JP6577346B2 - 両面印字用ラベル及びその使用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、両面印字用ラベルに関する。
特許文献1には、ラベルシートの裏面に粘着剤が塗布され、粘着剤面に剥離紙が貼付された配送伝票が開示されている。当該配送伝票には、ラベルシートから剥離した受領票を収納するための収納部が設けられている。
特開平11−078297号公報
特許文献1の配送伝票では、出荷商品リスト等の親展扱いとなる書類や広告等を収納部に収納することができる。
しかしながら、特許文献1の配送伝票は、印字面あるいは印刷面が少ないため、情報量が十分でない場合がある。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、印字面等を十分に確保することができる両面印字用ラベルを提供することを目的とする。
本発明のある態様によれば、表面側ラベルと裏面側ラベルとを有し、二つ折りで使用される両面印字用ラベルであって、前記表面側ラベルは、折り目を挟んだ一方側に、周回状の一方側表面切り取り線で区画された表面内側部及び表面外縁部と、前記折り目を挟んだ他方側に、少なくとも一部が前記折り目と直交する方向に沿って延びる2本の他方側表面切り取り線で区画された表面中央部及び表面両端部と、前記表面外縁部における開放端側部及び両側部と、前記表面両端部とに設けられた粘着部と、を有し、前記裏面側ラベルは、前記折り目を挟んだ一方側に、開放端側辺及び両側辺に沿う一方側裏面切り取り線で区画された裏面内側部及び裏面外縁部と、前記折り目を挟んだ他方側に、前記一方側裏面切り取り線と繋がるとともに少なくとも一部が前記折り目と直交する方向に沿って延びる2本の他方側裏面切り取り線で区画された裏面中央部及び裏面両端部と、前記裏面外縁部に設けられた剥離部と、を有し、前記裏面内側部は、2本の裏面内側切り取り線によって2つの内側端部と内側中央部とに区画されており、前記表面側ラベルは、前記粘着部によって一方の前記内側端部及び前記裏面両端部に直接貼付されるとともに前記裏面外縁部に前記剥離部を介して貼付されている、両面印字用ラベルが提供される。
上記態様によれば、印字面等を十分に確保することができる。
本発明の実施形態に係る両面印字用ラベルの表面側ラベルを外面側から見た図である。 表面側ラベルを内面側から見た図である。 両面印字用ラベルの裏面側ラベルを外面側から見た図である。 裏面側ラベルを内面側から見た図である。 図1のV−V断面図である。 図1のVI−VI断面図である。 図1のVII−VII断面図である。 裏面外縁部を表面側ラベルから剥離させ、表面両端部及び裏面両端部を点留めスリットに沿って切り取った状態を示す図である。 両面印字用ラベルを折り目で折り曲げて荷物に貼り付けた状態を示す図であって、図1のVII−VII線に沿う断面である。 両面印字用ラベルを折り目で折り曲げて荷物に貼り付けた状態を示す図であって、図1のVI−VI線に沿う断面である。 両面プリンタの概略図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態に係る両面印字用ラベル3について説明する。
本実施形態の両面印字用ラベル3は、図1〜図7に示すように、表面側ラベル5と裏面側ラベル4とを有し、折り目6で二つ折りにして使用される。なお、具体的な使用態様については後述する。
図1は、本発明の実施形態に係る両面印字用ラベル3の表面側ラベル5を外面側から見た図である。表面側ラベル5は、図1に示すように、折り目6を挟んだ一方側には、一方側表面切り取り線としての周回状のミシン目5aで区画された表面内側部5c及び表面外縁部5bを有する。表面内側部5cは、ミシン目5dにより複数の領域に区画される。ミシン目5a、5dは、ジッパーミシン目であることが望ましい。表面内側部5cのうち、ミシン目5dにより区画された領域5f、5g、5hの角には、剥がし目印又は剥がししろを設けてよい。
また、表面側ラベル5は、折り目6を挟んだ他方側には、少なくとも一部が折り目6と直交する方向に沿って延びる2本の他方側表面切り取り線としての点留めスリット5jで区画された表面中央部5k及び表面両端部5lを有する。
表面中央部5kは、点留めスリット5jに直交する方向に沿って延びる2本の表面中央部切り取り線としての点留めスリット5m及びミシン目5nで区画された第1表面中央部5p、第2表面中央部5q、及び第3表面中央部5rを有する。
図2は、表面側ラベル5を内面側から見た図である。表面側ラベル5の内面側には、図2にドットで示すように、表面外縁部5bにおける開放端側部5s及び両側部5tと、表面両端部5lと、第1表面中央部5pと、第2表面中央部5qとに粘着部としての粘着剤5eが設けられる。
折り目6で二つ折りにした場合、表面内側部5c側の長手方向の長さは、表面中央部5k側の長手方向の長さよりも長い。また、折り目6は、二つ折りにした際に、表面中央部5k側の表面側ラベル5が、粘着剤5eに達しない程度の位置に設けられる。つまり、表面中央部5k側の折り目6からの長手方向の長さは、折り目6から、開放端側部5sに設けられた粘着剤5eまでの長さよりも短い。
図3は、両面印字用ラベル3の裏面側ラベル4を外面側から見た図である。裏面側ラベル4は、図3に示すように、折り目6を挟んだ一方側には、開放端側辺及び両側辺に沿う一方側裏面切り取り線としてのスリット目4aで区画された裏面内側部4c及び裏面外縁部4bを有する。裏面内側部4cは、裏面内側切り取り線としての2本のミシン目4dにより2つの内側端部4eと内側中央部4fとに区画される。
また、折り目6を挟んだ他方側に、スリット目4aと繋がるとともに少なくとも一部が折り目6と直交する方向に沿って延びる2本の他方側裏面切り取り線としての点留めスリット4jで区画された裏面中央部4k及び裏面両端部4lを有する。
裏面中央部4kは、点留めスリット4jと直交する方向に沿って延びる裏面中央部切り取り線としてのミシン目4nで区画された第1裏面中央部4p及び第2裏面中央部4rを有する。
図4は、裏面側ラベル4を内面側から見た図である。裏面側ラベル4の内面側には、図4にドットで示すように、裏面外縁部4bと、第1裏面中央部4pとに剥離部としての剥離剤4gが設けられる。
図5は、図1のV−V断面図である。また、図6は、図1のVI−VI断面図である。また、図7は、図1のVII−VII断面図である。表面側ラベル5と裏面側ラベル4とを貼り合わせると、表面側ラベル5は、図6、図7に示すように、粘着剤5eにより、裏面側ラベル4の裏面両端部4lと、第1裏面中央部4pにおける第2表面中央部5qと対向する部分と、内側端部4eとに直接貼付されるとともに、図5、図7に示すように、裏面側ラベル4の裏面外縁部4bと、第1裏面中央部4pにおける第1表面中央部5pと対向する部分とに剥離剤4gを介して貼付される。
図8は、裏面側ラベル4の裏面外縁部4bを表面側ラベル5から剥離させ、表面両端部5l及び裏面両端部4lを点留めスリットに沿って切り取った状態を示す図である。上述したように、裏面側ラベル4の裏面外縁部4bには、剥離剤4gを介して表面側ラベル5が貼付されるので、裏面側ラベル4の裏面外縁部4bは、表面側ラベル5から容易に剥離することができる。また、表面両端部5l及び裏面両端部4lは直接貼付されているので、裏面外縁部4bを表面側ラベル5から引き剥がしていくと、一体となって両面印字用ラベル3から分離する。
なお、表面側ラベル5及び裏面側ラベル4は、紙を基材とした汎用の感熱紙である。しかしながら、例えば、PPを基材とするPPサーマル紙や、PETを基材とするPETサーマル紙を用いてもよい。
また、粘着剤5eに用いられる粘着剤としては、エマルジョン系(粘着剤を水に分散したもの)、ソルベント系(粘着剤を溶剤に溶解したもの)、ホットメルト系(熱可塑性を利用したもの)等がある。粘着剤の材質としては、合成ゴム系、天然ゴム系、アクリル樹脂系、ポリビニルエーテル樹脂系、ウレタン樹脂系、シリコーン樹脂系等がある。粘着剤の粘着力は任意に設定されるが、いわゆる強粘着である永久接着型の粘着剤を用いることが望ましい。
続いて、図9、図10を参照して、両面印字用ラベル3を折り目6で折り曲げて被着体
としての荷物2に貼り付けた状態について説明する。荷物2は、例えばダンボール等である。
両面印字用ラベル3を荷物2に貼り付ける際は、まず、裏面側ラベル4の裏面外縁部4bを表面側ラベル5から剥離させてスリット目4aで切り取るとともに表面両端部5l及び裏面両端部4lを点留めスリット4j、5jに沿って切り取る。そして、折り目6で裏面側ラベル4を内側にして二つ折りにした後に、表面側ラベル5の第1表面中央部5pを点留めスリット5mから切り起こし、第1裏面中央部4pから剥離させて折り返す。そして、表面側ラベル5の表面外縁部5b及び第1表面中央部5pに設けられた粘着剤5eにより荷物2に貼付する。
これにより、両面印字用ラベル3を4辺で貼付することができるため、両面印字用ラベル3が荷物2の配送中に引っかかったりして破れることを防止することができる。なお、上述したように、第1裏面中央部4pにおける第2表面中央部5qと対向する部分は第2表面中央部5qと直接貼付されているから、第1表面中央部5pを折り返しても第3表面中央部5rは両面印字用ラベル3から分離しない。
なお、表面側ラベル5の第1表面中央部5pを点留めスリット5mから切り起こさずに、両面印字用ラベル3を3辺で貼付するようにしてもよい。この場合は、点留めスリット5m、第1表面中央部5p及び第2表面中央部5qに設けられた粘着剤5e、及び第1裏面中央部4pに設けられた剥離剤4gは不要となる。
表面側ラベル5の表面中央部5k、裏面側ラベル4の裏面中央部4k、及び裏面側ラベル4の裏面内側部4cは、両面印字用ラベル3を荷物2に貼付した状態では表面側ラベル5の表面内側部5c及び表面外縁部5bに覆われて外部から見えないようになっている。
表面側ラベル5の表面内側部5cは、上述したように、ミシン目5aで表面外縁部5bと区画され、また、ミシン目5dで複数の領域に区画されている。このため、表面側ラベル5の表面内側部5cは、全体的あるいは部分的に、ミシン目5a、5dで両面印字用ラベル3から切り取ることができる。そして、表面側ラベル5の表面内側部5cを両面印字用ラベル3から切り取ると、裏面側ラベル4の内面側を外部に露出させることができる。
裏面側ラベル4における裏面内側部4cの中央部4fは、上述したように、点留めスリット目4dで裏面内側部4cの内側端部4eと区画されている。このため、表面側ラベル5の表面内側部5cを両面印字用ラベル3から切り取って裏面側ラベル4の裏面内側部4cを外部に露出させ、さらに裏面側ラベル4における裏面内側部4cの内側中央部4fを点留めスリット目4dで裏面内側部4cの内側端部4eから切り取ることで、裏面側ラベル4の第2裏面中央部4rを外部に露出させることができる。
裏面側ラベル4の第2裏面中央部4rは、上述したように、ミシン目4nで第1裏面中央部4pと区画されている。このため、裏面側ラベル4の第2裏面中央部4rをミシン目4nで第1裏面中央部4pから切り取ることができ、表面側ラベル5の第3表面中央部5rの内面側を見ることができる。また、ミシン目4nで切り取らずに、裏面側ラベル4の第2裏面中央部4rをめくることによって第2裏面中央部4rの内面側及び第3表面中央部5rの内面側を見ることもできる。
表面側ラベル5の第3表面中央部5rの内面側は、上述したように、ミシン目5nで第2表面中央部5qと区画されている。このため、表面側ラベル5の第3表面中央部5rの内面側をミシン目5nで第2表面中央部5qから切り取ることができ、表面側ラベル5の第3表面中央部5rを見ることができる。また、ミシン目5nで切り取らずに、表面側ラベル5の第3表面中央部5rの内面側をめくることによって表面側ラベル5の第3表面中央部5rを見ることもできる。
続いて、図11を参照して、両面プリンタ100を用いた両面印字用ラベル3の印字方法について説明する。図11は、両面プリンタ100の概略図である。
両面プリンタ100は、感熱媒体である両面印字用ラベル3を熱して印字を行う感熱方式のプリンタである。
両面プリンタ100は、筐体101と、両面印字用ラベル3の表面に印字を行うための第1サーマルヘッド102と、両面印字用ラベル3の裏面に印字を行うための第2サーマルヘッド103と、第1サーマルヘッド102の直下に配置される第1プラテンローラ104と、第2サーマルヘッド103の直上に配置される第2プラテンローラ105と、両面印字用ラベル3の位置を検出する位置検出センサ106と、を備える。
本実施形態の両面印字用ラベル3は、図11に示すように多数のラベルを連続して設けたロール型ラベルである。両面印字用ラベル3は、表面側ラベル5を上側にして両面プリンタ100の筐体101に設けられた供給口101aから筐体101内に供給され、第1サーマルヘッド102と第1プラテンローラ104との間及び第2サーマルヘッド103と第2プラテンローラ105との間に挟持される。
この状態で第1サーマルヘッド102の発熱素子への通電が行われると、発熱素子の熱によって感熱媒体である表面側ラベルが自己発色して印字が行われる。また、第2サーマルヘッド103の発熱素子への通電が行われると、発熱素子の熱によって感熱媒体である裏面側ラベルが自己発色して印字が行われる。
本実施形態では、後述するように、表面側ラベル5の表面内側部5c及び第3表面中央部5rが両面印字用ラベル3の表面印字領域とされ、裏面側ラベル4の裏面内側部4c及び第2裏面中央部4rが両面印字用ラベル3の裏面印字領域とされる。両面印字用ラベル3の表面印字領域には、例えば、荷物2の届け先情報等が印字される。また、両面印字用ラベル3の裏面印字領域には、例えば、購入証明書等が印字される。
第1プラテンローラ104を駆動する第1プラテン駆動モータ(図示せず)及び第2プラテンローラ105を駆動する第2プラテン駆動モータ(図示せず)によって第1プラテンローラ104及び第2プラテンローラ105が正回転すると、両面印字用ラベル3が下流側へと搬送され、筐体101に設けられた排出口101bから排出される。第1プラテンローラ104及び第2プラテンローラ105は、両面印字用ラベル3に弛みが発生したり張力がかかって破れたりしないように同期して回転する。
位置検出センサ106は、両面印字用ラベル3の裏面側ラベルに予め印刷されている位置検出用のタイミングマークを検出する反射型光電センサであって、第1サーマルヘッド102及び第2サーマルヘッド103に対する両面印字用ラベル3の相対位置を検出するために利用される。
続いて、両面印字用ラベル3の具体的な使用態様について、配送伝票として用いる場合を一例として説明する。
図1に示すように、本実施形態では、表面側ラベル5の印字領域である表面内側部5cは、2本のミシン目5dにより3つの領域5f、5g、5hに区画されている。
領域5fは送り先表示部兼代引領収書となっており、「送り先」、「代引領収印」等の定形の情報が予め印刷されている。具体的な送り先については、両面プリンタ100で印字される。
領域5gは受領書となっており、「送り先」、「代引金額」、「受領印」等の定形の情報が予め印刷されている。具体的な送り先の内容、代金引換の金額等については、両面プリンタ100で印字される。
領域5hは備考欄となっており、「備考欄」が定形の情報として予め印刷されている。備考として記載すべき内容がある場合は、両面プリンタ100で印字される。例えば、配達日時指定の指定等がある場合は、備考欄に印字される。
表面側ラベル5の第3表面中央部5rは広告となっており、広告の具体的な内容については両面プリンタ100で印字される。
図2に示すように、表面側ラベル5の第3表面中央部5rの内面側は広告となっており、広告の具体的な内容については予め印刷されている。
図3に示すように、裏面側ラベル4の印字領域である裏面内側部4cの中央部4fは購入証明書(納品書)となっており、「購入証明書(納品書)」が定形の情報として予め印刷されている。具体的な品名、個数については、両面プリンタ100で印字される。
裏面側ラベル4の第2裏面中央部4rは広告となっており、広告の具体的な内容については両面プリンタ100で印字される。
図4に示すように、裏面側ラベル4における裏面内側部4cの中央部4fの内面側には、「裏面が購入証明書になっています。」が定形の情報として予め印刷されている。
裏面側ラベル4の第2裏面中央部4rの内面側は広告となっており、広告の具体的な内容については予め印刷されている。
なお、表面側ラベル5及び裏面側ラベル4の内面側に印刷される定形の情報以外の各定形の情報は、予め印刷しておくのではなく、両面プリンタ100で印字するようにしてもよい。また、表面側ラベル5及び裏面側ラベル4に印刷、印字される内容、及び、2本のミシン目5dにより区画される3つの領域5f、5g、5hの大きさは、両面印字用ラベル3の使用態様に応じて適宜変更可能である。
配送伝票として印刷、印字がなされた両面印字用ラベル3を、図9、図10に示すように配送品(荷物2)に貼付すると、表面側ラベル5の表面中央部5k、裏面側ラベル4の裏面中央部4k、及び裏面側ラベル4の裏面内側部4cは、表面側ラベル5の表面内側部5c及び表面外縁部5bに覆われて外部から見えなくなる。そして、この状態で配送品が受取人に配達される。
配達人から配送品を受け取った受取人は、代金引換の料金を配達人に支払う。また、表面側ラベル5の領域5gに印刷された「受領印」の部分に受領印を押印する。
配達人は、代金引換の料金を受け取ると、領域5fに印刷された「代引領収印」の部分に領収印を押印する。そして、配達人は、受領印が押印された領域5gを表面側ラベル5から切り取って持ち帰る。
配達人が領域5gを切り取ると、領域5gがあった部分から裏面側ラベル4の内面が外部に露出し、裏面側ラベル4の内面側に印刷された情報(裏面が購入証明書になっています。)を受取人が認識する。
これにより、受取人は、裏面側ラベル4における裏面内側部4cの中央部4fをスリット目4dで端部4eから切り取り、購入証明書を確認する。
購入証明書を切り取ると、裏面側ラベル4の第2裏面中央部4rが外部に露出し、裏面側ラベル4の第2裏面中央部4rに印刷された広告を受取人が確認する。
裏面側ラベル4の第2裏面中央部4rを切り取ると、第2裏面中央部4rの内面側に印刷された広告を受取人が確認することができるとともに、表面側ラベル5の第3表面中央部5rの内面側が外部に露出し、表面側ラベル5の第3表面中央部5rの内面側に印刷された広告を受取人が確認する。
表面側ラベル5の第3表面中央部5rを切り取ると、表面側ラベル5の第3表面中央部5rの外面側に印刷された広告を受取人が確認することができる。
以上述べたように、本実施形態によれば、両面印字用ラベル3の表面中央部5k及び裏面中央部4kに広告等を印字あるいは印刷しておくことができる。よって、広告等を別書類として用意する必要がない。したがって、作業が容易となる。また、印字面等を十分に確保することができる。
また、表面側ラベル5は、第1表面中央部5pに設けられた粘着剤5eによって第1裏面中央部4pに剥離剤4gを介して貼付されている。よって、両面印字用ラベル3を4辺で貼付することができるため、両面印字用ラベル3が荷物2の配送中に引っかかったりして破れることを防止することができる。
また、表面側ラベル5は、第2表面中央部5qに設けられた粘着剤5eによって第1裏面中央部4pに直接貼付されている。よって、第1裏面中央部4pから剥離させて折り返しても、両面印字用ラベル3から第3表面中央部5rは分離することはない。
また、両面印字用ラベル3における折り目6から他方側の開放端までの長さは、折り目6から表面側ラベル5における開放端側部5sに設けられた粘着剤5eまでの長さよりも短い。よって、折り目6で二つ折りにした際に、表面中央部5k及び裏面中央部4kが粘着剤5eに貼り付くことはない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、両面印字用ラベル3を多数のラベルを連続して設けたロール型ラベルとしているが、ファンフォールド型ラベルや単葉のラベルとしてもよい。
また、上記実施形態では、両面プリンタ100を、感熱媒体である表面側ラベル5及び裏面側ラベル4を熱して印字する感熱方式としているが、両面プリンタ100は、インクリボンを熱してインクリボン上のインクをラベルに転写して印字する熱転写方式としてもよいし、インクジェット方式としてもよいし、電子写真としてもよい。
この場合は、表面側ラベル5及び裏面側ラベル4の基材として、例えば、上質紙、コート紙、アート紙等をベースとする紙、PET、PE、PP、PS等の合成樹脂をベースとする合成樹脂フィルム、合成樹脂を複数種類組み合わせたシート、合成樹脂と紙とを組み合わせた複合シート、インクジェット用紙等の中から適宜選択して使用できる。
また、上記実施形態では、表面側ラベル5の表面内側部5cが2本のミシン目5dにより3つに区画されているが、表面内側部5cを複数に区画せずに使用してもよい。また、1本のミシン目5dにより2つに区画してもよいし、3本以上のミシン目5dにより4つ以上に区画してもよい。表面内側部5cを複数に区画した場合は、例えば、配送品の配達人が持ち帰る部分と受取人の手元に残す部分とを1枚のラベルに設けることができるので、ラベルの発行枚数を低減できる。また、複数のラベルを発行する場合は各ラベルの対応関係に間違いがないかを照合する作業が発生するが、表面内側部5cを複数に区画して用いる場合は、このような作業を省略できる。
2 荷物(被着体)
3 両面印字用ラベル
4 裏面側ラベル
4a スリット目(一方側裏面切り取り線)
4b 裏面外縁部
4c 裏面内側部
4d ミシン目(裏面内側切り取り線)
4e 内側端部
4f 内側中央部
4g 剥離剤(剥離部)
4j 点留めスリット(他方側裏面切り取り線)
4k 裏面中央部
4l 裏面両端部
4n ミシン目(裏面中央部切り取り線)
4p 第1裏面中央部
4r 第2裏面中央部
5 表面側ラベル
5a ミシン目(一方側表面切り取り線)
5b 表面外縁部
5c 表面内側部
5d ミシン目
5e 粘着剤(粘着部)
5f 領域
5g 領域
5h 領域
5j 点留めスリット(他方側表面切り取り線)
5k 表面中央部
5l 表面両端部
5m 点留めスリット(表面中央部切り取り線)
5n ミシン目(表面中央部切り取り線)
5p 第1表面中央部
5q 第2表面中央部
5r 第3表面中央部
5s 開放端側部
5t 両側部
6 折り目
100 両面プリンタ
101 筐体
101a 供給口
101b 排出口
102 第1サーマルヘッド
103 第2サーマルヘッド
104 第1プラテンローラ
105 第2プラテンローラ
106 位置検出センサ

Claims (5)

  1. 表面側ラベルと裏面側ラベルとを有し、二つ折りで使用される両面印字用ラベルであって、
    前記表面側ラベルは、
    折り目を挟んだ一方側に、周回状の一方側表面切り取り線で区画された表面内側部及び表面外縁部と、
    前記折り目を挟んだ他方側に、少なくとも一部が前記折り目と直交する方向に沿って延びる2本の他方側表面切り取り線で区画された表面中央部及び表面両端部と、
    前記表面外縁部における開放端側部及び両側部と、前記表面両端部とに設けられた粘着部と、
    を有し、
    前記裏面側ラベルは、
    前記折り目を挟んだ一方側に、開放端側辺及び両側辺に沿う一方側裏面切り取り線で区画された裏面内側部及び裏面外縁部と、
    前記折り目を挟んだ他方側に、前記一方側裏面切り取り線と繋がるとともに少なくとも一部が前記折り目と直交する方向に沿って延びる2本の他方側裏面切り取り線で区画された裏面中央部及び裏面両端部と、
    前記裏面外縁部に設けられた剥離部と、
    を有し、
    前記裏面内側部は、2本の裏面内側切り取り線によって2つの内側端部と内側中央部とに区画されており、
    前記表面側ラベルは、前記粘着部によって一方の前記内側端部及び前記裏面両端部に直接貼付されるとともに前記裏面外縁部に前記剥離部を介して貼付されている、
    ことを特徴とする両面印字用ラベル。
  2. 請求項1に記載の両面印字用ラベルであって、
    前記表面中央部は、
    前記他方側表面切り取り線と直交する方向に沿って延びる2本の表面中央部切り取り線で区画された第1表面中央部、第2表面中央部及び第3表面中央部を有し、
    前記第1表面中央部には、粘着部が設けられ、
    前記裏面中央部は、
    前記他方側裏面切り取り線と直交する方向に沿って延びる裏面中央部切り取り線で区画された第1裏面中央部及び第2裏面中央部を有し、
    前記第1裏面中央部には、剥離部が設けられ、
    前記表面側ラベルは、前記第1表面中央部に設けられた前記粘着部によって前記第1裏面中央部に前記剥離部を介して貼付されている、
    ことを特徴とする両面印字用ラベル。
  3. 請求項2に記載の両面印字用ラベルであって、
    前記第2表面中央部には、粘着部が設けられ、
    前記表面側ラベルは、前記第2表面中央部に設けられた前記粘着部によって前記第1裏面中央部に直接貼付されている、
    ことを特徴とする両面印字用ラベル。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の両面印字用ラベルであって、
    前記折り目から前記他方側の開放端までの長さは、前記折り目から前記表面側ラベルにおける前記開放端側部に設けられた粘着部までの長さよりも短い、
    ことを特徴とする両面印字用ラベル。
  5. 表面側ラベルと裏面側ラベルとを有し、
    前記表面側ラベルは、
    折り目を挟んだ一方側に、周回状の一方側表面切り取り線で区画された表面内側部及び表面外縁部と、
    前記折り目を挟んだ他方側に、少なくとも一部が前記折り目と直交する方向に沿って延びる2本の他方側表面切り取り線で区画された表面中央部及び表面両端部と、
    前記表面外縁部における開放端側部及び両側部と、前記表面両端部とに設けられた粘着部と、
    を有し、
    前記裏面側ラベルは、
    前記折り目を挟んだ一方側に、開放端側辺及び両側辺に沿う一方側裏面切り取り線で区画された裏面内側部及び裏面外縁部と、
    前記折り目を挟んだ他方側に、前記一方側裏面切り取り線と繋がるとともに少なくとも一部が前記折り目と直交する方向に沿って延びる2本の他方側裏面切り取り線で区画された裏面中央部及び裏面両端部と、
    前記裏面外縁部に設けられた剥離部と、
    を有し、
    前記裏面内側部は、2本の裏面内側切り取り線によって2つの内側端部と内側中央部とに区画されており、
    前記表面側ラベルは、前記粘着部によって一方の前記内側端部及び前記裏面両端部に直接貼付されるとともに前記裏面外縁部に前記剥離部を介して貼付されている両面印字用ラベルの使用方法であって、
    前記裏面側ラベルの前記裏面外縁部を前記表面側ラベルから剥離させて前記一方側裏面切り取り線で切り取るとともに前記表面両端部及び前記裏面両端部を前記他方側表面切り取り線及び前記他方側裏面切り取り線で切り取り、
    前記折り目で前記裏面側ラベルを内側にして二つ折りにし、
    前記表面側ラベルに設けられた前記粘着部により被着体に貼付する、
    ことを特徴とする両面印字用ラベルの使用方法。
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