JP5218597B2 - ロール紙プリンタおよびロール紙プリンタの制御方法 - Google Patents

ロール紙プリンタおよびロール紙プリンタの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ロール紙収納部に転動可能な状態で収納されているロール紙から繰り出される長尺状の記録紙に印字を行うロール紙プリンタに関するものである。更に詳しくは、紙送りローラに作用する紙送り負荷を低減し、精度良く紙送りを行うことのできるロール紙プリンタのロール紙繰り出し制御方法およびロール紙繰り出し機構に関するものである。
レシートなどを発行するロール紙プリンタでは、記録媒体として、長尺状の記録紙をロール状に巻き付けた構成のロール紙が用いられる。ロール紙は転動可能な状態でロール紙収納部に収納され、紙送りローラによって、ロール紙から記録紙が引き出されて、印字位置において印字ヘッドによって印字が施される。一般に、紙送りローラによる紙送りと、印字ヘッドによる印字が交互に繰り返されて、紙送り方向に沿って所定のピッチで印字が施される。
ロール紙はロール紙収納部の底面上に転動可能な状態で置かれている。紙送りローラによって記録紙が搬送方向に引かれると、それに追従して、ロール紙がロール紙収納部内においてその中心軸線回りに回転して記録紙が繰り出される。ロール紙の慣性負荷、および、ロール紙とロール紙収納部の底面との間の摩擦力に抗して、ロール紙を回転させて記録紙を繰り出す必要がある。このような紙送り負荷が作用しても記録紙を滑り無く送り出すことができるように、紙押えローラによって所定の押圧力で記録紙が紙送りローラに押し付けられている。
なお、紙送り負荷の増減に影響されることなくロール紙を送り出すことを目的とした先行技術文献として特許文献1がある。ここには、繰出リールにロール紙が回転自在に支持される大型のプリンタにおいて、ロール紙を精度良く円滑に送るために、ロール紙を所定の弾性力で押圧して屈曲状態に保持し、紙送り初期に作用するテンションを緩和させるバッファ手段が開示されている。また、特許文献2には、繰出しローラのローラ径のバラツキ、ロール径などの外的変動要因による影響を受けることなく、記録紙を正確に送り出すことを目的としたロール紙給紙装置が開示されている。
特開2003−192202号公報 特開平7−33295号公報
ここで、紙送り速度を上げると、それに伴って紙送りローラに作用する紙送り負荷も大きくなる。記録紙を滑り無く搬送するためには、より大きな押圧力で紙押えローラを紙送りローラに押圧する必要がある。押圧力を高くすると、紙送りローラを回転駆動するための紙送りモータの負荷トルクが増加するので、トルク容量の高い紙送りモータを用いる必要がある。また、大きな押圧力が作用するので、紙送りローラおよび紙押えローラの耐久性が低下するおそれもある。
次に、ロール紙プリンタでは上記のように印字動作と紙送り動作が交互に行われる。すなわち、紙送りローラによる紙送り動作が間欠的に行われる。ロール紙が繰出リールなどの支軸によってその巻き芯を中心として回転自在の状態で支持されておらず、単に、ロール紙収納部の底面に転動可能な状態で置かれている場合には、紙送り速度を上げると、紙送りローラによる記録紙の引き出し動作に追従してロール紙が回転できずに、ロール紙が全体としてロール紙収納部の底面から浮き上がるおそれがある。
浮き上がったロール紙が再びロール紙収納部の底面に落下する際には、ロール紙の自重が、そこから繰り出される記録紙に対して、搬送方向とは逆方向に引張る引張り力として作用する。ロール紙の落下と、紙送りローラによる記録紙の次の引き出し動作(紙送り動作)とが重なると、紙送りローラには一時的に過大な紙送り負荷が作用し、紙送りローラと記録紙の間に滑りが発生し、正確な量の紙送りを行うことができない。
本発明の課題は、このような問題点に鑑みて、紙送りローラに作用する紙送り負荷を低減可能なロール紙繰り出し機構を備えたロール紙プリンタを提案することにある。
また、本発明の課題は、ロール紙プリンタにおいて紙送りローラに作用する紙送り負荷を低減可能なロール紙繰り出し制御方法を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のロール紙プリンタは、ロール紙が転動可能な状態で収納される収容部であって、当該収容部の底板に前記ロール紙が当接して収納されるロール紙収納部と、前記ロール紙収納部に配置されているローラであって、前記ロール紙を繰り出す繰り出しローラと、印字ヘッドと、前記ロール紙収納部のロール紙から繰り出された長尺状の記録紙を、前記印字ヘッドによる印字位置を経由させて搬送するための紙送りローラと、前記印字ヘッドによる印字動作の期間、および、当該印字動作に引き続いて行われる前記紙送りローラによる紙送り動作の期間の一方、あるいは双方の期間を利用して、前記繰り出しローラを回転させる制御部と、を有し、前記制御部は、前記紙送り動作に必要な紙送り量に対応する量だけロール紙が記録紙繰り出し方向に回転するように、前記印字ヘッドによる印字動作の期間に前記繰り出しローラを回転させ、前記紙送りローラによる紙送り動作の期間に前記繰り出しローラを回転させず、前記紙送りローラによる紙送り動作の終了時から前記繰り出しローラの回転を開始させ、次の前記紙送りローラによる紙送り動作の開始時で前記繰り出しローラの回転を終了させることを特徴としている。
本発明のロール紙プリンタのロール紙収納部には、そこに収納されるロール紙の外周面に当接可能な位置に繰り出しローラが配置され、専用の繰り出しモータによって、この繰り出しローラが回転駆動される。繰り出しローラが回転すると、ロール紙がその中心軸線回りに回転する。したがって、例えば、紙送りローラによる紙送り時に、繰り出しローラを同期させて回転駆動して、ロール紙を記録紙繰り出し方向に回転させることにより、紙送りモータとは独立に、ロール紙から記録紙を繰り出すことができる。
ロール紙を回転させてそこから記録紙を繰り出すことにより、紙送りローラに作用する紙送り負荷が低減される。この結果、紙送り速度を上げた場合においても紙送り力も小さくて済み、紙押えローラによる押圧力も小さくて済むので、紙送りモータのトルクが小さくて良く、また、紙送りローラおよび紙押えローラの耐久性も改善される。さらに、紙送り時に、ロール紙がロール紙収納部の底面から浮き上がってしまうことが無いので、過大な紙送り負荷が作用して紙送り精度が低下するという弊害も回避できる。
例えば、印字動作の期間を利用して、繰り出しモータによって繰り出しローラを回転させ、ロール紙を記録紙繰り出し方向に回転させると、ロール紙から繰り出されて紙送りローラに到る間の記録紙の部分が徐々に弛む。したがって、次の紙送り時において紙送りローラを回転させた際には、かかる記録紙の弛みがあるので、紙送りローラにロール紙の慣性負荷が作用せず、紙送りが円滑に開始される。また、紙送り動作中における紙送り負荷も低減される。
ここで、記録紙の弛みが紙送り量より多い場合には、記録紙の弛みが徐々に増加して、ロール紙と紙送りローラの間で紙詰まりなどの弊害が発生する。逆に、記録紙の弛みが紙送り量より少ない場合には、紙送り動作の途中において記録紙の弛みが無くなり、それ以後は紙送りローラの紙送り負荷が増加してしまう。
本発明のロール紙プリンタの前記制御部は、前記紙送り動作に必要な紙送り量に対応する量だけロール紙が記録紙繰り出し方向に回転するように、前記繰り出しローラを回転させることを特徴としている。このように、紙送り量に対応する分だけ繰り出しローラによってロール紙を回転させるようにすれば、ロール紙から紙送りローラまでの間の記録紙の弛みが紙送り動作毎に無くなる。よって、紙詰まり、紙送り負荷の増加などの弊害が発生しない。
ここで、本発明のロール紙プリンタは、前記紙送りローラを回転駆動するための紙送りモータと、前記繰り出しローラを回転駆動するための繰り出しモータと、を有していることを特徴としている。
次に、本発明は、ロール紙が転動可能な状態で収納される収容部であって、当該収容部の底板に前記ロール紙が当接して収納されるロール紙収納部と、前記ロール紙収納部に配置されているローラであって、前記ロール紙を繰り出す繰り出しローラと、印字ヘッドと、前記ロール紙収納部のロール紙から繰り出された長尺状の記録紙を、前記印字ヘッドによる印字位置を経由させて搬送するための紙送りローラと、を有したロール紙プリンタの制御方法であって、前記印字ヘッドによる印字動作の期間、および、当該印字動作に引き続いて行われる前記紙送りローラによる紙送り動作の期間の一方、あるいは双方の期間を利用して、前記繰り出しローラを回転させ、前記紙送り動作に必要な紙送り量に対応する量だけロール紙が記録紙繰り出し方向に回転するように、前記繰り出しローラを回転させ、前記印字ヘッドによる印字動作の期間に前記繰り出しローラを回転させ、前記紙送りローラによる紙送り動作の期間に前記繰り出しローラを回転させず、前記紙送りローラによる紙送り動作の終了時から前記繰り出しローラの回転を開始させ、次の前記紙送りローラによる紙送り動作の開始時で前記繰り出しローラの回転を終了させることを特徴としている。
本発明では、ロール紙収納部に、そこに収納されるロール紙の外周面に当接可能な位置に繰り出しローラが配置され、この繰り出しローラが専用の繰り出しモータによって回転駆動される。紙送りローラによってロール紙を回転させて記録紙を繰り出す必要がないので、紙送りローラの紙送り負荷を大幅に低減でき、ロール紙の浮き上がりも防止できる。特に、ロール紙プリンタの紙送り速度を上げる場合に、本発明による効果が顕著である。
本発明を適用したロール紙プリンタの外観斜視図である。 開閉蓋を開いた状態のロール紙プリンタの外観斜視図である。 ロール紙プリンタのプリンタ機構部を示す斜視図である。 プリンタ機構部の概略縦断面図である。 ロール紙繰り出し機構を示す説明図である。 ロール紙プリンタの制御系の概略ブロック図である。 印字、紙送りおよびロール紙繰り出しの各動作の関係を示す動作説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したロール紙プリンタの実施の形態を説明する。
(プリンタ全体構成)
図1は本発明を適用したインクジェット式のロール紙プリンタの外観斜視図であり、図2はその開閉蓋を全開にした状態の外観斜視図である。本例のロール紙プリンタ1は全体としてほぼ直方体形状をしたプリンタ本体2と、当該プリンタ本体2の前面に取り付けた開閉蓋3とを有している。プリンタ本体2の外装ケース2aの前面には所定幅の記録紙排出口4が形成されている。記録紙排出口4の下側には排紙ガイド5が前方に突出しており、当該排紙ガイド5の側方には蓋開閉レバー6が配置されている。外装ケース2aにおける排紙ガイド5および蓋開閉レバー6の下側には、ロール紙出し入れ用の矩形の開口部2bが形成されており、この開口部2bが開閉蓋3によって封鎖されている。
蓋開閉レバー6を操作すると開閉蓋3のロックが解除される。排紙ガイド5を前方に引くと、図2に示すように、開閉蓋3が下端部を中心として前方にほぼ水平となるまで開く。開閉蓋3が開くと、プリンタ内部に形成されているロール紙収納部11が開放状態となり、同時に、ロール紙収納部11から記録紙排出口4に到る記録紙搬送経路が開放状態となり、プリンタ前方からロール紙の交換作業などを簡単に行うことができるようになっている。
また、開閉蓋3の右隣にも開口部2cが形成されており、ここには、下端を中心として開閉可能な開閉蓋7が取り付けられている。この開閉蓋7を開けると、インク供給部であるインクカートリッジ装填部18が開放状態となり、インクカートリッジの交換などを行うことができる。開閉蓋3の左隣は操作面2dとなっており、ここには、状態表示ランプ、ペーパーフィードボタンなどが配列されている。
(プリンタ内部構成)
図3はロール紙プリンタ1における外装ケース2aに内蔵されているプリンタ機構部を示す斜視図であり、図4はプリンタ機構部を前後方向に切断した場合の概略縦断面図である。プリンタ機構部10は、その幅方向の中央部分にロール紙収納部11を備えており、このロール紙収納部11にはロール紙12がプリンタ幅方向に向いた横置き状態で収納されるようになっている。すなわち、ロール紙収納部11は、ロール紙12より僅かに広幅であり、その底面は、プリンタ前後方向の中央が最も深くなった湾曲状の底板11aによって規定されている。この底板11aの前後の湾曲底面部分11b、11cに、ロール紙12の前後の外周面部分12b、12cが当接した状態で、ロール紙12が転動可能な状態で置かれる。
ロール紙収納部11の上側には、ヘッドユニット13が水平に取り付けられている。ヘッドユニット13はヘッドユニットフレーム14を備え、このヘッドユニットフレーム14の左右の側板部分14a、14bの間にはキャリッジガイド軸15が水平に架け渡されている。キャリッジガイド軸15に沿って、インクジェットヘッド16が下向き状態で搭載されているキャリッジ17が往復移動可能となっている。
図3に示すように、ロール紙収納部11の右隣におけるヘッドユニット13の右側部分の下側部位には、インクカートリッジ装填部18およびヘッドメンテナンスユニット20が配置されている。下側に配置されているインクカートリッジ装填部18には不図示のインクカートリッジを装着可能である。上側に配置されているヘッドメンテナンスユニット20は、公知のヘッドメンテナンスユニットと同様に、インクジェットヘッド16のノズル面を払拭するためのワイパおよびノズル面の各ノズルから吐出あるいは排出された廃インクを回収するための回収部(図示せず)が備わっている。ロール紙収納部11の左隣におけるヘッドユニット13の左側部分の下側部位は、制御基板(図示せず)が装着されている基板装着部22となっている。
図4に示すように、プリンタ機構部10の内部においては、ロール紙収納部11とヘッドユニット13の間における後側の部位に、プリンタ幅方向に沿って記録紙ガイド32が水平に配置されている。記録紙ガイド32の前側には、一段高い位置においてプリンタ前後方向に水平に、プラテンガイド33が配置されている。プラテンガイド33の真上には、キャリッジ17に搭載されたインクジェットヘッド16が配置されている。インクジェットヘッド16のノズル面16aは、プラテンガイド33の上面33aに対して一定のギャップで対峙しており、当該上面33aによって印字位置が規定されている。
印字位置を規定しているプラテンガイド33と、記録紙ガイド32との間には、後側紙送りローラ34がプリンタ幅方向に水平に架け渡されている。後側紙送りローラ34には下側から所定幅の後側紙押えローラ35が所定の押圧力で押し付けられている。プラテンガイド33における前端側の部位には、前側紙送りローラ37が配置されている。前側紙送りローラ37には、上側から前側紙押えローラ38が押し付けられている。後側紙送りローラ34および前側紙送りローラ37は、ヘッドユニット13に搭載されている紙送りモータ36によって駆動される。
キャリッジ17は、キャリッジモータ39およびタイミングベルト40を備えたキャリッジ搬送機構によって、プリンタ幅方向(印字幅方向)に往復移動される。キャリッジ17を往復移動させながら、そこに搭載されているインクジェットヘッド16により、ロール紙12から繰り出されて印字位置に位置している記録紙12aの部分の表面に印字が行われる。記録紙12aの幅方向への一連の行印字が終了した後は、後側紙送りローラ34および前側紙送りローラ37が回転駆動されて、所定ピッチだけ記録紙12aが送り出される。この後に、次の行印字が行われる。このように、記録紙12aは、所定ピッチで間欠的に送り出されながらインクジェットヘッド16によって印字が施される。
キャリッジ17にはインクダンバ41が搭載されており、ここには、可撓性のインクチューブ42が接続されている。インクチューブ42を介して、インクカートリッジ装填部18に装着されているインクカートリッジから各色のインクがインクジェットヘッド16に供給され、インクジェットヘッド16によりフルカラー印刷を行うことが可能となっている。
印字後の記録紙12aが排出される記録紙排出口4には、鋏式の記録紙切断装置44が配置されている。記録紙切断装置44の固定刃45は上向き状態で垂直に配置されており、その可動刃46は下向きで垂直に配置されている。可動刃駆動機構47によって可動刃46がプリンタ幅方向の一方の端を支点として上下方向に旋回すると、固定刃45との接触点がプリンタ幅方向に移動して、これらの間に位置する記録紙12aを幅方向に切断できる。
ここで、開閉蓋3には、その蓋フレーム51に、プラテンガイド33、記録紙ガイド32、後側紙押えローラ35、前側紙送りローラ37、および固定刃45が搭載されている。また、蓋フレーム51の前端には、蓋開閉レバー6および排紙ガイド5が取り付けられている。開閉蓋3は、例えば平行リンク機構によって、水平状態を保持したまま開閉するように構成されている。
開閉蓋3を開けると、ロール紙収納部11のロール紙出し入れ用の開口部2bが開放状態になると共に、ロール紙収納部11から記録紙排出口4に到る記録紙搬送経路が開放状態になる。したがって、ロール紙収納部11にロール紙12を収納し、ロール紙12から記録紙12aを所定の長さだけ引き出し、しかる後に開閉蓋3を閉じると、図4において太い一点鎖線で示すように、ロール紙収納部11に収納されているロール紙12から引き出された記録紙12aが、記録紙ガイド32によってガイドされ、後側紙送りローラ34および後側紙押えローラ35の間からプラテンガイド33の上面33a(印字位置)を経由して前側紙送りローラ37および前側紙押えローラ38の間を通って記録紙排出口4から外部に引き出された記録紙セット状態が形成される。
この状態で後側紙送りローラ34および前側紙送りローラ37が回転すると、記録紙12aの搬送が開始される。記録紙12aが所定ピッチで間欠的に搬送され、インクジェットヘッド16によって印字位置を通過する記録紙12aの表面に印字が行われる。所定の印字が終了した後は、例えば、印字後の記録紙12aの部分を記録紙排出口4から排出し、記録紙切断装置44によって記録紙12aの印字部分の後端位置が切断され、所定長さの印字済みの記録紙片が発行される。
(ロール紙繰り出し機構およびロール紙繰り出し制御動作)
本例のロール紙プリンタ1では、紙送り動作とは独立して、ロール紙収納部11に収納されているロール紙12をその中心軸線回りに回転させて記録紙を繰り出すことのできるロール紙繰り出し機構が備わっている。
図5はロール紙繰り出し機構を示す説明図である。図4および図5を参照して、本例のロール紙繰り出し機構を説明する。ロール紙繰り出し機構80は、ロール紙収納部11に配置された繰り出しローラ81と、この繰り出しローラ81を回転駆動するための繰り出しモータ82を備えている。繰り出しローラ81は、ロール紙収納部11の底板11aにおける前側の湾曲底面部分11bに、プリンタ幅方向に沿って水平に配置されている。繰り出しローラ81は、ゴムローラなどのような摩擦係数の高い材質からなるローラである。繰り出しローラ81の外周面は湾曲底面部分11bから僅かに上方に突出しており、ロール紙収納部11に収納されたロール紙12の外周面部分12bに常に当接している。
繰り出しローラ81のローラ軸83の両軸端は、ロール紙収納部11の左右の側板部分(図示せず)に回転自在の状態で支持されている。ローラ軸83の一方の軸端部の側に繰り出しモータ82が配置されており、繰り出しモータ82の回転が減速歯車列84などの回転力伝達機構を介してローラ軸83に伝達されるようになっている。
図6は本例のロール紙プリンタ1の制御系を示す概略ブロック図である。制御系は、マイクロコンピュータを備えた駆動制御部50を中心に構成されており、この駆動制御部50は、ホストコンピュータなどの上位機器51からの印字指令および印字データの供給を受けて、紙送り動作および印字動作を実行する。駆動制御部50には、キャリッジ位置を示す検出信号などの各種の不図示のセンサからの検出信号が入力され、これらに基づき、駆動制御部50は紙送りモータ36およびキャリッジモータ39を、モータドライバ52、53を介して駆動制御し、インクジェットヘッド16をヘッドドライバ54を介して駆動制御する。さらに、モータドライバ55を介して繰り出しモータ82を駆動制御する。
印字動作においては、キャリッジモータ39によりキャリッジ17を記録紙12aの幅方向(主走査方向)に向けて移動させながら、そこに搭載されているインクジェットヘッド16により、例えば、一ライン分の印字動作を行う。一ライン分の印字動作が終了した後は、印字領域の外に移動したキャリッジ17をそこに止め、紙送りモータ36を駆動して副走査方向に例えば一ライン分の紙送りを行う。紙送り動作の終了後には、再び、キャリッジ17を主走査方向における逆方向に移動して、次の一ライン分の印字動作を行う。主走査方向への印字動作と、副走査方向への紙送り動作とが交互に繰り返されて、記録紙12aに所定行数分の印字が施される。
本例の駆動制御部50は、キャリッジ17の停止期間だけでなく、キャリッジ17の減速期間および加速期間も利用して紙送り動作を行わせるようにしている。すなわち、キャリッジ17が印字領域から外れた時点から、キャリッジ17が逆方向に移動を始めて再び印字領域に入る時点までのキャリッジ反転時間内において、紙送りモータ36により紙送りを行うようになっている。これにより、キャリッジ17の停止期間中にのみ紙送りを行う場合に比べて、印字に関与しない非印字期間を短くできるので、印字動作のスループットを上げることができる。
ここで、本例の駆動制御部50は、インクジェットヘッド16による印字動作の期間を利用して、繰り出しモータ82を駆動して繰り出しローラ81を回転させることにより、ロール紙12を回転させて記録紙12aを繰り出すようにしている。記録紙12aの繰り出し量は、次に行われる紙送りモータ36による紙送り量に一致させてある。記録紙12aの繰り出しによって、ロール紙12から後側紙送りローラ34までの間における記録紙12aの部分は弛んだ状態になる。かかる弛みは次の紙送り動作によって解消される。したがって、後側紙送りローラ34には、ロール紙12の慣性負荷が紙送り負荷として作用しないので、当該ローラ34の紙送り負荷が大幅に低減される。
図7は、駆動制御部50により実現される印字動作、紙送り動作およびロール紙繰り出し動作を示す動作説明図である。図における上側の曲線Aはキャリッジ17の移動状態を示す曲線であり、中央の曲線Bは紙送り状態を示す曲線であり、下側の曲線Cは記録紙12aの繰り出し量(弛み量)の変化を示す曲線である。曲線A、Bは、横軸に時間を取り、縦軸に速度を取ったものである。曲線Cは、横軸に時間を取り、縦軸に繰り出し量Δ(弛み量)を取ったものである。
図7を参照して説明すると、主走査方向の印字を終えたキャリッジ17は、記録紙12aの印字領域から側方に外れる時点(印字終了時点T1)の手前から減速して時点T3で停止する。キャリッジ17の停止期間は時点T3から時点T4までであり、時点T4からキャリッジ17は主走査方向の逆方向に向けて移動を開始し、所定速度となるように加速される。キャリッジ17が再び記録紙12aの印字領域に入ると(時点T6)、インクジェットヘッド16による記録紙12aへの印字動作が開始される。
紙送りモータ36による記録紙12aの送り動作期間は、例えば、時点T2から時点T5までの一定時間とされている。紙送りモータ36は、例えばステッピングモータであり、定められたステップレートで駆動制御される。
一方、繰り出しモータ82によるロール紙繰り出しローラ81の回転は、紙送り終了時点T5から開始され、次の紙送り開始時点T2で終了するようになっている。すなわち、紙送り終了時点T5から印字開始時点T6までの期間と、印字期間と、印字終了時点T1から紙送り開始時点T2までの期間において継続して行われる。繰り出しローラ81の回転によって、ロール紙12は記録紙繰り出し方向に回転して、記録紙12aが繰り出される。曲線Cで示すように、紙送りモータ36による紙送りの開始時点T2において記録紙12aの繰り出し量(弛み量)が最大Δ(max)となる。この繰り出し量は、時点T2から時点T5の間における紙送り量と同一とされている。したがって、紙送り終了時点T5では、記録紙12aの繰り出し量が零になる。すなわち、ロール紙12から後側紙送りローラ34までの間の記録紙12aの部分の弛み量が零になる。
以上説明したように、本例のロール紙プリンタ1では、ロール紙12が、ロール紙収納部11の底板11aに配置されている繰り出しローラ81に乗った状態で収納される。繰り出しローラ81は紙送りが行われていない期間(図7の時点T5から時点T2までの期間)だけ駆動され、繰り出しローラ81に乗っているロール紙12が、その中心軸線を中心として回転して、そこから記録紙12aが繰り出される。紙送り開始時点においては、紙送りモータ36により駆動される後側紙送りローラ34による紙送り量に対応する弛みが発生する。
よって、紙送り時においては、後側紙送りローラ34に、ロール紙12の慣性負荷が直接に作用することがなく、後側紙送りローラ34の紙送り負荷が大幅に低減される。このため、紙送り速度を上げ、紙送りの間欠駆動間隔を狭めた場合においても、滑り防止のために、後側紙送りローラの紙送り力を大きくする必要がない。したがって、後側紙押えローラ35による押圧力を増加させなくて済むので、紙送りモータ36のトルクを上げる必要がなく、また、後側紙送りローラ34および後側紙押えローラ35の耐久性が低下することも回避できる。
さらに、紙送り時に、ロール紙12が、そこからの記録紙繰り出し動作に追従して回転できずに、ロール紙収納部11の底板11aから浮き上がってしまうことも回避できる。すなわち、後側紙送りローラ34とロール紙12の間の記録紙12aには弛みがあるので、後側紙送りローラ34により記録紙12aが送り方向に引かれても、その引張り力がロール紙12に作用しない。よって、ロール紙12が紙送り開始時に浮き上がることがない。このため、浮き上がったロール紙12が落下する際に後側紙送りローラ34に過大な負荷が加わり、記録紙12aに滑りが生ずるという弊害を回避でき、精度良く紙送りを行うことができる。
さらにまた、本例では、記録紙12aの繰り出し量(弛み量)を、次に行われる紙送り時の紙送り量と同一となるようにしてある。したがって、紙送り動作の終了時点(図7の時点T5)においては弛みが無い状態に戻る。記録紙の繰り出し量(弛み量)が紙送り量よりも多い場合には、記録紙の弛みが徐々に増加して、後側紙送りローラ34の手前側で紙詰まりなどの弊害が発生する危険性がある。逆に、記録紙の繰り出し量が紙送り量よりも少ない場合には、紙送り動作の後半においてロール紙の慣性負荷が後側紙送りローラ34に加わり、紙送り負荷が上がり、滑りなどが発生して紙送り精度が低下する危険性がある。本例ではこのような弊害の発生を未然に防止できる。
(その他の実施の形態)
なお、上記の例では、紙送り動作が行われる期間を外して、繰り出しローラ81を回転駆動して記録紙12aの繰り出し動作を行うようにしている。紙送り動作と並行して、ロール紙12を繰り出しローラ81によって回転させながら記録紙12aの繰り出し動作を行うようにしてもよい。紙送り動作の期間および印字動作の期間の双方を利用することにより、繰り出しローラ81を極めて低い速度で回転させながら記録紙12aの繰り出しを行うことができるので、繰り出しモータ82としてトルク容量の小さな小型モータを用いることができる。勿論、記録紙12aの繰り出しを、紙送り動作が行われる期間以外の期間内における一部の期間において行うようにすることもでき、紙送り動作の期間内(図7の時点T2〜T5)において行うこともできる。
次に、上記の例は、シリアル型のロール紙プリンタに本発明を適用したものであるが、ライン型のロール紙プリンタに対しても本発明を同様に適用可能である。また、上記の例は、インクジェット式のロール紙プリンタに本発明を適用したものであるが、サーマルヘッドなど各種の印字ヘッドを備えたロール紙プリンタに対しても本発明を同様に適用可能である。
1 ロール紙プリンタ、2 プリンタ本体、3 開閉蓋、4 記録紙排出口、11 ロール紙収納部、11a 底板、11b,11c 湾曲底面部分、12 ロール紙、12a 記録紙、12b,12c 外周面部分、13 ヘッドユニット、33 プラテンガイド、34 後側紙送りローラ、34a ローラ軸、35 後側紙押えローラ、36 紙送りモータ、37 前側紙送りローラ、38 前側紙押えローラ、44 記録紙切断装置、50 駆動制御部、52,53,55 モータドライバ、54 ヘッドドライバ、80 ロール紙繰り出し機構、81 繰り出しローラ、82 繰り出しモータ、83 減速歯車列。

Claims (3)

  1. ロール紙が転動可能な状態で収納される収容部であって、当該収容部の底板に前記ロール紙が当接して収納されるロール紙収納部と、
    前記ロール紙収納部に配置されているローラであって、前記ロール紙を繰り出す繰り出しローラと、
    印字ヘッドと、
    前記ロール紙収納部のロール紙から繰り出された長尺状の記録紙を、前記印字ヘッドによる印字位置を経由させて搬送するための紙送りローラと、
    前記印字ヘッドによる印字動作の期間、および、当該印字動作に引き続いて行われる前記紙送りローラによる紙送り動作の期間の一方、あるいは双方の期間を利用して、前記繰り出しローラを回転させる制御部と、
    を有し
    前記制御部は、
    前記紙送り動作に必要な紙送り量に対応する量だけロール紙が記録紙繰り出し方向に回転するように、前記印字ヘッドによる印字動作の期間に前記繰り出しローラを回転させ、前記紙送りローラによる紙送り動作の期間に前記繰り出しローラを回転させず、前記紙送りローラによる紙送り動作の終了時から前記繰り出しローラの回転を開始させ、次の前記紙送りローラによる紙送り動作の開始時で前記繰り出しローラの回転を終了させることを特徴とするロール紙プリンタ。
  2. 請求項1に記載のロール紙プリンタであって、
    前記紙送りローラを回転駆動するための紙送りモータと、
    前記繰り出しローラを回転駆動するための繰り出しモータと、を有していることを特徴とするロール紙プリンタ。
  3. ロール紙が転動可能な状態で収納される収容部であって、当該収容部の底板に前記ロール紙が当接して収納されるロール紙収納部と、前記ロール紙収納部に配置されているローラであって、前記ロール紙を繰り出す繰り出しローラと、印字ヘッドと、前記ロール紙収納部のロール紙から繰り出された長尺状の記録紙を、前記印字ヘッドによる印字位置を経由させて搬送するための紙送りローラと、を有したロール紙プリンタの制御方法であって、
    前記印字ヘッドによる印字動作の期間、および、当該印字動作に引き続いて行われる前記紙送りローラによる紙送り動作の期間の一方、あるいは双方の期間を利用して、前記繰り出しローラを回転させ
    前記紙送り動作に必要な紙送り量に対応する量だけロール紙が記録紙繰り出し方向に回転するように、前記繰り出しローラを回転させ、
    前記印字ヘッドによる印字動作の期間に前記繰り出しローラを回転させ、前記紙送りローラによる紙送り動作の期間に前記繰り出しローラを回転させず、前記紙送りローラによる紙送り動作の終了時から前記繰り出しローラの回転を開始させ、次の前記紙送りローラによる紙送り動作の開始時で前記繰り出しローラの回転を終了させることを特徴とするロール紙プリンタの制御方法。
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