JP5213464B2 - 回転速度検出装置付き車輪用軸受装置 - Google Patents

回転速度検出装置付き車輪用軸受装置 Download PDF

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本発明は、自動車等の車輪を回転自在に支承すると共に、この車輪の回転速度を検出する回転速度検出装置が内蔵された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置に関するものである。
自動車の車輪を懸架装置に対して回転自在に支承すると共に、アンチロックブレーキシステム(ABS)を制御し、車輪の回転速度を検出する回転速度検出装置が内蔵された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置が一般的に知られている。従来、このような車輪用軸受装置は、転動体を介して転接する内方部材および外方部材の間にシール装置が設けられ、円周方向に磁極を交互に並べてなる磁気エンコーダを前記シール装置に一体化させると共に、磁気エンコーダと、この磁気エンコーダに対面配置され、車輪の回転に伴う磁気エンコーダの磁極変化を検出する回転速度センサとで回転速度検出装置が構成されている。
前記回転速度センサは、懸架装置を構成するナックルに車輪用軸受装置が装着された後、当該ナックルに装着されているものが一般的である。しかし、この回転速度センサと磁気エンコーダとのエアギャップの調整作業の煩雑さを解消すると共に、よりコンパクト化を狙って、最近では回転速度センサをも軸受に内蔵した回転速度検出装置付き車輪用軸受装置が提案されている。
このような回転速度検出装置付き車輪用軸受装置の一例として図5に示すような構造が知られている。この回転速度検出装置は、内輪50に外嵌されたエンコーダ51と、これに対向して外方部材52の端部に装着されたセンサホルダ53と、これに装着され、エンコーダ51に所定のエアギャップを介して対峙する回転速度センサ54とを備えている。エンコーダ51はシール56を構成するスリンガ57の側面に接合されている。
シール56は、断面略L字状に形成されたスリンガ57と、このスリンガ57に対向して外方部材52に装着され、断面略L字状に形成された環状のシール板58とからなる。スリンガ57は、内輪50に外嵌された円筒部57aと、この円筒部57aから径方向外方に延びる立板部57bとからなる。一方、シール板58は、外方部材52の端部に内嵌される芯金59と、この芯金59に加硫接着されたシール部材60とからなる。このシール部材60はゴム等のエラストマからなり、スリンガ57の立板部57bに摺接するサイドリップ60aと、円筒部57aに摺接するグリースリップ60bおよび中間リップ60cとからなる。
センサホルダ53は、外方部材52に外嵌された鋼板製のカバー55と、このカバー55の底部55cに結合された合成樹脂製の保持部61とからなり、この保持部61に回転速度センサ54が包埋されている。カバー55は、外方部材52に外嵌された円筒状の嵌合部55aと、この嵌合部55aから径方向内方に延びる鍔部55bと、この鍔部55bから軸方向に延びる底部55cとからなる。
回転速度センサ54の出力はハーネス62によって取り出され、図示しないABSの制御器に送られる。ハーネス62は、保持部61に設けられた取出し口63を介して結線されると共に、取出し口63は、外側継手部材64の外周面の傾斜角βよりも大きく設定された傾斜角αに形成されている。
これにより、ハーネス62が垂れ下がって外側継手部材64と干渉するのを防止することができるので、ハーネス62の垂れ下がりを止めるためのクリップが最小限で済むと共に、ハーネス62自体も過度に曲げる必要がなくなり、内部配線への悪影響を防止して信頼性を一段と向上させることができる。
さらに、センサホルダ53を構成するカバー55の内端、すなわち、底部55cの円孔65の内縁は、外側継手部材64における肩部66の外周面と僅かな径方向すきまを介して対峙し、ラビリンスシール67を構成している。これにより、過酷な環境となる実走時においても、エンコーダ51と回転速度センサ54の検出部との間に外部から磁性粉末等の異物が侵入するのを防止することができる。したがって、車輪の回転速度検出装置の信頼性をさらに向上させることができる。
特開2006−145418号公報
然しながら、この従来の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置では、外側継手部材64の肩部66の外周面と、カバー55における底部55cの円孔65の内縁とが対峙するラビリンスシール67であるため、ラビリンス効果を発揮する対峙範囲が短く、充分なシール性能を得ることが難しかった。また、このラビリンスシール67は、外方部材52に装着されたカバー55と外側継手部材64の肩部66との間に構成されているため、径方向のすきまを精度良く規定することが難しく、高いシール性能を得るには限界があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、軽量・コンパクト化を図ると共に、直接検出部に異物が侵入するのを防止して信頼性を向上させた回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供することを目的としている。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1記載の発明は、外周にナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、この内方部材および前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備え、前記ハブ輪に等速自在継手の外側継手部材が内嵌され、この外側継手部材の肩部が前記内方部材に衝合した状態で、当該外側継手部材が前記ハブ輪にトルク伝達可能に、かつ着脱可能にユニット化されると共に、前記外方部材のインナー側の端部に装着され、前記車輪の回転速度を検出する回転速度センサが配設されたセンサホルダと、前記内輪に外嵌されて前記シールを構成するスリンガの側面に設けられ、前記回転速度センサに軸方向すきまを介して対峙されたエンコーダとからなる回転速度検出装置が内蔵された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、前記センサホルダが、前記外方部材のインナー側の端部に外嵌される円筒状の嵌合部と、この嵌合部から径方向内方に延び、前記外方部材の端面に密着される鍔部と、この鍔部からさらに径方向内方に延びる底部、およびこの底部から軸方向に延びる円筒部からなる円環状のカバーと、このカバーの前記鍔部から円筒部に亙る外表面の径方向外方の一箇所に一体に接合され、前記回転速度センサが包埋された合成樹脂製の保持部とを備え、前記内輪のインナー側の端部が前記外方部材の端面よりも突出して形成され、この端部の外径が、前記スリンガが圧入される外径よりも小径に形成されると共に、この端部の外周面と前記カバーの円筒部とが所定の径方向すきまを介して対峙されてラビリンスシールが構成されている。
このように、内輪回転タイプの回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、センサホルダが、外方部材のインナー側の端部に外嵌される円筒状の嵌合部と、この嵌合部から径方向内方に延び、外方部材の端面に密着される鍔部と、この鍔部からさらに径方向内方に延びる底部、およびこの底部から軸方向に延びる円筒部からなる円環状のカバーと、このカバーの鍔部から円筒部に亙る外表面の径方向外方の一箇所に一体に接合され、回転速度センサが包埋された合成樹脂製の保持部とを備え、内輪のインナー側の端部が外方部材の端面よりも突出して形成され、この端部の外径が、前記スリンガが圧入される外径よりも小径に形成されると共に、この端部の外周面とカバーの円筒部とが所定の径方向すきまを介して対峙されてラビリンスシールが構成されているので、精度良く径方向すきまが設定でき、充分なシール効果が発揮される。したがって、外部から直接検出部に異物が侵入するのを防止して信頼性を向上させた回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供することができる。
また、請求項に記載の発明のように、前記ラビリンスシールの径方向すきまが2mm以下に設定されていれば、シール性能を向上させることができる。
また、請求項に記載の発明のように、前記ラビリンスシールの軸方向長さが2〜10mmの範囲に設定されていれば、一層効果的にシール性能を向上させることができる。
また、請求項に記載の発明のように、前記エンコーダが、エラストマに磁性体粉が混入され、周方向に交互に磁極N、Sが着磁された磁気エンコーダで構成されると共に、前記カバーが非磁性体のオーステナイト系ステンレス鋼鈑から形成されていれば、回転速度センサの感知性能に悪影響を及ぼさず、正確な検出精度を確保することができる。
また、請求項に記載の発明のように、前記保持部が、ガラスファイバーが添加された非磁性のポリフェニレンサルファイドで形成されていれば、回転速度センサの感知性能に悪影響を及ぼさず、また、耐食性に優れ、長期間に亘って強度・耐久性を向上させることができる。
また、請求項に記載の発明のように、前記保持部が、前記カバーの水平位置よりも径方向上部に配置され、当該保持部の接線方向にハーネスが接続されていれば、ハーネス自体の長さが必要以上に長くなることがなく、ナックルの外径側へ取り出し易くなって組立の作業性が向上する。
本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置は、外周にナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、この内方部材および前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備え、前記ハブ輪に等速自在継手の外側継手部材が内嵌され、この外側継手部材の肩部が前記内方部材に衝合した状態で、当該外側継手部材が前記ハブ輪にトルク伝達可能に、かつ着脱可能にユニット化されると共に、前記外方部材のインナー側の端部に装着され、前記車輪の回転速度を検出する回転速度センサが配設されたセンサホルダと、前記内輪に外嵌されて前記シールを構成するスリンガの側面に設けられ、前記回転速度センサに軸方向すきまを介して対峙されたエンコーダとからなる回転速度検出装置が内蔵された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、前記センサホルダが、前記外方部材のインナー側の端部に外嵌される円筒状の嵌合部と、この嵌合部から径方向内方に延び、前記外方部材の端面に密着される鍔部と、この鍔部からさらに径方向内方に延びる底部、およびこの底部から軸方向に延びる円筒部からなる円環状のカバーと、このカバーの前記鍔部から円筒部に亙る外表面の径方向外方の一箇所に一体に接合され、前記回転速度センサが包埋された合成樹脂製の保持部とを備え、前記内輪のインナー側の端部が前記外方部材の端面よりも突出して形成され、この端部の外径が、前記スリンガが圧入される外径よりも小径に形成されると共に、この端部の外周面と前記カバーの円筒部とが所定の径方向すきまを介して対峙されてラビリンスシールが構成されているので、精度良く径方向すきまが設定でき、充分なシール効果が発揮される。したがって、外部から直接検出部に異物が侵入するのを防止して信頼性を向上させた回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供することができる。
外周にナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に前記複列の外側転走面の一方に対向する内側転走面と、この内側転走面から軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入され、外周に前記複列の外側転走面の他方に対向する内側転走面が形成された内輪からなる内方部材と、この内方部材および前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備え、前記ハブ輪に等速自在継手の外側継手部材が内嵌され、この外側継手部材の肩部が前記内輪の端面に衝合した状態で、当該外側継手部材が前記ハブ輪にトルク伝達可能に、かつ着脱可能にユニット化されると共に、前記外方部材のインナー側の端部に装着され、前記車輪の回転速度を検出する回転速度センサが配設されたセンサホルダと、前記内輪に外嵌されて前記シールを構成するスリンガの側面に接合され、前記回転速度センサに軸方向すきまを介して対峙された磁気エンコーダとからなる回転速度検出装置が内蔵された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、前記センサホルダが、前記外方部材のインナー側の端部に外嵌される円筒状の嵌合部と、この嵌合部から径方向内方に延び、前記外方部材の端面に密着される鍔部と、この鍔部からさらに径方向内方に延びる底部、およびこの底部から軸方向に延びる円筒部からなる円環状のカバーと、このカバーの前記鍔部から円筒部に亙る外表面の径方向外方の一箇所に一体に接合され、前記回転速度センサが包埋された合成樹脂製の保持部とを備え、前記内輪のインナー側の端部が前記外方部材の端面よりも突出して、かつ前記スリンガが圧入される外径よりも小径に形成され、この端部の外周面と前記カバーの円筒部とが0.5〜1.5mmの範囲からなる径方向すきまを介して対峙されてラビリンスシールが構成されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置の第1の実施形態を示す縦断面図、図2は、図1の検出部を示す要部拡大図、図3は、図1の軸受部を示す正面図である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウター側(図1の左側)、中央寄り側をインナー側(図1の右側)という。
この回転速度検出装置付き車輪用軸受装置は駆動輪用の第3世代と称され、ハブ輪1と内輪2からなる内方部材3と、この内方部材3に複列の転動体(ボール)4、4を介して外挿された外方部材5とを備えている。
ハブ輪1は、アウター側の端部に車輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ6を一体に有し、この車輪取付フランジ6の円周等配位置にハブボルト6aが植設されている。また、外周にはアウター側(一方)の内側転走面1aと、この内側転走面1aから軸方向に延びる円筒状の小径段部1bが形成され、内周にはトルク伝達用のセレーション(またはスプライン)1cが形成されている。ハブ輪1の小径段部1bには外周にインナー側(他方)の内側転走面2aが形成された内輪2が所定のシメシロを介して圧入固定されている。
ハブ輪1はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、内側転走面1aをはじめ、後述するシール8のシールランド部となる車輪取付フランジ6のインナー側の基部6bから小径段部1bに亙って高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されている。これにより、基部6bの耐摩耗性が向上するばかりでなく、内輪2の嵌合面となる小径段部1bのフレッティングが抑制されると共に、車輪取付フランジ6に負荷される回転曲げ荷重に対して充分な機械的強度を有し、ハブ輪1の耐久性が向上する。なお、内輪2および転動体4はSUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなり、ズブ焼入れによって芯部まで58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されている。
外方部材5はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、外周にナックル(図示せず)に取り付けるための車体取付フランジ5bを一体に有し、内周には前記内方部材3の複列の内側転走面1a、2aに対向する複列の外側転走面5a、5aが一体に形成されている。これら外側転走面5a、5aは高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されている。この外方部材5の外側転走面5a、5aと、これらに対向する複列の内側転走面1a、2a間には複列の転動体4、4がそれぞれ収容され、保持器7、7によって転動自在に保持されている。また、外方部材5と内方部材3との間に形成される環状空間の開口部にはシール8、9が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの漏洩と、外部から軸受内部に雨水やダスト等が侵入するのを防止している。
なお、ここでは、転動体4をボールとした複列アンギュラ玉軸受で構成された車輪用軸受装置を例示したが、これに限らず転動体4に円すいころを使用した複列円すいころ軸受であっても良い。また、第3世代構造の車輪用軸受装置を例示したが、これに限らず、例えば、第2世代または第2.5世代構造であっても良い。
等速自在継手10は、外側継手部材11と、図示しない継手内輪とケージおよびトルク伝達ボールとを備えている。外側継手部材11は、肩部12から軸方向に延びる軸部13を一体に有している。軸部13の外周にはハブ輪1のセレーション1cに係合するセレーション13aと、このセレーション13aの端部に雄ねじ13bが形成されている。そして、肩部12が内輪2の端面と衝合するまでハブ輪1に外側継手部材11の軸部13がセレーション1c、13aを介して内嵌され、雄ねじ13bに締結された固定ナット14によってハブ輪1と外側継手部材11がトルク伝達可能に、かつ着脱可能にユニット化されている。
本実施形態では、センサホルダ15が外方部材5のインナー側の端部に装着されている。このセンサホルダ15は、カップ状に形成されたカバー16と、このカバー16に結合された保持部17とからなる。カバー16は、図2に拡大して示すように、外方部材5のインナー側の端部外周に圧入される円筒状の嵌合部16aと、この嵌合部16aから径方向内方に延び、外方部材5の端面5cに密着する鍔部16bと、この鍔部16bから径方向内方に延びる底部16cと、この底部16cからさらに軸方向に延びる円筒部16dとからなり、全体として円環状に形成されている。
このように、鍔部16bを外方部材5の端面5cに密着させた状態で、嵌合部16aが外方部材5のインナー側の端部に外嵌されているので、外方部材5に対してセンサホルダ15が容易に、かつ正確に位置決め固定することができ、車輪の回転速度を精度良く検出することができる。このカバー16は、耐食性を有する非磁性体の鋼鈑、例えば、オーステナイト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS304系等)等のステンレス鋼板をプレス加工にて形成されている。これにより、後述する回転速度センサ19の感知性能に悪影響を及ぼさず、また、カバー16の発錆を抑えて長期間に亘って信頼性を維持させた回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供することができる。なお、カバー16は前述した材質以外に防錆処理された冷間圧延鋼板(JIS規格のSPCCなど)を例示することができる。
また、保持部17は、図3に示すように、カバー16の鍔部16bから円筒部16dに亙る外表面の径方向外方の一箇所に一体に接合されている。この保持部17が配設される位相は、カバー16の水平位置よりも径方向上部(図中垂直方向の上部)に配置され、この保持部17の接線方向にハーネス18が接続されている。これにより、ハーネス18自体の長さが必要以上に長くなることがなく、ナックルの外径側へ取り出し易くなって組立の作業性が向上する。
この保持部17は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等の非磁性の特殊エーテル系合成樹脂材から射出成形によって形成され、さらにGF(ガラスファイバー)等の強化材が添加されている。これにより、回転速度センサ19の感知性能に悪影響を及ぼさず、また、耐食性に優れ、長期間に亘って強度・耐久性を向上させることができる。回転速度センサ19は、ホール素子、磁気抵抗素子(MR素子)等、磁束の流れ方向に応じて特性を変化させる磁気検出素子と、この磁気検出素子の出力波形を整える波形成形回路が組み込まれたICとからなる。なお、保持部17は前述した材質以外にPA(ポリアミド)66、PPA(ポリフタルアミド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の射出成形可能な合成樹脂を例示することができる。
インナー側のシール9は、外方部材5の端部に装着された環状のシール板20と、このシール板20に対向して配設されたスリンガ21とからなる、所謂パックシールで構成されている。シール板20は、外方部材5のインナー側の端部に内嵌された芯金22と、この芯金22に加硫接着されたシール部材23とからなる。
芯金22は、オーステナイト系ステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS304系等)、あるいは防錆処理された冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工にて断面略L字状に形成されている。シール部材23は合成ゴム等の弾性部材からなり、サイドリップ23aとグリースリップ23bおよび中間リップ23cからなる。
一方、スリンガ21は、内輪2の外径に圧入固定された円筒部21aと、この円筒部21aから径方向外方に延びる立板部21bとからなり、強磁性体の鋼鈑、例えば、フェライト系のステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS430系等)や防錆処理された冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工によって断面略L字状に形成されている。そして、シール部材23のサイドリップ23aが立板部21bに摺接されると共に、グリースリップ23bと中間リップ23cが円筒部21aに摺接されている。
立板部21bのインナー側の側面には、ゴム等のエラストマにフェライト等の磁性体粉が混入された磁気エンコーダ24が加硫接着等によって一体に接合されている。この磁気エンコーダ24は、周方向に交互に磁極N、Sが着磁され、車輪の回転速度検出用のロータリエンコーダが構成されている。また、スリンガ21における立板部21bの外縁は、シール板20と僅かな径方向すきまを介して対峙され、ラビリンスシール25が構成されている。
ここで、内輪2のインナー側の端部2bが外方部材5の端面5cよりも突出して形成されている。また、スリンガ21が圧入される外径よりも小径に形成されている。そして、この端部2bの外周面とカバー16の円筒部16dとが所定の径方向すきまを介して対峙され、ラビリンスシール26が構成されている。これにより、ラビリンス効果を発揮してシール性能を向上させることができる。なお、カバー16と内輪2の端部2bとの径方向すきまは2.0mm以下、好ましくは、0.5〜1.5mmの範囲に設定されている。また、ラビリンスシール26の軸方向長さが2〜10mmの範囲に設定されている。このように本実施形態では、外方部材5に圧入されたカバー16と、内輪2との間に所望の軸方向長さを有するラビリンスシール26が構成されているので、精度良く径方向すきまが設定でき、充分なシール効果が発揮される。したがって、外部から直接検出部に異物が侵入するのを防止して信頼性を向上させた回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を提供することができる。
さらに、本実施形態では、図2に示すように、カバー16おける底部16cの路面から最も近い側の周方向の一箇所にドレーン27が形成されている。このドレーン27により、車両走行中に底部16c内に泥水や小石等の異物が入り込んだとしても容易に外部に排出され、長時間に亘って滞留することはない。したがって、異物が車両停止時に固着して周辺部品に悪影響を及ぼすのを防止することができ、一層信頼性を向上させることができる。
なお、ここでは回転速度検出装置として、磁気エンコーダ24と、ホール素子等の磁気検出素子からなる回転速度センサ19とからなるアクティブタイプの回転速度検出装置を例示したが、本発明に係る回転速度検出装置はこれに限らず、例えば、歯車と、磁石と巻回された環状のコイル等からなるパッシブタイプであっても良い。
図4は、本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置の第2の実施形態を示す縦断面図である。なお、この実施形態は前述した実施形態と基本的にはハブ輪の構成が一部異なるだけで、その他前述した実施形態と同一部品同一部位あるいは同様の機能を有する部品や部位には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
この回転速度検出装置付き車輪用軸受装置は駆動輪用の第3世代と称され、ハブ輪28と内輪2からなる内方部材29と、この内方部材29に複列の転動体4、4を介して外挿された外方部材5とを備えている。
ハブ輪28は、アウター側の端部に車輪取付フランジ6を一体に有し、外周にアウター側の内側転走面1aと、この内側転走面1aから軸方向に延びる円筒状の小径段部1bが形成されている。この小径段部1bには外周にインナー側の内側転走面2aが形成された内輪2が所定のシメシロを介して圧入されている。そして、小径段部1bの端部を径方向外方に塑性変形させて形成した加締部30によって所定の軸受予圧が付与された状態で、ハブ輪28に対して内輪2が軸方向に固定されている。
ハブ輪28はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼からなり、内側転走面1aをはじめ、車輪取付フランジ6のインナー側の基部6bから小径段部1bに亙って高周波焼入れによって表面硬さを58〜64HRCの範囲に硬化処理が施されている。なお、加締部30は鍛造加工後の表面硬さのままとされている。
ここで、本実施形態では、加締部30の端面が平坦面に形成され、この加締部30と外側継手部材11の肩部12とが面接触されている。これにより、固定ナット14の緊締力に基いて加締部30に加えられる面圧を小さくすることができ、加締部30の塑性変形と固定ナット14の弛みを防止すると共に、大きなモーメント荷重が負荷されても充分な剛性を発揮することができる。
また、前述した実施形態と同様、センサホルダ15を構成するカバー16の外表面に保持部17が一体に接合されると共に、内輪2のインナー側の端部2bが外方部材5の端面よりも突出して形成され、この端部2bの外周面とカバー16の円筒部16dとでラビリンスシール26が構成されている。ここでは、突出した保持部17と加締部30が略面一に形成されている。これにより、組立工程において、装置を縦置きに載置することができ、組立作業性を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置は、内輪回転構造においてあらゆるタイプの回転速度検出装置が内蔵された車輪用軸受装置に適用することができる。
本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置の第1の実施形態を示す縦断面図である。 図1の検出部を示す要部拡大図である。 図1の軸受部を示す正面図である。 本発明に係る回転速度検出装置付き車輪用軸受装置の第2の実施形態を示す縦断面図である。 従来の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置を示す要部拡大図である。
符号の説明
1、28・・・・・・・・・・・・ハブ輪
1a、2a・・・・・・・・・・・内側転走面
1b・・・・・・・・・・・・・・小径段部
1c、13a・・・・・・・・・・セレーション
2・・・・・・・・・・・・・・・内輪
2b・・・・・・・・・・・・・・内輪の端部
3、29・・・・・・・・・・・・内方部材
4・・・・・・・・・・・・・・・転動体
5・・・・・・・・・・・・・・・外方部材
5a・・・・・・・・・・・・・・外側転走面
5b・・・・・・・・・・・・・・車体取付フランジ
5c・・・・・・・・・・・・・・外方部材の端面
6・・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
6a・・・・・・・・・・・・・・ハブボルト
6b・・・・・・・・・・・・・・基部
7・・・・・・・・・・・・・・・保持器
8・・・・・・・・・・・・・・・アウター側のシール
9・・・・・・・・・・・・・・・インナー側のシール
10・・・・・・・・・・・・・・等速自在継手
11・・・・・・・・・・・・・・外側継手部材
12・・・・・・・・・・・・・・肩部
13・・・・・・・・・・・・・・軸部
13b・・・・・・・・・・・・・雄ねじ
14・・・・・・・・・・・・・・固定ナット
15・・・・・・・・・・・・・・センサホルダ
16・・・・・・・・・・・・・・カバー
16a・・・・・・・・・・・・・嵌合部
16b・・・・・・・・・・・・・鍔部
16c・・・・・・・・・・・・・底部
16d、21a・・・・・・・・・円筒部
17・・・・・・・・・・・・・・保持部
18・・・・・・・・・・・・・・ハーネス
19・・・・・・・・・・・・・・回転速度センサ
20・・・・・・・・・・・・・・シール板
21・・・・・・・・・・・・・・スリンガ
21b・・・・・・・・・・・・・立板部
22・・・・・・・・・・・・・・芯金
23・・・・・・・・・・・・・・シール部材
23a・・・・・・・・・・・・・サイドリップ
23b・・・・・・・・・・・・・グリースリップ
23c・・・・・・・・・・・・・中間リップ
24・・・・・・・・・・・・・・磁気エンコーダ
25、26・・・・・・・・・・・ラビリンスシール
27・・・・・・・・・・・・・・ドレーン
30・・・・・・・・・・・・・・加締部
50・・・・・・・・・・・・・・内輪
51・・・・・・・・・・・・・・エンコーダ
52・・・・・・・・・・・・・・外方部材
53・・・・・・・・・・・・・・センサホルダ
54・・・・・・・・・・・・・・回転速度センサ
55・・・・・・・・・・・・・・カバー
55a・・・・・・・・・・・・・嵌合部
55b・・・・・・・・・・・・・鍔部
55c・・・・・・・・・・・・・底部
56・・・・・・・・・・・・・・シール
57・・・・・・・・・・・・・・スリンガ
57a・・・・・・・・・・・・・円筒部
57b・・・・・・・・・・・・・立板部
58・・・・・・・・・・・・・・シール板
59・・・・・・・・・・・・・・芯金
60・・・・・・・・・・・・・・シール部材
60a・・・・・・・・・・・・・サイドリップ
60b・・・・・・・・・・・・・グリースリップ
60c・・・・・・・・・・・・・中間リップ
61・・・・・・・・・・・・・・保持部
62・・・・・・・・・・・・・・ハーネス
63・・・・・・・・・・・・・・取出し口
64・・・・・・・・・・・・・・外側継手部材
65・・・・・・・・・・・・・・円孔
66・・・・・・・・・・・・・・肩部
67・・・・・・・・・・・・・・ラビリンスシール
α、β・・・・・・・・・・・・・傾斜角

Claims (6)

  1. 外周にナックルに取り付けられるための車体取付フランジを一体に有し、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、
    一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる円筒状の小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、
    この内方部材および前記外方部材の両転走面間に転動自在に収容された複列の転動体と、
    前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備え、
    前記ハブ輪に等速自在継手の外側継手部材が内嵌され、この外側継手部材の肩部が前記内方部材に衝合した状態で、当該外側継手部材が前記ハブ輪にトルク伝達可能に、かつ着脱可能にユニット化されると共に、
    前記外方部材のインナー側の端部に装着され、前記車輪の回転速度を検出する回転速度センサが配設されたセンサホルダと、前記内輪に外嵌されて前記シールを構成するスリンガの側面に設けられ、前記回転速度センサに軸方向すきまを介して対峙されたエンコーダとからなる回転速度検出装置が内蔵された回転速度検出装置付き車輪用軸受装置において、
    前記センサホルダが、前記外方部材のインナー側の端部に外嵌される円筒状の嵌合部と、この嵌合部から径方向内方に延び、前記外方部材の端面に密着される鍔部と、この鍔部からさらに径方向内方に延びる底部、およびこの底部から軸方向に延びる円筒部からなる円環状のカバーと、このカバーの前記鍔部から円筒部に亙る外表面の径方向外方の一箇所に一体に接合され、前記回転速度センサが包埋された合成樹脂製の保持部とを備え、
    前記内輪のインナー側の端部が前記外方部材の端面よりも突出して形成され、この端部の外径が、前記スリンガが圧入される外径よりも小径に形成されると共に、この端部の外周面と前記カバーの円筒部とが所定の径方向すきまを介して対峙されてラビリンスシールが構成されていることを特徴とする回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  2. 前記ラビリンスシールの径方向すきまが2mm以下に設定されている請求項1に記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  3. 前記ラビリンスシールの軸方向長さが2〜10mmの範囲に設定されている請求項1または2に記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  4. 前記エンコーダが、エラストマに磁性体粉が混入され、周方向に交互に磁極N、Sが着磁された磁気エンコーダで構成されると共に、前記カバーが非磁性体のオーステナイト系ステンレス鋼鈑から形成されている請求項1乃至3いずれかに記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  5. 前記保持部が、ガラスファイバーが添加された非磁性のポリフェニレンサルファイドで形成されている請求項1乃至4いずれかに記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
  6. 前記保持部が、前記カバーの水平位置よりも径方向上部に配置され、当該保持部の接線方向にハーネスが接続されている請求項1乃至5いずれかに記載の回転速度検出装置付き車輪用軸受装置。
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