JP5220895B2 - ベビーカー - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳み可能なベビーカーに係り、とりわけ、折り畳み操作中または展開操作中に、アームレストとアームレストに回動自在に連結された他の構成部材との間に生ずる隙間へ、衣類等が挟み込まれてしまうことを防止することができるベビーカーに関する。
乳幼児を屋外に連れ出す場合に用いられるベビーカーが種々提案され、実用に供されている。今日用いられているベビーカーのほとんどは、乳幼児を乗せる状態である展開状態から収納に適した折り畳み状態へ折り畳むことができるようになっている。
折り畳み可能なベビーカーにおいては、アームレスト等の各構成部材が回動自在に連結され、そして、各構成部材が回動することにより折り畳むことができるようになっている。
しかしながら、アームレストが、アームレストと回動自在に連結された構成部材、例えば、手押し杆に対して回動する場合、通常、アームレストとこの構成部材との間に隙間が生じる。したがって、折り畳み操作中あるいは展開操作中に、アームレストとこの構成部材との間に生じた隙間に衣類が挟み込まれてしまうといった不具合が生じ、さらには、隙間に指が挟み込まれてしまうといった不具合が生じる虞もある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであって、折り畳み操作中または展開操作中に、アームレストとアームレストに回動自在連結された他の構成部材との間に生ずる隙間へ衣類等が挟み込まれてしまうことを防止することができるベビーカーを提供することを目的とする。
本発明によるベビーカーは、アームレストと、アームレストに回動自在に連結された前脚および後脚と、アームレストおよび後脚に回動自在に連結された連結杆と、アームレストまたは連結杆に支持され、アームレストと連結杆との間の隙間を埋める挟み込み防止部材と、を備えたことを特徴とする折り畳み可能なベビーカーである。このようなベビーカーにおいて、アームレストが、アームレスト本体と、アームレスト本体の後端から延び出て連結杆に回動自在に接続される延出部と、を有し、挟み込み防止部材が、アームレスト本体の後端と連結杆との間の隙間を埋めるようにしてもよい。
このような本発明によるベビーカーにおいて、挟み込み防止部材が、連結杆の上端に嵌め込まれ連結杆によって支持されるようにしてもよい。また、このようなベビーカーにおいて、挟み込み防止部材が、アームレストと連結杆とを連結する連結部材によって連結杆に固定されるようにしてもよい。さらに、このようなベビーカーにおいて、挟み込み防止部材が、アームレストと連結杆との回動軸に直交する断面において弧状の輪郭を有した部分を有するようにしてもよい。
あるいは、このような本発明によるベビーカーにおいて、挟み込み防止部材がアームレストに摺動自在に支持され、ばねにより連結杆に向けて押圧されるようにしてもよい。また、このようなベビーカーにおいて、挟み込み防止部材を摺動自在に支持するレールがアームレストに形成されていてもよい。
本発明による他のベビーカーは、アームレストと、アームレストに回動自在に連結された前脚および後脚と、アームレストおよび後脚に回動自在に連結された手押し杆と、アームレストまたは手押し杆に支持され、アームレストと手押し杆との間の隙間を埋める挟み込み防止部材と、を備えたことを特徴とする折り畳み可能なベビーカーである。このようなベビーカーにおいて、アームレストが、アームレスト本体と、アームレスト本体の後端から延び出て手押し杆に回動自在に接続される延出部と、を有し、挟み込み防止部材が、アームレスト本体の後端と手押し杆との間の隙間を埋めるようにしてもよい。
このような本発明によるベビーカーにおいて、挟み込み防止部材が、アームレストと手押し杆とを連結する連結部材によって手押し杆に固定されるようにしてもよい。また、このようなベビーカーにおいて、挟み込み防止部材が、アームレストと手押し杆との回動軸に直交する断面において弧状の輪郭を有した部分を有するようにしてもよい。
あるいは、このような本発明によるベビーカーにおいて、挟み込み防止部材がアームレストに摺動自在に支持され、ばねにより手押し杆に向けて押圧されるようにしてもよい。また、このようなベビーカーにおいて、挟み込み防止部材を摺動自在に支持するレールがアームレストに形成されていてもよい。
本発明によるベビーカーの第1の実施の形態を示す部分斜視図。 図1の分解斜視図。 挟み込み防止部材の作用を説明する図。 ベビーカーの概略構成を示す斜視図。 ベビーカーの概略構成を示す側面図であって手押し杆が背面押し位置にある状態を示す図。 ベビーカーの概略構成を示す側面図であって手押し杆が対面押し位置にある状態を示す図。 ベビーカーを示す側面図であってベビーカーの折り畳み状態を示す図。 本発明によるベビーカーの第2の実施の形態を示す部分斜視図。 ベビーカーを示す部分上面図。 ベビーカーの概略構成を示す斜視図。 ベビーカーを示す側面図であってベビーカーの折り畳み状態を示す図。 本発明によるベビーカーの第3の実施の形態を示す部分斜視図。 ベビーカーを示す部分断面図。 挟み込み防止部材の作用を説明する図。 本発明によるベビーカーの第4の実施の形態を示す部分斜視図。
以下添付図面を参照して本発明によるベビーカーに第1乃至第4の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明によるベビーカーの第1の実施の形態について説明する。
図1乃至図7は本発明によるベビーカーの第1の実施の形態を示す図であって、このうち図4乃至図7を用い、まず、ベビーカー10の全体構成について説明する。ここで、図4はベビーカー10の概略構成を示す斜視図であり、図5はベビーカー10の概略構成を示す側面図であって手押し杆20が背面押し位置にある状態を示しており、図6はベビーカー10の概略構成を示す側面図であって手押し杆20が対面押し位置にある状態を示しており、図7はベビーカー10を示す側面図であってベビーカー10の折り畳み状態を示している。
なお、本明細書中(後述する第2乃至第4の実施の形態も含む)において、「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、および「上下方向」の用語は、特に指示がない場合、手押し杆20が背面押し位置に配置され展開状態にあるベビーカー10の「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、および「上下方向」を意味する。さらに詳しくは、ベビーカー10の「前後方向」とは図4における紙面の左下と右上とを結ぶ方向であり、図4における紙面の左下側がベビーカー10の前側である。一方、ベビーカー10の「上下方向」とは前後方向に直交する方向であって、図4における紙面の上下方向である。また、本実施の形態におけるベビーカー10は、図4乃至図7に示すように、前後方向に沿った幅方向(前後方向および上下方向に直交する方向)中心線を中心として略対称な構成となっている。
図4乃至図6に示すように、ベビーカー10は、一対のアームレアスト60,60と、アームレスト60と各々の上端部分とを回動自在に連結された一対の後脚14,14であって、各々が車輪16,16を回動自在に保持する一対の後脚14,14と、アームレスト60と各々の上端部分とを回動自在に連結された一対の前脚12,12であって、各々が車輪16,16を回動自在に保持する一対の前脚12,12と、アームレスト60の後方部分と各々の上方部分とを回動自在に連結されるとともに、後脚14の中間部と各々の下方部分とを回動自在に連結された一対の連結杆30,30と、前脚12の中間部分と連結杆30の下方部分とをそれぞれ接続する一対の側部フレーム40,40であって、前脚12と連結杆30とにそれぞれ回動自在に連結された一対の側部フレーム40,40と、略U字状に延びる手押し杆20であって、一対の連結杆30,30の下方部分と略U字の両端部分とを連結された手押し杆20と、を備えている。手押し杆20と連結杆30との回動軸(回動中心)および側部フレーム40と連結杆30との回動軸(回動中心)は一致している。そして、手押し杆20は、図5に示す背面押し位置および図6に示す対面押し位置に配置され得るようになっている。
また、図4乃至図6に示すように、ベビーカー10は、後脚14の中間部分と連結杆30の下方部分とをそれぞれ接続する一対のブラケット38,38であって、後脚14と連結杆30とにそれぞれ回動自在に連結された一対のブラケット38,38をさらに備えている。このため、連結杆30の下方部分は、このブラケット38を介して後脚14の中間部分に回動自在に連結されている。なお、ブラケット38と連結杆30との回動軸(回動中心)は、手押し杆20と連結杆30との回動軸および側部フレーム40と連結杆30との回動軸と一致している。
なお、図4および図6に示されているように、連結杆30の上端部分に挟み込み防止部材70が設けられているが、この挟み込み防止部材70については後述することとする。
図4に示すように、一対の前脚12,12間には、これらを接続するフットレスト44と前側上部連結ステー42とが設けられている。このうち前側上部連結ステー42は、図示されているように、側部フレーム40と前脚12との回動シャフトとして機能するようになっている。
また、図4に示すように、側部フレーム40の後端部分に、略U字状からなる背当て支持枠46が側部フレーム40に対して揺動自在に設けられている。そして、側部フレーム40、前側上部連結ステー42、および背当て支持枠46によって囲まれる領域にはベースシート48が張設されている。また、背当て支持枠46の後方側には、一対の連結杆30,30間に固定されたリクライニング調節部材56が設けられており、このリクライニング調節部材56の長さを調節することにより背当て支持枠46のリクライニング角度を調節することができるようになっている。
ところで、図6によく示されているように、各連結杆30の下方部分には、展開状態においてブラケット38の端部と係合しその展開状態を維持するロック部材32が、連結杆30の長手方向に沿って摺動自在に設けられている。図4および図6に示されているように、各ロック部材32は外方に突出する作動板34を有している。一方、手押し杆20の下方部分には、図4に示すように、ロック部材32の作動板34に係合するロック解除杆24を有したロック解除部材22が設けられている。ロック解除部材22は、手押し杆20の略中心部分に設けられた遠隔操作装置28を操作することによって手押し杆20に沿って上方に摺動するようになっている。ロック解除部材22が引き上げられると、ロック解除杆24が作動板34に係合してロック部材32が上方に引き上げられ、ロック部材32とブラケット38との係合が解除されるようになる。
また、図4乃至図6に示すように、手押し杆20の中間部分には、遠隔操作装置28を操作することによって手押し杆20に対して摺動する係止部材26が設けられている。一方、図5および図6に示すように、各アームレスト60には、係止部材26と係合して手押し杆20の回動を規制する一対の係止突起61a,61bが設けられている。後方に設けられた係止突起61b(図6)と係止部材26とが係合し互いに係止されることにより、図5に示すように、手押し杆20が背面押し状態に固定され、この場合、手押し杆20は連結杆30と略平行に延び上がる。一方、前方に設けられた係止突起61a(図5)と係止部材26とが係合し互いに係止されることにより、図6に示すように、手押し杆20が対面押し状態に固定され、この場合、手押し杆20は後脚14と略平行に延び上がる。
次に、このような構成からなるベビーカー10を折り畳む際の作用について説明する。
まず、手押し杆20が対面押し位置にあれば、折り畳み操作に先立って、遠隔操作装置28を操作して係止部材26を摺動させ、手押し杆20を対面押し位置(図6)から背面押し位置(図5)に移動させておく。
そして、手押し杆20が背面押し位置に配置された状態において、まず、遠隔操作装置28を操作してロック解除部材22を介しロック部材32を摺動させることにより、ブラケット38とロック部材32との係合を解除する。次に、手押し杆20をいったん後上方に引き上げ、その後、下方に押し下げることによって、ブラケット38を後脚14に対し図5において時計回り方向に回動させる。この操作にともなって、アームレスト60および側部フレーム40は連結杆30に対し図5において時計回り方向に回動する。このような操作により、図7に示すように、側面視において手押し杆20と前脚12とが略平行に配置されるとともに、手押し杆20の配置位置が下げられるようになる。
以上のようにして、図7に示すようベビーカー10が折り畳まれ、前後方向および上下方向にコンパクトな大きさとなる。なお、ベビーカー10を折り畳み状態から展開するには、上述した折り畳み操作と逆の手順を踏めばよい。すなわち、ブラケット38を後脚14に対し図7において反時計回り方向に回動させるとともに、これにともなって、アームレスト60および側部フレーム40を連結杆30に対し図7において反時計回り方向に回動させればよい。
次に、主に図1乃至図3を参照して、挟み込み防止部材70の構成および作用について詳述する。ここで、図1はベビーカーを示す部分斜視図であり、図2は図3の分解斜視図であり、図3は挟み込み防止部材の作用を説明する図である。
まず、図1乃至図3を用いて、アームレスト60についてさらに詳述する。特に図2に示されているように、アームレスト60は、下方に開口した断面略U字状を有し、上部63および両側部64,64からなるアームレスト本体62と、アームレスト本体62の両側部64から後方に延び出る一対の延出部66,66と、を有している。図4に示すように、アームレスト本体62は前後方向に沿って延びている。延出部66は、アームレスト本体62の両側部64から、アームレスト本体62の後方に配置された連結杆30の上端部分の両側方まで延びている。そして、一対の延出部66と連結杆30の上端部分とを貫通する連結部材(連結シャフト)68によって、延出部66が連結杆30に回動自在に接続されている。
図1乃至図3に示すように、挟み込み防止部材70は、連結杆30とアームレスト60との間に生じる隙間、さらに詳しくは、連結杆30とアームレスト本体62の上部63の後端65との間に生じる隙間を埋めるように構成されている。本実施の形態において、挟み込み防止部材70は、パイプからなる連結杆30の上端部分に嵌め込まれる取付部72と、連結杆30とアームレスト60との間の隙間に配置される隙間埋め部分76と、を有している。
特に図3に示されているように、取付部72は、連結杆30の上方を封鎖する蓋として機能する蓋部分73と、蓋部分の下方に設けられ連結杆内に配置される一対の挿入部分74と、からなっている。図2に示すように、各挿入部分74には、連結部材68が挿入される孔74aが形成されている。アームレスト60と連結杆30とを連結する連結部材68がこの孔74a内に挿入されることによって、取付部72を介して挟み込み防止部材70が連結杆30に固定された状態で支持されるようになる。
一方、隙間埋め部分76は、連結杆30の上端部分に嵌め込まれた取付部72から、連結杆30のアームレスト本体62に対面する側の面に沿って垂れ下がっている。隙間埋め部分76は、アームレスト60と連結杆30との回動軸に直交する断面視を示す図3において弧状の輪郭を有する弧状部分77を含んでおり、この弧状部分77がアームレスト本体63の上部63の後端65に対面するようになっている。図3に示すように、この弧状部分77は、連結部材68によって規定される回動軸を中心としてアームレスト60が連結杆30に対して回動する際のアームレスト本体62の上部63の後端65の移動軌跡に沿った形状となっている。
弧状部分77は幅方向に沿って一定の厚みを有しているが、幅方向のいずれの位置においても、対面するアームレスト本体62の後端65の移動軌跡に沿った断面輪郭を弧状部分77が有していることが好ましい。この場合、弧状部分77は幅方向に沿って、アームレスト本体62の後端65の幅方向に沿った輪郭に対応した輪郭を有するようになる。図2に示すように、本実施の形態においては、アームレスト本体62の後端65が幅方向に沿って直線状の輪郭を有することに対応し、弧状部分77も幅方向に沿って直線状の輪郭を有している。
次に、ベビーカー10を展開状態(図6)から折り畳む際、および折り畳み状態から展開する際における挟み込み防止部材70の作用について説明する。
上述したように、ベビーカー10を展開状態から折り畳む際にアームレスト60は連結杆30に対して回動する。また逆に、ベビーカー10を折り畳み状態から展開する際にもアームレスト60は連結杆30に対して回動する。そして、図3に示されているように、アームレスト60が連結杆30に対して回動する場合、アームレスト60と連結杆30との間に隙間が生じ、また、この隙間の大きさは変化する。これは、アームレスト60と連結杆30との回動軸が、連結杆30のアームレスト本体62に対面する側の表面に配置されていないことに起因した現象である。したがって、アームレスト60と連結杆30とを堅固に連結するため、連結杆30の中心(アームレスト本体62に対面する側の表面(前側の表面)とその反対側の表面(後側の表面)との中心)においてアームレスト60の延出部66を接続する場合、この現象は不可避的に生ずる。
この隙間は、アームレスト本体62の上部63の後端65と連結杆30の表面との間に生じる。そして、アームレスト60の連結杆30に対する回動軸と後端65とを結ぶ直線が連結杆30の表面に直交する位置にアームレスト60が配置されている場合に、隙間の大きさが最も大きくなる。そして、この隙間がベビーカー10を折り畳むあるいは展開する者へ向けて露出していることから、この隙間へ衣類や指を挟み込んでしまう虞がある。
一方、本実施の形態においては、この隙間を埋める挟み込み防止部材70が連結杆30の上端部分に支持されている。そして、挟み込み防止部材70のアームレスト本体62と連結杆30との間に配置される隙間埋め部分76の弧状部分77は、アームレスト60の回動軸に直交する断面視において後端65の移動軌跡に沿った輪郭を有している。したがって、アームレスト60の連結杆30に対する移動によって変化する隙間を埋めるように弧状部分77が形成されている。このため、折り畳み操作中あるいは展開操作中に、アームレスト60のアームレスト本体62と連結杆30との間に生ずる隙間に、衣類等を挟み込んでしまうことを防止することができる。
以上のように本実施の形態によれば、連結杆30に支持されアームレスト60のアームレスト本体62と連結杆30との間の隙間を埋める挟み込み防止部材70がベビーカー10に設けられている。したがって、アームレスト本体62と連結杆30との隙間に衣類等を挟み込んでしまうことを防止することができる。
なお、本実施の形態によれば、挟み込み防止部材70はパイプ材からなる連結杆30の上端部分に支持されており、挟み込み防止部材70は連結杆30の蓋材としても機能するようになっている。逆に言えば、挟み込み防止部材70は、通常用いられている蓋材に隙間を埋める機能を持たせたものであり、部品点数の増加とはならない。
また、本実施の形態によれば、挟み込み防止部材70がアームレスト60と連結杆30とを連結する連結部材(シャフト)68によって連結杆30に固定されている。したがって、部品点数を増加させることなく挟み込み防止部材70を簡単な構成により堅固に取り付けることができる。
さらに、本実施の形態によれば、挟み込み防止部材70がアームレスト60と連結杆30との回動軸に直交する断面において弧状の輪郭を有した弧状部分77を有している。そして、この弧状部分77は、回動中のアームレスト60のアームレスト本体62の後端65の移動経路に沿った輪郭を有している。したがって、アームレスト60の連結杆30に対する回動中における隙間の大きさの変化に対応して、弧状部分77が隙間を埋めることができる。これにより、より確実に衣類等の挟み込みを防止することができる。
さらに、本実施の形態によれば、挟み込み防止部材70は連結杆30に嵌め込まれる取付部72と、取付部72からアームレスト60のアームレスト本体62と連結杆30との間に垂れ下がる隙間埋め部分76と、から構成されている。したがって、ベビーカー全体の大きさ、さらには連結杆30やアームレスト60の大きさを通常よりも大きくすることなく、衣類等の挟み込みを防止することができる。
なお、本実施の形態において、挟み込み防止部材70が、連結杆30の上端に嵌め込まれ、さらに、連結杆30およびアームレスト60とともに連結部材68によって貫通されることにより、連結杆30に支持および固定される例を示したが、これに限られない。アームレスト60および連結杆30との間の隙間を埋めるように配置される限りにおいて、種々の方法によって、挟み込み防止部材70を支持することができる。例えば、連結杆30の上端に嵌め込むことのみによって挟み込み防止部材70と連結杆30とを固定するようにしてもよい。あるいは、第2の実施の形態において詳述するように、連結杆30に嵌め込むことなく、連結部材68によって連結杆30とともに貫通されることのみより、挟み込み防止部材70を連結杆30に固定するようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、主に図8乃至図11を用いて、第2の実施の形態について説明する。
図8乃至図11に示す第2の実施の形態においては、ベビーカーの全体構成として、連結杆30が削除されるとともに連結杆30が設けられていた位置に手押し杆20が配置されていること、並びに、挟み込み防止部材70として、取付部72aの構成が異なることを除き、図1乃至図7を用いて説明した第1の実施の形態と略同一である。同一部分には同一符号を付し重複する詳細な説明は省略する。
なお、図8はベビーカー10を示す部分斜視図であり、図9はベビーカー10を示す部分上面図であり、図10はベビーカー10の概略構成を示す斜視図であり、図11はベビーカーを示す側面図であってベビーカーの折り畳み状態を示している。ただし、図10および図11において挟み込み防止部材70が省略されており、図10および図11は後述する第4の実施の形態によるベビーカーの全体構成をも示す図でもある。
図10および図11に示すように、第2の実施の形態においてベビーカー10は、一対のアームレアスト60,60と、アームレスト60と各々の上端部分とを回動自在に連結された一対の後脚14,14であって、各々が車輪16,16を回動自在に保持する一対の後脚14,14と、アームレスト60と各々の上端部分とを回動自在に連結された一対の前脚12,12であって、各々が車輪16,16を回動自在に保持する一対の前脚12,12と、略U字状に延びる手押し杆20であって、一対のアームレスト60,60の後方部分と回動自在に連結されるとともに、後脚14の中間部分と略U字の両端部分とを回動自在に連結された一対の手押し杆20,20と、各前脚12の中間部分と手押し杆20の略U字の両端部分とをそれぞれ接続する一対の側部フレーム40,40であって、前脚12と手押し杆20とにそれぞれ回動自在に連結された一対の側部フレーム40,40と、を備えている。
また、図10乃至図11に示すように、ベビーカー10は、後脚14の中間部分と手押し杆20の略U字の両端部分とをそれぞれ接続する一対のブラケット38,38であって、後脚14と手押し杆20とにそれぞれ回動自在に連結された一対のブラケット38,38をさらに備えている。このため、手押し杆20の下方部分は、このブラケット38を介して後脚14の中間部分に回動自在に連結されている。なお、ブラケット38と手押し杆20との回動軸(回動中心)は、手押し杆20と側部フレーム40との回動軸(回動中心)と一致している。
図10に示されているように、ブラケット38と係合して展開状態を維持するロック部材32が、手押し杆20の下方部分に設けられている。このロック部材32は、手押し杆20に設けられた遠隔操作装置28を操作することによって、手押し杆20に沿って上方に移動し、これにより、ロック部材32とブラケット38との係合が解除されるようになっている。
本実施の形態におけるベビーカー10は、上述した第1の実施の形態で説明した方法と同様の方法によって、展開状態から折り畳むことおよび折り畳み状態から展開することができる。すなわち、ブラケット38を後脚14に対し回動させるとともに、これにともなって、アームレスト60および側部フレーム40を手押し杆20に対して回動させることによって、ベビーカー10を折り畳むことあるいは展開することができるようになっている。
図8および図9に示すように、本実施の形態における挟み込み防止部材70は、手押し杆20に連結される取付部72aと、連結杆30とアームレスト60との間の隙間に配置される隙間埋め部分76と、を有している。
このうち、隙間埋め部分76は、上述した第1の実施の形態と同様の構成となっている。すなわち、隙間埋め部分76は、アームレスト60と手押し杆20との回動軸に直交する断面視において弧状の輪郭を有するとともに、アームレスト本体63の上部63の後端65に対面する弧状部分77を含んでいる。そして、この弧状部分77は、連結部材68によって規定される回動軸を中心としてアームレスト60が手押し杆20に対して回動する際のアームレスト本体62の上部63の後端65の移動軌跡に沿った形状となっている。また、弧状部分77は幅方向に沿って、アームレスト本体62の後端65の幅方向に沿った輪郭に対応した輪郭を有しており、図示した例において、幅方向に沿って直線状の輪郭を有している。
一方、図9に示すように、取付部72aは一対の板状部材からなり、隙間埋め部分76の両側方から隙間埋め部分76の後方に配置された手押し杆20の両側方へ延び出ている。また、取付部72aはアームレスト60の延出部66の内方に配置されており、連結部材(連結シャフト)68によって延出部64および手押し杆20とともに貫通されている。そして、この連結部材68による貫通によって、取付部72aは手押し杆20に固定されて支持されている。
このような本実施の形態によっても、上述した第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
すなわち、本実施の形態によれば、手押し杆20に支持されアームレスト60のアームレスト本体62と手押し杆20との隙間を埋める挟み込み防止部材70がベビーカー10に設けられているので、アームレスト本体62と連結杆30との間の隙間に衣類等を挟み込んでしまうことを防止することができる。とりわけ本実施の形態によれば、挟み込み防止部材70がアームレスト60と手押し杆20との回動軸に直交する断面において弧状の輪郭を有した弧状部分77を有しており、この弧状部分77は回動中のアームレスト60のアームレスト本体62の後端65の移動経路に沿った輪郭を有している。このため、アームレスト60の手押し杆20に対する回動中における隙間の大きさの変化に対応して、弧状部分77が隙間を埋めることができる。これにより、より確実に衣類等の挟み込みを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、挟み込み防止部材70がアームレスト60と連結杆30とを連結する連結部材(シャフト)68によって連結杆30に固定されているので、挟み込み防止部材70を堅固に取り付けることができ、組み立ても非常に容易に行うことができる。
さらに、本実施の形態によれば、挟み込み防止部材70は、手押し杆20とアームレスト60の延出部66との間に配置される板状の取付部72aを介し、手押し杆20に支持されている。したがって、手押し杆20やアームレスト60の形状を大きく変更することなく、衣類等の挟み込みを防止することができる。
(第3の実施の形態)
次に、主に図12乃至図14を用いて、第3の実施の形態について説明する。
図12乃至図14に示す第3の実施の形態においては、挟み込み防止部材80の構成と、挟み込み防止部材80を支持するため構成と、が異なることを除き、図1乃至図7を用いて説明した第1の実施の形態と略同一である。同一部分には同一符号を付し重複する詳細な説明は省略する。
なお、図12はベビーカー10を示す部分斜視図であり、図13はベビーカー10を示す部分断面図であり、図14は挟み込み防止部材80の作用を説明する図である。
図12乃至図14において、ベビーカー10の全体構成が省略されているが、本実施の形態におけるベビーカーの全体構成は、挟み込み防止部材80を支持し連結杆30に向けて押圧する機構がアームレスト60に設けられていることを除き、主に図4乃至図7を用いて説明した第1の実施の形態におけるベビーカーの全体構成と略同一である。
図13に示されているように、本実施の形態における挟み込み防止部材80は、略前後方向に延びる板材からなる摺動部86と、摺動部86の後端に設けられ、略上下方向に延びる板材からなる受け部84と、受け部84の上端に設けられ、略前後方向に延びる板材からなる押圧部82と、からなっている。一方、アームレスト60のアームレスト本体62には、挟み込み防止部材80の摺動部86を下方から受けるレール88と、摺動部86を挟んでレール88に対向する位置に設けられた突出部89と、が形成されている。
レール88は、アームレスト本体62の一対の側部64間に掛け渡され、略前後方向に延びる板材からなっている。レール88の前端はアームレスト本体62の上部63に接続されている。一方、突出部89は、上部から略上下方向に沿って垂れ下がった板材からなり、その端部とレール88との間に挟み込み防止部材80の摺動部86が配置されるようになっている。したがって、挟み込み防止部材80の摺動部86が、レール88により前後方向に摺動自在に下方から支持されるとともに、突出部89によって上方方向への移動を規制されている。
また、図13に示されているように、挟み込み防止部材80の摺動部86の上方であって、挟み込み防止部材80の受け部84とアームレスト60の突出部89との間に圧縮ばね90が設けられている。このばね89によって、受け部84は突出部89から離間する方向に付勢されている。
ところで、図13および図14に示すように、アームレスト60のアームレスト本体62の後方部分は略前後方向に沿ってレール88と略平行に延びている。そして、挟み込み防止部材80の摺動部86がレール88上に配置され、挟み込み防止部材80がアームレスト60に対して摺動する場合、挟み込み防止部材80の押圧部82は、アームレスト本体62の後端65近傍をアームレスト本体62の後方部分と略平行に移動する。また、図12に示すように、挟み込み防止部材80の押圧部82の端部輪郭は、対面する連結杆30の輪郭に対応した形状を有している。本実施の形態においては、連結杆30が略円弧状の輪郭を有することに対応して、押圧部82の端部輪郭は円弧状の凹部を有するようになっている。
以上のように構成されたベビーカー10においては、アームレスト60が連結杆30に対して回動する際にアームレスト60と連結杆30との間に隙間が生じたとしても、図14に示すように、挟み込み防止部材80が、挟み込み防止部材80とアームレスト60との間に設けられたばね90によって押圧され、連結杆30に当接するまでアームレスト本体62の後端65から延び出る。したがって、アームレスト本体62の後端65と連結杆30との間に生ずる隙間を、挟み込み防止部材80によって埋めることができる。このため、折り畳み操作中あるいは展開操作中に、アームレスト60のアームレスト本体62と連結杆30との間に生ずる隙間に、衣類等を挟み込んでしまうことを防止することができる。
以上のように本実施の形態によれば、アームレスト60に摺動自在に支持されるとともに、ばね90によって連結杆に向けて付勢された挟み込み防止部材80が設けられている。したがって、アームレスト本体62と連結杆30との間の隙間に衣類等を挟み込んでしまうことを防止することができる。とりわけ、挟み込み防止部材80がばね90によって付勢されていることから、アームレスト60が回動している間に隙間の大きさが変化したとしても、挟み込み防止部材80が連結杆30に当接するまでアームレスト60から突出する。したがって、挟み込み防止部材80によって大きさの変化する隙間を埋めることができ、これにより、より確実に衣類等の挟み込みを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、挟み込み防止部材80と、挟み込み防止部材80を支持および押圧する機構がアームレスト60内(開口部分内)に配置されている。また、これらは、非常に簡易な構成からなっているので、ベビーカー全体の大きさ、さらには、連結杆30やアームレスト60の大きさを通常よりも大きくすることなく、衣類等の挟み込みを防止することができる。
さらに、本実施の形態によれば、挟み込み防止部材80がアームレスト60に対して摺動する際、アームレスト本体62から延び出る挟み込み防止部材80の押圧部82は、アームレスト本体62の上部63の後端65近傍を移動する。したがって、アームレスト本体62の後端65と挟み込み防止部材80の突出部82との間に衣類等が挟み込まれることを防止することもできる。
さらに、本実施の形態によれば、挟み込み防止部材80の押圧部82の連結杆30に対面する端部輪郭は、対面する連結杆30の輪郭に対応した形状を有している。したがって、アームレスト本体62と連結杆30との間の隙間を挟み込み防止部材80によってより確実に埋めることができる。
なお、本実施の形態においては、上述した第1の実施の形態と異なり、挟み込み防止部材80がアームレスト60に支持されている。したがって、図14に示すように、パイプ材からなる連結杆30の上端部分には、蓋材31が設けられている。
また、本実施の形態において、レール88がアームレスト本体62の両側部64,64間に掛け渡された板材からなる例を示したが、これに限られず、挟み込み防止部材80を摺動自在に支持することができる限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、レールが、アームレスト本体62の両側部64,64から互いに向けて内方に突出するとともに、略前後方向に沿って延びる一対の細長状部材から構成されるようにしてもよい。
(第4の実施の形態)
次に、主に図15を用いて、第4の実施の形態について説明する。
図15に示す第3の実施の形態は、主に図10および図11を用いて説明した第2の実施の形態のベビーカー10の全体構成に、主に図12乃至図14を用いて説明した第3の実施の形態の挟み込み防止部材80および挟み込み防止部材80を支持および押圧する機構を組み合わせたものである。したがって、図15において同一部分には図1乃至図14で用いた符号と同一の符号を付すとともに、第2の実施の形態で説明したベビーカーの全体構成、並びに第3の実施の形態で説明した挟み込み防止部材80、および挟み込み防止部材80を支持および押圧する機構について、重複する詳細な説明を省略する。
図15に示すように、アームレスト60が手押し杆20に回動自在に連結され、挟み込み防止部材80がアームレスト60に摺動自在に支持され、アームレスト60と挟み込み防止部材80との間に設けられたばね90によって手押し杆20に向けて押圧されている。
このような本実施の形態においては、アームレスト60に摺動自在に支持されるとともに、ばね90によって手押し杆20に向けて付勢された挟み込み防止部材80によって、アームレスト本体62と手押し杆20との隙間に衣類等を挟み込んでしまうことを防止することができる。とりわけ、挟み込み防止部材80がばね90によって付勢されていることから、アームレスト60が回動している間に隙間の大きさが変化したとしても、挟み込み防止部材80が手押し杆20に当接するまでアームレスト60から突出する。したがって、挟み込み防止部材80によって大きさの変化する隙間を埋めることができ、これにより、より確実に衣類等の挟み込みを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、挟み込み防止部材80と、挟み込み防止部材80を支持および押圧する機構がアームレスト60の内側(開口部分)に設けられている。また、これらは、非常に簡易な構成からなっているので、ベビーカー全体の大きさ、さらには、手押し杆20やアームレスト60の大きさを通常よりも大きくすることなく、衣類等の挟み込みを防止することができる。
さらに、本実施の形態によれば、挟み込み防止部材80がアームレスト60に対して摺動する際、アームレスト本体62から延び出る挟み込み防止部材80の押圧部82は、アームレスト本体62の上部63の後端65近傍を移動する。したがって、アームレスト本体62の後端65と挟み込み防止部材80の突出部82との間に衣類等が挟み込まれることを防止することもできる。
さらに、本実施の形態によれば、挟み込み防止部材80の押圧部82の手押し杆20に対面する端部輪郭は、対面する手押し杆20の輪郭に対応した形状を有している。したがって、アームレスト本体62と手押し杆20との間の隙間を挟み込み防止部材80によってより確実に埋めることができる。
10 ベビーカー
12 前脚
14 後脚
20 手押し杆
30 連結杆
38 ブラケット
40 側部フレーム
60 アームレスト
62 アームレスト本体
65 後端
66 延出部
68 連結部材
70 挟み込み防止部材
77 弧状部分
80 挟み込み防止部材
88 レール
90 ばね

Claims (13)

  1. アームレストと、
    アームレストに回動自在に連結された前脚および後脚と、
    アームレストに回動自在に連結され且つブラケットを介して後脚に回動自在に連結された連結杆と、
    連結杆に支持され、アームレストと連結杆との間の隙間を埋める挟み込み防止部材と、を備え
    アームレストは、上部および両側部を有し下方に開口したアームレスト本体と、アームレスト本体の両側部の後端から連結杆の両側方まで後方に延び出て連結杆に回動自在に接続される一対の延出部と、を有し、
    挟み込み防止部材は、連結杆に取り付けられる取付部と、連結杆とアームレストとの間の隙間に配置される隙間埋め部と、を有し、
    取付部は、連結杆の上端の上方に位置する蓋部分を有し、
    アームレスト本体は、展開状態および折り畳み状態のいずれにおいても、連結杆の長手方向に沿って蓋部分の上側となる領域より、前方に位置し、
    隙間埋め部は、ベビーカーの側面視において連結杆から前方に膨出しており、
    隙間埋め部は、アームレストの一対の延出部間に位置して、アームレスト本体の上部の後端と、連結杆と、の間の隙間を埋める、ことを特徴とする折り畳み可能なベビーカー。
  2. 隙間埋め部は、蓋部分よりも前方に位置することを特徴とする請求項1に記載の折り畳み可能なベビーカー。
  3. 隙間埋め部は、蓋部分に接続していることを特徴とする請求項1または2に記載の折り畳み可能なベビーカー。
  4. 挟み込み防止部材の隙間埋め部は、連結杆に固定され、連結杆に対して回動するアームレストのアームレスト本体の後端の移動軌跡に沿った輪郭を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のベビーカー。
  5. 挟み込み防止部材の隙間埋め部は、アームレスト本体の後端の幅方向輪郭に対応した幅方向輪郭を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のベビーカー。
  6. 延出部を連結杆に回動自在に接続する連結部材が設けられ、
    挟み込み防止部材は、連結部材を介して、連結杆に固定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のベビーカー。
  7. 挟み込み防止部材は、連結杆の上端に嵌め込まれ連結杆によって支持されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のベビーカー。
  8. 挟み込み防止部材は、連結杆の上端部分に設けられ連結杆によって支持されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のベビーカー。
  9. 取付部には、アームレストと連結杆とを連結する連結部材が貫通する孔が形成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のベビーカー。
  10. 挟み込み防止部材は、アームレストと連結杆とを連結する連結部材によって連結杆に固定されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のベビーカー。
  11. 挟み込み防止部材は、アームレストと連結杆との回動軸に直交する断面において弧状の輪郭を有した部分を有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載のベビーカー。
  12. 前脚の中間部分と連結杆の下方部分とをそれぞれ接続する側部フレームであって、前脚と連結杆とにそれぞれ回動自在に連結された側部フレームと、
    連結杆の下方部分に回動可能に連結された手押し杆と、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載のベビーカー。
  13. 側部フレームに対して揺動自在な背当て部支持枠と、
    前記背当て部支持枠によって囲まれる領域に当該背当て部支持枠により支持されたベースシートと、
    連結杆に固定され、背当て部支持枠を背面側から支持するリクライニング調節部材であって、前記その長さを調節され得るリクライニング調節部材と、をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載のベビーカー。
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