JP6326359B2 - ヒンジキャップ付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒンジキャップ付き容器に関する。
従来から、例えば下記特許文献1記載のヒンジキャップが知られている。ヒンジキャップは、容器本体の肩部へ向けて伸延する外周壁を有し、肩部から起立する口部に装着されるキャップ本体と、外周壁に連なる周壁を有し、キャップ本体にヒンジを介して開閉可能に連結される蓋体と、を備えている。キャップ本体の外周壁および蓋体の周壁の外側には、それらの間を架け渡して配置される連結片が設けられている。連結片の一端部には、蓋体と破断可能に一体に連結する弱化部が設けられている。連結片の他端部には、外周壁および容器本体の肩部との間で挟まれて、連結片をキャップ本体から抜け出し不能に保持する基端部が設けられている。
このヒンジキャップでは、弱化部の破断状態を確認することで、開封があったか否かを判断することができる。
特開2013−230848号公報
しかしながら、前記従来のヒンジキャップでは、開封の判断における視認性を確保しつつ、未開封状態での密封性を更に向上させることについて改良の要望がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、開封の判断における視認性を確保しつつ、未開封状態での密封性を更に向上させることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るヒンジキャップ付き容器は、内容物が収容される容器本体と、前記容器本体の口部に装着されたヒンジキャップと、を備え、前記ヒンジキャップは、前記口部に容器軸回りに回転自在に装着されるキャップ本体と、前記キャップ本体にヒンジ部を介して連結され、前記口部を開閉する蓋体と、を備え、前記ヒンジキャップには、前記ヒンジキャップを径方向に貫通する配置孔が形成され、前記配置孔には、前記蓋体に上弱化部を介して連結されるとともに前記キャップ本体に下弱化部を介して連結され、前記上弱化部および前記下弱化部が破断したときに、前記蓋体および前記キャップ本体のうちの少なくとも一方から分離される連結片が配置され、前記口部および前記連結片において互いに径方向に対向する各部分のうち、一方には、径方向に窪む窪み部と、前記窪み部の周方向の外側に位置する隆起部と、が設けられ、他方には、前記窪み部に配置され、前記ヒンジキャップの回転に伴って前記隆起部上を摺動する突起部が設けられ、前記口部には、前記口部を閉塞する中栓が、周方向の全周にわたって延びる封止弱化部を介して連結され、前記蓋体には、前記中栓が装着され、前記中栓を前記ヒンジキャップとともに回転させる栓装着部が設けられていることを特徴とする。
この場合、未開封状態では、中栓が容器本体の口部に周方向の全周にわたって封止弱化部を介して連結されていることで、口部を閉塞している。また連結片が、上弱化部および下弱化部を介して蓋体およびキャップ本体に各別に連結されていることで、蓋体のヒンジ部回りの回動が規制されている。
ヒンジキャップ付き容器を開封するときには、ヒンジキャップを容器本体の口部に対して回転させる。すると、ヒンジキャップに加えられた回転力が、栓装着部を介して中栓に伝達されて封止弱化部が破断される。またこのとき、ヒンジキャップの回転に伴って突起部が隆起部上を摺動することで、連結片が、隆起部および突起部により径方向の外側に押し込まれ、口部から径方向の外側に離間する。その後、連結片を例えば指などで把持してヒンジキャップから引き離し、上弱化部および下弱化部を破断すると、連結片が、蓋体およびキャップ本体のうちの少なくとも一方から分離され、連結片による蓋体の回動の規制が解除される。そこで、蓋体をヒンジ部回りに回動させると、中栓が、栓装着部を介して蓋体とともに容器本体の口部から離間し、口部が開放される。
このヒンジキャップでは、上弱化部および下弱化部の破断状態を確認することで、開封があったか否かを判断することができるので、開封の判断における視認性を確保することができる。
また未開封状態では、中栓が容器本体の口部に周方向の全周にわたって封止弱化部を介して連結されていることで、口部を閉塞しているので、未開封状態での密封性を更に向上させることができる。
さらに開封時に、単にヒンジキャップを口部に対して回転させることで、封止弱化部を破断することが可能である上、連結片を口部から径方向の外側に離間させて把持し易くすることができるので、開封操作性を向上させることができる。
前記連結片は、前記上弱化部および前記下弱化部が破断したときに、前記蓋体および前記キャップ本体の両方から分離されてもよい。
この場合、上弱化部および下弱化部が破断したときに、連結片が、蓋体およびキャップ本体の両方から分離されるので、上弱化部および下弱化部を破断するときに、連結片をヒンジキャップから分離して、配置孔を外部に露出させることが可能になり、開封の判断における視認性を顕著に向上させることができる。
なお配置孔が、ヒンジキャップにおいて容器軸を間に挟んでヒンジ部の反対側に位置する部分に配置されていた場合、連結片をヒンジキャップから分離することで、蓋体をヒンジ部回りに回動させるときに、蓋体を配置孔内から押し上げることが可能になり、操作性を向上させることができる。
前記容器本体は、下端開口部が径方向に挟み込まれて閉塞されるとともに上端開口部に前記口部が配設された胴部を備えるチューブ容器であってもよい。
この場合、容器本体がチューブ容器なので、このヒンジキャップ付き容器のように、中栓が口部に封止弱化部を介して連結された構成であっても、容器本体を精度良く円滑に形成することができる。
前記容器本体は、前記口部を形成するとともに前記中栓と一体に形成された口部材と、前記容器本体のうち、前記口部以外の部分を形成する基部材と、が組み合わされてなってもよい。
この場合、容器本体が、口部材と基部材とが組み合わされてなるので、中栓と一体に形成された口部材と、基部材と、を別個に成形した後、両部材を組み合わせることで、容器本体を精度良く円滑に形成することができる。また、口部材と基部材とを組み合わせる前に、口部材にヒンジキャップを装着させることも可能になり、組み立て順序の多様化を図ることもできる。
前記上弱化部は、前記連結片の上端部を前記蓋体に連結し、前記下弱化部は、前記連結片の下端部を前記キャップ本体に連結し、前記連結片における周方向の両端部のうちの少なくとも一方は、前記ヒンジキャップに非連結であってもよい。
この場合、上弱化部が連結片の上端部を蓋体に連結し、下弱化部が連結片の下端部をキャップ本体に連結し、連結片における周方向の両端部のうちの少なくとも一方が、ヒンジキャップに非連結である。したがって、ヒンジキャップの回転に伴って突起部が隆起部上を摺動するときに、連結片においてヒンジキャップに非連結とされた周方向の端部を、容器本体の口部から径方向の外側に円滑に離間させ、連結片をより把持し易くすることできる。これにより、操作性を一層向上させることができる。
前記隆起部において前記窪み部を形成する周方向の端面には、容器軸に直交する横断面視において、前記窪み部の底面から径方向に離間するに従い漸次、周方向の外側に向けて延びる傾斜面が設けられていてもよい。
この場合、隆起部に傾斜面が設けられているので、ヒンジキャップの回転に伴って突起部が隆起部上を摺動するときに、突起部にまず傾斜面上を摺動させることで、突起部を窪み部の底面から径方向に沿って徐々に離間させることができる。これにより、ヒンジキャップを容器本体の口部に対して円滑に回転させることができる。
前記連結片の下端部には、下方に向けて延び前記キャップ本体に固定された仲介部材が、前記下弱化部を介して連結されていてもよい。
この場合、連結片の下端部に仲介部材が連結されているので、蓋体をヒンジ部回りの後側に回動させてヒンジキャップを展開した状態で、ヒンジキャップを成形し、その後、蓋体をヒンジ部回りの前側に回動させて仲介部材をキャップ本体に固定させることで、ヒンジキャップを形成することができる。これにより、例えば、ヒンジキャップを精度良く円滑に形成すること等ができる。
本発明によれば、蓋体の回動の規制が意図せず解除されるのを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係るヒンジキャップ付き容器の側面図である。 図1に示すヒンジキャップ付き容器の縦断面図である。 図1に示すヒンジキャップ付き容器を構成する口部材の縦断面図である。 図2に示すA−A断面矢視図である。 図2に示すB−B断面矢視図である。 図2に示すC−C断面矢視図である。 図2に示すC−C断面矢視図に相当する図であって、ヒンジキャップを容器本体の口部に対して回転させた状態を示す図である。 図1に示すヒンジキャップ付き容器を構成するヒンジキャップの縦断面図であって、蓋体を展開した状態を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係るヒンジキャップ付き容器10を、図1から図8を参照して説明する。
図1および図2に示すように、ヒンジキャップ付き容器10は、内容物が収容される容器本体20と、容器本体20の口部21に装着されたヒンジキャップ40と、を備えている。本実施形態に係るヒンジキャップ付き容器10は、例えば、内部に収容された液状、ペースト状の内容物を吐出する吐出容器として好適に使用することが可能である。
ここで、容器本体20の口部21およびヒンジキャップ40は筒状に形成され、口部21およびヒンジキャップ40の各中心軸線は共通軸上に位置している。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿う方向を上下方向という。上下方向に沿ってヒンジキャップ40側(容器本体の口部側)を上側といい、容器本体20側(容器本体のシール部側)を下側という。ヒンジキャップ付き容器10を上下方向から見た平面視において、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向(容器軸回りに沿う方向)を周方向という。
容器本体20は、下端開口部(一端開口部)が径方向に挟み込まれて閉塞された筒状の胴部22を備えるチューブ容器となっている。胴部22の下端開口部には、この下端開口部が径方向に挟み込まれて閉塞されることで、図示しないシール部が設けられている。胴部22の上端開口部(他端開口部)には、口部21が配設されている。
図2に示すように、容器本体20は、互いに別体に形成された口部材23および基部材24が組み合わされてなる。口部材23は、容器本体20の口部21を形成し、基部材24は、容器本体20のうち、口部21以外の部分を形成している。基部材24は、前述した胴部22およびシール部と、口部材23が装着された装着筒部25と、を備えている。装着筒部25は、容器軸Oと同軸に配置された筒状に形成され、胴部22の上端開口部から上方に向けて突出している。
図2および図3に示すように、口部材23は、容器軸Oと同軸に配置された内筒部26および外筒部27と、内筒部26および外筒部27を連結する段部28と、を備えている。内筒部26の下部は、装着筒部25内に嵌合され、内筒部26の上部は、装着筒部25から上方に向けて突出している。外筒部27は、装着筒部25に径方向の外側から嵌合されている。段部28は、容器軸Oと同軸に配置された環状に形成され、内筒部26の上下方向の中央部と、外筒部27の上端部と、を連結している。
容器本体20の口部21には、口部21を閉塞する中栓30が封止弱化部31を介して連結されている。中栓30は、口部材23と一体に形成されている。中栓30は、容器軸Oと同軸に配置された有底筒状に形成され、口部材23の内筒部26内から上方に向けて突出している。中栓30の下部は、内筒部26内に配置され、中栓30の上部は、内筒部26から上方に向けて突出している。中栓30の下部の外周面は、上方から下方に向けて漸次拡径している。
封止弱化部31は、周方向の全周にわたって延びていて、中栓30の下部の外周面と内筒部26の上部の内周面とを、周方向の全周にわたって連続して連結している。図示の例では、封止弱化部31は、中栓30の下端縁の外周面と内筒部26の内周面とを連結している。封止弱化部31としては、例えば、薄肉部やミシン目など、周方向の全周にわたって連続に延びることで、内容物が実質的に透過しない構成を採用することができる。
中栓30の下端面には、上方に向けて窪む凹部32が形成されている。凹部32は、容器軸Oと同軸に配置され、上方に向かうに従い漸次縮径している。
図3および図4に示すように、中栓30の外周面には、縦リブ33(当接部)が設けられている。縦リブ33は、上下方向に延びる突起状に形成され、中栓30の外周面に周方向に同等の間隔をあけて複数設けられている。縦リブ33は、中栓30の外周面の上端から径方向の内側に向けて延長されており、縦リブ33の上端部は、中栓30の上端面上に配置されている。
図2に示すように、ヒンジキャップ40は、容器本体20の口部21に容器軸O回りに回転自在に装着され、口部21を上方に向けて露出させる筒状に形成されたキャップ本体41と、口部21を開閉する有頂筒状の蓋体42と、を備えている。
なお蓋体42は、ヒンジ部43を介してキャップ本体41に連結されており、蓋体42がキャップ本体41に対してヒンジ部43回りに回動することで、容器本体20の口部21が開閉される。以下、ヒンジキャップ付き容器10の平面視において、容器軸Oに直交しヒンジ部43を通過する仮想軸に沿う方向を前後方向という。前後方向に沿ってヒンジ部43側を後側といい、容器軸O側(反ヒンジ部側)を前側という。
キャップ本体41は、口部材23の外筒部27に容器軸O回りに回転自在に、かつ上下方向に離脱不能に外挿され、外筒部27を径方向の外側から覆っている。
蓋体42の周壁部は、キャップ本体41と同径に形成され、蓋体42の周壁部およびキャップ本体41は、ヒンジキャップ40の周壁部を形成している。図1に示すように、キャップ本体41の外周面と蓋体42の外周面とは、面一に形成されており、ヒンジキャップ40の外周面を形成している。
図2に示すように、蓋体42には、中栓30が装着される栓装着部44が設けられている。栓装着部44は、中栓30をヒンジキャップ40とともに回転させる。栓装着部44は、蓋体42の頂壁部から下方に向けて延びている。図2および図4に示すように、栓装着部44は、芯部45と、囲繞筒部46と、伝達部47と、を備えている。
芯部45は、容器軸Oと同軸に配置された棒状に形成され、中栓30の上端部を通して中栓30内に嵌合されている。芯部45は、中栓30内に、中栓30の上端部から上方に抜け出し不能に嵌合されている。
囲繞筒部46は、容器軸Oと同軸に配置され、芯部45および中栓30を径方向の外側から囲繞している。囲繞筒部46の下部は、容器本体20の口部21に、容器軸O回りに回転自在に嵌合されている。
伝達部47は、芯部45と囲繞筒部46との間に配置され、蓋体42の頂壁部から下方に向けて突出している。伝達部47は、周方向に同等の間隔をあけて複数配置されている。伝達部47は、中栓30の縦リブ33と同数設けられていて、周方向に隣り合う縦リブ33の間に、上方から差し込まれている。
伝達部47は、ヒンジキャップ40に加えられた回転力を中栓30に伝達する。伝達部47のうち、径方向の内側に位置する内側部分47aは、芯部45に連結され、径方向の外側に位置する外側部分47bは、囲繞筒部46に連結されている。伝達部47の内側部分47aは、外側部分47bよりも上下方向に小さい。伝達部47の内側部分47aは、中栓30の上端面の上方において、周方向に隣り合う縦リブ33の間に配置されている。伝達部47の外側部分47bは、中栓30の外周面の側方(径方向の外側)において、周方向に隣り合う縦リブ33の間に配置されている。
図1、図2および図4に示すように、ヒンジキャップ40には、ヒンジキャップ40を径方向に貫通する配置孔48が形成されている。配置孔48は、ヒンジキャップ40の周壁部の一部を周方向に切り欠いたものであり、本実施形態では、ヒンジキャップ40において、容器軸Oを間に挟んでヒンジ部43の反対側に位置する前側部分に配置されている。配置孔48は、ヒンジキャップ付き容器10を前側から見た正面視において、一対の辺が上下方向に延びるとともに残りの一対の片が周方向に延びる矩形状に形成されている。
配置孔48は、キャップ本体41および蓋体42の両方に跨って形成されていて、口部材23の外筒部27および栓装着部44の囲繞筒部46を外部に露出可能とされている。配置孔48の上端は、蓋体42の頂壁部の下面に到達し、配置孔48の下端は、キャップ本体41の上下方向の中央部に到達している。図2および図5に示すように、配置孔48の下端には、キャップ本体41の内周面に形成された収容溝49が開口している。収容溝49は、配置孔48の周方向の内側に配置され、上下両側に開口している。
図1、図2および図4に示すように、配置孔48には連結片50が配置されている。連結片50は、容器軸Oに直交する横断面視において、径方向の外側に向けて凸となる曲面状に形成され、周方向に沿って湾曲しながら延びる板状に形成されている。連結片50における周方向の両端部は、周方向の外側に向かうに従い径方向に小さく(薄く)なっている。連結片50は、配置孔48内に限定して配置されており、配置孔48から上下方向、径方向および周方向のいずれの方向にもはみ出していない。連結片50は、ヒンジキャップ付き容器10の正面視において、配置孔48と相似形状をなしている。
連結片50は、蓋体42に上弱化部51を介して連結されるとともにキャップ本体41に下弱化部52を介して連結され、上弱化部51および下弱化部52が破断したときに、蓋体42およびキャップ本体41のうちの少なくとも一方から分離される。本実施形態では、連結片50は、上弱化部51のみを介して蓋体42に連結されるとともに下弱化部52および後述する仲介部材56のみを介してキャップ本体41に連結されており、上弱化部51および下弱化部52が破断したときに、蓋体42およびキャップ本体41の両方から分離される。
上弱化部51は、連結片50の上端部を蓋体42に直接固定し、下弱化部52は、連結片50の下端部を、後述する仲介部材56を介してキャップ本体41に間接的に固定している。上弱化部51および下弱化部52はそれぞれ、連結片50における周方向の中央部に限定して配置されている。なお、連結片50の上端部は、上方に向かうに従い径方向に小さく(薄く)なり、連結片50の下端部は、下方に向かうに従い径方向に小さくなっている。
連結片50における周方向の両端部は、ヒンジキャップ40に非連結とされていて、連結片50における周方向の両端部と、配置孔48の内周面と、の間には、連結片50の上下方向の全長にわたって延びる隙間部53が設けられている。図4に示すように、隙間部53は、径方向の内側から外側に向かうに従い漸次、周方向に小さくなっている。隙間部53における径方向の外側の開口53aは、径方向の外側から指が進入不能な程度の大きさとされており、未開封状態で、指のみを用いて連結片50を把持することは実質的に不可能となっている。
図2および図5に示すように、連結片50の下端部には、下方に向けて延びキャップ本体41に固定された仲介部材56が、下弱化部52を介して連結されている。仲介部材56は、キャップ本体41の収容溝49内に収容されている。収容溝49と仲介部材56との間には、仲介部材56が収容溝49から上方に抜け出ることを規制する抜け止め部57が設けられている。抜け止め部57は、収容溝49および仲介部材56に各別に設けられ、これらの両抜け止め部57が径方向に凹凸嵌合することにより、仲介部材56の収容溝49からの離脱が規制されている。
図2および図6に示すように、容器本体20の口部21および連結片50において互いに径方向に対向する各部分のうち、一方には、径方向に窪む窪み部58と、窪み部58の周方向の外側に位置する隆起部59と、が設けられ、他方には、窪み部58に配置された突起部60が設けられている。本実施形態では、容器本体20の口部21のうち、外筒部27の外周面が、連結片50において径方向の内側を向く内面に対向しており、外筒部27の外周面に窪み部58が形成され、連結片50の内面に突起部60が形成されている。
窪み部58は、外筒部27の外周面において周方向に沿った一部分、図示の例では、前側に位置する前側部分に限定して溝状に形成されている。窪み部58は、径方向の外側および上方に向けて開口している。窪み部58は、径方向の内側から外側に向かうに従い周方向に大きくなっている。窪み部58の底面は、容器軸Oに直交する横断面視において、径方向の外側に向けて凸となる凸曲面状に形成されている。
隆起部59は、窪み部58の底面に対して径方向に隆起している。隆起部59は、外筒部27の外周面において、窪み部58に対して周方向の外側に位置する両部分により形成されている。隆起部59において窪み部58を形成する周方向の端面には、傾斜面59aが設けられている。傾斜面59aは、容器軸Oに直交する横断面視において、窪み部58の底面から径方向の外側に離間するに従い漸次、周方向の外側に向けて延びている。
突起部60は、ヒンジキャップ40の回転に伴って隆起部59上を摺動する。突起部60は、連結片50における周方向の中央部に配置され、窪み部58よりも周方向に小さい。突起部60は、容器軸Oに直交する横断面視において、径方向に向けて凸となる三角形状に形成されていて、突起部60の突端部は、径方向に向けて凸となる凸曲面状に形成されている。突起部60は、連結片50に上下方向の全長にわたって設けられている。
次に、ヒンジキャップ付き容器10の作用について説明する。
図2に示すように、未開封状態では、中栓30が容器本体20の口部21に周方向の全周にわたって封止弱化部31を介して連結されていることで、口部21を閉塞している。また連結片50が、上弱化部51および下弱化部52を介して蓋体42およびキャップ本体41に各別に連結されていることで、蓋体42のヒンジ部43回りの回動が規制されている。
ヒンジキャップ付き容器10を開封するときには、ヒンジキャップ40を容器本体20の口部21に対して回転させる。すると、ヒンジキャップ40に加えられた回転力が、栓装着部44の伝達部47および中栓30の縦リブ33を介して中栓30に伝達されて封止弱化部31が破断される。なお本実施形態では、伝達部47が内側部分47aおよび外側部分47bの両方を備えることにより、伝達部47の周方向への意図しない変形が、芯部45および囲繞筒部46の双方により規制されている。その結果、ヒンジキャップ40の回転力が伝達部47から縦リブ33に伝達されるときに、伝達部47が縦リブ33を周方向に乗り越えるように変形するのを規制することが可能になり、回転力を円滑に伝達して封止弱化部31をスムーズに破断することができる。
またこのとき、図7に示すように、ヒンジキャップ40の回転に伴って突起部60が隆起部59上を摺動することで、連結片50が、隆起部59および突起部60により径方向の外側に押し込まれ、連結片50の周方向の端部が、口部21から径方向の外側に離間する。図示の例では、連結片50の周方向の両端部のうち、ヒンジキャップ40の回転方向の前側に位置する端部が、回転方向の後側に位置する端部よりも口部21から径方向の外側に大きく離間して、ヒンジキャップ40の外周面よりも径方向の外側に移動する。
その後、連結片50の周方向の端部を例えば指などで把持してヒンジキャップ40から引き離し、上弱化部51および下弱化部52を破断すると、連結片50が、蓋体42およびキャップ本体41の両方から分離され、連結片50による蓋体42の回動の規制が解除される。そこで、蓋体42をヒンジ部43回りに回動させると、中栓30が、栓装着部44を介して蓋体42とともに容器本体20の口部21から離間し、口部21が開放される。なおこのとき、例えば指などを配置孔48内に差し込んで蓋体42の頂壁部を押し上げることで、蓋体42を回動させることが可能である。
以上説明したように、本実施形態に係るヒンジキャップ付き容器10によれば、上弱化部51および下弱化部52の破断状態を確認することで、開封があったか否かを判断することができるので、開封の判断における視認性を確保することができる。
また未開封状態では、中栓30が容器本体20の口部21に周方向の全周にわたって封止弱化部31を介して連結されていることで、口部21を閉塞しているので、未開封状態での密封性を更に向上させることができる。
さらに開封時に、単にヒンジキャップ40を口部21に対して回転させることで、封止弱化部31を破断することが可能である上、連結片50を口部21から径方向の外側に離間させて把持し易くすることができるので、開封操作性を向上させることができる。
また、上弱化部51および下弱化部52が破断したときに、連結片50が、蓋体42およびキャップ本体41のうちの両方から分離されるので、上弱化部51および下弱化部52を破断するときに、連結片50をヒンジキャップ40から分離して、配置孔48を外部に露出させることが可能になり、開封の判断における視認性を顕著に向上させることができる。
なお本実施形態のように、配置孔48が、ヒンジキャップ40の前側部分に配置されている場合には、連結片50をヒンジキャップ40から分離することで、蓋体42をヒンジ部43回りに回動させるときに、蓋体42を配置孔48内から押し上げることが可能になり、操作性を向上させることができる。
また、隆起部59に傾斜面59aが設けられているので、ヒンジキャップ40の回転に伴って突起部60が隆起部59上を摺動するときに、突起部60にまず傾斜面59a上を摺動させることで、突起部60を窪み部58の底面から径方向に沿って徐々に離間させることができる。これにより、ヒンジキャップ40を容器本体20の口部21に対して円滑に回転させることができる。
また、上弱化部51が連結片50の上端部を蓋体42に連結し、下弱化部52が連結片50の下端部をキャップ本体41に連結し、連結片50における周方向の両端部が、ヒンジキャップ40に非連結である。したがって、ヒンジキャップ40の回転に伴って突起部60が隆起部59上を摺動するときに、連結片50においてヒンジキャップ40に非連結とされた周方向の端部を、容器本体20の口部21から径方向の外側に円滑に離間させ、連結片50をより把持し易くすることできる。これにより、操作性を一層向上させることができる。
また、容器本体20がチューブ容器なので、このヒンジキャップ付き容器10のように、中栓30が口部21に封止弱化部31を介して連結された構成であっても、容器本体20を精度良く円滑に形成することができる。
さらに容器本体20が、口部材23と基部材24とが組み合わされてなるので、中栓30と一体に形成された口部材23と、基部材24と、を別個に成形した後、両部材を組み合わせることで、容器本体20を精度良く円滑に形成することができる。また、口部材23と基部材24とを組み合わせる前に、口部材23にヒンジキャップ40を装着させることも可能になり、組み立て順序の多様化を図ることもできる。
また、連結片50の下端部に仲介部材56が連結されているので、図8に示すように、蓋体42をヒンジ部43回りの後側に回動させてヒンジキャップ40を展開した状態で、ヒンジキャップ40を成形し、その後、蓋体42をヒンジ部43回りの前側に回動させて仲介部材56をキャップ本体41に固定させることで、ヒンジキャップ40を形成することができる。これにより、例えば、ヒンジキャップ40を精度良く円滑に形成すること等ができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、連結片50の下端部が、仲介部材56を介してキャップ本体41に固定されているが、キャップ本体41に直接、固定されていてもよい。本発明は、連結片50は、蓋体42に上弱化部51を介して直接または間接的に連結されるとともにキャップ本体41に下弱化部52を介して直接または間接的に連結された他の構成に適宜変更することが可能である。
前記実施形態では、連結片50は、上弱化部51および下弱化部52が破断したときに、蓋体42およびキャップ本体41の両方から分離されるが、蓋体42およびキャップ本体41のうちの少なくとも一方から分離される他の構成に適宜変更することが可能である。例えば、連結片50における周方向の両端部のうち、一方の端部を、ヒンジキャップ40に非連結とした上で、他方の端部を、蓋体42のみにヒンジを介して連結してもよい。このように、連結片50における周方向の両端部のうちの少なくとも一方が、ヒンジキャップ40に非連結である他の構成を採用することが可能である。
容器本体20として、前記実施形態で採用した異なる構成のチューブ容器を採用することも可能であり、例えば、容器本体20の口部21と肩部とを連結体として一体に形成する一方、この連結体と容器本体20の胴部22とを別部材により形成し、連結体を胴部22に固着させたチューブ容器を採用することも可能である。この場合、容器本体20の部品点数の増加を抑えつつ、本発明の作用効果を奏功させることができる。
前記実施形態では、容器本体20としてチューブ容器を採用したが、有底筒状のボトルのような構成を採用することも可能である。この場合であっても、前記実施形態のように、口部材23と基部材24とを別体に形成することで、容器本体20を精度良く円滑に形成することができる。
前記実施形態では、窪み部58および隆起部59が容器本体20の口部21に形成され、突起部60が連結片50に形成されているが、窪み部58および隆起部59が連結片50に形成され、突起部60が口部21に形成された構成を採用することも可能である。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 容器
20 容器本体
21 口部
23 口部材
24 基部材
30 中栓
31 封止弱化部
40 ヒンジキャップ
41 キャップ本体
42 蓋体
43 ヒンジ部
44 栓装着部
48 配置孔
50 連結片
51 上弱化部
52 下弱化部
56 仲介部材
58 窪み部
59 隆起部
59a 傾斜面
60 突起部
O 容器軸

Claims (7)

  1. 内容物が収容される容器本体と、
    前記容器本体の口部に装着されたヒンジキャップと、を備え、
    前記ヒンジキャップは、前記口部に容器軸回りに回転自在に装着されるキャップ本体と、前記キャップ本体にヒンジ部を介して連結され、前記口部を開閉する蓋体と、を備え、
    前記ヒンジキャップには、前記ヒンジキャップを径方向に貫通する配置孔が形成され、
    前記配置孔には、前記蓋体に上弱化部を介して連結されるとともに前記キャップ本体に下弱化部を介して連結され、前記上弱化部および前記下弱化部が破断したときに、前記蓋体および前記キャップ本体のうちの少なくとも一方から分離される連結片が配置され、
    前記口部および前記連結片において互いに径方向に対向する各部分のうち、一方には、径方向に窪む窪み部と、前記窪み部の周方向の外側に位置する隆起部と、が設けられ、他方には、前記窪み部に配置され、前記ヒンジキャップの回転に伴って前記隆起部上を摺動する突起部が設けられ、
    前記口部には、前記口部を閉塞する中栓が、周方向の全周にわたって延びる封止弱化部を介して連結され、
    前記蓋体には、前記中栓が装着され、前記中栓を前記ヒンジキャップとともに回転させる栓装着部が設けられていることを特徴とするヒンジキャップ付き容器。
  2. 前記連結片は、前記上弱化部および前記下弱化部が破断したときに、前記蓋体および前記キャップ本体の両方から分離されることを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ付き容器。
  3. 前記容器本体は、下端開口部が径方向に挟み込まれて閉塞されるとともに上端開口部に前記口部が配設された胴部を備えるチューブ容器であることを特徴とする請求項1または2に記載のヒンジキャップ付き容器。
  4. 前記容器本体は、前記口部を形成するとともに前記中栓と一体に形成された口部材と、前記容器本体のうち、前記口部以外の部分を形成する基部材と、が組み合わされてなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のヒンジキャップ付き容器。
  5. 前記上弱化部は、前記連結片の上端部を前記蓋体に連結し、
    前記下弱化部は、前記連結片の下端部を前記キャップ本体に連結し、
    前記連結片における周方向の両端部のうちの少なくとも一方は、前記ヒンジキャップに非連結であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のヒンジキャップ付き容器。
  6. 前記隆起部において前記窪み部を形成する周方向の端面には、容器軸に直交する横断面視において、前記窪み部の底面から径方向に離間するに従い漸次、周方向の外側に向けて延びる傾斜面が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のヒンジキャップ付き容器。
  7. 前記連結片の下端部には、下方に向けて延び前記キャップ本体に固定された仲介部材が、前記下弱化部を介して連結されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のヒンジキャップ付き容器。
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