JP5226485B2 - ロール紙 - Google Patents
ロール紙 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5226485B2 JP5226485B2 JP2008305910A JP2008305910A JP5226485B2 JP 5226485 B2 JP5226485 B2 JP 5226485B2 JP 2008305910 A JP2008305910 A JP 2008305910A JP 2008305910 A JP2008305910 A JP 2008305910A JP 5226485 B2 JP5226485 B2 JP 5226485B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll paper
- tip
- paper
- printing
- mark
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Description
本発明はロール紙は、ロール紙の巻先端を固定したテープ、糊付などによる印字のトラブルが発生するのを防止するようにしたものである。
このようなロール紙は、販売や流通の過程で巻先端の外側がほどけないような処置が施されている。
特開2002−68603、特開平10−203057などに記載されているようにロール紙の巻先端の固定にリングやテープ、のり、紙巻止めを使用することが多い。なかでも比較的安価で簡便なテープを使用するケースが圧倒的に多い。
又、粘着性のテープやタックラベル等で巻先端を固定させたロール紙では、図3の(b)に示すように固定用の接着剤が用紙に残っている場合が多い。
巻先端の固定がうまく外れてロール紙に破れが発生しない場合にも、巻先端を固定していた接着剤がロール紙の表面に残っていると、プリントの際にプリンタのフィードローラや印字ヘッドに接着剤が転移して印字の不良を起こしたり、最悪の場合には口−ル紙の送行の途中で貼り付いて停止することがある。
更に、再剥離可能なテープや糊は一時的な処置としては問題ないこともあるが、使用者側が長期間保管してしまうと結局、若干粘着物が付着してしまう課題が発生している。
このため、使用者は安価なテープや糊で先端を固定した口−ル紙を選択することが多い。プリンターメーカーはテープや糊の固定箇所を使用しないように取扱いマニュアルやプリンタ仕様書などに記載している。又、口−ル紙のメーカーは、用紙幅の片端または両端に使用しない意味で赤マークを印刷などで表示することも行っている場合がある。
しかし、使用者側は説明された人だけがその目的を理解していることが多く、実際にプリンタ印字をおこなっている大多数の担当者は赤マークが両端にあっても印字を行い使用しているのが実態である
本発明のロール紙は、ロール紙のテープ、糊止めがされた箇所に注意を引きやすい色のマークの表示を行い、粘着物が付着した箇所を含まない所から印字が開始されるように歯止めしたものである。赤マークを印刷などで表示することで印字したい文字にかかってしまうと人間は心理的に使用できない(印字禁止)と判断し必然的に粘着物が付着した箇所が使用されることを抑えることができる。
本発明によりプリンタ内部(ヘッドや用紙搬送ガイドなど)への粘着物付着が無くなり、粘着物付着によるプリンタのメンテナンス費用が発生せず、ヘッド汚れによる印字障害が発生しなくなる。
図1において、(a)は本発明のロール紙の先端の部分の状態を示す説明図で(b)は本発明のロール紙の先端が固定される前の状態を示す説明図、(c)は先端が固定された状態の本発明のロール紙を示す説明である。
図1の(a)(b)(c)において、10はロール紙である。20はロール紙10の先端を固定するテープである。31.32.33は、ロール紙10の先端部分に印刷された赤色のマークである。赤色のマーク31.32.33は、図1の(a)に示すように、一定の間隔を置いて平行にストライプ状にロール紙10の外周をほぼ一周する長さLに印刷されている。
このような状態で、図1の(c)に示すようにロール紙10の先端をテープ20で固定することにより、テープ20はロール紙10の外周全体が赤色のマーク31.32.33の部分に接着される。
ロール紙10に印字を行う場合には、ロール紙10をプリンタにセットし、先端部分を引き出して、赤色のマーク31.32.33の無い所から印字か開始されるように印刷開始位置の設定を行うことにより、常に粘着物が付着した箇所を含まない所から印刷が開始される。
粘着物が付着した箇所を含まない所から印字か開始されるように印刷開始位置の設定を行うことにより、プリンタ内部(ヘッドや用紙搬送ガイドなど)への粘着物付着が無くなり、粘着物付着によるプリンタのメンテナンス費用が発生せず、ヘッド汚れによる印字障害の発生が防止できる。
図2において、(a)は本発明のロール紙の先端の部分の状態を示す説明図で(b)は本発明のったロール紙の先端が固定される前の状態を示す説明図、(c)は先端が固定された状態の本発明のロール紙を示す説明である。
図2の(a)(b)(c)において、図1と同一の部分には同一の符号を付けてその説明を省略する。
図2において、30はロール紙10の先端部分の全面に印刷された赤色のマークである。赤色のマーク30は、べた印刷で図2の(a)に示すように、ほぼロール紙10の外周を一周する長さLに印刷されている。
約1周(外周)の中央を含むように赤マークのべた印刷30による表示がなされているため、図2の(b)に示すようにロール紙10が先端まで巻かれると、ロール紙10の外周全体が赤色のマーク30によりカバーされた状態になる。
ロール紙10に印字を行う場合には、図1の実施例と同様に、ロール紙10をプリンターにセットし、粘着物が付着した箇所を含まない所から印字が開始されるように印刷開始位置の設定を行う。
尚、上記の実施例の説明では、ロール紙10の先端部分に印刷されるマークの色が赤色の例について説明したが、ロール紙10の先端部分に印刷されるマークの色は赤色に限定されるものではなく、青、黒等の注意を引きやすい任意の色を使用することが可能である。
以上の説明より明らかなように、本発明のロール紙は、ロール紙中央を含む箇所に赤マーク表示されているため、誰が印字サンプル発行作業してもこの赤マークを含むような発行は避けられるようになる。また、このような単純な赤マーク表示にすることでロール紙供給側も図柄が簡素化され、作業効率も格段に良くなった。
プリンタ内部(ヘッドや用紙搬送ガイドなど)への粘着物付着が無くなり、粘着物付着によるプリンタのメンテナンス費用が発生せず、ヘッド汚れによる印字障害が発生しなくなった。
20・・・ロール紙の先端を固定するテープ
30.31.32.33・・・ロール紙の先端部分に印刷されたマーク
Claims (3)
- ロール紙の先端部分にロール紙の外周をほぼ一周する長さに、注意を引きやすい色のマークの印刷を行い、先端まで巻いた状態で先端部をテープ又は糊付により固定したことを特徴とするロール紙。
- 請求項1において、注意を引きやすい色のマークは、赤色のストライプであることを特徴とするロール紙。
- 請求項1において、注意を引きやすい色のマークは、赤色のべた印刷であることを特徴とするロール紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008305910A JP5226485B2 (ja) | 2008-12-01 | 2008-12-01 | ロール紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008305910A JP5226485B2 (ja) | 2008-12-01 | 2008-12-01 | ロール紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010125807A JP2010125807A (ja) | 2010-06-10 |
JP5226485B2 true JP5226485B2 (ja) | 2013-07-03 |
Family
ID=42326503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008305910A Active JP5226485B2 (ja) | 2008-12-01 | 2008-12-01 | ロール紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5226485B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3482056B2 (ja) * | 1995-12-19 | 2003-12-22 | 東芝テック株式会社 | ロール状記録紙 |
JPH09216482A (ja) * | 1996-02-13 | 1997-08-19 | Masao Saito | レジスタ用ロール紙 |
JP3698331B2 (ja) * | 1996-07-03 | 2005-09-21 | 小林記録紙株式会社 | サーマルプリンタ用ロール紙 |
-
2008
- 2008-12-01 JP JP2008305910A patent/JP5226485B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010125807A (ja) | 2010-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005271589A (ja) | 少量のプリントジョブを印刷するシステムおよび方法 | |
WO2010070934A1 (ja) | 値下げ用台紙なしラベル連続体、その貼付け方法およびその印字方法 | |
JP2012196843A (ja) | 配送伝票 | |
JP5226485B2 (ja) | ロール紙 | |
US9981820B2 (en) | Accessories usable with roll media and image forming system having output member | |
JP4619300B2 (ja) | 裏巻きロール状印刷用紙およびその仮止め方法 | |
JP2007290278A (ja) | 分離シート | |
JP2004233884A (ja) | コアレス台紙なしラベル | |
JP6765285B2 (ja) | 積層ラベル | |
JP6577346B2 (ja) | 両面印字用ラベル及びその使用方法 | |
JPS6017343Y2 (ja) | 連続伝票 | |
JP7260437B2 (ja) | インクリボン | |
JP4724019B2 (ja) | 配送伝票 | |
JP6929663B2 (ja) | ラベル | |
JP3013520U (ja) | ラベルの連続体 | |
KR102327177B1 (ko) | 모바일 프린터용 롤 타입 라벨시트 | |
JPH10324440A (ja) | 芯管付きロール状印字作画媒体 | |
JP2001010617A (ja) | ラベルの除去装置 | |
JP2007292991A (ja) | 部分ラベル付きロール紙 | |
JPH08123324A (ja) | 配送伝票 | |
JP2607418Y2 (ja) | ラベル貼付装置 | |
JP4853158B2 (ja) | プリンタ | |
JP2006205539A (ja) | ロール紙の巻ずれ防止テープ、ロール紙及びロール紙の装着方法 | |
JP2013000919A (ja) | 印字装置 | |
JP2016160041A (ja) | 巻芯及び印刷装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111024 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5226485 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |