JP5228865B2 - 不正装置を検知する装置、不正装置検知システムおよび不正装置の検知方法 - Google Patents
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Description
この交通システムは、主に、インフラ側の通信装置としての複数の路側通信装置と、各車両に搭載される通信装置である車載通信装置(移動端末)とによって実現される。通信の組み合わせとしては、路側通信装置同士での路路間通信と、路側通信装置と車載通信装置とによる路車(または車路)間通信と、車載通信装置同士での車車間通信とがある。
しかし、このようなシステム内に、不正な通信装置が侵入してしまうと、交通管制に関する情報が傍受される他に、不正な通信装置が周囲の車載通信装置へ偽った情報を送信してしまい、システムの機能を低下させるおそれがある。
なお、路側通信装置が送信した信号に含まれている識別情報が、記憶部に記憶されている複数の識別情報のいずれとも異なる場合に、不一致であると言える。
このため、通信を予定していない遠くの正規の路側通信装置が送信した信号に含まれる識別情報をたまたま、検知部が検出でき、さらに、その信号に含まれている識別情報が記憶部に記憶されていなかったとしても、この遠くに存在している正規の路側通信装置からの受信できる信号は弱いため、本発明の前記検知部によれば、前記遠くの正規の路側通信装置を不正な路側通信装置とみなしてしまうことを防ぐことができる。
この場合、通信を予定していない遠くの正規の路側通信装置が送信した信号のタイミングをたまたま、検知部が検出でき、さらに、当該遠くの正規の路側通信装置のタイムスロットがスロット情報に含まれていなかったとしても、この遠くに存在している正規の路側通信装置からの受信できる信号は弱いため、本発明の前記検知部によれば、前記遠くの正規の路側通信装置を不正な路側通信装置とみなしてしまうことを防ぐことができる。
本発明によれば、信号から検出したタイミングと前記スロット情報とが適合していないと判定され(第一判定)、かつ、前記信号の発信源である通信装置が路側通信装置であると判定された(第二判定)場合に、当該信号の発信源である当該通信装置は不正な路側通信装置であると推定するので、通信システム内に不正な路側通信装置が侵入しようとしていても、この不正な路側通信装置を検知することができる。
(9)また、本発明は、時分割多重によって無線通信が行われる正規の路側通信装置が複数含まれる通信システムにおける不正な路側通信装置の存在を検知する装置であって、路側通信装置が送信した信号のタイミングを検出すると共に、当該検出したタイミングと、前記正規の路側通信装置それぞれに割り当てられたタイムスロットのタイミングに関するスロット情報と、を照合し、適合していない場合に、前記タイミングを検出した信号の発信源である路側通信装置は不正な路側通信装置であると推定する検知部を備えていることを特徴とする。
(10)また、本発明は、時分割多重によって無線通信が行われる正規の路側通信装置が複数含まれる通信システムにおける不正な路側通信装置の存在を検知する装置であって、ある通信装置が送信した信号のタイミングを検出すると共に、当該検出したタイミングと、前記正規の路側通信装置それぞれに割り当てられたタイムスロットのタイミングに関するスロット情報と、を照合し、適合しているか否かを判定する第一判定部と、前記第一判定部がタイミングを検出した前記信号の発信源である通信装置が路側通信装置であるか否かを判定する第二判定部と、前記第一判定部が適合していないと判定し、かつ、前記第二判定部が前記信号の発信源である通信装置が路側通信装置であると判定した場合に、当該信号の発信源である当該通信装置は不正な路側通信装置であると推定する検知部とを備えていることを特徴とする。
図1は、通信システムが設けられている道路の模式図であり、図2は図1の一部(二点鎖線で囲まれた部分)を拡大して説明している説明図である。
通信システムは、複数の路側通信装置(以下、「路側機」という)1を有している。図1では路側機1として、路側機1A〜1I、1Qが示されている。また、通信システムは、複数の正規の路側機1を統括する交通管制センターの中央制御装置4を有している。これら路側機1は、交通管制センターの中央制御装置4と接続されていて、中央制御装置4と各路側機1との間は有線または無線で通信可能である。
なお、複数の正規の路側機1の統括は、前記交通管制センターの中央制御装置4ではなく、交通管制センターとは別として(図示しないが)例えば路側に設置された集中監視装置(通信制御装置)が行ってもよい。
また、路側機1(例えば路側機1A)は、他の路側機(路側機1B,1C,1D,1E)との間の通信も可能であり、路側機1同士で情報を交換することが可能である。この路側機1同士の通信を「路路間通信」というものとする。
なお、通信システムが使用する周波数は、例えば720MHz帯である。
図2において、各交差点Jには、4本の各道路RE,RW,RN,RS用に4つ(複数)の交通信号灯器20a,20b,20c,20dが設置されている。
また、各交差点の角には、ビル等の障害物がある。なお、道路構造は、上記に限定されるものではない。
路側機1は、車載機2に対して同報通信(1対多通信)が可能であり、交通情報などを、周囲に存在している車載機2に対して一斉に送信することができる。
そして、前記第一時間帯以外の残りの第二時間帯が、車載機2が信号を送信することのできる時間であり、この第二時間帯で例えばCSMA/CA方式による車車間通信が行われる。
このように、路側機1が信号を送信する時間(第一時間帯)が優先的に与えられていることで、路側機1から送信される信号の品質を確保している。
そして、各路側機1は、時刻を同期させ、通信エリア内に(通信エリア内の車載機2に対して)前記割り当て情報を送信する。なお、前記割り当て情報には、後述のスロット情報が含まれている。
一方、割り当て情報を受信して取得した車載機2は、路側機1が信号を送信する時間帯(第一時間帯)と、当該車載機2が信号を送信することが可能となる通信可能時間帯(第二時間帯)とを知ることができる。これにより、車載機2は、第二時間帯で、車路間通信と車車間通信との内の一方または双方を行うことができる。
スロット情報は、各路側機1に割り当てられたタイムスロット(以下、スロットともいう)のタイミングに関する情報であり、例えば、第一時間帯の開始を基準として、各路側機1が信号を発信するスロットのタイミング(時刻)に関する情報が含まれている。図4の実施形態では、第一時間帯の開始を基準として、時分割された規定のタイミングで、路側機1A、路側機1B、路側機1C、路側機1D、路側機1Eがそれぞれ信号を送信するようにスロットが規定されている。このスロット情報によって、第一時間帯の開始からどのタイミングで、どの路側機1が信号を送信するのか判別することができる。
記憶部14は、各種情報やコンピュータプログラムを記憶するROMやRAM等の記憶装置よりなる。検知部15は、CPUを有するマイコンなどからなり、前記コンピュータプログラムによって各種処理を実行する機能部として、取得部15a,照合部15bおよびレベル判定部15cを有している。これらの機能部については、後に説明する。
本実施形態では、各路側機1の通信装置本体10が、記憶部14および検知部15を有している。また、前記検知部15の機能を、通信装置本体10の制御部13が有していてもよい。
図1において、路側機1A〜1I,1Qが、交通管制センターによって管理されている正規の路側機1であり、通信装置Zが通信システムに不正に侵入しようとしている通信装置(以下、不正通信装置Zという)である。
不正通信装置Zは、路側機1Aと路側機1Eとの間に存在していて、これら路側機1A,1Eおよび周囲の車載機2に対して信号を送受信できるものとする。
路側機1Aに設けられている不正装置検知システムによって、不正通信装置Zを検知する方法について説明する。
そして、各路側機1は、アンテナ部11からの送信信号に自己の識別情報を含ませて、信号を送信することができる。
路側機1Aにおける検知部15は、他の路側機が送信した信号を受信し、前記取得部15aによって、当該信号に含まれている識別情報を検出する(ステップS11)。そして、前記照合部15bによって、この検出した識別情報と、記憶部14が記憶している正規の識別情報とを照合する(ステップS12)。その結果、受信した信号に含まれている識別情報が、記憶部14が記憶している正規の複数の識別情報のいずれとも異なる場合、不一致であると判定し、この場合(ステップS12の「不一致」の場合)に、前記レベル判定部15cによって、第二の判定が行われる。
これにより、ある路側機1における記憶部14では、当該路側機1の周囲に存在していて個別通信を行うこととなっている他の路側機1についての識別情報を記憶していれば足りる。
また、ステップS13の判定において、受信した信号のレベルが、閾値未満である場合(Noの場合)、受信した信号は無視され、不正通信装置Zの検知処理を一旦終える。
前記のとおり、路側機1Aから送信された信号を、路側機1B,1C,1D,1Eのそれぞれは受信する。この路側機1Aから送信される信号には路側機1Aの識別情報が含まれている。また、路側機1B,1C,1D,1Eのそれぞれの記憶部14は、路側機1Aの識別情報を当該路側機1Aと対応付けて記憶している。
そして、路側機1B,1C,1D,1Eによって正規のものであると認められた路側機1Aは、中央制御部4によっても、正規のものであると認められる。
第一の実施形態と同様に、図1において、路側機1A〜1I,1Qが、交通管制センターによって管理されている正規の路側機1であり、通信装置Zが通信システムに不正に侵入しようとしている路側通信装置(以下、不正通信装置Zという)である。不正通信装置Zは、路側機1Aと路側機1Eとの間に存在していて、これら路側機1A,1Eおよび周囲の車載機2に対して信号を送受信できるものとする。
そこで、路側機1Aの通信装置本体10に設けられた記憶部14には、正規の路側機1A〜1Eのそれぞれに割り当てられたタイムスロットのタイミングに関する前記スロット情報が記憶されている。
そこで、検知部15は、実際に受信した信号が、スロット情報が示す前記規定の時間帯T内で受信しているか否かの照合処理を、スロット情報に基づいて実行する。
図6において、路側機1Aにおける検知部15は、他の路側機が送信した信号を受信し、前記取得部15aによって、前記受信した信号の受信タイミングを検出する(ステップS11)。そして、前記照合部15bによって、この検出した受信タイミングと、記憶部14が記憶しているスロット情報とを照合する(ステップS12)。
そこで、路側機1Aが、他の路側機からの信号を受信すると、取得部15aが各受信信号の受信タイミングを検出し、照合部15bは、この受信タイミングが第一時間帯の内の前記規定の時間帯T内にあれば、この受信タイミングは、記憶部14が記憶しているスロット情報に適合していると判定する。
そこで、図7(b)の場合、路側機1Aは、路側機1B,1C,1D,1Eからの信号(B〜E)を、前記規定の時間帯T内で受信することができていることから、路側機1Aにおける照合部15bは、各受信信号の受信タイミングが前記規定の時間帯T内であると判定することができ、記憶部14が記憶しているスロット情報に適合していると判定する(図6のステップS12の「適合」)。
この場合、路側機1Aにおける照合部15bは、受信信号の受信タイミングが前記規定の時間帯T以外であると判定することができ、記憶部14が記憶しているスロット情報に適合していないと判定する(図6のステップS12の「不適合」)。
このように、「不適合」である場合に、前記レベル判定部15cによって、第二の判定が行われる。
これにより、ある路側機1における記憶部14では、当該路側機1の周囲に存在していて個別通信を行うこととなっている他の路側機1のスロットについてのスロット情報を記憶していれば足りる。
また、ステップS13の判定において、受信した信号のレベルが、閾値未満である場合(Noの場合)、受信した信号は無視され、不正通信装置Zの検知処理を一旦終える。
すなわち、前記スロット判定と識別情報判定との内の一方又は双方の判定が満たされることによって、不正通信装置Zの推定を行ってもよい。
図8(a)に示しているように、スロット情報によれば、第一時間帯の規定の時間帯Tでは、路側機1A,1B,1C,1D,1Eの順で信号を送信することになっている。このため、このスロット情報及び前記正規の路側機の識別情報を有している路側機1Aは、図8(b)に示しているように、規定の時間帯T内で、路側機1B,1C,1D,1Eの順で信号を受信していることを確認することができる。この場合、前記スロット判定と識別情報判定との双方において、受信した信号の発信源である通信装置は、正規の路側機であると推定できる。
さらに、図8(d)に示しているように、受信した信号が規定の時間帯T内であるが、検出した識別情報が、記憶部14に記憶させた正規の路側機の識別情報と一致していない場合、前記識別情報判定により、識別情報が一致していない信号の発信源である通信装置は、不正通信装置Zであると推定できる。
さらに、検知部15は、第一時間帯の間で、この不正通信装置Zの検知処理を実行していることから、この第一時間帯では、車載機2は信号を送信していないはずであるため、車載機2を不正通信装置Zであると検知することはない。
第一及び第二の実施形態と同様に、図1において、路側機1A〜1I,1Qが、交通管制センターによって管理されている正規の路側機1であり、通信装置Zが通信システムに不正に侵入しようとしている路側機(以下、不正通信装置Zという)である。不正通信装置Zは、路側機1Aと路側機1Eとの間に存在していて、これら路側機1A,1Eおよび周囲の車載機2に対して信号を送受信できるものとする。
そこで、路側機1Aにおける不正装置検知システムの前記第一判定部15eは、実際に受信した信号が、スロット情報が示す前記規定の時間帯T内で受信しているか否かの照合処理を、スロット情報に基づいて実行する。
すなわち、検出した受信タイミングが、スロット情報が示す前記規定の時間帯T以外である場合、第一判定部15eは、適合していないと判定する。例えば、車載機2が信号を送信することのできる第二時間帯(図4参照)に、当該車載機2又は不正通信装置Zからの信号を、実際に路側機1Aが受信している場合、第一判定部15eは、適合していないと判定する。
この第二判定部15fによって、信号の発信源である通信装置が路側機ではないと判定される場合としては、信号に含まれていた識別情報が、記憶部14が記憶している路側機1B〜1Eの識別情報のいずれとも異なる場合である。
図10において、路側機1Aは、他の通信装置(路側機又は車載機)が送信した信号を受信し、当該路側機1Aにおける不正装置検知システムの前記第一判定部15eによって、前記受信した信号の受信タイミングを検出する(ステップS21)。さらに、第一判定部15eによって、この検出した受信タイミングと、記憶部14が記憶しているスロット情報とを照合する(ステップS22)。
この場合、路側機1Aにおける第一判定部15eは、受信信号の受信タイミングが前記規定の時間帯T以外であると判定することができ、記憶部14が記憶しているスロット情報に適合していないと判定する(図10のステップS22の「不適合」)。
ここで、前記信号の発信源は不正通信装置Zであるが、この不正通信装置Zが、路側機である旨の識別情報を有していて、又は、正規の路側機1A〜1Iの識別情報を不正に取得していて、当該識別情報を含めて信号を発信している場合、第二判定部15fによるステップS24の照合処理において、「一致」と判定される。
又は、第二判定部15fは、第一判定部15eが判定のために用いた前記信号に含まれている前記属性情報に基づいて、信号の発信源である通信装置が路側機であるか否かを判定してもよい。この場合、不正通信装置Zが、路側機である旨の属性情報を含めた信号を送信していると、第二判定部15fは、信号の発信源である通信装置が路側機であると判定する(この判定結果は、前記「一致」に相当する)。
例えば、前記実施形態では、不正装置検知システム(記憶部14および検知部15)を、各路側機1に設けた場合を説明したが、これ以外として、不正装置検知システムを交通管制センターに設けてもよい。この場合、交通管制センターは、各路側機1が受信した信号を受信し、この信号に基づいて不正通信装置の検知を行う。
または、検知部15は、各路側機1に設けられているが、記憶部14を交通管制センターに設けてもよい。この場合、各路側機1の検知部15は、交通管制センターの記憶部14に記憶されている情報を通信によって受け、不正通信装置の検知を行う。
14 記憶部
15 検知部
15e 第一判定部
15f 第二判定部
15g 検知部
Z 不正通信装置
Claims (10)
- 正規の路側通信装置が複数含まれる通信システムにおける不正な路側通信装置の存在を検知する不正装置検知システムであって、
前記正規の路側通信装置それぞれに割り当てられた識別情報を記憶する記憶部と、
路側通信装置が送信した信号に含まれる識別情報を検出すると共に、この検出した識別情報を含む信号の強さを判定し、不正な路側通信装置の存在を検知する検知部と、を備え、
前記検知部は、前記検出した識別情報と前記記憶部が記憶している正規の前記識別情報とを照合して不一致であると判定し、かつ、前記検出した識別情報を含む信号の強さが閾値以上である場合に、当該検出した識別情報を含む信号の発信源である路側通信装置は不正な路側通信装置であると推定することを特徴とする不正装置検知システム。 - 時分割多重によって無線通信が行われる正規の路側通信装置が複数含まれる通信システムにおける不正な路側通信装置の存在を検知する不正装置検知システムであって、
前記正規の路側通信装置それぞれに割り当てられたタイムスロットのタイミングに関するスロット情報を記憶する記憶部と、
路側通信装置が送信した信号のタイミングを検出すると共に、当該検出したタイミングと、前記記憶部が記憶している前記スロット情報とを照合し、適合していない場合に、前記タイミングを検出した信号の発信源である路側通信装置は不正な路側通信装置であると推定する検知部と、を備えていることを特徴とする不正装置検知システム。 - 前記検知部は、前記検出したタイミングと、前記記憶部が記憶している前記スロット情報とを照合し、適合していないと判定し、かつ、前記タイミングを検出した信号の強さを判定し、当該強さが閾値以上である場合に、当該タイミングを検出した信号の発信源である路側通信装置は不正な路側通信装置であると推定する請求項2に記載の不正装置検知システム。
- 時分割多重によって無線通信が行われる正規の路側通信装置が複数含まれる通信システムにおける不正な路側通信装置の存在を検知する不正装置検知システムであって、
前記正規の路側通信装置それぞれに割り当てられたタイムスロットのタイミングに関するスロット情報を記憶する記憶部と、
ある通信装置が送信した信号のタイミングを検出すると共に、当該検出したタイミングと、前記記憶部が記憶している前記スロット情報とを照合し、適合しているか否かを判定する第一判定部と、
前記第一判定部がタイミングを検出した前記信号の発信源である通信装置が路側通信装置であるか否かを判定する第二判定部と、
前記第一判定部が適合していないと判定し、かつ、前記第二判定部が前記信号の発信源である通信装置が路側通信装置であると判定した場合に、当該信号の発信源である当該通信装置は不正な路側通信装置であると推定する検知部と、を備えていることを特徴とする不正装置検知システム。 - 正規の路側通信装置が複数含まれる通信システムにおける不正な路側通信装置の存在を検知する不正装置の検知方法であって、
路側通信装置が送信した信号に含まれる識別情報を検出すると共に、当該検出した識別情報と前記正規の路側通信装置それぞれに割り当てられた識別情報とを照合して不一致であると判定し、かつ、前記検出した識別情報を含む信号の強さが閾値以上である場合に、当該検出した識別情報を含む信号の発信源である路側通信装置は不正な路側通信装置であると推定することを特徴とする不正装置の検知方法。 - 時分割多重によって無線通信が行われる正規の路側通信装置が複数含まれる通信システムにおける不正な路側通信装置の存在を検知する不正装置の検知方法であって、
路側通信装置が送信した信号のタイミングを検出すると共に、当該検出したタイミングと、前記正規の路側通信装置それぞれに割り当てられたタイムスロットのタイミングに関するスロット情報と、を照合し、適合していない場合に、前記タイミングを検出した信号の発信源である路側通信装置は不正な路側通信装置であると推定することを特徴とする不正装置の検知方法。 - 時分割多重によって無線通信が行われる正規の路側通信装置が複数含まれる通信システムにおける不正な路側通信装置の存在を検知する不正装置の検知方法であって、
ある通信装置が送信した信号のタイミングを検出すると共に、当該検出したタイミングと、前記正規の路側通信装置それぞれに割り当てられたタイムスロットのタイミングに関するスロット情報、とを照合し、適合しているか否かを判定する第一判定と、
前記第一判定によってタイミングを検出した前記信号の発信源である通信装置が路側通信装置であるか否かを判定する第二判定と、を行い、
前記第一判定によって適合していないと判定され、かつ、前記第二判定によって前記信号の発信源である通信装置が路側通信装置であると判定された場合に、当該信号の発信源である当該通信装置は不正な路側通信装置であると推定することを特徴とする不正装置の検知方法。 - 正規の路側通信装置が複数含まれる通信システムにおける不正な路側通信装置の存在を検知する装置であって、
路側通信装置が送信した信号に含まれる識別情報を検出すると共に、この検出した識別情報を含む信号の強さを判定し、不正な路側通信装置の存在を検知する検知部を備え、
前記検知部は、前記検出した識別情報と前記正規の路側通信装置それぞれに割り当てられた識別情報とを照合して不一致であると判定し、かつ、前記検出した識別情報を含む信号の強さが閾値以上である場合に、当該検出した識別情報を含む信号の発信源である路側通信装置は不正な路側通信装置であると推定することを特徴とする装置。 - 時分割多重によって無線通信が行われる正規の路側通信装置が複数含まれる通信システムにおける不正な路側通信装置の存在を検知する装置であって、
路側通信装置が送信した信号のタイミングを検出すると共に、当該検出したタイミングと、前記正規の路側通信装置それぞれに割り当てられたタイムスロットのタイミングに関するスロット情報と、を照合し、適合していない場合に、前記タイミングを検出した信号の発信源である路側通信装置は不正な路側通信装置であると推定する検知部を備えていることを特徴とする装置。 - 時分割多重によって無線通信が行われる正規の路側通信装置が複数含まれる通信システムにおける不正な路側通信装置の存在を検知する装置であって、
ある通信装置が送信した信号のタイミングを検出すると共に、当該検出したタイミングと、前記正規の路側通信装置それぞれに割り当てられたタイムスロットのタイミングに関するスロット情報と、を照合し、適合しているか否かを判定する第一判定部と、
前記第一判定部がタイミングを検出した前記信号の発信源である通信装置が路側通信装置であるか否かを判定する第二判定部と、
前記第一判定部が適合していないと判定し、かつ、前記第二判定部が前記信号の発信源である通信装置が路側通信装置であると判定した場合に、当該信号の発信源である当該通信装置は不正な路側通信装置であると推定する検知部と、を備えていることを特徴とする装置。
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