JP5225588B2 - アンプル - Google Patents
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Description
また、一旦、前述のようにアンプルを開封すると、前記上端開口部を閉栓することができないため、内容物を一度で使い切らなければならず、充填する内容物の種類が限定されていた。
そこで近年では、以上のような問題を解決してアンプルの取り扱い性を向上させることに対する要望がある。
この発明によれば、前記弱化部が第2周壁部の開放端に設けられているので、前記取り出し孔の開口周縁部にバリを発生させることなく、弱化部を破断してアンプルを開封することが可能になるとともに、この弱化部を破断したときにたとえ破砕片が発生しても、この破砕片が取り出し孔から容器本体内に進入するのを防ぐことができる。
しかも、装着キャップの第1周壁部の基端と、蓋キャップの第2周壁部の開放端と、がヒンジ部を介して連結されているので、アンプル容器を開封した後であっても、蓋キャップを開封時とは逆方向にヒンジ部回りに回動することにより、再度、この取り出し孔を閉栓することが可能になる。
ここで、このアンプルは、まず容器本体を把持した状態で操作柱部をヒンジ部に向けて押し倒すように押圧して前記弱化部を破断し、その後さらに継続して操作柱部を押圧したときに、この操作柱部とともに蓋キャップの全体がヒンジ部回りに回動することにより、蓋キャップが取り出し孔から離れこの取り出し孔が開口することによって開封できるようになっている。したがって、従来と同様の操作でアンプルを開封することができる。
この場合、第1天板部の表面に取り出し筒部が立設されているので、弱化部を破断したときに破砕片が発生しても、この破砕片が容器本体内に進入するのをより一層確実に防ぐことができる。
また、取り出し筒部と嵌合筒部とが着脱可能に嵌合しているので、一旦アンプルを開封した後、再度取り出し孔を閉栓したときに、蓋キャップを装着キャップに対して安定させることができる。
容器本体11は、胴部13と、この胴部13の上端から上方に向かうに従い漸次縮径された肩部14と、を備え、前記口部12は肩部14の上端から上方に向けて延在している。なお、胴部13、肩部14および口部12はそれぞれ、横断面視円環状に形成されるとともに、共通軸上に位置させられた状態で、例えば合成樹脂若しくはガラス等により一体に形成されている。以下、前記共通軸を中心軸線Oという。
本実施形態では、第1天板部22の裏面に容器本体11の口部12に嵌合する第1嵌合筒部25が垂設されるとともに、この第1天板部22の表面において第1嵌合筒部25と同軸に取り出し筒部26が立設されて、これらの第1嵌合筒部25および取り出し筒部26の各内部が取り出し孔24を介して連通している。また、装着キャップ21を容器本体11の口部12に装着した状態で、第1天板部22の裏面と口部12の上端開口縁とが密接するようになっている。さらに、第1嵌合筒部25、取り出し筒部26および取り出し孔24はそれぞれ、前記中心軸線O上に配置されている。
これにより、容器本体11に内容物を充填するに際し、口部12に装着キャップ21を装着するとともに、舌板43を弱化部42回りに上方に回動した状態で、蓋キャップ31をヒンジ部41回りに回動し、第2嵌合筒部34を取り出し筒部26から外して取り出し孔24を開口し、その後、内容物を取り出し筒部26から取り出し孔24を通して容器本体11に充填できるようになっている。
すなわち、内容物を充填する方法として、容器本体11に内容物を充填した後に、装着キャップ21を容器本体11に装着する方法のみならず、前述のように容器本体11に装着キャップ21を装着した状態でも内容物を充填できるようになっている。
そして、例えば内容物の一部を使った後は、蓋キャップ31を開封時とは逆方向にヒンジ部41回りに回動して、蓋キャップ31の第2嵌合筒部34を装着キャップ21の取り出し筒部26の上端開口部に嵌合することにより、容器本体11の内容物を再度密封することができる。
さらに、取り出し筒部26に第2嵌合筒部34が着脱可能に嵌合しているので、一旦アンプル10を開封した後、再度取り出し孔24を閉栓したときに、蓋キャップ31を装着キャップ21に対して安定させることができる。
特に、本実施形態では、取り出し筒部26と第2嵌合筒部34とがアンダーカット嵌合しているので、蓋キャップ31を装着キャップ21に対して確実に安定させることができる。
例えば、前記実施形態では、弱化部42として、第2周壁部33および舌板43それぞれの厚さよりも薄く形成した構成を示したが、これに代えて、第2周壁部33の開放端33aと舌板43との連結部分に微小貫通孔を周方向に互いに間隔をあけて複数形成した構成、若しくは前記連結部分に周方向に延びる長穴を一つ形成した構成を採用してもよい。
また、容器本体11の内容物は、例えば図示されないストローを取り出し筒部26から容器本体11の内部に差し込み、このストローを通して吸引して外部に取り出すようにしてもよいし、あるいは取り出し筒部26から直接、内容物を取り出して使用してもよい。
さらに、容器本体11に充填される内容物は、液体に限らず、例えば固体や流動体等であってもよい。
さらに、舌板43を、上方への移動を規制した状態で第1周壁部23の外周面に取り付ける手段として、前記係合部44、45を採用したが、これに限らず種々の手段を採用してもよい。例えば、第1周壁部23の外周面に径方向内方に向けて凹む凹部を形成し、舌板43に前記凹部に係合可能な突部を形成してもよい。
さらに、前記実施形態では、取り出し筒部26の上端開口部の内面に、第2嵌合筒部34が着脱可能に嵌合された構成を示したが、これとは逆に、第2嵌合筒部34の内面に取り出し筒部26が着脱可能に嵌合された構成を採用してもよい。
11 容器本体
12 口部
21 装着キャップ
22 第1天板部
23 第1周壁部
24 取り出し孔
25 第1嵌合筒部
26 取り出し筒部
31 蓋キャップ
32 第2天板部
33 第2周壁部
33a 開放端
34 第2嵌合筒部(嵌合筒部)
35 操作柱部
41 ヒンジ部
42 弱化部
43 舌板
Claims (2)
- 内容物が充填される有底筒状の容器本体と、
内容物の取り出し孔が形成された第1天板部、およびこの第1天板部の外周縁に垂設された第1周壁部が備えられ、前記容器本体の口部に装着された装着キャップと、
表面に操作柱部が立設された第2天板部、およびこの第2天板部の外周縁に垂設された第2周壁部が備えられ、前記装着キャップに着脱可能に取り付けられて前記取り出し孔を開閉する蓋キャップと、が備えられ、
前記第1周壁部の基端と第2周壁部の開放端とがヒンジ部を介して連結され、
前記第2周壁部の開放端において前記ヒンジ部の配設位置を除いた少なくとも一部に、破断可能な弱化部を介して舌板が垂設されるとともに、この舌板が、前記第1周壁部の外周面においてこの舌板と対向する位置、およびこの舌板にそれぞれ形成された係合部が互いに係合することにより、少なくとも前記第1天板部側への移動が規制された状態で前記第1周壁部の外周面に取り付けられ、
前記弱化部は、前記操作柱部を前記ヒンジ部に向けて押し倒すように押圧することで破断されるように構成され、
前記第1周壁部の外周面に形成された係合部が、径方向外方に向けて突設された係合突部とされ、前記舌板に形成された係合部が、前記係合突起が係合する貫通孔となっている、または、前記第1周壁部の外周面に形成された係合部が、径方向内方に向けて凹む凹部とされ、前記舌板に形成された係合部が、前記凹部に係合可能な突部とされていることを特徴とするアンプル。 - 請求項1記載のアンプルであって、
前記第1天板部の表面において前記取り出し孔と同軸に取り出し筒部が立設され、この取り出し筒部と、前記第2天板部の裏面に垂設された嵌合筒部とが着脱可能に嵌合していることを特徴とするアンプル。
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JP2007016195A JP5225588B2 (ja) | 2007-01-26 | 2007-01-26 | アンプル |
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JP2007016195A JP5225588B2 (ja) | 2007-01-26 | 2007-01-26 | アンプル |
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JP5225588B2 true JP5225588B2 (ja) | 2013-07-03 |
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Family Applications (1)
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-
2007
- 2007-01-26 JP JP2007016195A patent/JP5225588B2/ja active Active
Also Published As
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