JP5216533B2 - 投写光学系及び投写型映像表示装置 - Google Patents
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Description
さらに、前記反射ミラーは、前記複数の側辺部のうち、前記1つの対向する側辺部を除いた少なくとも1つの側辺部において前記筐体によって支持されないように構成されていると共に、前記筐体に対して、反射面とは反対側から対向支持部のそれぞれに、筐体に固定する固定点と、弾性力によって所定圧力で押し当てる押当点とによって支持されるように構成されている。
実施形態は、斜め投写を実現する投写型映像表示装置、及び、投写型映像表示装置に設けられる投写光学系に関するものである。投写光学系は、屈折光学系と、屈折光学系から出射された光を反射する反射ミラーを有する反射光学系と、屈折光学系及び反射光学系を保持する筐体とを備える。筐体は、反射ミラーに設けられた複数の側辺部のうち、少なくとも1対の側辺部に沿って反射ミラーを支持する1対の支持部を有する。反射ミラーは、複数の側辺部のうち、1対の側辺部を除いた少なくとも1つの側辺部において筐体によって支持されずに、反射ミラーの熱変形を許容するように1対の支持部によって支持される。
(投写光学系の構成)
以下において、第1実施形態に係る投写光学系について、図面を参照しながら説明する。図1〜図5は、第1実施形態に係る投写光学系100を示す図である。
反射ミラー21の光学中心から離れた部分が反射ミラー21の熱変形が大きい部分として用いられる。一方で、反射ミラー21の光学中心に近い部分が反射ミラー21の熱変形が小さい部分として用いられる。
反射ミラー21の傾斜角度が大きい部分が反射ミラー21の熱変形が大きい部分として用いられる。一方で、反射ミラー21の傾斜角度が小さい部分が反射ミラー21の熱変形が小さい部分として用いられる。なお、反射ミラー21の傾斜角度は、屈折光学系10から出射された光の光軸に対する反射ミラー21の傾きである。
以下において、第1実施形態に係る筐体について、図面を参照しながら説明する。図12〜図16は、投写光学系100から屈折光学系10及び反射光学系20を取り外した状態を示す図である。なお、図12〜図16では、映像光生成部200も取り外されていることに留意すべきである。また、図12〜図16では、固定点31A、固定点31B、押当点32A及び押当点32Bについても取り外されていることに留意すべきである。
以下において、第1実施形態に係る押当点の構成について、図面を参照しながら説明する。図17及び図18は、第1実施形態に係る押当点の構成例を示す図である。ここでは、押当点32A及び押当点32Bは、同様の構成を有するため、押当点32Bについて例示する。
第1実施形態では、反射ミラー21は、複数の側辺部のうち、1対の側辺部を除いた少なくとも1つの側辺部(側辺部21A及び側辺部21C)において筐体によって支持されずに、反射ミラー21の熱変形を許容するように1対の支持部(側辺部21B及び側辺部21D)によって支持される。従って、反射ミラー21の熱変形によって生じる応力を逃がすことができ、反射ミラー21のミラー面に生じる予期せぬ歪みが抑制され、投写映像に生じる予期せぬ歪みが抑制される。
以下において、第1実施形態の変更例1について、図面を参照しながら説明する。以下においては、第1実施形態との相違点について主として説明する。
変更例1では、防護板40は、ネジ41の軸部分の径よりも大きい内径を有するネジ孔42を有する。また、ネジ41のフランジ部分と防護板40との間に加圧用部材43が設けられる。ネジ41のフランジ部分と筐体30との間に生じる圧力は、加圧用部材43によって防護板40に伝達される。従って、防護板40の取付け強度を損なうことなく、防護板40を筐体30に取付ける位置を微調整できる。
以下において、第2実施形態について、図面を参照しながら説明する。第2実施形態では、上述した屈折光学系を有する投写光学系が設けられた投写型映像表示装置について説明する。
以下において、投写型映像表示装置の構成例について、図面を参照しながら説明する。図23は、投写型映像表示装置600の第1構成例を示す図である。図24は、投写型映像表示装置600の第2構成例を示す図である。
以下において、第2実施形態に係る映像光生成部の構成について、図面を参照しながら説明する。図25は、第2実施形態に係る映像光生成部200を主として示す図である。映像光生成部200は、図25に示した構成に加えて、電源回路(不図示)、映像信号処理回路(不図示)などを有する。ここでは、光変調素子が透過型液晶パネルであるケースについて例示する。
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
Claims (5)
- 屈折光学系と、
前記屈折光学系から出射された光を反射する反射ミラーを有する反射光学系と、
前記屈折光学系及び前記反射光学系を保持する筐体とを備え、
前記反射ミラーは、反射面が凹面に形成されていると共に、複数の側辺部が設けられ、
前記筐体は、前記反射ミラーに設けられた複数の側辺部のうち、少なくとも1つの対向する側辺部に沿って前記反射ミラーを反射面側から支持する対向支持部を有し、
さらに、前記反射ミラーは、前記複数の側辺部のうち、前記1つの対向する側辺部を除いた少なくとも1つの側辺部において前記筐体によって支持されないように構成されていると共に、前記筐体に対して、反射面とは反対側から対向支持部のそれぞれに、筐体に固定する固定点と、弾性力によって所定圧力で押し当てる押当点とによって支持されるように構成されていることを特徴とする投写光学系。 - 前記固定点は、前記反射ミラーの熱変形が小さい部分に設けられ、
前記押当点は、前記反射ミラーの熱変形が大きい部分に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の投写光学系。 - 前記反射ミラーで反射された光を透過する透過領域が設けられた防護板をさらに備え、
前記筐体は、前記屈折光学系の側面の一部分を露出しながら、前記屈折光学系の側面の他部分を覆う側壁を有しており、
前記防護板は、前記屈折光学系の側面の一部分を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の投写光学系。 - 光変調素子と、前記光変調素子から出射された光を投写する投写光学系とを備えた投写型映像表示装置であって、
前記投写光学系は、屈折光学系と、前記屈折光学系から出射された光を反射する反射ミラーを有する反射光学系と、前記屈折光学系及び前記反射光学系を保持する筐体とを備え、
前記反射ミラーは、反射面が凹面に形成されていると共に、複数の側辺部が設けられ、
前記筐体は、前記反射ミラーに設けられた複数の側辺部のうち、少なくとも1つの対向する側辺部に沿って前記反射ミラーを反射面側から支持する対向支持部を有し、
さらに、前記反射ミラーは、前記複数の側辺部のうち、前記1つの対向する側辺部を除いた少なくとも1つの側辺部において前記筐体によって支持されないように構成されていると共に、前記筐体に対して、反射面とは反対側から対向支持部のそれぞれに、筐体に固定する固定点と、弾性力によって所定圧力で押し当てる押当点とによって支持されるように構成されていることを特徴とする投写型映像表示装置。 - 前記筐体は、前記屈折光学系の側面の一部分を露出しながら、前記屈折光学系の側面の他部分を覆う側壁を有しており、
前記対向支持部は、前記側壁の一端に設けられており、
前記押当点は、前記反射ミラーの光学中心から離れた部分に設けられており、
前記固定点は、前記反射ミラーの光学中心に近い部分に設けられており、
前記側壁は、前記固定点が設けられた部分側において、前記屈折光学系の側面の一部分を露出することを特徴とする請求項4に記載の投写型映像表示装置。
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