JP5216308B2 - 紙葉類取扱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、紙葉類取扱装置に係り、特に金融機関等の窓口に設置され、窓口対応者によって使用される紙葉類取扱装置に関する。
銀行業務の省力化のために、銀行窓口で使用される紙葉類取扱装置として、例えば、特開2000−259882号公報に開示された紙幣整理機がある。
特開2000−259882号公報
金融機関等で扱われる紙幣は、定期的に中央銀行に返却される。このとき、紙幣の向きを揃えて返却しなければならないことがある。
従来の紙幣取扱装置を用いて紙幣の向きを揃えて整理する場合、分別したい種類の数の紙幣取り出し口と、その取り出し口への搬送路が必要であった。また、特許文献1の紙幣整理機の動作条件を設定する必要があり、操作が面倒であった。
本発明の目的は、紙幣を整理する際の窓口対応者の負担を軽減し、窓口業務の作業効率を向上することである。
本発明に係る紙葉類取扱装置は、好ましくは、紙葉類の受け入れ又は払い出しを行う紙葉類取扱装置において、紙葉類を受け付ける入金口と、紙葉類を払い出す出金口と、紙葉類を返却する返却口と、入金口から受け入れた紙葉類を一時的に集積する一時保留部と、紙葉類の種別、向き、損傷の程度を判別する識別部と、前記各部との間で紙葉類を搬送する搬送路と、出金口に収集する紙葉類の種別、向き、損傷の程度を記憶する記憶部と、紙葉類の種別、向き、損傷の程度などに応じて紙葉類の搬送先を切り替える手段とを有し、特定の紙葉類を出金口に収集する紙葉類取扱装置として構成される。
本発明によれば、窓口対応者が種別、向き、損傷の程度を個別に設定することなく紙葉類を選別するので、金融機関等の窓口対応者が紙葉類を整理する負担を軽減することができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
図1は、本発明の一実施形態である紙葉類取扱装置の構成図である。この実施例では、紙葉類として紙幣を使用する場合について説明する。窓口端末装置1は、窓口対応者が顧客情報や取引情報などを扱うための端末装置である。この窓口端末装置1は、CRTや液晶ディスプレイ等で構成される表示部、キーボード、マウス等で構成される入力部、通信線3で接続された紙葉類搬送装置2と通信する通信部、CPU等で構成される制御部、およびハードディスク等で構成される記憶部が備えられている。
紙葉類搬送装置2は、紙幣の払い出しや預け入れや整理を行う。この紙葉類搬送装置2は、通信線3によって2台の窓口端末装置1と接続されている。さらに装置の状態を監視するための管理端末装置9と接続することも可能である。
これらの窓口端末装置1、管理端末装置9、紙葉類搬送装置2で紙葉類取扱装置が構成されている。
スタートボタン4は、紙幣の預け入れや整理を開始する際に窓口対応者が押下するボタンである。入金口5は、窓口対応者が紙幣の預け入れや整理をする際に紙幣を紙葉類搬送装置2内に投入する投入口である。出金口6は、窓口対応者が紙幣の払い出し又は整理をした際に、紙葉類搬送装置2から出金された紙幣を取り出すために使用される。返却口7は、預け入れや整理の際に発生したリジェクト券を窓口対応者に返却するために使用される。
図2は、紙葉類搬送装置2の概略図を示す。
一時保留部21は、計数した紙幣を一時的に集積する一時保管庫である。識別部22は、紙幣の金種、真偽、向き、損傷の程度を判別する。収納部23a〜23dは、紙幣を種類別に集積する収納庫である。回収部24は、識別部22によってリジェクトされた紙幣を収納する収納庫である。上部搬送路25は、入金口5、識別部22、一時保留部21、出金口6、返却口7をループして紙幣を搬送する搬送路である。下部搬送路26は上部搬送路25から収納部23a〜23dおよび回収部24の上を経由して再び上部搬送路25へと紙幣を搬送する搬送路である。
入金口搬送路27は、入金口5から上部搬送路25へと紙幣を搬送する搬送路である。出金口搬送路28は、上部搬送路25から出金口6へと紙幣を搬送する搬送路である。返却口搬送路29は、上部搬送路25から返却口7へと紙幣を搬送する搬送路である。一時保留部収納搬送路30は、上部搬送路25から一時保留部21へと紙幣を搬送する搬送路である。一時保留部繰出搬送路31は、一時保留部21から上部搬送路25へと紙幣を搬送する搬送路である。収納部収納搬送路32a〜32dは、下部搬送路26から収納部23a〜23dへと紙幣を搬送する搬送路である。収納部繰出搬送路33a〜33dは、収納部23a〜23dから下部搬送路26へと紙幣を搬送する搬送路である。回収部搬送路34は、下部搬送路26から回収部24へと紙幣を搬送する搬送路である。
通過センサ35は、紙幣が通過するのを検知するセンサである。ゲート36は、紙幣を搬送する方向を切り替える。入金口紙葉類検知センサ37は、入金口5に紙幣があるか否かを検知するセンサである。出金口紙葉類検知センサ38は、出金口6に紙幣があるか否かを検知するセンサである。返却口紙葉類検知センサ39は、返却口7に紙幣があるか否かを検知するセンサである。
図3は、紙葉類搬送装置2の制御ブロック図を示す。
紙葉類搬送装置2の制御部は、業務処理部2a、搬送処理部2bから構成される。業務処理主制御部101は、2台の窓口端末装置1および管理端末装置9の排他制御や各部位を制御する。上位通信制御部102は、窓口端末装置1および管理端末装置9との通信を制御する。ボタン制御部103は、スタートボタン4の制御をする。ブザー制御部104は、警報を制御する。ランプ制御部105は、ランプの点灯を制御する。表示器制御部106は、表示機を制御する。下位通信制御部107は、搬送処理部2bとの通信を制御する。時計制御部108は、時計の制御を行う。設定情報記憶部109は、業務処理部2aの設定情報を記憶するための記憶部である。
また、搬送処理主制御部110は、紙幣の搬送を制御する。上位通信制御部111は、業務処理部2aとの通信を制御する。センサ制御部112は、センサを制御する。ゲート制御部113は、ゲートを制御する。搬送モータ制御部114は、搬送用のモータを制御する。搬送路移動量計数部115は、搬送路移動量を計数する。識別処理部116は紙幣の判別を行う。入金口制御部117は、入金口5を制御する。出金口制御部118は、出金口6を制御する。収納庫制御部119は収納庫23a〜23dを制御する。一時保留庫制御部120は一時保管庫21を制御する。記憶部121は、搬送処理2bの設定情報や最初に識別した紙幣の識別結果を記憶する。
図4には、窓口端末装置1に表示する窓口業務メニュー210の画面イメージ図を示す。図5には、窓口端末装置1に表示する整理業務メニュー220の画面イメージ図を示す。図6には、窓口端末装置1に表示する処理結果230の画面イメージ図を示す。
図4に示す業務メニュー画面210には、複数の業務メニューボタン211が設けられている。この業務メニューボタン211は、「入金業務」、「出金業務」、「整理業務」などのボタンで構成されている。業務メニューボタン211のうちマウスカーソルCによって「整理業務」が選択されると、図5に示す整理業務メニュー画面220に移行する。
図5に示す整理業務メニュー画面220には、収集する紙幣を指定手段として金種指定部221、収集する紙幣の枚数を指定する手段としての枚数指定部222、収集する紙幣の向きを区別するか否かを選択する手段としての向き区別指定部223、収集する紙幣の向きを指定する手段としての向き指定部224、汚れの程度を区別して紙幣を収集するか否かを選択する手段としての汚れ判別指定部225、収集する紙幣の汚れの程度を指定する手段としての汚れレベル指定部226、紙幣の形状に関わる損傷(破れ、折れ、穴あきなど)の程度を区別して紙幣を収集するか否かを選択する手段としての形状判別指定部227、収集する紙幣の形状に関わる損傷の程度を指定する手段としての形状レベル指定部228、収集する紙幣として選択していない向き、汚れレベル、形状に関わる損傷レベルの紙幣をどこに搬送するかを指定するする手段としての指定外搬送先指定部229、処理開始ボタン230、およびキャンセルボタン231が設けられている。
金種指定部221は、出金口6に収集する紙幣の金種を選択させるコンボボックスである。本実施例では、入金口5から繰り出された紙幣のうち最初に識別部22で識別した紙幣の金種と同じ金種の紙幣を出金口6に収集する「自動判別」を取り上げるが、特定の金種を指定する「1万円」、「5千円」、「1千円」、新旧の区別を指定する「新札のみ」、「旧札のみ」、紙葉類搬送装置2で取り扱うすべての金種を指定する「すべて」などの選択肢を指定することも可能である。
枚数指定部222は、出金口6に収集する紙幣の枚数を入力して指定させるテキストボックスである。
向き区別指定部223は、出金口6に収集する紙幣の向きを判別して収集するか否かを選択させるチェックボックスである。紙幣の向きを揃えて出金口6に収集するときにはチェックをつけ、紙幣の向きを気にせずに出金口6に収集するときはチェックを外す。
向き指定部224は、出金口6に収集する紙幣の向きを選択させるコンボボックスである。
図10は、紙幣の向きを分類した例である。紙幣の向きを図10で示すように分類した場合、識別部22は、紙幣が通過するたびに紙幣の向きを判別し、「表・上」向きであれば判別結果を1、「表・下」向きであれば向き判別結果を2、「裏・上」向きであれば判別結果を3、「裏・下」向きであれば判別結果を4とする。
本実施例では、入金口5から繰り出された紙幣のうち最初に識別部22で認識した紙幣の向きと同じ向きの紙幣を出金口6に収集する「自動判別」を取り上げるが、特定の向きを指定する「表・上向き」、「裏・上向き」、「裏・上向き」、「裏・下向き」、「表向き」、「裏向き」、「上向き」、「下向き」などの選択肢を指定することも可能である。
汚れ判別指定部225は、出金口6に収集する紙幣の汚れの程度を判別して収集するか否かを選択させるチェックボックスである。紙幣の汚れの程度を揃えて出金口6に収集するときはチェックをつけ、紙幣の汚れの程度を気にせずに出金口6に収集するときはチェックを外す。
汚れレベル指定部226は、出金口6に収集する紙幣の汚れの程度を選択させるコンボボックスである。
図11は、紙幣の汚れの程度を分類した例を示す図である。紙幣の汚れの程度を図11で示すように分類した場合、識別部22は、紙幣が通過するたび紙幣の汚れの程度を判別し、ほとんど汚れのない状態(「高品位」)であれば判別結果を1、若干の汚れがある状態(「中品位」)であれば判定結果を2、ひどく汚れた状態(「低品位」)であれば判別結果を3とする。
本実施例では、入金口5から繰り出された紙幣のうち最初に識別部22で識別した紙幣の汚れの程度と同等以上の紙幣を出金口6に収集する「自動判別」を取り上げるが、汚れがほとんどない紙幣だけを収集する「高品位」、汚れがひどい紙幣だけを収集する「低品位」、汚れの程度が中くらいまでの紙幣を収集する「高〜中品位」などの選択肢を指定することも可能である。
また、本実施例では、汚れの程度を3段階に分類しているが、さらに細かく分類することも可能である。
形状判別指定部227は、出金口6に収集する紙幣の形状に関わる損傷の程度を判別して収集するか否かを選択させるチェックボックスである。紙幣の形状に関わる損傷の程度を揃えて出金口6に収集するときはチェックをつけ、紙幣の形状に関わる損傷の程度を気にせずに出金口6に収集するときはチェックを外す。
形状レベル指定部228は、出金口6に収集する紙幣の形状に関わる損傷の程度を選択させるコンボボックスである。
図12は、形状の損傷の程度を分類した図である。形状に関わる損傷の程度を図12で示すように分類した場合、識別部22は、紙幣が通過するたびに紙幣の形状に関わる損傷の程度を判別し、ほとんど損傷がない状態(「高品位」)であれば判別結果を1、若干の損傷がある状態(「中品位」)であれば判定結果を2、ひどく損傷した状態(「低品位」)であれば判定結果を3とする。
本実施例では、入金口5から繰り出された紙幣のうち最初に識別部22で認識した紙幣の形状に関わる損傷の程度と同等以上の紙幣を出金口6に収集する「自動判別」を取り上げるが、形状がほとんど損傷していない紙幣だけを収集する「高品位」、形状がひどく損傷している紙幣だけを収集する「低品位」、形状の損傷の程度が中くらいまでの紙幣を収集する「高〜中品位」などの選択肢を指定することも可能である。
また、本実施例では、形状に関わる損傷の程度を3段階に分類しているが、さらに細かく分類することも可能である。
指定外搬送先指定部229は、入金口5に投入した紙幣の中に、収集する紙幣として選択しなかった向き、汚れ、形状の紙幣が混入していたとき、その紙幣をどこに搬送させるか、例えば「返却口」、あるいは「一時保留部」のどちらに搬送するかを選択させるコンボボックスである。
本実施例では、向き、汚れ、形状について一括して選択させているが、向き、汚れ、形状について個別に選択させることも可能である。
処理開始ボタン230は、マウスカーソルCで選択されると、紙幣搬送装置2に対して整理業務の動作開始を指示する契機となるボタンである。
キャンセルボタン231は、マウスカーソルCで選択されると整理業務メニュー画面220を終了して業務メニュー画面に戻るボタンである。
図6に示す処理結果画面240には、出金口6に収集した紙幣の金種を示すための金種表示部241、収集した紙幣の枚数を示すための枚数表示部242、図5整理業務メニュー画面220で選択した内容を示すための指定内容表示部243、整理業務を継続するための継続ボタン246、および整理業務を終了するための終了ボタン247が設けられている。
継続ボタン244をマウスカーソルCで選択すると、整理業務メニュー画面220に戻り、次の整理業務に移行する。終了ボタン245をマウスカーソルCで選択すると、整理業務を終了し、業務メニュー画面210に戻る。
以下、窓口対応者が、金種を自動判別、収集枚数を100枚、紙幣の向き判別を有効にし、向きを自動判別、指定外金種を返却口7のように選択して、整理業務を行う場合について、図7〜9,13を用いて説明する。
図7は、整理業務を行うときの窓口対応者、窓口端末装置1、および紙葉類搬送装置2の動作を示す動作フロー図である。
窓口対応者は、窓口端末装置1で整理業務のモードを選択する(ステップS1)。その後、窓口対応者は、窓口端末装置1に表示されている画面の処理開始ボタンを押下する(ステップS2)。
窓口端末装置1は、通信回線3を介して選択された整理計数モードを紙葉類搬送装置2に指示する(ステップS3)。
紙葉類搬送装置2の業務処理主制御部101は、整理処理の開始指示を受信すると、整理処理が可能か否かを判定し、可能であれば占有ランプ8を点灯するようランプ制御部105に指示する(ステップS4)。
また、業務処理主制御部101は、指示された整理計数のモードを記憶部109に記憶する(ステップS5)。
図13は、紙幣の分別結果を示した図である。窓口対応者は、図13で示すような複数の金種が混在し、向きが揃っていない紙幣の束を紙葉類搬送装置2の入金口5に投入し(ステップS6)、紙葉類搬送装置2のスタートボタン4を押下する(ステップS7)。
紙葉類搬送装置2は、窓口対応者によってスタートボタン4が押下されるのを検出したら、整理計数動作を開始する(ステップS8)。紙葉類搬送装置2の整理計数動作の詳細は、図8を用いて後述する。
なお、整理計数動作を開始する契機として、スタートボタン4を押下する方法だけでなく、窓口対応者が、窓口端末装置1を介して通知してもよい。また、紙葉類搬送装置2が、入金口紙葉類検知センサ37で入金口5に紙幣があることを検出してから一定時間経過した後に自動的に開始してもよい。
業務処理主制御部101は、整理計数の動作が終了したら、上位通信制御部102を介して、窓口端末装置1に、整理計数の動作が終了したことを通知し、窓口端末装置1は、整理計数処理の結果を画面に表示する(ステップS9)。
窓口対応者は、紙葉類搬送装置2の返却口7に返却された紙幣がある場合は、それらを抜き取り(ステップS10)、その後、出金口6に収集された紙幣を取り出す(ステップS11)。返却口7から抜き取った紙幣のうち、出金口6に収集したい紙幣が含まれている場合、再度それらを入金口5に投入して、整理業務を繰り返せばよい。
整理業務を終了するときは、窓口対応者は、窓口端末装置1の画面にある整理業務終了ボタンを押下する(ステップS12)。
窓口端末装置1は、通信回線3を介して整理計数の終了を紙葉類搬送装置2に指示する(ステップS13)。
紙葉類搬送装置2の業務処理主制御部101は、整理処理の終了指示を受信すると、占有ランプ8を消灯するようランプ制御部105に指示し(ステップS14)、記憶部109に記憶していた整理計数のモードを解除する(ステップS15)。
図8は、紙葉類搬送装置の整理計数の動作フロー図である。紙葉類搬送装置2の整理計数動作の詳細について、図8を用いて説明する。
窓口対応者がスタートボタン4を押下すると、紙葉類搬送装置2の業務処理主制御部101は、ボタン制御部103からスタートボタン4押下の通知を受け、下位通信制御部107を介して搬送処理主制御部110に、整理計数モードとともに紙幣の搬送を開始するよう指示する。
搬送処理主制御部110は、搬送モータ制御部114に対し、各搬送路25〜34を動作させるよう指示する(ステップS101)。
搬送処理主制御部110は、入金口紙葉類検知センサ37で入金口5に紙幣があるか否かを判定し(ステップS102)、紙幣がある場合は、入金口制御部117に対し、入金口5から紙幣を繰り出すよう指示し(ステップS103)、入金口5に紙幣がない場合は、搬送モータ制御部114に対し、各搬送路25〜34を停止させるよう指示する(ステップS107)。
入金口5から繰り出された紙幣が入金口搬送路27上を搬送され、識別部22を通過すると、識別処理部116は、通過した紙幣の金種、真偽、向き、汚れの程度、形状に関わる損傷の程度を判別する。
搬送処理主制御部110は、判別結果を識別処理部116から取得し(ステップS104)、紙幣の搬送先を決定する(ステップS105)。紙幣の搬送先を決定する処理については、図9を用いて後述する。
搬送処理主制御部110は、出金口6に収集の対象となっている紙幣を指定された枚数だけ収集したか否かを判定し(ステップS106)、指定された枚数に達している場合は、搬送モータ制御部114に対し、各搬送路25〜35を停止させるよう指示する(ステップS107)。指定された枚数に達していない場合は、上記の処理を繰り返す。
搬送処理主制御部110は、返却口7にリジェクトした紙幣、収集する対象でない金種、向きなど紙幣があるか否かを判定し(ステップS108)、返却口紙葉類検知センサ39で返却口7に紙幣があることを検出したら、返却口7から紙幣が抜き取られるのを待つ(ステップS109)。
窓口対応者が返却口7から紙幣を抜き取り、搬送処理主制御部110は、返却口紙葉類検知センサ39で返却口7に紙幣がないことを検出すると、続いて一時保留部21に紙幣があるか否かを判定する(ステップS110)。
一時保留部21に紙幣がある場合は、搬送処理主制御部110は、搬送路を動作させるよう搬送モータ制御部114に指示し(ステップS111)、一時保留部21から紙幣を繰り出すよう一時保留部制御部120に指示する(ステップS112)。
搬送処理主制御部110は、返却口7が満杯か、あるいは一時保留部21が空か否かを判定し(ステップS113)、一時保留部21にある紙幣がすべてなくなるまで、一時保留部21から返却口7に紙幣を搬送する動作を繰り返す。
返却口7、一時保留部21の紙幣がともになくなったら、出金口6に収集した紙幣を窓口対応者に取り出してもらうため、搬送処理主制御部110は、出金口6のシャッタを開けるよう出金口制御部117に指示し、出金口6から紙幣が抜き取られるのを待つ(ステップS114)。
搬送処理主制御部110は、出金口紙葉類検知センサ38で紙幣がないことを検出したら、上位通信制御部111を介して、整理計数動作が終了したことを業務処理主制御部101に通知する(ステップS115)。
図9は、紙幣の搬送先を制御する処理フロー図である。搬送先を決める処理の詳細について図9を用いて説明する。
搬送処理主制御部110は、整理計数モードにおいて、金種の自動判別モードが指定され、かつ対象の紙幣が識別部22で金種を判別できた1枚目の紙幣か否かを判定する(ステップS201)。
本実施例では、金種を自動判別するように設定されているので、当該紙幣の判別結果が、1枚目の紙幣であれば、搬送処理主制御部110は、当該紙幣の金種を出金口6に収集する金種として、記憶部121に記憶する(ステップS202)。
図13で示した紙幣の束の場合、1枚目の紙幣の金種は「万円」なので、識別処理部116の判別結果は「10K」となり、出金口6に収集する紙幣の金種として、記憶部121に「10K」と記憶される。
続いて、搬送処理主制御部110は、当該紙幣の金種が、記憶部121に記憶している出金口6に収集する金種に該当するか否を判定する(ステップS203)。収集する金種と異なる場合、搬送処理主制御部110は、返却口7に紙幣を搬送する方向にゲートを切り替えるようゲート制御部113に指示する(ステップS217)。
図13で示した紙幣の束の場合、7枚目の紙幣の金種は「千円」、8枚目の紙幣の金種は「5千円」なので、識別処理部116の判定結果は、それぞれ「1K」、「5K」となり、記憶部121に記憶されている金種「10K」とは異なるため、返却口7に集積される。
次に、搬送処理主制御部110は、向き判別モードが指定されているか否かを判定する(ステップS204)。向き判別モードが指定されている場合は、続いて、向き自動判別モードが指定されていて、かつ対象の紙幣が1枚目か否かを判定する(ステップS205)。
本実施例では、向きを自動判別するように設定されているので、当該紙幣の判別結果が、1枚目の紙幣であれば、搬送処理主制御部110は、当該紙幣の向きを出金口6に収集する向きとして、記憶部121に記憶する(ステップS206)。
図13で示した紙幣の束の場合、1枚目の紙幣の向きは「表・上」向きなので、識別処理部116の判定結果は「1」となり、出金口6に収集する紙幣の向きとして、記憶部121に「1」と記憶される。
続いて、搬送処理主制御部110は、当該紙幣の向きが、出金口6に収集する向きに該当するか否かを判定する(ステップS207)。
1枚目の紙幣の場合は、出金口6に収集する紙幣となるので、搬送処理主制御部110は、出金口6に紙幣を搬送する方向にゲートを切り替えるようゲート制御部113に指示する。2枚目以降の紙幣の場合は、搬送処理主制御部110は、当該紙幣の向きが記憶部121に記憶している収集向きと同じか否かを判定し、収集向きと異なる場合は、指定外搬送先指定部229で指定された場所に紙幣を搬送する方向にゲートを切り替えるようゲート制御部113に指示する(ステップS218)。本実施例では、「一時保留部」としているので、一時保留部21の方向にゲートを切り替える。
図13で示した紙幣の束の場合、3枚目の紙幣の向きは「表・下」、5枚目の紙幣の向きは「裏・下」、6枚目の紙幣の向きは「裏・上」なので、識別処理部116の判定結果は、それぞれ「2」、「4」、「3」となり、記憶部121に記憶されている向き「1」とは異なるため、一時保留部21に集積される。
次に、搬送処理主制御部110は、汚れ判別モードが指定されているか否かを判定する(ステップS208)。汚れ判定モードが指定されている場合、続いて、汚れ自動判別モードが指定されていて、かつ対象の紙幣が1枚目か否かを判定する(ステップS209)。条件に該当する場合、搬送処理主制御部110は、当該紙幣の汚れのレベル(例えば、汚れの大きさ、汚れの色の濃さ、汚れの数など)を出金口6に収集する汚れレベルの基準として、記憶部121に記憶する(ステップS210)。
次に、搬送処理主制御部110は、当該紙幣の汚れのレベルが、出金口6に収集する汚れのレベルに該当するか否か、つまり記憶している汚れのレベルより汚れていない状態のレベルであるか否かを判定する(ステップS211)。
出金口6に収集する汚れのレベルに該当しない、つまり記憶している汚れのレベルより汚れている状態のレベルである場合、搬送処理主制御部110は、指定外搬送先指定部229で指定された場所に紙幣を搬送する方向にゲートを切り替えるようゲート制御部113に指示する(ステップS218)。
次に、搬送処理主制御部110は、形状判別モードが指定されているか否かを判定する(ステップS212)。形状判定モードが指定されている場合、続いて、形状自動判別モードが指定されていて、かつ対象の紙幣が1枚目か否かを判定する(ステップS213)。条件に該当する場合、搬送処理主制御部110は、当該紙幣の形状に関わる損傷の程度(例えば、損傷の大きさ、損傷の数、損傷している場所、損傷の方向など)を段階化した損傷レベルを出金口6に収集する形状レベルの基準として、記憶部121に記憶する(ステップS214)。
次に、搬送処理種制御部110は、当該紙幣の形状に関わる損傷のレベルが、出金口6に収集する形状に関わる損傷のレベルに該当するか否か、つまり記憶している形状に関わる損傷のレベルより損傷していない状態(例えば、損傷の大きさが小さい、損傷の数が少ない、損傷している場所が重要な場所でない、損傷の方向が鑑別に影響に及ぼすなど)のレベルであるか否かを判定する(ステップS215)。
出金口6に収集する形状に関わる損傷のレベルに該当しない、つまり記憶している形状に関わる損傷のレベルより損傷している状態(例えば、損傷の大きさが大きい、損傷の数が多い、損傷している場所が重要な場所である、損傷の方向が鑑別に影響を及ぼすなど)のレベルである場合、搬送処理主制御部110は、指定外搬送先指定部229で指定された場所に紙幣を搬送する方向にゲートを切り替えるようゲート制御部113に指示する(ステップS218)。
以上のように紙幣の搬送先について判定を行い、最終的に出金口6に収集する紙幣と判定された場合、搬送処理主制御部110は、出金口6に紙幣を搬送する方向にゲートを切り替えるようゲート制御部113に指示する(ステップS216)。
図13のように向きが揃っていない1万円の束に千円、5千円が混入しているとき、指定外搬送先指定部229において、「返却口」を選択した場合は、千円、5千円と1万円の向きの違いを分別して収集しないので、向きを揃えるのに、窓口対応者は、入金口5に紙幣を投入する操作を4回繰り返す必要があるが、「一時保留部」を選択した場合は、1回目の操作で千円、5千円と向き違いの1万円を分別して収集できるので、操作を3回繰り返せばよい。これにより分別する時間が短縮できる上、窓口対応者の負担を軽減させることができる。
また、一時保留部21を有することにより、2つしか紙幣を取り出すための口である取り出し口(出金口6と返却口7)を有していなくても、3種類の紙幣群(上記例で言うと、表・上向きの万円札、表・上向き以外の万円札、5千円札・千円札)を取り出すことが可能となる。
更に、この一時保留部21を利用すれば、紙幣を取り出す口が1つであっても、紙葉類の姿勢を分別して、窓口対応者が指定した順番に紙幣を出金口6等の紙幣取り出し口に集積する連続分別モードも可能である。
例えば、連続分別モードを利用したならば、窓口対応者は、図示しない画面より、取り出し口として指定した出金口6に収集する紙幣の金種及び姿勢等を、順番を付けて指定する。記憶部121は、窓口対応者の指定した収集する紙幣の金種及び姿勢等を、順番を付けて記憶する。また、搬送処理主制御部110は、収納部23a〜23dのいずれか1つを空とする。
続いて、搬送処理主制御部110は、記憶部121に記憶された1番目の金種及び姿勢等の紙幣ならば、出金口6に集積する。1番目以外の金種及び姿勢等の紙幣は、一時保留部21に集積する。続いて、一時保留部21から、1番目以外の金種及び姿勢等の紙幣を、搬送処理主制御部110にて判定し、記憶部121に記憶された2番目の金種及び姿勢等の紙幣ならば、出金口6に集積し、2番目以外の金種及び姿勢等の紙幣ならば、空にした収納部23a〜23dに集積する。一時保管庫21の紙幣(1番目の金種及び姿勢等以外の紙幣)がなくなったら、空にした収納部23a〜23dに集積した紙幣(2番目以外の金種及び姿勢等の紙幣)を、一時保留部21に搬送する。
続いて、一時保留部21から、集積した2番目以外の金種及び姿勢等の紙幣を、搬送処理主制御部110にて判定し、記憶部121に記憶された3番目の金種及び姿勢等の紙幣ならば、出金口6に集積し、3番目以外の金種及び姿勢等の紙幣ならば、空にした収納部23a〜23dに集積する。一時保管庫21の紙幣(3番目の金種及び姿勢等以外の紙幣)がなくなったら、空にした収納部23a〜23dに集積した紙幣(3番目以外の金種及び姿勢等の紙幣)を、一時保留部21に搬送する。
このように、上記処理を繰り返すことにより、窓口対応者が設定した紙幣の金種及び姿勢等の順番に従い出金口6に紙幣を集積することが可能となる。ここで、金種及び姿勢等としたが、汚れや形状に関わる損傷の程度によって紙幣を選別、収集してもよい。
このように紙幣を分別することで、少数の取り出し口と少数の搬送路での紙幣分別が可能となり、製造コストを低減すると共に、一つの取り出し口に分別された紙幣を集積することにより、窓口対応者の負担を軽減することが可能となる。
図14は、1枚目がリジェクトしたときの紙幣の分別結果を示す図である。図14で示すように、もし1枚目の紙幣が大スキューなど、なんらかの要因によって、識別部22が金種を判別できなかった場合、識別処理部116の判別結果は「リジェクト」となり、1枚目の紙幣の搬送先は返却口7にとなってしまう。
本実施例では、1枚目の紙幣がリジェクトされた場合でも入金口5から紙幣を繰り出し続けるので、2枚目以降の紙幣で最初に識別部22で金種を判別できた紙幣の判別結果に従い、紙幣の束を分別して集積する。図14では、2枚目の紙幣が最初に識別部22で金種を判別できた場合の紙幣の分別結果を示している。
図9で示した搬送先を制御する搬送処理種制御部110の処理フロー図は、識別部22で最初に判別した紙幣の向き、汚れや形状に関わる損傷の程度に応じて出金口6に集積するか否かを選択することができ、また、出金口6に収集する金種ではあるが、向き、汚れや形状に関わる損傷の程度が出金口6に収集する対象ではない紙幣を一時保留部21に集積するか否かを選択する手段を備えた実施形態における処理フロー図であったが、図9(a)〜(d)の部位は、それぞれ組み合わせて実装することも可能であり、(b)だけを実装する実施形態、(c)だけを実施する形態、(a)と(b)を実装する実施形態、(a)と(c)を実装する実施形態、(a)と(b)と(c)を実装する実施形態などが可能である。
なお、本実施例では、記憶した汚れのレベルを基準に汚れた紙幣と汚れていない紙幣とに分別したが、記憶した汚れのレベルと同等レベルを有する紙幣とそれ以外の紙幣に分別することも可能である。また、形状に関わる損傷のレベルについても同様にすることが可能である。
また、別の実施形態として、1枚目の紙幣がリジェクトされたら、入金口5から紙幣を繰り出すことを停止し、窓口対応者に紙幣の分別を継続するか否かを選択させ、継続が選択された後に上記の動作を再開することも可能である。
以上のようにして、紙幣の整理業務において、簡便な操作で紙幣の金種に加え、紙幣の向き、汚れや形状に関わる損傷の程度によって紙幣を選別、収集することができる紙葉類取扱装置を提供することで、窓口対応者の負担を軽減し、窓口業務の効率を向上させることができる。
紙葉類取扱装置の構成図 紙葉類搬送装置の概略図 紙葉類搬送装置の制御ブロック図 窓口業務メニューの画面イメージ図 整理業務メニューの画面イメージ図 処理結果の画面イメージ図 整理業務処理の動作フロー図 紙葉類搬送装置の整理計数の動作フロー図 紙幣の搬送先を制御する処理フロー図 紙幣の向きを分類した例を示す図 汚れの程度を分類した例を示す図 形状の損傷の程度を分類した例を示す図 紙幣の分別結果を示す図 1枚目がリジェクトしたときの紙幣の分別結果を示す図
符号の説明
1…窓口端末装置、2…紙葉類搬送装置、3…通信線、4…スタートボタン、5…入金口、6…出金口、7…返却口、8…占有ランプ、9…管理端末装置、21…一時保留部、22…識別部、23a〜23d…収納部、24…回収庫、25〜34…各種搬送路、35…通過センサ、36…ゲート、37…入金口紙葉類検知センサ、38…出金口紙葉類検知センサ、39…返却口紙葉類検知センサ

Claims (6)

  1. 紙葉類を受け入れる入金口と、
    紙葉類を取り出す複数の取り出し口と、
    紙葉類の種別および向きを判別する識別部と、
    紙葉類の種別および向きを記憶する記憶部と、
    紙葉類を一時的に集積する一時保留部と、
    を備える紙葉類取扱装置において、
    前記複数の取り出し口は、紙葉類を払い出す出金口と、紙葉類を返却する返却口とから構成され、
    該入金口から受け入れた特定の紙葉類の種別および向きを該識別部で判別し、該識別部で判別された特定の紙葉類の種別および向きを該記憶部で記憶し、当該記憶した特定の紙葉類と種別および向きが同じ紙葉類を該出金口へ、該特定の紙葉類と種別が同じで向きが異なる紙葉類を該一時保留部へ、それ以外の紙葉類を該返却口に分別して集積することを特徴とする紙葉類取扱装置。
  2. 紙葉類を受け入れる入金口と、
    紙葉類を取り出す複数の取り出し口と、
    該紙葉類の種別および汚れの大きさを判別する識別部と、
    該紙葉類の種別と、該紙葉類の汚れの程度を段階化した汚れレベルとを記憶する記憶部と、
    紙葉類を一時的に集積する一時保留部と、
    を備える紙葉類取扱装置において、
    前記複数の取り出し口は、紙葉類を払い出す出金口と、紙葉類を返却する返却口とから構成され、
    該入金口から受け入れた特定の紙葉類の種別および汚れの大きさを該識別部で判別し、
    該判別された特定の紙葉類の種別および汚れレベルを記憶し、
    当該記憶した特定の紙葉類と種別が同じで、当該記憶した特定の紙葉類の汚れレベルと同等又はそれより汚れていない状態に相当する汚れレベルである紙葉類を該出金口へ、当該記憶した特定の紙葉類と種別が同じで、該特定の紙葉類の汚れレベルより汚れている状態に相当する汚れレベルである紙葉類を該一時保留部へ、それ以外の紙葉類を該返却口に分別して集積することを特徴とする紙葉類取扱装置。
  3. 紙葉類を受け入れる入金口と、
    紙葉類を取り出す複数の取り出し口と、
    該紙葉類の種別および損傷の大きさを判別する識別部と、
    該紙葉類の種別と、該紙葉類の損傷の大きさを段階化した損傷レベルとを記憶する記憶部と、
    紙葉類を一時的に集積する一時保留部と、
    を備える紙葉類取扱装置において、
    前記複数の取り出し口は、紙葉類を払い出す出金口と、紙葉類を返却する返却口とから構成され、
    該入金口から受け入れた特定の紙葉類の種別および損傷の大きさを該識別部で判別し、
    該判別された特定の紙葉類の種別および損傷レベルを記憶し、
    当該記憶した特定の紙葉類と種別が同じで、当該記憶した特定の紙葉類の損傷レベルと同等又はそれより小さな損傷の大きさに相当する損傷レベルである紙葉類を該出金口へ、当該記憶した特定の紙葉類と種別が同じで、該特定の紙葉類の損傷レベルより大きな損傷の大きさに相当する損傷レベルである紙葉類を該一時保留部へ、それ以外の紙葉類を該返却口に分別して集積することを特徴とする紙葉類取扱装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の紙葉類取扱装置において、
    該特定の紙葉類は、該識別部で或る取引の最初に判別した紙葉類であることを特徴とする紙葉類取扱装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の紙葉類取扱装置において、
    該記憶部は、該識別部によって最初に判別された紙葉類を該特定の紙葉類として記憶することを特徴とする紙葉類取扱装置。
  6. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の紙葉類取扱装置であって、
    紙葉類を搬送する搬送手段を備え、
    該搬送手段によって該識別部を最初に通過する紙葉類を該記憶部に該特定の紙葉類として記憶することを特徴とする紙葉類取扱装置。
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