JP5225867B2 - ウェイトバランサ及びパイプ結合方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェイトバランサ及びパイプ結合方法に関し、より詳しくは、船舶やプラント、配管工事現場などでパイプを配置及び溶接する時にパイプの荷重を低減することができるウェイトバランサ及びパイプ結合方法に関する。
船舶、プラント、配管工事現場などには、数多くの軽量または重量パイプが存在する。即ち、各種流体、気体または電気配線などを通すパイプが、まるで蜘蛛の糸のように複雑に設置されている。
実際には、このようなパイプは1本の長さに限界があるので、溶接作業者は複数のパイプを互いに溶接してパイプを所望の長さにする。
特に、主パイプラインに用いられる1本のパイプと重量パイプとでさえも、相互に連結され、比較的長いがパイプラインまたは配管のデザインに適したパイプが作られる。
ここで、基準パイプ(以下、「第1パイプ」と呼ぶ。)と、整合される対象物に相当し、第1パイプに突き合わせ溶接されることになるパイプ(以下、「第2パイプ」と呼ぶ。)とは、突き合わせ溶接の前に整合が要求される。
ユーザは、クレーンのワイヤまたはベルトを用いて、第2パイプの方向、位置及び高さを手作業で調整することによってレベリング作業を行い、それによって第1パイプ及び第2パイプが整合されるようにする。
ユーザは、第1パイプを定盤などの台に置き、第2パイプを定盤と反対の位置に載置されたY字ブロックなどの簡易治具に置く。簡易治具は、第2パイプの下部で第2パイプを支持し、第2パイプの自重とY字ブロックにより第2パイプを固定するように働く。
ユーザは、第2パイプをクレーンのワイヤで僅かに持ち上げた後に、第2パイプを前、後、左、右、上、下などあらゆる方向に少しずつ移動させるか、または動きに従って簡易治具の高さ及び方向を調整し、それによって第2パイプを第1パイプに整合させる。
しかしながら、このような手作業によるパイプの整合作業は、第2パイプの長さが長くかつ荷重が大きいときに非常に困難であり、例え熟練した作業者であっても、第2パイプの形状に応じて体積の中心と重心がずれている(偏心している)ような不均衡な状態があるときには特に、パイプの高さ、角度、位置、揺れなどによってパイプの整合及び溶接のための作業時間が長く掛かるという短所がある。
更に、手作業によるパイプの整合作業を精密に行うことが困難であるので、パイプの溶接作業を迅速に行うことができない。例えば、第1パイプと第2パイプを溶接する溶接作業中には、一般的には作業者がパイプの中に入って結合部分をタック溶接し、その後、正規の方法で外側から本溶接を行う必要がある。
それゆえに、パイプを支持する2枚板タイプの作動板に6自由度が与えられるので、パイプの高さ、位置、傾き、揺れを精密に調整することによって溶接の品質を向上させることができるようなウェイトバランサが要求される。
また、一般に、複数のパイプは、突き合わせ溶接の前に相互に連結されているように整合される必要がある。従来技術による2本のパイプの突き合わせ溶接前の結合作業は、以下の通りである。結合作業とは、例えばTIGによって2本のパイプを溶接するために、目の前にあるパイプ同士の間隔と段差を特定の許容範囲に合わせることである。このとき、2本のパイプが互いに一貫してぴったり合わされる(フィットされる)ように、真円度補正が行われなければならない。
ここで、真円とは、円周に沿って計測した直径または半径が一定である円を指す。パイプに関しては、真円は更に、最大内径と最小内径の差に相当する真円度が許容範囲内に収まる円を指す。
従来技術のパイプ結合方法においては、作業者は、全てのパイプを定盤上に置き、ワイヤまたはベルトを用いることによって互いに接触するようにそれらの間隔を一様に維持し、その後、パイプの外径の一方の側に第1タブピースを接合することによってタック溶接が行われる。その後、作業者は、パイプ内に電源ジャックを挿入し、その電源ジャックを繰り返し利用してパイプの真円を補正しながら段差をぴったり合わせ、その後、第1タブピースが最初に接合されたパイプの反対側に第2タブピースを接合するようにタック溶接が行われる。その後、作業者は、パイプの第2タブピースから90°の方向に相当する位置に第3タブピースを接合するために連続的にタック溶接を行い、それに続けて第3タブピースが接合されたパイプの反対側に第4タブピースを接合する。その後、作業者は、へら形のたがねを2本のパイプ間の間隔に挿入した後、そのへら形のたがねをパイプの円周方向に移動させてパイプの間隔を補正する。最後に、作業者は、第1タブピースと第2タブピースの間、第2タブピースと第3タブピースの間、第3タブピースと第4タブピースの間、第4タブピースと第1タブピースの間に他のタブピースをタック溶接によって更に接合する。このとき、他のタブピースの数は、パイプの直径によって決まる。
しかしながら、従来技術によるパイプの結合作業は、手作業で進められるので作業時間が長いだけでなく、溶接品質の偏りも作業者の熟練度次第でばらつきがあるという問題がある。従って、パイプの結合作業が円滑に行われないときには、後で行われることになるパイプの溶接作業に影響を及ぼすという短所がある。
また、従来技術によるパイプの結合作業は、パイプが大きければより困難である。即ち、1本の大きなパイプが定盤上に置かれ、その後にこの大きなパイプに連結するために、クレーンを用いて別の大きなパイプが定盤のレベルと同じ高さを有する複数の治具上に置かれる。その後、作業者は、クレーンを操作しながら2本の大きなパイプの間にワイヤを挿入するか、治具の高さを調整するか、あるいは両パイプを左右に移動させることによって間隔を補正し、その上部に水準器を一時的に取り付けることによって段差を合わせ、その後、タック溶接法によって上部からタブピースが固定される。その後、その下にタブピースがタック溶接されるが、これはパイプ内に電源ジャックを挿入することによって段差及び真円を補正した後に行われる。その後、残りのタブピースがパイプ円周に沿って溶接される。
しかしながら、従来技術によるパイプの結合作業は、大きなパイプが過度の重量(例えば約600kg)及び長さ(例えば約6m)を有していることから、真円度を補正するために別のクレーンなどの運搬装置を用いて大きなパイプを移動させることになる点で不便であり、また、パイプの形状、例えば、曲管、エルボー管、T字管などに応じて重心が体積中心からずれているという不均衡な状態があるために、たとえ作業者が熟練していても、パイプの高さ、角度、位置、揺れなどによりパイプの整合及び溶接の作業時間が長く掛かるという短所がある。
また、溶接工程での酸化及び窒化を防止するために、パイプ内の全空間に高価なアルゴン(Ar)ガスが注入され、注入されたアルゴンガスはパイプの両側端部の開口部から大気中に放出されるので、ガスパージングの費用がかさむという問題がある。
上記を解決するために、本出願人は、特許文献1に開示されているような自動パイプ整合装置及び整合方法を提案した。
しかしながら、特許文献1の自動パイプ整合装置に関して、別のパイプに整合されるパイプのフィッティング部の重量に打ち勝ちながらパイプを整合することが困難であることが分かっている。
例えば、フィッティング部に相当するパイプの重量及び長さが約600kg及び6mである場合、6自由度運動が実現されない場合が生じるが、その理由は、自動パイプ整合装置内に取り付けられているスチュワートプラットフォームなどの6軸パラレルロボットがフィッティング部の重量を支持できないからであり、それによって、パイプの整合または取付け(フィットアップ)ができない。ここで、6自由度運動とは、3軸並進運動及び3軸回転運動を含む。3軸並進運動は、X軸方向の前後の動き(サージ)と、Y軸方向の左右の動き(スウェイ)と、Z軸方向の上下の動き(ヒーブ)とを含み、3軸回転運動は、X軸方向を基準に回転する横揺れ(ローリング:ro)と、Y軸方向を基準に回転する縦揺れ(ピッチング:pi)と、Z軸方向を基準に回転する船首揺れ(ヨーイング:ya)とを含む。
また、小型フィッティング部の整合のために、6軸パラレルロボットは、フィッティング部をパイプまで移動させることができるが、フィッティング部とウェイトバランサの上部の間に摩擦が発生する。それゆえ、フィッティング部及び自動パイプ整合装置に過剰な負荷が掛かることがあり、フィッティング部にスクラッチなどの損傷が生じることがあり、フィッティング部及び自動パイプ整合装置のクランピング位置が変わることがある。
更に、先行技術の自動パイプ整合装置は、別のウェイトバランサとの協働を考慮せず、単に自動パイプ整合装置によるパイプ自動整合方法のみを提示しているため、実際には、パイプをウェイトバランサと一緒に接合する方法について言及されていないことからパイプの自動整合を行う際に多くの困難が生じる。
例えば、先行技術のパイプ自動整合方法は、クランピング直前に装置のバランスを取るための動作が開示されていないので、クランピング位置が安定せず、真円の補正の精度またはパイプとフィッティング部間の整合の精度が比較的低いという短所を有する。
特に、先行技術の自動パイプ整合装置の説明に記載されているウェイトバランサは、単純な構造を含む。パイプに整合されるフィッティング部は上部に取り付けられ、ウェイトバランサは、フィッティング部をパイプと接触するように置くことによって継ぎ部を形成するように働くように地面の上を移動する。
しかしながら、ウェイトバランサが先行技術の自動パイプ整合装置に用いられる場合、ペイロードであるフィッティング部に対する荷重は積極的に低減されることができず、6自由度に対応するように並進運動または回転運動させる一方でフィッティング部を支持することができない。更に、フィッティング部を支持するウェイトバランサの上部は固定されており、その結果、上記したように、フィッティング部とウェイトバランサの上部の間に摩擦が発生するという問題が生じる。
韓国特許登録第639607号公報
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、パイプの荷重を低減しながら、パイプを支持する2枚板タイプの作動板に6自由度を与えることによって、パイプの高さ、位置、傾き、揺れを精密に調整して溶接の品質を向上させることができるウェイトバランサを提供することにある。
本発明の別の目的は、複数のロードセルを用いて対応するシリンダのレベリング作業にウェイトバランシング作業が連動させているので手作業またはパイプ整合自動ロボットによるパイプの整合作業を迅速に行うように適応できるウェイトバランサを提供することにある。
本発明の更に別の目的は、ウェイトバランサと自動パイプ整合装置を連動させて制御するように適応できるパイプの結合方法を提供することにある。
本発明の更に別の目的は、荷重の減少、6自由度支持、並進運動、回転及び微調節の機能を有するウェイトバランサが、パイプ内壁に取り付けられかつ緻密な整合作業を行うことができるような自動パイプ整合装置と関連付けられているために、パイプの突き合わせ溶接前のフィットアップ作業を自動化することによって作業の効率を最大にするように適応できるパイプの結合方法を提供することにある。
本発明に従って、固定された被整合対象物に整合対象物を整合させるためのウェイトバランサであって、整合対象物を載置するための作動板と、作動板の下部に取り付けられる複数のロードセルと、ロードセルから発生した検出信号を受信し、整合対象物の情報を分析して、制御信号を発生させる制御部と、制御部から制御信号を受信して複数の圧力供給ラインそれぞれの作動圧力を制御する作動力駆動部と、作動力駆動部により制御される作動圧力の大きさに対応するように作動板の位置及び姿勢を調節するために圧力供給ラインに接続され、前記ロードセルをそれぞれ取り付けている複数のレベリングシリンダ及びバランシング装置とを含むウェイトバランサを提供する。
ウェイトバランサにおいては、レベリングシリンダ及びバランシング装置は、圧力調節が可能な空気バネ、長さの調節が可能な線形伝達装置であるリニアモータ、油圧サーボシリンダ、モータ及びラック・アンド・ピニオン機構、ボールスクリュから選択される任意のものである。
ウェイトバランサにおいては、傾き情報を入力するために制御部に接続されている傾きセンサが作動板に取り付けられている。
ウェイトバランサにおいては、レベリングシリンダ及びバランシング装置は、各々、本体フレームに取り付けられており、本体フレームの下部には複数の高さ調節軸と、ストッパ・リミットを有する移動ローラとが備えられている。
ウェイトバランサにおいては、作動板は、上板及び下板、並びに前記上板を前記下板に固定させるための固定ピンを含み、両板の間に複数の摺動接触部が配置されており、上板のエッジの底面にエッジビームが取り付けられている。そのため、前記上板は前記下板を基盤として有限な範囲内で平面方向に自由に動くことができる。
ウェイトバランサは、下板と本体フレームの間に取り付けられた複数のガイド部を更に含み、ガイド部の各々が、下板に結合されるボール型ピボットと、ボール型ピボットのボールから軸方向に沿って延在し、レベリングシリンダ及びバランシング装置の最大ストローク距離より相対的に更に長い軸長を有するガイド軸と、スライド挿入方式によってガイド軸に結合されるように本体フレームの上板に取り付けられているガイドブッシュとを有する。
ウェイトバランサにおいては、下板からの間隔を維持するための複数の間隔維持軸が、エッジビームに更に取り付けられている。
ウェイトバランサにおいては、上板は、脱着可能でありかつ整合対象物を支持する複数のローラ治具を配置するための複数の溝型取付孔を含み、溝型取付孔は、少なくとも直管、エルボー管、T字管を含む複数のパイプレイアウトの各形状に対応する配置間隔及び方向を有する。
本発明に従って、第1パイプ及び第2パイプが定盤及びウェイトバランサにそれぞれ配置され、第1パイプ内に適所に取り付けられるように自動パイプ整合装置が挿入されるようなパイプの結合方法であって、自動パイプ整合装置を駆動した後に停止する作業位置を確認するように感知するステップと、自動パイプ整合装置を水平に維持するための真円補正装置を拡張するステップと、第1及び第2の各パイプの真円を補正するステップと、整合のために第1及び第2の両パイプ間に形成される継ぎ部の形状を1次計測するステップと、1次計測の結果に対応するように第2パイプを第1パイプに整合させるステップと、整合されているものを確認するために継ぎ部の形状を2次計測するステップと、2次計測の結果値が予め設定した許容範囲に含まれるときに自動パイプ整合装置を密閉し、溶接のためにガスを注入するステップとを含むパイプの結合方法を提供する。ここで、前記ウエイトバランサは、前記第2パイプを載置するための作動板を含み、前記作動板は上板及び下板を備え、前記上板及び下板の間に複数の摺動接触部が配列されており、前記上板のエッジの底面にエッジビームが取り付けられているため、前記上板は前記下板を基盤として平面方向に自由に動くことができる。
パイプの結合方法は、第1及び第2の両パイプの真円を補正するステップの前に前方の真円補正装置の内圧部材が第2パイプ内に配置されるように継手部の第1及び第2のパイプ間の間隔を調節する間隔調節装置を前方(第1パイプ内部の中心から第2パイプ内部の中心に向かう方向)に動かすステップを更に含む。
パイプの結合方法は、パイプを整合させるステップにおいて、第1パイプと第2パイプ間の間隔及び段差が溶接されることができるように第1パイプ及び第2パイプを整合させる細部整合ステップを更に含み、細部整合ステップが、第1パイプから離れるように第2パイプを第2パイプ内部の中心から第1パイプ内部の中心に向かうX軸方向に移動させるステップと、目標の姿勢に変換されるための回転成分の値に対応するように第2パイプを回転させるステップと、目標の姿勢に対する上板平面方向及びX軸方向に垂直なZ軸方向及び上板平面と並行でありX軸方向に垂直なY軸方向の運動値に対応するように第2パイプを移動させるステップと、X軸方向におけるオフセットを最終的調整するステップとを含む。
パイプの結合方法において、ウェイトバランサは、ウェイトバランサで感知された荷重及び傾き情報のフィードバックを受信し、統合制御部を介して送信された自動パイプ整合装置の動作情報を受信し、その後、情報は、ウェイトバランサを自動パイプ整合装置に連動させるために、バランシングシリンダの動作制御値を算出するため及びウェイトバランサを水平にするために必要な条件値として用いられる。
パイプの結合方法において、2次計測された結果値が許容範囲に含まれていない場合に、2次計測の結果が許容範囲に含まれているか否かをチェックするステップが、第2パイプ整合ステップを再び行った後に繰り返し行われる。
パイプの結合方法において、作業位置を確認するステップにおいてレーザビームが用いられる。
本発明のパイプの結合方法は、重量超過のフィッティング部をパイプに精密に整合させる具体的な方法を提示することによって、整合エラーを取り除くことを可能にするという効果を奏する。
更に、本発明のパイプの結合方法は、パイプとフィッティング部の間のクロス干渉による誤作動を生じさせないので、パイプの整合品質を最大化させることができ、溶接の品質を向上させることができるという長所がある。
更に、本発明のパイプの結合方法は、統合制御部を採用し、ウェイトバランサと自動パイプ整合装置を連動させているので、静的または動的荷重、傾き、揺れ、重量または重量不均衡が減少した状態で、フィッティング部とパイプとを速やかに配置することができるという効果が得られる。
(ウェイトバランサ)
以下に、本発明の好適な実施形態によるウェイトバランサについて、添付する図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態によるウェイトバランサ100は、箱形の本体フレーム110内に、制御部120及び作動力駆動部130を備えている。
制御部120は、外部電源または自家電源、例えば蓄電池と連結され、種々のセンサ、作動力駆動部130、レベリング/バランシング動作処理モジュール、入/出力回路構成などに用いられることができる作動電力を発生させるような電力供給回路を有する。
制御部120のレベリング/バランシング動作処理モジュールは、静的荷重、例えば上下方向に伝達される単一荷重、または動的荷重、例えばセンサインターフェースを介して入力された種々のセンサ、例えば、傾きセンサ142またはロードセル145、146の検出信号を用いて、作動板180に入力された並進運動(サージ、スウェイ、ヒーブ)及び回転運動(ロール、ピッチ、ヨー)によって複合的に伝達される複数の荷重を分析し、次に、静的または動的荷重、傾き及び揺れを低減または制御するストローク調節信号などのシリンダ制御信号を作動力駆動部130に送信する役割をする。
ロードセル145、146は、パイプなどの荷重を検出し、電気的信号に変換された検出信号を制御部120に送信するように働く。
制御部120のレベリング/バランシング動作処理モジュールは、少なくとも1つの一般的な自動レギュレータまたはそれと等価なものである場合があるが、それに限定されるものではない。
制御部120は、作動力駆動部130と、複数個、例えば8個のロードセル145、146及び表示部170を後述する作動方法に対応するように制御するコンピュータなどの構成を有するレベリング/バランシング動作処理モジュールと、制御部120に電気的に接続されているようなセンサインターフェース、電源スイッチ、複数の操作スイッチ、ボタンなど入力回路構成とを含む。
制御部120は、ウェイトバランサ100の作動状態に対応するアナログ信号を表示部170のディスプレイ装置及び種々の動作ランプに送信するための一般的な出力回路構成を有する。
作動力駆動部130は、外部作動源(図示せず)、例えば、空圧ポンプ、油圧ポンプなどから作動圧力が供給されるように接続されている接続ライン構成と、接続ライン構成の圧力供給ライン(図示せず)に各々取り付けられている複数個、例えば8個の電子弁の開閉を選択的かつ精密に制御しながら、作動圧力の大きさまたは増減を調整する駆動回路構成とを含む。
ここで、圧力供給ラインの一方の側のラインは、作動力駆動部130の一方の側のポートで各レベリングシリンダ150に接続され、圧力供給ラインの他方の側のラインは、作動力駆動部130の他方の側のポートで各バランシング装置160に接続されている。
作動力駆動部130は、制御部120のシリンダ制御信号に対応するように関連する圧力供給ラインの電子弁の開閉を精密に制御するので、作動力駆動部130は、複数個、例えば4個のレベリングシリンダ150と複数個、例えば4個のバランシング装置160の軸方向の力を、関連する作動圧力の大きさに対応するように変化させるか、または伸縮方向の軸長を変えるように働く。
本発明の説明において、レベリングまたはウェイトバランシングの役割を果たす関連するレベリングシリンダ150及びバランシング装置160は、パイプの荷重を低減するか、またはパイプの荷重と同じ大きさの軸方向の力を重力方向と反対の方向に発生させ、それによってパイプの荷重とシリンダの荷重との和が0になるようにすることによって作動圧力が供給されるシリンダケーシング内のピストンにより作動軸を直線的に移動させるアクチュエータとして理解されよう。
即ち、レベリングシリンダ150及びバランシング装置160は、作動軸を有限ストローク距離内で軸方向に上昇(例えば前進作動)または下降(例えば後進作動)させるか、またはベローズチューブを上下方向に動かすことによって、(それが、制御部120によって制御されるような外部作動源、例えば、空圧、油圧、その他の流体圧から供給される作動圧力を調節するので、)有限ストローク距離内で軸長を伸縮させるような圧力装置である。
更に、レベリングシリンダ150及びバランシング装置160は、ボールスクリュ軸及びボールスクリュ軸に螺合されているボールスクリュナットブロックを回転させるサーボモータまたはリニアモータなどのように電気的に構成されることができ、油圧サーボシリンダのように空圧式であるように構成されることができ、ボールスクリュナットブロックが上下するときに作動板180のレベリング及びウェイトバランシングを行うように構成されることができる。
即ち、本実施形態において空圧式構成を用いる場合、レベリングシリンダ150及び複数のバランシング装置160は、圧力調節が可能な空気バネ、長さの調節が可能な線形伝達装置であるリニアモータ、油圧サーボシリンダ、モータ及びラック・アンド・ピニオン機構、ボールスクリュから選択される任意のものであることが好ましい。
特に、本発明におけるバランシング装置160は、空気圧の注入または放出を制御するので、ベローズチューブを軸方向に伸縮させることができるチューブタイプの復元バネが使用され得る。
レベリングシリンダ150及びバランシング装置160のそれぞれの作動軸の伸張または縮小長さは、ロードセル145、146で発生した検出信号の大きさに対応するように制御部120のストローク調節信号により調節されることが好ましい。
更に、傾きセンサ142や水準器などが作動板180の中心に更に取り付けられることが好ましい。
例えば、傾きセンサ142の場合、傾きセンサ142で発生されかつ検出される検出信号、例えば傾き情報は、関連する入力電線及びセンサインターフェースを介して制御部120に入力される。
更に、本発明では、手動すべり弁、FRL、圧力スイッチ、吸音器、マニホールド、分配器、フィルタ、消音器などが、外部作動源とレベリングシリンダ150とバランシング装置160の間に、一般的な圧力回路構成及び結合技術を用いて、更に取り付けられることが好ましい。
各ロードセル145、146は、レベリングシリンダ150及びバランシング装置160の作動軸に取り付けられ、関連する入力電線及びセンサインターフェースを介して、制御部120に、レベリングシリンダ150及びバランシング装置160のそれぞれの作動軸に加えられる荷重に対応するように発生及び検出された測定荷重などの電気的検出信号を入力する。
表示部170は、制御部120から入力された出力信号に対応するように、作動力駆動部130、ロードセル145、146、レベリングシリンダ150、バランシング装置160のそれぞれの作動状態を表示するように働く。
図2を参照すると、本体フレーム110は、その下部に位置しかつネジ締め式で可変幅が数百ミリメートル(mm)であるような複数の高さ調節軸111と、本体フレーム110を自由に動かすためのストッパ機構を有する移動ローラ112とを更に含むことが好ましい。
更に、本体フレーム110は、その側面に複数のハンドルバー113を更に形成していることが好ましい。
2枚板タイプであり、治具として働く作動板180は、本体フレーム110の上部に取り付けられる。
作動板180は、ロードセル145、146をそれぞれ有するレベリングシリンダ150及びバランシング装置160によって支持される。
複数のガイド部190が、詳細に後述する構成及び結合関係に従って、レベリングシリンダ150またはバランシング装置160の軸の伸縮をガイドするように働く。
図3に示すように、作動板180は、上述したように2枚板タイプの治具であり、上板181と、下板182と、エッジビーム183とを含む。
上板181は、本体フレーム110の表面積と同じかそれに近い表面積を有する定盤タイプの板部材である。
上板181は、種々の形状のパイプのうち関連するパイプ(例えば、整合対象物に対応する図6の第2パイプ13を参照)の形状に対応するように支持し、パイプの自重、形状及び配列位置によってパイプを軸方向または直径方向に動かないようにする代わりにパイプをパイプの円周方向に回転させることができるような、複数のローラ治具184に結合されている。
ローラ治具184を結合するために、上板181の上面に、複数の溝型取付孔Hが形成されているが、これは、ローラ治具184の基底ボス(突起)がそれぞれその中に挿入された後、基底ボスの軸方向を基準にローラ治具184が回転できるように、軸受タイプのものである。
溝型取付孔Hは、その配置間隔、方向及び個数に従って、上板181の上面上に、格子型、螺旋型、設計型のうち任意の1つの配置形式で配置されることができる。
例えば、配置形式がデザインタイプである場合、上板181の上面上には、直管レイアウト103のための第1群の溝型取付孔H1〜H10と、エルボー管レイアウト104のための第2群の溝型取付孔H11〜H20と、T字管レイアウト105のための第3群の溝型取付孔H21〜H23とが、図5に示すように、配置されることができる。
即ち、溝型取付孔H1〜H22は、少なくとも直管、エルボー管、T字管を含む複数のパイプレイアウト103、104、105のそれぞれの形状に対応した配置間隔及び方向を有することが好ましい。
図3を参照すると、上板181の下部に、上板181の表面積より小さな表面積を有する下板182が位置している。下板182の上面には、格子型、螺旋型などの配置形式を有する複数の摺動接触部185が配置されている。
摺動接触部185は、下板182を基盤として上板181を支持し、上板181は、摺動接触部185によって平面方向に自由に動くことができる。この点で、摺動接触部185は、上板181の底面とそれぞれ点または線接触する部材であって、ボール軸受、スラスト軸受、キャスタなどから選択される任意の1つであることが好ましい。
例えば、ボール軸受の場合、下板182の上面には、摺動接触部185の配置形式と同じ様に複数の軸受定着溝186が形成され、固定リングが軸受定着溝186の周囲にそれぞれ結合されている。このように、固定リングによりボール軸受の離脱を防止した状態でボール軸受の動作を安定させるようにすることが好ましい。例えば、固定リングの結合において、その内側エッジには下方に突出した雄ネジが形成され、雄ネジと係合されることができる雌ネジが、軸受定着溝186の内周面に形成されることが好ましい。
エッジビーム183は、矩形のリング軸の形状を含み、下板182の側辺と離隔空間とを維持できるような大きさを有し、下板182の厚さより相対的に厚い厚さを有し、上板181のエッジ底面に取り付けられる。
エッジビーム183は、複数の補強ビーム187を更に含み、そのヘッド部は、その4辺の中央部の底面から作動板180の中心を向いている。ここで、各補強ビーム187は、溶接によりエッジビーム183の底面に固定される。
ここからは、上板181と、下板182と、エッジビーム183との結合関係について説明する。
下板182は、エッジビーム183の内側に配置され、エッジビーム183に固定されている補強ビーム187は、下板182が下方に離脱することを防止している。
上板181は、その側辺がエッジビーム183の側面にそれぞれ一致するように、エッジビーム183の上面に置かれる。
次に、上板181とエッジビーム183を結合する方法において、上板181の側辺部とエッジビーム183とに形成される複数のボルト孔188と、ボルト孔188に係合されることができる固定ボルトとが用いられる。
このとき、摺動接触部185を有する下板182の上面は、上板181の底面と平行であるように維持され、両表面は互いから離間している。
摺動接触部185によって、上板181は、下板182を基準にX−Y軸が通過するX−Y平面方向に沿って有限範囲内で平面方向に摺動することができ、即ち、X軸またはY軸方向に動くことができ、上板181は、例えば回転基準軸としてZ軸を基準にヨーイングのために自由に回転可能な状態であるように構成される。
更に、上板181は、下板182との結合関係下で、レベリングシリンダ150及びバランシング装置160からレベリングまたはウェイトバランシングのための上昇力及び下降力を受け取ることができる。それゆえ、Z軸方向に動くことができ、あるいは、回転基準軸としてX軸を基準にしたローリングまたは回転基準軸としてY軸を基準にしたピッチングなどの回転が可能な状態になる。
ここで、軸方向運動とは、関連するX、YまたはZ軸方向に沿って動くことを意味し、回転基準軸は、回転の主軸を指す。
一方で、作業者が手作業でパイプを整合するとき、パイプを動かす必要がある。これに関して、従来技術では、パイプを支持するY字ブロックなどの簡易治具を移動させることになり、作業時間が長いという問題がある。そして、単純なウェイトバランシングを除く別個の並進運動及び回転のために、パイプ整合作業を可能にするように別のクレーンの助けを借りて整合されることになるパイプに現行の多軸運動などの複雑な動きが与えられるという短所があった。
しかしながら、本発明では、作動板180の上板181及びその上に置かれるパイプなどの整合対象物(図6に示す第2パイプ13)が、X軸運動、Y軸運動、ヨーイングを、摺動接触部185の助けを借りて、以下の予め設計される範囲内でできるようにし、同時に、レベリングシリンダ150またはバランシング装置160によって、Z軸運動、ローリング、ピッチングを可能にする。このとき、作動板180の下板182は、下板182が本体フレーム110を基準にX軸運動、Y軸運動及びヨーイングできないように、ガイド部190によってバランスを維持することができる。
結局のところ、本発明のウェイトバランサは、作動板180によるレベリングとウェイトバランシングのみならず、パイプ整合と完全に連動され得る特徴を有する。
予め設計される範囲とは、X軸運動またはサージタイプの並進運動は例えば±20mm、Y軸運動またはスウェータイプの並進運動は例えば±20mm、Z軸運動またはヒーブタイプの並進運動は例えば±20mm、ロール角度は例えば±1.5゜、ピッチ角度は例えば±1.5゜、ヨー角度は例えば±5゜のように、設定されるパイプの直径、例えば600〜800mmを基準にして、設定される測定値において画定される作業領域範囲あることが理解できよう。ただし、作業領域範囲の測定値は、例示的でしかなく、これに限定されるものではない。
図4の拡大された円「A」に示すように、複数の間隔維持軸189、例えば、スペーサ、スクリューシャフトなどが、エッジビーム183の幅方向に貫通している取付孔、例えばネジ孔を介して、エッジビーム183に更に取り付けられることが好ましい。
これを詳細に説明すれば、間隔維持軸189は、エッジビーム183の4辺の中央部をそれぞれ貫通する取付孔に螺合されている。間隔維持軸189は、そのネジ回転に対応する軸方向の運動により、エッジビーム183の内面から突出する長さを調節することができる。
即ち、間隔維持軸189は、六角ボルト型ヘッド部位とネジ本体軸とを含む。取付孔内で作業者によってネジ回転がなされるとき、間隔維持軸189は、下板182から前または後に動く。更に、六角ボルト型ヘッド部位の反対側を基準に間隔維持軸189のネジ本体軸の端部にはエンドブロック189aが結合される。
間隔維持軸189のエンドブロック189aと下板182との間の離間距離は、間隔維持軸189の軸方向運動の比率に応じて調節される。エンドブロック189aは、衝撃を弱めるために弾性材料で製作されることができる。
間隔維持軸189は、上述した上板181の運動または回転を設定された範囲内で制限するか、上板181がエッジビーム183の内面または下板182と衝突しないようにするように働く。
作動板180は、上述したように、レベリングシリンダ150またはバランシング装置160によって機能的に支持される。
ここからは、これに対する機械的結合関係について、より詳細に説明する。
再び図3を参照すると、複数のガイド部190が、作動板180の下板182の底面に位置する複数の結合基準部を基準に結合され、複数のロードセル145、146が、下板182の底面に位置する接触領域の下部を基準に配置されている。
例えば、ガイド部190は、ガイド軸191とガイドブッシュ192とを含む。ガイドブッシュ192は、本体フレーム110の上板119に設けられ、ガイドブッシュ192のガイド孔は、スライド挿入方式でガイド軸191が結合される。ガイド軸191の上端にボール型ピボット193が設けられている。
ここで、ガイド軸191は、後述するボール型ピボット193のボールから軸方向に沿って延在し、レベリングシリンダ150及びバランシング装置160の最大ストローク距離より相対的に更に長い軸長を有していることが好ましい。
ボール型ピボット193は、ボールハウジングとボールとを含み、ボールは、ボールハウジング内で自由に動くことできるように保護されており、ガイド軸191の端部がボールハウジングの開口部に入って、ボールの球面と一体となって結合される。
ボールハウジングは、下板182の固定位置に固定されるが、ボールハウジング内部のボールは、ボールハウジング内の空間を自由に動くことができるので、ガイド軸191により歪み応力を受けずに、軸方向に回転しかつ傾けられるようになり、それにより、下板182の昇降作動はガイド軸191とガイドブッシュ192によりガイドされる。更に、下板182を含む作動板180全体の傾き、例えばピッチングやローリングは、ボール型ピボット193を基準に行われることができる。
即ち、ボール型ピボット193によって、ガイド軸191は、作動板180の下板182を軸方向に支持しながら、ガイドブッシュ192と共にガイドとしての役割を果たすことができ、作動板180が有限な角度範囲内で傾けられることができるようにする。
一方、ロードセル145、146は、下板182を接触しながら支持することができるだけであるが、そこに固定はされていない。
例えば、複数のロードセル145、146のうち、一方の側に配置されているロードセル145は、レベリングシリンダ150のためのものであって、作動板180の一方の側の部分、より詳細には、作動板180の下板182の中央接触領域の下部に配置され、即ち、中央配置に基づく。レベリングシリンダ150のシリンダケーシングは、本体フレーム110の上板119の一部分のような中央部分で一定の配置間隔を維持するように固定される。このとき、レベリングシリンダ150のシリンダケーシングは、本体フレーム110の内側に位置する。これに対し、レベリングシリンダ150の各作動軸は、本体フレーム110の上板119の作動軸ブッシュを通過するので、作動軸は、ロードセル145と結合されるように上板119の上側に突出される。
特に、レベリングシリンダ150が複数個、例えば4個あり、本体フレーム110の上板119の中心を基準に一定の配置間隔を維持するときには、X軸方向の配置間隔は、パイプの軸方向を考慮してY軸方向の配置間隔より相対的に大きいことが好ましい。
レベリングシリンダ150は、作動力駆動部から供給される作動圧力の大きさに対応するように、作動板180の位置を調節することによって整合対象物に相当する第2パイプ13の高さが目標値に到達するように働くことができる。
一方、ロードセル145、146のうち、他方の側に配置されているロードセル146は、バランシング装置160のためのものであって、作動板180の他方の側の部分、より詳細には、作動板180の下板182の隅側の接触領域の下部に配置され、即ち、隅配置に基づく。各ロードセル146は、隅配置に基づいてバランシング装置160の作動軸と結合される。このとき、バランシング装置160のシリンダケーシングは、本体フレーム110の上板119の他方の側部分などの隅部分に固定及び支持される。
バランシング装置160は、作動力駆動部から供給される作動圧力の大きさに対応するように、作動板180の傾斜及び揺れを防止する役割を果たすことができる。
このとき、上述したように、上板181、下板182、エッジビーム183、摺動接触部185、補強ビーム187を備えた作動板180と、ガイド部190のボール型ピボット193との間の結合関係特性、または作動板180とロードセル145、146との結合関係特性によって、有限な範囲内で6自由度を得ることができる。
即ち、本実施形態の6自由度を有する作動板180は、並進運動及び回転にも敏感に対応する動きを有し、レベリングシリンダ150及びバランシング装置160によるレベリング及びウェイトバランシングを行う治具としての役割を果たすので、より精密かつ迅速なレベリングとウェイトバランシングを行うことができる。
図6に示すように、第1パイプ12が運搬手段などによって運ばれて定盤11上に載置され、ウェイトバランサ100には電力が印加され、外部作動源から作動圧力が供給されて、レベリングとウェイトバランシングを行える整合待ち状態となる。上述したように、上板181、下板182及び摺動接触部により、下板182とガイド部190のボール型ピボットの結合関係、下板182とロードセル145、146とが固定されていないような構造的関係やその他によって、作動板180は、地面の上に置かれた本体フレーム110を基準に、6自由度(X、Y、Z、ro、pi、ya)を有するように、有限または予め設計された範囲内で受動的な動きを含む。
作動板180の受動的な動きとは、作動板180が、レベリングシリンダ150及びバランシング装置160の作動力または例えば作業者によって供給される手動力により動くようにされるか、あるいは作動板が、自動パイプ整合ロボットに対して必要な作動力を受け取ることによって有限範囲内で動くことであると定義される。
定盤11の高さとウェイトバランサ100の作動板180の高さは、予め一致させてあり、本発明において言及した目標値は、定盤11の高さが作動板180に一致する高さであり、または、定盤11上の第1パイプ12が作動板180上の第2パイプ13に一致する高さを基準に予め設定されることができ、測定はウェイトバランサ100に限定されるものではない。
第2パイプ13が運搬手段などによって運ばれかつロードされるとき、作動板180は、第2パイプ13の重量または重量不均衡によって下に下がるかまたは傾けられ、このとき、第2パイプ13の正確な重量は、作動板180を介してロードセル145、146によって検出される。
その後、自動パイプ整合装置10が第1パイプ12内に入れられ、次に、自動パイプ整合装置10が第2パイプ13に動くときに動的荷重がロードセル145、146上で検出される。
更に、自動パイプ整合装置10は、第1及び第2パイプ12、13に完全に取り付けられ、第1及び第2パイプ12、13のルート間隔及び段差補正のために整合機能が始まるならば、ウェイトバランサ100は、第1及び第2パイプ12、13を容易に配置されることができかつ定盤11の高さと作動板180の高さとが第2パイプ13の動きを助けるために固定されるように、静的または動的荷重によって生じる並進運動及び回転を低減する。
例えば、ウェイトバランサ100は、ロードセル145、146から検出された静的または動的荷重と、傾きセンサ142で検出された第2パイプ13または作動板180の傾き情報とを、制御部に入力する。
制御部のレベリング/バランシング動作処理モジュールは、上述したように、ロードセル145、146及び傾きセンサ142の各検出信号を用いることによって、上板181及びその上に載置される第2パイプ13の複合的な動き及び荷重を低減または除去するためのストローク調節信号などのシリンダ制御信号を発生させる。その後、制御部のレベリング/バランシング動作処理モジュールは、発生させた信号を作動力駆動部130に送信する。
ここで、シリンダ制御信号は、レベリングシリンダ150及びバランシング装置160の作動軸の、前進作動量、例えば軸長伸び量または後進作動量、例えば軸長縮み量を調節するためのものである。シリンダ制御信号は、電気的信号に変換されることになるダンピングまたは水平調節システムか、または一般的な自動調整装置において用いられる一般的なソフトウェアアルゴリズムによって獲得されるかまたは算出される。
作動力駆動部は、送信されたシリンダ制御信号に対応するように電磁弁の開閉及び作動圧力の増減制御を行う。結局、作動力駆動部は、レベリングシリンダ150及びバランシング装置160の作動軸の長さの伸縮を調節し、その結果、作動板180を介して伝達された静的または動的荷重、傾き及び揺れを減少させ、それによって第1パイプ12と第2パイプ13とが一貫して配置されるのに役立つ。
即ち、複数のレベリングシリンダ150は、作動板180の高さ、位置、方向を調節して、荷重が減少するか、または第2パイプ13の高さが固定されるようにする。例えば、予め記録されて格納されている目標値よりも荷重が大きい一方の側のレベリングシリンダ150に、作動圧力が相対的に多く加えられ、それによってレベリングシリンダの一方の側のレベルを他方の側と一致させる。それに加えて、複数のバランシング装置160は、作動板180の高さ、位置、方向、傾き、揺れを微細に調節してバランスを調整する、即ち、第2パイプ13の傾き及び揺れを防止するように働く。例えば、予め記録されて格納されている目標値と傾き及び揺れが異なる場所の一方の側または他方の側のバランシング装置160を基準に、一般的な傾斜角調整アルゴリズム及びダムダンピング防止アルゴリズムのそれぞれに対応するように空気圧が増減され、それゆえ、作動板180の並進運動及び回転が弱められる。
表示部170は、ロードセル145、146または傾きセンサ142から検知された種々の測定値を表示する役割をする。もちろん、表示部170は、第2パイプ13のレベリング及びバランシングに関して、測定値を表示または出力でき、これは制御部により演算処理される。というのも、ロードセル145、146から検出される測定値は、制御部に入力されるからである。
上記したような本発明のウェイトバランサは、重量パイプを整合または溶接する作業を行うとき、複数のロードセルを有するバランシング装置及びレベリングシリンダによって、パイプを整合させるときに発生する荷重を低減し、パイプの高さ及び位置を正確に調節するかまたは揺れ及び傾きを防止する。
更に、本発明のウェイトバランサは、関連するパイプの形状を適応させつつ関連するパイプが支持されることができるように、複数のローラ治具を作動板に脱着し、ローラ治具を作動板上で配置することができ、それゆえ、ウェイトバランサは、特定形状のパイプと同様に多様な形状のパイプを配置する作業において用いられることができる。
更に、本発明によるウェイトバランサは、作動板を用いるが、これは、2枚板タイプのもので、6自由度を有し、作動板の上板及び第2パイプが予め設計されている範囲内で動くことができるようにパイプ支持治具として有限範囲内で微細に動くことができる。それゆえ、ウェイトバランシングとレベリングを行いながら本体フレーム全体を動かす不便さを取り除くことが可能であり、作動板の上板はパイプ整合と完全に連動されることができるので、パイプの配置が容易であるという構造的特徴を有する。
従って、本発明によるウェイトバランサは、パイプの高さ及び位置の精度を向上させることができ、加えて、溶接の品質も向上させることができるという効果がある。
(パイプの結合方法)
以下、ウェイトバランサと自動パイプ整合装置を連動させて制御するパイプの結合方法について添付する図面を参照して詳細に説明する。
図7は、パイプの結合方法を説明するブロック図であり、図8Aないし図8Nは、パイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。
先ず、図6に示すように、本発明によるパイプの結合方法は、ウェイトバランサ100と自動パイプ整合装置10及びこれらを連動させるために統合制御を行う統合制御部30及びその他の装置的構成を含むことができる。
本発明に必要な装置構成のうち、定盤11は、ウェイトバランサ100に対応する高さを有するが、国際規格を満たす標準的な定盤であることが好ましい。
第1パイプ12は、定盤11に載せられている1本のパイプまたはそれに相当するもの、例えば、種々のサイズの管部材または連結管など指す。
第2パイプ13は、第1パイプ12と共に継ぎ部を形成し、別のパイプまたはそれに相当するもの、例えば、T字状管、エルボー管、拡張管、縮小管などであり、これは第1パイプ12に対応するように配置及び整合される。
上述したように、ウェイトバランサ100は、パイプの荷重の減少、6自由度の支持、並進運動、回転運動及び微細調節機能を有するように、複数のロードセル、傾きセンサ、レベリングシリンダ、バランシングシリンダ、制御部120、作動力駆動部、2枚板タイプの作動板180などを含む。作動板180は、上板、下板、エッジビーム、上板を下板に固定させるための固定ピン219などを含む。
実際には、第2パイプ13は、作動板180の上板に載置される。固定ピン219が除去されれば、上板は、下板上に位置する複数の摺動接触部を介して自由に動くことができる。下板は、ウェイトバランサ100のレベリングシリンダ150及びバランシング装置160により支持されている。固定ピン19の連結または除去に応じて、固定ピン19は、下板を基準に上板を固定された状態かまたは自由に動くことができる自由状態に維持するように働く。
自動パイプ整合装置10は、後述するパイプの結合方法を実質的に実現することができるハードウェア的手段であって、特許文献1に開示された自動パイプ整合装置であることがある。このような理由で、自動パイプ整合装置10についての説明は、特許文献1に明確、かつ、詳細に説明されているので、絶対的に必要な内容以外は本実施形態の簡略化のために省略する。
例えば、自動パイプ整合装置10は、複数のクランピング/真円補正装置、複数の密閉装置、駆動装置、ガイド装置、6軸パラレルロボットのような間隔調節装置、検査装置、グラインダ装置、保護装置、制御部21などを有する。
統合制御部30は、別のコントローラボックスに取り付けられることができ、あるいはウェイトバランサ100の制御部120または自動パイプ整合装置10の制御部21のいずれか一方において集積回路装置として製作されることができる。
統合制御部30は、ウェイトバランサ100の制御部120及び自動パイプ整合装置10の制御部21と接続されており、その統合制御信号、例えば自動パイプ整合装置の作動情報などを互いに送信させる仲裁者としての役割を果たす。このため、統合制御部30は、回路電源モジュールと、通信モジュールと、入出力モジュールと、統合モーション制御モジュールとを含む。
図7に示すように、本発明によるパイプの結合方法は、上述したような装置構成により実現されることができる。
本発明によるパイプの結合方法は、セッティングのための第1のステップ(S10)と、自動パイプ整合装置を前進させる第2のステップ(S20)と、作業位置を確認する第3のステップ(S30)と、レベリング(水平維持)のために両真円補正装置を拡張する第4のステップ(S40)と、間隔調節装置を前方に移動させる第5のステップ(S50)と、パイプの真円を補正する第6のステップ(S60)と、フィッティング部の真円を補正する第7のステップ(S70)と、整合のために継ぎ部形状を1次計測する第8のステップ(S80)と、フィッティング部をパイプに整合する第9のステップ(S90)と、整合確認のために継ぎ部形状を2次計測する第10のステップ(S100)と、2次計測による結果値を予め定められた許容範囲と比較することによってチェックする第11のステップ(S110)と、溶接のために密閉及びガス噴射する第12のステップ(S120)と、ブラシ作業及び吸込みの第13のステップ(S130)と、クランピングを解除し、間隔調節装置を初期化する第14のステップ(S140)と、自動パイプ整合装置を後退させる第15のステップ(S150)とを含む。
セッティング−第1のステップ(S10)
図8Aに示すように、基本的には、作業者が作業の準備を行う。
作業者は、定盤11上に第1パイプ12を載置する。作業者は、第1パイプ12に整合させようとする他のパイプに相当する第2パイプ13をウェイトバランサ100上に載置する。ここで、ウェイトバランサ100は、第1パイプ12と仮想線上で互いに一致するように、作業場の地面上で定盤11を基準として直列に配置される。そして、第1パイプ12及び第2パイプ13は、作業者によって、間に許容間隔(g)を設けて互いに接触させられる。ウェイトバランサ100は、上述したように、2枚板タイプの治具に対応する作動板180を含む。固定ピン219は、上板をウェイトバランサ100の下板を基準に固定された状態に維持している。
このような状態で、ウェイトバランサ100は、ウェイトバランサ100で検知された荷重及び傾き情報のフィードバックを受信し、統合制御部を介して送信されてきた自動パイプ整合装置10の作動情報を受信し、その後、これらの情報をウェイトバランサ100のレベリングシリンダ150及びバランシング装置160の作動制御値の算出に必要な条件値として用いる。そして、ウェイトバランサ100は、自動パイプ整合装置10と連動されている。計算の結果、作動板180を介して伝達された第2パイプ13の静的または動的荷重、傾き及び揺れ、重量または重量不均衡が減少され、それによって、第2パイプ13と第1パイプ12の間の配置または整合を助けるようなバランサ動作(以下、「バランサ動作」と呼ぶ。)を行う。
ウェイトバランサ100のバランサ動作は、以下の自動パイプ整合装置10の各動作ステップに連動して行われ得る。
一方、作業者は、作業台車40を用いて、自動パイプ整合装置10を第1パイプ12内に挿入する。
その後、作業者は、統合制御部、ウェイトバランサ100及び自動パイプ整合装置10の各システムをオンにする。
この場合、自動パイプ整合装置10は、初期化動作を開始し、その後、自動パイプ整合装置10に搭載されている検査装置のLVS(Laser Vision System:レーザヴィジョンシステム)からレーザビーム22が放射される。
ここで、放射されたレーザビーム22は、作業台車40の片腕ホルダ部と第1パイプ12とが重なる部分を通過して投影されることが好ましい。
自動パイプ整合装置を前進させる−第2のステップ(S20)
図8Bに示すように、第1パイプ12内に挿入された自動パイプ整合装置10は、自動パイプ整合装置10の前方部分にガイド装置を備え、自動パイプ整合装置10の後方部分に駆動装置を備えている。
自動パイプ整合装置10は、その制御部に予めプログラムされている駆動アルゴリズムにより、ガイド装置及び駆動装置のホイールを第1パイプ12の内周面に密着するように作動させる。その後、駆動力がホイールに伝達される。この場合、自動パイプ整合装置10は、第1パイプ12と第2パイプ13との間の連結部へ自律走行を始める。
自動パイプ整合装置10は、動作途中に放射されたレーザビーム22の画像検出を行う。走行は、自動パイプ整合装置10の両端に位置するクランピング/真円補正装置の間の中心に相当するレーザビーム22の中心が第1パイプ12と第2パイプ13の連結部に配置されるまでを続く。
このとき、ウェイトバランサ100において、上板固定ピン219が、上板及びその上の第2パイプ13を固定された状態に維持する。
作業位置を確認する−第3のステップ(S30)
図8Cに示すように、自動パイプ整合装置は、作業位置確認を行う、即ち、前方への移動即ち走行の後にレーザビームを用いて作業位置を検知した後で停止する。詳細に説明すれば、放射されたレーザビーム22の中心が第1パイプ12と第2パイプ13の連結部に位置することを作動の停止条件として駆動装置の動作が停止すると、自動パイプ整合装置10の走行は停止する。ここで、動作停止条件は、後述するグラインダ装置のブラシの位置を考慮して決めることができる。
このとき、自動パイプ整合装置10の前方部分は、第2パイプ13内に位置し、自動パイプ整合装置10の後方部分は、第1パイプ12内に位置する。
レベリングのために両真円補正装置を拡張する−第4のステップ(S40)
図8Dに示すように、自動パイプ整合装置10は、水平を維持するように、自動パイプ整合装置10の後方クランピング/真円補正装置の複数の内圧部材23を第1パイプ12の内周面に移動させて部分的なストローク距離だけ拡張されるようにし、自動パイプ整合装置10の前方クランピング/真円補正装置の複数の内圧部材25を第2パイプ13の内周面に移動させて部分的なストローク距離だけ拡張されるようにする。
間隔調節装置を前方に移動させる−第5のステップ(S50)
図8Eに示すように、自動パイプ整合装置10は、比較的安定した位置で第2パイプ13の真円を補正するために、前方クランピング/真円補正装置の複数の内圧部材25を第2パイプ13内に配置するように間隔調節装置24の6軸パラレルロボットを作動させる。
このとき、内圧部材25は完全なクランピング状態にはないため、内圧部材25は、第2パイプ13の内周面に沿って摺動することができる。このような状態で、間隔調節装置24の6軸パラレルロボットの動作に対応するように、内圧部材25が前方に動かされる(m1)。
パイプの真円を補正する−第6のステップ(S60)
図8Fに示すように、自動パイプ整合装置10は、その後方クランピング/真円補正装置の複数の内圧部材23を更に第1パイプ12の内周面に移動させる力を制御し、それゆえ、内圧部材23は第1パイプ12の内周面に完全にクランピングされ、第1パイプ12の真円が形成される。
第2パイプの真円を補正する−第7のステップ(S70)
図8Gに示すように、このステップで固定ピン219が除去されるので、作動板180の上板は下板を基準として自由に動くことができるようになる。
この場合、自動パイプ整合装置10は、その前方クランピング/真円補正装置の複数の内圧部材25を更に第2パイプ13の内周面に移動させる力を制御し、それゆえ、内圧部材25は第2パイプ13の内周面に完全にクランピングされ、第2パイプ13の真円が形成される。
第2パイプ13の真円を形成する間、第2パイプ13に加えられる動的荷重または重量不均衡は、自動パイプ整合装置10と連動するウェイトバランサ100のバランサ動作により低減されるので、第2パイプ13の真円をより精密に形成することが可能になる。
整合のために継ぎ部形状を1次計測する−第8のステップ(S80)
図8Hに示すように、自動パイプ整合装置10に搭載されている検査装置のLVS(L)は、継ぎ部の内周面に沿って360度回転し、それによって第1パイプ12と第2パイプ13の間隔及び段差を1次計測する。
その後、自動パイプ整合装置10の制御部は、1次計測値を用いて、互いに向かい合う第1パイプ12及び第2パイプ13の端部に対しサークルフィッティングを行い、端部サークル(円)の中心の座標系を計算して目標の姿勢を生成する。
更に、自動パイプ整合装置10の制御部は、所定の目標姿勢に対する動作指令値を、自動パイプ整合装置10の間隔調節装置の動き制御器に送信する。
第2パイプを第1パイプに整合する−第9のステップ(S90)
図8Iに示すように、自動パイプ整合装置10の間隔調節装置24のための動き制御器は、送信された動作指令値を用いて、目標姿勢に対する6自由度運動値を、間隔調節装置24の6軸パラレルロボットの各リニアアクチュエータに送信し、それによって、溶接が行われることができる状態で第1パイプ12と第2パイプ13の間隔及び段差を整合させるための細部整合ステップを行う(m2)。
ここで、細部整合ステップは、第1パイプ12と第2パイプ13間のクロス干渉による誤作動を生じさせないように、以下の順に行われることが好ましい。
即ち、細部整合ステップは、(a)第1パイプ12から離れるように第2パイプ13をX軸方向に移動させるステップと、(b)目標の姿勢に変換されるための回転成分の値に対応するように第2パイプ13を回転させるステップと、(c)目標の姿勢に対するZ軸方向及びY軸方向の運動値に対応するように第2パイプ13を移動させるステップと、(d)X軸方向におけるオフセットを最終的調整するステップとを含む。
このとき、ウェイトバランサ100は、自動パイプ整合装置10がパイプを動かすことができる程度まで第2パイプ13の重量または重量不均衡が低減されることができるように、レベリングシリンダ150及びバランシング装置14と同様にバランサ動作を行う。
整合確認のために継ぎ部形状を2次計測する−第10のステップ(S100)
図8Jに示すように、自動パイプ整合装置10に搭載されている検査装置のLVS(L)は、継ぎ部の内周面に沿って360度回転し、それによって第1パイプ12及び第2パイプ13の間隔及び段差を2次計測する。2次計測の結果値は、自動パイプ整合装置10の制御部に送信される。
許容範囲をチェックする−第11のステップ(S110)
自動パイプ整合装置10の制御部は、2次計測結果値を、整合された第1パイプ12及び第2パイプ13断面の円周全体の予め設定された間隔及び段差の許容範囲と比較し、比較結果をチェックする。
2次計測結果値が許容範囲に含まれるならば、後述する第12のステップ(S120)を行う。
これに対し、2次計測結果値が許容範囲に含まれなければ、第8のステップ(S80)と同様に、2次計測結果値を用いて、互いに向かい合う第1パイプ12及び第2パイプ13の端部に対しサークルフィッティングを行い、端部サークルの中心の座標系を計算して第2の目標の姿勢を生成し、その後で第9のステップ(S90)を行う。
溶接のために密閉及びガス噴射する−第12のステップ(S120)
図8Kに示すように、自動パイプ整合装置10の制御部は、複数の気密装置26、27を拡張させて、第1パイプ12の内周面及び第2パイプ13の内周面に緊密に密着するようにする。
その後、自動パイプ整合装置10は、溶接が行われることになる部分にアルゴンガスを噴射するパージング工程を行う。パージされたアルゴンガスは、内部に気密装置26、27によって維持されるので、ガスの使用量を従来技術に比べて著しく減少させることができる。
そのような状態で、作業者は、整合された第1パイプ12と第2パイプ13の継ぎ部に複数のタブピースが一時的に取り付けられるようにタック溶接を行う。
更に、局部遮断膜装置に関連する自動パイプ整合装置10の保護装置は、作業者の制御下で、タック溶接の進展範囲と同じ程度に動くように回転動作を行う。
その後、作業者は、タック溶接に用いたタブピースを1つ1つ除去しつつ、継ぎ部全体にわたってTIG溶接を行い、このときにも、保護装置はまたTIG溶接に対応するように回転して動作させられる。
ブラシ作業及び吸込み−第13のステップ(S130)
図8Lに示すように、自動パイプ整合装置10の制御部は、複数の密閉装置26、27を元の位置に戻す。
その後、自動パイプ整合装置10は、グラインダ装置28を始動させた後にグラインダ装置28を溶接部分の近くまで移動させ、その後、グラインダ装置28は、自力で動作して溶接時に形成されたバックビーズや酸化膜をブラッシングし、このようなブラッシングにより剥がれ落ちたバックビーズや酸化膜を吸い込んで清掃作業を行う。
クランピングを解除し、間隔調節装置を初期化する−第14のステップ(S140)
図8Mに示すように、自動パイプ整合装置10の制御部は、360°回転することができるビデオシステムでバックビーズ部分をモニタするので、作業者は、外側から溶接部分の目視検査を行うことができる。
その後、自動パイプ整合装置10の制御部は、真円補正装置の内圧部材23、24を元の位置に戻すことによってクランピングを解除し、間隔調節装置24の6軸パラレルロボットを初期状態に戻すことによって初期化を行う。
自動パイプ整合装置を後退させる−第15のステップ(S150)
最後に、図8Nに示すように、自動パイプ整合装置10は、作業者によって元の状態に戻されるように元の出発点まで戻る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明に係る技術的思想の範囲から逸脱しない範囲内で様々な変更が可能であり、それらも本発明の技術的範囲に属する。
本発明の一実施形態によるウェイトバランサの電気的構成を示すブロック図である。 図1に示したウェイトバランサの機械的構成を示す斜視図である。 図2に示したウェイトバランサの分解斜視図である。 図2において円で表示したA部分の拡大断面図である。 図2に示したウェイトバランサの作動板を説明する平面図である。 図2に示したウェイトバランサと自動パイプ整合装置の配列状態図である。 本発明によるパイプの結合方法を説明するブロック図である。 本発明によるパイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。 本発明によるパイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。 本発明によるパイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。 本発明によるパイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。 本発明によるパイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。 本発明によるパイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。 本発明によるパイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。 本発明によるパイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。 本発明によるパイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。 本発明によるパイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。 本発明によるパイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。 本発明によるパイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。 本発明によるパイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。 本発明によるパイプの結合方法の各ステップの作動状態図である。

Claims (13)

  1. 固定された被整合対象物に整合対象物を整合させるためのウェイトバランサであって、
    前記整合対象物を載置するための作動板と、
    前記作動板の下部に取り付けられる複数のロードセルと、
    前記ロードセルから発生した検出信号を受信し、整合対象物の情報を分析して、制御信号を発生させる制御部と、
    前記制御部から前記制御信号を受信して複数の圧力供給ラインそれぞれの作動圧力を制御する作動力駆動部と、
    前記作動力駆動部により制御される前記作動圧力の大きさに対応するように前記作動板の位置及び姿勢を調節するために前記圧力供給ラインに接続され、前記ロードセルをそれぞれ取り付けている複数のレベリングシリンダ及びバランシング装置とを含み、
    前記作動板は上板及び下板、並びに前記上板を前記下板に固定させるための固定ピンを含み、前記上板及び下板の間に複数の摺動接触部が配列されており、前記上板のエッジの底面にエッジビームが取り付けられているため、前記上板は前記下板を基盤として有限な範囲内で平面方向に自由に動くことができることを特徴とするウェイトバランサ。
  2. 前記レベリングシリンダ及び前記バランシング装置が、圧力調節が可能な空気バネ、及び油圧サーボシリンダから選択される任意のものであることを特徴とする請求項1に記載のウェイトバランサ。
  3. 傾き情報を入力するために前記制御部に接続されている傾きセンサが、前記作動板に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のウェイトバランサ。
  4. 前記レベリングシリンダ及びバランシング装置は、各々、本体フレームに取り付けられており、前記本体フレームの下部には、複数の高さ調節軸と、ストッパ・リミットを有する移動ローラとが備えられていることを特徴とする請求項1に記載のウェイトバランサ。
  5. 前記下板と前記本体フレームの間に取り付けられた複数のガイド部を更に含み、
    前記ガイド部の各々が、
    前記下板に結合されるボール型ピボットと、
    前記ボール型ピボットのボールから軸方向に沿って延在し、前記レベリングシリンダ及び前記バランシング装置の最大ストローク距離より相対的に更に長い軸長を有するガイド軸と、
    スライド挿入方式によって前記ガイド軸に結合されるように前記本体フレームの上板に取り付けられているガイドブッシュとを有することを特徴とする請求項1に記載のウェイトバランサ。
  6. 前記下板からの間隔を維持するための複数の間隔維持軸が、前記エッジビームに更に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のウェイトバランサ。
  7. 前記上板は、脱着可能でありかつ整合対象物を支持する複数のローラ治具を配置するための複数の溝型取付孔を含み、
    前記溝型取付孔が、少なくとも直管、エルボー管、T字管を含む複数のパイプレイアウトの各形状に対応する配置間隔及び方向を有することを特徴とする請求項1に記載のウェイトバランサ。
  8. 第1パイプ及び第2パイプが定盤及びウェイトバランサにそれぞれ配置され、前記第1パイプ内に適所に取り付けられるように自動パイプ整合装置が挿入されるようなパイプの結合方法であって、
    前記自動パイプ整合装置を駆動した後に停止する作業位置を確認するように感知するステップと、
    前記自動パイプ整合装置を水平に維持するための真円補正装置を拡張するステップと、
    前記第1及び第2の各パイプの真円を補正するステップと、
    整合のために前記第1及び第2の両パイプ間に形成される継ぎ部の形状を1次計測するステップと、
    前記1次計測の結果に対応するように前記第2パイプを前記第1パイプに整合させるステップと、
    整合されているものを確認するために前記継ぎ部の形状を2次計測するステップと、
    前記2次計測の結果値が予め設定した許容範囲に含まれるときに前記自動パイプ整合装置を密閉し、溶接のためにガスを注入するステップとを含み、
    前記ウエイトバランサは、前記第2パイプを載置するための作動板を含み、
    前記作動板は上板及び下板、並びに前記上板を前記下板に固定させるための固定ピンを含み、前記上板及び下板の間に複数の摺動接触部が配列されており、前記上板のエッジの底面にエッジビームが取り付けられており、前記上板は前記下板を基盤として有限な範囲内で平面方向に自由に動くことができることを特徴とするパイプの結合方法。
  9. 前記第1及び第2の両パイプの真円を補正するステップの前に前記真円補正装置の一方の内圧部材が前記第2パイプ内に配置されるように前記継手部の前記第1及び第2のパイプ間の間隔を調節する間隔調節装置を前記第1パイプ内部の中心から前記第2パイプ内部の中心に向かう方向に動かすステップを更に含むことを特徴とする請求項8に記載のパイプの結合方法。
  10. 前記パイプを整合させるステップにおいて、前記第1パイプと前記第2パイプ間の間隔及び段差が溶接されることができるように前記第1パイプ及び前記第2パイプを整合させる細部整合ステップを更に含み、
    前記細部整合ステップが、
    前記第1パイプから離れるように前記第2パイプを前記第2パイプ内部の中心から前記第1パイプ内部の中心に向かうX軸方向に移動させるステップと、
    目標の姿勢に変換されるための回転成分の値に対応するように前記第2パイプを回転させるステップと、
    前記目標の姿勢に対する前記上板平面方向及び前記X軸方向に垂直なZ軸方向及び前記上板平面と並行であり前記X軸方向に垂直なY軸方向の運動値に対応するように前記第2パイプを移動させるステップと、
    前記X軸方向におけるオフセットを最終的調整するステップとを含むことを特徴とする請求項8に記載のパイプの結合方法。
  11. 前記ウェイトバランサが、前記ウェイトバランサで感知された荷重及び傾き情報のフィードバックを受信し、統合制御部を介して送信された前記自動パイプ整合装置の動作情報を受信し、その後、前記情報が、前記ウェイトバランサを前記自動パイプ整合装置に連動させるために、前記バランシングシリンダの動作制御値を算出するため及び前記ウェイトバランサを水平にするために必要な条件値として用いられることを特徴とする請求項8に記載のパイプの結合方法。
  12. 2次計測された結果値が許容範囲に含まれていない場合に、前記2次計測の結果が許容範囲に含まれているか否かをチェックするステップが、前記第2パイプ整合ステップを再び行った後に繰り返し行われることを特徴とする請求項8に記載のパイプの結合方法。
  13. 前記作業位置を確認するステップにおいてレーザビームが用いられることを特徴とする請求項8に記載のパイプの結合方法。
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