JP5225141B2 - ディスプレイ支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ディスプレイ装置を姿勢変更可能に支持するディスプレイ支持装置の技術に関する。
従来、テレビジョンやパーソナルコンピュータ等のディスプレイ装置を姿勢変更可能に支持する装置は公知となっている。そして、このようなディスプレイ装置を支持する装置において、ディスプレイ装置の画像表示面の角度を変更可能とする技術は、例えば特許文献1により開示されている。
特許文献1に記載のディスプレイ支持装置(テレビスタンド)は、ディスプレイ装置(テレビ)を下部で支持するものであり、床や机等に載置されるベース部材(台部)と、このベース部材に取り付けられる柱部材(ベースブラケット)と、この柱部材に対して傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に傾動可能に取り付けられるとともに、前記ディスプレイ支持装置が取り付けられる傾動プレートと、前記柱部材に対する前記傾動プレートのチルト角度を調節するチルトアジャスト機構とから構成されている。
このディスプレイ支持装置の技術においては、ディスプレイ装置の画像表示面の角度を手動により変更し、ディスプレイ装置を任意の傾動位置に停止させておくことができる。
特開2008−136160号公報
しかし、前記ディスプレイ装置の画像表示面の角度を変更した場合、姿勢を変更する前後でディスプレイ装置の重心が大きくずれてしまうという問題があった。例えば、ベース部材の前後方向を定めた場合、前記ディスプレイ装置の画像表示面の上部をベース部材の後方向へ、下部をベース部材の前方向へ傾動させると、ディスプレイ装置の重心はベース部材の後方向へずれることとなる。そのため、ベース部材を後方向へ延設することによりディスプレイ装置の転倒を防止することが必要であった。
ところが、近年のディスプレイ装置の薄型化に伴って、ディスプレイ支持装置もまた、薄型のディスプレイ装置の有する省スペース性を損なわないコンパクトなものであることが望まれている。
そこで、本発明は係る課題に鑑み、ディスプレイ装置の角度を変更可能に支持する装置であって、コンパクトに設計することが可能なディスプレイ支持装置を提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、ディスプレイ装置を支持するためのディスプレイ支持装置であって、ベース部材と、ベース部材の前後方向中央部より後方に固定される柱部材と、前記柱部材に対して固定される回動軸と、前記回動軸に軸支されるとともに前記ディスプレイ装置に固定されるディスプレイ固定部材と、前記回動軸の上端部に対して相対回動不能に固定され、後方向の半径が前方向の半径よりも長い板カムと、を具備し、前記ディスプレイ固定部材は、回動軸に対して回動可能に軸支される支持部材と、前記板カムよりも上方となる位置において前記支持部材に対してディスプレイ装置の傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に回動可能に軸支されるとともに前記ディスプレイ装置に固定される回動部材と、を具備し、前記回動部材における前記支持部材に対する回動中心よりも下方の部分が前記板カムの外周面に当接するものである。
請求項2においては、前記支持部材は、前記回動軸に対して水平方向に回動自在に軸支される下面部と、前記下面部の前後方向のどちらか一端から立設される第一主面部と、前記第一主面部の両側端から延設される第一側面部と、から構成され、前記回動部材は、ディスプレイ装置に固定される第二主面部と、前記第二主面部の両側端から延設される第二側面部と、から構成され、前記第一側面部と前記第二側面部とをディスプレイ装置の傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に相対回動可能に連結し、前記第二主面部の下半部が前記板カムの外周面に当接するものである。
請求項3においては、前記回動部材の回動中心よりも下方の部分が前記板カムへ当接する方向に回動するように付勢する付勢部材を具備するものである。
請求項4においては、ディスプレイ装置を支持するためのディスプレイ支持装置であって、ベース部材と、ベース部材の前後方向中央部より後方に固定される柱部材と、前記柱部材に対して固定される回動軸と、前記回動軸に軸支されるとともに前記ディスプレイ装置に固定されるディスプレイ固定部材と、前記回動軸の上端部に相対回動不能に固定され、後方向の半径が前方向の半径よりも長い板カムと、を具備し、前記ディスプレイ固定部材は、回動軸に対して回動可能に軸支される支持部材と、前記板カムよりも上方となる位置において前記支持部材に対してディスプレイ装置の傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に回動可能に軸支されるとともに前記ディスプレイ装置に固定される回動部材と、を具備し、前記板カムの上面には前記板カムの外周面からの距離を一定に保持しつつ前記板カムの外周面に沿って伸びたリング状の係合溝が形成され、前記回動部材には前記係合溝に係合する係合突起が形成されるものである。
請求項5においては、前記支持部材は、前記回動軸に対して水平方向に回動自在に軸支される下面部と、下面部の後端から立設される第一主面部と、前記主面部の両側端から延設される第一側面部と、から構成され、前記回動部材は、ディスプレイ装置に固定される第二主面部と、主面部との両側端から延設される第二側面部と、から構成され、前記第一側面部と前記第二側面部とをディスプレイ装置の傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に相対回動可能に連結し、前記係合突起は前記第二主面部の下半部に形成されるものである。
請求項6においては、ディスプレイ装置を支持するためのディスプレイ支持装置であって、ベース部材と、ベース部材の前後方向中央部より後方に固定される柱部材と、前記柱部材に対して固定される回動軸と、前記回動軸に軸支されるとともに前記ディスプレイ装置に固定されるディスプレイ固定部材と、前記回動軸の上端部に相対回動不能に固定され、後方向の半径が前方向の半径よりも長い板カムと、を具備し、前記ディスプレイ固定部材は、回動軸に対して回動可能に軸支される支持部材と、前記板カムよりも上方となる位置において前記支持部材に対してディスプレイ装置の傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に回動可能に軸支されるとともに前記ディスプレイ装置に固定される回動部材と、を具備し、前記板カムの外周面には当該外周面の長手方向に伸びるとともに開口部よりも奥部が広がった断面形状を有する側面溝が形成され、前記回動部材には前記側面溝の奥部に脱落不能に嵌合する嵌合部を有する嵌合突起が形成されるものである。
請求項7においては、前記支持部材は、前記回動軸に対して水平方向に回動自在に軸支される下面部と、下面部の後端から立設された第一主面部と、前記主面部の両側端から延設された第一側面部と、から構成され、前記回動部材は、ディスプレイ装置に固定される第二主面部と、主面部との両側端から延設された第二側面部と、から構成され、前記第一側面部と前記第二側面部とをディスプレイ装置の傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に相対回動可能に連結し、前記嵌合突起は前記第二主面部の下半部に形成されるものである。
請求項8においては、前記ディスプレイ支持装置は、前記ディスプレイ固定部材の水平方向の回動を所定角度許容してそれ以上の回動を規制する回動規制機構を具備し、前記回動規制機構は、回動の規制又は解除を切り替え可能であるものである。
請求項9においては、前記回動規制機構は前記支持部材に形成され、前記支持部材が前記回動軸に軸支されたときに互いに当該回動軸を中心として180度位相がずれた一対の略円弧状の回動規制孔と、前記柱部材に上下方向に摺動可能に支持される回動規制突起と、から構成され、前記回動規制突起が上下方向に摺動することにより、前記回動規制突起が前記一対の回動規制孔のいずれかに貫装された状態および前記回動規制突起が前記一対の回動規制孔のいずれにも貫装されない状態のいずれかに切り替えるものである。
本発明は、ディスプレイ装置のチルト角度をその下端側が突き出す方向へ変更させた場合においてもディスプレイが転倒することを防止できるとともに、ベース部材の後方の長さを短く構成し、コンパクトに設計することができる、という効果を奏する。
本発明に係るディスプレイ支持装置の第一実施形態の全体的な構成を示す正面図。 同じく背面図。 同じく側面図。 柱部材及びディスプレイ固定部材のA−A´線断面側面図。 柱部材及びディスプレイ固定部材の平面図。 柱部材及びディスプレイ固定部材のB−B´線断面斜視図。 (a)前方に第二主面部がある場合のディスプレイ固定部材のA−A´線断面図(b)前方に第一主面部がある場合のディスプレイ固定部材のA−A´線断面図。 (a)前方に第二主面部がある場合のディスプレイ支持装置及びディスプレイ支持装置を示す側面図(b)前方に第一主面部がある場合のディスプレイ支持装置及びディスプレイ支持装置を示す側面図。 (a)前方に第二主面部がある場合の本発明に係るディスプレイ支持装置の第二実施形態におけるディスプレイ固定部材のA−A´線断面図(b)前方に第一主面部がある場合の本発明に係るディスプレイ支持装置の第二実施形態におけるディスプレイ固定部材のA−A´線断面図。 (a)前方に第二主面部がある場合の本発明に係るディスプレイ支持装置の第三実施形態におけるディスプレイ固定部材のA−A´線断面図(b)前方に第一主面部がある場合の本発明に係るディスプレイ支持装置の第三実施形態におけるディスプレイ固定部材のA−A´線断面図。
<第一実施形態>
以下では、本発明に係るディスプレイ支持装置の第一実施形態であるディスプレイ支持装置1の全体構成について図1から図4を用いて説明する。
なお、本実施形態においては図1の紙面手前方向を前方向、紙面奥方向を後方向と定義し、紙面上方を上方向、紙面下方を下方向と定義する。
ディスプレイ支持装置1は、図1から図4に示すように、ベース部材11と、ベース部材11の前後方向中央部より後方に固定される柱部材12と、柱部材12に対して固定される回動軸13と、回動軸13に軸支されるとともにディスプレイ装置2に固定されるディスプレイ固定部材14と、板カム15(図4参照)と、付勢部材61(図4参照)と、を具備する。
ベース部材11は、例えば板状の部材であり、ディスプレイ支持装置1の転倒を防止するための部材である。なお、ベース部材11は、本実施例では板状に構成されているが、これに限定されるものではなく、例えば、平面視X字状やY字状に構成することもできる。
柱部材12は、中空の四角柱状部材であり、図3に示すようにベース部材11の前後方向中央部より後方に固定されている。柱部材12の下端には、ベース部材11と連結するためのフランジ12a・12a・12a・12aが前後方向及び両側方に設けられている。
それぞれのフランジ12aとベース部材11とをネジ等の連結部材で連結することにより、柱部材12はベース部材11に固定される。
また、図4の側面断面図に示すように、柱部材12の上端部は回動軸固定面12bが設けられており、回動軸固定面12bの下部にはその中心に回動軸13を固定するためのネジ孔が設けられている。また、回動軸固定面12bの上部は回動軸13の直径より大きい径の孔が設けられている。
なお、柱部材12は、本実施例では中空の四角柱状部材で構成されているが、これに限定されるものでなく、例えば、円筒状部材で構成したり、中空の多角柱状部材で構成したりすることもできる。
本実施形態の回動軸13は図4に示すように、外周面にネジが形成された胴体部13aおよび胴体部13aの一端部に設けられる頭部13bを有するボルトからなる。
回動軸13には後で詳述する板カム15が螺装される。板カム15は回動軸13の頭部13bに当接する位置までネジ込まれる形で螺装され、回動軸13の上端部に対して相対回動不能に固定される。
板カム15が螺装された回動軸13はディスプレイ固定部材14に形成された孔(厳密には、後述する下面部41に形成された孔)に上方から貫装され、次いで回動軸固定面12bの下部に形成されたネジ孔に上方から螺装される。
従って、ディスプレイ固定部材14は、回動軸13に回動可能に軸支される。
また、当該ネジ孔に螺装された回動軸13の下端部は回動軸固定面12bの下方に突出し、当該突出した部分にはナット21が螺装され、強く締めつけられる。その結果、回動軸13は柱部材12に対して相対回動不能に固定される。
本実施形態では、柱部材12に対して相対回動不能に固定された回動軸13の軸線方向は上下方向に対して平行であるため、ディスプレイ固定部材14は回動軸13を中心として柱部材12に対して水平面に沿って回動可能である。
なお、回動軸13は、本実施例においては柱部材12及びディスプレイ固定部材14と別体で設けたが、これに限定することはなく、例えば、柱部材12の上端に回動軸13を形成することも可能であるし、ディスプレイ固定部材14の下面に回動軸13を形成することも可能である。
ディスプレイ固定部材14は、回動軸13に対して回動可能に軸支される支持部材31と、板カム15よりも上方となる位置において支持部材31に対してディスプレイ装置2の傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に回動可能に軸支されるとともにディスプレイ装置2に固定される回動部材32と、を具備する。また、回動部材32にはディスプレイ取付部材33が設けられている。
次に、ディスプレイ固定部材14の構成について図4から図6を用いて説明する。
支持部材31は、回動軸13に対して水平方向に回動自在に軸支される下面部41と、下面部41の前後方向のどちらか一端から立設される第一主面部42と、第一主面部42の両側端から延設した第一側面部43・43と、から構成される。
下面部41は、柱部材12の回動軸固定面12bの上面と接しており、回動軸13を貫設するための孔が設けられている。
第一主面部42は、回動軸13を中心にしてディスプレイ装置2と水平方向に対向する位置に設けられる部分であり、下面部41の回動軸13を中心にしてディスプレイ装置2と水平方向に対向する方の端部に立設されている。
第一側面部43・43は、下面部41の両側端より、下面部41及び第一主面部42と直交する方向に設けられた二つの部分である。このように構成することにより、支持部材31は、第一主面部42、両第一側面部43・43、及び下面部41によって四面が囲まれ二面(上方及び第一主面部と対向する面)が開放された直方体の一部分状に構成されている。ここで、該直方体に囲まれた空間を支持部材31の内部とする。
各第一側面部43・43には、回動部材32を軸支するための傾動シャフト44・44が固定されている。傾動シャフト44・44は二本設けられており、各第一側面部43・43に設けた孔より支持部材31の外側へ向けて貫設されている。そして、支持部材31の内部かつ回動軸13の上方となる部分は後述する付勢部材61を設けるための空間を成す。
なお、傾動シャフト44・44は本実施例では、支持部材31と別体に設けたが、これに限定するものではなく、例えば、第一側面部43と一体的に形成する構成とすることもできる。
回動部材32は、ディスプレイ装置2に固定される第二主面部51と、第二主面部51の両側端から延設した第二側面部52・52と、から構成される。
第二主面部51は、回動軸13を中心にして第一主面部42と水平方向に対向する位置に設けられる部分であり、言い換えれば、ディスプレイ装置2と同じ側に設けられた部分である。第二主面部51の回動軸13側と反対側の面にはディスプレイ装置2を取り付けるためのディスプレイ取付部材33が設けられている。
第二側面部52・52は、第二主面部51の両側端より、第二主面部51と直交する方向であって第一側面部43・43の外側に重なる方向に設けられた二つの部分である。そして、各第二側面部52・52は、二本の傾動シャフト44・44によってそれぞれ軸支されている。このように構成することにより、回動部材32は、支持部材31に対してディスプレイ装置2の傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に回動可能に軸支されることとなる。
板カム15は、図5に示すように、平面視略楕円形状の板状部材である。板カム15は上下一対の板面、および当該一対の板面に連なる外周面を有する。板カム15には上下一対の板面を貫通するネジ孔が形成され、当該ネジ孔に回動軸13が螺合する。板カム15に形成されるネジ孔は板カム15の平面視中央部よりも若干前方にずれた位置に形成される。
図4に示すように、板カム15は回動軸13の頭部13bに当接する位置までネジ込まれる形で螺装されているため、回動軸13において支持部材31の下面部41より上方へ突出した部分に固定されることとなる。このように構成することにより、板カム15は支持部材31の内部に設けられるため、省スペース化を図ることができ、デザイン性も向上する。
また、図5に示すように、板カム15の外周面の後端部から板カム15に螺装された回動軸13の中心までの長さ(板カム15の後方向の半径r1)は、板カム15の外周面の前端部から板カム15に螺装された回動軸13の中心までの長さ(板カム15の前方向の半径r2)よりも長い。
付勢部材61は回動部材32の回動中心よりも下方の部分が板カム15へ当接する方向に回動するように付勢するものである。
本実施形態の付勢部材61は圧縮バネからなり、支持部材31の内部(第一主面部42と第二主面部51との間)に配置される。付勢部材61の一端部は第一主面部42に当接し、付勢部材61の他端部は第二主面部51の上半部に当接する。
従って、付勢部材61は弾性力により回動部材32を支持部材31に対して下方に回動する方向に付勢する。その結果、回動部材32の下半部(本実施形態では、第二主面部51の下半部の板面)が板カム15の外周面に当接することとなる。
回動部材32の下半部が板カム15の外周面に当接することにより、支持部材31に対する回動部材32の回動角度、ひいては、回動部材32に固定されるディスプレイ装置2の姿勢(ディスプレイ装置2の画像表示面の角度)が保持される。
次に、ディスプレイ装置2の傾動角度を調整する際における各部材の位置の変化について、図7及び図8を用いて説明する。
図7(a)に示すように、ディスプレイ装置2が前方寄りにある場合には、板カム15の外周面の前端部(回動軸13中心までの距離が短い半径r2である部分)と、回動部材32の第二主面部51の回動中心よりも下方の部分とが当接している。この状態では、ディスプレイ取付部材33に固定されるディスプレイ装置2の画像表示面は略前方を向いている。
この場合、図8(a)に示すように、ディスプレイ装置2は柱部材12よりも前方に配置されるため、ディスプレイ装置2の重心は柱部材12よりも前方に配置され、ディスプレイ装置2の自重により柱部材12とベース部材11との固定部には柱部材12を前方に倒す向きの力(図8(a)の矢印方向の力)が作用する。
しかし、柱部材12はベース部材11の後方寄りとなる位置に固定されているため、ベース部材11において柱部材12よりも前方となる部分が踏ん張り、ディスプレイ装置2およびこれを支持するディスプレイ支持装置1が転倒することはない。
また、図7(b)に示すように、ディスプレイ固定部材14を柱部材12に対して図7(a)に示す状態から180度回動した場合には、板カム15の外周面の後端部(回動軸13中心までの距離が長い半径r1である部分)と、回動部材32の第二主面部51の回動中心よりも下方の部分とが当接している。この状態では、ディスプレイ取付部材33に固定されるディスプレイ装置2の画像表示面は後方かつ図7(a)に示す状態よりも上方を向いている。
この場合、図8(b)に示すように、ディスプレイ装置2の下端部は柱部材12よりも後方に配置されるが、ディスプレイ装置2の上端部は柱部材12の上方、あるいは柱部材12よりも前方に配置されるため、ディスプレイ装置2の重心は前後方向において柱部材12と同じ位置または柱部材12よりも前方に配置され、ディスプレイ装置2の自重により柱部材12とベース部材11との固定部には柱部材12を前方に倒す向きの力(図8(b)の矢印方向の力)が作用する。
しかし、柱部材12はベース部材11の後方寄りとなる位置に固定されているため、ベース部材11において柱部材12よりも前方となる部分が踏ん張り、ディスプレイ装置2およびこれを支持するディスプレイ支持装置1が転倒することはない。
このように、図8(a)および図8(b)のいずれの状態においても、ベース部材11において柱部材12よりも前方となる部分が踏ん張ることにより、ディスプレイ装置2およびこれを支持するディスプレイ支持装置1の転倒が防止される。
また、ベース部材11においてディスプレイ装置2およびこれを支持するディスプレイ支持装置1の転倒防止に寄与する部分は主として柱部材12よりも前方となる部分であるため、ベース部材11において柱部材12よりも前方となる部分を後方に大きく伸ばす必要がなく、全体としてはベース部材11の前後方向の長さを抑えることが可能である。
また、図5及び図6に示すように、ディスプレイ支持装置1は、ディスプレイ固定部材14の水平方向の回動を所定角度許容してそれ以上の回動を規制する回動規制機構71を具備する。
回動規制機構71は、支持部材31が回動軸13に軸支されたときに互いに回動軸13を中心として180度位相がずれた一対の略円弧状の回動規制孔72・72と、柱部材12に上下方向に摺動可能に支持される回動規制突起73と、から構成される。また、回動軸固定面12bの中心からどちらか一方の側方にずれた位置に、回動規制突起73を貫通させるための孔が設けられている。
また回動規制突起73は、柱部材12の中途部に設けた摺動操作部材74と連結しており、摺動操作部材74を操作することにより、回動規制突起73は上下方向(図6の矢印方向)に摺動する。回動規制突起73が上方向に摺動した場合には、一対の回動規制孔72・72のいずれかに貫装された状態となる。また、回動規制突起73が下方向に摺動した場合には、一対の回動規制孔72・72のいずれにも貫装されない状態となる。
回動規制突起73が回動規制孔72のいずれかに貫装された状態の場合、ディスプレイ固定部材14が回動しようとしても回動規制孔72の両端と回動規制突起73とが接触することとなり、それ以上の回動を規制するものである。このように構成することにより、ディスプレイ装置2の水平方向の回動を所定角度許容しつつ規制することができる。
また、ディスプレイ固定部材14を柱部材12に対して図7(a)に示す状態から180度回動した場合には、回動規制突起73を下方に摺動させる。これにより、回動規制が解除される。また、ディスプレイ固定部材14を柱部材12に対して図7(a)に示す状態から180度回動した場合には、回動規制突起73を上方に摺動させる。これにより、回動規制突起73がもう一方の回動規制孔72に貫装されることにより、ディスプレイ固定部材14の回動を規制することができる。
なお、回動規制機構71は、本実施例においては、回動規制孔72と回動規制突起73とで構成したが、これに限定するものではなく、例えば、ディスプレイ固定部材14側に上下摺動可能な突起を設け、柱部材12側に所定の幅のある孔を設けて、前記突起を孔から突出させることにより回動を規制することも可能である。
<第二実施形態>
また、図9に示すように、付勢部材61を設ける代わりに、板カム15の上面に板カム15の外周面からの距離を一定に保持しつつ板カム15の外周面に沿って伸びたリング状の係合溝15aを形成し、回動部材32に、係合溝15aに係合する係合突起101を形成する構成とすることもできる。ディスプレイ支持装置1のその他の構成は、第一実施形態と同様であるので省略する。
係合溝15aは、板カム15の上面に板カム15の外周面からの距離を一定に保持しつつ板カム15の外周面に沿って伸びたリング状に形成されており、図9(a)に示すように、係合突起101に設けた係合部101aの長さと略同じ深さで穿設されている。係合溝15aは、本実施例においては断面視略四角形状に形成されているが、これに限定するものではなく、係合部101aの形状と合わせて形成することもできる。例えば係合部101aを半球状に構成して、係合溝15aを断面視半円状に構成することもできる。
係合突起101は回動部材32の第二主面部51の下半部に形成されている。第二主面部51と係合突起101とは、溶接や、螺子等の連結部材によって連結されている。
このように構成することにより、板カム15と回動部材32の下端との間は、係合突起101の長さ分の距離を保つ。
より詳細には、ディスプレイ固定部材14が柱部材12に対して水平方向に回動される場合にも、係合突起101の係合部101aが板カム15の係合溝15aに係合しつつ回動するため、板カム15と回動部材32の下端との間は、常に係合突起101の長さ分の距離を保つこととなる。
また、回動部材32の回動中心である傾動シャフト44よりも下方の部分が板カム15から離れる方向へ傾動しようとした場合であっても、その傾動を規制することができる。
次に、ディスプレイ装置2の傾動角度を調整する際における各部材の位置の変化について、図9(a)及び図9(b)を用いて説明する。
図9(a)に示すように、ディスプレイ装置2が前方寄りにある場合には、係合突起101の係合部101aは板カム15に設けられた係合溝15aの前端部(回動軸13中心からの距離が短い半径r2である部分に対応する部分)と係合する。この状態では、ディスプレイ取付部材33に固定されるディスプレイ装置2の画像表示面は略前方を向いている。
この場合、図8(a)に示すように、ディスプレイ装置2は柱部材12よりも前方に配置されるため、ディスプレイ装置2の重心は柱部材12よりも前方に配置され、ディスプレイ装置2の自重により柱部材12とベース部材11との固定部には柱部材12を前方に倒す向きの力(図8(a)の矢印方向の力)が作用する。
しかし、柱部材12はベース部材11の後方寄りとなる位置に固定されているため、ベース部材11において柱部材12よりも前方となる部分が踏ん張り、ディスプレイ装置2およびこれを支持するディスプレイ支持装置1が転倒することはない。
また、図9(b)に示すように、ディスプレイ固定部材14を柱部材12に対して図9(a)に示す状態から180度回動した場合には、係合突起101の係合部101aは板カム15に設けられた係合溝15aの後端部(回動軸13中心からの距離が長い半径r1である部分に対応する部分)と係合する。この状態では、ディスプレイ取付部材33に固定されるディスプレイ装置2の画像表示面は後方かつ図9(a)に示す状態よりも上方を向いている。
この場合、図8(b)に示すように、ディスプレイ装置2の下端部は柱部材12よりも後方に配置されるが、ディスプレイ装置2の上端部は柱部材12の上方、あるいは柱部材12よりも前方に配置されるため、ディスプレイ装置2の重心は前後方向において柱部材12と同じ位置または柱部材12よりも前方に配置され、ディスプレイ装置2の自重により柱部材12とベース部材11との固定部には柱部材12を前方に倒す向きの力(図8(b)の矢印方向の力)が作用する。
しかし、柱部材12はベース部材11の後方寄りとなる位置に固定されているため、ベース部材11において柱部材12よりも前方となる部分が踏ん張り、ディスプレイ装置2およびこれを支持するディスプレイ支持装置1が転倒することはない。
このように、図8(a)および図8(b)のいずれの状態においても、ベース部材11において柱部材12よりも前方となる部分が踏ん張ることにより、ディスプレイ装置2およびこれを支持するディスプレイ支持装置1の転倒が防止される。
また、ベース部材11においてディスプレイ装置2およびこれを支持するディスプレイ支持装置1の転倒防止に寄与する部分は主として柱部材12よりも前方となる部分であるため、ベース部材11において柱部材12よりも前方となる部分を後方に大きく伸ばす必要がなく、全体としてはベース部材11の前後方向の長さを抑えることが可能である。
<第三実施形態>
また、図10に示すように、付勢部材61を設ける代わりに、板カム15の外周面に当該外周面の長手方向に伸びるとともに開口部よりも奥部が広がった断面形状を有する側面溝15bを形成し、回動部材32に、側面溝15bの奥部に脱落不能に嵌合する嵌合部201aを有する嵌合突起201を形成する構成とすることもできる。ディスプレイ支持装置1のその他の構成は、前記第一実施形態と同様であるので省略する。
側面溝15bは、図10(a)に示すように、板カム15の上下一対の板面に連なる外周面の長手方向に伸びるとともに開口部よりも奥部が広がった断面形状を有するものである。側面溝15bは、板カム15を上下方向二分割し、上半部及び下半部それぞれの分割面に、断面形状のうち上下方向二分割されたうちの半分の形状を穿設して設ける。例えば、図10(a)に示すように,側面溝15bが、開口部を断面視台形状に、奥部を断面視円形状に形成した断面形状を有する場合には、上半部及び下半部それぞれの分割面に断面視半円と台形を組み合わせた形状の溝を穿設して設ける。また、側面溝15bの断面視円形状に形成された部分は嵌合突起201の嵌合部201aが内接し、側面溝15bの断面視台形状に形成された部分は、嵌合突起201が上下方向に傾動した際であっても側面溝15bに接触しない程度の大きさで形成されている。
嵌合突起201は回動部材32の第二主面部51下半部に形成されている。嵌合突起201と第二主面部下半部との間には嵌合突起回動軸202が設けられており、嵌合突起201は嵌合突起回動軸202を中心として上下方向に回動可能に連結されている。
このように構成することにより、板カム15と回動部材32の下端との間は、嵌合突起201の長さ分の距離を保つこととなり、支持部材31に対する回動部材32の回動角度、ひいては、回動部材32に固定されるディスプレイ装置2の姿勢(ディスプレイ装置2の画像表示面の角度)が保持される。
より詳細には、ディスプレイ固定部材14が柱部材12に対して水平方向に回動される場合にも、嵌合突起201の嵌合部201aが板カム15の側面溝15bに嵌合しつつ回動するため、板カム15と回動部材32の下端との間は、常に嵌合突起201の長さ分の距離を保つこととなる。また、回動部材32の回動中心である傾動シャフト44よりも下方の部分が板カム15から離れる方向へ傾動しようとした場合であっても、その傾動を規制することができる。
また、ディスプレイ固定部材14が柱部材12に対して水平方向に回動される場合に、回動部材32の傾動に合わせて嵌合突起201が上方に傾動した場合であっても、側面溝15bと嵌合突起201とが接触して回動を阻害することがない。
次に、ディスプレイ装置2の傾動角度を調整する際における各部材の位置の変化について、図10(a)及び図10(b)を用いて説明する。
図10(a)に示すように、ディスプレイ装置2が前方寄りにある場合には、嵌合突起201の嵌合部201aは、板カム15に設けられた側面溝15bの前端部(回動軸13中心からの距離が短い半径r2である部分に対応する部分)と嵌合する。この状態では、ディスプレイ取付部材33に固定されるディスプレイ装置2の画像表示面は略前方を向いている。
この場合、図8(a)に示すように、ディスプレイ装置2は柱部材12よりも前方に配置されるため、ディスプレイ装置2の重心は柱部材12よりも前方に配置され、ディスプレイ装置2の自重により柱部材12とベース部材11との固定部には柱部材12を前方に倒す向きの力(図8(a)の矢印方向の力)が作用する。
しかし、柱部材12はベース部材11の後方寄りとなる位置に固定されているため、ベース部材11において柱部材12よりも前方となる部分が踏ん張り、ディスプレイ装置2およびこれを支持するディスプレイ支持装置1が転倒することはない。
また、図10(b)に示すように、ディスプレイ固定部材14を柱部材12に対して図10(a)に示す状態から180度回動した場合には、嵌合突起201の嵌合部201aは板カム15に設けられた側面溝15bの後端部(回動軸13中心からの距離が長い半径r1である部分に対応する部分)と嵌合する。この状態では、ディスプレイ取付部材33に固定されるディスプレイ装置2の画像表示面は後方かつ図10(a)に示す状態よりも上方を向いている。
この場合、図8(b)に示すように、ディスプレイ装置2の下端部は柱部材12よりも後方に配置されるが、ディスプレイ装置2の上端部は柱部材12の上方、あるいは柱部材12よりも前方に配置されるため、ディスプレイ装置2の重心は前後方向において柱部材12と同じ位置または柱部材12よりも前方に配置され、ディスプレイ装置2の自重により柱部材12とベース部材11との固定部には柱部材12を前方に倒す向きの力が作用する。
しかし、柱部材12はベース部材11の後方寄りとなる位置に固定されているため、ベース部材11において柱部材12よりも前方となる部分が踏ん張り、ディスプレイ装置2およびこれを支持するディスプレイ支持装置1が転倒することはない。
このように、図8(a)および図8(b)のいずれの状態においても、ベース部材11において柱部材12よりも前方となる部分が踏ん張ることにより、ディスプレイ装置2およびこれを支持するディスプレイ支持装置1の転倒が防止される。
また、ベース部材11においてディスプレイ装置2およびこれを支持するディスプレイ支持装置1の転倒防止に寄与する部分は主として柱部材12よりも前方となる部分であるため、ベース部材11において柱部材12よりも前方となる部分を後方に大きく伸ばす必要がなく、全体としてはベース部材11の前後方向の長さを抑えることが可能である。
1 ディスプレイ支持装置
2 ディスプレイ装置
11 ベース部材
12 柱部材
13 回動軸
14 ディスプレイ固定部材
15 板カム
15a 係合溝
15b 側面溝
31 支持部材
32 回動部材
41 下面部
42 第一主面部
43 第一側面部
51 第二主面部
52 第二側面部
61 付勢部材
71 回動規制機構
72 回動規制孔
73 回動規制突起
101 係合突起
101a 係合部
201 嵌合突起
201a 嵌合部

Claims (9)

  1. ディスプレイ装置を支持するためのディスプレイ支持装置であって、
    ベース部材と、
    ベース部材の前後方向中央部より後方に固定される柱部材と、
    前記柱部材に対して固定される回動軸と、
    前記回動軸に軸支されるとともに前記ディスプレイ装置に固定されるディスプレイ固定部材と、
    前記回動軸の上端部に対して相対回動不能に固定され、後方向の半径が前方向の半径よりも長い板カムと、
    を具備し、
    前記ディスプレイ固定部材は、
    回動軸に対して回動可能に軸支される支持部材と、
    前記板カムよりも上方となる位置において前記支持部材に対してディスプレイ装置の傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に回動可能に軸支されるとともに前記ディスプレイ装置に固定される回動部材と、
    を具備し、
    前記回動部材における前記支持部材に対する回動中心よりも下方の部分が前記板カムの外周面に当接するディスプレイ支持装置。
  2. 前記支持部材は、
    前記回動軸に対して水平方向に回動自在に軸支される下面部と、
    前記下面部の前後方向のどちらか一端から立設される第一主面部と、
    前記第一主面部の両側端から延設される第一側面部と、
    から構成され、
    前記回動部材は、
    ディスプレイ装置に固定される第二主面部と、
    前記第二主面部の両側端から延設される第二側面部と、
    から構成され、
    前記第一側面部と前記第二側面部とをディスプレイ装置の傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に相対回動可能に連結し、
    前記第二主面部の下半部が前記板カムの外周面に当接する請求項1に記載のディスプレイ支持装置。
  3. 前記回動部材の回動中心よりも下方の部分が前記板カムへ当接する方向に回動するように付勢する付勢部材を具備する請求項1または請求項2に記載のディスプレイ支持装置。
  4. ディスプレイ装置を支持するためのディスプレイ支持装置であって、
    ベース部材と、
    ベース部材の前後方向中央部より後方に固定される柱部材と、
    前記柱部材に対して固定される回動軸と、
    前記回動軸に軸支されるとともに前記ディスプレイ装置に固定されるディスプレイ固定部材と、
    前記回動軸の上端部に相対回動不能に固定され、後方向の半径が前方向の半径よりも長い板カムと、
    を具備し、
    前記ディスプレイ固定部材は、
    回動軸に対して回動可能に軸支される支持部材と、
    前記板カムよりも上方となる位置において前記支持部材に対してディスプレイ装置の傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に回動可能に軸支されるとともに前記ディスプレイ装置に固定される回動部材と、
    を具備し、
    前記板カムの上面には前記板カムの外周面からの距離を一定に保持しつつ前記板カムの外周面に沿って伸びたリング状の係合溝が形成され、
    前記回動部材には前記係合溝に係合する係合突起が形成されるディスプレイ支持装置。
  5. 前記支持部材は、
    前記回動軸に対して水平方向に回動自在に軸支される下面部と、
    下面部の後端から立設される第一主面部と、
    前記主面部の両側端から延設される第一側面部と、
    から構成され、
    前記回動部材は、
    ディスプレイ装置に固定される第二主面部と、
    主面部との両側端から延設される第二側面部と、
    から構成され、
    前記第一側面部と前記第二側面部とをディスプレイ装置の傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に相対回動可能に連結し、
    前記係合突起は前記第二主面部の下半部に形成される請求項4に記載のディスプレイ支持装置。
  6. ディスプレイ装置を支持するためのディスプレイ支持装置であって、
    ベース部材と、
    ベース部材の前後方向中央部より後方に固定される柱部材と、
    前記柱部材に対して固定される回動軸と、
    前記回動軸に軸支されるとともに前記ディスプレイ装置に固定されるディスプレイ固定部材と、
    前記回動軸の上端部に相対回動不能に固定され、後方向の半径が前方向の半径よりも長い板カムと、
    を具備し、
    前記ディスプレイ固定部材は、
    回動軸に対して回動可能に軸支される支持部材と、
    前記板カムよりも上方となる位置において前記支持部材に対してディスプレイ装置の傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に回動可能に軸支されるとともに前記ディスプレイ装置に固定される回動部材と、
    を具備し、
    前記板カムの外周面には当該外周面の長手方向に伸びるとともに開口部よりも奥部が広がった断面形状を有する側面溝が形成され、
    前記回動部材には前記側面溝の奥部に脱落不能に嵌合する嵌合部を有する嵌合突起が形成されるディスプレイ支持装置。
  7. 前記支持部材は、
    前記回動軸に対して水平方向に回動自在に軸支される下面部と、
    下面部の後端から立設された第一主面部と、
    前記主面部の両側端から延設された第一側面部と、
    から構成され、
    前記回動部材は、
    ディスプレイ装置に固定される第二主面部と、
    主面部との両側端から延設された第二側面部と、
    から構成され、
    前記第一側面部と前記第二側面部とをディスプレイ装置の傾斜角度(チルト角度)を変更する方向に相対回動可能に連結し、
    前記嵌合突起は前記第二主面部の下半部に形成される請求項6に記載のディスプレイ支持装置。
  8. 前記ディスプレイ支持装置は、
    前記ディスプレイ固定部材の水平方向の回動を所定角度許容してそれ以上の回動を規制する回動規制機構を具備し、
    前記回動規制機構は、回動の規制又は解除を切り替え可能である請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のディスプレイ支持装置。
  9. 前記回動規制機構は
    前記支持部材に形成され、前記支持部材が前記回動軸に軸支されたときに互いに当該回動軸を中心として180度位相がずれた一対の略円弧状の回動規制孔と、
    前記柱部材に上下方向に摺動可能に支持される回動規制突起と、から構成され、
    前記回動規制突起が上下方向に摺動することにより、前記回動規制突起が前記一対の回動規制孔のいずれかに貫装された状態および前記回動規制突起が前記一対の回動規制孔のいずれにも貫装されない状態のいずれかに切り替える請求項8に記載のディスプレイ支持装置。
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