JP5217373B2 - 通信装置及び位相回転量推定方法 - Google Patents

通信装置及び位相回転量推定方法 Download PDF

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本発明は、通信装置及び位相回転量推定方法に関するものである。
OFDM(OFDMAを含む、以下同様)通信では、送信側と受信側で信号のタイミングの同期や周波数の同期をとることが重要である。
例えば、受信側で受信遅延が生じた場合、データにCP(サイクリックプレフィックス)が付加されていると、CP長以内の遅延であればシンボル間干渉は起きないが、搬送波(サブキャリア)の位相回転が生じ、位相誤差となる。
このような位相回転による位相誤差を補正する技術については、例えば、特許文献1に記載されている。
また、従来の位相回転量の算出方法は次のようなものである。
ここでは、図13のような周波数軸方向(サブキャリア方向)−時間軸方向(シンボル方向)の2次元サブキャリア配置において、図示のようにパイロットサブキャリアが配置されているものとする。
そして、ここではタイミングオフセットを計算するために、周波数f,時間tのパイロットサブキャリアAについての伝送路周波数応答H(f,t)と、前記パイロットサブキャリアAから周波数軸方向に離れて位置する周波数f+Δf,時間tのパイロットサブキャリアBについての伝送路周波数応答H(f+Δf,t)と、を用いて、周波数方向の位相回転量を求める。
まず、タイミングオフセット・周波数オフセットのない場合における周波数f,時間tのパイロットサブキャリアAについての伝送路周波数応答をH0とする。
このとき、タイミングオフセットT0、周波数オフセットF0があるとすると、周波数f,時間tのパイロットサブキャリアAの伝送路周波数応答H(f,t)は、下記式(1)のようになる。
Figure 0005217373
また、周波数f+Δf,時間tのパイロットサブキャリアBについての伝送路周波数応答H(f+Δf,t)は、下記式(2)のようになる。
Figure 0005217373
そして、周波数軸方向に並ぶ2つのパイロットサブキャリアA,B間の位相回転量θは、H(f,t)とH(f+Δf,t)との相関値を算出し、その相関値の偏角argを求めることによって得られ、下記(3)式が成り立つ。なお、式(3)において「*」は、複素共役である。
Figure 0005217373
したがって、下記式(4)によって、タイミングオフセットT0を計算することができる。ただし、−1/(2Δf)<T0≦1/(2Δf)とする。
Figure 0005217373
なお、周波数オフセットF0についても同様に求めることができ、具体的には、時間軸方向に並ぶ2つのパイロットサブキャリア間の相関値を求めて、当該相関値から時間方向の位相回転量θを算出し、当該位相回転量θから周波数オフセットF0を求めればよい。
特開2000−295195号公報
従来の位相回転量の算出では、一定周波数間隔Δfのサブキャリア間、又は一定時間間隔Δtのサブキャリア間における伝送路周波数応答の相関値を用いて、時間軸方向又は周波数軸方向の位相回転量を推定していた。
つまり、従来は、一つの伝送路周波数応答の相関値だけを用いて位相回転量を推定しており、推定誤差が大きくなりやすく、推定精度に改善の余地があった。
そこで、本発明は、位相回転量を精度良く推定するための新たな技術を提供することを目的とする。
本発明は、伝送路周波数応答の算出に用いられるパイロット信号が時間方向と周波数方向の2次元配置において分散配置されているOFDM信号によって通信を行う通信装置であって、受信したOFDM信号に含まれるパイロット信号における伝送路周波数応答を算出する伝送路周波数応答計算部と、前記伝送路周波数応答計算部によって算出された伝送路周波数応答に基づいて、パイロット信号間における伝送路周波数応答の相関値を算出する相関値計算部と、前記相関値計算部によって算出された複数の相関値を用いて、位相回転量を算出する位相回転量計算部と、を備え、前記相関値計算部は、パイロット信号同士の位置関係が異なる複数の相関値を算出するように構成され、前記位相回転量計算部は、パイロット信号同士の位置関係が異なる複数の相関値を用いて、位相回転量を算出するものである。
上記本発明によれば、パイロット信号同士の位置関係が異なる複数の相関値を用いて、位相回転量を算出するため、位相回転量を算出するためのサンプル数が増え、精度良く位相回転量を算出することができる。
前記位相回転量計算部によって算出された位相回転量を用いて、受信信号の位相回転量を補正する位相回転量補正部を備えているのが好ましい。この場合、受信信号の位相回転量を補正できる。
また、前記位相回転量計算部によって算出された位相回転量を用いて、タイミングオフセットを算出し、算出したタイミングオフセットに基づいて受信信号のFFT窓タイミングを補正する窓位置補正部を備えているのが好ましい。この場合、FFT窓タイミングが、精度のよいタイミングオフセットによって、適切に補正される。
また、前記位相回転量計算部によって算出された位相回転量を用いて、周波数オフセットを算出し、算出した周波数オフセットに基づいて、受信の基準周波数を補正する基準周波数補正部を備えているのが好ましい。この場合、受信の基準周波数が、精度の良い周波数オフセットによって、適切に補正される。
また、前記位相回転量計算部によって算出された位相回転量を用いて、タイミングオフセット及び/又は周波数オフセットを算出し、算出したタイミングオフセット及び/又は周波数オフセットを、信号の送信側へ送信する送信部を備えているのが好ましい。この場合、信号の送信側は、精度の良いタイミングオフセット及び/又は周波数オフセットによって、送信タイミングや送信基準周波数を適切に補正することができる。
さらに位相回転量推定方法に係る本発明は、伝送路周波数応答の算出に用いられるパイロット信号が時間方向と周波数方向の2次元配置において分散配置されているOFDM信号に含まれる前記パイロット信号を用いて位相回転量を推定する方法であって、受信したOFDM信号に含まれるパイロット信号における伝送路周波数応答を算出するステップと、パイロット信号間における伝送路周波数応答の相関値を算出する相関値計算ステップと、前記相関値計算ステップにおいて算出した複数の相関値を用いて、位相回転量を算出する位相回転量計算ステップと、を含み、前記相関値計算ステップでは、パイロット信号同士の位置関係が異なる複数の相関値を算出し、前記位相回転量計算ステップでは、パイロット信号同士の位置関係が異なる複数の相関値を用いて、位相回転量を算出するものである。
本発明によれば、精度良く位相回転量を算出することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態では、通信方式としてWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access, IEEE802.16)を例として説明する。
図1は、WiMAXにおいて採用されているOFDMのサブキャリア配置を示している。OFDMは、周波数多重方式の一種であり、周波数軸上で直交するように多数配置された搬送波(サブキャリア)にQAM変調をかけ、デジタル情報の伝送を行う通信方式である。
OFDMのサブキャリアには、データサブキャリア(Data Sub−Carrier)、パイロットサブキャリア(Pilot Sub−Carrier)、ヌルサブキャリア(Null Sub−Carrier)の3種類がある。
データサブキャリア(データ信号)は、データや制御用メッセージを送信するためのサブキャリアであある。パイロットサブキャリアは、受信側及び送信側で既知の信号(パイロット信号)であり、伝送路周波数応答の算出などに用いられる。
ヌルサブキャリアは、実際には何も送信されないサブキャリアであり、低周波数域側のガードサブバンド(ガードサブキャリア)、高周波数域側のガードサブバンド(ガードサブキャリア)、及びDCサブキャリア(中心周波数サブキャリア)によって構成されている。
図2は、WiMAXの上りPUSCのヌルサブキャリアを除いたデータサブキャリア及びパイロットサブキャリアの2次元配置を示している。図2において、横軸は周波数軸であり、縦軸は時間軸である。
図2の横軸のl(1〜L)はサブキャリア番号を示している。サブキャリア番号は、ヌルサブキャリアを除くサブキャリアについて、周波数の小さい順に番号を付したものである。なお、ヌルサブキャリアを含めた全サブキャリアの数を1024とした場合、データサブキャリア及びパイロットサブキャリアの総数Lは、840となる。
図2の縦軸のkは、シンボル番号を示している。シンボル番号は、到来時間の早い順にシンボルに番号を付したものである。
なお、図2では、シンボル方向(時間軸方向)に3個×周波数軸方向に4個の計12個のサブキャリアによって1つのタイル構造を構成している。タイルは、ユーザ割当の際の最小単位となるものである。
タイルの四隅には、パイロットサブキャリアが配置され、タイル内の他のサブキャリアはデータサブキャリアとされている。
図2に示すように、上記タイルが時間軸方向及び周波数軸方向に規則的に並んでいる。この結果、パイロットサブキャリアは、図2の2次元配置において分散配置されている。
図3は、第1実施形態に係る通信装置1の機能ブロックを示している。図3は、主に、通信装置1における受信機能(OFDM受信機としての機能)を示している。この通信装置1は、基本構成として、アンテナ素子11、RF部12、BB部13、FFT部14、及びフィルタ処理部15を有している。なお、ここでの通信装置1は、主に、移動端末との間で通信を行う基地局を想定する。
前記RF(Radio Frequency)部12は、受信した信号搬送波周波数からベースバンド周波数への変換などを行う。前記BB(Base Band)部13は、送信側で付加されたGI(Guard Interval)の除去や、A/D変換などを行う。前記FFT部は、信号の直/並列変換、離散フーリエ変換などを行う。前記フィルタ処理部15は、FFT部からの出力信号に対して適当なウェイトをかけて合成し、各サブキャリアにおける所望信号を抽出する。このウェイトは、パイロットサブキャリアから計算により求められる。
送信側通信装置と受信側通信装置1との間の伝送路は、フェージング伝送路となっている。サブキャリアは、フェージング伝搬路を通過すると、その振幅と位相が変化する。変化量は、サブキャリアの位置(時間軸方向位置と周波数軸方向位置)によって変わる。
また、第1実施形態の通信装置1は、FFT部から出力された周波数領域の信号から(図2参照)、位相回転量を推定する位相回転量推定部16と、推定された位相回転量に基づいて、信号の位相回転量を補正する位相回転量補正部17とを有している。第1実施形態では、受信側通信装置1で、位相回転を補正するため、シンボル間での位相回転や、サブキャリア間での位相回転を防ぐことができる。
本実施形態における前記位相回転量推定部16の基本機能は次のとおりである。例えば、図4のサブキャリア配置(図2と同様にWiMAXの上りPUSC)において、位相回転量を求めることを考える。ここでは、周波数方向(図4の横軸方向)に1サブキャリア進むごとに生じる周波数軸方向の位相回転量をX、時間方向(図4の縦軸方向)に1シンボル進むごとに生じる時間軸方向の位相回転量をYとする。
まず、図4のサブキャリア配置において、従来の位相回転量推定を適用した場合の推定方法を説明する。従来の位相回転量推定では、一定周波数間隔のサブキャリア間、又は一定時間間隔のサブキャリア間(シンボル間)で位相回転量を求めていた。
したがって、図4のサブキャリア配置で周波数軸方向の位相回転量Xを求めようとすると、周波数間隔を、例えば、図4のパイロットサブキャリアaとパイロットサブキャリアbとの間の周波数間隔に相当する3×Δfに決めておき、この周波数間隔3×Δfで求まる位相回転量Z1から、周波数軸方向における1サブキャリアごとの位相回転量X=Z1/3を求めることになる。
同様に、従来の位相回転量推定で、時間軸方向の位相回転量Yを求めようとすると、時間間隔を、例えば、図4のパイロットサブキャリアgとパイロットサブキャリアhとの間の時間間隔に相当するΔtに決めておき、この時間間隔Δtで求まる位相回転量Z4から、時間軸方向の1シンボルごとの位相回転量Y=Z4を求めることになる。
なお、位相回転量Z1,Z4は、それぞれ、Z1=3X+N1(N1:推定誤差)、Z4=Y+N4(N4:推定誤差)である。
よって、
Xの推定値=Z1/3=X+N1/3
Yの推定値=Z4=Y+N4
となる。
これに対し、本実施形態の位相回転量推定部16では、固定された一つの周波数間隔又は時間間隔だけで位相回転量を求めるのではなく、位相回転量を求める際に、パイロットサブキャリア間の位置関係として複数のものを用いて、位相回転量推定精度を向上させる。これは、図4のサブキャリア配置では、パイロットサブキャリア間の位置関係として、周波数間隔、時間間隔、及び方向が異なる多様な位置関係が存在することを利用したものである。
具体的には、本実施形態の位相回転量推定部16は、周波数方向の位相回転量Xを推定するのに、パイロットサブキャリアa,b(周波数間隔3Δf)だけでなく、これとは異なる位置関係にあるパイロットサブキャリアc,dやパイロットサブキャリアe,fを用いる。
ここで、パイロットサブキャリアc,dは、時間軸方向に2Δt離れた位置関係を有し、パイロットサブキャリアe,fは、周波数軸方向に3Δf離れ、時間軸方向に2Δt離れた位置関係を有するものである。
また、パイロットサブキャリアe,f間での位相回転量Z3は、周波数間隔3Δfの場合における位相回転量と、時間間隔2Δtの場合における位相回転量を加えたものと考えることができる。
つまり、パイロットサブキャリアe,f間での位相回転量Z3から、パイロットサブキャリアc,d間での位相回転量Z2を引くと、周波数間隔3Δfでの位相回転量を求めることができる。
このように、ある周波数間隔(3Δf)での位相回転量は、その周波数間隔(3Δf)を持つパイロットサブキャリア同士を用いて算出したもの(Z1)だけではなく、周波数と時間とからみた位置関係が異なる他のパイロットサブキャリア同士を用いて算出したもの(Z3−Z2)も用いて求めることができる。
同様に、本実施形態の位相回転量推定部16は、時間方向の位相回転量Xを推定するのに、パイロットサブキャリアg,h(時間間隔Δt)だけでなく、これとは異なる位置関係にあるパイロットサブキャリアc,dを用いる。
ここで、パイロットサブキャリアc,dは、前述のように、時間軸方向に2Δt離れた位置関係を有するものである。したがって、パイロットサブキャリアc,d間での位相回転量Z2は、時間間隔Δtの場合における位相回転量を2倍したものと考えることができる。
つまり、パイロットサブキャリアc,d間での位相回転量Z2を、2で割れば、時間間隔Δtでの位相回転量を求めることができる。
このように、ある時間間隔(Δt)での位相回転量は、その周波数間隔(Δt)を持つパイロットサブキャリア同士を用いて算出したもの(Z4)だけではなく、周波数と時間とからみた位置関係が異なる他のパイロットサブキャリア同士を用いて算出したもの(Z2/2)も用いて求めることができる。
したがって、本実施形態の位相回転量推定部16は、周波数軸方向の位相回転量Xや時間軸方向の位相回転量Yを、例えば、次のようにして求めることができる。
Xの推定値=(Z1/3+(Z3−Z2)/3)/2=X+(N1+N3−N2)/6
Yの推定値=(Z2/2+Z4)/2=Y+N2/4+N1/2
なお、位相回転量Z2,Z3は、それぞれ、Z2=2Y+N2(N2:推定誤差)、Z3=3X+2Y+N3(N3:推定誤差)である。
本実施形態の位相回転量推定部16では、位相回転量を推定するのに用いるサンプル数が従来よりも多くなり、推定誤差を抑制し、推定精度を向上させることができる。
さて、ここで、タイミングオフセット、周波数オフセットの計算方法について整理しておく。伝送路がシングルパスの場合は、タイミングオフセットは、前述の式(1)〜式(4)のようにして求めることができ、周波数オフセットについても同様の議論が可能である。
さらに、伝送路がマルチパスフェージング環境である場合において、タイミングオフセット、周波数オフセットをとることを考える。n番目のパスにおけるタイミングオフセットをTn、周波数オフセットをFnとする。このとき周波数f、時間tにおける周波数応答H(f,t)は、式(5)で表される。
Figure 0005217373
上記式(5)のように、マルチパス環境下では、伝送路周波数応答は複雑な形になるため、各パスのタイミングオフセットT0〜TN、周波数オフセットF0〜FNを振幅に応じて重み付け平均した式(6)のTmean,式(7)のFmeanを推定することを考える(図5(a)(b)参照)。
Figure 0005217373
Figure 0005217373
まず、準備として、式(8),式(9)を定義し、式(5)を式(10)のように置きかえる。
Figure 0005217373
Figure 0005217373
Figure 0005217373
このとき、周波数f、時間tについて、式(11)の平均をとると、式(11)の右辺第2項が消えて、式(12)が得られる。
Figure 0005217373
Figure 0005217373
さらに、任意のnについて、式(13)(14)が成り立つとすると、式(12)の位相を計算することによって、式(15)のように、(TmeanΔf+FmeanΔt)を求めることができる。
Figure 0005217373
Figure 0005217373
Figure 0005217373
なお、式(11)の時点で、位相を計算し、周波数f、時間tについて平均をとることによって、(TmeanΔf+FmeanΔt)を求めることも可能である。
そして、2通りのパターン(Δf1,Δt1),(Δf2),Δt2)について、
TmeanΔf1+FmeanΔt1
TmeanΔf2+FmeanΔt2
を求め、上記2パターンから得られる連立方程式を解くことにより、Tmean,Fmeanを導出することができる。なお、Δf1Δf2≠Δf2Δf1である。
上記のようなオフセットの算出方法によれば、TmeanΔf,FmeanΔfをそれぞれ求めて、Tmean,Fmeanを導出する場合に比べて、様々なパターン(Δfk,Δfk)(k=1〜K)の情報を総合して、オフセットTmean,Fmeanを推定するため、高精度な推定が可能である。
以下、上記のような基本機能を有する位相回転量推定部16の詳細について説明する。位相回転量推定部16は、図6に示すように、FFT部14から出力された周波数領域の受信信号を逐次的に保存する第1バッファ部161を備えている。本実施形態における位相回転量推定では、時間的に前のパイロットサブキャリアを使用することがあるため、任意のパイロットサブキャリアを使用できるように、受信信号を第1バッファ部161に蓄積する。
また、位相回転量推定部16は、第1バッファ161に蓄積された受信信号(パイロットサブキャリア)を用いて、伝送路周波数応答を算出する伝送路周波数応答計算部162を有している。伝送路周波数応答計算部162は、参照信号生成部162aによって生成された参照信号(既知信号)を用いて、パイロットサブキャリアごとに伝送路周波数応答Hを算出する。伝送路周波数応答計算部162によって算出された伝送路周波数応答Hは、第2バッファ部163に蓄積される。
さらに、位相回転量推定部16では、任意の2つのパイロットサブキャリアの伝送路周波数応答の相関値(H*H)を求める相関計算部164を備えている。相関計算部164によって算出された相関値は、相関値記憶部165に保存される。
さらにまた、位相回転推定部16は、相関計算部164によって算出された相関値(複素数)の偏角argを求めて、位相回転量を算出する位相回転量計算部166を備えている。ここでの位相回転量計算部166は、算出した偏角argから、さらにタイミングオフセット及び/又は周波数オフセットを算出することができる。
相関値計算部164は、具体的には、下記式(16)〜(19)に従って、第1相関値S(3Δf,0)、第2相関値S(0,2Δt)、第3相関値S(3Δf,2Δt)、第4相関値(3Δf,−2Δt)の演算を行う。
Figure 0005217373
Figure 0005217373
Figure 0005217373
Figure 0005217373
相関値計算部164による上記式(16)〜(19)の演算は、図2及び図4に示すようなWiMAX(モバイルWiMAX)の上りPUSCのサブキャリア配置において、受信したタイル(ユーザ割り当ての最小単位;図7参照)毎に、行われる。ユーザ割り当ての最小単位毎に演算を行うことで、どのようなユーザ割り当てが行われても、精度良く演算を行うことができる。
つまり、完全に任意の2つのパイロットサブキャリアを演算に用いると、あるユーザに割り当てられているバースト領域中のパイロットと、他のユーザに割り当てられているバースト領域中のパイロットを用いて、演算を行ってしまう可能性がある。
ユーザが異なると伝送路周波数応答も異なるために演算の精度が低下するが、ユーザ割り当ての最小単位内でのパイロットサブキャリアの組み合わせを演算に用いることで、ユーザ割り当ての影響を受けずに精度良く演算を行うことができる。
なお、図7では、タイルの左上隅のパイロットサブキャリアP1の周波数をf、時間をtとしている。したがって、タイルの右上隅のパイロットサブキャリアP2の周波数はf+Δf、時間はtである。タイルの左下隅のパイロットサブキャリアP3の周波数はf、時間は2Δtである。タイルの右下隅のパイロットサブキャリアP4の周波数はf+3Δf、時間は2Δtである。
式(16)〜式(19)に示す相関値S(nΔf,mΔt)は、各式(16)〜式(19)の右辺第1項に示す「前に求めた相関値Sprev(nΔf,mΔt)」を、各式(16)〜式(19)の右辺第2項で更新することによって求められる。
前に求めた相関値Sprev(nΔf,mΔt)は、別のタイルに基づいて直前に更新された相関値S(nΔf,mΔt)であり、相関値記憶部165に保存されている。相関計算部164は、前に求めた相関値Sprevを、当該相関値記憶部165から取得するとともに、更新した相関値Sを相関値記憶部165へ記憶させる。
相関値S(nΔf,mΔt)の更新の際には、各式(16)〜式(19)の右辺第1項には重み係数α1〜α4が掛けられ、同第2項には(1−α1)〜(1−α4)が掛けられる。伝送路中のノイズが大きいときにはノイズの影響を抑えるため、(1−α1)〜(1−α4)を小さくすべく、重み係数α1〜α4は大きくし、伝送路中のノイズが小さいときには伝送路変動への追従性能を高めるため、重み係数α1〜α4は小さくするのが好ましい。
さて、式(16)に示す第1相関値S(3Δf,0)は、パイロットサブキャリア間の周波数間隔が3Δfで、時間間隔が0である場合の伝送路周波数応答相関値を表している。この第1相関値S(3Δf,0)を更新するために、式(16)では、パイロットサブキャリアP1とパイロットサブキャリアP2との間での伝送路周波数応答相関値H(f,t)*H(f+3Δf,t)と、パイロットサブキャリアP3とパイロットサブキャリアP4との間での伝送路周波数応答相関値H(f,t+2Δt)*H(f+3Δf,t+2Δt)とを用いている。
式(17)に示す第2相関値S(0,2Δt)は、パイロットサブキャリア間の周波数間隔が0で、時間間隔が2Δtである場合の伝送路周波数応答相関値を表している。この第2相関値S(0,2Δt)を更新するために、式(17)では、パイロットサブキャリアP1とパイロットサブキャリアP3との間での伝送路周波数応答相関値H(f,t)*H(f,t+2Δt)と、パイロットサブキャリアP2とパイロットサブキャリアP4との間での伝送路周波数応答相関値H(f+3Δf,t)*H(f+3Δf,t+2Δt)とを用いている。
式(18)に示す第3相関値S(3Δf,2Δt)は、パイロットサブキャリア間の周波数間隔が3Δfで、時間間隔が2Δtである場合の伝送路周波数応答相関値を表している。この第3相関値S(3Δf,2Δt)を更新するために、式(18)では、パイロットサブキャリアP1とパイロットサブキャリアP4との間での伝送路周波数応答相関値(f,t)*H(f+3Δf,t+2Δt)を用いている。
式(19)に示す第4相関値S(3Δf,−2Δt)は、パイロットサブキャリア間の周波数間隔が3Δfで、時間間隔が−2Δtである場合の伝送路周波数応答相関値を表している。この第4相関値S(3Δf,−2Δt)を更新するために、式(7)では、パイロットサブキャリアP3とパイロットサブキャリアP2との間での伝送路周波数応答相関値(f,t+2Δt)*H(f+3Δf,t)を用いている。
そして、前記位相回転量計算部166は、前記第1相関値〜第4相関値それぞれについての偏角argを計算する。さらに、位相回転量計算部166は、偏角argから、タイミングオフセットT^mean及び周波数オフセットF^meanを算出する。
タイミングオフセットT^meanは、下記式(20)のように、各偏角に、適切な重みβ1〜β4を付けて加算し、2πΔfで除算することによって算出される。
Figure 0005217373
周波数オフセットF^meanは、下記式(21)のように、各偏角に、適切な重みγ1〜γ4を付けて加算し、2πΔtで除算することによって算出される。
Figure 0005217373
重みβ1〜β4や重みγ1〜γ4は、下記式(22)〜(25)を満たすように設定されるのが好ましい。また、サブキャリア間隔が小さく、多くの回数更新している相関値に対しては大きい重みβ,γをつけるのが望ましい。
なお、式(20)式(21)では、相関値の偏角を演算してから重み付き演算を行っていたが、相関値の重み付き演算を行ってから偏角を演算してもよい。
Figure 0005217373
Figure 0005217373
Figure 0005217373
Figure 0005217373
前述のように、第1実施形態では、推定したオフセットを用いて、位相回転量補正部17が、FFT後の位相回転の補償を行う。まず、タイミングオフセットの補正は、推定したタイミングオフセットの平均値Tmeanを用いて、サブキャリアに応じた位相回転の補償を行う。
例えば、補正前において、式(26)に示すように、タイミングオフセットTmeanがあった場合、式(27)に示すように、Tmeanで補正することにより、位相回転量を0にすることができる(図8参照)。なお、補正は、あるサブキャリアを基準として行われる。OFDMAの場合には、各ユーザが割り当てられた領域内で、推定・補正を行うのが好ましい。
Figure 0005217373
Figure 0005217373
上記のようにFFT後の位相回転補正を行うことで、隣接したサブキャリア間における伝送路周波数応答特性の変化量を小さくすることができる。また、伝送路周波数応答特性の推定が容易になる。
また、第1実施形態において周波数オフセットの補正は、推定したFmeanの分だけ、FFT後の周波数領域信号の周波数を補正すればよい。
上記第1実施形態のように、受信側で位相回転を補正することで、シンボル間の位相回転・サブキャリア間の位相回転を防ぐことができる。
図9は、第2実施形態に係る通信装置を示している。この第2実施形態では、第1実施形態と同様に位相回転量推定部16を有しているが、第1実施形態のようにFFT後に位相回転補正を行うのではなく、タイミングオフセットに応じてFFT窓タイミングを補正する窓位置補正部18を備えている。
FFT窓は、データの先頭にサイクリックプレフィックスCPが付加された信号において、FFTの対象となる範囲をいい、CP長以内の遅延であれば、FFT窓の先頭がCP内にあるため、シンボル間干渉を防止できる。
そして、本第2実施形態では、窓位置補正部18は、図10に示すように、遅延分散を考慮し、すべての遅延信号のデータ部の到来タイミングがFFT窓の先頭からCP長内に収まるように窓タイミングを調整する。
この窓タイミングの補正は、タイミングオフセットが、ある閾値以上になったときに行うのが好ましい。また、窓タイミングの調整を行った場合には、調整した分だけ、相関値Sを補正するのが好ましい。さらに、複数ユーザが存在する場合には、各ユーザの送信タイミングを各ユーザの重み付き平均位相回転量が揃うように行うのが望ましい。
上記のように、受信側で窓タイミングを補正することで、シンボル間干渉、キャリア間干渉、シンボル間の位相回転・サブキャリア間の位相回転を防ぐことができる。
また、第2実施形態に係る通信装置は、さらに、基準周波数補正部19を備えている。この基準周波数補正部19は、RF部12における受信基準周波数を、推定した周波数オフセットに応じて補正する。
図11は、第3実施形態に係る通信装置を示している。この第3実施形態では、第1実施形態と同様に位相回転量推定部16を有しているが、推定したタイミングオフセットと周波数オフセットを、送信側へ送信する送信部20を有している。タイミングオフセットを受信した送信側通信装置は、信号の送信タイミングを調整することで、第2実施形態において窓タイミングを補正したのと同様の効果が得られる。また、周波数オフセットを受信した送信側通信装置は、送信の基準となる周波数(搬送波周波数)を補正することができる。
図12は、第4実施形態に係る通信装置を示している。この第4実施形態では、通信装置は、複数の受信アンテナ素子11a,11bを有している。一般に、複数の受信アンテナ素子間では、オフセット量(位相回転量)は異なるため、複数のアンテナ素子11a,11bを有する場合、アンテナ素子11a,11bの系統ごとに、位相回転量推定部16及び位相回転量補正部17を設けるのが好ましい。
これに対し、第4実施形態では、複数のアンテナ素子11a,11bに共通の位相回転量推定部16を有している。この位相回転量推定部16によって推定された位相回転量を用いて、アンテナ素子11a,11bの各系統にそれぞれ設けられた位相回転量補正部17a,17bが、位相回転量補正を行う。
上述のように、複数のアンテナ素子11a,11b間ではオフセット量が異なるが、アンテナ素子11a,11b同士が近く配置されていれば、遅延波やドップラー波の分布が近くなるため、オフセット値も近い値となる。したがって、複数のアンテナ素子11a,11b間の距離が近い場合や伝送路中の雑音が大きい場合や、オフセット(位相回転量)の推定に使用できる信号数が少ない場合には、位相回転量推定部16によって、各アンテナ素子11a,11b系統のオフセット推定値(位相回転量推定値)を平均化することで、推定精度を向上させることができる。
具体的には、位相回転量推定部16は、各アンテナ11a,11bの系統における相関値Sを求め、それらの相関値Sの平均値を求める。そして、位相回転量推定部16は、相関値Sの平均値から、タイミングオフセットT^mean及び周波数オフセットF^meanを導出する。
なお、第4実施形態の位相回転量補正部17a,17bに代えて、複数のアンテナ素子11a,11bの各系統に、第2実施形態の窓位置補正部18や基準周波数補正部19をそれぞれ設けても良い。
また、第4実施形態の位相回転量補正部17a,17bに代えて、第3実施形態の送信部20を設けても良い。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図を逸脱しないかぎり、様々な変形が可能である。
OFDMのサブキャリア構造を示す図である。 サブキャリアの周波数−時間2次元配列である。 第1実施形態に係る通信装置のブロック図である。 位相回転量推定の基本概念説明図である。 (a)はタイミングオフセットの重み付け平均の説明図であり、(b)は周波数オフセットの重み付け平均の説明図である。 位相回転量推定部のブロック図である。 タイルごとのタイミングオフセット、周波数オフセット計算例のための説明図である。 位相回転補正の説明図である。 第2実施形態に係る通信装置のブロック図である。 FFT窓タイミング補正の説明図である。 第3実施形態に係る通信装置のブロック図である。 第4実施形態に係る通信装置のブロック図である。 従来の位相回転量推定方法の説明図である。
符号の説明
1:通信装置、11:アンテナ素子、12:RF部、13:BB部、14:FFT部、15:フィルタ処理部、16:位相回転量推定部、17:位相回転量補正部、161:バッファ、162:伝送路周波数応答計算部、163:バッファ、164:相関計算部、165:相関値記憶部、166:位相回転量計算部18:窓位置補正部、19:基準周波数補正部、20:送信部

Claims (6)

  1. データ信号及び伝送路周波数応答の算出に用いられるパイロット信号が周波数方向に配置され、時間方向と周波数方向の2次元配置において前記パイロット信号が分散配置されているOFDM信号によって通信を行う通信装置であって、
    受信したOFDM信号に含まれる前記パイロット信号における伝送路周波数応答を算出する伝送路周波数応答計算部と、
    前記伝送路周波数応答計算部によって算出された伝送路周波数応答に基づいて、前記パイロット信号間における伝送路周波数応答の相関値を算出する相関値計算部と、
    前記相関値計算部によって算出された複数の相関値を用いて、位相回転量を算出する位相回転量計算部と、
    を備え、
    前記相関値計算部は、前記パイロット信号同士の位置関係が異なる複数の相関値を算出するように構成され、
    前記位相回転量計算部は、前記パイロット信号同士の位置関係が異なる複数の相関値を用いて、位相回転量を算出する、
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記位相回転量計算部によって算出された位相回転量を用いて、受信信号の位相回転量を補正する位相回転量補正部を備えている請求項1記載の通信装置。
  3. 前記位相回転量計算部によって算出された位相回転量を用いて、タイミングオフセットを算出し、算出したタイミングオフセットに基づいて受信信号のFFT窓タイミングを補正する窓位置補正部を備えている請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 前記位相回転量計算部によって算出された位相回転量を用いて、周波数オフセットを算出し、算出した周波数オフセットに基づいて、受信の基準周波数を補正する基準周波数補正部を備えている請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記位相回転量計算部によって算出された位相回転量を用いて、タイミングオフセット及び/又は周波数オフセットを算出し、算出したタイミングオフセット及び/又は周波数オフセットを、信号の送信側へ送信する送信部を備えている請求項1〜4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. データ信号及び伝送路周波数応答の算出に用いられるパイロット信号が周波数方向に配置され、時間方向と周波数方向の2次元配置において前記パイロット信号が分散配置されているOFDM信号に含まれる前記パイロット信号を用いて位相回転量を推定する方法であって、
    受信したOFDM信号に含まれる前記パイロット信号における伝送路周波数応答を算出するステップと、
    パイロット信号間における伝送路周波数応答の相関値を算出する相関値計算ステップと、
    前記相関値計算ステップにおいて算出した複数の相関値を用いて、位相回転量を算出する位相回転量計算ステップと、
    を含み、
    前記相関値計算ステップでは、前記パイロット信号同士の位置関係が異なる複数の相関値を算出し、
    前記位相回転量計算ステップでは、前記パイロット信号同士の位置関係が異なる複数の相関値を用いて、位相回転量を算出する、
    ことを特徴とする位相回転量推定方法。
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