JP5232758B2 - キャビネット - Google Patents

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本発明は、電気機器などを収納することができるキャビネットに関する。
従来より、AV(オーディオヴィジュアル)機器、ゲーム機、テレビなどの電気機器を収納することができるキャビネットとして、配線が外側から見えないように体裁よく配線を配設することができるものが知られている。
例えば下記特許文献1には、背板の前面側にテレビを取り付けるためのテレビ取付用パネルを有したテレビ設置用スペースと、このテレビ設置用スペースの下部にAV機器収納部とを備えた壁面収納ユニットが開示されている。ここには、AV機器収納部の天板の後方に配線を挿通させるための切り欠きが設けられており、前記テレビ取付用パネルが前記切り欠きよりも前方に配設されたものが記載されている。
特開2006−41917号公報
しかしながら上記特許文献1に開示されているキャビネットは、独立したユニットとして構成されているので、配線を挿通させるためにその天板に形成された切り欠きが小さく、また配線空間がテレビ取付用パネルと背板との間に設けられる角材の厚み分しか設けられていない。そのため、配線作業がしにくく、AV機器収納部に収納されている電気機器が発する熱の放熱性がよいものといえなかった。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、配線作業がしやすく放熱性がよいキャビネットを提供することを目的とする。
本発明に係るキャビネットは、対向する一対の側板に少なくとも上下2枚の仕切り部材が配置されたキャビネットであって、下側の仕切り部材の奥行き寸法が、上側の仕切り部材の奥行き寸法より短く、前記下側の仕切り部材の奥側端部から前記上側の仕切り部材の下面に向けて背板が立設されて、該背板の後方に配線空間が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、背板の後方に広い配線空間を確保しやすくなるので、配線作業がしやすい。またこの配線空間が放熱空間にもなるので、この配線空間にテレビやAV機器などの電気機器が発する熱を放熱させることができ、放熱性をよくすることができる。
本発明において、背板は、前記一対の側板によって支持されているものとしてもよい。
この場合は例えば背板に大画面テレビなどの重い機器を固定しても、背板が一対の側板で支持されているので、奥行きの短い下側仕切り部材に負担がかかることがない。
また本発明において、下側の仕切り部材の奥行き寸法が、前記上側の仕切り部材の奥行き寸法の略半分であるものとしてもよい。
この場合は上側の仕切り部材の奥行き方向の中間位置に背板が配置されることになる。よって例えば上側仕切り部材の上に重い機器が置かれた場合でも前後いずれかの方向に傾くことがなく重量バランスがよいものとすることができる。
さらに本発明において、上側の仕切り部材は、配線を挿通させる配線開口部を有するものとしてもよい。
この場合は、例えば上側の仕切り部材の上方へ配線開口部を通じて配線を導引することができる。
本発明に係るキャビネットによれば、配線作業がしやすく放熱性をよくすることができる。
本発明に係るキャビネットの一実施形態を示す概略断面図である。 図1におけるX−X線矢視断面図である。 同キャビネットの全体斜視図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明のキャビネット1の一実施形態を示すものである。
本実施形態のキャビネット1は、複数のユニットキャビネットを組み合わせてひとつのキャビネットを構成しており、図1には上部収納部2と、テレビ収納部3と、下部収納部4とよりなる縦長矩形状の3段のキャビネット(ミドルユニット)1を示している。図中、80はテレビ8の配線を示し、配線80はテレビ8に電圧を供給するための配線だけでなく、電気機器9に接続される配線も含む。90は電気機器9が電圧の供給を受けるためにコンセント12に接続される配線を示している。
キャビネット1は、対向する一対の側板31(図3参照)に少なくとも上下2枚の仕切り部材が配置され、下側の仕切り部材(以下、下部収納部4の天板40)の奥行き寸法が、上側の仕切り部材(以下、テレビ収納部3の天板30)の奥行き寸法より短く、下部収納部4の天板40の奥側端部40aからテレビ収納部3の天板30の下面30aに向けて背板32が立設されて、この背板32の後方に配線空間6が形成されている。
まずは上段に設けられた上部収納部2について説明する。上部収納部2は、天板20と、一対の側板21と、地板22と、背板23とよりなる前面開口の箱体からなり、前面開口は、開閉自在に構成された前板24で塞がれている。
上部収納部2は、棚板25と仕切板26とによって複数の収納空間に仕切られており、DVDデッキやゲーム機などの電気機器9や小物などを収納することができる。テレビ収納部3に近い下段の中央にある収納空間は棚板29によってさらに2つの収納空間に仕切られ、その上段に電気機器9が収納されている。
下段中央の収納空間を上下に仕切る棚板29の奥行き寸法は、好ましくは側板21、天板20及び地板22の奥行き寸法より短く形成し、この棚板29の奥方に配線90を這わせることができる配線空間29aが形成されているものとしてもよい。
図2に示すように上部収納部2の背板23には、壁面11に設けられたコンセント12に対応する位置にコンセント開口部27が形成されており、このコンセント開口部27は、コンセント12が露出するようにコンセント12の形状に合わせて形成されている。
上部収納部2の地板22にはテレビ8や電気機器9の配線80,90を挿通させる配線開口部28が開口形成されており、この配線開口部28は、テレビ収納部3の天板30に形成された配線開口部33と連通するように形成されている。
また配線開口部28には、好ましくは図2に示すように配線キャップ28aを嵌め入れ、この配線キャップ28aに配線挿通口28bを切り欠き形成したものとしてもよい。
次に中段に設けられたテレビ収納部3について説明する。
テレビ収納部3は、天板30と、一対の側板31と、背板32とよりなる前面開口の枠体からなり、下部収納部4の天板40の上に載置されるように設けられる。なお、ここでは図示していないが、天板30及び一対の側板31の前側端部には樹脂材又は金属材などからなる装飾枠が嵌め入れられる。
テレビ収納部3の枠体が載置される下部収納部4の天板40の奥行き寸法は、テレビ収納部3の天板30の奥行き寸法より短く形成されている。図では下部収納部4の天板40の奥行き寸法がテレビ収納部3の天板30における奥行き寸法の略半分とした場合を示している。また、下部収納部4の天板40の前側端部は、天板30の前側端部や側板31の前側端部と同じ位置に設けられる場合を示すが、これらより下部収納部4の天板40の前側端部が前方に突出してもいてもよい。
背板32は、下部収納部4の天板40の奥側端部40aからテレビ収納部3の天板30の下面30aに向けて略垂直に立設されている。
そして、このように背板32を配置することにより、テレビ収納部3の背板32の後方には配線空間6が形成される。また下部収納部4の天板40がキャビネット1の奥行き寸法より短く形成されているので、下部収納部4の天板40の後方には配線空間6と、この配線空間6と連通する連通空間7が形成される。
背板32の前面には、テレビ8(図1・2点鎖線参照)が専用取付具8aで取り付けられ、背板32は対向する一対の側板31によって支持されている。背板32の中央には図3に示すようにテレビ8の配線80を挿通させるための背板配線開口部34が平面視して方形状に形成されている。
上述したように下部収納部4の天板40の奥行き寸法は、上部収納部2の地板22及びテレビ収納部3の天板30の奥行き寸法の略半分に形成されているので、背板32を挟んで前方半分はテレビ8の収納スペース、後方半分は配線空間6となる。また連通空間7はこの配線空間6と連通して形成されているため、下部収納部4の上方半分は開口した状態となっている。
このように背板32を挟んで後方半分を配線空間6とすることができるので、配線空間6としては十分なスペースを確保することができる。よって、テレビ8の配線80を背板配線開口部34を通じて上部収納部2へ引き込んだり、下部収納部4へと引き込む作業などがしやすくなる。
またこの配線空間6や連通空間7が放熱空間になり、テレビ8や電気機器9が発する熱を効果的に配線空間6や連通空間7へ逃がすことができるので、放熱性のよいものとすることができる。
さらにテレビ収納部3の背板32は、上述したようにその両側部に設けられた一対の側板31によって支持されているので、図1に示すように大画面のテレビ8などの重い機器を背板32に固定しても、一対の側板31で支持することができるので、下部収納部4の天板40の奥行きを短く形成しても、この天板40に負担をかけることがない。
そして、下部収納部4の天板40の奥行き寸法をテレビ収納部3の天板30の奥行き寸法の略半分とすれば、天板30の奥行き方向の中間位置に背板32が配置されることになる。よって例えば上部収納部2に重い機器などが収納された場合でも前後いずれかの方向に傾くことがなく重量バランスがよいものとすることができ、キャビネット1として高さのあるものとなっても安定よく床面10に設置することができる。
テレビ収納部3の天板30には上部収納部2の地板22に形成された配線開口部28と連通するように配線開口部33が形成されている。
このとき、上部収納部2とテレビ収納部3の間は、配線開口部28,33を通じて連通しているので、図1に示すようにテレビ8と上部収納部2に収納された電気機器9とを配線80でつなぐ場合でも、キャビネット1の外側に配線80を這わせることなく、配線処理をすることができる。一方、下部収納部4へは連通空間7を通じて配線80を下部収納部4へと引き込むことできる。
続いて下段に設けられた下部収納部4について説明する。下部収納部4は、天板40と、一対の側板41と、地板42(底板)と、背板43とよりなる前面開口の箱体からなり、前面開口は、開閉自在に構成された前板44で塞がれている。
下部収納部4は、棚板45と仕切板46とによって複数の収納空間に仕切られており、DVDデッキやゲーム機などの電気機器9や小物などを収納することができる。棚板45の奥行き寸法は、好ましくは側板41の奥行き寸法より短く形成されており、その奥方に配線空間45aが形成されてものとしてもよい。
下部収納部4の地板42の下方には平面視して方形の枠体からなる台輪5を備えている。
下部収納部4の地板42の奥側端部42a及び台輪5の後部枠50は、下部収納部4の地板42より前方に配置されており、台輪5の奥方には配線収納空間5aが形成されている。この配線収納空間5aには、下部収納部4に収納された電気機器9の余剰配線をまとめて収納しておくことができる(図1参照)。
下部収納部4の背板43には、好ましくは壁面11に設けられたコンセント12に対応する位置にコンセント開口部(不図示)が形成されたものとしてもよい。この場合、このコンセント開口部がコンセント12が露出するようにコンセント12の形状に合わせて形成されたものとすれば、コンセント12の位置が確認しやすく配線処理がしやすくなる。
このようにキャビネット1は、上部収納部2、テレビ収納部3、下部収納部4と3つのユニットキャビネットで構成されているが、収納空間のそれぞれが配線開口部28,33、配線空間6,29a,45a、連通空間7で連通しており、キャビネット1の外側からはテレビ8や電気機器9の配線80,90が見えることがないので、見栄えのよいものとすることができる。
以上、キャビネット1の形状、大きさ、構成は図例に限定されるものではない。
例えば上部収納部2を備えていないものであってもよく、また台輪5がない吊り施工されるキャビネット1にも適用することができる。上部収納部2及び下部収納部4の前板24,44の開閉構造などは特に限定されるものではなく、またこのような前板を備えていないのないオープンラックとしてもよい。さらにキャビネット1に収納される電気機器は図例のものに限定されず、AV機器に限らずパソコンやプリンタ、照明器具などを収納することができる。
1 キャビネット
30 天板(上側の仕切り部材)
30a 下面
31 側板
32 背板
33 配線開口部
40 天板(下側の仕切り部材)
40a 奥側端部

Claims (4)

  1. 対向する一対の側板に少なくとも上下2枚の仕切り部材が配置されたキャビネットであって、
    下側の仕切り部材の奥行き寸法が、上側の仕切り部材の奥行き寸法より短く、前記下側の仕切り部材の奥側端部から前記上側の仕切り部材の下面に向けて背板が立設されて、該背板の後方に配線空間が形成されていることを特徴とするキャビネット。
  2. 請求項1において、
    前記背板は、前記一対の側板によって支持されていることを特徴とするキャビネット。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    前記下側の仕切り部材の奥行き寸法が、前記上側の仕切り部材の奥行き寸法の略半分であることを特徴とするキャビネット。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項において、
    前記上側の仕切り部材は、配線を挿通させる配線開口部を有することを特徴とするキャビネット。
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