JP6463015B2 - 光学装置及びこれを用いた投射型表示装置 - Google Patents

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本発明は、光学装置及びこれを用いた投射型表示装置に関し、特にポートレート投射を可能にする光学装置に関する。
近年、プロジェクタ(投射型表示装置)には、床面に載置した状態で人の立位画像等の縦に長い画像を投射する、いわゆるポートレート投射をできることが望まれている。このようなプロジェクタとして特許文献1に記載された構成が知られている。
特許文献1では、折り返しミラーを投射レンズの前面に配置することでポートレート投射を可能にするとともに、折り返しミラーをプロジェクタの筐体に対して回動可能に取り付ける技術が開示されている。
特開2004−53976号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された構成では、折り返しミラーの一端側のみがプロジェクタ筐体に取り付けられている。このため、ガタが発生しやすく、高精度に投射画像を投射するのが困難になるおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、高精度に投射画像を投射することを可能にした光学装置及びこれを用いた投射型表示装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の光学装置は、
投射型表示装置に装着可能な光学装置であって、
前記投射型表示装置からの光束を反射する反射部材と、
前記反射部材の一端側を支持するとともに、前記投射型表示装置の一端側に固定可能な第1の支持部材と、
前記反射部材の他端側を支持するとともに、前記投射型表示装置の他端側に固定可能な第2の支持部材と、を備え
前記反射部材は、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材とで支持される軸を中心に、前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材にそれぞれ設けられた開口部の幅の範囲内で回動するように設けられている、
ことを特徴とする。
本発明によれば、高精度に投射画像を投射することを可能にした光学装置及びこれを用いた投射型表示装置を提供することができる。
本発明の実施例におけるプロジェクタPの内部を示す図。 本発明の実施例におけるプロジェクタPの光学構成を示す平面図及び側面図。 本発明の実施例におけるプロジェクタPの外観を天面側から見た図。 本発明の実施例におけるプロジェクタPの外観を底面側から見た図。 本発明の第1実施例におけるポートレートユニットUの分解斜視図。 本発明の第1実施例におけるポートレートユニットUの分解斜視図。 本発明の第1実施例におけるポートレートユニットUの組立図。 本発明の第1実施例におけるポートレートユニットUがプロジェクタPに取り付けられた状態を示す図。 本発明の第2実施例におけるポートレートユニットUの分解斜視図。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の相対配置などは、この発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、構成部品の相対位置などは、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨で規定されたものではない。
〔投射型表示装置の構成の説明〕
図1は本発明の実施例におけるプロジェクタPの内部を示す図である。
1は光源であるランプ。2は不図示の複数のバネ部材にてランプ1および後述する防爆凸レンズ3を保持するランプホルダ。3はランプ1からの光を集光する機能を備えた防爆凸レンズ。4はランプ1およびランプホルダ2および防爆凸レンズ3および不図示の複数の部材によって構成されるランプユニットである。
5は不図示のスクリーン(被投射面)に画像を投射する投射レンズユニットであり、投射レンズユニット5内には投射レンズ光学系が収納されている。6はランプユニット4や後述の照明光学系及び色分離合成系を収納するとともに投射レンズユニット5が固定される光学ボックスである。
7は電源であり、電源7には不図示のACインレットを有し、後述する外装上ケース17に組み込まれ電源7に電気的に接続され筺体内に電源が供給される。8はバラストであり、ランプ1を点灯するための点灯電源装置である。バラスト8は電源7およびランプ1と電気的に接続される。
9は後述する外装上ケース17に設けられた吸気口17aから外気を吸入した空気の排気にて色分離合成系の光学素子を冷却する光学冷却ファンAである。10は後述する外装上ケース17に設けられた吸気口17aから外気を吸入した空気の排気にて色分離合成系の光学素子を冷却する光学冷却ファンBである。11は光学冷却ファン9と光学冷却ファン10を保持し、後述する吸気口17aから外気を吸入し、光学冷却ファン9と光学冷却ファン10の吸気口に導風する光学冷却ファン吸気ダクトである。13は排気ファンであり、排気ファン13の吸気する空気によって電源8、バラスト9を冷却し、排気によってランプ1およびその周辺を冷却し後述する排気口17bより筐体外へ排熱する。14は排気ファン13を保持する排気ファンホルダである。
15はランプ冷却ファンであり、ランプ冷却ファン15は色分離合成系の光学素子を冷却した空気を吸気し、排気によってランプ1を冷却する。16はランプ冷却ファン15から排気された空気を導風するランプ冷却ダクトである。
17は外装上ケースであり、筐体内に外気を取り込む前面吸気口17aと筐体外に排熱する排気口17bを備える。18は吸気口17aに近接して取り付き筐体内へ外気を吸入する際に筐体内に塵埃が入ることを抑制するエアフィルタである。
19は画像・制御等の各種信号を取り込むコネクタ(インターフェース)が搭載され、前述した電源7からの電力により液晶パネルの駆動、及びランプ1への点灯指令、複数のファンへの駆動指令を送ることを主とする駆動・制御基板ユニットである。駆動・制御基板ユニット19は色分離合成光学系に配置される液晶パネルから出るFPC(Flexible printed circuits)が接続される。
20は側面吸気口17aから吸気した後、排気によって後述する偏光変換素子45を冷却する偏光変換素子冷却ファンである。また、偏光変換素子冷却ファン20はシロッコファンである。21は偏光変換素子冷却ファン20から排気された空気を導風する偏光変換素子冷却ダクトである。
次に、ランプ1、照明光学系、色分離合成光学系及び投射レンズユニット5により構成される光学系の構成について、図2を用いて説明する。図2において、(A)は光学系の水平断面を、(B)は垂直断面をそれぞれ示す。
同図において、41は連続スペクトルで白色光を発光する放電発光管(以下、単に発光管という)である。42は発光管41からの光を所定の方向に集光する凹面鏡を有するリフレクタである。発光管41とリフレクタ42により光源ランプ1が構成される。
43aは図2(A)に示す水平方向において屈折力を有するシリンドリカルレンズセルを複数配列した第1シリンダアレイである。43bは第1シリンダアレイ43aの個々のレンズセルに対応したシリンドリカルレンズセルを複数有する第2シリンダアレイである。44は紫外線吸収フィルタ、45は無偏光光を所定の偏光光に変換する偏光変換素子である。
46は図2(B)に示す垂直方向において屈折力を有するシリンドリカルレンズで構成されたフロントコンプレッサである。47はランプ1からの光軸を、ほぼ90度(より詳しくは88度)折り曲げるための反射ミラーである。
43cは垂直方向において屈折力を有するシリンドリカルレンズセルを複数配列した第3シリンダアレイである。43dは第3シリンダアレイ43cの個々のレンズセルに対応したシリンドリカルレンズアレイを複数有する第4シリンダアレイである。
50は色座標を所定値に調整するために特定波長域の色をランプ1に戻すためのカラーフィルタである。48はコンデンサーレンズである。49は垂直方向において屈折力を有するシリンドリカルレンズで構成されたリアコンプレッサである。以上により、照明光学系が構成される。
58は青(B:例えば430〜495nm)と赤(R:例えば590〜650nm)の波長領域の光を反射し、緑(G:例えば505〜580nm)の波長領域の光を透過するダイクロイックミラーである。59は透明基板に偏光素子を貼り付けたG用の入射側偏光板であり、P偏光光のみを透過する。60は多層膜により構成された偏光分離面においてP偏光光を透過し、S偏光光を反射する第1偏光ビームスプリッタである。
61R,61G,61Bはそれぞれ、入射した光を反射するとともに画像変調する光変調素子(若しくは画像形成素子)としての赤用反射型液晶パネル、緑用反射型液晶パネル及び青用反射型液晶パネルである。62R,62G,62Bはそれぞれ、赤用1/4波長板、緑用1/4波長板及び青用1/4波長板である。
64aはR光の色純度を高めるためにオレンジ光をランプ1に戻すトリミングフィルタである。64bは透明基板に偏光素子を貼り付けたRB用入射側偏光板であり、P偏光のみを透過する。
65はR光の偏光方向を90度変換し、B光の偏光方向は変換しない色選択性位相差板である。66は偏光分離面においてP偏光を透過し、S偏光を反射する第2偏光ビームスプリッタである。
68BはB用射出側偏光板(偏光素子)であり、B光のうちS偏光成分のみを整流する。68GはG光のうちS偏光成分のみを透過させるG用出側偏光板である。69はR光及びB光を透過し、G光を反射するダイクロイックプリズムである。
以上の符号58〜60、62〜69により、照明光学系からの照明光をRGB用の3つの光変調素子61R、G、Bに導くとともに、この3つの光変調素子からの画像光を合成して投射レンズユニット(投射光学系)5に導く色分離合成光学系が構成される。
すなわち、プロジェクタPは、液晶パネル(光変調素子)と、ランプ1(光源)からの光束を液晶パネルに導く照明光学系と、照明光学系からの光束を複数の色光に分離する色分離合成系を備える。
本実施例において、偏光変換素子45はP偏光をS偏光に変換するが、ここでいうP偏光とS偏光は、偏光変換素子45における光の偏光方向を基準として述べている。一方、ダイクロイックミラー58に入射する光は、第1及び第2偏光ビームスプリッタ60,66での偏光方向を基準として考え、P偏光光であるとする。すなわち、本実施例では、偏光変換素子45から射出された光をS偏光光とするが、同じS偏光光をダイクロイックミラー58に入射する場合はP偏光光として定義する。
次に、光学的な作用を説明する。
発光管41から発した光はリフレクタ42により所定の方向に集光される。リフレクタ42は放物面形状の凹面鏡を有し、放物面の焦点位置からの光は該放物面の対称軸に平行な光束となる。但し、発光管41からの光源は理想的な点光源ではなく、有限の大きさを有しているので、集光する光束には放物面の対称軸に平行でない光の成分も多く含まれている。これらの光束は、第1シリンダアレイ43aに入射する。第1シリンダアレイ43aに入射した光束は、シリンダレンズセルの数に応じた複数の光束に分割されて集光され、垂直方向に並ぶ帯状の複数の光束となる。そして、これら複数の分割光束は、紫外線吸収フィルタ44及び第2シリンダアレイ43bを経て、複数の光源像を偏光変換素子45の近傍に形成する。
偏光変換素子45は、偏光分離面と反射面と1/2波長板とを有する。複数の光束は、それぞれの列に対応した偏光分離面に入射し、これを透過するP偏光成分とここで反射するS偏光成分とに分割される。反射されたS偏光成分は反射面で反射し、P偏光成分と同じ方向に射出する。一方、偏光分離面を透過したP偏光成分は、1/2波長板を透過してS偏光成分と同じ偏光成分に変換される。こうして、同じ偏光方向を有する複数の光束が射出する。
偏光変換された複数の光束は、偏光変換素子45から射出した後、フロントコンプレッサ46で圧縮され、反射ミラー47によって88度反射され、第3シリンダアレイ43cに入射する。
第3シリンダアレイ43cに入射した光束は、シリンダレンズセルの数に応じた複数の光束に分割されて集光され、水平方向に並ぶ帯状の複数の光束となる。該複数の分割光束は、第4シリンダアレイ43d及びコンデンサーレンズ48を介してリアコンプレッサ49に入射する。
フロントコンプレッサ46、コンデンサーレンズ48及びリアコンプレッサ49の光学作用によって、複数の光束によって形成される矩形像は互いに重なり合い、矩形の均一な明るさの照明エリアを形成する。この照明エリアに、反射型液晶パネル61R,61G,61Bが配置される。
偏光変換素子45によってS偏光とされた光は、ダイクロイックミラー58に入射する。以下、ダイクロイックミラー58を透過したG光の光路について説明する。
ダイクロイックミラー58を透過したG光は、入射側偏光板59に入射する。G光はダイクロイックミラー58によって分解された後もP偏光(偏光変換素子45を基準とする場合はS偏光)となっている。そして、G光は入射側偏光板59から射出した後、第1偏光ビームスプリッタ60に対してP偏光として入射し、その偏光分離面を透過してG用反射型液晶パネル61Gへと至る。
ここで、プロジェクタPのIF(interface)基板25には、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、テレビチューナ、スマートフォン、タブレット端末等の画像供給装置800が接続されている。制御基板11は、画像供給装置800から入力された画像情報に基づいて反射型液晶パネル61R,61G,61Bを駆動し、これらに各色用の原画を形成させる。これにより、各反射型液晶パネルに入射した光は、反射されるとともに原画に応じて変調(画像変調)される。画像供給装置800とプロジェクタPとにより画像表示システムが構成される。
G用反射型液晶パネル61Gにおいては、G光が画像変調されて反射される。画像変調されたG光のうちP偏光成分は、再び第1偏光ビームスプリッタ60の偏光分離面を透過して光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたG光のうちS偏光成分は、第1偏光ビームスプリッタ60の偏光分離面で反射され、投射光としてダイクロイックプリズム69に向かう。
このとき、すべての偏光成分をP偏光に変換した状態(黒を表示した状態)において、第1偏光ビームスプリッタ60とG用反射型液晶パネル61Gとの間に設けられた1/4波長板62Gの遅相軸を所定の方向に調整する。これにより、第1偏光ビームスプリッタ60とG用反射型液晶パネル61Gで発生する偏光状態の乱れの影響を小さく抑えることができる。
第1偏光ビームスプリッタ60から射出したG光は、ダイクロイックプリズム69に対してS偏光として入射し、該ダイクロイックプリズム69のダイクロイック膜面で反射して投射レンズユニット5へと至る。
一方、ダイクロイックミラー58で反射したR光とB光は、トリミングフィルタ64aに入射する。R光とB光はダイクロイックミラー58によって分解された後もP偏光となっている。そして、R光とB光は、トリミングフィルタ64aでオレンジ光成分がカットされた後、入射側偏光板64bを透過し、色選択性位相差板65に入射する。
色選択性位相差板65は、R光の偏光方向のみを90度回転させる作用を有し、これによりR光はS偏光として、B光はP偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射する。
S偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射したR光は、該第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面で反射され、R用反射型液晶パネル61Rへと至る。また、P偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射したB光は、該第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面を透過してB用反射型液晶パネル61Bへと至る。
R用反射型液晶パネル61Rに入射したR光は、画像変調されて反射される。画像変調されたR光のうちS偏光成分は、再び第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面で反射されて光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたR光のうちP偏光成分は、第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面を透過して、投射光としてダイクロイックプリズム69に向かう。
また、B用反射型液晶パネル61Bに入射したB光は、画像変調されて反射される。画像変調されたB光のうちP偏光成分は、再び第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面を透過して光源側に戻され、投射光から除去される。一方、画像変調されたB光のうちS偏光成分は、第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面で反射して、投射光としてダイクロイックプリズム69に向かう。
このとき、第2偏光ビームスプリッタ66とR用,B用反射型液晶パネル61R,61Bとの間に設けられた1/4波長板62R,62Bの遅相軸を調整することにより、G光の場合と同じように、R,B光それぞれの黒表示状態での調整を行うことができる。
こうして1つの光束に合成されて第2偏光ビームスプリッタ66から射出したR光とB光は、射出側偏光板68Bで検光されてダイクロイックプリズム69に入射する。また、R光はP偏光のまま射出側偏光板68Bを透過して、ダイクロイックプリズム69に入射する。
射出側偏光板68Bで検光されることにより、B光は、該B光が第2偏光ビームスプリッタ66、B用反射型液晶パネル61B及び1/4波長板62Bを通ることによって生じた無効な成分がカットされた光となる。
そして、ダイクロイックプリズム69に入射したR光とB光は、ダイクロイック膜面を透過して、該ダイクロイック膜面にて反射したG光と合成されて投射レンズユニット5に至る。
そして、合成されたR,G,B光は、投射レンズユニット5によってスクリーンなどの被投射面に拡大投影される。
以上説明した光路は、反射型液晶パネルが白表示状態の場合である。以下では、反射型液晶パネルが黒表示状態の場合での光路について説明する。
まず、G光の光路について説明する。ダイクロイックミラー58を透過したG光のP偏光光は、入射側偏光板59に入射し、その後第1偏光ビームスプリッタ60に入射してその偏光分離面で透過され、G用反射型液晶パネル61Gへと至る。しかし、反射型液晶パネル61Gが黒表示状態であるため、G光は画像変調されずに反射される。このため、G用反射型液晶パネル61Gで反射された後も、G光はP偏光光のままである。したがって、G光は再び第1偏光ビームスプリッタ60の偏光分離面を透過し、入射側偏光板59を透過して光源側に戻され、投射光から除去される。
次に、R光とB光の光路について説明する。ダイクロイックミラー58で反射したR光とB光のP偏光光は、入射側偏光板64bに入射する。そして、入射側偏光板64bから射出した後、色選択性位相差板65に入射する。色選択性位相差板65は、R光の偏光方向のみを90度回転する作用を持つため、R光はS偏光として、B光はP偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射する。
S偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射したR光は、その偏光分離面で反射され、R用反射型液晶パネル61Rへと至る。また、P偏光として第2偏光ビームスプリッタ66に入射したB光は、その偏光分離面を透過してB用反射型液晶パネル61Bへと至る。
ここで、R用反射型液晶パネル61Rは黒表示状態であるため、R用反射型液晶パネル61Rに入射したR光は画像変調されないまま反射される。このため、R用反射型液晶パネル61Rで反射された後も、R光はS偏光光のままである。したがって、R光は再び第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面で反射し、入射側偏光板64bを通過して光源側に戻され、投射光から除去される。これにより、黒表示がなされる。
一方、B用反射型液晶パネル61Bに入射したB光は、B用反射型液晶パネル61Bが黒表示状態であるため、画像変調されないまま反射される。このため、B用反射型液晶パネル61Bで反射された後も、B光はP偏光光のままである。したがって、B光は再び第2偏光ビームスプリッタ66の偏光分離面を透過し、色選択性位相差板65によりP偏光に変換され、入射側偏光板64bを透過して、光源側に戻され、投射光から除去される。
〔第1実施例〕
図3は本発明の実施例におけるプロジェクタ(投射型表示装置)Pの外観を天面側から見た図である。ここで、天面側とは、後述のランプカバーが設けられている側の面とする。
71はプロジェクタP本体の下側を保護するための外装下ケースである。72はランプユニット4を交換する際に開閉するためのランプカバーである。73は投射レンズユニット5を保護するためのレンズカバーである。74はエアフィルタ18を保護するための吸気カバーである。75は排気口17bに取り付いている排気カバーである。76はプロジェクタPの状態を示すために外装上ケース17に設けられているインジケータである。17c(17cL、17cR)は反転据え置きにした上で投射する際に不図示の調整脚を取り付けるための外装上ケース17に設けられた調整脚用ねじ穴である。
図4は本発明の実施例におけるプロジェクタPの外観を底面側から見た図である。
77は据え置きする際に、設置する設置足である。71a(71aL、71aR)はプロジェクタPを天井に吊るされた状態で投射するための天吊り金具を取り付けるための外装下ケース71に設けられた天吊り金具固定用の調整ねじ穴である。
図5は本発明の第1実施例における折り返しミラーユニット80の分解斜視図である。
80は、縦長画像の投射を実現するために投射レンズユニット5の前側に設けられる折り返しミラーユニットである。81は投射レンズより拡大投影された映像を折り返すための折り返しミラー(反射部材)である。82は折り返しミラーを保持するためのミラーホルダである。82aはミラーホルダの両側に設けられている軸である。82bは後述するフロントシャーシ92に対して取り付けられるねじ穴である。82cは折り返しミラー81を保持するために設けられたねじ穴である。83は折り返しミラー82の四隅に設けられるゴムである。84は四隅に設けられたゴム83を付勢させるための板ばねである。84aは後述するねじ85を挿入するための挿入孔が設けられている。85は板ばね84をゴム83に対して付勢させた状態で保持するためのビスである。
図6は本発明の第1実施例におけるポートレートユニット(光学装置)Uの分解斜視図である。
91はリアシャーシである。91aはミラーホルダ82の軸82aを挿入するための挿入孔である。91bは後述するアッパーシャーシ94を取り付けるために設けられたビス穴である。91cは後述するローアーシャーシ96を取り付けるために設けられたビス穴である。
92はフロントシャーシである。92aはミラーホルダ82の軸82bを挿入するための挿入孔である。92bは折り返しミラーユニット80を所望の角度に調整するために設けられた長穴である。92cは後述するアッパーシャーシ94を取り付けるために設けられたビス穴である。92dは後述するローアーシャーシ96を取り付けるために設けられたビス穴である。
93は折り返しミラー80を所望の角度に操作するためのノブ付ビスであり、長穴92bを介して、ねじ穴82bに係合する。
94はアッパーシャーシである。94aは後述するアッパーベースプレート98に設けられた挿入孔98aに挿入するための軸である。94bはビス穴91b、ビス穴92cに取り付けるための挿入孔である。94は後述するアッパーベースプレート98に対して取り付けられるビス穴である。
95はアッパーシャーシ94をリアシャーシ91およびフロントシャーシ92に留めるためのビスである。
96はローアーシャーシである。96aは後述するローアーベースプレート99に設けられた挿入孔99aに挿入するための軸である。96bはビス穴91c、ビス穴92dに取り付けるための挿入孔である。
すなわち、一体化部材(第3の支持部材)200は、リアシャーシ91、フロントシャーシ92、アッパーシャーシ94、ローアーシャーシ96を含み、各シャーシがビスによって接合されることで枠体となっている。
97はローアーシャーシ96をリアシャーシ91およびフロントシャーシ92に留めるためのビスである。
98はアッパーシャーシ94およびプロジェクタP本体に取り付けられるアッパーベースプレート(第1の支持部材)である。98aは軸95aを挿入するために設けられた挿入孔である。98bは折り返しミラーユニット80、リアシャーシ91、フロントシャーシ92、アッパーシャーシ94、ローアーシャーシ96の一体化部分を所望の角度に調整するために設けられた長穴である。98c(98cL,98cR)はプロジェクタP本体に取り付けるための取付穴である。
99はローアーシャーシ95およびプロジェクタP本体に取り付けられるローアーベースプレート(第2の支持部材)である。99aは軸96aを挿入にするために設けられた挿入孔である。99c(99cL、99cR)はプロジェクタP本体に取り付けるための取付穴である。
100は折り返しミラーユニット80、リアシャーシ91、フロントシャーシ92、アッパーシャーシ94、ローアーシャーシ96の一体化部分を所望の角度に調整するためのノブ付ビスである。
図7は本発明の第1実施例におけるポートレートユニットUの組立図である。図7において、折り返しミラー81の長辺方向と平行な方向をy軸方向とし、y軸方向と直交し、アッパーベースプレート98及びローアーベースプレート99の面と平行な方向をx軸方向とし、x軸方向及びy軸方向と直交する軸方向をz軸方向とした。
折り返しミラーユニット80が軸82aを中心として回動可能となっている。そのため、フロントプレート92に設けられた長穴92bの範囲で折り返しミラー81をxz平面において角度調整が可能となった。
一方、折り返しミラーユニット80、リアシャーシ91、フロントシャーシ92、アッパーシャーシ94、ローアーシャーシ96の一体化部分は、軸94aを中心として回動可能となっている。そのため、ローアーベースプレート99に設けられた長穴99bの範囲で折り返しミラーユニット80、リアシャーシ91、フロントシャーシ92、アッパーシャーシ94、ローアーシャーシ96の一体化部分をxy平面において角度調整が可能となった。言い換えれば、折り返しミラー81をxy平面において角度調整が可能となった。
すなわち、本実施例に示す構成によって、折り返しミラー81は2方向に回動可能であるために細かな調整が可能となり、高精度な投射画像を投射することが可能となる。
言い換えれば、ポートレートユニットUは、折り返しミラー81が回動可能なように折り返しミラー81を支持する一体化部材200を備える。そして、折り返しミラー81は、一体化部材200を介して、アッパーベースプレート98及びローアーベースプレート99に支持されている。さらに、アッパーベースプレート98及びローアーベースプレート99は、一体化部材200が回動可能なように一体化部材200を支持する。
さらに言い換えれば、折り返しミラー81は、長辺方向(図5に示す方向81L)と短辺方向(図5に示す方向81S)を備えるミラーであり、一体化部材200は枠体である。また、折り返しミラー81は、折り返しミラー81の長辺方向と平行な軸を中心に回動可能であり、枠体は、折り返しミラー81の短辺方向と平行な軸を中心に回動可能である。
なお、折り返しミラー81の長辺方向とは、図5に示すように、折り返しミラー81の厚みを除く寸法のうち、長い方の辺と平行な方向81Lである。同様に、折り返しミラー81の厚みを除く方向のうち、短い方の辺と平行な方向81Sである。
図8は本発明の第1実施例におけるポートレートユニットUがプロジェクタP本体に取り付けられた図である。
101(101L、101R)はアッパーベースプレート98をプロジェクタPに固定するためのビスであって、外装上ケース17に設けられた調整脚用ねじ穴17cにて固定されたビスである。一方、ローアーベースプレート99は、図6に示すように、ビス102(102L、102R)によってプロジェクタPに固定され、ビス102は、天吊り金具用の調整ねじ穴71aにて固定される。
すなわち、プロジェクタPは、ローアーベースプレート99に設けられている取付穴99cL(第1の開口部)に対応する調整ねじ穴71aL(第1の凹部)を備える。さらに、ローアーベースプレート99に設けられている取付穴99cR(第2の開口部)に対応する調整ねじ穴71aR(第2の開口部)を備える。そして、取付穴99cL及び取付穴99cRは、ローアーベースプレート99をプロジェクタPに固定する際に用いられるとともに、プロジェクタPを天井から吊るす際にも用いられる。
ここで、ローアーベースプレート99に設けられている取付穴99cLに対応する調整ねじ穴71aLとは、ローアーベースプレート99をプロジェクタPに固定する際に、取付穴99cLと調整ねじ穴71aの重心位置が一致することを示す。ローアーベースプレート99に設けられている取付穴99cRに対応する調整ねじ穴71aRについても同様である。
言い換えると、プロジェクタPは、ローアーベースプレート99に設けられている取付穴99cL(第1の開口部)に対応する調整ねじ穴71aL(第1の凹部)を備える。さらに、ローアーベースプレート99に設けられている取付穴99cR(第2の開口部)に対応する調整ねじ穴71aR(第2の開口部)を備える。
さらに、プロジェクタPは、調整ねじ穴71aLに係合可能なビス102L(第1の凸部)と、調整ねじ穴71aRに係合可能なビス102R(第2の凸部)と、を備える。そして、ビス102L及びビス102Rは、ローアーベースプレート99をプロジェクタPに固定する際に調整ねじ穴71aL及び調整ねじ穴71aRに係合する。さらに、ビス102L及びビス102Rは、プロジェクタPを天井から吊るす際に調整ねじ穴71aL及び調整ねじ穴71aRに係合し、プロジェクタPの自重を支持する。
すなわち、本実施例で示す構成では、調整ねじ穴71aは、ローアーベースプレート99をプロジェクタPに固定するという機能と、天井吊り金具をプロジェクタPに固定する機能という複数の機能を有する。言い換えれば、調整ねじ穴71をローアーベースプレート99固定時と、天井吊り金具固定時で兼用することが可能である。つまり、ポートレートユニットUをプロジェクタPに固定する際に、新しく調整ねじ穴を設ける必要がなく、既存の天井吊り金具用の調整ねじ穴を利用することが可能である。
以上のように、本実施例では、プロジェクタPに装着可能なポートレートユニットUが、プロジェクタPからの光束を反射する折り返しミラー81を備える。さらに、折り返しミラー81の一端側を支持するとともに、プロジェクタPの一端側に固定可能なアッパーベースプレート98と、折り返しミラー81の他端側を支持するとともに、プロジェクタPの他端側に固定可能なローアーベースプレート99と、を備える。
ここで、折り返しミラー81の一端側とは、折り返しミラー81の側面のうち、アッパーベースユニット98と向かい合う側面(図5に示す側面S1)の側を示す。同様に、折り返しミラー81の他端側とは、折り返しミラー81の側面のうち、ローアーベースユニット99と向かい合う側面(側面S1の反対側の側面)の側を示す。
さらに、プロジェクタPの一端側とは、プロジェクタPの面のうち、アッパーベースユニット98が固定されている面(図8に示す面S3)の側を示す。同様に、プロジェクタPの他端側とは、プロジェクタPの面のうち、ローアーベースユニット99が固定されている面(面S3の反対側の面)の側を示す。
また、プロジェクタPは、ポートレートユニットUと、液晶パネルと、ランプ1からの光束を液晶パネルに導く照明光学系と、照明光学系からの光束を複数の色光に分離するとともに、ポートレートユニットUに導く色分離合成系と、を備えていても良い。
このように、ポートレートユニットUとプロジェクタP本体が天面及び底面で機械的結合されることで、剛性が高くなる。そのため、ガタの発生が抑えられ、高精度に投射することが可能となる。
〔第2実施例〕
以下、図9を参照して、本発明の第2実施例で示すポートレートユニットUついて説明する。
図9は本実施例におけるポートレートユニットUを示す図である。
111は後述するアッパーベースプレート112とローアーベースプレート113と共に固定される補強板金(第4の支持部材)である。言い換えれば、補強板金111は、アッパーベースプレート(第1の支持部材)112及びローアーベースプレート(第2の支持部材)113を支持する。
111a及び111bは、補強板金111を後述するアッパーベースプレート112およびローアーベースプレート113に対して取り付けられるための挿入孔である。
112はアッパーシャーシ94およびプロジェクタP本体に取り付けられるアッパーベースプレートである。112c(112cL、112cR)はプロジェクタP本体に取り付けるための取付穴である。112bは補強板金111を取り付けるためのビス穴である。
113はローアーシャーシ95およびプロジェクタP本体に取り付けられるローアーベースプレートである。113c(113cL、113cR)はプロジェクタP本体に取り付けるための取付穴である。また、ローアーベースプレート113にも補強板金111を取り付けるための不図示のビス穴が設けられている。
すなわち、補強板金111がアッパーベースプレート112とローアーベースプレート113に対して固定される。このため、前述の第1実施例と比較して、プロジェクタPの高さ方向に対して剛性が上がるため、よりガタの発生が抑えられ、より高精度に投射画像を投射することが可能となる。
〔他の実施形態〕
前述した実施例では、光源としてランプ1を用いたプロジェクタPの構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。高精度に投射画像を投射することを可能にした光学装置及びこれを用いた投射型表示装置であれば、例えば、光源は、青色光を発するレーザーダイオードと、レーザーダイオードからの青色光の波長を変換する蛍光体と、を備える構成等であっても良い。
また、前述した実施例では、照明光学系に、シリンドリカルレンズセルを複数有するシリンダレンズアレイを用いた構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。照明光学系は、例えば、複数のフライアイレンズアレイを用いた構成等であっても良い。
81 折り返しミラー(反射部材)
98 アッパーベースプレート(第1の支持部材)
99 ローアーベースプレート(第2の支持部材)

Claims (11)

  1. 投射型表示装置に装着可能な光学装置であって、
    前記投射型表示装置からの光束を反射する反射部材と、
    前記反射部材の一端側を支持するとともに、前記投射型表示装置の一端側に固定可能な第1の支持部材と、
    前記反射部材の他端側を支持するとともに、前記投射型表示装置の他端側に固定可能な第2の支持部材と、を備え
    前記反射部材は、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材とで支持される軸を中心に、前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材にそれぞれ設けられた開口部の幅の範囲内で回動するように設けられている
    ことを特徴とする光学装置。
  2. 前記第1の支持部材の開口部及び前記第2の支持部材の開口部にそれぞれビスが挿入されることで、前記反射部材が前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材にそれぞれ設けられた開口部の幅の範囲内で回動するように設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記第1の支持部材の開口部に挿入されたビスには、前記開口部の幅の範囲内で操作されることで、前記反射部材を所望の角度に調整するためのノブが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の光学装置。
  4. 前記反射部材が回動可能なように前記反射部材を支持する第3の支持部材をさらに備え、
    前記反射部材は、前記第3の支持部材を介して、前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材に支持されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学装置。
  5. 前記反射部材は、長辺方向と短辺方向を備えるミラーであり、
    前記第3の支持部材は、枠体であって、
    前記ミラーは前記長辺方向と平行な軸を中心に回動可能であり、
    前記枠体は、前記ミラーの短辺方向と平行な軸を中心に回動可能である、
    ことを特徴とする請求項に記載の光学装置。
  6. 投射型表示装置に装着可能な光学装置であって、
    前記投射型表示装置からの光束を反射する反射部材と、
    前記反射部材を支持する第3の支持部材と、
    前記第3の支持部材の一端側を支持するとともに、前記投射型表示装置の一端側に固定可能な第1の支持部材と、
    前記第3の支持部材の他端側を支持するとともに、前記投射型表示装置の他端側に固定可能な第2の支持部材と、を有し、
    前記反射部材は、前記第3の支持部材で支持される第1軸を中心に回動可能であり、かつ、前記第3の支持部材は、前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材で支持される第2軸を中心に回動可能であることを特徴とする光学装置。
  7. 前記第3の支持部材は、前記第2軸を中心に回動する際に、前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材にそれぞれ設けられた開口部の幅の範囲内で回動するように設けられていることを特徴とする請求項6に記載の光学装置。
  8. 前記第1の支持部材及び前記第2の支持部材を支持する第4の支持部材をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の光学装置。
  9. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の光学装置を着脱可能な投射型表示装置。
  10. 前記第2の支持部材に設けられている第1の開口部に対応する第1の凹部と、
    前記第2の支持部材に設けられている第2の開口部に対応する第2の凹部と、をさらに備え、
    前記第1の凹部及び前記第2の凹部は、前記第2の支持部材を前記投射型表示装置に固定する際に用いられるとともに、前記投射型表示装置を天井から吊るす際にも用いられる、
    ことを特徴とする請求項に記載の投射型表示装置。
  11. 前記第2の支持部材に設けられている第1の開口部に対応する第1の凹部と、
    前記第2の支持部材に設けられている第2の開口部に対応する第2の凹部と、
    前記第1の凹部に係合可能な第1の凸部と、
    前記第2の凹部に係合可能な第2の凸部と、をさらに備え、
    前記第1の凸部及び前記第2の凸部は、前記第2の支持部材を前記投射型表示装置に固定する際に前記第1の凹部及び前記第2の凹部に係合するとともに、前記投射型表示装置を天井から吊るす際に前記第1の凹部及び前記第2の凹部に係合し、前記投射型表示装置の自重を支持する、
    ことを特徴とする請求項に記載の投射型表示装置。
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