JP5212796B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
パチンコ球が入賞口101を通過すると、液晶部102において所定の画像演出が行われる。液晶部102の表示内容が所定の条件を満たす(例えば、所定の図柄が停止)と、遊技者に対し所定の賞が付与される。
遊技盤100は、奥行きのある層構造を有している。奥から順に、液晶部102、可動部材200、盤面、の順に配置されている。したがって、可動部材200が液晶部102よりも上に位置している状態では、可動部材200は視認されない(なお、図1においては、説明の便宜上、可動部材200を視認可能な状態で図示している。)。可動部材200は、その先端部とアーム部のみが液晶部102の前面において視認される。
なお、図1に示した遊技盤は、本発明の単なる一例であり、本発明はこの遊技盤を有するものに限定されないことはいうまでもない。
図3(A)は、役物212A〜212Dが閉じている状態を示している(以下、「閉状態」という。)。図3(B)は、役物212A〜212Dが開いている状態を示している(以下、「開状態」という。)
突出部252A〜252Dには、それぞれ、役物212A〜212Dが取り付けられる。
突出部252A〜252Dには、それぞれ、ワイヤ260A〜260Dが接続される。ワイヤ260A〜260Dは、案内通路220内において、弾性部材261によって被覆してもよい。
突出部252A〜252Dは、それぞれ、軸穴251A〜251Dよりも仮想直線側に位置する。
また、役物212A〜212Cについても、同様に、固定軸結合部及び突出部結合部が形成されている。
図7(A)及び図7(B)に示すように、駆動部材250A〜250Dは、それぞれ、固定軸243A〜243Dを軸にして所定範囲内で回動する。駆動部材250A〜250Dは、ワイヤの押し引きに基いて回動する。駆動部材250A〜250Dの回動に伴い、役物212A〜212Dが回動する。
図8(A)に示すように、ソレノイド232Aとソレノイド232Bとが対となってソレノイドベース231Aに配置されている。ソレノイドベース231Aは、駆動部結合部241に取り付けられる。また、ソレノイド232Cとソレノイド232Dとが対となってソレノイドベース231Bに配置されている。ソレノイドベース231Bは、駆動部結合部241に取り付けられる。
それぞれのソレノイドベースには、軸受部234が形成されている。
また、ソレノイド232A〜232Dは、それぞれ、ワイヤ260A〜260Dと接続する。これにより、ソレノイド232A〜232Dは、それぞれ、役物212A〜212Dと接続することになる。
図10(A)において、ソレノイド232AはOFF状態であるため、可動子233Aは、突出状態にあり(a)側に位置することになる。
これにより、可動子233Aと遊嵌する回動アーム270のワイヤ接続部273は、(b)側に位置することになる。
これにより、ワイヤ260Aは、(b)側に引かれることになる。
これにより、駆動部材250Aの突出部252Aは、(b)側に位置することになる。
これにより、役物212Aは、閉状態となる。
これにより、可動子233Dと遊嵌する回動アーム270のワイヤ接続部273は、(a)側に位置することになる。
これにより、ワイヤ260Dは、(a)側に押されることになる。
これにより、駆動部材250Dの突出部252Dは、(a)側に位置することになる。
これにより、役物212Dは、閉状態となる。
図11(A)及び(B)において、ソレノイド232AはON状態であるため、可動子233Aは、吸引状態にあり(b)側に位置することになる。
これにより、可動子233Aと遊嵌する回動アーム270のワイヤ接続部273は、(a)側に位置することになる。
これにより、ワイヤ260Aは、(a)側に押されることになる。
これにより、駆動部材250Aの突出部252Aは、(a)側に位置することになる。
これにより、役物212Aは、開状態となる。
これにより、可動子233Dと遊嵌する回動アーム270のワイヤ接続部273は、(b)側に位置することになる。
これにより、ワイヤ260Dは、(b)側に引かれることになる。
これにより、駆動部材250Dの突出部252Dは、(b)側に位置することになる。
これにより、役物212Dは、開状態となる。
図12は、回動アームとワイヤの接続関係を示した図である。図12に示すように、ワイヤ260Aの先端には、取付部材281が取り付けられている。取付部材281は、例えば、O型圧着端子形状とすることができる。取付部材281は、ピン孔285を有する。
同様に、可動子233B〜233Dに取り付けられる回動アーム270についても、それぞれ、対応するワイヤ用連結部及び取付部材を用いてワイヤ260B〜260Dと接続される。
図14(A)は、役物212A及び役物212Bが閉状態にあるときの各フランジ部の位置を示している。このとき、図に示すように、ピン部283A(役物212Aに対応)及びピン部283B(役物212Bに対応)の中心位置が、軸部271の中心位置よりも、「k1」だけ左にずれている。
Claims (3)
- 二つの役物を個別にワイヤ駆動するための駆動ユニットを有する遊技機であって、
前記駆動ユニットは、二つの回動アーム及び二つのソレノイドを有し、一方のソレノイドは一方の回動アーム及び一方のワイヤを介して一方の役物を駆動するとともに、他方のソレノイドは他方の回動アーム及び他方のワイヤを介して他方の役物を駆動するものであり、
前記一方のソレノイドと前記他方のソレノイドは、それぞれが有する可動子の往復直線移動方向が同じとなるように並んで配置されているとともに、該可動子のソレノイド本体からの突出方向が同じとなるように同じ向きに配置され、
前記二つの役物は、前記可動子の突出方向側または引込方向側のいずれか一方の同じ側に位置し、
前記二つの回動アームのそれぞれは、アーム本体、該アーム本体の回動中心である軸部、該アーム本体において前記可動子と正対する一方の回動端側に設けられ該可動子と連結されるソレノイド用連結部、及び該アーム本体において他方の回動端側に設けられたワイヤ用連結部を有し、
前記一方のソレノイドと前記他方のソレノイドの間に位置する平面であって前記可動子の前記往復直線移動方向と平行な平面を仮想境界面と規定し、
前記一方の回動アームと前記他方の回動アームは、それぞれの前記軸部が相互に平行でかつ前記仮想境界面に垂直となるように配置されているとともに、それぞれの前記ワイヤ用連結部が相対するように前記仮想境界面に向かって張り出して設けられており、
二つの前記ワイヤは、前記二つの役物のそれぞれの側から前記一方の回動アームと前記他方の回動アームの間に引き込まれて、対応する前記ワイヤ用連結部にそれぞれ連結されている、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項1の遊技機であって、
前記二つの回動アームのそれぞれの前記ワイヤ用連結部は、前記アーム本体に設けられたピン穴、及び該ピン穴にピン部を以って挿入されるフランジピンを有し、
前記二つのワイヤのそれぞれにおいて前記ワイヤ用連結部に連結するための一端部には、ピン孔を有した取付部材が取り付けられ、
前記二つのワイヤは、前記取付部材の前記ピン孔に前記フランジピンの前記ピン部が遊挿されかつ該フランジピンのフランジ部によって該ピン部から抜け止めされることで、対応する前記ワイヤ用連結部にそれぞれ連結されており、
前記可動子の駆動範囲によって規定される一方のフランジ部と他方のフランジ部の相対移動量が最大となった場合でも、一方のフランジピンと他方のフランジピンが相互に前記フランジ部を以って当接して前記ピン穴からの抜け止め作用を奏するよう、前記一方のフランジ部と前記他方のフランジ部のそれぞれの外形寸法が設定されている、
ことを特徴とする遊技機。 - 請求項1又は請求項2の遊技機であって、
前記駆動ユニットを少なくとも2セット有し、
一方の駆動ユニットに対応する前記仮想境界面と、他方の駆動ユニットに対応する前記仮想境界面は、共通の1つの面であり、
前記一方の駆動ユニットと前記他方の駆動ユニットは、それぞれの前記可動子の前記往復直線移動方向と平行で、かつ前記仮想境界面に垂直な別の仮想境界面を介して配置されているとともに、前記可動子の前記ソレノイド本体からの突出方向が相互に逆となるように逆向きに配置され、
前記一方の駆動ユニットの二つの役物は、対応する前記可動子の突出方向側に位置し、前記他方の駆動ユニットの二つの役物は、対応する前記可動子の引込方向側に位置し、
前記一方の駆動ユニットの前記二つの回動アームと、前記他方の駆動ユニットの前記二つの回動アームは、それぞれの前記ワイヤ用連結部がそれぞれの前記軸部に対して前記別の仮想境界面側に位置するように配置されており、
前記他方の駆動ユニットでは、該駆動ユニットによって駆動される二つのワイヤが、前記仮想境界面と前記別の仮想境界面との交線に沿って前記役物側から前記2つの駆動ユニットの間に設けられた隙間を通されて前記ワイヤ用連結部に至っている、
ことを特徴とする遊技機。
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