JP5222121B2 - 燃料電池システム - Google Patents
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Description
また、本発明の燃料電池システムは、前記反応ガスは水素と空気とを混合して生成され、前記制御手段は、前記単独運転モード時に、前記燃焼手段内の結露水等が押出されるように前記燃焼手段に空気を先行して供給し、その後、水素を供給して前記燃焼手段に反応ガスが供給されるように前記流量調節手段を制御する構成とするのがよい。
図1に示す本実施形態に係る燃料電池システム1は、図示しない燃料電池車(移動体)に搭載されている。燃料電池システム1は、燃料電池スタック10と、燃料電池スタック10のアノードに対して水素(燃料ガス)を給排するアノード系と、燃料電池スタック10のカソードに対して酸素を含む空気(酸化剤ガス)を給排するカソード系と、燃料電池スタック10の発電電力を消費等する電力消費系と、燃料電池スタック10を経由するように冷媒を通流させる冷媒通流系(冷媒通流手段)と、循環する冷媒を加熱する冷媒加熱系と、IG81(イグニッション)と、これらを電子制御するECU90(Electronic Control Unit、電子制御装置)と、を備えている。
燃料電池スタック10は、複数(例えば200〜400枚)の固体高分子型の単セルが積層して構成されたスタックであり、複数の単セルは直列で接続されている。単セルは、MEA(Membrane Electrode Assembly:膜電極接合体)と、これを挟む2枚の導電性を有するセパレータと、を備えている。MEAは、1価の陽イオン交換膜等からなる電解質膜(固体高分子膜)と、これを挟むアノード及びカソード(電極)とを備えている。
そして、アノード流路11を介して各アノードに水素が供給され、カソード流路12を介して各カソードに空気が供給されると、電極反応が起こり、各単セルで電位差(OCV(Open Circuit Voltage)、開回路電圧)が発生するようになっている。次いで、OCVが所定OCV以上となった状態で、発電要求があり、後記するコンタクタ43がONされ、VCU42が制御され、電流が取り出されると、燃料電池スタック10が発電するようになっている。
アノード系は、水素タンク21と、常閉型の遮断弁22とを備えている。
水素タンク21は、配管21a、遮断弁22、配管22aを介して、アノード流路11の入口に接続されている。そして、ECU90からの指令によって遮断弁22が開かれると、水素が、水素タンク21から遮断弁22等を通って、アノード流路11に供給されるようになっている。
カソード系は、コンプレッサ31と、希釈器32とを備えている。
コンプレッサ31は、配管31aを介して、カソード流路12の入口に接続されている。そして、コンプレッサ31は、ECU90の指令に従って作動すると、酸素を含む空気を取り込み、カソード流路12に供給するようになっている。
なお、配管31aには、カソード流路12に向かう空気を加湿する加湿器(図示しない)が設けられている。
電力消費系は、燃料電池スタック10の発電電力を消費等する系であって、燃料電池自動車の動力源となる走行モータ41と、VCU42(Voltage Control Unit)と、コンタクタ43と、蓄電装置としての高圧バッテリ44とを備えている。
VCU42は、燃料電池スタック10の出力電力(電流、電圧)を制御する機器であって、DC/DCチョッパ等を備えている。コンタクタ43は、燃料電池スタック10とVCU42および走行モータ41との電気的接続をON/OFFするスイッチである。走行モータ41は、三相交流電流を発生させるPDU(Power Drive Unit、図示しない)、VCU42、コンタクタ43を順に介して、燃料電池スタック10の出力端子に接続されている。
また、コンプレッサ31、ポンプ53等も電力消費系に含まれ、高圧バッテリ44および燃料電池スタック10の少なくとも1つを電源として作動するようになっている。
本実施形態では、後記するように触媒燃焼器60のみを単独で運転する単独運転モードで暖機が行われる場合に、高圧バッテリ44の放電によってコンプレッサ31やポンプ53等がECU90の制御により作動されるようになっている。
冷媒循環系は、燃料電池スタック10の冷媒流路13を経由するように、エチレングリコール等の冷媒を循環させる系であって、ラジエータ51と、サーモスタット52と、ポンプ53と、三方弁54(切替手段)と、温度センサ55(温度検出手段)とを備えている。
なお、循環する冷媒の触媒燃焼器60の経由/迂回を切替可能であれば、三方弁54に限定されず、例えば、配管54a、60aにそれぞれ開閉弁を設け、これらを適宜に開閉制御するように構成してもよい。
冷媒加熱系は、システム起動時に、循環する冷媒を介して燃料電池スタック10を暖機(加熱)する系であって、常閉型の水素導入弁71と、常閉型の空気導入弁72と、触媒燃焼器60とを備えている。
つまり、本実施形態において、触媒燃焼器60と燃料電池スタック10とは、水素タンク21(水素源)とコンプレッサ31(空気源)に対して、並列で配置されており、触媒燃焼器60は、水素タンク21から供給される水素およびコンプレッサ31から供給される酸素を含む空気で生成された反応ガスのみによって触媒燃焼反応させるようになっている。
触媒燃焼器60は、反応ガスを触媒下で触媒燃焼反応させ、その燃焼熱によって、冷媒を介して燃料電池スタック10を暖機(加熱)する機器である。
そして、熱交換後の燃焼ガス(排気ガス)は、配管52cを通って、燃料電池スタック10からのオフガス(アノードオフガス、カソードオフガス)が通流する配管32bに排出されるようになっている。これにより、触媒燃焼器60から仮に未燃焼の水素が排出されたとしても、この水素が燃料電池スタック10のオフガスで希釈された後、車外に排出されるようになっている。
触媒燃焼部61には、触媒本体64が配置されている。触媒本体64は、コージエライト等から形成され、反応ガスが導入される複数の細孔を有するハニカム体と、前記各細孔を取り囲む壁面に担持された触媒(Pt、Ru等)と、を備えている。
また、触媒燃焼部61には、システム起動時において、触媒の暖機を促進するため適宜に作動するグロープラグ(図示しない)が設けられている。
IG81は、燃料電池自動車および燃料電池システム1の起動スイッチであり、図示しない運転席周りに設けられている。また、IG81はECU90と接続されており、ECU90はIG81のON/OFF信号を検知するようになっている。
ECU90は、燃料電池システム1を電子制御する制御装置であり、CPU、ROM、RAM、各種インタフェイス、電子回路などを含んで構成されており、その内部に記憶されたプログラムに従って、各種機器を制御し、各種処理を実行するようになっている。
また、ECU90(暖機必要判定手段)は、燃料電池システム1の起動時に、燃料電池スタック10の温度Twと、暖機必要温度T1(例えば60℃以下)とに基づいて、触媒燃焼器60を使用し、燃料電池スタック10を暖機する必要あるか否か判定する機能を備えている。暖機必要温度T1は、燃料電池スタック10内が凍結している虞がある場合を含めてと予測される温度であり、MEAの材質等に関係し、事前試験によって求められる。
そして、ECU90は、単独運転モードの後、並行運転モードに移行させるように制御するようになっている。つまり、並行運転モードの前に単独運転モードで暖機を行うように制御する。
単独運転モードは、触媒燃焼器60のみに反応ガスを供給し、触媒燃焼器60のみを単独で運転するモードであり、燃料電池スタック10の温度Twが単独運転必要温度T2(例えば、0℃未満の温度)であるときに、触媒燃焼器60のみを単独で運転して燃料電池スタック10を昇温させるモードである。
単独運転必要温度T2は、システム起動時において、燃料電池スタック10内が凍結している虞があると予測される温度であり、MEAの材質等に関係し、事前試験によって求められる。
なお、温度Twが運転切換温度T3(例えば、0℃)であるときに、ECU90の制御により、単独運転モードから後記する並行運転モードに切り換えられる。
所定残量Vt(%)は、単独運転モードでコンプレッサ31等の作動中に、高圧バッテリ44の残量がゼロ、つまり、バッテリ切れになって燃料電池スタック10の発電に支障を来たさないように、燃料電池スタック10の発電を可能にする最小の残量(例えば、数十%残)に設定される。
並行運転モードは、触媒燃焼器60および燃料電池スタック10にそれぞれ反応ガスを供給し、触媒燃焼器60の運転と燃料電池スタック10の発電とを並行させるモードである。そして、並行運転モードは、温度Twが並行運転必要温度T4(例えば、0℃〜60℃の範囲の温度)であるときに、触媒燃焼器60の運転および燃料電池スタック10の発電を並行して行うことにより燃料電池スタック10を昇温させるようになっている。
並行運転必要温度T4は、システム起動時または単独運転モードによる触媒燃焼器60の運転時において、燃料電池スタック10内が解氷したと予測される温度であり、自己発電可能な温度や発電を開始しても燃料電池が劣化しない温度である。この並行運転必要温度T4は、MEAの材質等に関係し、事前試験によって求められる。
そして、単独運転モード時に検出された温度Twが運転切換温度T3(例えば、0℃)であるとき、または、単独運転モード時に、残量検出器44aにより検出される高圧バッテリ44のSOCが所定残量Vt(%)以下となったときに、ECU90の制御により、単独運転モードから後記する並行運転モードに切り換えられる。
次に、図2を参照して、燃料電池システム1の動作を、ECU90に設定されたプログラム(フローチャート)の流れとともに説明する。
なお、IG81がONされると、図2のフローチャートに示す処理がスタートする。また、IG81のON前(初期状態)において、コンプレッサ31およびポンプ53は停止している。遮断弁22、水素導入弁71、空気導入弁72は閉じており、コンタクタ43はOFFされている。
具体的に、ECU90は、燃料電池スタック10の温度Twが単独運転必要温度T2、例えば、0℃未満である場合、触媒燃焼器60を単独運転モードで運転して暖機する必要があると判定する。
ステップS102において、ECU90は、触媒燃焼器60への反応ガスの供給を開始する。すなわち、ECU90は、触媒燃焼器60を単独運転モードで運転、つまり、触媒燃焼器60のみに反応ガスを供給して触媒燃焼器60の運転を開始する。
具体的に、ECU90は、空気導入弁72を開き、コンプレッサ31を作動させるとともに、水素導入弁71を開き、水素を吐出させる。これにより、水素および空気が混合されて反応ガスが生成され、この反応ガスが触媒燃焼器60の触媒本体64に供給される。
なお、暖機の初期段階では、触媒本体64に内蔵される図示しないグロープラグ等によって、触媒燃焼反応を促進させることが好ましい。
そうすると、反応ガス中の水素と酸素とが、触媒本体64の触媒下で触媒燃焼反応し、燃焼熱を帯びた燃焼ガスを生成する。そして、この燃焼熱により触媒本体64が暖機され、触媒温度が上昇し始める。なお、燃焼熱を帯びた高温の燃焼ガスは、後段の熱交換部65に供給される。
ここで、反応ガスの流量、水素と空気との混合比は、事前試験等に基づいて、例えば、多量の水素が触媒本体64を通り抜けないように設定される。
ステップS103、S104において、ECU90は、単独運転モードから並行運転モードに切り換える必要があるか否かを判定する。
まず、ステップS103において、ECU90は、高圧バッテリ44のSOCに基づいて単独運転モードから並行運転モードに切り換える必要があるか否かを判定する。
具体的に、ECU90は、残量検出器44aにより検出される高圧バッテリ44のSOCが所定残量Vt(%)以下である場合に、単独運転モードから並行運転モードに切り換える必要があると判定する。
単独運転モードから並行運転モードに切り換える必要があると判定した場合(S103・Yes)、ECU90の処理は、ステップS105に進む。一方、単独運転モードから並行運転モードに切り換える必要がないと判定した場合(S103・No)、ステップS104に進む。
具体的に、ECU90は、燃料電池スタック10の温度Twが並行運転必要温度T4(第1閾値)以上(例えば、0℃以上)である場合に、単独運転モードから並行運転モードに切り換えて暖機を促進させた方がよいと判定する。
燃料電池スタック10の温度Twが並行運転必要温度T4(第1閾値)以上である場合(S104・Yes)、ECU90の処理は、ステップS105に進む。一方、燃料電池スタック10の温度Twが並行運転必要温度T4(第1閾値)未満である場合(S104・No)、ステップS103の判定に戻る。
ステップS105において、ECU90は、前記した触媒燃焼器60への反応ガスの供給とともに、燃料電池スタック10に対する反応ガスの供給を開始する。すなわち、ECU90は、触媒燃焼器60の運転および燃料電池スタック10の発電を並行して開始する。
具体的に、ECU90は、遮断弁22を開き、燃料電池スタック10に向けて水素を吐出させる。これにより、水素および空気が燃料電池スタック10のアノード流路11、カソード流路12にそれぞれ送る。そして、ECU90は、VCU42を制御し、燃料電池スタック10の発電を開始させる。
なお、並行運転モードに移行後、高圧バッテリ44の充電が進み、SOCが回復した場合、並行運転モード中において再度、高圧バッテリ44を電源としてもよい。
このようにすれば、反応ガスが過剰に燃料電池スタック10に供給されることによる燃料電池スタック10の電圧の上昇が抑えられる。その結果、燃料電池スタック10の劣化が防止される。
これに対して、本実施形態では、ECU90の前記制御により、燃料電池スタック10から取り出し可能な電力に応じた量だけ反応ガスが供給されるので、電圧の上昇による燃料電池スタック10の劣化を阻止することができる。
なお、燃料電池スタック10の発電性能が十分に確保される(低温状態を脱した状態、つまり、暖機完了となる)と、このような反応ガスの供給量を制限した制御が終了する。
具体的に、ECU90は、温度センサ55から検出される燃料電池スタック10の温度Twが並行運転終了温度T5(第2閾値)以上(例えば、60℃を超える温度)である場合に、並行運転モードを終了する必要があると判定する。
ステップS107において、ECU90は、触媒燃焼器60への反応ガスの供給を終了し、触媒燃焼器60の運転を停止する。
具体的に、ECU90は、水素導入弁71を閉じるとともに空気導入弁72を閉じ、反応ガスの供給を終了する。これにより、触媒燃焼器60の燃焼が終了し、触媒燃焼器60を使用した暖機が終了する。
なお、空気導入弁72は、遅延タイマー等によって水素導入弁71の閉弁よりも遅れて閉弁させてもよい。このように制御することによって、触媒燃焼器60等に仮に水素が残存していたとしてもこれを、供給される空気で希釈することができる。
また、ポンプ53は、触媒燃焼器60の運転停止後も触媒燃焼器60を冷却する目的で所定時間運転させてもよい。
具体的に、ECU90は、燃料電池スタック10の温度Twが並行運転必要温度T4(例えば、0℃〜60℃の範囲の温度)以下である場合、並行運転モードで暖機運転する必要があると判定する。つまり、燃料電池スタック10内が凍結している虞はないと予測されるものの、燃料電池スタック10の暖機が必要であるとされて、並行運転モードで暖機運転される。
また、IGがOFFされていない場合(ステップS108・No)には、ステップS108を繰り返す。
以上説明した本実施形態の燃料電池システム1によれば、水素タンク21およびコンプレッサ31(反応ガス供給手段)に対して、燃料電池スタック10および触媒燃焼器60がそれぞれ並列に接続されており、触媒燃焼器60の触媒は、反応ガス供給手段から供給される反応ガスのみによって触媒燃焼反応するので、従来のように燃料電池で生成された生成水に触媒が晒されることがなくなり、生成水で触媒が濡れるのを阻止することができる。したがって、触媒反応面積を確保することができ、供給される反応ガスで好適な触媒燃焼反応を得ることができる。
次に、燃料電池システム1の動作例を図4を参照して説明する。ここでは、燃料電池スタック10の温度がシステム起動時に0℃未満である場合を想定して説明する。
燃料電池スタック10の温度がシステム起動時に0℃未満であるので、システム起動後、触媒燃焼器60を単独で運転する単独運転モードが必要であると判定され(S101・Yes)、高圧バッテリ44の電力によりコンプレッサ31が運転され、触媒燃焼器60に空気が供給される。続いて、触媒燃焼器60に水素が供給され、生成された反応ガスで触媒燃焼器60が運転されて暖機が開始される(S102)。
10 燃料電池スタック
21 水素タンク(反応ガス供給手段)
31 コンプレッサ(反応ガス供給手段)
44 高圧バッテリ(蓄電装置)
44a 残量検出器
53 ポンプ(冷媒通流手段)
55 温度センサ(温度検出手段)
60 触媒燃焼器(燃焼手段)
61 触媒燃焼部
62 熱交換部
64 触媒本体
65 熱交換部
71 水素導入弁(流量調節手段)
72 空気導入弁(流量調節手段)
90 ECU(制御手段)
T1 暖機必要温度
T2 単独運転必要温度
T3 運転切換温度
T4 並行運転必要温度
T5 並行運転終了温度
Tw 燃料電池スタックの温度
Claims (3)
- 反応ガスを供給する反応ガス供給手段と、
前記反応ガス供給手段から供給される反応ガスで発電する燃料電池と、
前記燃料電池を経由するように冷媒を通流させる冷媒通流手段と、
前記反応ガス供給手段から供給される反応ガスのみによって触媒燃焼反応させる触媒を有し、当該触媒燃焼反応により生成する熱で、前記燃料電池に向かう冷媒を暖めて前記燃料電池を暖機する燃焼手段と、
前記反応ガス供給手段から前記燃料電池および前記燃焼手段に供給される反応ガスの流量を調節する流量調節手段と、
前記流量調節手段を制御し、前記燃料電池の発電および前記燃焼手段の運転を制御する制御手段と、
電力を蓄える蓄電装置と、を備え、
前記反応ガス供給手段は、前記蓄電装置および前記燃料電池の少なくとも1つを電源とするようになっており、
前記制御手段は、
前記反応ガス供給手段から前記燃焼手段のみに反応ガスを供給し、当該燃焼手段のみを単独で運転する単独運転モードと、
前記反応ガス供給手段から前記燃焼手段および前記燃料電池にそれぞれ反応ガスを供給し、前記燃焼手段の運転と前記燃料電池の発電とを並行させる並行運転モードと、を有し、
前記単独運転モード時に、前記蓄電装置の充電率が所定値以下になった場合、当該単独運転モードから前記並行運転モードに移行させるようになっており、
前記燃焼手段を、前記蓄電装置および前記燃料電池の少なくとも1つを電源として作動させる
ことを特徴とする燃料電池システム。 - 前記燃料電池の温度を検出する温度検出手段を備え、
前記制御手段は、
前記単独運転モード時に、前記温度検出手段の検出する前記燃料電池の温度が、所定温度以上となった場合、当該単独運転モードから前記並行運転モードに移行させる
ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。 - 前記反応ガスは水素と空気とを混合して生成され、
前記制御手段は、
前記単独運転モード時に、前記燃焼手段内の結露水等が押出されるように前記燃焼手段に空気を先行して供給し、その後、水素を供給して前記燃焼手段に反応ガスが供給されるように前記流量調節手段を制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料電池システム。
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