JP5232740B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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ところで、一般的な画像の品質としては良好な場合であっても、バーコード画像の品質としては良好でない場合がある。これは、バーコード画像の品質は、バーコードリーダー(スキャナ)で読み取ることができるか否かにより決定されるためである。
例えば、バーコード画像における品質は、バーコード画像を構成するバー画像の反射率とバー画像同士の間のスペース部分における用紙の反射率との関係に起因する場合がある。そこで、バーコード画像の品質を向上させることができる画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の画像形成装置は、露光工程において、感光体に照射されるレーザ光の光量をバーコード画像が印刷される領域と印刷されない領域とで別々に調整して感光体に静電潜像を形成する。その後の現像工程において、現像されるトナー画像の画像濃度を印刷領域毎に調整することでバーコード画像の品質を向上させている。特許文献1に記載の画像形成装置は、現像されるトナー画像の画像濃度を調整することで、バーコード画像の反射率を良好に調整するものである。
図1により、第1実施形態における画像形成装置としてのプリンタ1における全体構造を説明する。図1は、第1実施形態のプリンタ1における各構成要素の配置を説明するための図である。
装置本体Mにおける外形は、筐体としてのケース体BDにより構成される。
まず、画像形成部GKについて説明する。
画像形成部GKにおいては、感光体ドラム2の表面に沿って順に、上流側から下流側に順に、帯電部10による帯電、レーザスキャナユニット4による露光、現像器16による現像、転写ローラ8による転写、除電器12による除電、及びドラムクリーニング部11によるクリーニングが行われる。
図1に示すように、装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する1個の給紙カセット52が配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの前側(図1における右側)から水平方向に引き出し可能に構成される。給紙カセット52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。給紙カセット52には、用紙Tが載置板60の上に積層された状態で収容される。載置板60に載置された用紙Tは、給紙カセット52における用紙送り出し側の端部(図1において右側の端部)に配置されるカセット給紙部51により搬送路Lに送り出される。カセット給紙部51は、載置板60上の用紙Tを取り出すための前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すための給紙ローラ対63とからなる重送防止機構を備える。
第1合流部P1は、手差し搬送路Laが第1搬送路L1に合流する合流部である。第2合流部P2は、戻り搬送路Lbが第1搬送路L1に合流する合流部である。
第1分岐部Q1は、戻り搬送路Lbが第3搬送路L3から分岐する分岐部で、第1ローラ対54a及び第2ローラ対54bを有する。第1ローラ対54aの一方のローラと第2ローラ対54bの一方のローラとは兼用される。
戻し搬送路Lbによれば、第1分岐部Q1から第1ローラ対54aにより排紙部50側に搬送された用紙Tを表裏反転させて第2ローラ対54bにより第1搬送路L1に戻して、転写ローラ8の上流側に配置されたレジストローラ対80の上流側に搬送させることができる。戻し搬送路Lbにより表裏反転された用紙Tには、転写ニップNにおいて非印刷面に対して所定のトナー画像が転写される。
なお、各搬送路の所定位置には用紙検出用のセンサが配置される。
図2に示すように、加熱ローラ9aは、円筒状の回転ローラである。加熱ローラ9aは、用紙Tの搬送方向D1と直交する方向に延びる回転軸を中心に回転可能に構成される。例えば、加熱ローラ9aは、肉厚が1mm程度のAl(アルミニウム)等の円筒状の金属ローラの外周面に、肉厚が30μm程度のPFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂製の耐熱性フィルムからなる離型層を設けることで構成される。加熱ローラ9aは、不図示の軸受部材を介して、プリンタ1における装置本体Mのケース体BDやその他の部材により回転可能に支持される。
加圧ローラ9bのローラ軸931には、加圧ローラ9bを回転駆動させる電動モータ等の加圧ローラ駆動部(図示せず)が接続される。この加圧ローラ駆動部により、加圧ローラ9bが所定速度で回転駆動されることで、加圧ローラ9bの外周面に当接する加熱ローラ9aが従動して回転される。これにより、加圧ローラ9bと加熱ローラ9aとの間で、トナー画像が転写された用紙Tを挟持する定着ニップN9が形成される。
なお、一般的には、加熱ローラ9aの構成やヒータ920の配置の位置等の要因により、加熱ローラ9aにおけるニップ対応部分901の温度を直接的に温度検出部材980で検出することは困難である。そのため、温度検出部材980は、加熱ローラ9aにおけるニップ対応部分901の温度を間接的に検出する。
具体的には、バーコード画像Bは、バーコードにより形成された画像をいう。バーコードは、アルファベット、数字、記号等を太さの異なる線とその線同士の間隔の並びの白黒のパターンで表現した符号である。バーコードには、様々な規格がある。バーコード画像Bは、バーコードの規格に基づいて画像形成部GKにより形成(印刷)される。印刷されたバーコード画像Bは、バーコードリーダー等で読み取られることで、コンピュータにデジタル情報として入力されて認識される。
ヒータ制御部961は、バーコード画像判定部951によりトナー画像にバーコード画像Bが含まれると判定された場合には、定着部9による定着時において、加熱ローラ9aのニップ対応部分901における温度を第1温度t1にするようにヒータ920の発熱を制御する。第1温度t1は、後述する第2温度t2よりも低い温度である。例えば、本実施形態においては、第1温度t1は、第2温度t2よりも5℃から20℃低い温度であり、好ましくは、第2温度t2よりも10℃から20℃低い温度である。
第2温度t2は、トナー画像にバーコード画像Bが含まれない場合における加熱ローラ9aのニップ対応部分901の目標設定温度である。第2温度t2は、用紙Tのサイズや印字率やトナーの種類等の様々な条件に対応して記憶される温度である。加熱ローラ温度情報記憶部971は、これらの様々な条件に対応する記憶テーブル(図示せず)を有している。例えば、第2温度t2は、用紙Tのサイズや印字率やトナーの種類等の様々な条件から180℃であると記憶されている。
まず、給紙カセット52に収容された用紙Tに片面印刷を行う場合について説明する。
給紙カセット52に収容された用紙Tは、前送りコロ61及び給紙ローラ対63によって第1搬送路L1に送り出され、その後、第1合流部P1及び第1搬送路L1を介してレジストローラ対80に搬送される。
レジストローラ対80においては、用紙Tのスキュー補正や、トナー画像とのタイミング調整が行われる。
その後、用紙Tは、感光体ドラム2と転写ローラ8との間から排出され、第2搬送路L2を介して、定着部9における加熱回転体9aと加圧回転体9bとの間の定着ニップに導入される。そして、定着ニップにおいてトナーTNが溶融し、トナーTNが用紙Tに定着される。
このようにして、給紙カセット52に収容された用紙Tの片面印刷が完了する。
片面印刷の場合には、前述した通り、片面印刷がされた用紙Tが、排紙部50から排紙集積部M1に排出されて印刷動作が完了する。
これに対し、両面印刷を行う場合には、片面印刷がされた用紙Tが、戻し搬送路Lbを介して、片面印刷時とは表裏反転して、レジストローラ対80に再度搬送されることにより、用紙Tに両面印刷が施される。
第1実施形態のプリンタ1においては、プリンタ1の電源をONにすると、電源部から帯電部10、レーザスキャナユニット4、現像器16、転写ローラ8、プリンタ制御部(図示せず)、及び定着部9それぞれへ電力が供給されると共に、プリンタ制御部からの制御信号により帯電部10、レーザスキャナユニット4、現像器16、転写ローラ8及び定着部9がそれぞれ制御される。そして、帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程及び定着工程の各工程が順に行われる。
具体的には、バーコード状態判定部952は、バー画像Baにおけるバー方向Hに基づいて用紙Tに形成されたバーコード画像Bの状態を判定する。
バーコード画像Bが第2状態J2(図4A及び図4B参照)で用紙Tに形成される場合(ステップST14:Yes)には、ステップST15に進む。バーコード画像Bが第1状態J1(図3A及び図3B参照)で用紙Tに形成される場合(ステップST14:No)には、ステップST17に進む。
バーコード画像Bが第2状態J2(図4A及び図4B参照)である場合における第1温度t12は、第2温度t2よりも10℃から20℃低い温度である。
具体的には、ヒータ制御部961からヒータ920へON信号が出力されることで、前記電源部からヒータ920への電力の供給が開始される。これにより、ヒータ制御部961は、ヒータ発熱情報記憶部972に記憶されたヒータ920の発熱量や発熱時間等に関する情報に基づいて、ヒータ920を発熱させる制御を行う。ヒータ920の発熱により、加熱ローラ9aのニップ対応部分901の加熱は、開始される。ヒータ制御部961は、加熱ローラ9aのニップ対応部分901の温度を第2温度t2よりも低い第1温度t12にするように、温度検出部材980により検出される温度に基づいてヒータ920の発熱を制御する。同時に、前記プリンタ制御部から加圧ローラ駆動部932へON信号が出力されることで、電源部から加圧ローラ駆動部932への電力の供給が開始されて、加圧ローラ9bが回転駆動されると共に、加圧ローラ9bの回転駆動に伴って、加熱ローラ9aが従動回転される。これによって、定着部9は、定着工程において加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとの間の定着ニップN9を通過する用紙Tに付着したトナーTNを、ヒータ920から加熱ローラ9aを介してトナーTNに付与された熱によって溶解させると共に、加圧ローラ9bによって用紙Tに圧力を加えることで、トナー画像が用紙Tに定着される。
ステップST17において、ヒータ制御部961は、バーコード画像Bが第1状態J1(図3A及び図3B参照)である場合における第1温度t11に関する情報を加熱ローラ温度情報記憶部971から取得する。また、ヒータ制御部961は、加熱ローラ温度情報記憶部971から取得した第1温度t11に関する情報に基づいて、加熱ローラ9aのニップ対応部分901の温度を第1温度t11とするためのヒータ920の発熱量や発熱時間等に関する情報をヒータ発熱情報記憶部972から取得する。
バーコード画像Bが第1状態J1(図3A及び図3B参照)である場合における第1温度t11は、第2温度t2よりも5℃から10℃低い温度である。
ステップST18において、ヒータ制御部961は、トナー画像にバーコード画像Bが含まれない場合の温度である第2温度t2の情報を加熱ローラ温度情報記憶部971から取得する。また、ヒータ制御部961は、加熱ローラ温度情報記憶部971から取得した第2温度t2の情報に基づいて、加熱ローラ9aのニップ対応部分901の温度を第2温度t2とするためのヒータ920の発熱量や発熱時間等に関する情報をヒータ発熱情報記憶部972から取得する。第2温度t2は、用紙Tのサイズや印字率やトナーの種類等の様々な条件から180℃である。
第1実施形態においては、加熱ローラ9aの外周面における定着ニップN9が形成される部分(ニップ対応部分)901の温度を検出する温度検出部材980と、入力された画像情報に基づいて、トナー画像にバーコード画像Bが含まれるか否かを判定するバーコード画像判定部951と、バーコード画像判定部951によりトナー画像にバーコード画像が含まれると判定された場合には、温度検出部材980により検出される加熱ローラ9aにおけるニップ対応部分901の温度である第1温度t1をトナー画像にバーコード画像Bが含まれない場合の温度である第2温度t2よりも低くするようにヒータ920の発熱を制御するヒータ制御部961と、を備える。
また、トナー画像にバーコード画像Bが含まれるか否かを判定するバーコード画像判定部951を備えるため、トナー画像にバーコード画像Bが含まれるか否かを容易に判定することができる。
また、トナー画像にバーコード画像Bが含まれるか否かを判定するバーコード画像判定部951を備えることにより、バーコード画像Bの状態を容易に判定することができる。
図6に示すように、バーコード画像Bが第2状態J2(図4A及び図4B参照)で形成された用紙Tが定着ニップN9に搬送される場合において、例えば、加熱ローラ9aにおけるニップ対応部分901の温度である第1温度t12を160℃にした場合には、バーコードグレード値(バーコードグレード)は、加熱ローラ9aのニップ対応部分901の第2温度t2を180℃にする場合における約1.25(グレードD)よりも高い約1.6(グレードC)に向上する。つまり、バーコード画像Bの品質は、加熱ローラ9aのニップ対応部分901の温度を160℃(第1温度t12)にすることで、加熱ローラ9aのニップ対応部分901の温度を180℃(第2温度t2)にするよりも向上する。
例えば、バーコードグレードを向上させる要因の1つとして、前記8つの評価項目の中で、モジュレーション(変位幅:Modulation)がある。モジュレーション(変位幅:Modulation)は(1)式によって表される。
Modulation=ECmin/SC・・・(1)
そのため、加熱ローラ9aにおけるニップ対応部分901の温度である第1温度t1(t11、t12)を第2温度t2よりも低くすることで、バーコード画像Bの反射率を下げると共にバーコード画像Bの定着ムラを抑制して、モジュレーションを向上させることができる。これにより、バーコードグレードを向上させる要因の1つとなり、バーコード画像Bの品質を向上させることができる。
前述のように、本実施形態においては、第2温度t2は、用紙Tのサイズや印字率やトナーの種類等の様々な条件から、180℃である。
また、バーコード画像Bが第2状態J2(図4A及び図4B参照)で用紙Tに形成される場合の第1温度t11は、160℃から170℃の範囲の温度である。バーコード画像Bが第1状態J1(図3A及び図3B参照)で用紙Tに形成される場合の第1温度t11は、170℃から175℃の範囲の温度である。
これらの理由により、図6に示すように、バーコード画像Bが第1状態J1(図3A及び図3B参照)にある場合におけるバーコード画像Bの品質は、バーコード画像Bが第2状態J2(図4A及び図4B参照)にある場合におけるバーコード画像Bの品質と比べて相対的に良好である。
また、バーコード画像Bが第1状態J1(図3A及び図3B参照)である場合の第1温度t11は、バーコード画像Bが第2状態J2(図4A及び図4B参照)である場合よりも相対的に品質が良好であると共に加熱ローラ9aのニップ対応部分901の温度である180℃(第2温度t2)よりも低くするほど品質が向上するため、170℃から175℃の範囲の温度とすることが好ましい。
ステップST21において、第2状態J2(図4A及び図4B参照)のバーコード画像Bが含まれるトナー画像を用紙Tに印刷する場合に、操作パネル等のバーコード状態情報入力部992からトナー画像に含まれるバーコード画像Bが第2状態J2であるとの情報を入力する。
これらの場合には、ヒータ制御部961は、前述の第1実施形態と同様に、バーコード画像Bの態様に応じたヒータ920の発熱を制御することで、用紙Tに形成されるバーコード画像Bの品質を向上させることができる。
第2実施形態においては、バーコード情報入力部991と、バーコード状態情報入力部992とを備える。そのため、トナー画像にバーコード画像Bが含まれる場合には、バーコード画像Bが含まれるという情報をバーコード情報入力部991により手動で入力することができる。また、バーコード画像Bが第1状態J1であるか、又は、バーコード画像Bが第2状態J2であるかの情報をバーコード状態情報入力部992により手動で入力することができる。これにより、バーコード画像Bを印刷する際に、加熱ローラ9aのニップ対応部分901の温度を確実にバーコード画像Bに対応する温度とすることができる。その結果、用紙Tに形成されるバーコード画像Bの品質を向上させることができる。
例えば、前述の実施形態においては、用紙Tに形成されるトナー画像は、バーコード画像Bを主体として構成されているが、これに限定されない。例えば、用紙Tに形成されるトナー画像は、公共料金の振込伝票等の用紙に印刷される文字とバーコード画像Bとにより構成されるものであってもよく、商品管理等に使用される用紙に印刷される商品名等の文字とバーコード画像Bとにより構成されるものであってもよい。
本発明の画像形成装置の種類は、特に限定がなく、コピー機、プリンタ、ファクシミリ、又はこれらの複合機などであってもよい。
シート状の被転写材は、用紙に制限されず、例えば、フィルムシートであってもよい。
Claims (8)
- 入力された画像情報に基づいてシート状の被転写材にトナー画像を形成する画像形成部と、
前記被転写材に転写された前記トナー画像を構成するトナーを溶融して前記トナー画像を前記被転写材に定着させる定着部であって、所定方向に回転可能な第1回転体と、前記第1回転体を加熱するヒータと、前記第1回転体に対向して配置され、該第1回転体とにより前記被転写材が搬送される定着ニップを形成する回転可能な第2回転体と、を有する定着部と、
前記第1回転体の外周面における前記定着ニップが形成される部分の温度を直接的又は間接的に検出する温度検出部材と、
入力された前記画像情報に基づいて、前記トナー画像にバーコード画像が含まれるか否かを判定するバーコード画像判定部と、
前記温度検出部材により検出される温度に基づいて前記ヒータの発熱を制御するヒータ制御部であって、前記バーコード画像判定部により前記トナー画像に前記バーコード画像が含まれると判定された場合には、前記温度検出部材により検出される前記第1回転体の外周面における前記定着ニップが形成される部分の温度である第1温度を前記トナー画像に前記バーコード画像が含まれない場合の温度である第2温度よりも低くするように前記ヒータの発熱を制御するヒータ制御部と、を備える
画像形成装置。 - シート状の被転写材にトナー画像を形成する画像形成部と、
前記被転写材に転写された前記トナー画像を構成するトナーを溶融して前記トナー画像を前記被転写材に定着させる定着部であって、所定方向に回転可能な第1回転体と、前記第1回転体を加熱するヒータと、前記第1回転体に対向して配置され、該第1回転体とにより前記被転写材が搬送される定着ニップを形成する回転可能な第2回転体と、を有する定着部と、
前記第1回転体の外周面における前記定着ニップが形成される部分の温度を検出する温度検出部材と、
前記トナー画像にバーコード画像が含まれるか否かの情報を入力可能なバーコード情報入力部と、
前記温度検出部材により検出される温度に基づいて前記ヒータの発熱を制御するヒータ制御部であって、前記バーコード情報入力部により前記トナー画像に前記バーコード画像が含まれるという情報が入力された場合には、前記温度検出部材により検出される前記第1回転体の外周面における前記定着ニップが形成される部分の温度である第1温度を前記トナー画像に前記バーコード画像が含まれない場合の温度である第2温度よりも低くするように前記ヒータの発熱を制御するヒータ制御部と、を備える
画像形成装置。 - 前記第1温度は、前記第2温度よりも5℃から20℃低い
請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記第1温度は、前記第2温度よりも10℃から20℃低い
請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記バーコード画像は、所定方向に延びる棒状の複数のバー画像が該バー画像の延びる方向であるバー方向に直交する方向に並列に配置されて構成されており、
前記被転写材に転写される前記トナー画像に前記バーコード画像が含まれる場合において、前記バー方向に基づいて前記バーコード画像の状態を判定するバーコード状態判定部であって、入力された前記画像情報に基づいて、前記バー方向が前記被転写材の搬送方向に沿う第1状態であるか、又は、前記バー方向が前記被転写材の搬送方向に直交する方向に沿う第2状態であるかを判定するバーコード状態判定部を更に備え、
前記バーコード状態判定部により前記第2状態であると判定された場合における前記第1温度は、前記バーコード状態判定部により前記第1状態であると判定された場合における前記第1温度よりも低い
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記バーコード画像は、所定方向に延びる棒状の複数のバー画像が該バー画像の延びる方向であるバー方向に直交する方向に並列に配置されて構成されており、
前記被転写材に転写される前記トナー画像に前記バーコード画像が含まれる場合において、前記バー方向に基づいて前記バーコード画像の状態に関する情報を入力可能なバーコード状態情報入力部であって、前記バー方向が前記被転写材の搬送方向に沿う第1状態であるか、又は、前記バー方向が前記被転写材の搬送方向に直交する方向に沿う第2状態であるかの情報を入力可能なバーコード状態情報入力部を更に備え、
前記バーコード状態情報入力部により前記第2状態であるという情報が入力された場合における前記第1温度は、前記バーコード状態情報入力部により前記第1状態であるという情報が入力された場合における前記第1温度よりも低い
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記第1温度は、前記バーコード画像の状態が第1状態である場合、前記第2温度よりも5℃から10℃低い
請求項5又は6に記載の画像形成装置。 - 前記第1温度は、前記バーコード画像の状態が第2状態である場合、前記第2温度よりも10℃から20℃低い
請求項5又は6に記載の画像形成装置。
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