JP5228035B2 - 温水配管接続具 - Google Patents

温水配管接続具 Download PDF

Info

Publication number
JP5228035B2
JP5228035B2 JP2010292908A JP2010292908A JP5228035B2 JP 5228035 B2 JP5228035 B2 JP 5228035B2 JP 2010292908 A JP2010292908 A JP 2010292908A JP 2010292908 A JP2010292908 A JP 2010292908A JP 5228035 B2 JP5228035 B2 JP 5228035B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
signal line
line terminal
water pipe
pipe connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010292908A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012141080A (ja
Inventor
正博 小川
康大 上森
Original Assignee
株式会社藤井合金製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社藤井合金製作所 filed Critical 株式会社藤井合金製作所
Priority to JP2010292908A priority Critical patent/JP5228035B2/ja
Publication of JP2012141080A publication Critical patent/JP2012141080A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5228035B2 publication Critical patent/JP5228035B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

本発明は、温水配管接続具、特に、室外の熱源機と室内の放熱機との間に形成される温水配管を流路接続すると共に、電源コードや制御信号ケーブル等も電気接続する温水配管接続具に関する。
図8(a)は、壁(W)に設置されている温水コンセント(2)の室内側正面図であり、図示しないが、室外の熱源機から延びる一対の室外側温水配管が、コンセント本体(20)内の温水接続口(21)(22)に接続されている。又、前記熱源機から延びるリモコンケーブル(図示せず)に電気接続されている電気接続口(2a)(2b)(2c)が、温水接続口(21)(22)の間に設けられている。
図8(b)は、温水コンセント(2)に接続されるプラグ体(1)の斜視図である。プラグ体(1)には、温水の熱を室内に放出する放熱機(3)から延びる一対の室内側温水配管(31)(32)とリモコンケーブル(30)の先端にケーシング(10)が装着され、室内側温水配管(31)(32)にそれぞれ連通接続される筒状のプラグ部(11)(12)と、リモコンケーブル(30)に電気接続される信号線端子(1a)(1b)(1c)がケーシング(10)から突出している。これらの突出部分は、断面横長長円形状の保護筒(14)によって全体的に包囲されている。
プラグ体(1)のプラグ部(11)(12)が、温水コンセント(2)の温水接続口(21)(22)に各々水密状態に挿入されることにより、室外側温水配管と室内側温水配管(31)(32)とが流路接続され、プラグ体(1)の複数の信号線端子(1a)(1b)(1c)が、温水コンセント(2)のコンセント本体(20)内の電気接続口(2a)(2b)(2c)にそれぞれ差し込まれることにより、電気的に接続する構成となっている。
又、プラグ体(1)を温水コンセント(2)に接続すると、プラグ体(1)のプラグ部(11)(12)間に設けられている係合片(13)が、温水コンセント(2)の温水接続口(21)(22)間に設けられている被係合部(23)に抜止め状態に係合する構成となっている。
特許第3060221号公報
従来の温水配管接続具のプラグ体(1)では、プラグ部(11)(12)と、複数の信号線端子(1a)(1b)(1c)と、さらには、係合片(13)を、ケーシング(10)上の保護筒(14)で囲まれた狭い範囲内に配設しなければならないため、信号線端子(1a)(1b)(1c)は薄板状に形成されている。又、それに応じて、信号線端子(1a)(1b)(1c)が差込まれる電気接続口(2a)(2b)(2c)も細い溝状に形成されている。
よって、温水コンセント(2)に対して、プラグ体(1)を斜め方向から差し込んだり、接続時に左右に揺らせたり、さらには、脱着操作を乱暴に行なったりすると、プラグ体(1)の信号線端子(1a)(1b)(1c)が変形したり、破損したりする不都合がある。
本発明は、『室内側温水配管及び室内側リモコンケーブルに接続されているプラグ体と、室外側温水配管及び室外側リモコンケーブルに接続され且つ壁面や床面等に取り付けられていると共に前記プラグ体が着脱自在に接続可能な温水コンセントとからなり、
前記プラグ体の接続側端面に突設させた係合片を、前記温水コンセントの被接続側端面に設けられている被係合部に係合させることにより、前記プラグ体は前記温水コンセントに抜け止め状態に係合すると同時に、流路接続及び電気接続する構成の温水配管接続具』において、
前記プラグ体を前記温水コンセントに脱着させる際に、電気接続部分が変形したり損傷したりする不都合を防止することを課題とする。
本発明の請求項1に係る温水配管接続具は、『前記係合片に電気接続の為の信号線端子部を一体に設け、前記係合片を前記被係合部に係合させたときに前記信号線端子部が接触する前記被係合部内の所定箇所に、前記信号線端子部と電気接続する信号線端子受部を具備させた』ことを特徴とする。
信号線端子部を係合片に一体に設ける構成としたから、従来のように薄板状の端子をプラグ体の接続側端面に独立して突設させたものに比べて、信号線端子部の強度が増し、プラグ体の脱着操作を斜め方向から行なったり、乱暴に行なったりしても信号線端子部が変形したり破損したりすることはない。又、係合片を温水コンセントの被係合部に係合させるだけで、信号線端子部を被係合部内に設けられた信号線端子受部に電気接続させることができる。
上記請求項1において、『前記係合片は、互いに絶縁された複数の厚肉金属板からなり、前記係合片の係合時に前記厚肉金属板が各々接触する前記被係合部内の各位置に、導電性の金属部材が相互に絶縁された状態で配設されている』ものでは、係合片全体を厚肉金属板製の信号線端子部として機能するように構成されていると共に、厚肉金属板が接続される被係合部内の金属部材が信号線端子受部として機能する構成となっている。
又、上記請求項1の発明に係る温水配管接続具において、『前記係合片は、樹脂製本体に、導電材料からなる信号線端子部を一体成型により具備させる構成とした』ものや、『前記被係合部は樹脂により構成されていると共に、前記係合片が係合接触する各位置に、導電材料からなる信号線端子受部が一体成型により具備されている』ものが採用可能である。
さらに、上記各請求項において、『前記信号線端子部の、前記信号線端子受部に接触する範囲以外の部分には絶縁被膜が形成されている』ものとすることや、『前記信号線端子受部の、前記信号線端子部が接触する範囲以外の部分に絶縁被膜が形成されている』構成とすることもできる。
以上のように、請求項1に係る発明によれば、信号線端子部を係合片に一体化させる構成としたから、従来の薄板状の端子に比べて、信号線端子部としての強度が増大し、プラグ体の温水コンセントへの接続又は取り外しの際の操作を乱暴に行なっても、信号線端子部が曲がったり破損したりする不都合がない。
又、係合片を被係合部に係合させると同時に電気接続される構成であるから、プラグ体を温水コンセントへ接続させる際に、電気接続のためだけの作業を省略することができる。よって、接続作業が容易となる。
従来のプラグ体のように、信号線端子部を別途設ける必要がないから、その分のスペースを利用して係合片を比較的大きく設けることができる。これにより、係合片の強度や接続時の挿入操作性を確実に向上させることができ、信号線端子間の寸法も十分広くとれるので、水滴等に対する絶縁性も向上する。又、構造が簡単になるから、コストダウンにもなる。
また、係合片全体を信号線端子部とし、さらに、係合片又は被係合部を樹脂製とし、その一部に信号線端子部又は信号線端子受部を一体に設ける構成とすると、係合片、被係合部、信号線端子部及び信号線端子受部をコンパクトで堅牢なものとすることができる。
さらに、前記信号線端子部の、前記信号線端子受部に接触する範囲以外の部分、又は、前記信号線端子受部の、前記信号線端子部が接触する範囲以外の部分に、絶縁被膜を形成すると、水滴等に対する防水性・絶縁性に優れたものとなる。
本発明の第1番目の実施の形態の温水配管接続具のうち温水プラグを示す横断面図であり、右側のプラグ部のみが温水コンセントに接続された様子を示している。 本発明の第1番目の実施の形態の温水配管接続具の温水コンセントを示す正面図である。 本発明の第1番目の実施の形態の温水配管接続具の接続状態を示す縦断面図である。 本発明の第2番目の実施の形態の温水配管接続具のうち、温水プラグを示す断面図である。 本発明の第2番目の実施の形態の温水配管接続具の接続状態を示す縦断面図である。 本発明の第2番目の実施の形態の温水配管接続具に採用した解除ボタンの説明図である。 本発明の第3番目の実施の形態の温水配管接続具のプラグ体に設ける係合片を示す説明図である。 従来の温水配管接続具の説明図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本願発明の実施の形態におけるプラグ体(1)の横断面図であり、図2はプラグ体(1)を接続させる温水コンセント(2)の正面図である。図3は、プラグ体(1)を温水コンセント(2)に接続させた状態を示す縦断面図であり、温水コンセント(2)とプラグ体(1)とで、温水暖房装置の温水接続具を構成している。
図1に示すように、プラグ体(1)には、温水の熱を放出する室内機(3)から延びる一対の室内側温水配管(31)(32)が流路接続する接続筒部(311)(312)に連通接続され且つ前端部側に弁体(17)が収納されているプラグ部(11)(12)と、プラグ部(11)(12)間に位置し且つリモコンケーブル(4)に電気接続する信号線端子部(41)(42)とが、断面横長長円形状のケーシング(40)内に備えられているもので、プラグ部(11)(12)及び信号線端子部(41)(42)の前端部はプラグ体(1)の接続側端面(16)から突出している。これら突出部分は、ケーシング(40)の開放筒部(40a)で包囲されている。
接続筒部(311)(312)は、図3に示すように、水平に位置するプラグ部(11)(12)に対して、上下180度回動自在に設けられてあり、これら接続筒部(311)(312)を被覆する被覆筒(43)は、ケーシング(40)の後端部に回動自在に取り付けられている。これにより、後述する温水コンセント(2)の設置位置に応じて、被覆筒(43)を接続筒部(311)(312)と共に回動させてケーシング(40)に対する被覆筒(43)の向きを自在に変更することができる。
信号線端子部(41)(42)は、図1及び図3に示すように、所定の肉厚を有する細長い金属板からなり、その略中央部分で軸支させて揺動可能に固定されている。信号線端子部(41)(42)の信号線端子受部(26)との接点以外は、フッソ樹脂やシリコンゴムにより絶縁被膜が形成された、絶縁被膜形成域(44)となっている。
信号線端子部(41)(42)は、図3に示すように、前端部が下方に、後端部が上方にそれぞれ屈曲する形状に形成されてあり、軸支部を中心にそれぞれ上下に揺動するように取り付けられている。尚、信号線端子部(41)(42)の軸支部よりも後方域の下方にはねじりコイルバネ(5)が設けられてあり、信号線端子部(41)(42)の後方域は、常時上方に持ち上げられた状態に付勢されている。
そして、信号線端子部(41)(42)の後端部の上面に対応するように、解除ボタン(50)が、ケーシング(40)を貫通する態様で設けられている。
図2に示したものは、プラグ体(1)を接続させる温水コンセント(2)の正面図である。
温水コンセント(2)は、図3に示すように、壁(W)に形成した壁穴(H)を室内側から被覆するように設置されると共に、壁(W)を介して室外機(図示せず)に接続されているもので、室外機から延びる一対の室外側温水配管(図示せず)が接続される温水接続口(21)(22)を具備させたコンセント本体(20)と、その室内側表面を被覆する化粧板(24)を備えている。コンセント本体(20)には、プラグ体(1)のケーシング(40)の開放筒部(40a)が挿入可能な挿入孔(25)が形成されていると共に、プラグ部(11)(12)に対応する各位置には、温水接続口(21)(22)が具備されている。
又、化粧板(24)には、上下にスライドさせることによって挿入孔(25)を開閉可能な蓋板(27)が設けられている。
又、信号線端子部(41)(42)に対応するコンセント本体(20)の各位置には、電気接続口(51)(52)が開放しており、電気接続口(51)(52)内には、信号線端子部(41)(42)の前端部に設けられている爪部(45)が係合する係合突起部(53)が設けられている。そして、係合突起部(53)を覆うように、金属板からなる信号線端子受部(26)が設けられている。
信号線端子受部(26)には、前記室外機から延びるリモコンケーブル(図示せず)が電気接続しており、電気接続口(51)(52)に信号線端子部(41)(42)が各々差し込まれて信号線端子受部(26)に接続することにより、室内機(3)から延びるリモコンケーブル(30)、信号線端子部(41)(42)、電気接続口(51)(52)の信号線端子受部(26)、さらには室外側リモコンケーブルを介して、室内機(3)と室外機との間で制御信号等が伝達される。
尚、各信号線端子受部(26)のうち、爪部(45)との接触部を除く範囲には絶縁被膜(図示せず)が形成されている。
尚、この実施の形態のものでは、信号線端子部(41)(42)を電気接続口(51)(52)に挿入すると、上記したように、室内機(3)と室外機との間で制御信号等が伝達されると同時に、信号線端子部(41)(42)の前端の爪部(45)が、電気接続口(51)(52)内の係合突起部(53)に当接した時点で、図3の二点鎖線で示すように、上方へ揺動させられ、その後に、図3の実線で示すように、爪部(45)が係合突起部(53)に抜止め状態に係合する。
この係合状態は、ねじりコイルバネ(5)の付勢力によってロック状態に維持される。
このように、本発明の実施の形態の信号線端子部(41)(42)は、プラグ体(1)を温水コンセント(2)に抜け止め状態に接続する係合片として機能すると共に、電気接続口(51)(52)内にて、金属製の信号線端子受部(26)を被覆させた係合突起部(53)が、係合片が係合する被係合部として機能することとなる。
信号線端子部(41)(42)の爪部(45)が電気接続口(51)(52)内の係合突起部(53)に係合するロック状態は、解除ボタン(50)を下方へ押すことによって解除される。
解除ボタン(50)が下方へ押されると、信号線端子部(41)(42)の後端部が、ねじりコイルバネ(5)の付勢力を抗して下方へ押され、これにより、信号線端子部(41)(42)が、前端部が上昇する方向に揺動させられて、爪部(45)の係合突起部(53)への係合が解除される。この状態を維持したまま、プラグ体(1)を温水コンセント(2)から引き抜けば良い。
図4に示すものは、上記実施の形態の解除ボタン(50)に代えて、一対の解除ボタン(54)をケーシング(40)の両側方に突出するように具備させた構成のものである。
この実施の形態の信号線端子部(41)(42)も、図5に示すように、全体を細長い比較的厚肉金属板から構成していると共に、その略中央部分で、前後両端部が上下に揺動自在となるように軸支させてある。信号線端子部(41)(42)の下方に設けた板バネ(55)の付勢力によって、同図の実線で示すように、軸支部よりも後方域が上方に持ち上がる方向に付勢されている。
プラグ体(1)を温水コンセント(2)の挿入孔(25)に差し込むと、プラグ部(11)(12)が温水接続口(21)(22)に流路接続すると同時に、信号線端子部(41)(42)が電気接続口(51)(52)にそれぞれ差し込まれ、信号線端子部(41)(42)の先端の爪部(45)が電気接続口(51)(52)内の係合突起部(53)に抜け止め状態に係合し、係合突起部(53)に設けた信号線端子受部(26)に接触して電気接続されることとなる。
解除ボタン(54)に対応するケーシング(40)内には、図5及び図6に示すように、解除ボタン(54)の押込み操作に応じて、下方へ移動させられる移動体(33)が収納されている。
移動体(33)には、2本の信号線端子部(41)(42)の後方域がそれぞれ差し込まれる一対の貫通孔(34)が形成されてあり、頂部は、解除ボタン(54)側に向ってそれぞれ降下する斜面(35)が形成されている。
解除ボタン(54)は、図6のA−1又はB−1に示すように、ケーシング(40)の内方に開放する断面略U字状体であり、プラグ部(11)(12)の後方部分を側方から囲むように設置されている。
解除ボタン(54)の開放端のうち、移動体(33)の斜面(35)に対応する部分には、斜面(35)の傾斜角度に一致する押圧斜面(56)が形成されてあり、図6のA−1及びA−2に示す、解除ボタン(54)の非操作時(プラグ体(1)の温水コンセント(2)への非接続時或いは接続時)においては、押圧斜面(56)は斜面(35)の下部に位置している。このとき、信号線端子部(41)(42)は、軸支部よりも後方域が板バネ(55)の付勢力によって上方に持ち上げられて略水平状態を維持している。
そして、信号線端子部(41)(42)の爪部(45)の、係合突起部(53)に対する係合を解除するには、ケーシング(40)の両側に突出している2つの解除ボタン(54)を同時に内方へ押込む。解除ボタン(54)が押込まれると、図6のB−1に示すように、両解除ボタン(54)の開放端が相互に接近し、それに伴って、移動体(33)の斜面(35)が解除ボタン(54)の押圧斜面(56)で押されて、移動体(33)が下方へ移動させられる。移動体(33)の降下によって、信号線端子部(41)(42)の後部域が、図6のB−2に示すように、板バネ(55)の付勢力を抗して、下方へ移動させられる。これにより、信号線端子部(41)(42)の先端の爪部(45)が上昇させられることとなり、信号線端子部(41)(42)の爪部(45)の、係合突起部(53)への係合が解除され、プラグ体(1)を温水コンセント(2)から引き抜くことができる。
上記各実施の形態のものは、信号線端子部(41)(42)全体を金属板から構成したが、図7に示す第3番目の実施の形態のように、一つの樹脂製の係止片(46)の先端の爪部(45)に近い下面の両側に、金属板等の導電材料からなる一対の信号線端子部(41)(42)を一体成型により具備させるようにしても良い。
このものでは、図示しないが、温水コンセント(2)のコンセント本体(20)には、係止片(46)が差し込まれる係合口を一つ設けておけばよく、係合口内の、信号線端子部(41)(42)が対応する各位置に、一対の信号線端子受部を設けておけば、係止片(46)を係合口に差し込むと同時に電気接続が可能となる。さらに、このものでは、一つの係止片(46)を差し込むだけでよいから、プラグ体(1)の温水コンセント(2)への差込みがさらに容易となる上に、係止片(46)を比較的大きく設けることができるから、係合口への係合が確実となる。
係止片(46)の、係合口への係合及び解除の態様は、上記した第1又は第2番目の実施の形態における構成が採用可能である。
上記各実施の形態において、信号線端子部(41)(42)を、全体を厚肉金属板で構成して係合片としても機能させるようにしたり、又は、樹脂製の係合片に一体成型によって具備させるようにしたから、独立した薄肉の金属板を突設させた従来の信号線端子部(41)(42)に比べてその強度が増し、プラグ体(1)を温水コンセント(2)に対して、斜め方向から差し込んだり、乱暴に脱着させたりしても、信号線端子部(41)(42)が曲がったり折れたりして損傷する不都合がない。
又、係合片を係合口に差し込む動作だけで、電気接続も可能となるから、使い勝手の良い温水配管接続具を提供することが可能となる。
(1) ・・・・・・・・プラグ体
(2) ・・・・・・・・温水コンセント
(26)・・・・・・・・信号線端子受部
(31)(32)・・・・・・室内側温水配管
(4) ・・・・・・・・室内側リモコンケーブル
(41)(42)・・・・・・信号線端子部

Claims (6)

  1. 室内側温水配管及び室内側リモコンケーブルに接続されているプラグ体と、室外側温水配管及び室外側リモコンケーブルに接続され且つ壁面や床面等に取り付けられていると共に前記プラグ体が着脱自在に接続可能な温水コンセントとからなり、
    前記プラグ体の接続側端面に突設させた係合片を、前記温水コンセントの被接続側端面に設けられている被係合部に係合させることにより、前記プラグ体は前記温水コンセントに抜け止め状態に係合すると同時に、流路接続及び電気接続する構成の温水配管接続具において、
    前記係合片に電気接続の為の信号線端子部を一体に設け、
    前記係合片を前記被係合部に係合させたときに前記信号線端子部が接触する前記被係合部内の所定箇所に、前記信号線端子部と電気接続する信号線端子受部を具備させたことを特徴とする温水配管接続具。
  2. 請求項1に記載の温水配管接続具において、前記係合片は、互いに絶縁された複数の厚肉金属板からなり、前記係合片の係合時に前記厚肉金属板が各々接触する前記被係合部内の各位置に、導電性の金属部材が相互に絶縁された状態で配設されている温水配管接続具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の温水配管接続具において、前記係合片は、樹脂製本体に、導電材料からなる信号線端子部を一体成型により具備させる構成とした温水配管接続具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の温水配管接続具において、前記被係合部は樹脂により構成されていると共に、前記係合片が係合接触する各位置に、導電材料からなる信号線端子受部が一体成型により具備されている温水配管接続具。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の温水配管接続具において、前記信号線端子部の、前記信号線端子受部に接触する範囲以外の部分には絶縁被膜が形成されている温水配管接続具。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の温水配管接続具において、
    前記信号線端子受部の、前記信号線端子部が接触する範囲以外の部分に絶縁被膜が形成されている温水配管接続具。
JP2010292908A 2010-12-28 2010-12-28 温水配管接続具 Expired - Fee Related JP5228035B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010292908A JP5228035B2 (ja) 2010-12-28 2010-12-28 温水配管接続具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010292908A JP5228035B2 (ja) 2010-12-28 2010-12-28 温水配管接続具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012141080A JP2012141080A (ja) 2012-07-26
JP5228035B2 true JP5228035B2 (ja) 2013-07-03

Family

ID=46677530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010292908A Expired - Fee Related JP5228035B2 (ja) 2010-12-28 2010-12-28 温水配管接続具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5228035B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6125345B2 (ja) * 2013-06-21 2017-05-10 株式会社藤井合金製作所 温水コンセント

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852410Y2 (ja) * 1979-10-17 1983-11-29 松下電器産業株式会社 温水循環装置
JPH062868A (ja) * 1992-06-22 1994-01-11 Fujitsu General Ltd 温水暖房機
JP2899882B1 (ja) * 1998-06-02 1999-06-02 株式会社藤井合金製作所 流路接続装置
JP2003042372A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Fujii Gokin Seisakusho Co Ltd 液体用コンセント

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012141080A (ja) 2012-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6346957B2 (ja) 安全ソケットおよびその用途
TW200402909A (en) Electrical connector with latch mechanism enclosed in shell
JP5337565B2 (ja) アース線中継端子台及びこれを内部に備えた分電盤
JP2009522751A5 (ja)
US7862370B1 (en) Connector for sturdily connecting flexible circuit boards
JP3132144U (ja) 電連接器
JP2015103372A (ja) コネクタ
TWI593201B (zh) 配線器具
JP5228035B2 (ja) 温水配管接続具
JP3179678U (ja) プラグ端子の抜け止め可能なソケット
JP5933697B2 (ja) 基準状態における接触バネの位置決めするための保持手段を備えた電気接続デバイス
JP4806033B2 (ja) 押圧噛合補助型電気コネクタ
JP2019169236A (ja) 防水コネクタ
JP4579322B2 (ja) 平型ケーブル用電気コネクタ
JP4588206B2 (ja) 電気機器と接続コードとの接続構造
JP4289258B2 (ja) 速結端子装置
JP2008152990A (ja) コネクタ及び端子金具
JP2021026929A5 (ja)
JP7389248B2 (ja) 導電体を接続するための端子装置
CA3186642C (en) Safety socket module, and power strip and mobile cable reel comprising same
JP3119199U (ja) 同軸コネクター
CN113783047A (zh) 一种便捷安装的轨道插座
CN208571108U (zh) 一种可以锁定的电连接器
JP2008276993A (ja) コネクタ
JP2008130322A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5228035

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees