JP5225755B2 - データ処理装置、及びデータ処理方法 - Google Patents

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本発明は、データ処理装置、及びデータ処理方法に関し、特に詳しくは、複数の熱源機器を有する熱源システムにおいて、ある熱源機器から出力される電力などのストリームを、該熱源機器の下流側に配される複数の熱源機器に配分するための処理に関するものである。
近年、ボイラやタービンなどの熱源機器を複数有する熱源システムにおいて、熱源システム全体の動作を管理するため、ユーティリティーフローを表示するデータ処理装置が用いられている。すなわち、ユーティリティーフローを表示画面上に表示することによって、熱源システムの運転状況を監視、把握することができる。
また、プラントモデルを用いてプラントの運転計画を立案する方法が開示されている(特許文献1)。この方法では、グラフィックソフトウェア(Visio(登録商標))を用いて、機器オブジェクトを入力している(段落0029)。そして、オブジェクトや配管をパレット上に配置している。オブジェクトのパラメータ定義に、汎用表計算ソフトウェアが用いられる。さらに、この方法では、機器間の制約条件を用いて、運転コスト、1次エネルギー、CO排出量などを最小にする最適化条件を求めている。
特開2007−122231号公報
しかしながら、上記の方法は、最適化条件がオブジェクト単位ではなく、統合的なものを意図しているため、最適化計算が冗長になってしまうおそれがある。すなわち、各機器間の制約条件を用いて、プラント全体の運転効率を最適化する最適化演算を行っている。このため、特許文献1の方法では、リアルタイムで測定データを表示するランタイム表示には適していない。すなわち、プラントが大きくなると計算時間が長くなるため、測定データ等を随時更新して表示することも困難である。
ところで、ユーティリティーフロー図では、機器間を流れる電力などがストリームとして定義される。このようなストリームは、ある上位側の機器からその下位側の機器に流れる際に、下位側の機器の数量、特性などに応じてその配分量が決定される。例えば、あるタービンからP[W]の電力が出力され、その下位側に2つの電動機器A,Bが配置されている場合、電動機器Aに供給される電力K・P[W](K≦1)、及び電動機器Bに供給される電力(1−K)・P[W]は、これら電動機器A,Bの総数(2)やそれぞれの機器で必要とされる電力などによって決定される。このようなストリームの配分処理を、ユーティリティーフローの作成時やランタイム表示時に行うことができるシステムが望まれている。しかしながら、配分量の計算処理に時間を要すると、特にユーティリティーフローのランタイム表示に適応することが困難となる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、複数の熱源機器を有する熱源システムにおいて、ストリームの配分処理を簡便に行うことができるデータ処理装置、及びデータ処理方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかるデータ処理装置は、複数の熱源機器を有する熱源システムにおけるユーティリティーフローを表示するための処理を行うデータ処理装置であって、前記熱源機器に応じた機器オブジェクトをライブラリとして記憶する機器オブジェクト記憶部と、前記熱源機器に対する入力パラメータと出力パラメータとを含み、前記機器オブジェクトに対応付けられたプロパティを記憶するプロパティ記憶部であって、前記入力パラメータ、及び出力パラメータから、該熱源機器の上流側に配置される熱源機器が出力するストリームを入力する際の配分量を算出する配分量演算式を含むプロパティを記憶するプロパティ記憶部と、前記ライブラリに記憶されている機器オブジェクトを選択して、表示画面上での前記機器オブジェクトの表示レイアウトを入力する入力部とを備えるものである。このように、各機器オブジェクトのプロパティに配分量演算式を含ませることで、簡便にストリームの配分量を算出することができる。
本発明の第2の態様にかかるデータ処理装置は、上記のデータ処理装置であって、前記表示レイアウト中に前記配分量演算式の演算結果を表示する表示部を更に備え、前記演算結果の表示を更新するものである。これにより。簡便にストリームの配分量を算出することができるため、速やかに演算結果を更新することができる。
本発明の第3の態様にかかるデータ処理装置は、上記のデータ処理装置であって、前記ストリームの入力量の実測値が計測された熱源機器と、該実測値が計測されていない熱源機器とが存在する場合に、前記計測された実測値をパラメータとして、前記実測値が計測されていない熱源機器についての前記配分量演算式を生成する手段を、更に備えるものである。これにより、配分量の演算に実測値が考慮されるので、より効率的な配分処理を実行することができる。
本発明の第4の態様にかかるデータ処理装置は、上記のデータ処理装置であって、前記ストリームの入力値の固定値が設定された熱源機器と、該固定値が設定されていない熱源機器とが存在する場合に、前記設定された固定値をパラメータとして、前記固定値が設定されていない熱源機器についての前記配分量演算式を生成する手段を、更に備えるものである。これにより、配分量の演算に熱源機器の特性に応じて設定された固定値が考慮されるので、より効率的な配分処理を実行することができる。
本発明の第5の態様にかかるデータ処理装置は、上記のデータ処理装置であって、複数の熱源機器への前記ストリームの入力量の実測値の合計と、これらの熱源機器に入力されると推測される入力合計値とをパラメータとして、前記配分量演算式を生成する手段を、更に備えるものである。これにより、配分量の演算にストリームの入出力差が考慮されるので、より効率的な配分処理を実行することができる。
本発明の第6の態様にかかるデータ処理装置は、上記のデータ処理装置であって、前記熱源機器が必要とする前記ストリームの入力量の最低値をパラメータとして、前記配分量演算式を生成する手段を、更に備えるものである。これにより、配分量の演算に熱源機器の特性に応じて設定された固定値が考慮されるので、より効率的な配分処理を実行することができる。
本発明の第7の態様にかかるデータ処理方法は、複数の熱源機器を有する熱源システムにおけるユーティリティーフローを表示するための処理を行うデータ処理方法であって、前記熱源機器に応じた機器オブジェクトをライブラリとして記憶するステップと、前記熱源機器に対する入力パラメータと出力パラメータとを含み、前記機器オブジェクトに対応付けられたプロパティを記憶するステップであって、前記入力パラメータ、及び出力パラメータから、該熱源機器の上流側に配置される熱源機器が出力するストリームを入力する際の配分量を算出する配分量演算式を含むプロパティを記憶するステップと、前記ライブラリに記憶されている機器オブジェクトを選択して、表示画面上での前記機器オブジェクトの表示レイアウトを入力するステップと、を備えるものである。
本発明の第8の態様にかかるデータ処理方法は、上記データ処理方法であって、前記表示レイアウト中に前記配分量演算式の演算結果を表示させるステップと、前記演算結果の表示を更新するステップと、を更に有するものである。
本発明の第9の態様にかかるデータ処理方法は、上記データ処理方法であって、前記ストリームの入力量の実測値が計測された熱源機器と、該実測値が計測されていない熱源機器とが存在する場合に、前記計測された実測値をパラメータとして、前記実測値が計測されていない熱源機器についての前記配分量演算式を生成するステップを、更に備えるものである。
本発明の第10の態様にかかるデータ処理方法は、上記データ処理方法であって、前記ストリームの入力値の固定値が設定された熱源機器と、該固定値が設定されていない熱源機器とが存在する場合に、前記設定された固定値をパラメータとして、前記固定値が設定されていない熱源機器についての前記配分量演算式を生成するステップを、更に備えるものである。
本発明の第11の態様にかかるデータ処理方法は、上記データ処理方法であって、複数の熱源機器への前記ストリームの入力量の実測値の合計と、これらの熱源機器に入力されると推測される入力合計値とをパラメータとして、前記配分量演算式を生成するステップを、更に備えるものである。
本発明の第12の態様にかかるデータ処理方法は、上記データ処理方法であって、前記熱源機器が必要とする前記ストリームの入力量の最低値をパラメータとして、前記配分量演算式を生成するステップを、更に備えるものである。
本発明の第13の態様にかかるデータ処理方法は、前記第7の態様に対して、そのような表示画面を備えずに、スプレッドシート(表計算ソフトウェア)の表形式にて接続情報を定義するステップで構成するものである。演算結果は適宜表上のデータで表示させることでよいものである。
上記第7〜12の態様にかかるデータ処理方法による作用効果は、上記データ処理装置によるものと同様である。
本発明によれば、複数の熱源機器を有する熱源システムにおいて、ストリームの配分量を簡便に算出することができるデータ処理装置、及びデータ処理方法を提供することができる。
以下に、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、熱源システムの全体構成を模式的に示す図である。
<1>全体構成
熱源システムは、例えば、発電所、プラント、建物、工場などの設備である。熱源システムには、例えば、複数の熱源機器2が設けられている。熱源機器2は、設備内の所定の位置に配置されている。例えば、熱源システムには、ボイラ、タービン、蒸気ヘッダ、冷凍機、またこれらの複合からなる施設などが熱源機器2として設けられている。すなわち、エネルギーの入出力が行なわれる機器が熱源機器2となる。そして、各熱源機器2からのエネルギーの入出力が設定されている。従って、熱源機器2の接続関係によって、ユーティリティーフローが決まる。
例えば、ボイラは、燃料、及び水が供給される。ボイラが燃料によって水を加熱することで水蒸気が発生する。従って、ボイラには水と燃料が入力される。ボイラからは水蒸気が出力される。タービンには、蒸気が供給される。そして、タービンに供給された蒸気に応じて回転して、電力を出力する。さらに、タービンからは残った蒸気が出力される。従って、タービンには、蒸気が入力される。タービンからは蒸気、及び電力が出力される。
蒸気ヘッダは、供給された蒸気を減圧して出力する。例えば、蒸気ヘッダは、圧力の異なる蒸気が入力される。そして、蒸気ヘッダからは、減圧された蒸気が出力される。冷凍機では、水が循環している。従って、冷凍機には水が供給される。また、冷凍機からは、供給された水が出力される。さらに、冷凍機には、蒸気、又は電力が供給される。冷凍機では、供給された蒸気、又は電力によって、供給された水の温度が上昇する。すなわち、冷凍機からは、温度が上昇した水が出力される。
そして、熱源システムでは、各熱源機器2が接続されている。例えば、ボイラで生成された蒸気が、タービンや蒸気ヘッダや冷凍機に供給される。タービンからの蒸気が蒸気ヘッダや冷凍機に供給される。
また、タービン、複数のタービンや所定の機器からなる発電機、他の発電所から購入した電力の受電設備などからの電力が冷凍機に供給される。蒸気ヘッダからの蒸気が冷凍機に供給される。このように、各熱源機器2の入出力に対応する接続関係が設定されている。さらに、水温、水の流量、蒸気量、蒸気温度、電力量などを検出するセンサが設けられ、このセンサから、測定データを示すセンサ信号がデータ処理装置1に入力される。もちろん、熱源機器2自体にセンサが設けられていてもよい。
データ処理装置1は、熱源システムにおけるユーティリティーフローを表示するためのデータ処理を行う。例えば、ユーティリティーフローの表示画面では、熱源システムにおける熱源機器の設置状態に応じたレイアウトで表示が行われる。すなわち、熱源システムに応じたモデルを構築する。さらに、この表示画面上に、熱源機器2単体のエネルギー効率を表示させるようにする。
次に、データ処理装置1の構成について説明する。データ処理装置1は、例えば、パーソナルコンピュータなどの演算処理装置であって、ユーザが入力した内容に応じてユーティリティーフローを表示するための処理を実行する。具体的には、データ処理装置1は、処理部11、入力部12、表示部13、及び記憶部20を有している。データ処理装置1は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)である。
処理部11は、CPU、MPU等を有しており、様々な演算処理を行う。入力部12は、マウスやキーボードなどの入力手段を有している。そして、ユーザが入力部12を操作することで各種データが入力される。表示部13にはCRTや液晶ディスプレイ等のデータ処理装置を有している。表示部13は、表示画面のウィンドウ上に処理結果等を表示する。また、表示部13は、ユーティリティーフローを表示する。記憶部20は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク等の内部又は外部の記憶手段を備えている。また、ハードディスクには、PCのオペレーティングシステム、情報処理プログラム及び多数のアプリケーションプログラムがインストールされている。また、記憶部20には、後述するようにユーティリティーフロー図中にデータを表示させるためのデータ表示プログラムが格納されている。入力部12によって入力された情報に基づいて、処理部11が処理を行い、その結果を表示部13に表示させる。あるいは、処理結果を記憶部20に記憶させることが可能となる。
次に、ユーティリティーフロー図の作成処理を行うための構成に付いて説明する。記憶部20は、描画ツール記憶部21、オブジェクト記憶部22と、プロパティ記憶部23、表示レイアウト記憶部24と、測定データ記憶部25と、を備えている。なお、記憶部20に含まれる各記憶部は、物理的に1つの記憶装置などから構成されていてもよい。
描画ツール記憶部21には、オブジェクトを作成するための描画ツールが記憶されている。描画ツールは、例えば、マイクロソフトオフィス(登録商標)のVisio(登録商標)などの描画用アプリケーションプログラムである。もちろん、Visio(登録商標)以外の汎用グラフィックソフトウェアを用いてもよい。このアプリケーションプログラムを起動することで、表示部13上に表示する、熱源機器2に応じた機器オブジェクト、及びその表示レイアウトを設定することができる。表示レイアウトは、熱源システムにおける熱源機器2の配置に基づいて設定される。
例えば、ユーザが入力部12のマウス等を用いて、熱源機器2の種類に応じた機器オブジェクトの形状を入力する。さらに、機器オブジェクトの大きさや色などを設定してもよい。ここで、機器オブジェクトの一例を図2に示す。図2は、タービンの機器オブジェクト40と、その機器オブジェクト40に対応付けられているプロパティ41を示す図である。図2に示すように、ディーゼル機器の機器オブジェクト40を所定の大きさ、色のボックスとする。ここでは、描画用のアプリケーションソフトを用いることで、容易に機器オブジェクトを設定することができる。例えば、ツールバーの矩形、円形、台形などのボタンをクリックすることで、機器オブジェクト40の形状を決定することができる。
機器オブジェクトは、熱源機器2の種類毎に設定される。すなわち、異なる種類の熱源機器2に対しては、異なる形状の機器オブジェクト40が設定される。従って、タービン、ボイラ、冷凍機、蒸気ヘッダのそれぞれに対して機器オブジェクト40を設定する。これにより、タービンオブジェクト、ボイラオブジェクト、冷凍機オブジェクト、蒸気ヘッダオブジェクトなどの単体機器オブジェクトが定義される。もちろん、同じ種類であっても、異なる機器オブジェクト40を設定してもよい。例えば、熱源機器2の型式などが異なる場合は、異なる機器オブジェクト40を設定する。具体的には、高圧ボイラオブジェクト、低圧ボイラオブジェクトなどを定義するようにしてもよい。このように、熱源機器2の種類に応じた数の機器オブジェクトを設定する。そして、複数の機器オブジェクトがライブラリとして、オブジェクト記憶部22に記憶される。
プロパティ記憶部23には、機器オブジェクト40に関するプロパティ41が記憶されている。プロパティ41は熱源機器2の種類毎に設定されている。すなわち、異なる機器オブジェクト40では、プロパティ41に含まれるデータが異なるものとなる。例えば、図2に示すように、機器オブジェクト40のプロパティ41には、機器種別、入力パラメータ、出力パラメータ、及び配分量演算式等の項目を含むテーブルが用意されている。従って、プロパティ41には、これらの項目が、タグ定義される。なお、タグとは、プロパティ41に含まれている各項目に入力されるデータを示すものである。もちろん、プロパティ41にはこれら以外のタグが含まれていてもよい。機器種別に応じた種別情報を予めプロパティに入力しておく。さらに、プロパティには、後述する機器ID、機器名称などの機器情報が含まれている。
機器種別は、上記の通り、熱源機器2の種類を示すものである。従って、機器種別として、ボイラ、タービン、蒸気ヘッダ、冷凍機のいずれかを示すデータが入力される。この機器種別を参照することで、熱源機器2の種類が識別される。機器種別として機器種別名称、及び機器種別ID等を入力するようにしてもよい。
入力パラメータは、熱源機器2に入力されるユーティリティー値の属性を示すものである。例えば、タービンに対応する機器オブジェクト40の場合、入力されるユーティリティーとして、水蒸気がある。従って、入力パラメータとしては、タービンに供給される「蒸気の流量」、「蒸気の温度」が含まれる。入力される蒸気に関する情報が入力パラメータとして設定される。具体的には、第1の入力パラメータとして蒸気の流量、第2の入力パラメータとして蒸気の温度が設定される。このように、プロパティ41には、1以上の入力パラメータが含まれている。
出力パラメータは、熱源機器2から出力されるユーティリティー値の属性を示すものである。例えば、タービンに対応する機器オブジェクト40の場合、出力されるユーティリティーとして、電力、水蒸気がある。出力パラメータとしては、タービンから出力される「電力」、「蒸気の流量」、「蒸気の温度」が含まれる。すなわち、出力される電力、水蒸気に関する情報が出力パラメータとして設定される。具体的には、第1の出力パラメータとして電力量、第2の出力パラメータとして蒸気の流量、第3の出力パラメータとして蒸気の温度が設定される。このように、プロパティ41には、1以上の出力パラメータが含まれている。
これらの入力パラメータと出力パラメータとは熱源機器2の種別に応じたものとなる。従って、熱源機器2の種別が同じであれば、同じパラメータ設定でよい。プロパティ41には、それぞれのパラメータ毎にタグ定義されている。入力パラメータ、又は出力パラメータが複数設定される場合、プロパティ41にそれぞれの項目を設ける。
本発明に係るプロパティ41には、配分量演算式が含まれている。この配分量演算式は、上流側の熱源機器2から入力されるストリームの配分量を算出するための演算式である。例えば、タービンの下流側に複数の冷凍機が接続され、これらの冷凍機を作動させるための電力がこのタービンから供給されている場合、タービンから出力された電力は、所定の配分比率に基づいて各冷凍機に配分される。この配分比率は、熱源機器2(機器オブジェクト40)のレイアウトや、ユーザの設定などによって決定される。配分量演算式は、このような配分比率を含んで構成される演算式である。この配分量演算式は、熱源機器2の種類に対応して生成される。また、配分量演算式は、ユーザによる前記入力部12の操作により所定の関係式を入力して得られるものであってもよいし、前記機器オブジェクト40に対応して自動的に設定されるものであってもよい。この配分量演算式によって、機器オブジェクト40に入力されるストリームの配分量が算出される。前記配分比率及び配分量演算式の生成方法については、後に詳述する。
上記のような機器オブジェクト40とプロパティ41を対応付ける処理については、描画ツール記憶部21に記憶された描画ツールを利用することができる。例えば、マイクロソフト(登録商標)のVisio(登録商標)でステンシルの内に位置づけられるマスターシェイプを作成して、そのマスターシェイプを機器オブジェクト40とする。さらに、マスターシェイプに対応付けられた、カスタムプロパティをプロパティ41とする。すなわち、機器種別に応じたマスターシェイプを登録する。そして、そのマスターシェイプにカスタムプロパティを登録しておく。このようにすることで、機器オブジェクト40にプロパティ41を対応付けることができる。このようなマスターシェイプを保存して、ステンシルに追加しておく。
表示レイアウト記憶部24は、表示画面上においてユーティリティーフローを示すユーティリティーフロー図の表示レイアウトを記憶する。この表示レイアウトについて図3を用いて説明する。図3は、表示画面上に表示されている表示レイアウトを示す図である。すなわち、図3は、表示部13に表示されたユーティリティーフロー図を示している。
図3において、熱源システムに、3つの電力供給機器51,52,53と、3つの製造所55,56,57と、7つの装置60〜66とが設置されていることが示されている。電力供給機器51,52,53は、電力を出力するものであり、ここでは購入電力受電設備51、ディーゼル発電機52、及び動力タービン発電機53が例示されている。製造55,56,57は、それぞれ所定の目的を達成するために設けられた施設であり、それぞれが複数の装置60〜66を含んで構成されている。装置60〜66は、電力の供給を受けて作動する機器であり、この例では、製造所55に装置60,61,62が設置され、製造所56に装置63,64が設置され、製造所57に装置65,66が設置されている。また、前記電力供給機器51,52,53と前記製造所55,56,57との間には、分岐68が設けられ、この分岐68において、前記電力供給機器51,52,53から出力された電力が1つにまとめられる。そして、この分岐68からの電力は、各製造所55,56,57に対して所定の配分量で供給される。また、各製造所55,56,57に供給された電力は、それぞれの所有する装置60〜66に対して所定の配分量で供給される。
上記のような表示レイアウトにするため、ユーザが前記入力部12を操作して表示画面上で前記機器オブジェクトを配置していく。すなわち、オブジェクト記憶部22に記憶されている機器オブジェクト中から1つの機器オブジェクトを選択する。具体的には、ツールバーの中から所定の機器オブジェクトをクリックする。そして、入力部12のマウスなどを用いて、選択した機器オブジェクトを表示画面上に配置する。具体的には、選択した機器オブジェクトを所定の位置までドラッグし、必要な数だけ配置する。このようにして、熱源システムに応じた表示レイアウトを作成する。そして、表示レイアウトをレイアウトファイルとして、表示レイアウト記憶部24に記憶させる。
より具体的には、Visio(登録商標)で作成したマスターシェイプを選択して、表示画面上の背景画面上にドラッグする。これにより、所定の位置に、ある一つの熱源機器2に対する機器オブジェクトが配置される。これを繰り返して、レイアウトを行う。この時、配置した機器オブジェクトに対応する熱源機器2の機器情報を入力する。すなわち、機器オブジェクトが実際に設置されている複数の同一種別の熱源機器2中で、どの熱源機器2に対応しているかを識別するための情報を入力する。例えば、配置した機器オブジェクトのプロパティに対して、機器名称、機器IDなどのタグを定義する。例えば製造所55,56,57の機器オブジェクトを配置した場合、その機器オブジェクトが製造所55,56,57のいずれに対応するかを入力する。Visio(登録商標)上で、機器オブジェクトのプロパティに、熱源機器2固有の機器ID番号と機器名称等を追加入力する。
このように、熱源システムに設置されている熱源機器2と機器オブジェクトを1対1に対応付ける。すなわち、各機器オブジェクトに熱源機器2固有の機器情報を定義していく。これにより、各機器オブジェクトの入力パラメータと出力パラメータが熱源システムのどの熱源機器2におけるユーティリティーであるかを判別することができる。すなわち、製造所55,56,57の機器オブジェクトにおける入力パラメータ、及び出力パラメータは製造所55,56,57のユーティリティーに関するものであることが分かる。これにより、入力パラメータ、及び出力パラメータの値を特定することができる。例えば、熱源機器2のセンサからは、電力量などの測定結果がセンサ信号として出力されている。測定データの取得元となる機器IDを入力することで、熱源機器2での測定結果をその熱源機器2の機器オブジェクトに対応付けることができる。なお、必要なタグ定義が行われていない機器オブジェクトが存在する場合、アラームなどを表示させるようにしてもよい。
そして、熱源システムに含まれる熱源機器2の接続関係に応じて機器オブジェクトを結線する。例えば、ユーティリティーの入力側と出力側の機器オブジェクトを矢印で結ぶ。この矢印によって、各機器間のユーティリティーフローが示される。矢印の描画は、Visio(登録商標)などの描画ツールで行われる。このようにして、機器オブジェクト間の接続情報を入力する。こうすることで、ある機器オブジェクトに対する接続元の機器オブジェクトと接続先の機器オブジェクトを特定することができる。すなわち、接続先と接続元の機器オブジェクトがリンクされる。
このように結線することで、接続先の入力パラメータと接続元の出力パラメータがリンクする。すなわち、接続元の出力パラメータが接続先の入力パラメータとが対応付けられる。例えば、図3の例では、各電力供給機器51,52,53からの電力量が出力パラメータとなっており、それらが分岐68の入力パラメータとなる。そして、ユーザが入力パラメータと出力パラメータが対応するように、タグ定義する。このように、機器オブジェクト間のストリームに応じて、入力パラメータのデータ取得元を定義する。また、これらの入出力パラメータと、センサによる計測値とを比較することが可能となる。例えば、製造所57や装置62への入力電力量をセンサで計測し、これらの計測値を、前記分岐68からのストリームの配分処理や前記製造所55からのストリームの配分処理に影響させることが可能となる。
なお、入力パラメータ等のタグ定義は、ユーティリティーフローの上流にある機器オブジェクトの出力に定義されているものを、下流にある機器オブジェクトの入力として取得するようにしてもよい。例えば、ユーザが結線した場合に、接続元の機器IDなどを取得して、接続先の機器オブジェクトのプロパティに自動的に入力するようにしてもよい。あるいは、ユーザが接続先の機器オブジェクトの機器IDを接続元の機器オブジェクトにプロパティに入力してもよい。このようにして、表示画面中に配置された機器オブジェクト毎に、入力パラメータ、及び出力パラメータの測定データ取得元をタグ定義する。
表示レイアウト記憶部24は、表示画面中での各機器オブジェクトの位置、各機器オブジェクトのプロパティ、及び機器オブジェクト間の接続関係を表示レイアウトとして記憶する。従って、表示レイアウトには、機器オブジェクトの機器情報が含まれている。そして、データ表示プログラムにレイアウトファイルを読み込ませることで、図3に示す表示レイアウトを表示部13に表示させることができる。これらのデータが、データベースとして、表示レイアウト記憶部24に記憶されている。
測定データ記憶部25には、熱源機器2やセンサなどからの測定データが記憶される。この測定データに応じて、データ表示プログラムが表示部13にユーティリティーフローをランタイム表示する。すなわち、表示画面中の測定データを更新することで、リアルタイムでの表示が可能となる。ユーティリティーフローを示す矢印の近傍に測定データを表示させる。これにより、現在のユーティリティーフローを即座に把握することができる。測定データ記憶部25に記憶された測定データは、随時更新されていてもよい。また、測定データ記憶部25に、配分量演算式の算出結果を記憶してもよい。
<2>配分比率計算
ここで、前記配分量演算式に含まれる前記配分比率を決定する方法として、2つの方法を示す。
(1)自動配分法
この方法は、図4(a)に示すように、配分先の総数の逆数を配分比率とするものである。即ち、この例では、分岐68からのストリームの配分先は、製造所55,56,57の3つであるから、各製造所55,56,57に対する配分比率は33%となる。
(2)配分率指定法
この方法は、図4(b)に示すように、各製造所55,56,57に対する配分比率を、ユーザが任意に指定するものである。この指定は、ユーザが前記入力部12を操作することによって、各製造所55,56,57を示す機器オブジェクト40のプロパティ41を入力する際に行うことができる。
<3>配分量演算式の生成及び配分量の算出
以下に、上記のようにして求められた配分比率を用いて、前記配分量演算式を生成する方法及びその演算式を用いて配分量を算出する方法を説明する。
(1)実測値付き配分法
この方法は、図5(a),(b)に示すように、複数の配分先のうち少なくとも1つについて、ストリームの入力量の実測値が判明している場合に適用されるものである。例えば、配分先の機器(施設)に電力量センサが設置されている場合である。図5(a)は、前記配分比率を前記自動配分法により定めた場合であり、図5(b)は、前記配分比率を前記配分率指定法により定めた場合である。この場合における配分量演算式は、次のようになる。
(配分量)=(入力合計−実測値合計)*配分比率
この例においては、分岐68から出力される電力量が100kWであり、製造所57に入力される電力量が10kWであることが計測されている。この時、図5(a)の場合における製造所55,56への配分量は、同一であり、次のようになる。
(配分量)=(100−10)*0.5=45[kW]
また、図5(b)の場合における製造所55への配分量は、次のようになる。
(配分量)=(100−10)*0.5=45[kW]
更に、製造所56への配分量は、次のようになる。
(配分量)=(100−10)*0.4=36[kW]
なお、上記例は、実測値が1つの場合があるが、実測値が2つ以上ある場合には、前記配分量演算式中の実測値合計に、当該実測値の合計値が代入されることは言うまでもない。
(2)固定値付き配分法
この方法は、図6(a),(b)に示すように、複数の配分先のうち少なくとも1つについて、ストリームの入力量の固定値が設定されている場合に適用されるものである。例えば、負荷調整機能を持たないポンプやコンプレッサなどの負荷によらず単位時間当たりに一定のエネルギーを消費する機器が配分先となっている場合である。図6(a)は、前記配分比率を前記自動配分法により定めた場合であり、図6(b)は、前記配分比率を前記配分指定法により定めた場合である。この場合における配分量演算式は、次のようになる。
(配分量)=(入力合計−固定値合計)*配分比率
この例においては、製造所55から出力される電力量が100kWであり、装置62に入力される電力量が10kWに設定されている。この時、図6(a)の場合における装置60,61への配分量は、同一であり、次のようになる。
(配分量)=(100−10)*0.5=45[kW]
また、図6(b)の場合における装置60への配分量は、次のようになる。
(配分量)=(100−10)*0.7=63[kW]
更に、装置61への配分量は、次のようになる。
(配分量)=(100−10)*0.3=27[kW]
なお、上記例では、固定値が1つの場合であるが、固定値が2つ以上ある場合には、前記配分量演算式中の固定値合計に、当該固定値の合計値が代入されることは言うまでもない。
(3)実績比率配分法
この方法は、図7(a),(b)に示すように、複数の配分先の全てについて、ストリームの入力量の実測値が判明しており、これらの実測値の合計が、上流側の熱源機器からの入力合計と合致しない場合に適用されるものである。この場合における配分量演算式は、次のようになる。
(配分量)=(入力合計)/(入力実測値合計)*(入力実測値)
この例では、分岐68からの出力値(入力合計)が100kWであり、製造所55,56,57への入力値の実測値がそれぞれ40kW,30kW,10kWとなっている。すなわち、出力と入力の関係が、100≠80=40+30+10となっている。この時、製造所55への配分量は、次のようになる。
(配分量)=100/80*40=50[kW]
また、製造所56への配分量は、次のようになる。
(配分量)=100/80*30=38[kW]
更に、製造所57への配分量は、次のようになる。
(配分量)=100/80/10=12[kW]
(4)最低量付き配分法
この方法は、図8(a),(b)に示すように、複数の配分先のうち少なくとも1つについて、ストリームの入力量の最低配分値を設定する場合に適用されるものである。図8(a)は、前記配分比率を前記自動配分法により定めた場合であり、図8(b)は、前記配分比率を前記配分指定法により定めた場合である。この場合における前記最低配分値を設定された機器に対する配分量演算式は、次のようになる。
(配分量)=(最低配分値)+(入力合計−最低配分値合計)*配分比率
また、前記最低配分値を設定されない機器に対する配分量演算式は、次のようになる。
(配分量)=(入力合計−最低配分値合計)*配分比率
この例では、製造所55からの出力値(入力合計)が100kWであり、装置62への最低配分値が10kWとなっている。この時、図8(a)の場合における装置60,61への配分量は、同一であり、次のようになる。
(配分量)=(100−10)*33=30[kW]
また、装置62への配分量は、次のようになる。
(配分量)=10+(100−10)*33=40[kW]
更に、図8(b)の場合における装置60への配分量は、次のようになる。
(配分量)=(100−10)*60=54[kW]
更にまた、装置61への配分量は、次のようになる。
(配分量)=(100−10)*30=27[kW]
また、装置62への配分量は、次のようになる。
(配分量)=10+(100−10)*10=19[kW]
なお、上記例では、最低配分値が1つの場合であるが、最低配分値が2つ以上ある場合には、前記配分量演算式中の最低配分値合計に、当該最低配分値の合計値が代入されることは言うまでもない。
なお、上述した例では、電力のストリームについて説明したが、燃料量、蒸気量、コストおよびCO2排出量などのストリーム係数についても同様に算出することができる。
これまで、各機器オブジェクトに対して、配分量演算式を設定しておく、すなわち、機器オブジェクトのプロパティに対して、配分量演算式を設定しておく例で説明してきた。しかし、本発明の実施はそれに限定されるわけではなく、ストリーム自体を示す矢印のオブジェクトについてもプロパティを備えつけたオブジェクトとすることにより、そこに当該配分量演算式を設定することも可能である。
また、各機器オブジェクトの定義は、これまで述べてきたようなグラフィックツールの上で行うことに限られないで、簡易にスプレッドシート表形式の定義で済ませても良い。例えばExcel(登録商標)などを用いてもよい。その行列(セル)データに、各機器オブジェクトの{名称、プロパティ、配分量演算式など}を直接記入していくことでよい。この場合、配分量の演算結果なども、当該行列データ上に表示すればよいものである。
<4>処理フロー
次に、ストリームの配分量を表示する処理について図9を用いて説明する。図9は、電力のストリームの配分量を表示する処理を示すフローチャートである。
まず、ユーザがオブジェクトを設定する(ステップS101)。ここでは、上記のように、描画ツールを用いて機器オブジェクトを設定することができる。すなわち、描画用アプリケーションソフトなどを用いて、オブジェクト形状などを入力する。あるいは、予め設定されているファイルなどを読み込むことで、使用する機器オブジェクトを設定してもよい。これにより、熱源システムに設置されている熱源機器2の種別に応じた機器オブジェクトがライブラリとして記憶される。すなわち、ライブラリには、種別に応じて、複数の機器オブジェクトが設定されている。なお、1つの表示レイアウト中に、2以上のグループを設定するようにしてもよい。
次に、機器オブジェクトのプロパティを設定する(ステップS102)。ここでは、上記の描画ツールを用いることで、各機器オブジェクトの種別情報が入力される。また、配分量演算式を設定する。もちろん、予め設定されているファイルを読み込みことで、プロパティを設定してもよい。例えば、描画用アプリケーションソフトの設定ファイルを記憶させておき、その設定ファイルを読み込むことで、機器オブジェクトとプロパティの設定を行ってもよい。これにより、機器種別、入力パラメータ、出力パラメータ、及び配分量演算式がプロパティに定義される。このように、機器オブジェクトのプロパティに配分量演算式を格納させることで、容易に対応するストリームの配分量を算出することができる。これにより、各機器への電力などの配分状況を即座に把握することができるため、効率的なシステム運用に資することができる。
もちろん、ステップS101の機器オブジェクトの設定と、ステップS102のプロパティの設定とを交互に行ってもよい。すなわち、1つの機器オブジェクトに対するプロパティの設定が終了した後に、次の機器オブジェクトの設定を行ってもよい。この場合、ステップS101とステップS102を交互に繰り返し行うことで、機器オブジェクトのライブラリが作成される。
そして、設定した機器オブジェクトを用いて、表示画面上でのレイアウトを行う(ステップS103)。すなわち、機器オブジェクトを表示画面上に配置していく。例えば、描画ツールによって、ツールバーなどに示されている機器オブジェクトを選択する。そして、選択した機器オブジェクトを所定の位置にドラッグする。熱源システムでの設備機器2の配置に応じてレイアウトを行う。熱源システムの熱源機器2の数だけ、機器オブジェクトを配置していく。このように、ライブラリに記憶されている機器オブジェクトを選択して、熱源システムの構成に応じた表示画面上での熱源機器2の表示レイアウトを設定する。もちろん、1つの熱源システムを2つ以上の表示レイアウトに分けてもよい。
次に、配置した機器オブジェクトに対して機器情報を入力する(ステップS104)。すなわち、機器オブジェクトに対して、対応する熱源機器2固有の情報が入力される。例えば、描画ツールを用いて機器IDや機器名称が入力される。さらには、このステップで、機器オブジェクトの入力パラメータや出力パラメータの測定データの取得元となるセンサタグを入力してもよい。これにより、各機器における入力パラメータ、出力パラメータのデータ取得元が定義される。
そして、ユーザが表示ウィンドウに表示されている機器オブジェクト間を結線する(ステップS105)。すなわち、接続元の機器オブジェクトと接続元の機器オブジェクトとの間を矢印で結ぶ。これにより、上流側の熱源機器2の出力パラメータと下流側の熱源機器の入力パラメータがリンクされる。このように、熱源システムにおける熱源機器2の配置に応じて、機器オブジェクトの入出力間を結ぶ。
また、入力パラメータと出力パラメータとのリンクは、ユーザが手動で行ってもよい。例えば、入力パラメータや出力パラメータの取得元となる機器IDを機器オブジェクトのプロパティに入力する。さらに、プロパティに必要な情報がタグ定義されていない場合、アラームを表示させるようにしてもよい。また、ステップS105において、機器オブジェクトの入力パラメータや出力パラメータのデータ取得元となる機器IDを入力してもよい。すなわち、表示レイアウトにおける機器オブジェクトの接続関係に応じて、入力パラメータ、及び出力パラメータのデータ取得元を定義する。なお、レイアウト、機器情報の入力、結線の処理順は特に限られるものではない。例えば、全ての機器オブジェクトを配置する前に、一部の機器オブジェクトに対して、機器情報の入力と結線を行ってもよい。
さらに、ユーザがグループ指定を行う(ステップS106)。すなわち、表示レイアウト中の機器オブジェクトの中から、グループに含まれる複数のストリームを選択する。例えば、表示画面上で領域を指定することにより、領域に含まれるストリームが同一グループに属することになる。あるいは、表示画面上で、同一グループに属するストリームを選択していってもよい。例えば、機器オブジェクトのプロパティに、グループ番号を入力するようにしてもよい。すなわち、プロパティにグループの項目を設けても、そこに出力されるストリームが属するグループ番号を入力するようにしてもよい。さらには、1つのストリームが2以上のグループに含まれていてもよい。なお、グループを指定しない場合、ステップS106、及びステップS107の処理を省略することができる。
そして、表示レイアウトに従ってユーティリティーフローをランタイム表示させる(ステップS108)。すなわち、実際の測定データを表示画面上に表示させる。例えば、ネットワークを介して、熱源機器2やセンサが検出した測定データを、データ処理装置1に取り込む。そして、データ処理装置1が取得した測定データを表示する。ここでは、各機器オブジェクトのプロパティにデータ取得元が定義されているため、容易に測定データを表示させることができる。もちろん、表示画面上で測定データの表示場所をユーザが定義してもよい。
さらに、このとき、ストリームの配分量を表示する。この配分量は、表示画面上の所定の位置にランタイム表示され、随時更新されていく。前記配分量演算式がプロパティに定義されているため、簡便にストリームの配分量を更新することができる。すなわち、熱源システムが大型化して、ストリームが多段階に入出力される場合でも、簡便にストリームの配分量を算出することができる。これにより、現在の熱源システムの状況を即座に表示することができる。よって、ユーザにおける熱源システムの運転管理を効率的に行うことができる。
上記のように、配分量演算式を、各オブジェクトのプロパティに設定している。これにより、熱源システムに多数の熱源機器が含まれる複雑な熱源システムの場合でも、配分量演算式を容易に生成することができ、配分量の表示更新の間隔を速くすることができる。
また、グループに含まれるストリームを指定した場合、そのグループ全体にかかるストリームの配分量演算式を定義する。これにより、グループから出力される同一種類のストリームについて、容易にその配分量演算式を生成することができる。そして、これらの演算式で算出された配分量を表示する。これにより、簡便にストリームの配分量をランタイム表示することができる。よって、熱源システム全体の運転状況を即座に、把握することができる。
このように、各オブジェクトに対して配分量演算式を設定しておく。熱源機器2間のストリームの配分量が上流側から順番に算出されていく。従って、下流側のストリームに対する配分量を算出する場合でも、最上流のストリームにおいて算出された配分量を参照しなくてよくなる。これにより、各段での配分量演算式の生成を容易に行うことができる。よって、ストリームの配分量を容易に算出することができる。特に多数の熱源機器2が直列に配置された複雑な熱源システムに好適である。これにより、熱源システムの管理、運用を効率的に行うことができる。
なお、これまで、電力供給機器、製造所その他の熱源機器オブジェクトの全体を監視するシステムの例で説明してきたが、本発明の実施はこれに限られない。例えば、需要側の製造所以下の機器を持たないで供給側だけのサブシステムで行う場合、あるいは逆に外部から供給される電力などを受入れて熱源機器で分配するだけの需要側のサブシステムで行う場合などがあり、そのような構成も本発明の技術的範囲に属すると解すべきである。
もちろん、上記の装置は物理的に1つの装置でなくてもよい。また、表示レイアウトの作成処理と、ランタイム表示処理は異なるコンピュータで行ってもよい。データ処理装置1を構成するためにコンピュータにインストールされた各種のプログラムは記録媒体に格納することも可能であり、また通信媒体を介して伝達されることも可能である。熱源システムのユーティリティーフローの表示が可能となる。よって、熱源システムにおいて適切な制御を行っているかを容易に確認することができる。よって、省エネルギー管理の作業に資することができる。熱源システムの熱源機器2に対して追加、変更などが生じた場合は、表示レイアウトを更新する。なお、上述の実施の形態では、発電所、プラント、建物、工場のユーティリティーフローを表示する例について説明したが、これに限られず様々な建築物、建物設備、商業施設等に利用することが可能である。
熱源システムの構成を模式的に示すブロック図である。 機器オブジェクトとそのプロパティを示す図である。 本実施の形態にかかるデータ処理装置において表示されるユーティリティーフローの一例を示す図である。 (a)は配分比率計算における自動配分法を説明するための図であり、(b)は配分比率計算における配分比率指定法を説明するための図である。 (a)は自動配分法により得られた配分比率を用いた実測値付き配分法を説明するための図であり、(b)は配分比率指定法により得られた配分比率を用いた実測値付き配分法を説明するための図である。 (a)は自動配分法により得られた配分比率を用いた固定値付き配分法を説明するための図であり、(b)は配分比率指定法により得られた配分比率を用いた固定値付き配分法を説明するための図である。 (a)は実測比率配分法による処理前のストリームの状態を示す図であり、(b)は実測比率配分法による処理後のストリームの状態を示す図である。 (a)は自動配分法により得られた配分比率を用いた最低値付き配分法を説明するための図であり、(b)は配分比率指定法により得られた配分比率を用いた最低値付き配分法を説明するための図である。 本実施の形態にかかるデータ処理方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 データ処理装置
2 熱源機器
11 処理部
12 入力部
13 表示部
20 記憶部
21 描画ツール記憶部
22 オブジェクト記憶部
23 プロパティ記憶部
24 表示レイアウト記憶部
25 測定データ記憶部
40 機器オブジェクト
41 プロパティ

Claims (10)

  1. 複数の熱源機器を有する熱源システムにおけるユーティリティーフローを表示するための処理を行うデータ処理装置であって、
    前記熱源機器に応じた機器オブジェクトをライブラリとして記憶する機器オブジェクト記憶部と、
    前記熱源機器に対する入力パラメータと出力パラメータとを含み、前記機器オブジェクトに対応付けられたプロパティを記憶するプロパティ記憶部であって、前記入力パラメータ、及び出力パラメータから、該熱源機器の上流側に配置される熱源機器が出力するストリームを入力する際の配分量を算出する配分量演算式を含むプロパティを記憶するプロパティ記憶部と、
    前記ライブラリに記憶されている機器オブジェクトを選択して、表示画面上での前記機器オブジェクトの表示レイアウトを入力する入力部と、
    前記ストリームの入力量の実測値が計測された熱源機器と、該実測値が計測されていない熱源機器とが存在する場合に、前記計測された実測値をパラメータとして、前記実測値が計測されていない熱源機器についての前記配分量演算式を生成する手段と、を備えるデータ処理装置。
  2. 複数の熱源機器を有する熱源システムにおけるユーティリティーフローを表示するための処理を行うデータ処理装置であって、
    前記熱源機器に応じた機器オブジェクトをライブラリとして記憶する機器オブジェクト記憶部と、
    前記熱源機器に対する入力パラメータと出力パラメータとを含み、前記機器オブジェクトに対応付けられたプロパティを記憶するプロパティ記憶部であって、前記入力パラメータ、及び出力パラメータから、該熱源機器の上流側に配置される熱源機器が出力するストリームを入力する際の配分量を算出する配分量演算式を含むプロパティを記憶するプロパティ記憶部と、
    前記ライブラリに記憶されている機器オブジェクトを選択して、表示画面上での前記機器オブジェクトの表示レイアウトを入力する入力部と、
    前記ストリームの入力値の固定値が設定された熱源機器と、該固定値が設定されていない熱源機器とが存在する場合に、前記設定された固定値をパラメータとして、前記固定値が設定されていない熱源機器についての前記配分量演算式を生成する手段と、を備えるデータ処理装置。
  3. 複数の熱源機器を有する熱源システムにおけるユーティリティーフローを表示するための処理を行うデータ処理装置であって、
    前記熱源機器に応じた機器オブジェクトをライブラリとして記憶する機器オブジェクト記憶部と、
    前記熱源機器に対する入力パラメータと出力パラメータとを含み、前記機器オブジェクトに対応付けられたプロパティを記憶するプロパティ記憶部であって、前記入力パラメータ、及び出力パラメータから、該熱源機器の上流側に配置される熱源機器が出力するストリームを入力する際の配分量を算出する配分量演算式を含むプロパティを記憶するプロパティ記憶部と、
    前記ライブラリに記憶されている機器オブジェクトを選択して、表示画面上での前記機器オブジェクトの表示レイアウトを入力する入力部と、
    複数の熱源機器への前記ストリームの入力量の実測値の合計と、これらの熱源機器に入力されると推測される入力合計値とをパラメータとして、前記配分量演算式を生成する手段と、を備えるデータ処理装置。
  4. 複数の熱源機器を有する熱源システムにおけるユーティリティーフローを表示するための処理を行うデータ処理装置であって、
    前記熱源機器に応じた機器オブジェクトをライブラリとして記憶する機器オブジェクト記憶部と、
    前記熱源機器に対する入力パラメータと出力パラメータとを含み、前記機器オブジェクトに対応付けられたプロパティを記憶するプロパティ記憶部であって、前記入力パラメータ、及び出力パラメータから、該熱源機器の上流側に配置される熱源機器が出力するストリームを入力する際の配分量を算出する配分量演算式を含むプロパティを記憶するプロパティ記憶部と、
    前記ライブラリに記憶されている機器オブジェクトを選択して、表示画面上での前記機器オブジェクトの表示レイアウトを入力する入力部と、
    前記熱源機器が必要とする前記ストリームの入力量の最低値をパラメータとして、前記配分量演算式を生成する手段と、を備えるデータ処理装置。
  5. 前記表示レイアウト中に前記配分量演算式の演算結果を表示する表示部を更に備え、
    前記演算結果の表示を更新する請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  6. 複数の熱源機器を有する熱源システムにおけるユーティリティーフローを表示するための処理を行うデータ処理方法であって、
    コンピュータが、前記熱源機器に応じた機器オブジェクトをライブラリとして記憶するステップと、
    前記コンピュータが、前記熱源機器に対する入力パラメータと出力パラメータとを含み、前記機器オブジェクトに対応付けられたプロパティを記憶するステップであって、前記入力パラメータ、及び出力パラメータから、該熱源機器の上流側に配置される熱源機器が出力するストリームを入力する際の配分量を算出する配分量演算式を含むプロパティを記憶するステップと、
    前記コンピュータが、前記ライブラリに記憶されている機器オブジェクトを選択可能にして、表示画面上での前記機器オブジェクトの表示レイアウトを入力可能にするステップと、
    前記ストリームの入力量の実測値が計測された熱源機器と、該実測値が計測されていない熱源機器とが存在する場合に、前記コンピュータが、前記計測された実測値をパラメータとして、前記実測値が計測されていない熱源機器についての前記配分量演算式を生成するステップと、を備えるデータ処理方法。
  7. 複数の熱源機器を有する熱源システムにおけるユーティリティーフローを表示するための処理を行うデータ処理方法であって、
    コンピュータが、前記熱源機器に応じた機器オブジェクトをライブラリとして記憶するステップと、
    前記コンピュータが、前記熱源機器に対する入力パラメータと出力パラメータとを含み、前記機器オブジェクトに対応付けられたプロパティを記憶するステップであって、前記入力パラメータ、及び出力パラメータから、該熱源機器の上流側に配置される熱源機器が出力するストリームを入力する際の配分量を算出する配分量演算式を含むプロパティを記憶するステップと、
    前記コンピュータが、前記ライブラリに記憶されている機器オブジェクトを選択可能にして、表示画面上での前記機器オブジェクトの表示レイアウトを入力可能にするステップと、
    前記ストリームの入力値の固定値が設定された熱源機器と、該固定値が設定されていない熱源機器とが存在する場合に、前記コンピュータが、前記設定された固定値をパラメータとして、前記固定値が設定されていない熱源機器についての前記配分量演算式を生成するステップと、を備えるデータ処理方法。
  8. 複数の熱源機器を有する熱源システムにおけるユーティリティーフローを表示するための処理を行うデータ処理方法であって、
    コンピュータが、前記熱源機器に応じた機器オブジェクトをライブラリとして記憶するステップと、
    前記コンピュータが、前記熱源機器に対する入力パラメータと出力パラメータとを含み、前記機器オブジェクトに対応付けられたプロパティを記憶するステップであって、前記入力パラメータ、及び出力パラメータから、該熱源機器の上流側に配置される熱源機器が出力するストリームを入力する際の配分量を算出する配分量演算式を含むプロパティを記憶するステップと、
    前記コンピュータが、前記ライブラリに記憶されている機器オブジェクトを選択可能にして、表示画面上での前記機器オブジェクトの表示レイアウトを入力可能にするステップと、
    前記コンピュータが、複数の熱源機器への前記ストリームの入力量の実測値の合計と、これらの熱源機器に入力されると推測される入力合計値とをパラメータとして、前記配分量演算式を生成するステップと、を備えるデータ処理方法。
  9. 複数の熱源機器を有する熱源システムにおけるユーティリティーフローを表示するための処理を行うデータ処理方法であって、
    コンピュータが、前記熱源機器に応じた機器オブジェクトをライブラリとして記憶するステップと、
    前記コンピュータが、前記熱源機器に対する入力パラメータと出力パラメータとを含み、前記機器オブジェクトに対応付けられたプロパティを記憶するステップであって、前記入力パラメータ、及び出力パラメータから、該熱源機器の上流側に配置される熱源機器が出力するストリームを入力する際の配分量を算出する配分量演算式を含むプロパティを記憶するステップと、
    前記コンピュータが、前記ライブラリに記憶されている機器オブジェクトを選択可能にして、表示画面上での前記機器オブジェクトの表示レイアウトを入力可能にするステップと、
    前記コンピュータが、前記熱源機器が必要とする前記ストリームの入力量の最低値をパラメータとして、前記配分量演算式を生成するステップと、を備えるデータ処理方法。
  10. 前記コンピュータが、前記表示レイアウト中に前記配分量演算式の演算結果を表示するステップと、
    前記コンピュータが、前記演算結果の表示を更新するステップと、を更に有する請求項6〜9のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
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