JPH0811081A - 空間3および4自由度の駆動装置 - Google Patents

空間3および4自由度の駆動装置

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JPH0811081A
JPH0811081A JP14836094A JP14836094A JPH0811081A JP H0811081 A JPH0811081 A JP H0811081A JP 14836094 A JP14836094 A JP 14836094A JP 14836094 A JP14836094 A JP 14836094A JP H0811081 A JPH0811081 A JP H0811081A
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joints
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Eiichi Yagi
栄一 八木
Katsumi Nakajima
勝己 中嶋
Shigekazu Shikoda
繁一 志子田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 拘束リンクを持つ空間を3自由度または空間
4自由度を有するパラレル機構を簡単な構成で実現する
こと。 【構成】 ベースプレートとエンドイフェクタとの間に
直動アクチュエータを、関節を介して、連結し、各直動
アクチュエータの両端部の関節の自由度の和は、5自由
度以上とし、さらにベースプレートとエンドイフェクタ
との間に拘束リンクを、関節を介して連結し、この拘束
リンクの両端部の各関節の自由度の和は3自由度以上と
し、直動アクチュエータは、拘束リンクの関節を通るz
軸まわりにねじった配置とし、こうしてxyz軸直交座
標系におけるx,y,zの各軸まわりの角変位が可能に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、xyz直交三軸の座標
系におけるx軸およびy軸の各軸まわりの角変位、なら
びにz軸方向の移動変位を行うことができる空間3自由
度の駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような駆動装置は、たとえば車輪形
移動ロボットの姿勢制御機構として働くサスペンション
機構および姿勢制御台として働くポジショナーまたは雲
台などとして用いられ、またロボットの手首機構として
用いられる。いわゆるパラレルマニピュレータは、シリ
アルマニピュレータに比べて、高剛性、軽量であるとい
う利点がある。
【0003】従来からのパラレル機構は、空間6自由度
を有する。このような先行技術では、3,4自由度の動
作を行うときには、自由度が冗長になる。したがってそ
の無駄な自由度の分だけ、アクチュエータ、リンクなど
が無駄に増加することになり、不必要に大重量となる。
また冗長な自由度の分だけ、構成が複雑になる。
【0004】他の先行技術は、平面3自由度のパラレル
機構である。この先行技術では、動きが平面内に限定さ
れるという問題がある。
【0005】他の先行技術は、球面3自由度パラレル機
構であり、この先行技術では動作範囲が狭い。
【0006】空間3自由度パラレル機構の先行技術はま
た、特開平3−111182および橋本他「3自由度パ
ラレルメカニズムを用いた柔軟リストの設計および性能
評価」日本機械学会〔No.930−40(ロボティク
ス・メカトロニクス講演会 '93講演論文集) '93.
7.6〜7.札幌市〕第596頁〜第601頁に開示さ
れている。これらの各先行技術では、拘束リンクが持つ
関節の配置、選択および構成について、駆動装置自体の
自由度を選択することができるようには、考慮されてい
ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、希望
する動作を実現することができる空間3または4自由度
の駆動装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の部材
と、第1の部材から間隔をあけて配置される第2の部材
と、第1および第2の各部材間に配置される第1〜第3
伸縮駆動手段と、第1部材と第1〜第3の各伸縮駆動手
段の一方端部とをそれぞれ連結する第1〜第3関節と、
第2部材と第1〜第3の各伸縮駆動手段の他方端部とを
それぞれ連結する第4〜第6関節であって、第1および
第4関節の自由度の和、第2および第5関節の自由度の
和、ならびに第3および第6関節の自由度の和は、5自
由度以上である第4〜第6関節と、拘束リンクと、第1
部材と拘束リンクの一方端部とを連結する第7関節と、
第2部材と拘束リンクの他方端部とを連結する第8関節
であって、第7および第8関節の自由度の和は、3自由
度である第8関節とを含み、第4〜第6関節は、第1〜
第3関節と第8関節とを結ぶ各直線に対して、第8関節
のまわりに同一方向にずれていることを特徴とする空間
3自由度の駆動装置である。
【0009】また本発明は、第1の部材と、第1の部材
から間隔をあけて配置される第2の部材と、第1および
第2の各部材間に配置される第1〜第3伸縮駆動手段
と、第1部材と第1〜第3の各伸縮駆動手段の一方端部
とをそれぞれ連結する第1〜第3関節と、第2部材と第
1〜第3の各伸縮駆動手段の他方端部とをそれぞれ連結
する第4〜第6関節であって、第1および第4関節の自
由度の和、第2および第5関節の自由度の和、ならびに
第3および第6関節の自由度の和は、5自由度以上であ
る第4〜第6関節と、一方端部が、第1部材に固定され
る拘束リンクと、第2部材と拘束リンクの他方端部とを
連結し、3自由度を有する第7関節とを含み、第4〜第
6関節は、第1〜第3関節と第7関節とを結ぶ各直線に
対して、第7関節のまわりに同一方向にずれていること
を特徴とする空間3自由度の駆動装置である。
【0010】また本発明は、第7関節は、1自由度を有
し、第8関節は、スイベル継手を有する2自由度を有す
ることを特徴とする。
【0011】また本発明は、第7関節は、2自由度を有
し、第8関節は、スイベル継手を有することを特徴とす
る。
【0012】また本発明は、第7関節は、スイベル継手
を有する3自由度を有することを特徴とする。
【0013】また本発明は、第1の部材と、第1の部材
から間隔をあけて配置される第2の部材と、第1および
第2の各部材間に配置される第1〜第4伸縮駆動手段
と、第1部材と第1〜第4の各伸縮駆動手段の一方端部
とをそれぞれ連結する第1〜第4関節と、第2部材と第
1〜第4の各伸縮駆動手段の他方端部とをそれぞれ連結
する第5〜第8関節であって、第1および第5関節の自
由度の和、第2および第6関節の自由度の和、第3およ
び第7関節の自由度の和、ならびに第4および第8関節
の自由度の和は、5自由度以上である第5〜第8関節
と、拘束リンクと、第1部材と拘束リンクの一方端部と
を連結する第9関節と、第2部材と拘束リンクの他方端
部とを連結する第10関節であって、第9および第10
関節の自由度の和は、4自由度である第10関節とを含
み、第5〜第8関節は、第1〜第4関節と第10関節と
を結ぶ各直線に対して、第10関節のまわりに同一方向
にずれていることを特徴とする空間4自由度の駆動装置
である。
【0014】また本発明は、第9関節は、2自由度を有
し、第10関節は、スイベル継手を有する2自由度を有
することを特徴とする。
【0015】また本発明は、第9関節は、1自由度を有
し、第10関節は、スイベル継手を有する3自由度を有
することを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明に従えば、空間3自由度の駆動装置は、
第1の部材と第2の部材との間に第1〜第3伸縮駆動手
段を配置し、第1〜第3の各伸縮駆動手段の両端部は、
第1部材とは第1〜第3関節によって連結され、これら
の各伸縮駆動手段と第2部材とは、第4〜第6関節によ
って連結され、各部伸縮駆動手段の両端の関節の自由度
の和は、5自由度以上とされる。さらに第1部材と第2
部材との間で、アクチュエータを持たない拘束リンク
を、第7および第8関節を介してそれぞれ連結する。拘
束リンクは、伸縮せず、剛性である。これらの第7およ
び第8関節の自由度の和は、3自由度または4自由度以
上とされ、しかも第4〜第6関節は、第1〜第3関節と
第8関節とをそれぞれ結ぶ各直線に対して、第8関節の
まわりに同一方向に同じ角度だけずれており、したがっ
て自立することができ、しかも操作する自由度に選ぶこ
とができる駆動装置が実現される。
【0017】拘束リンクを用いることによって、自立す
るために関節の自由度配置を考える必要がなく、球関節
を用いることができる。さらにまた拘束リンクのない空
間3自由度パラレル機構では関節でモーメントを完全に
逃がせないので直動アクチュエータに引張り、圧縮以外
の力が作用するおそれがあるけれども、本発明ではその
問題が回避される。
【0018】さらに本発明の空間3自由度の拘束リンク
を用いるパラレル機構では、拘束リンクの一方端部が、
第1部材に固定され、他方端部と第2部材とを連結する
第7関節は、3自由度を有する。このような構成によっ
ても、上述と同様に意図する動作の自由度を持つ空間3
自由度のパラレル機構が実現される。
【0019】さらに本発明に従えば、拘束リンク付き空
間4自由度パラレル機構である駆動装置では、第1の部
材と第2の部材との間に第1〜第4伸縮駆動手段が配置
されて、第1の部材と各伸縮駆動手段の一方端部とは、
第1〜第4関節で連結され、また他方端部は第5〜第8
関節でそれぞれ連結され、各伸縮駆動手段の両端部の関
節の自由度の和は、5自由度以上とされ、さらに第1部
材と第2部材との間に配置される拘束リンクは、第9お
よび第10関節で連結され、第9および第10の関節の
自由度の和は4自由度または5自由度以上とし、さらに
第5〜第8関節は、第1〜第4関節と第10関節とを結
ぶ各直線に対して、第10関節のまわりに同一方向にず
れており、これによってヨーイング、ローリング、上
下、水平移動の4自由度を持つ駆動装置が実現される。
【0020】本件明細書中、関節とは、対偶をなすよう
に一対の対偶素を連結する構成を言う。
【0021】
【実施例】図1は本発明の一実施例の空間3自由度の駆
動装置1の斜視図である。第1の剛性の部材であるベー
スプレート2と、それから図1の上方に間隔をあけて配
置される第2の剛性の部材であるエンドイフェクタ3と
が配置され、それらの間に伸縮駆動手段である直動アク
チュエータ4〜6が相互に間隔をあけて配置され、この
実施例では周方向に120度の等間隔をあけて配置され
る。直動アクチュエータ4〜6の一方端部は、ベースプ
レート2と、第1〜第3関節7〜9を介して連結され
る。また直動アクチュエータ4〜6の他方端部は、エン
ドイフェクタ3と、第4〜第6関節11〜13を介して
それぞれ連結される。直動アクチュエータ4〜6の両端
部の各関節の自由度の和は、5自由度以上であって、各
関節は、2自由度以上の自由度を持つ関節であり、たと
えば前記両端部のうち、一方端部の関節が2自由度であ
るとき、他方端部の関節は3自由度を有し、また前記一
方端部の関節が3自由度を有するとき、他方端部の関節
は2自由度を有する組合せがある。すなわち第1および
第4関節7,11の自由度の和は5自由度以上であり、
第1関節7および第4関節11は、いずれも2自由度以
上の自由度を持ち、同様にして第2および第5関節8,
12の自由度の和は5自由度以上であり、第2関節8お
よび第5関節12は2自由度以上の自由度をそれぞれ有
し、第3および第4関節9,13の自由度の和は5自由
度以上であり、第3関節9は2自由度以上であり、第4
関節13も2自由度以上の自由度を有する。直動アクチ
ュエータを持たない剛性の拘束リンク44は、ベースプ
レート2とエンドイフェクタ3との間で第7関節45お
よび第8関節46によって連結される。第7および第8
関節45,46の自由度の和は、3自由度、または4自
由度の自由度を有する。
【0022】直動アクチュエータ4〜6は、伸縮駆動手
段であって、たとえば油圧などの流体圧複動シリンダ
が、ねじ駆動機構およびその他の構成によって実現する
ことができる。
【0023】ここで関節7〜9,11〜13,45,4
6に関して、1自由度を有する具体的な構成は、図2に
示されている。図2に示される関節は、ピン15を用い
る関節であり、ベースプレート2とエンドイフェクタ3
とを繋ぐ拘束リンク44との結合には、1自由度の関節
は用いず、拘束リンク44における1自由度関節は、ヒ
ンジではなく、図2に示されるようにピン15の軸線ま
わりに角変位可能であり、またそのピン15の軸線に沿
って変位が可能な関節とする。
【0024】また2自由度を有する関節の具体的な構成
は図3に示されている。この関節は、ユニバーサルジョ
イントであり、相互に回転自在に交差する回転軸22,
23の各軸線の交点24を中心と称する。
【0025】3自由度を有する関節の具体的な構成は図
4に示されている。図4(1)では、関節12は、エン
ドプレート3に固定された球面座25とその球面座25
によって囲まれる球26とを有し、球26は直動形アク
チュエータ5に固定される。球26の中心27は、関節
12の中心と称することができる。
【0026】関節12はまた図4(2)に示される構成
であってもよい。この関節12は、ユニバーサルジョイ
ント28とスイベルジョイント29との組合せから成
る。3自由度の関節の具体的な構成は、その他の構成で
あってもよい。
【0027】直動アクチュエータ4〜6の両端部の各関
節7〜9,11〜13は、たとえば図4に示される受動
的球関節(passive spherical joint)であってもよ
い。
【0028】第7関節45は、第1〜第3関節7〜9を
結ぶ三角形内にあってもよく、またはその外方にあって
もよい。また同様に第8関節46は第4〜第6関節11
〜13を結ぶ三角形内にあってもよいけれども、外方に
あってもよい。この実施例では第7および第8関節4
5,46は、第1〜第3関節7〜9を結ぶ三角形の重心
位置と、第4〜第6関節11〜13を結ぶ三角形の重心
位置とにそれぞれ配置される。
【0029】YangとLee(D.C.H.Yang and T.W.L
ee,“Feasibility Study of aPlatform Type of Roboti
c Manipulator From a Kinematic Viewpoint",Trans.AS
ME J.of.M.T.A.D.,106(1984),pp.191-198)によるとパラ
レル機構において、
【0030】
【数1】
【0031】より機構の自由度が求まる。ただしFは機
構の自由度、λは動作領域の自由度(空間では6、平面
では3になる)、Lはリンク数、jは関節数、fiはi
番目の関節の自由度、Idは無駄な(idleな)自由度で
ある。
【0032】第7および第8関節45,46の自由度の
合計を3自由度にする。これは、式1によって計算する
と、リンク数9、関節数11、3自由度関節6、1自由
度関節3、拘束リンクの両端の関節の自由度の合計3、
無駄な自由度3とすると機構の自由度が3になるからで
ある。これから拘束リンクの両端の関節の自由度配置は
図5のようになる。図5において、二重白丸は紙面に垂
直な軸線まわりに角変位する関節を示し、長方形は紙面
に平行な軸線まわりに角変位する関節を示す。図5にお
いて、第7関節45は、図5(1)および図5(2)に
示されるように1自由度を有し、第8関節46は、スイ
ベル継手31ともう1つの関節32,33を有し、2自
由度を有する。図5(3)の実施例では、第7関節45
は関節34,35を有し、すなわち2自由度を有し、第
8関節46はスイベル継手を有し、1自由度である。
【0033】さらに他の実施例は図5(4)に示されて
おり、この実施例では拘束リンク44の一方端部はベー
スプレート2に参照符36で示されるように固定されて
いる。拘束リンク44とエンドプレート3とを連結する
第7関節37は、スイベル継手38とその他の関節3
9,40とを有し、3自由度を有する。
【0034】ここで拘束リンク付き3自由度パラレル機
構は自立できるかどうか考えてみる。リンク長が変わら
ないとき拘束リンク44以外のリンク4〜6はアクチュ
エータを持たないものとすることで1本のリンクと考え
ることができる。このときに式1に当てはめて考えてみ
ると、リンク数6、関節数8、3自由度関節の数6、拘
束リンクの両端の関節の自由度数の和3、無駄な自由度
3となりこれから機構の自由度は0になる。つまり機構
としてリジッドに(rigid、すなわち外力で変形しない
ように)なるので自立できる。
【0035】図6は図1に示される実施例の平面図であ
り、図7はその図6に示される動作状態を示す斜視図で
ある。3本の直動アクチュエータ4〜6は、それらの延
長軸線が1点で交わるように等方的に配置した構成にお
いて、エンドイフェクタ3をz軸まわりにねじった構成
となっている。これによってエンドイフェクタ3はz軸
まわりの回転が可能になる。拘束リンク44は、ベース
プレート2およびエンドイフェクタ3に、図5(1)〜
図5(4)の各構成を有する関節45,46,37によ
って連結ないしは固定された構成となっている。このよ
うな図5(1)〜図5(4)の各構成が実施された各実
施例において、その動作は、拘束リンク44の持つ自由
度に依存する。図6から明らかなように、図5(1)〜
図5(3)の各構成を有する実施例では、第4〜第6関
節11〜13は、第1〜第3関節7〜9と第8関節46
とを結ぶ各直線41〜43に対して、第8関節46のま
わりに同一方向に、すなわち図6の時計方向にずれてい
る。これによってエンドイフェクタ3はz軸まわりの回
転が可能となる。
【0036】また本発明の他の実施例として、図5
(4)に示される構成を有するときには、拘束リンク4
4はベースプレート2に一方端部36で固定されてお
り、第7関節は参照符37で示され、こうして第4〜第
6関節11〜13は、第1〜第3関節7〜9と第7関節
37とを結ぶ各直線に対して、第7関節37のまわりに
同一方向にずれている構成となっている。
【0037】図8は、本発明の他の実施例の拘束リンク
付き空間4自由度の駆動装置51の平面図であり、図9
はその実施例の斜視図である。第1の部材であるベース
プレート52と第2の部材であるエンドイフェクタ53
とは、図8および図9の上下に間隔をあけて配置され、
それら各部材52,53間に第1〜第4の伸縮駆動手段
である直動アクチュエータ54〜57が配置される。ベ
ースプレート52と各直動アクチュエータ54〜57の
一方端部とは、第1〜第4関節58〜61によってそれ
ぞれ連結される。またエンドイフェクタ53と各直動ア
クチュエータ54〜57の他方端部とは、第5〜第8関
節62〜65によってそれぞれ連結される。各直動アク
チュエータ54〜57の両端部の各関節の自由度の和
は、5自由度以上である。すなわち第1および第5関節
58,62の自由度の和、第2および第6関節59,6
3の自由度の和、第3および第7関節60,64の自由
度の和、ならびに第4および第8関節61,65の自由
度の和は、5自由度以上である。
【0038】さらにベースプレート52とエンドイフェ
クタ53との間に介在される拘束リンク67は、一方端
部で第9関節68によってベースプレート52に連結さ
れ、他方端部は第10関節69によってエンドイフェク
タ53に連結される。第9および第10関節68,69
の自由度の和は、4自由度を有する。
【0039】また図8から明らかなように、第5〜第8
関節62〜65は、第1〜第4関節58〜61と第10
関節69とを結ぶ各直線(図面が繁雑になるのを防ぐた
めに代表的に参照符70のみが示される)に対して、第
10関節69のまわりに同一方向(図8の時計方向)に
ずれている。すなわち前述の図8および図9に示される
拘束リンク67付き空間4自由度パラレル機構は、第1
〜第4直動アクチュエータ54〜57の軸線の延長が1
点で交わるように等方的に配置した構成から、エンドイ
フェクタ53を図8の時計方向にz軸まわりにねじった
構成となっている。これによってz軸まわりの回転が可
能になり、その動作は、拘束リンク67の持つ自由度に
依存する。
【0040】上述のように拘束リンク67の両端の自由
度の合計は4とする。これは式1において機構の自由度
4、リンク数11、関節数14、無駄な自由度4、1自
由度関節4、3自由度関節8として拘束リンク67の両
端の関節の自由度数の和を未知数として解くと4になる
からである。
【0041】図10は、拘束リンク67に関連する第9
および第10関節68,69の具体的な構成を示す図で
ある。図10(1)に示されるように第9関節68は2
自由度を有し、第10関節69はスイベル継手72とも
う1つの関節73とを有する合計2自由度を有する。
【0042】図10(2)の実施例では、第9関節は1
自由度を有し、第10関節69はスイベル継手74とそ
の他の関節75,76を有する。
【0043】ここで拘束リンク付き4自由度パラレル機
構は自立できるかどうか考えてみる。3自由度と同様に
して式1に当てはめて考えてみると、リンク数7、関節
数10、3自由度関節の数8、拘束リンクの両端の関節
の自由度の和4、無駄な自由度4となり、これから機構
の自由度は0になる。つまり機構としてリジッドになる
ので自立できる。
【0044】以上のように拘束リンク付きのパラレル機
構では、拘束リンクのない3自由度パラレル機構に比べ
ると関節の自由度配置を考える必要がなく拘束リンクの
自由度を考えるだけで容易に必要とする自由度を得るこ
とができる。
【0045】図11は、本発明のさらに他の実施例の移
動体81の側面図である。たとえば車輪形移動ロボット
の移動機構においてステアリングにはリンク機構、各車
輪の回転差、舵取り用の補助輪が、サスペンションには
リンク機構、アクティブサスペンションなどがよく用い
られる。これらはそれぞれ別の機構になり、その配置が
複雑になったり制限されたりする。そこで構造の簡単な
図1〜図7の3自由度パラレル機構を用いれば、数本の
直動アクチュエータを持つリンクの制御で、1つの機構
だけでステアリング、姿勢制御が可能になる。
【0046】移動体81の台車本体82には本発明の一
実施例の駆動装置1を介して取付け部材83が設けら
れ、この取付け部材83には車輪84が支持される。本
体82にはまた車輪85が設けられる。駆動装置1は、
図1〜図7に示される実施例であって、特に図5(2)
の構成を有する。すなわちこの図11の実施例では、拘
束リンク44付き空間3自由度パラレル機構の拘束リン
ク44のうち、図5(2)の構成が適用される。拘束リ
ンク44は、ベースプレート2とエンドイフェタ3とを
つなぐのではなく、エンドイフェクタ3の側面からつく
ように取付けてあり、換言すると図11においてエンド
イフェクタ3に対応する取付け部材83の側部から第8
関節46を介して拘束リンク44が連結され、第7リン
ク45を介して本体82に連結される。こうして本件パ
ラレル機構は、縦軸線86まわりのヨーイング、水平軸
線87まわりのローリングおよび上下の参照符88で示
すピッチングの合計3自由度を持つ。このような動作
が、ステアリング、車体82のローリングおよびピッチ
ングに相当する。後輪85はローリングが自由にできる
ように回転関節89で取付けられる。
【0047】図12は本発明のさらに他の実施例の側面
図であり、図13はその簡略化した平面図である。この
実施例は前述の実施例に類似し、対応する部分には同一
の参照符を付す。特にこの実施例では前述の図8〜図1
0に示される拘束リンク67付き空間4自由度パラレル
機構における拘束リンク67のうち、前述の図10
(1)の構成を採用している。拘束リンク67は、前述
の図11の実施例と同じくエンドイフェクタ53の側面
から、取付けられる。この実施例では、軸線92まわり
のヨーイング、軸線93まわりのローリング、上下移動
のピッチング94および水平移動のスィンギング95の
合計4自由度が達成される。これがそれぞれステアリン
グ、車体82のローリング、ピッチングに相当する。水
平移動は、前輪のスィング95を可能とする。これはホ
イールローダのステアリングと同様な構成である。した
がってステアリングにおいては、2自由度をもつので、
一層自由なステアリング操作が可能になる。後輪85
は、前述の図11の実施例と同様に、ローリングが自由
に可能な回転関節89で取付けられる。図11〜図13
の各実施例ではパラレル機構のリンク配置は、Z軸まわ
りにねじれた構成となっている。
【0048】図14は、本発明の一実施例の駆動装置1
または51を備える移動車両133の斜視図である。こ
の移動車両133の車両本体134には一対の無端履帯
135が備えられて移動可能であり、その車両本体13
4上には、本発明に従う駆動装置1を介して積荷136
の乗載板137が支持される。本発明に従えば、直動ア
クチュエータの伸長および縮小の駆動制御を行うことに
よって、車両本体134が凹凸の地面を走行して傾いた
ときであっても、積荷136の乗載板137をたとえば
常に水平に保つことが可能である。このような直動アク
チュエータの伸縮、縮小の各駆動は、車両本体134の
傾斜姿勢を検出するセンサの出力に応答して、制御手段
によって制御することができる。
【0049】上述の本発明の一実施例の駆動装置1によ
れば、空間3または4自由度パラレル機構としての構成
が簡単になる。空間6自由度パラレル機構に比べて、本
発明の一実施例では、リンクおよびアクチュエータの数
が少なくてすみ、その分だけ軽量化することができ、ま
た部品点数を少なくしてコストダウンが可能となり、さ
らに不必要な自由度を持たなくてよい。また従来の3自
由度パラレル機構は、平面または球面の高速リンクを有
しており、そのような先行技術に比べると本発明の一実
施例では、動作範囲が広く、構成が簡単であるという効
果もある。
【0050】本発明の一実施例の駆動装置1の上下は逆
にして実施されてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1の部
材と第2の部材との間に第1〜第3伸縮駆動手段を配置
して第1〜第3関節と第4〜第6関節とで連結し、各伸
縮駆動手段の両端部の関節の自由度の和は5自由度以上
とし、さらに第1および第2部材間に第7および第8関
節によって拘束リンクを連結し、これら第7および第8
関節の自由度の和は3自由度以上とし、第4〜第6関節
は、第1〜第3関節と第8関節とを結ぶ各直線に対し
て、第8関節のまわりに同一方向にずれるようにしたの
で、xyz軸直交座標系における各x,y,zの各軸ま
わりの角変位が可能となり、空間3自由度を持つ拘束リ
ンク付きの駆動装置が実現される。
【0052】また本発明によれば、拘束リンクの一方端
部を第1部材に固定し、他方端部を、3自由度を有する
第7関節を介して連結することによってもまた、拘束リ
ンクのある空間3自由度パラレル機構が実現される。
【0053】また本発明によれば、第1および第2の部
材間に第1〜第4伸縮駆動手段を配置して第1〜第4関
節および第5〜第8関節で連結し、各伸縮駆動手段の両
端部の関節の自由度の和は、5自由度以上とし、第1お
よび第2の部材間には拘束リンクを配置して第9および
第10関節で連結し、これら第9および第10関節の自
由度の和は4自由度とし、第5〜第8関節は、第1〜第
4関節と第10関節とを結ぶ各直線に対して、第10関
節のまわりに同一方向にずれており、したがってたとえ
ば、ヨーイング、ローリング、上下、水平移動の空間4
自由度を持つパラレル機構が拘束リンク付きで実現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の拘束リンク44付き空間3
自由度パラレル機構の実施例の構成を簡略化して示す斜
視図である。
【図2】1自由度の関節の構成を示す図である。
【図3】2自由度の関節を示す斜視図である。
【図4】3自由度の関節の構成を示す図である。
【図5】図1に示される実施例における拘束リンク44
に関連する構成を示す図である。
【図6】図1に示される実施例の平面図である。
【図7】図1〜図6に示される実施例の或る動作状態を
示す斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例の拘束リンク67付き空間
4自由度のパラレル機構を示す平面図である。
【図9】図8に示される実施例の斜視図である。
【図10】図8および図9に示される実施例における拘
束リンク67に関連する構成を示す図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例の拘束リンク付き
空間3自由度パラレル機構である駆動装置1を備えた移
動体81の側面図である。
【図12】本発明の他の実施例の拘束リンク67付き空
間4自由度パラレル機構である駆動装置51を備える移
動体91の側面図である。
【図13】図12に示される実施例の移動体91の簡略
化した平面図である。
【図14】本発明のさらに他の実施例の移動体33の構
成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 拘束リンク44付き空間3自由度パラレル機構であ
る駆動装置 2 ベースプレート 3 エンドイフェクタ 4 第1直動アクチュエータ 5 第2直動アクチュエータ 6 第3直動アクチュエータ 7 第1関節 8 第2関節 9 第3関節 11 第4関節 12 第5関節 13 第6関節 37 第7関節 41,42,43 直線 44 拘束リンク 45 第7関節 46 第8関節 51 拘束リンク67付き空間4自由度パラレル機構で
ある駆動装置 52 ペースプレート 53 エンドイフェクタ 54 第1直動アクチュエータ 55 第2直動アクチュエータ 56 第3直動アクチュエータ 57 第4直動アクチュエータ 58 第1関節 59 第2関節 60 第3関節 61 第4関節 62 第5関節 63 第6関節 64 第7関節 65 第8関節 67 拘束リンク 68 第9関節 69 第10関節 70 直線 81,91 移動体 82 車体 83 取付け部材 84 前輪 85 後輪

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の部材と、 第1の部材から間隔をあけて配置される第2の部材と、 第1および第2の各部材間に配置される第1〜第3伸縮
    駆動手段と、 第1部材と第1〜第3の各伸縮駆動手段の一方端部とを
    それぞれ連結する第1〜第3関節と、 第2部材と第1〜第3の各伸縮駆動手段の他方端部とを
    それぞれ連結する第4〜第6関節であって、第1および
    第4関節の自由度の和、第2および第5関節の自由度の
    和、ならびに第3および第6関節の自由度の和は、5自
    由度以上である第4〜第6関節と、 拘束リンクと、 第1部材と拘束リンクの一方端部とを連結する第7関節
    と、 第2部材と拘束リンクの他方端部とを連結する第8関節
    であって、第7および第8関節の自由度の和は、3自由
    度である第8関節とを含み、 第4〜第6関節は、第1〜第3関節と第8関節とを結ぶ
    各直線に対して、第8関節のまわりに同一方向にずれて
    いることを特徴とする空間3自由度の駆動装置。
  2. 【請求項2】 第1の部材と、 第1の部材から間隔をあけて配置される第2の部材と、 第1および第2の各部材間に配置される第1〜第3伸縮
    駆動手段と、 第1部材と第1〜第3の各伸縮駆動手段の一方端部とを
    それぞれ連結する第1〜第3関節と、 第2部材と第1〜第3の各伸縮駆動手段の他方端部とを
    それぞれ連結する第4〜第6関節であって、第1および
    第4関節の自由度の和、第2および第5関節の自由度の
    和、ならびに第3および第6関節の自由度の和は、5自
    由度以上である第4〜第6関節と、 一方端部が、第1部材に固定される拘束リンクと、 第2部材と拘束リンクの他方端部とを連結し、3自由度
    を有する第7関節とを含み、 第4〜第6関節は、第1〜第3関節と第7関節とを結ぶ
    各直線に対して、第7関節のまわりに同一方向にずれて
    いることを特徴とする空間3自由度の駆動装置。
  3. 【請求項3】 第7関節は、1自由度を有し、 第8関節は、スイベル継手を有する2自由度を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の空間3自由度の駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 第7関節は、2自由度を有し、 第8関節は、スイベル継手を有することを特徴とする請
    求項1記載の空間3自由度の駆動装置。
  5. 【請求項5】 第7関節は、スイベル継手を有する3自
    由度を有することを特徴とする請求項2記載の空間3自
    由度の駆動装置。
  6. 【請求項6】 第1の部材と、 第1の部材から間隔をあけて配置される第2の部材と、 第1および第2の各部材間に配置される第1〜第4伸縮
    駆動手段と、 第1部材と第1〜第4の各伸縮駆動手段の一方端部とを
    それぞれ連結する第1〜第4関節と、 第2部材と第1〜第4の各伸縮駆動手段の他方端部とを
    それぞれ連結する第5〜第8関節であって、第1および
    第5関節の自由度の和、第2および第6関節の自由度の
    和、第3および第7関節の自由度の和、ならびに第4お
    よび第8関節の自由度の和は、5自由度以上である第5
    〜第8関節と、 拘束リンクと、 第1部材と拘束リンクの一方端部とを連結する第9関節
    と、 第2部材と拘束リンクの他方端部とを連結する第10関
    節であって、第9および第10関節の自由度の和は、4
    自由度である第10関節とを含み、 第5〜第8関節は、第1〜第4関節と第10関節とを結
    ぶ各直線に対して、第10関節のまわりに同一方向にず
    れていることを特徴とする空間4自由度の駆動装置。
  7. 【請求項7】 第9関節は、2自由度を有し、 第10関節は、スイベル継手を有する2自由度を有する
    ことを特徴とする請求項6記載の空間4自由度の駆動装
    置。
  8. 【請求項8】 第9関節は、1自由度を有し、 第10関節は、スイベル継手を有する3自由度を有する
    ことを特徴とする請求項6記載の空間4自由度の駆動装
    置。
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