JP5225895B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室外機を複数台接続してなる空気調和装置に関する。
従来、空気調和装置を簡単に大容量化する方法として、室外機を複数台接続する方法が提案されている。また、信頼性を向上するために、複数台の室外機への均油方法が種々提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特許文献1に記載の従来技術では、各室外機は、圧縮機から吐出されたガス冷媒とこれに含まれる油とを分離する油分離器と、この油分離器で分離された油を貯留する油タンクと、この油タンクから圧縮機に供給する油量を調整するオイルレギュレータとを備えている。そして、各室外機が保有する油タンクを均油管及び均圧管で相互に接続して油タンクの共通化を図り、特定の室外機の油タンク内の油量が減少した場合には別の室外機の油タンクから給油する。これにより、各室外機の油量を一定量以上確保するようになっている。
特許文献2に記載の従来技術では、各室外機は、圧縮機から吐出されたガス冷媒とこれに含まれる油とを分離する油分離器と、この油分離器で分離された油を貯留する油タンクとを備えている。また、油分離器の下部と油タンクの下部とを第1の返油管及びキャピラリチューブを介して接続し、油タンクの上部と圧縮機の吸入管とを第1の油供給管を介して接続している。また、第1の返油管におけるキャピラリチューブの流入側と油タンクの上部とを第2の返油管を介して接続し、この第2の返油管に第1の電磁弁を設け、油タンクの下部と第1の油供給管の中間部分とを第2の油供給配管を介して接続し、この第2の油供給配管に第2の電磁弁を設けている。そして、通常運転時は、第1及び第2の電磁弁を閉じ状態とし、第1の返油管により分離器からの油を油タンクに溜め、第1の油供給管により圧縮機に油を供給する。一方、均油運転時は、1つの室外機の圧縮機を高周波数で運転し、他の室外機の圧縮機を低周波数で運転する。また、圧縮機を高周波数で運転する室外機においては、第1及び第2の電磁弁を開き状態として、分離器からの油を油タンクに多く流すとともに、油タンクから圧縮機に給油する油量を多くする。これにより、圧縮機を高周波数で運転する室外機から油を追い出し、その油を他の室外機に回収させる。したがって、各室外機の油量を一定量以上確保するようになっている。
特開2000−146324号公報(図9) 特開2007−101127号公報(図1)
しかしながら、上記従来技術には以下のような課題が存在する。すなわち、上記特許文献1に記載の従来技術では、各室外機が保有する油タンクを均油管及び均圧管で接続するため、現地での据付工事性が悪化する恐れがある。また、上記特許文献2に記載の従来技術では、均油管を用いないため現地での据付工事性が悪化することは回避できるものの、電気制御的な構成部品(詳細には、複数の電磁弁とこれらを開閉制御する制御装置)を用いるため、コスト高となり、且つ信頼性も低下する恐れがあった。
本発明の目的は、均油管を用いることなく、かつ安価な構成で、各室外機の油量を一定量以上確保することができる空気調和装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、室内熱交換器及び減圧装置を有する少なくとも1台の室内機と、圧縮機、前記圧縮機の冷媒吐出側に設けられた油分離器、前記圧縮機の冷媒吸入側に設けられたアキュムレータ、室外熱交換器、及び減圧装置をそれぞれ有する複数台の室外機とを備え、前記複数台の室外機は、前記室内機に対して並列に配管接続されており、前記複数台の室外機のそれぞれには、前記室内機からの冷媒が分配されて供給される空気調和装置において、前記複数台の室外器のそれぞれは、前記油分離器の下部と前記アキュムレータとの間で接続されたバイパス配管と、前記バイパス配管に設けられ、前記油分離器側と前記アキュムレータの入口側の差圧によって、前記油分離器から前記アキュムレータに供給する油の流量を調整する第1の油流量調整機構と、前記アキュムレータに設けられ、前記アキュムレータ内に貯留された液量に応じて、前記圧縮機へ冷媒と共に供給する油の流量を調整する第2の油流量調整機構とを有し、前記第1の油流量調整機構及び前記第2の油流量調整機構は、前記アキュムレータ内に貯留された液量が所定の上限値未満の場合、前記油分離器内に貯留された油量を減少させて前記分離器の分離効率が高まるように、前記油分離器から前記アキュムレータへ流出する油の流量を調整しつつ、この油の流量以下となるように前記アキュムレータから前記圧縮機へ流出する油の流量を調整し、一方、前記アキュムレータ内に貯留された液量が所定の上限値以上の場合、前記油分離器内に貯留された油量を増加させて前記分離器の分離効率が低下するように、前記油分離器から前記アキュムレータへ流出する油の流量を調整しつつ、この油の流量より多くなるように前記アキュムレータから前記圧縮機へ流出する油の流量を調整する
このように本発明においては、油分離器とアキュムレータとの間にバイパス配管を接続し、このバイパス配管に第1の油流量調整機構を設けて、油分離器からアキュムレータに流入する油の流量を調整する。また、アキュムレータに第2の油流量調整機構を設けて、アキュムレータから圧縮機へ流出する油の流量を調整する。
そして、第2の油流量調整機構は、例えばアキュムレータ内に貯留された液量が所定の上限値未満の場合にアキュムレータから圧縮機に流出する油の流量を、油分離器からアキュムレータに流入する油の流量以下とする。これにより、油分離器内に貯留された油量が減少する一方で、アキュムレータ内に貯留された油量が増加し、最終的に、全ての余剰油がアキュムレータ内に貯留される。
そして、例えば室内機からの各室外機への分配比が異なる場合には、分配比が少ないほうの室外機のアキュムレータ内に貯留された油量が減少し、分配比が多いほうの室外機のアキュムレータ内に貯留された油量が増加する。そして、分配比が多いほうの室外機のアキュムレータ内に貯留された液量が増加して所定の上限値以上になると、第2の油流量調整機構は、アキュムレータから圧縮機に流出する油の流量を、油分離器からアキュムレータに流入する油の流量より多くする。これにより、アキュムレータ内に貯留された油量が減少する一方で、分離器内に貯留された油量が増加し、油分離器の分離効率が低下する。そして、アキュムレータから圧縮機へ供給する油の流量が増加するともに、圧縮機から吐出された冷媒に含まれる油が油分離器で十分に分離しきれないことから、室内機に供給する冷媒に含まれる油量が極端に増加し、冷凍サイクル中の油上がり率(液冷媒ラインにおける液冷媒と油との質量比)が急激に上昇する。すなわち、分配比の多いほうの室外機から室内機側に流出される油量が極端に増加するので、分配比の少ないほうの室外機にも十分な油量を供給することができる。したがって、各室外機の油量を一定量以上確保することができる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記アキュムレータは、導入管を介し冷媒及び油を流入して貯留する容器と、開口端が前記容器内の上方に位置するとともに、前記容器内の底部近傍を通って延在するように設けられた導出管とを有し、さらに前記第2の油流量調整機構として、前記容器内の底部近傍に位置するように前記導出管に形成された第1の油戻し穴と、前記導出管の開口端より下側で前記第1の油戻し穴より上側に且つ前記の所定の上限値に対応する高さに位置するように前記導出管に形成された第2の油戻し穴とを有することを特徴とする。
(3)上記(1)において、好ましくは、前記アキュムレータは、導入管を介し冷媒及び油を流入して貯留する容器と、開口端が前記容器内の上方に位置するとともに、前記容器内の底部近傍を通って延在するように設けられた第1の導出管とを有し、さらに前記第2の油流量調整機構として、前記容器内の底部近傍に位置するように前記第1の導出管に形成された油戻し穴と、開口端が前記第1の導出管の開口端より下側で前記油戻し穴より上側に且つ前記の所定の上限値に対応する高さに位置して前記容器の内側に連通するとともに、前記容器の外側で前記第1の導出管に接続された第2の導出管とを有する。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか1つにおいて、好ましくは、前記圧縮機の油貯留部に貯留された油量が所定量を超えた場合にその余剰分を前記圧縮機の吐出側に排出する排油管を有する。
本発明によれば、均油管を用いることなく、かつ安価な構成で、各室外機の油量を一定量以上確保することができる。
本発明の第1の実施形態における空気調和装置の構成を表す冷媒回路図である。 本発明の第1の実施形態におけるアキュムレータの構造を表す断面図である。 本発明の第1の実施形態におけるアキュムレータ内の液面高さとアキュムレータから流出する油の流量との関係を表す特性図である。 本発明の第1の実施形態におけるアキュムレータ内の液面高さと冷凍サイクル中の油上がり量との関係を表す特性図である。 本発明の第2の実施形態における空気調和装置の構成を表す冷媒回路図である。 本発明の変形例におけるアキュムレータの構造を表す断面図である。
本発明の第1の実施形態を図1〜図4により説明する。
図1は、本実施形態における空気調和装置の構成を表す冷媒回路図である。
この図1において、空気調和装置は、2つの室外機1a,1bと2つの室内機10a,10bと備え、これらをガス側分配器21及び液側分配器22を介し並列に配管接続して冷凍サイクルを形成している。
室内機10aは、室内熱交換器11a及び室内膨張弁12aを備え、図の如く順次配管接続されている。同様に、室内機10bは、室内熱交換器11b及び室内膨張弁12bを備え、図の如く順次配管接続されている。
室外機1aは、圧縮機2a、油分離器3a、逆止弁4a、四方弁5a、室外膨張弁6a、室外熱交換器7a、及びアキュムレータ8aを備え、図の如く順次配管接続されている。同様に、室外機1bは、圧縮機2b、油分離器3b、逆止弁4b、四方弁5b、室外膨張弁6b、室外熱交換器7b、及びアキュムレータ8bを備え、図の如く順次配管接続されている。
また、室外器1aにおける油分離器3aの下部(詳細には、油分離器3aで分離された油を貯留する貯留部)とアキュムレータ8aの入口側との間にはバイパス配管19aが接続されており、このバイパス配管19aには、油分離器3aからアキュムレータ8aに流入する油流量を調整するための絞り装置9a(例えばキャピラリチューブ)が設けられている。同様に、室外機1bにおける油分離器3bの下部(詳細には、油分離器3bで分離された油を貯留する貯留部)とアキュムレータ8bの入口側との間にはバイパス配管19bが接続されており、このバイパス配管19bには、油分離器3bからアキュムレータ8bに流入する油流量を調整するための絞り装置9b(例えばキャピラリチューブ)が設けられている。
次に、冷媒及び潤滑油の流れについて説明する。
冷房運転の場合(すなわち、四方弁5a,5bが図中の点線で示す経路に切り替えられた場合)、室外機1aの圧縮機2aから吐出された高温・高圧のガス冷媒とこれに含まれる油が油分離器3aに流入し、油分離器3aでガス冷媒と油に分離される。そして、油分離器3aで分離された油が絞り装置9aで流量調整されつつバイパス配管19a介してアキュムレータ8aに流入する。一方、油分離器3aで分離されたガス冷媒は、分離しきれなかった油と共に、逆止弁4a及び四方弁5aを通り、室外熱交換器7aに流入する。そして、室外熱交換器7aに流入する空気と熱交換して放熱し高圧の液冷媒となり、室外膨張弁6aを通り、室外機1aを出て液側分配器22に流入する。同様に、室外機1bの圧縮機2bから吐出された高温・高圧のガス冷媒とこれに含まれる油が油分離器3bに流入し、油分離器3bでガス冷媒と油に分離される。そして、油分離器3bで分離された油が絞り装置9bで流量調整されつつバイパス配管19bを介してアキュムレータ8bに流入する。一方、油分離器3bで分離されたガス冷媒は、分離しきれなかった油と共に、逆止弁4b及び四方弁5bを通り、室外熱交換器7bに流入する。そして、室外熱交換器7bに流入する空気と熱交換して放熱し高圧の液冷媒となり、室外膨張弁6bを通り、室外機1bを出て液側分配器22に流入する。
液側分配器22では、室外機1aからの高圧の液冷媒と室外機1bからの高圧の液冷媒とが合流し、合流した液冷媒が室内機10aと室内機10bに分流される。室内機10aに分流された高圧の液冷媒は、室内膨張弁12aで減圧され低圧となり、室内熱交換器11aに流入する。そして、室内熱交換器11aに流入する空気と熱交換して吸熱しガス化し、室内機10aから出てガス側分配器21に流入する。同様に、室内機10bに分流された高圧の液冷媒は、室内膨張弁12bで減圧され低圧となり、室内熱交換器11bに流入する。そして、室内熱交換器11bに流入する空気と熱交換して吸熱しガス化し、室内機10bから出てガス側分配器21に流入する。
ガス側分配器21では、室内機10aからのガス冷媒と室外機10bからのガス冷媒とが合流し、合流したガス冷媒が室外機1aと室外機1bに分配される。室外機1aに分配されたガス冷媒とこれに含まれる油は、四方弁5aを通りアキュムレータ8aに流入する。そして、ガス冷媒は、アキュムレータ8aで流量調整された油と共に、圧縮機2aに流入する。同様に、室外機1bに分配されたガス冷媒とこれに含まれる油は、四方弁5bを通りアキュムレータ8bに流入する。そして、そして、ガス冷媒は、アキュムレータ8bで流量調整された油と共に、圧縮機2bに流入する。
暖房運転の場合(すなわち、四方弁5a,5bが図中の実線で示す経路に切り替えられた場合)、室外機1aの圧縮機2aから吐出された高温・高圧のガス冷媒とこれに含まれる油が油分離器3aに流入し、油分離器3aでガス冷媒と油に分離される。そして、油分離器3aで分離された油が絞り装置9aで流量調整されつつバイパス配管19aを介してアキュムレータ8aに流入する。一方、油分離器3aで分離されたガス冷媒は、分離しきれなかった油と共に、逆止弁4a及び四方弁5aを通り、室外機1aを出てガス側分配器21に流入する。同様に、室外機1bの圧縮機2bから吐出された高温・高圧のガス冷媒とこれに含まれる油が油分離器3bに流入し、油分離器3bでガス冷媒と油に分離される。油分離器3bで分離された油が絞り装置9bで流量調整されつつバイパス配管19bを介してアキュムレータ8bに流入する。一方、油分離器3bで分離されたガス冷媒は、分離しきれなかった油と共に、逆止弁4b及び四方弁5bを通り、室外機1bを出てガス側分配器21に流入する。
ガス側分配器21では、室外機1aからの高圧のガス冷媒と室外機1bからの高圧のガス冷媒とが合流し、合流したガス冷媒が室内機10aと室内機10bに分流される。室内機10aに分流された高圧のガス冷媒は、室内熱交換器11aに流入する。そして、室内熱交換器11aに流入する空気と熱交換して放熱し液冷媒となり、室内膨張弁12aを通り、室内機10aから出て液側分配器22に流入する。同様に、室内機10bに分流された高圧のガス冷媒は、室内熱交換器11bに流入する。そして、室内熱交換器11bに流入する空気と熱交換して放熱しガス冷媒となり、室内膨張弁12bを通り、室内機10bから出て液側分配器22に流入する。
液側分配器22では、室内機10aからの液冷媒と室外機10bからの液冷媒とが合流し、合流した液冷媒が室外機1aと室外機1bに分配される。室外機1aに分配された液冷媒は、室外膨張弁6aで減圧され低圧となり、室外熱交換器7aに流入する。そして、室外熱交換器7aに流入する空気と熱交換して吸熱しガス化して、四方弁5aを通りアキュムレータ8aに流入する。そして、ガス冷媒は、アキュムレータ8aで流量調整された油と共に、圧縮機2aに流入する。同様に、室外機1bに分配された液冷媒は、室外膨張弁6bで減圧され低圧となり、室外熱交換器7bに流入する。そして、室外熱交換器7bに流入する空気と熱交換して吸熱しガス化して、四方弁5bを通りアキュムレータ8bに流入する。そして、ガス冷媒は、アキュムレータ8bで流量調整された油と共に、圧縮機2bに流入する。
図2は、アキュムレータ8a,8bの構造を表す図である。
この図2において、アキュムレータ8a(又は8b)は、容器18と、容器18内に冷媒及び油を導入する導入管13と、容器18内の冷媒及び油を外部へ導出する導出管14とで構成されている。導入管13は、容器18の上面から挿入されて開口端が容器18内の上方に位置するように設けられている。略Uの字状の導出管14は、開口端が容器18内の上方に位置し、曲がり部が容器18内の底部近傍に位置するように設けられている。また、容器18内の底部近傍に位置する導出管14の下部には第1油戻し穴15が形成され、導出管14の開口端より下側で第1油戻し穴15より上側に位置する導出管14の中部には第2油戻し穴16が形成されている。また、容器18内の上方に位置する導出管14の出口側には均圧穴17が形成されている。このような構造により、容器18内の液面高さ(言い換えれば、容器18内に貯留された液量)に応じて導出管14の油流量が調整されるようになっている。その詳細を、図3を用いて説明する。
図3は、容器18内の液面高さと導出管14の油流量との関係を表す特性図である。
この図3において、横軸は、容器18内の液面高さを示し、縦軸は、導出管14の油流量を示す。例えば容器18内の液面高さが第1油戻し穴15より下方にある(言い換えれば、容器18内に貯留された液量が所定の下限値未満にある)場合は、導出管14の油流量はほぼ0となる。また、例えば容器18内の液面高さが第1油戻し穴15より上方で第2油戻し穴16より下方にある(言い換えれば、容器18内に貯留された液量が所定の下限値以上で所定の上限値未満にある)場合は、容器18内の油が第1油戻し穴15から導出管14に流入する。そして、容器18内の液面高さが上昇するほど、第1油戻し穴15に対する液ヘッド分の圧力が増加するため、導出管14の油流量が増加する。また、例えば容器18内の液面高さが第2油戻し穴16より上方にある(言い換えれば、容器18内に貯留された液量が所定の上限値以上である)場合は、容器18内の油が第1油戻し穴15及び第2油戻し穴16から導出管14に流入するので、導出管14の油流量が急激に増加する。そして、容器18内の液面高さが上昇するほど、第1油戻し穴15及び第2油戻し穴16に対する液ヘッド分の圧力が増加するため、導出管14の油流量が増加する。
ところで、上述したように油分離器3aからバイパス配管19aを介してアキュムレータ8aに流入する油の流量は、絞り装置9aによって調整されており、油分離器3a側とアキュムレータ8aの入口側との差圧によって変動する。同様に、油分離器3bからバイパス配管19bを介してアキュムレータ8bに流入する油の流量は、絞り装置9bによって調整されており、油分離器3b側とアキュムレータ8bの入口側との差圧によって変動する。そして、本実施形態の大きな特徴として、図3に示すように、アキュムレータ8a内に貯留された液面高さが第2油戻し穴16より下方にある場合にアキュムレータ8aから圧縮機2aへ流出する油の最大流量を、油分離器3aからアキュムレータ8aに流入する油の最小流量以下とし、一方、例えばアキュムレータ8a内に貯留された液面高さが第2油戻し穴16より上方にある場合にアキュムレータ8aから圧縮機2aへ流出する油の最小流量を、油分離器3aからアキュムレータ8aに流入する油の最大流量より多くなるように設定している。同様に、アキュムレータ8b内に貯留された液面高さが第2油戻し穴16より下方にある場合にアキュムレータ8bから圧縮機2bへ流出する油の最大流量を、油分離器3bからアキュムレータ8bに流入する油の最小流量以下とし、一方、例えばアキュムレータ8b内に貯留された液面高さが第2油戻し穴16より上方にある場合にアキュムレータ8bから圧縮機2bへ流出する油の最小流量を、油分離器3bからアキュムレータ8bに流入する油の最大流量より多くなるように設定している。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
例えば室外機1aのアキュムレータ8a内の液面高さが第2油戻し穴16より下方にある場合は、アキュムレータ8aから圧縮機2aへ流出する油の流量が、油分離器3aからアキュムレータ8aに流入する油の流量より少なくなる。これにより、油分離器3a内に貯留された油量が減少する一方で、アキュムレータ8a内に貯留された油量が増加し、最終的に、室外機1aにおける全ての余剰油がアキュムレータ8a内に貯留される。そして、油分離器3aは、ガス冷媒と油を分離する空間を最大とし、分離効率を最大に引き出すことができる。したがって、冷凍サイクル中の油上がり量を最小に抑えることができる(図4参照)。また、例えば室外機1bのアキュムレータ8b内の液面高さが第2油戻し穴16より下方にある場合も、同様となる。
そして、冷房運転時のガス側分配器21又は暖房運転時の液側分配器22による室外機1a,1bへの分配比が異なり、例えば室外機1aへの分配比が室外機1bへの分配比より多くなる場合には、室外機1bのアキュムレータ8b内に貯留された油量が減少し、室外機1aのアキュムレータ8a内に貯留された油量が増加する。そして、室外機1aのアキュムレータ8a内の液面高さが第2油戻し穴16より上方になると、アキュムレータ8aから圧縮機2aへ流出する油の流量が、油分離器3aからアキュムレータ8aに流入する油の流量より多くなる。これにより、アキュムレータ8a内に貯留された油量が減少する一方で、分離器3a内に貯留される油量が増加する。そして、油分離器3aは、ガス冷媒と油を分離する空間が小さくなり、分離効率が低下する。したがって、アキュムレータ8aから圧縮機2aへ供給する油の流量が増加するともに、圧縮機2aから吐出された冷媒に含まれる油が油分離器3aで十分に分離しきれないことから、冷凍サイクル中の油上がり量が急激に上昇する(図4参照)。すなわち、室外機1aから室内機10a,10b側に流出される油量が極端に増加するので、分配比の少ないほうの室外機1bにも十分な油量を供給することができる。したがって、各室外機の油量を一定量以上確保することができる。
以上のようにして本実施形態においては、均油管を用いないため現地での据付工事性が悪化することなく、かつ、電気制御的な構成部品(詳細には、複数の電磁弁とこれらを開閉制御する制御装置)を用いないため安価な構成で、各室外機の油量を一定量以上確保することができる。また、電気制御的な構成部品を用いないため、信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、上述したように、室外機1aのアキュムレータ8a内の液面高さが第2油戻し穴16より下方にある場合、油分離器3a内に余剰の油が貯留されなくなるため、油分離器3aの分離効率を最大に引き出すことができる。同様に、室外機1bのアキュムレータ8b内の液面高さが第2油戻し穴16より下方にある場合は、油分離器3b内に余剰の油が貯留されなくなるため、油分離器3bの分離効率を最大に引き出すことができる。これにより、冷凍サイクル中を循環する油量を低減することができる。その結果、接続配管や熱交換器等での圧力損失が軽減され、且つ熱交換器の配管内に油膜が形成されにくいため熱交換効率も高くなり、冷凍サイクルの効率向上を図ることができる。
本発明の第2の実施形態を図5により説明する。図5は、本実施形態における空気調和装置の構成を表す冷媒回路図である。なお、この図5において、上記第1の実施形態と同等の部分は同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態では、室外機1aに設けられた圧縮機2aの下部に貯留された油が所定量を超えた場合にその余剰分を圧縮機2aの吐出側に排出する排油管20aを設けている。同様に、室外機1bに設けられた圧縮機2bの下部に貯留された油が所定量を超えた場合にその余剰分を圧縮機2bの吐出側に排出する排油管20bを設けている。
このような本実施形態においても、上記第1の実施形態と同様、均油管を用いることなく、かつ安価な構成で、各室外機の油量を一定量以上確保することができる。また、本実施形態においては、以下のような効果も得ることができる。
例えば室外機1aのアキュムレータ8a内の液面高さが第2油戻し穴16より上方にある場合、アキュムレータ8aから圧縮機2aへ流出する油の流量が多くなり、圧縮機2aに貯留された油量が増加する。あるいは、例えば室外機1bのアキュムレータ8b内の液面高さが第2油戻し穴16より上方にある場合、アキュムレータ8bから圧縮機2bへ流出する油の流量が多くなり、圧縮機2bに貯留された油量が増加する。そのため、何らかの手段を講じなければ、圧縮機2a,2bのモータ(図示せず)が油に浸りだして油撹拌損失が増大し、省エネ性が損なわれてしまう。そこで本実施形態では、排油管20a,20bを設けて、圧縮機2a,2bの下部に貯留された油が所定量を超えないように制限することにより、油撹拌損失の発生を防止することができ、省エネ性を確保することができる。
なお、上記第1及びの実施形態においては、アキュムレータ8a,8bは、第2の油流量調整機構として、導出管14の下部に第1油戻し穴15を形成し、導出管14の中部に第2油戻し穴16を形成した場合を例にとって説明したが、これに限られない。このような変形例を図により説明する。
は、本変形例におけるアキュムレータの構造を表す断面図である。なお、この図において、上記実施形態と同等の部分は同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
に示すアキュムレータ23a(又は23b)は、第2油戻し穴16の代わりに、導出管24を設けている。この導出管24は、容器18の外側で導出管14に接続され、開口端が容器18の内側に連通されている。そして、導出管24の開口端は、第2油戻し穴16と同様の位置に設けている。このような構造により、前述の図3で示すような特性が得られるようになっている。したがって、このような変形例においても、上記同様の効果を得ることができる。
1a,1b 室外機
2a,2b 圧縮機
3a,3b 油分離器
6a,6b 室外膨張弁(減圧装置)
7a,7b 室外熱交換器
8a,8b アキュムレータ
9a,9b 絞り装置(第1の流量調整機構)
10a,10b 室内機
11a,11b 室内熱交換器
12a,12b 室内膨張弁(減圧装置)
13 導入管
14 導出管
15 第1戻し穴(第2の油流量調整機構)
16 第2戻し穴(第2の油流量調整機構)
18 容器
19a,19b バイパス配管
20a,20b 排油管
23a,23b アキュムレータ
24 導出管(第2の油流量調整機構)

Claims (4)

  1. 室内熱交換器及び減圧装置を有する少なくとも1台の室内機と、
    圧縮機、前記圧縮機の冷媒吐出側に設けられた油分離器、前記圧縮機の冷媒吸入側に設けられたアキュムレータ、室外熱交換器、及び減圧装置をそれぞれ有する複数台の室外機とを備え、
    前記複数台の室外機は、前記室内機に対して並列に配管接続されており、
    前記複数台の室外機のそれぞれには、前記室内機からの冷媒が分配されて供給される空気調和装置において、
    前記複数台の室外器のそれぞれは、
    前記油分離器の下部と前記アキュムレータとの間で接続されたバイパス配管と、
    前記バイパス配管に設けられ、前記油分離器側と前記アキュムレータの入口側の差圧によって、前記油分離器から前記アキュムレータに供給する油の流量を調整する第1の油流量調整機構と、
    前記アキュムレータに設けられ、前記アキュムレータ内に貯留された液量に応じて、前記圧縮機へ冷媒と共に供給する油の流量を調整する第2の油流量調整機構とを有し、
    前記第1の油流量調整機構及び前記第2の油流量調整機構は、
    前記アキュムレータ内に貯留された液量が所定の上限値未満の場合、前記油分離器内に貯留された油量を減少させて前記分離器の分離効率が高まるように、前記油分離器から前記アキュムレータへ流出する油の流量を調整しつつ、この油の流量以下となるように前記アキュムレータから前記圧縮機へ流出する油の流量を調整し、
    一方、前記アキュムレータ内に貯留された液量が所定の上限値以上の場合、前記油分離器内に貯留された油量を増加させて前記分離器の分離効率が低下するように、前記油分離器から前記アキュムレータへ流出する油の流量を調整しつつ、この油の流量より多くなるように前記アキュムレータから前記圧縮機へ流出する油の流量を調整することを特徴とする空気調和装置。
  2. 請求項1記載の空気調和装置において、前記アキュムレータは、導入管を介し冷媒及び油を流入して貯留する容器と、開口端が前記容器内の上方に位置するとともに、前記容器内の底部近傍を通って延在するように設けられた導出管とを有し、さらに前記第2の油流量調整機構として、前記容器内の底部近傍に位置するように前記導出管に形成された第1の油戻し穴と、前記導出管の開口端より下側で前記第1の油戻し穴より上側に且つ前記の所定の上限値に対応する高さに位置するように前記導出管に形成された第2の油戻し穴とを有することを特徴とする空気調和装置。
  3. 請求項1記載の空気調和装置において、前記アキュムレータは、導入管を介し冷媒及び油を流入して貯留する容器と、開口端が前記容器内の上方に位置するとともに、前記容器内の底部近傍を通って延在するように設けられた第1の導出管とを有し、さらに前記第2の油流量調整機構として、前記容器内の底部近傍に位置するように前記第1の導出管に形成された油戻し穴と、開口端が前記第1の導出管の開口端より下側で前記油戻し穴より上側に且つ前記の所定の上限値に対応する高さに位置して前記容器の内側に連通するとともに、前記容器の外側で前記第1の導出管に接続された第2の導出管とを有することを特徴とする空気調和装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の空気調和装置において、前記圧縮機の油貯留部に貯留された油量が所定量を超えた場合にその余剰分を前記圧縮機の吐出側に排出する排油管を有することを特徴とする空気調和装置。
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