JP5224324B2 - 密閉型電池 - Google Patents

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Description

本発明は、電池ケースの開口上面を塞ぐ蓋と、蓋に設けた電解液注入用の注液口と、この注液口に装着される封止栓とを有する密閉型電池に関し、封止栓による注液口のシール特性の向上を図る技術に関する。
本発明に係る密閉型電池においては、注液口を凹部を有する段付き状に形成し、この注液口に頭部を有する封止栓を装着したうえで、該頭部の外周縁と凹部の周縁部とを溶接することで注液口を封口するが、同様の封口構造は、例えば特許文献1にも見受けられる。
かかる特許文献1では、電池ケースの開口上面を塞ぐ蓋に上下貫通状に注入孔を形成し、この注入孔のまわりに、上向きの受面を有する円状の凹部を形成して、注液口としている。また、封止栓は、注入孔に上方から挿入される軸部と、軸部の上端に張り出し形成されて、凹部の受面に受け止められる円形の頭部とを備えるものとしている。そして、凹部内に封止栓を装着したうえで、頭部の外周縁と凹部の周縁部に対してレーザー光を照射して溶融させることで、注液口を封止栓で封口している。
特開2006−40690号公報
上記封口構造の問題は、注液口および封止栓の寸法公差に起因して、「すきまばめ」や「しまりばめ」などの嵌め合い具合が変化することが避けられず、結果として、注液口に封止栓を装着することが困難となったり、溶接不良が生じることにある。すなわち、注液口や封止栓は、プレス加工により形成された微細部品であり、ある程度の部品寸法のばらつき、すなわち寸法公差を認めている。このため、注入孔の内径寸法が寸法公差を含む最小値であり、軸部の外径寸法が寸法公差を含む最大値である場合には、注入孔内への軸部の挿入が不可能となるおそれがある(しまりばめ)。
逆に、注入孔の内径寸法が寸法公差を含む最大値であり、軸部の外形寸法が寸法公差を含む最小値である場合には、装着状態において注液口の内部で封止栓が遊動するおそれがある(すきまばめ)。このように装着状態において封止栓が遊動すると、封止栓が凹部内で偏心して軸ズレが発生し、結果として、凹部と封止栓との接触部分もしくは隙間部分で溶接不良が生じて、液漏れが生じるおそれがあった。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであり、注液口および封止栓の寸法公差に起因する嵌め合い具合のばらつきを無くして、封止栓による注液口のシール性の向上を図ることにある。
本発明に係る密閉型電池は、外装缶2の開口上面を塞ぐ蓋5と、前記蓋5に設けた電解液注入用の注液口17と、この注液口17に装着される金属製の封止栓18とを有している。前記注液口17は、前記蓋5に上下貫通状に形成された注入孔19と、該注入孔19のまわりに形成された上向きの受面20を有する円状の凹部21とを有する。前記封止栓18は、前記注入孔19に上方から挿入される軸部25と、該軸部25の上端に張り出し形成されて、前記凹部21の受面20に受け止められる円形の頭部26とを有し、前記軸部25の軸心位置には、上方開口を有する拡開変形用の操作穴30が凹み形成されている。前記操作穴30は、内径寸法が均一な小径部31と、該小径部31の上端に設けられた下窄まりテーパー状の被押圧面33とを含む。前記封止栓18の前記頭部26が前記受面20に受け止められる状態において、前記軸部25の下端部が前記注入孔19の下端縁を越えて前記外装缶2の内側へ侵入しており、かつ、前記操作穴30の前記小径部31が、前記注入孔19の下端縁よりも下方まで形成されている。前記注入孔19の内周面と、該内周面に対向する前記軸部25の外周面とが、上下方向にわたって径寸法が均一なストレート状に形成されている。そして、前記操作穴30に上方開口より操作ピン29を押し込み、前記軸部25を拡開変形させると、該軸部25の外周面が前記注入孔19の内周面に押圧する密着状態となるように構成されており、かかる密着状態で、前記頭部26の外周縁と前記凹部21の周縁部とを溶接することで前記注液口17が封口されていることを特徴とする。
寸法公差を含む軸部25の最大外径寸法(D1)は、寸法公差を含む前記注入孔19の最小内径寸法(D2)よりも小さく設定されており、寸法公差を含む頭部26の最大外径寸法(D3)は、寸法公差を含む前記凹部21の最小内径寸法(D4)よりも小さく設定されているものとする。
本発明に係る密閉型電池によれば、操作穴30に操作ピン29を押し込んで、封止栓18の軸部25を拡開変形させることにより、軸部25の外周面を注入孔19の内周面に押圧させて、該注入孔19に軸部25を強力に密着させることができる。これにより、注入孔19の内周面と軸部25の外周面との間の密着性を高めて、封止栓18の軸部25と注液口17の注入孔19とのシール性の向上を図ることができるので、注液口17からの液漏れを確実に防ぐことができる。
何よりも、軸部25を拡開変形させることで、軸部25と注入孔19との間の密着性の向上を図る形態であるから、製作上の封止栓18や注液口17の寸法公差の吸収しながら、注液口17を確実にシールすることができる。つまり、本発明によれば、製作上の寸法公差に起因する軸部25と注液孔19との間の嵌め合い具合のばらつきを一掃して、軸部25により注液孔19を確実に溶接固定することができ、液漏れの無い信頼性に優れた密閉型電池を確実に得ることができる点で優れている。
操作穴30の上端部に、下窄まりテーパー状の被押圧面33が形成されていると、該被押圧面33をガイド面として、操作ピン29を軸部25の軸心位置に確実に位置させながら、操作ピン29の押し込み操作を行うことができる。これにより、軸部25を周方向に均一に拡開変形させることができるので、封止栓18の軸部25の外周面の全周を注液口17の注入孔19の内周面に均一に押し当てることができる。
寸法公差を含む軸部25の最大外径寸法(D1)が、寸法公差を含む前記注入孔19の最小内径寸法(D2)よりも小さく設定されていると、所謂「しばりばめ」状態となって、注液口17への封止栓18の装着不可能となることがない。したがって、確実に注液口17内に封止栓18を落とし込んで、仮止め状態としたうえで、操作ピン29による拡開変形作業、次いで溶接作業を行って、注液口17を封止栓18で確実にシールすることができる。注液口17への封止栓18の仮止め装着が不可能となることに起因する、歩留まり率の低下を抑えて、生産性の向上を図ることができる点でも優れている。
図1ないし図5は本発明に係る密閉型電池を、電池パックを構成する素電池に適用した実施例を示す。図2において素電池1は、上面が開口する扁平筒状の外装缶2を基体にして、その内部に電極体3と電解液を収容し、外装缶2の開口をプラスチック製のインシュレータ4と、金属製の封口板(蓋)5で封止して構成する。外装缶2および封口板5の両端は丸められている。
電極体3は、LiCoO2 を活物質とする正極シートと、黒鉛を活物質とする負極シートと、これら両シートを絶縁するセパレータシートとを積層したうえで渦巻状に巻き込み、さらに全体を扁平に押し潰して形成してある。正極シートと負極シートとからは、導電タブ7・8が上向きにそれぞれ導出されている。電解液は、エチレンカーボネート(EC)と、メチルエチルカーボネート(MEC)とを混合してなる溶媒に、LiPF5 を溶解してなる。
図1に示すように、封口板5の上面中央には負極端子9が配されており、正極端子10は封口板5又は外装缶2が兼ねている。封口板5は、アルミニウムまたはアルミニウム合金を素材とするプレス成形品からなり、その盤面中央には、絶縁パッキン11および負極端子9が通る円形の端子取付孔が内外貫通状に設けてある。封口板5の上面には、端子取付孔まわりに受座が凹み形成されている。封口板5の内面側には絶縁板12が配置されており、絶縁板12の下側には金属製の押さえ板13が配されている。
外装缶2は、アルミニウム、アルミニウム合金、あるいはステンレス鋼材を素材とする深絞り成形品からなり、封口板5は、外装缶2の開口内面に嵌め込んだ状態でレーザー溶接によって固定される。インシュレータ4は、有底皿状のプラスチック成形品であり、底部には、電極体の導電タブ7・8の挿入を許すスリット15・15が上下貫通状に形成されている。
図1において、封口板5の左右方向の一端側には、防爆用の開裂ベント16が設けてあり、封口板5の他端側には電解液注入用の注液口17を設けてある。開裂ベント16は、外装缶2の内圧が一定値を超えると、破断して外装缶2内のガスを放出する。電解液注入後に、注液口17は封止栓18により密封封止される。
図3に示すように、注液口17は、封口板5に上下貫通状に形成された注入孔19と、注入孔19のまわりに形成された上向きの受面20を有する円状の凹部21とからなる段付状に形成されている。注入孔19は、上下方向にわたって内径寸法が均一なストレート状に形成されている。同様に凹部21は、上下方向にわたって内径寸法が均一なストレート状に形成されている。
この注液口17を密封封止する封止栓18は、アルミニウムなどの金属を素材とするものであり、注入孔19に上方から挿入される軸部25と、該軸部25の上端に張り出し形成されて、凹部21の受面20に受け止められる円形の頭部26とを備える。凹部21に頭部を嵌合して受け止められることにより、封止板5に対する封止栓18の下方への抜け止めが図られている。
軸部25は上下方向に外径寸法が均一なストレート部27と、該ストレート部27の下端に設けられて、下方に行くに従って漸次径寸法が小さくなる、下窄まりテーパー状のガイド部28とを備える。ストレート部27の肉厚50は、0.1mm以上であり、かつ封止栓18の小径部31の底部から先端までの肉厚60は0.1mm以上である。
軸部25の軸心位置には、操作ピン29を上方より押し込み操作したときに、軸部25を拡開変形させるための操作穴30が凹み形成されている。操作穴30は、内径寸法が均一な下方の小径部31と、該小径部31よりも大きな内径寸法を有する大径部32と、小径部31の上端に設けられて、操作ピン29で押圧される下窄まりテーパー状の被押圧面33とで構成される。操作ピン29の下端には、下窄まりテーパー状の押圧面34が形成されている。
図3に示すように、寸法公差を含む軸部25のストレート部27の最大外径寸法D1は、寸法公差を含む注入孔19の最小内径寸法D2よりも小さく設定されている。また、寸法公差を含む頭部の最大外径寸法D3は、寸法公差を含む凹部の最小内径寸法D4よりも小さく設定されている。したがって、上方より封止栓18を注液口17に落としこんだとき、軸部25および頭部26が注液口17の注入孔19および凹部21に引っ掛かることなく、図4に示すような仮止め状態とすることができる。
次に、電解液注入後の注液口17のシール作業について、図4および図5を参照して説明する。まず、図4に示すように、注液口17の上方より封止栓18を落とし込んで仮止め状態とする。先の述べたように、注液口17および封止栓18は、D1<D2、D3<D4の関係を満たしているため、軸部25の外周面と注入孔19の内周面との間、および頭部26の外周面と凹部21の周側面との間には、僅かなクリアランスができる。また繰り返すが、D1<D2、D3<D4の関係を満たしているため、上方より注液口17に封止栓18を落とし込んだとき、軸部25および頭部26が注入孔19および凹部21に引っ掛かることなく、スムーズに図4に示すような仮止め状態とすることができる。
次に、図5に示すように、操作穴30の小径部31に上方開口より操作ピン29を押し込んで、軸部25を拡開変形させる。これにより、軸部25のストレート部27の外周面が注入孔19の内周面に押圧された密着状態とすることができる。つまり、軸部25を拡開変形することで、軸部25の外周面と注入孔19の内周面との間のクリアランスを埋めて、軸部25を注入孔19に密着させることができる。以上のような操作ピン29の押し込み操作においては、頭部26の外径寸法は殆ど変化しない。
かかる密着状態から、図1に示すように、頭部26の外周縁と凹部21の周縁部との境界部に対して、上方よりレーザー溶接を行う。この溶接作業は、頭部26の外周縁の全周にわたって行われ、これにより注液口17を完全に封口することができる。上記の溶接作業においては、頭部26の外周縁と凹部21の周縁部との間の僅かなクリアランスを埋めるように、溶接作業が行われる。図1において、符号40は、レーザー溶接による溶接箇所を示す。
以上のように本実施形態に係る注液口17の封口構造においては、操作穴30に操作ピン29を押し込んで、封止栓18の軸部25を拡開変形させることにより、軸部25の外周面を注入孔19の内周面に押圧させて、該注入孔19に軸部25を強力に密着させることができる。
これにより、注入孔19の内周面と軸部25の外周面との間の全周にわたる密着性を高めることができるので、封止栓18の軸部25と注液口17の注入孔19とのシール性の向上を図ることができる。したがって、注液口17からの液漏れを確実に防いで、素電池1の信頼性の向上を図ることができる。
加えて、封止栓18の頭部26と注液口17の凹部21との間に、わずかなクリアランスが形成された状態で溶接作業を進めることができるので、溶接作業時等において受面20上に残る電解液が気化してガスが発生した場合にも、これをクリアランスから逃がすことができる。このように受面20上の残留電解液を除去できるようにしていると、溶接作業後に残留電解液の気化圧を受けて、封止栓18が抜け外れる不具合を解消することができる。
何よりも、軸部25を拡開変形させることで、軸部25と注入孔19との間の密着性の向上を図ることができるので、製作上の封止栓18や注液口17の寸法公差の吸収しながら、注液口17を確実にシールすることができる。つまり、この封口構造によれば、製作上の寸法公差に起因する封止栓18と注液口17との間の嵌め合い具合のばらつきを一掃して、封止栓18により注液口17を確実に溶接固定することができ、液漏れの無い信頼性に優れた密閉型電池を確実に得ることができる点で優れている。
操作穴30の上端部に、下窄まりテーパー状の被押圧面33が形成されていると、該被押圧面33をガイド面として、操作ピン29を軸部25の軸心位置に確実に位置させながら、押し込み操作を行うことができる。これにより、軸部25を周方向に均一に拡開変形させることができるので、封止栓18の軸部25の外周面の全周を注液口17の注入孔19の内周面に均一に押し当てることができる。
寸法公差を含む軸部25の最大外径寸法(D1)が、寸法公差を含む注入孔19の最小内径寸法(D2)よりも小さく設定されており、寸法公差を含む頭部26の最大外径寸法(D3)が、寸法公差を含む凹部21の最小内径寸法(D4)よりも小さく設定されていると、所謂「しばりばめ」状態となって、注液口17への封止栓18の装着不可能となることがない。したがって、確実に注液口17内に封止栓18を落とし込んで、仮止め状態としたうえで、操作ピン29による拡開変形作業、次いで溶接作業を行って、注液口17を封止栓18で確実にシールすることができる。注液口17への封止栓18の仮止め装着が不可能となることに起因する、歩留まり率の低下を抑えて、生産性の向上を図ることができる点でも優れている。
本発明に係る密閉型電池の要部の縦断面図である。 本発明に係る密閉型電池の分解斜視図である。 本発明に係る密閉型電池の封口構造を説明するための図である。 本発明に係る密閉型電池の封口手順を説明するための図である。 本発明に係る密閉型電池の封口手順を説明するための図である。
符号の説明
1 密閉型電池(素電池)
2 外装缶
5 蓋(封口板)
17 注液口
18 封止栓
19 注入孔
20 受面
21 凹部
25 軸部
26 頭部
29 操作ピン
30 操作穴
33 被押圧面

Claims (2)

  1. 外装缶の開口上面を塞ぐ蓋と、前記蓋に設けた電解液注入用の注液口と、この注液口に装着される金属製の封止栓とを有しており、
    前記注液口は、前記蓋に上下貫通状に形成された注入孔と、該注入孔のまわりに形成された上向きの受面を有する円状の凹部とを有し、
    前記封止栓は、前記注入孔に上方から挿入される軸部と、該軸部の上端に張り出し形成されて、前記凹部の受面に受け止められる円形の頭部とを有し、前記軸部の軸心位置には、上方開口を有する拡開変形用の操作穴が凹み形成されており、
    前記操作穴は、内径寸法が均一な小径部と、該小径部の上端に設けられた下窄まりテーパー状の被押圧面とを含み、
    前記封止栓の前記頭部が前記受面に受け止められる状態において、前記軸部の下端部が前記注入孔の下端縁を越えて前記外装缶の内側へ侵入しており、かつ、前記操作穴の前記小径部が、前記注入孔の下端縁よりも下方まで形成されており、
    前記注入孔の内周面と、該内周面に対向する前記軸部の外周面とが、上下方向にわたって径寸法が均一なストレート状に形成されており、
    前記操作穴に上方開口より操作ピンを押し込み、前記軸部を拡開変形させると、該軸部の外周面が前記注入孔の内周面に押圧する密着状態となるように構成されており、
    かかる密着状態で、前記頭部の外周縁と前記凹部の周縁部とを溶接することで前記注液口が封口されていることを特徴とする密閉型電池。
  2. 寸法公差を含む軸部の最大外径寸法が、寸法公差を含む前記注入孔の最小内径寸法よりも小さく設定されており、
    寸法公差を含む頭部の最大外径寸法が、寸法公差を含む前記凹部の最小内径寸法よりも小さく設定されている請求項1記載の密閉型電池
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