JP5222265B2 - サンシェード装置 - Google Patents

サンシェード装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5222265B2
JP5222265B2 JP2009233690A JP2009233690A JP5222265B2 JP 5222265 B2 JP5222265 B2 JP 5222265B2 JP 2009233690 A JP2009233690 A JP 2009233690A JP 2009233690 A JP2009233690 A JP 2009233690A JP 5222265 B2 JP5222265 B2 JP 5222265B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sunshade
slider
sunshade panel
vehicle
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009233690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011079439A (ja
Inventor
晃之 中村
直樹 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yachiyo Industry Co Ltd
Original Assignee
Yachiyo Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yachiyo Industry Co Ltd filed Critical Yachiyo Industry Co Ltd
Priority to JP2009233690A priority Critical patent/JP5222265B2/ja
Publication of JP2011079439A publication Critical patent/JP2011079439A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5222265B2 publication Critical patent/JP5222265B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、サンシェード装置に関する。
車両のルーフの内開口部を遮蔽するサンシェード装置としては、ルーフの内開口部の左右縁部に設けられたガイドレールに沿って、サンシェードパネルをスライド開閉させるものがある。このようなサンシェード装置では、サンシェードパネルに設けられたスライダをガイドレールのレール溝内で摺動させることによって、サンシェードパネルを車両前後方向にスライドさせている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−213762号公報
前記したサンシェード装置では、搭乗者が車内からサンシェードパネルを押して、サンシェードパネルを上方に撓ませたときに、スライダがレール溝から外れるのを防ぐため、サンシェードパネルの剛性を高めて、サンシェードパネルが撓むのを防いでいる。しかしながら、サンシェードパネル自体の剛性を高めた場合には、サンシェードパネルの重量や厚みが大きくなり、サンシェードパネルの製造コストが高くなるという問題がある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、サンシェードパネルのスライダがガイドレールのレール溝から外れるのを防ぐことができるとともに、サンシェードパネルの重量や厚みを小さくすることができ、サンシェードパネルの製造コストを低減させることができるサンシェード装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、車両のルーフの内開口部の側縁部に設けられたガイドレールと、前記ガイドレールに形成されたレール溝内を摺動可能なスライダを有し、前記内開口部を遮蔽するサンシェードパネルと、を備え、前記サンシェードパネルを前記ガイドレールに沿って車両前後方向にスライドさせるサンシェード装置であって、前記サンシェードパネルの前記スライダには、上方に向けて突出した当接部が形成されており、前記サンシェードパネルが上方に撓んだときに、前記当接部が前記車両の車体フレームに設けられた被当接部に当接することで、前記スライダの上方への移動が抑えられていることを特徴としている。
この構成では、スライダの上方への移動を抑えることで、スライダがレール溝から外れるのを防いでいる。したがって、本発明のサンシェード装置では、サンシェードパネルの剛性を高めることなく、スライダがレール溝から外れるのを防ぐことができるため、サンシェードパネルの重量や厚みを小さくすることができ、サンシェードパネルの製造コストを低減させることができる。
また、サンシェードパネルを軽量化することができるため、サンシェードパネルを開閉するときの操作性を向上させることができる。
また、当接部をスライダに形成した場合には、スライダがレール溝から外れるのを確実に防ぐことができる。
なお、本発明では、スライダの上方への移動を全て制限する必要はなく、スライダがレール溝から外れない範囲内においてスライダが上方に移動してよい。
前記したサンシェード装置の前記被当接部は、前記ルーフのフレームを構成するルーフアーチであることが望ましい。このように、高強度のルーフアーチにスライダの当接部を当接させることで、車体フレームの変形を防ぐことができる。
本発明のサンシェード装置では、レール溝内におけるスライダの上方への移動を抑えることで、サンシェードパネルの剛性を高めることなく、スライダがレール溝から外れるのを防ぐことができるため、サンシェードパネルの重量や厚みを小さくすることができ、サンシェードパネルの製造コストを低減させることができる。
また、サンシェードパネルを軽量化することができるため、サンシェードパネルを開閉するときの操作性を向上させることができる。
本実施形態のサンシェード装置を示した平面図である。 本実施形態のサンシェード装置のスライダを示した斜視図である。 本実施形態のサンシェード装置のスライダを示した図で、(a)は正面断面図、(b)は側断面図である。 本実施形態のサンシェード装置において、サンシェードパネルが上方に撓んだ状態を示した正面断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態のサンシェード装置1は、図1に示すように、車両Aのルーフに形成された内開口部A1において採光および遮光を行うための装置であり、内開口部A1の上方に配置されたサンシェードパネル10を前後方向にスライドさせることで開閉自在となっている。
なお、以下の説明において、前後方向とは、車両Aの進行方向に対応している。
サンシェード装置1は、車両Aの内開口部A1の左右側縁部にそれぞれ設けられたガイドレール20,20と、内開口部A1を遮蔽するサンシェードパネル10と、を備えている。サンシェードパネル10は、平面視で四角形に形成された樹脂製の板状部材であるパネル本体10aを有しており、四体のスライダ11がパネル本体10aの四隅にそれぞれ取り付けられている。各スライダ11は左右のガイドレール20,20に形成されたレール溝21,21(図3(a)参照)内に摺動可能に挿入されている。サンシェードパネル10は、手動または図示しない電動モータの駆動力によって、左右のガイドレール20,20に沿って前後方向にスライドする。
左右のガイドレール20、20は、内開口部A1の左右側縁部に沿って、車内の天井(図示せず)と車両Aのルーフ外板との間に配置された部材である。左右のガイドレール20,20は、左右対称に形成されているため、以下の説明では、車両Aの右側のガイドレール20について説明し、車両Aの左側のガイドレール20については、その説明を省略する。
ガイドレール20は、図2に示すように、前後方向に延設され、一定断面形状を呈する長尺の部材であり、例えばアルミニウム合金の押出し形材からなる。
図3(a)に示すように、ガイドレール20の内開口部A1側(図3(a)の右側)の側面には、内開口部A1に向けて開口したレール溝21が形成されている。レール溝21は、前後方向に水平かつ直線状に延設されており、矩形断面空間を呈している。このレール溝21には、スライダ11が摺動可能に挿入され、スライダ11はレール溝21にガイドされて前後方向にスライドする。
ガイドレール20の車両外側(図3(a)の左側)の側面には、車内の天井(図示せず)の上面に固定されるフランジ部22が形成されている。
サンシェードパネル10は、図1に示すように、パネル本体10aの四隅に配置された四体のスライダ11によって、左右のガイドレール20,20に摺動自在に支持されている。
図2に示すように、スライダ11において、ガイドレール20よりも内開口部A1側に配置された部位の側面には、サンシェードパネル10のパネル本体10aの側縁部が嵌め込まれる取付溝11aが形成されている。
後方に配置された二体のスライダ11,11では、内開口部A1側の上縁部から上方に向けて垂直に突出した当接部11bが形成されている。
当接部11bは、図3(b)に示すように、側面視で台形の板状に形成されており、前縁部は斜めに傾斜し、後縁部は垂直に形成されている。
サンシェードパネル10によって内開口部A1が閉じられた状態では、図3(a)および(b)に示すように、当接部11bの上縁部は、車両A(図1参照)のルーフアーチA2の下面よりも下方に配置されている。
ここで、ルーフアーチA2は、車両Aの車体フレームの一部であり、ルーフのフレームを構成する部材である。ルーフアーチA2は、車両Aの両側部に跨って左右方向に延設されており、ルーフ外板などの部材を支持する高強度の部材である。
なお、スライダ11の当接部11bの上縁部と、ルーフアーチA2の下面との間隔は限定されるものではなく、例えば、当接部11bが突出している高さが約5mmである場合には、約8mmに設定されている。
そして、図4に示すように、搭乗者によって車内からサンシェードパネル10が押されて、サンシェードパネル10が上方に撓むことにより、スライダ11が上方に移動したときには、スライダ11の当接部11bの上縁部がルーフアーチA2の下面に当接する。
このように、ルーフアーチA2は、スライダ11の当接部11bが当接する被当接部であり、ルーフアーチA2によってスライダ11の上方への移動が僅かな距離(約8mm)に抑えられている。
以上のようなサンシェード装置1では、図4に示すように、スライダ11に形成された当接部11bによって、スライダ11の上方への移動を抑えることで、サンシェードパネル10の剛性を高めることなく、スライダ11がガイドレール20のレール溝21から外れるのを防ぐことができる。したがって、サンシェードパネル10の重量や厚みを小さくすることができ、サンシェードパネル10の製造コストを低減させることができる。
また、サンシェードパネル10を軽量化することができるため、サンシェードパネル10を開閉するときの操作性を向上させることができる。
また、本実施形態のサンシェード装置1では、ルーフのフレームを構成するルーフアーチA2に当接部11bを当接させており、高強度のルーフアーチにスライダ11の当接部11bを当接させることで、車体フレームを変形させることなく、当接部11bを確実に支持することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である
また、本実施形態では、図1に示すように、一体のサンシェードパネル10を前後方向にスライド移動させることで、内開口部A1を開閉しているが、前後方向に並べられた複数のサンシェードパネルを、ガイドレールに沿って前後方向にスライドさせることで、車内の天井とルーフ外板との間に各サンシェードパネルが重ねて収納されるように構成してもよい。この場合には、各サンシェードパネルが重なるときの動作を考慮して、最後部のサンシェードパネルに当接部を設けることが好ましい。
また、当接部11bの形状は限定されるものではなく、その配置も限定されるものではない。さらに、当接部11bが当接する被当接部は、ルーフアーチA2に限定されるものではなく、車体フレームにおいて十分な強度を有する部位に被当接部を設定することができる。
1 サンシェード装置
10 サンシェードパネル
10a パネル本体
11 スライダ
11a 取付溝
11b 当接部
20 ガイドレール
21 レール溝
A 車両
A1 内開口部
A2 ルーフアーチ(被当接部)

Claims (2)

  1. 車両のルーフの内開口部の側縁部に設けられたガイドレールと、
    前記ガイドレールに形成されたレール溝内を摺動可能なスライダを有し、前記内開口部を遮蔽するサンシェードパネルと、を備え、
    前記サンシェードパネルを前記ガイドレールに沿って車両前後方向にスライドさせるサンシェード装置であって、
    前記サンシェードパネルの前記スライダには、上方に向けて突出した当接部が形成されており、
    前記サンシェードパネルが上方に撓んだときに、前記当接部が前記車両の車体フレームに設けられた被当接部に当接することで、前記スライダの上方への移動が抑えられていることを特徴とするサンシェード装置。
  2. 前記被当接部は、前記ルーフのフレームを構成するルーフアーチであることを特徴とする請求項1に記載のサンシェード装置。
JP2009233690A 2009-10-07 2009-10-07 サンシェード装置 Active JP5222265B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009233690A JP5222265B2 (ja) 2009-10-07 2009-10-07 サンシェード装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009233690A JP5222265B2 (ja) 2009-10-07 2009-10-07 サンシェード装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011079439A JP2011079439A (ja) 2011-04-21
JP5222265B2 true JP5222265B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=44073951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009233690A Active JP5222265B2 (ja) 2009-10-07 2009-10-07 サンシェード装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5222265B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06340222A (ja) * 1993-06-01 1994-12-13 Daikyo Webasto Co Ltd 車両用サンルーフの換気用開閉構造
JP3522431B2 (ja) * 1995-12-22 2004-04-26 本田技研工業株式会社 車両用サンルーフ装置
JP2006051925A (ja) * 2004-05-17 2006-02-23 Asmo Co Ltd サンシェード装置
JP2010274728A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Honda Motor Co Ltd 車両用サンシェード構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011079439A (ja) 2011-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4797091B2 (ja) サンルーフ装置におけるシェードパネルの連動機構
JP4726975B2 (ja) サンルーフ装置
JP5989378B2 (ja) ロールシェード装置
US9205729B2 (en) Sunshade device
JP6103196B2 (ja) ルーフ装置
WO2019124454A1 (ja) 車両の開閉構造
US9550410B2 (en) Sunroof apparatus
JPWO2018079159A1 (ja) サンルーフユニット
JP2013216244A (ja) サンルーフ装置
JP5102743B2 (ja) 樹脂製昇降ガラスを有するリヤドア
US8002342B2 (en) Blind cover positioning structure
JP4796838B2 (ja) 車両のサンシェード装置
US20170305243A1 (en) Sunroof device
JP5297149B2 (ja) 車両の昇降窓ガラス装置
JP2016048017A (ja) 窓ガラス支持構造及びその窓ガラス支持構造を備える昇降装置
JP6001303B2 (ja) サンルーフ装置
KR102068461B1 (ko) 구동 메커니즘 및 구동 메커니즘을 구비한 개방형 루프 구조물
JP5222265B2 (ja) サンシェード装置
JP4203515B2 (ja) 車両のサンシェード装置
KR101466467B1 (ko) 선루프용 개폐장치
JP5961858B2 (ja) 車両のドアサッシュ構造
JP5060538B2 (ja) サンシェード装置
JP2009262893A (ja) 車両用ドア
JP6035863B2 (ja) 車両用ルーフ装置
JP6112958B2 (ja) ロールシェード装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130308

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5222265

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250