JP5229126B2 - 目標追尾処理器及びそれに用いる誤差共分散行列の補正方法 - Google Patents

目標追尾処理器及びそれに用いる誤差共分散行列の補正方法 Download PDF

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Description

本発明は目標追尾処理器及びそれに用いる誤差共分散行列の補正方法に関し、特にカルマンフィルタを用いて目標追尾を行う目標追尾処理器に関する。
まず、本発明に関連する技術分野及び前提を説明する。ある物体が移動していてその位置、速度及び針路の真値(本当の値)は分からない。ここにセンサを設置し、その物体の位置を観測することができるとする。但し、センサの観測値には誤差が含まれている。ここでは、位置をxy座標の2次元平面とし、高度は考えないこととする。
この観測(時刻情報及び位置情報を得る)からその物体の位置、速度及び針路を推定することが目標追尾である。目標追尾分野では、カルマンフィルタを利用した目標追尾が現在主流である。
このカルマンフィルタを用いた目標追尾(状態変数の算出)においては、観測値を入力することで一連の処理を行って状態変数を算出する。この状態変数が、推定した目標諸元である。また、観測値を入力することで、一連の処理を行い、誤差共分散を算出する。この誤差共分散は、カルマンゲインの算出を経て推定状態変数の算出に使用される。
さらに、誤差共分散は、状態変数の分散を表し、状態変数の確からしさを測る手段として利用したり、得られた観測値がその目標のものであるか否かを判断するゲート検査に利用することができる。
ここで、誤差共分散について補足説明する。誤差共分散は、状態変数の分散を表し(つまり状態変数が持つ値の分布の大きさの情報を持ち)、状態変数の品質であるトラッククオリティ算出に利用したり、得られた観測値がその目標のものであるか否かを判断するゲート検査に利用することができる。
続いて、前提となる記号や数式について説明する。目標の位置x,y及び速度xドット,yドットを状態変数Xとしてカルマンフィルタに適用する。状態変数Xは、
Figure 0005229126
・・・(1)
という式で示される行列である。因みに、カルマンフィルタは行列の計算式で表現される。
位置xは、東向きの横軸、位置yは、北向きの縦軸とする。センサは、xy平面上に設置し、センサが観測したその目標までの距離をr、センサが観測したその目標までの北を基準とした時計回りの方位をθとする。距離r及び方位θを座標変換し、xy座標で表現したものを観測値Zとする。例えば、観測値Zは、
Figure 0005229126
・・・(2)
という式で表される。
カルマンフィルタでは予測と推定とを行うが、この予測したものは記号の上部に「〜」を付加し、〜はチルダと呼ぶ。また、推定したものは記号の上部に「^」を付加し、^はハットと呼ぶ。
行列の右肩にTが付加されているものがあるが、Tは行列の転置を表す。また、添え字のkは逐次処理の時点を表し、1回目の計算ならk=1であり、回数を重ねる毎に1加算される。kは整数である。k−1ならば、1回前の値という意味である。テキスト文中では添え字にできないので括弧に入れて表現する。例えば、状態変数Xのk回目は、X(k)とテキスト文で表現する。
本発明に関連する目標追尾処理器としては、その構成例の一例を図3に示す。図3において、本発明に関連する目標追尾処理器は、観測時刻入力部11と、観測値入力部12と、時刻差分算出部30と、状態変数及び誤差共分散時刻算出部31と、状態遷移算出部32と、駆動雑音算出部33と、観測雑音算出部41と、カルマンゲイン算出部42と、予測状態変数算出部51と、推定状態変数算出部52と、予測誤差共分散算出部61と、推定誤差共分散算出部62とから構成される。
観測時刻入力部11は、図示せぬセンサから観測時刻tmを得て、その観測時刻tmを時刻差分算出部30へ送出する。時刻差分算出部30は、今回の観測時刻tm(k)と前回の観測時刻tm(k−1)とから時刻差分ΔT(k)を、
Figure 0005229126
・・・(3)
という式を用いて算出する。時刻差分算出部30は、算出した時刻差分ΔT(k)を状態変数及び誤差共分散時刻算出部31と、状態遷移算出部32と、駆動雑音算出部33とにそれぞれ送出する。
状態遷移算出部32は、状態遷移モデルと時刻差分ΔTとから状態遷移Φを算出し、算出した状態遷移Φを予測状態変数算出部51と予測誤差共分散算出部61とに送出する。
ここで、状態遷移モデルとは、状態変数Xが時間と共にどのように変化するかを仮定するモデルであり、例えば目標が等速直進すると仮定するならば状態遷移Φは、
Figure 0005229126
・・・(4)
という式を用いて算出される。
駆動雑音算出部33は、時刻差分ΔTと駆動雑音パラメータAとから駆動雑音Uを算出し、算出した駆動雑音Uを予測誤差共分散算出部61に送出する。例えば、駆動雑音をx方向の加速度に相当する雑音とy方向の加速度に相当する雑音だと仮定すると、駆動雑音Uは、
Figure 0005229126
・・・(5)
Figure 0005229126
・・・(6)
Figure 0005229126
・・・(7)
という式を用いて算出される。
次に、状態変数及び誤差共分散時刻算出部31は、時刻差分ΔT(k)と、前回の状態変数及び誤差共分散時刻t(k−1)とから今回の状態変数及び誤差共分散時刻t(k)を、
Figure 0005229126
・・・(8)
という式を用いて算出する。
予測状態変数算出部51は、状態遷移Φと前回の推定状態変数X(k−1)ハットとから今回の予測状態変数X(k)チルダを、
Figure 0005229126
・・・(9)
という式を用いて算出し、算出した今回の予測状態変数X(k)チルダを推定状態変数算出部52に送出する。
予測誤差共分散算出部61は、状態遷移Φと駆動雑音Uと前回の推定誤差共分散P(k−1)ハットとから今回の予測誤差共分散P(k)チルダを、
Figure 0005229126
・・・(10)
という式を用いて算出し、算出した今回の予測誤差共分散P(k)チルダをカルマンゲイン算出部42及び推定誤差共分散算出部62に送出する。
観測値入力部12は、センサからの観測値Z[(2)式参照]を得て、観測雑音算出部41及び推定状態変数算出部52に送出する。観測雑音算出部41は、観測値Zと観測雑音パラメータBとから観測雑音Wを算出し、算出した観測雑音Wをカルマンゲイン算出部42へ送る。
例えば、観測雑音Wをセンサの距離誤差標準偏差σr及び方位誤差標準偏差σθで与えるとすると、観測雑音Wは、
Figure 0005229126
・・・(11)
Figure 0005229126
・・・(12)
Figure 0005229126
・・・(13)
という式を用いて算出される。但し、センサから見た目標までの距離をr、センサから見た目標の方位をθとする(方位は、北を基準とした時計回りで表す)。
カルマンゲイン算出部42は、観測雑音Wと予測誤差共分散PチルダとからカルマンゲインKを、
Figure 0005229126
・・・(14)
Figure 0005229126
・・・(15)
という式を用いて算出し、算出したカルマンゲインKを推定状態変数算出部52及び推定誤差共分散算出部62に送出する。
最後に、推定状態変数算出部52は、予測状態変数Xチルダと観測値ZとカルマンゲインKとから推定状態変数Xハットを、
Figure 0005229126
・・・(16)
という式と(14)式とを用いて算出する。
推定誤差共分散算出部62は、予測誤差共分散PチルダとカルマンゲインKとから推定誤差共分散Pハットを、
Figure 0005229126
・・・(17)
Figure 0005229126
・・・(18)
という式と(14)式とを用いて算出する。
ここで、カルマンフィルタを用いた目標追尾装置としては、下記の特許文献1〜3に記載の技術がある。尚、これら特許文献1〜3に記載の技術では、カルマンフィルタに関して説明している。
特開2005−077167号公報 特開2005−274300号公報 特開2008−298738号公報
本発明に関連する目標追尾処理では、観測値が定期的またはある頻度で入力されるのが通常の状態であるが、何らかの理由で観測値の入力頻度が低下した場合、または観測値の入力が無くなった場合、誤差共分散が過度に大きくなったり、異常な値となったりする。
そのため、本発明に関連する目標追尾処理では、
(1)算出した状態変数が安定しない。例えば、再び観測値が入力された際に推定状態変数を算出するが、その推定状態変数が前回の値と比べて極端に大きく変動する。
(2)誤差共分散を利用した処理にて期待しない結果を生じる。例えば、ゲート検査にて、過度に大きくなった誤差共分散を使用したため、その目標から遠く離れた位置に観測した別の目標の観測値を、その目標のものであると誤った判定をしてしまう。また、その結果その目標が多数の観測値と関係付けられ計算負荷が増大する。
(3)処理の計算式にてエラーを発生し、処理の実行が不可能となる。
というような悪影響が生じることがある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、観測値の入力頻度が低下した場合、または観測値の入力が無くなった場合においても、誤差共分散が過度に大きくなったり、異常な値となったりすることを防止することができる目標追尾処理器及びそれに用いる誤差共分散行列の補正方法を提供することにある。
本発明による目標追尾処理器は、目標の位置を観測するセンサの観測値からその目標の位置、速度及び針路を状態変数として推定するカルマンフィルタを用いた目標追尾を行う目標追尾処理器であって、
前記状態変数の分散を表す誤差共分散を補正する手段を備え
前記誤差共分散を補正する手段は、ダミーの観測値を作成する作成手段を含み、前記作成手段で作成したダミーの観測値を用いて誤差共分散を補正し、
前記作成手段で作成したダミーの観測値から観測雑音及びカルマンゲインの算出を経て、推定誤差共分散を算出している。
本発明による誤差共分散行列の補正方法は、目標の位置を観測するセンサの観測値からその目標の位置、速度及び針路を状態変数として推定するカルマンフィルタを用いた目標追尾を行う目標追尾処理器に用いる誤差共分散行列の補正方法であって、
前記目標追尾処理器が、前記状態変数の分散を表す誤差共分散を補正する処理を実行し
前記誤差共分散を補正する処理に、ダミーの観測値を作成する作成処理を含み、
前記目標追尾処理器が、前記作成処理で作成したダミーの観測値を用いて誤差共分散を補正し、
前記目標追尾処理器が、前記作成処理で作成したダミーの観測値から観測雑音及びカルマンゲインの算出を経て、推定誤差共分散を算出している。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、観測値の入力頻度が低下した場合、または観測値の入力が無くなった場合においても、誤差共分散が過度に大きくなったり、異常な値となったりすることを防止することができるという効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態による目標追尾処理器の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による目標追尾処理器の動作例を示すフローチャートである。 本発明に関連する目標追尾処理器の構成例を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。はじめに、本発明の技術分野や前提について説明する。
ある物体が移動していてその位置、速度及び針路の真値(本当の値)は分からない。ここにセンサを設置し、その物体の位置を観測することができるとする。但し、センサの観測値には誤差が含まれている。ここでは位置をxy座標の2次元平面とし、高度は考えないこととする。
この観測(時刻情報と位置情報を得る)からその物体の位置、速度及び針路を推定することが目標追尾である。目標追尾分野では、カルマンフィルタを利用した目標追尾が現在主流である。本発明は、このカルマンフィルタを利用した目標追尾に改良を加えたものである。
本発明では、カルマンフィルタを用いた目標追尾(状態変数の算出)に関して、誤差共分散を補正する仕組み(ダミーの観測値を作成することで実現する)を用意することで、観測値が頻繁に入力されなくなった場合、または入力されなくなった場合でも、誤差共分散が過度に大きくなることを防止し、状態変数の安定性を向上させている。
ここで、誤差共分散について補足説明する。誤差共分散は、状態変数の分散を表し(つまり状態変数が持つ値の分布の大きさの情報を持ち)、状態変数の品質であるトラッククオリティ算出に利用したり、得られた観測値がその目標のものであるか否かを判断するゲート検査に利用することができる。
続いて、前提となる記号や数式について説明する。目標の位置x,y及び速度xドット,yドットを状態変数Xとしてカルマンフィルタに適用する。状態変数Xは、上記の(1)式で示される行列である。因みに、カルマンフィルタは行列の計算式で表現される。
位置xは東向きの横軸、位置yは北向きの縦軸とする。センサはxy平面上に設置し、センサが観測したその目標までの距離をr、センサが観測したその目標までの北を基準とした時計回りの方位をθとする。距離r及び方位θを座標変換し、xy座標で表現したものを観測値Zとする[上記の(2)式参照]。
カルマンフィルタでは、予測と推定とを行うが、この予測したものは記号の上部に「〜」を付加し、〜はチルダと呼ぶ。また、推定したものは記号の上部に「^」を付加し、^はハットと呼ぶ。行列の右肩にTが付加されているものがあるが、Tは行列の転置を表す。
また、添え字のkは逐次処理の時点を表し、1回目の計算ならk=1であり、回数を重ねる毎に1加算される。kは整数である。k−1なら1回前の値という意味である。テキスト文中では、添え字にできないので括弧に入れて表現する。例えば、状態変数Xのk回目は、X(k)とテキスト文で表現する。
本発明による目標追尾処理器は、上述した本発明に関連する目標追尾処理器に、ダミー作成起動部、ダミー観測時刻作成部及びダミー観測値作成部を追加し、観測値を入力する代わりにダミー観測値を作成して入力することができる構成としている。
ダミー作成起動部は、ある期間、観測値の入力がないことを検出し、ダミー作成を起動させる。ダミー観測時刻作成部は、ダミー観測時刻を作成し、時刻差分算出部へ送る。ダミー観測値作成部は、ダミー観測値を作成し、観測雑音算出部及び推定状態変数算出部へ送る。
本発明では、このような構成のため、観測値の入力頻度が低下した場合、または観測値の入力が無くなった場合においても、ダミーの観測値を作成することで、観測雑音W及びカルマンゲインKの算出を経て、推定誤差共分散Pハットをある頻度で算出することができる。そのため、本発明では、誤差共分散が過度に大きくなったり、異常な値となったりすることを防止することができる。
図1は本発明の第1の実施の形態による目標追尾処理器の構成例を示すブロック図である。図1において、本発明の第1の実施の形態による目標追尾処理器は、ダミー作成起動部20、ダミー観測時刻作成部21及びダミー観測値作成部22を追加し、観測値を入力する代わりにダミー観測値を作成し入力することができる構成とした以外は図3に示す本発明に関連する目標追尾処理器と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。尚、図1に示す目標追尾処理器には、トラッククオリティ算出もゲート検査も含まれていないが、これらについては関連技術として一般的に知られているので、その説明は省略する。
図1において、本発明の第1の実施の形態による目標追尾処理器は、観測時刻入力部11と、観測値入力部12と、ダミー作成起動部20と、ダミー観測時刻作成部21と、ダミー観測値作成部22と、時刻差分算出部30と、状態変数及び誤差共分散時刻算出部31と、状態遷移算出部32と、駆動雑音算出部33と、観測雑音算出部41と、カルマンゲイン算出部42と、予測状態変数算出部51と、推定状態変数算出部52と、予測誤差共分散算出部61と、推定誤差共分散算出部62とから構成されている。
ダミー作成起動部20は、ある期間観測値の入力がないことを検出した場合にダミー作成を起動させるため、ダミー観測時刻作成部21及びダミー観測値作成部22へトリガを送出する。
ダミー観測時刻作成部21は、ダミー作成起動部20からのトリガに応答してダミー観測時刻を作成し、そのダミー観測時刻を時刻差分算出部30へ送出する。ダミー観測値作成部22は、ダミー作成起動部20からのトリガに応答してダミー観測値を作成し、そのダミー観測値を観測雑音算出部41及び推定状態変数算出部52へ送出する。
図2は本発明の第1の実施の形態による目標追尾処理器の処理動作を示すフローチャートである。これら図1及び図2を参照して本発明の第1の実施の形態による目標追尾処理器の処理動作について説明する。
まず、ダミーではなく、センサからの入力がある場合について説明する。この場合(図2ステップA1)、観測時刻入力部11は、センサから観測時刻tmを得ると、その観測時刻tmを時刻差分算出部30へ送出する(図2ステップA2)。
時刻差分算出部30は、今回の観測時刻tm(k)と前回の観測時刻tm(k−1)とから時刻差分ΔT(k)を上記の(3)式を用いて算出し、算出した時刻差分ΔT(k)を状態変数及び誤差共分散時刻算出部31と、状態遷移算出部32と、駆動雑音算出部33とに送出する。
状態遷移算出部32は、状態遷移モデルと時刻差分ΔTとから状態遷移Φを算出し、算出した状態遷移Φを予測状態変数算出部51及び予測誤差共分散算出部61に送出する。ここで、状態遷移モデルとは、状態変数Xが時間と共にどのように変化するかを仮定するモデルであり、例えば目標が等速直進すると仮定するならば、状態遷移Φは上記の(4)式を用いて算出される。
駆動雑音算出部33は、時刻差分ΔTと駆動雑音パラメータAとから駆動雑音Uを算出し、算出した駆動雑音Uを予測誤差共分散算出部61に送出する。例えば、駆動雑音をx方向の加速度に相当する雑音とy方向の加速度に相当する雑音だと仮定すると、駆動雑音Uは上記の(5)式〜(7)式を用いて算出される(図2ステップA4)。
次に、状態変数及び誤差共分散時刻算出部31は、時刻差分ΔT(k)と前回の状態変数及び誤差共分散時刻t(k−1)とから今回の状態変数及び誤差共分散時刻t(k)を、上記の(8)式を用いて算出する。
予測状態変数算出部51は、状態遷移Φと前回の推定状態変数X(k−1)ハットとから今回の予測状態変数X(k)チルダを上記の(9)式を用いて算出し、算出した今回の予測状態変数X(k)チルダを推定状態変数算出部52へ送出する。
予測誤差共分散算出部61は、状態遷移Φと駆動雑音Uと前回の推定誤差共分散P(k−1)ハットとから今回の予測誤差共分散P(k)チルダを上記の(10)式を用いて算出し、算出した今回の予測誤差共分散P(k)チルダをカルマンゲイン算出部42及び推定誤差共分散算出部62に送出する(図2ステップA5)。
続いて、ダミーではなく、センサからの入力がある場合(図2ステップA6)、観測値入力部12は、センサからの観測値Z[上記の(2)式参照]を得て、その観測値Zを観測雑音算出部41及び推定状態変数算出部52へ送出する(図2ステップA7)。
観測雑音算出部41は、観測値Zと観測雑音パラメータBとから観測雑音Wを算出し、算出した観測雑音Wをカルマンゲイン算出部42へ送出する。例えば、観測雑音Wをセンサの距離誤差標準偏差σrと方位誤差標準偏差σθとで与えるとすると、観測雑音Wは、上記の(11)式〜(13)式を用いて算出される。但し、センサから見た目標までの距離をr、センサから見た目標の方位をθとする(方位は、北を基準とした時計回りで表す)。
カルマンゲイン算出部42は、観測雑音Wと予測誤差共分散PチルダとからカルマンゲインKを上記の(14)式及び(15)式を用いて算出し、算出したカルマンゲインKを推定状態変数算出部52及び推定誤差共分散算出部62へ送出する(図2ステップA9)。
最後に、推定状態変数算出部52は、予測状態変数Xチルダと観測値ZとカルマンゲインKとから推定状態変数Xハットを上記の(16)式及び(14)式を用いて算出する。
推定誤差共分散算出部62は、予測誤差共分散PチルダとカルマンゲインKとから推定誤差共分散Pハットを上記の(17)式と(18)式と(14)式とを用いて算出する(図2ステップA10)。
次に、ダミー入力の場合について説明する。ダミー作成起動部20は、センサからの入力を監視して、ある期間、センサからの観測値の入力がないことを検出した場合、ダミー作成の指示をダミー観測時刻作成部21及びダミー観測値作成部22へ送る(図2ステップA1)
ダミー観測時刻作成部21は、ダミー作成の指示を受けると、ダミーの観測時刻tmを作成し、そのダミーの観測時刻tmを時刻差分算出部30へ送出する(図2ステップA3)。ダミーの観測時刻tmには、ダミー作成指示の時刻を設定する。
時刻差分算出部30は、今回の観測時刻tm(k)(ダミーの観測時刻tm)と前回の観測時刻tm(k−1)とから時刻差分ΔT(k)を上記の(3)式を用いて算出し、算出した時刻差分ΔT(k)を状態変数及び誤差共分散時刻算出部31と、状態遷移算出部32と、駆動雑音算出部33とに送出する。
状態遷移算出部32は、状態遷移モデルと時刻差分ΔTとから状態遷移Φを算出し、算出した状態遷移Φを予測状態変数算出部51及び予測誤差共分散算出部61に送出する。ここで、状態遷移モデルとは、状態変数Xが時間と共にどのように変化するかを仮定するモデルであり、例えば目標が等速直進すると仮定するならば、状態遷移Φは上記の(4)式を用いて算出される。
駆動雑音算出部33は、時刻差分ΔTと駆動雑音パラメータAとから駆動雑音Uを算出し、算出した駆動雑音Uを予測誤差共分散算出部61に送出する。例えば、駆動雑音をx方向の加速度に相当する雑音とy方向の加速度に相当する雑音だと仮定すると、駆動雑音Uは上記の(5)式〜(7)式を用いて算出される(図2ステップA4)。
次に、状態変数及び誤差共分散時刻算出部31は、時刻差分ΔT(k)と前回の状態変数及び誤差共分散時刻t(k−1)とから今回の状態変数及び誤差共分散時刻t(k)を、上記の(8)式を用いて算出する。
予測状態変数算出部51は、状態遷移Φと前回の推定状態変数X(k−1)ハットとから今回の予測状態変数X(k)チルダを上記の(9)式を用いて算出し、算出した今回の予測状態変数X(k)チルダを推定状態変数算出部52へ送出する。
予測誤差共分散算出部61は、状態遷移Φと駆動雑音Uと前回の推定誤差共分散P(k−1)ハットとから今回の予測誤差共分散P(k)チルダを上記の(10)式を用いて算出し、算出した今回の予測誤差共分散P(k)チルダをカルマンゲイン算出部42及び推定誤差共分散算出部62に送出する(図2ステップA5)。
続いて、ダミー観測値作成部22は、ダミー作成の指示を受けている場合(図2ステップA6)、ダミーの観測値Zを作成し、作成したダミーの観測値Zを観測雑音算出部41及び推定状態変数算出部52に送出する(図2ステップA8)。ダミーの観測値Zは、予測状態変数Xチルダを利用し、
Figure 0005229126
・・・(19)
という式を用いて作成する。
観測雑音算出部41は、観測値Zと観測雑音パラメータBとから観測雑音Wを算出し、算出した観測雑音Wをカルマンゲイン算出部42へ送出する。例えば、観測雑音をセンサの距離誤差標準偏差σrと方位誤差標準偏差σθとで与えるとすると、観測雑音は、上記の(11)式〜(13)式を用いて算出される。但し、センサから見た目標までの距離をr、センサから見た目標の方位をθとする(方位は、北を基準とした時計回りで表す)。
カルマンゲイン算出部42は、観測雑音Wと予測誤差共分散PチルダとからカルマンゲインKを上記の(14)式及び(15)式を用いて算出し、算出したカルマンゲインKを推定状態変数算出部52及び推定誤差共分散算出部62へ送出する(図2ステップA9)。
最後に、推定状態変数算出部52は、予測状態変数Xチルダと観測値ZとカルマンゲインKとから推定状態変数Xハットを上記の(16)式及び(14)式を用いて算出する。
推定誤差共分散算出部62は、予測誤差共分散PチルダとカルマンゲインKとから推定誤差共分散Pハットを上記の(17)式と(18)式と(14)式とを用いて算出する(図2ステップA10)。
このように、本実施の形態では、観測値の入力頻度が低下した場合、または観測値の入力が無くなった場合においても、誤差共分散が過度に大きくなったり、異常な値となったりすることを防止することができる。
そのため、本実施の形態では、
(1)算出した状態変数が安定しない。例えば、再び観測値が入力された際に推定状態変数を算出するが、その推定状態変数が前回の値と比べて極端に大きく変動する。
(2)誤差共分散を利用した処理にて期待しない結果を生じる。例えばゲート検査にて、過度に大きくなった誤差共分散を使用したため、その目標から遠く離れた位置に観測した別の目標の観測値を、その目標のものであると誤った判定をしてしまう。また、その結果その目標が多数の観測値と関係付けられ計算負荷が増大する。
(3)処理の計算式にてエラーを発生し、処理の実行が不可能となる。
というような悪影響を回避することができる。
これは、本実施の形態において、ダミーの観測値を作成することで、観測雑音W及びカルマンゲインKの算出を経て、推定誤差共分散Pハットをある頻度で算出するためである。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。上述した本発明の第1の実施の形態では、2次元上での目標追尾を前提に説明しているが、本発明の第2の実施の形態では、1次元上で本発明の第1の実施の形態と同様に実施している。
本発明の第2の実施の形態では、状態変数X、誤差共分散P、観測値Z、観測雑音W、駆動雑音U、カルマンゲインK、状態遷移Φ、駆動雑音パラメータA及び駆動雑音パラメータBの要素が変更となり、それに伴い、算出式等が変更となるが、これらは公知の理論により求めることができるため、ここではその説明を省略する。
続いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。上述した本発明の第1の実施の形態では、2次元上での目標追尾を前提に説明しているが、本発明の第3の実施の形態では、n次元(nは3以上の整数)上で本発明の第1の実施の形態と同様に実施している。
本発明の第3の実施の形態では、状態変数X、誤差共分散P、観測値Z、観測雑音W、駆動雑音U、カルマンゲインK、状態遷移Φ、駆動雑音パラメータA及び駆動雑音パラメータBの要素が変更となり、それに伴い、算出式等が変更となるが、これらは公知の理論により求めることができるため、ここではその説明を省略する。
さらに、本発明の第4の実施の形態について説明する。上述した本発明の第1の実施の形態では、ダミー作成起動部20がセンサからの入力を監視し、ある期間、センサからの観測値の入力がないことを検出した場合、ダミー作成の指示をダミー観測時刻作成部21及びダミー観測値作成部22へ送っている(図2ステップA1)。
本発明の第4の実施の形態では、ダミー作成起動部20がセンサからの入力を監視し、ある期間、センサからの観測値の入力がないことを検出した場合に加え、誤差共分散Pを監視してある条件を満たした場合(例えば、対角成分があるしきい値以上となった場合等)に、ダミー作成の指示をダミー観測時刻作成部21及びダミー観測値作成部22へ送るようにしている。
さらにまた、本発明の第5の実施の形態について説明する。上述した本発明の第1の実施の形態では、駆動雑音Uの算出において駆動雑音パラメータAを使用している。また、本発明の第1の実施の形態では、観測雑音Wの算出において観測雑音パラメータBを使用している。
本発明の第5の実施の形態では、ダミーの観測値による一連の処理において、この駆動雑音パラメータAの値と観測雑音パラメータBの値を、センサから入力した観測値による一連の処理における値から変更するようにしている。つまり、本実施の形態では、ダミーの観測値による処理に用いるパラメータ(観測雑音パラメータAの値)を、センサから入力した観測値による通常の処理に用いるパラメータ(駆動雑音パラメータAの値)から変更するようにしている。また同様に、ダミーの観測値による処理に用いるパラメータ(観測雑音パラメータBの値)を、センサから入力した観測値による通常の処理に用いるパラメータ(駆動雑音パラメータBの値)から変更するようにしている。
本発明は、(1)航空機を追尾する目標追尾システム、(2)車両、船舶、ミサイル等の移動する物体を追尾する目標追尾システム、(3)気温や距離等を観測する観測装置というような用途に適用することができる。
11 観測時刻入力部
12 観測値入力部
20 ダミー作成起動部
21 ダミー観測時刻作成部
22 ダミー観測値作成部
30 時刻差分算出部
31 状態変数及び誤差共分散時刻算出部
32 状態遷移算出部
33 駆動雑音算出部
41 観測雑音算出部
42 カルマンゲイン算出部
51 予測状態変数算出部
52 推定状態変数算出部
61 予測誤差共分散算出部
62 推定誤差共分散算出部

Claims (8)

  1. 目標の位置を観測するセンサの観測値からその目標の位置、速度及び針路を状態変数として推定するカルマンフィルタを用いた目標追尾を行う目標追尾処理器であって、
    前記状態変数の分散を表す誤差共分散を補正する手段を有し、
    前記誤差共分散を補正する手段は、ダミーの観測値を作成する作成手段を含み、前記作成手段で作成したダミーの観測値を用いて誤差共分散を補正し、
    前記作成手段で作成したダミーの観測値から観測雑音及びカルマンゲインの算出を経て、推定誤差共分散を算出することを特徴とする目標追尾処理器。
  2. 前記センサの観測値の入力頻度が低下した場合及び前記センサの観測値の入力がなくなった場合のいずれかの場合に前記作成手段を起動する起動手段を含むことを特徴とする請求項1記載の目標追尾処理器。
  3. 前記起動手段は、誤差共分散を監視して少なくとも対角成分がしきい値以上となった場合に前記作成手段を起動することを特徴とする請求項2記載の目標追尾処理器。
  4. 前記ダミーの観測値による処理に用いるパラメータを、通常の処理に用いるパラメータから変更することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の目標追尾処理器。
  5. 目標の位置を観測するセンサの観測値からその目標の位置、速度及び針路を状態変数として推定するカルマンフィルタを用いた目標追尾を行う目標追尾処理器に用いる誤差共分散行列の補正方法であって、
    前記目標追尾処理器が、前記状態変数の分散を表す誤差共分散を補正する処理を実行し、
    前記誤差共分散を補正する処理に、ダミーの観測値を作成する作成処理を含み、
    前記目標追尾処理器が、前記作成処理で作成したダミーの観測値を用いて誤差共分散を補正し、
    前記目標追尾処理器が、前記作成処理で作成したダミーの観測値から観測雑音及びカルマンゲインの算出を経て、推定誤差共分散を算出することを特徴とする誤差共分散行列の補正方法。
  6. 前記目標追尾処理器が、前記センサの観測値の入力頻度が低下した場合及び前記センサの観測値の入力がなくなった場合のいずれかの場合に前記作成処理を起動する起動処理を実行することを特徴とする請求項5記載の誤差共分散行列の補正方法。
  7. 前記目標追尾処理器が、前記起動処理において、誤差共分散を監視して少なくとも対角成分がしきい値以上となった場合に前記作成処理を起動することを特徴とする請求項6記載の誤差共分散行列の補正方法。
  8. 前記ダミーの観測値による処理に用いるパラメータを、通常の処理に用いるパラメータから変更することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか記載の誤差共分散行列の補正方法。
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