通信エリア情報中の複数の通信エリアのうち、前記ユーザ情報記憶部に記憶したアプリケーション情報と一致するアプリケーション情報と関連する通信エリアが前記位置検出部で検出した現在位置と関わる所定の条件に合致するかを判定する判定部と、
    前記判定部で合致すると判定した通信エリア情報のアプリケーション情報に基づき、前記記憶手段に記憶した、該アプリケーション情報に該当するアプリケーションプログラムを起動するプログラム起動部と、
    を備える移動端末。
  7. 複数の通信エリア及び各通信エリアに関連するアプリケーション情報を少なくとも含む通信エリア情報を配信する基地局から配信される該通信エリア情報を通信部を介して受信するステップと、
    前記受信ステップで受信した通信エリア情報中の複数の通信エリアのうち、少なくともユーザが使用したいアプリケーション情報を記憶するユーザ情報記憶部に記憶したアプリケーション情報と一致するアプリケーション情報と関連する通信エリアが現在位置を検出する位置検出部により検出された現在位置と関わる所定の条件に合致するかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで合致すると判定した通信エリア情報のアプリケーション情報に基づき、サービスを利用するためのアプリケーションプログラムを記憶する記憶部に記憶した、該アプリケーション情報に該当するアプリケーションプログラムを起動するプログラム起動ステップと、
    を実行させる移動端末プログラム。
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