JP5233691B2 - 車両の制御装置及び制御方法 - Google Patents
車両の制御装置及び制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5233691B2 JP5233691B2 JP2009006390A JP2009006390A JP5233691B2 JP 5233691 B2 JP5233691 B2 JP 5233691B2 JP 2009006390 A JP2009006390 A JP 2009006390A JP 2009006390 A JP2009006390 A JP 2009006390A JP 5233691 B2 JP5233691 B2 JP 5233691B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acceleration
- vehicle acceleration
- drive motor
- engine
- torque
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
Description
まず、「加速の立ち上がりの応答性」が高ければ、アクセルペダルの踏み込み操作に即応するように車両が加速するため、運転者は気持ちのよい加速感を得ることができる。
さらに、「加速の立ち下がりの持続性」が安定している場合には、アクセルペダルの踏み込み状態で長期間にわたり大きな加速度が得られるため、運転者は長期間気持ちのよい加速感を得ることができる。
このため、これら三点の判断基準を高めることで、運転者に気持ちのよい加速感を与えることができる。
詳しくは、加速度が加速ピークを越えた後の立ち下がりの際の加速度の落ち込みはトルク感を損なうが、立ち下がりの際の加速度の落ち込みの原因となるエンジン出力を駆動モータでトルクアシストするため、急激な落ち込みのないリニアーな加速度波形を演出できる。
したがって、加速ピーク後の加速度が長期間にわたって変化するため、運転者は長期間気持ちのよい加速感を得ることができる。
具体的には、スリップ量が大きいときには、流体伝動装置のトルク増倍作用が大きくなるが、スリップ量が小さいときには、流体伝動装置のトルク増倍作用が小さくなるので、流体伝動装置のスリップ量が小さいときは、駆動モータのゲインを流体伝動装置のスリップ量が大きいときに比べて大きくすることで、オーバーシュートなど無く、目標車両加速度に実車両加速度をよりスムーズに近づけることが可能になる。
なお、上記流体伝動装置は、トルクコンバータであることを含む。
詳しくは、加速ピーク以前である加速前半の実車両加速度データの履歴によって、立ち下がり勾配がそれぞれ所定の比率で変化するような目標車両加速度を設定することができる。
詳しくは、加速度が加速ピークを越えた後の立ち下がりの際の加速度の落ち込みはトルク感を損なうが、立ち下がりの際の加速度の落ち込みの原因となるエンジン出力を駆動モータでトルクアシストするため、急激な落ち込みのないリニアーな加速度波形を演出できる。
したがって、加速ピーク後の加速度が長期間にわたって変化するため、運転者は長期間気持ちのよい加速感を得ることができる。
具体的には、スリップ量が大きいときには、流体伝動装置のトルク増倍作用が大きくなるが、スリップ量が小さいときには、流体伝動装置のトルク増倍作用が小さくなるので、流体伝動装置のスリップ量が小さいときは、駆動モータのゲインを流体伝動装置のスリップ量が大きいときに比べて大きくすることで、オーバーシュートなど無く、目標車両加速度に実車両加速度をよりスムーズに近づけることが可能になる。
なお、上記流体伝動装置は、トルクコンバータであることを含む。
図1は本発明を採用したハイブリッド車両1の全体構成図を示し、図2はハイブリッド車両1のパワートレインPT及び制御装置の全体ブロック図を示している。
具体的には、運転者が所定値以上にアクセルペダルを踏込んでいるかを判断する。この時、アクセルペダルの開度は、中開度(パーシャル開度)でほぼ一定の状態であることが求められる。これは、アクセルペダルの全開時やアクセルペダルの開度変動時では、立ち下がり時の加速制御を安定的に行なうことができないからである。
一方、アクセルペダルの踏込みを検出した場合(ステップS2:Yes)に、ECU20は車両Gセンサ32の検出結果に基づいてハイブリッド車両1の実車両加速度Gfを獲得する(ステップS3)。すなわち、アクセルペダルが踏込まれた際には、エレキスロットルのスロットル開度が開放されて、エンジン出力が高まるため、このエンジン出力の高まりによって、加速前半で立ち上がる実車両加速度Gfの検出値を獲得する。
この実車両加速度Gfの検出値を蓄積することで、実際に車両の生じた実車両加速度Gfの履歴を持つことができる。このため、加速前半で、実際にハイブリッド車両1の加速度Gが、どのような立ち上がり方をしたか判別できる。
具体的には、実車両加速度Gfの増加が少なくなり、実車両加速度Gfの値が変化しない、または減少する場合には、その実車両加速度Gfがピーク値であり、その時点を加速度Gの加速ピークP(図4のP参照)と判断する。
詳しくは、ECU20は車両Gセンサ32での検出値による実車両加速度Gfと目標車両加速度Gtとの差分ERRを算出する(ステップS7)。なお、一般的なエンジンは、加速後半にエンジントルクが低下するため、図4中一点鎖線の実車両加速度Gf’で示すように目標車両加速度Gtより低くなる。
したがって、加速度が長期間にわたって変化するため、運転者は長期間気持ちのよい加速感を得ることができる。
詳しくは、実車両加速度Gf’’(図4中破線で表示)で示すように、駆動モータ17を備えない一般車両においてエンジンのみをフィードバック制御した際の加速度制御の場合、ECU20からのエンジン出力アップ指令に対するエンジンの出力トルク向上の応答性が駆動モータ17と比べて低く、タイムラグが生じるため、実車両加速度Gf’’が目標車両加速度Gtと大きく異なり、特には、目標車両加速度Gtを越えたりし、運転者にとって心地よい加速感を提供できない。
具体的には、スリップ量が大きいときには、トルクコンバータ13aのトルク増倍作用が大きくなるが、スリップ量が小さいときには、トルクコンバータ13aのトルク増倍作用が小さくなるので、トルクコンバータ13aのスリップ量が小さいときは、駆動モータ17のゲインをトルクコンバータ13aのスリップ量が大きい時に比べて大きくすることで、オーバーシュートなど無く、目標車両加速度Gtに実車両加速度Gfをよりスムーズに近づけることが可能になる。
したがって、運転者に与える加速感をより高めることができる。
この発明の車両は、ハイブリッド車両1に対応し、
以下、同様に、
トルクコンバータおよび流体伝動装置は、トルクコンバータ13aに対応し、
変速機は、自動変速機13に対応し、
車両加速度は、加速度Gに対応し、
目標車両加速度設定手段は、ステップS6を実行するECU20に対応し、
エンジン出力制御手段は、ステップS9を実行するECU20に対応し、
駆動モータ制御手段は、ステップS8を実行するECU20に対応し、
実車両加速度履歴獲得手段は、ステップS3を実行するECU20に対応するも、
この発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、あらゆる車両の制御装置及び制御方法に適用する実施形態を含むものである。
11…エンジン
13…自動変速機
13a…トルクコンバータ
17…駆動モータ
G…加速度
Gf…実車両加速度
Gt…目標車両加速度
Claims (3)
- アクセル踏込操作に対して独立にエンジン出力を制御可能なエンジンと、該エンジンをトルクアシストする駆動モータと、トルクコンバータを有する変速機とを備えた車両の制御装置であって、
発進あるいは加速の際のアクセル踏込操作による車両加速度の立ち上がりを経由した後における時系列の目標車両加速度を設定する目標車両加速度設定手段と、
実車両加速度が上記目標車両加速度に追従するようエンジン出力を制御するエンジン出力制御手段と、
上記目標車両加速度と上記実車両加速度とに差があるときにトルクアシストする駆動モータを制御する駆動モータ制御手段と、
流体伝動装置とを備え、
該流体伝動装置のスリップ量に応じて、上記駆動モータのゲインを変更する
車両の制御装置。 - 前記車両加速度の立ち上がりの実車両加速度履歴を獲得する実車両加速度履歴獲得手段を備え、
上記目標車両加速度を、上記実車両加速度履歴に応じて設定する
請求項1に記載の車両の制御装置。 - アクセル踏込操作に対して独立にエンジン出力を制御可能なエンジンと、該エンジンをトルクアシストする駆動モータと、トルクコンバータを有する変速機とを備えた車両の制御方法であって、
発進あるいは加速の際のアクセル踏込操作による車両加速度の立ち上がりを経由した後における時系列の目標車両加速度を設定する工程と、
実車両加速度が上記目標車両加速度に追従するようエンジン出力を制御する工程と、
上記目標車両加速度と上記実車両加速度とに差があるときにトルクアシストする駆動モータを制御する工程とを備え、
さらに、流体伝動装置を備え、
該流体伝動装置のスリップ量に応じて、上記駆動モータのゲインを変更する
車両の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009006390A JP5233691B2 (ja) | 2009-01-15 | 2009-01-15 | 車両の制御装置及び制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009006390A JP5233691B2 (ja) | 2009-01-15 | 2009-01-15 | 車両の制御装置及び制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010163020A JP2010163020A (ja) | 2010-07-29 |
JP5233691B2 true JP5233691B2 (ja) | 2013-07-10 |
Family
ID=42579551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009006390A Active JP5233691B2 (ja) | 2009-01-15 | 2009-01-15 | 車両の制御装置及び制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5233691B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6188637B2 (ja) * | 2014-06-09 | 2017-08-30 | 株式会社豊田中央研究所 | 駆動力制御装置及び自動車 |
JP6409363B2 (ja) * | 2014-06-26 | 2018-10-24 | 日産自動車株式会社 | ハイブリッド車両の制御装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001355477A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-26 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の駆動力制御装置 |
JP3846399B2 (ja) * | 2002-10-22 | 2006-11-15 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置および制御方法 |
-
2009
- 2009-01-15 JP JP2009006390A patent/JP5233691B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010163020A (ja) | 2010-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3854626B1 (en) | Electric vehicle | |
US20110106353A1 (en) | Method and device for operating a vehicle having a hybrid drive | |
JP5367682B2 (ja) | 車両の動力伝達制御装置 | |
JP5233697B2 (ja) | 車両の制御装置及び制御方法 | |
US20150149010A1 (en) | Engine start control device and engine start control method for hybrid electric vehicle | |
JP5059247B2 (ja) | 変速制御装置、ハイブリッド自動車、および変速制御方法、並びにプログラム | |
KR20140145197A (ko) | 하이브리드 차량의 제어 장치 | |
US20220041063A1 (en) | Electric vehicle | |
US11794718B2 (en) | Electric vehicle | |
JP5245515B2 (ja) | 車両の制御装置及び制御方法 | |
JP5233691B2 (ja) | 車両の制御装置及び制御方法 | |
JP2020100349A (ja) | 車両の制御装置 | |
CN114228506A (zh) | 在电动车辆中使用控制器产生虚拟内燃机振动的方法 | |
JP7413957B2 (ja) | 電動車両の制御装置 | |
JP2009166685A (ja) | パワーステアリング制御装置 | |
KR102529518B1 (ko) | 친환경자동차의 구동 토크 지령 생성 장치 및 방법 | |
JP2009185738A (ja) | 車両制御装置および車両制御方法 | |
JP2007170316A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP5157620B2 (ja) | 車両の制御装置及び制御方法 | |
JP4326925B2 (ja) | 自動車の駆動制御装置 | |
JP5924242B2 (ja) | アイドルストップ制御装置及びアイドルストップ制御方法 | |
JP5549291B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
JP5176980B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
JP5035222B2 (ja) | 自動変速機の制御装置および制御方法 | |
JP5458982B2 (ja) | 車両の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121025 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130311 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405 Year of fee payment: 3 |