JP5229198B2 - 細径同軸ケーブルハーネス及びその製造方法 - Google Patents
細径同軸ケーブルハーネス及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5229198B2 JP5229198B2 JP2009270547A JP2009270547A JP5229198B2 JP 5229198 B2 JP5229198 B2 JP 5229198B2 JP 2009270547 A JP2009270547 A JP 2009270547A JP 2009270547 A JP2009270547 A JP 2009270547A JP 5229198 B2 JP5229198 B2 JP 5229198B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small
- coaxial cable
- thin
- coaxial cables
- cable harness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
同軸ケーブルハーネスは、通常、複数本の電線の両端末部分を所定のピッチで配列してフラット状にしてなるものがある。また、その両端末部分にコネクタを接続してなり、中間部が結束帯で1つに束ねられ、少なくとも一方の端末部分で曲げられている(例えば、特許文献1参照)。
当該ハーネスの少なくとも一端側で、前記複数本の細径同軸ケーブルが複数の層に整列されて、各前記層が重ねられた積層部を有し、
前記積層部から前記接続部材に接続される接続部分にかけて、前記複数本の細径同軸ケーブルが同一方向に曲げられるとともに、前記接続部分では、異なる層からの細径同軸ケーブルが隣接するように規則的に一平面状に並列されていることを特徴とすることを特徴とする。
前記複数本の細径同軸ケーブルは、長さ方向の中間部分が丸く束ねられていることを特徴とする細径同軸ケーブルハーネス。
前記複数本の細径同軸ケーブルを複数の群に分けてそれぞれ同じピッチで平面状に並列させ、
各群の端末において異なる群の細径同軸ケーブルが隣接するように規則的に一平面状に配列させて、これらの細径同軸ケーブルの端末を接続部材に接続し、
それぞれの群ごとに、各細径同軸ケーブルを、複数の溝が平面状に並列されかつ同一方向に曲げられて形成された配列部材の前記溝に案内して、各細径同軸ケーブルが同じ方向に曲げられた状態で一体化して、一つの群で一つの層を形成し、各層を重ねて積層部とすることを特徴とする。
また、各細径同軸ケーブルが同一方向に曲げられているので、接続部材がハーネスの長さ方向と同一方向または少し角度のある方向に配置される。これにより、厚さが薄くされた端末部分を接続部材に巻き付けて棒状とすると前記接続部材から中央部分にかけてハーネスが直線状になり、小さな配線孔へも容易に通して配線することができる。
また、本発明の細径同軸ケーブルハーネスの製造方法によれば、配線部材の溝に各群の細径同軸ケーブルを案内させてテープ等により一体化して層とし、これらの層を重ねることにより、端末部分における厚さが極めて薄くされ、薄く狭隘な収容スペースにおいても良好に配線することが可能な細径同軸ケーブルハーネスを容易にかつ円滑に製造することができる。
図1に示すように、細径同軸ケーブルハーネス10は、複数本(本実施形態では40本)の細径同軸ケーブル12からなり、端末部分13を除いた中間部14が丸く束ねられている。
また、束ね部材15は、1つで所定長さを束ねるようにしても良く、長さ方向に複数に分割して複数箇所で束ねるようにしてもよい。さらに、互いに束ねられた細径同軸ケーブル12は、互いに動きが拘束されない程度にゆるく結束されていることが好ましい。
なお、ケーブル層21A,21Bでは、各細径同軸ケーブル12同士を、線間距離をなく密に配列して並列幅を狭くすることが好ましいが、多少の線間距離を設けてもよい。
A−A部:約1.9mm
B−B部:約1.7mm
C−C部:約0.9mm
D−D部:約0.6mm
E−E部:0.5mm以下
図4に示す形態では、第1筐体1及び第2筐体2を備えた携帯電話端末3のそれぞれの第1筐体1及び第2筐体2が、細径同軸ケーブルハーネス10によって接続されている。
なお、ここでは、AWG44の細径同軸ケーブル12をピッチ0.25mmでコネクタに接続した40芯の細径同軸ケーブルハーネス10を製造する場合を例示して説明する。
図6(a)に示すように、一つの群の20本の細径同軸ケーブル12を、2ピッチ(0.50mm)の間隔をあけて平面状に並列に配列させ、仮止テープ35を貼り付けて配列状態を維持させておく。
上記のように整線したら、図6(c)に示すように、全ての細径同軸ケーブル12に対して端末加工(外部導体や中心導体を露出する)を施し、コネクタ16に接続する。
上記実施形態では積層部22を2層としたので、コネクタ16に接続された端末部分では上下の層21A,21Bからの細径同軸ケーブル12が交互に平面状に並列されているが、積層部を3層とした場合には、各層(上層、中層、下層)からの細径同軸ケーブルが、例えば上層のケーブル、中層のケーブル、下層のケーブルの順で隣接するように規則的に平面状に並列されているとよい。
Claims (3)
- 複数本の細径同軸ケーブルが端末部分で平面状に配列されて接続部材に接続された細径同軸ケーブルハーネスであって、
当該ハーネスの少なくとも一端側で、前記複数本の細径同軸ケーブルが複数の層に整列されて、各前記層が重ねられた積層部を有し、
前記積層部から前記接続部材に接続される接続部分にかけて、全ての前記複数本の細径同軸ケーブルが同一方向に曲げられるとともに、前記接続部分では、異なる層からの細径同軸ケーブルが交互に隣接するように規則的に一平面状に並列されていることを特徴とする細径同軸ケーブルハーネス。 - 請求項1に記載の細径同軸ケーブルハーネスであって、
前記複数本の細径同軸ケーブルは、長さ方向の中間部分が丸く束ねられていることを特徴とする細径同軸ケーブルハーネス。 - 複数本の細径同軸ケーブルが端末部分で平面状に配列されて接続部材に接続された細径同軸ケーブルハーネスの製造方法であって、
前記複数本の細径同軸ケーブルを複数の群に分けてそれぞれ同じピッチで平面状に並列させ、
各群の端末において異なる群の細径同軸ケーブルが交互に隣接するように規則的に一平面状に配列させて、これらの細径同軸ケーブルの端末を接続部材に接続し、
それぞれの群ごとに、各細径同軸ケーブルを、複数の溝が平面状に並列されかつ同一方向に曲げられて形成された配列部材の前記溝に案内して、全ての各細径同軸ケーブルが同じ方向に曲げられた状態で一体化して、一つの群で一つの層を形成し、各層を重ねて積層部とすることを特徴とする細径同軸ケーブルハーネスの製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009270547A JP5229198B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 細径同軸ケーブルハーネス及びその製造方法 |
CN201080003436.6A CN102227856B (zh) | 2009-11-27 | 2010-11-25 | 细径同轴电缆束及其制造方法 |
PCT/JP2010/071031 WO2011065430A1 (ja) | 2009-11-27 | 2010-11-25 | 細径同軸ケーブルハーネス及びその製造方法 |
KR1020117018203A KR20120088531A (ko) | 2009-11-27 | 2010-11-25 | 소직경 동축 케이블 하니스 및 그 제조 방법 |
TW99141098A TW201131588A (en) | 2009-11-27 | 2010-11-26 | Small diameter coaxial cable harness and manufacturing method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009270547A JP5229198B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 細径同軸ケーブルハーネス及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011114983A JP2011114983A (ja) | 2011-06-09 |
JP5229198B2 true JP5229198B2 (ja) | 2013-07-03 |
Family
ID=44236916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009270547A Expired - Fee Related JP5229198B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 細径同軸ケーブルハーネス及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5229198B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3713620B2 (ja) * | 2000-07-06 | 2005-11-09 | 東京特殊電線株式会社 | 極細同軸ケーブル、極細同軸フラットケーブル、電線加工品およびその製造方法 |
JP2009224142A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 細径同軸ケーブルハーネスおよびその製造方法 |
-
2009
- 2009-11-27 JP JP2009270547A patent/JP5229198B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011114983A (ja) | 2011-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101001804B1 (ko) | 동축케이블 접속구조, 그것에 이용되는 동축케이블 하네스, 및 휴대단말기기 | |
WO2011065430A1 (ja) | 細径同軸ケーブルハーネス及びその製造方法 | |
US8210867B2 (en) | Connection structure of coaxial harness | |
JP4168079B2 (ja) | 電子機器および電子機器におけるハーネスの配線方法 | |
JP2007036515A (ja) | 同軸ケーブル接続構造 | |
JP2007280772A (ja) | 多心ケーブル、コネクタ付き多心ケーブル、及びそれらの製造方法 | |
JP6257618B2 (ja) | ケーブル接続構造 | |
JP2007227047A (ja) | 多心ケーブル及びその製造方法 | |
JP5463953B2 (ja) | 細径同軸ケーブルハーネス及びその製造方法 | |
JP2009224142A (ja) | 細径同軸ケーブルハーネスおよびその製造方法 | |
JP4834959B2 (ja) | 配線部材及びその製造方法 | |
JP5229198B2 (ja) | 細径同軸ケーブルハーネス及びその製造方法 | |
KR200466631Y1 (ko) | 소경 동축 케이블 하네스 | |
JP5408021B2 (ja) | 細径同軸ケーブルハーネス及びその製造方法 | |
JP2010114003A (ja) | ケーブルアセンブリ | |
KR200469761Y1 (ko) | 세경 동축 케이블 하니스 | |
JP2007265761A (ja) | 配線装置 | |
JP2010218832A (ja) | フラットケーブルおよびフラットケーブルの製造方法 | |
JP2007227048A (ja) | 多心ケーブル及びその製造方法 | |
KR101171665B1 (ko) | 소직경 동축 케이블 하니스, 및 기판이 붙어 있는 소직경 동축 케이블 하니스 | |
JP2007026957A (ja) | 極細同軸ケーブルアセンブリ | |
JP6079467B2 (ja) | 同軸電線ハーネス | |
JP2014154488A (ja) | 同軸ケーブルハーネスの接続構造及びその製造方法 | |
KR101052160B1 (ko) | 멀티 배선 레이어를 구비한 플랫 케이블 | |
JP2011060466A (ja) | 細径同軸電線ハーネス及び基板付き細径同軸電線ハーネス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120807 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121002 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20121002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130304 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |