JP2018187243A - 遊技機 - Google Patents

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宏介 杉浦
Kosuke Sugiura
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Abstract

【課題】一つのモータで二つの装飾部材をタイミング良く安定して移動できる演出装置を備えた遊技機を提供する。【解決手段】パチンコ機1の演出装置30は、第一装飾部材91、第二装飾部材92、回転軸、ガイド板、カム板を備える。回転軸は、モータの動力で間接的に回転する。ガイド板は、第一装飾部材91と第二装飾部材92を支持する筐体部800の内部に設けられ、第一装飾部材91と第二装飾部材92を移動可能に支持する。カム板は、回転軸と共に回転することで、回転軸の動力を、第一装飾部材91及び第二装飾部材92を互いに接触及び離間させる動力に変換する。カム板の4本の溝カムには、ガイド板の4本のガイド穴に沿ってガイドされる4つのコロ部材が摺動可能に係止する。これにより、カム板は、回転軸を中心にバランス良く安定して回転できるので、第一装飾部材と第二装飾部材を安定して移動できる。【選択図】図2

Description

本発明は遊技機に関する。
従来、複数の可動演出体を、複数のモータで個別に動作させる遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−22468号公報
特許文献1に記載の遊技機は、複数の可動演出体を動作させる為に、多くのモータを備えるので、これらモータにかかる費用が増大するという問題点があった。さらに、モータの数が多いので、遊技機に取り付けるスペースを確保することが困難な場合があった。また、遊技状態に合わせて、複数の可動演出体を夫々動作させる必要があるので、モータ制御を効率よく行わなければならなかった。また、各モータの同期がずれた場合、複数の可動演出体の夫々の動作タイミングがずれるので、複数の可動演出体による一体した演出効果が得られなくなるという問題点もあった。
本発明の目的は、一つのモータで二つの装飾部材をタイミング良く安定して移動できる演出装置を備えた遊技機を提供することにある。
本発明に係る遊技機は、演出装置を備えた遊技機であって、前記演出装置は、第一装飾部材及び第二装飾部材と、モータで回転する回転軸と、前記第一装飾部材及び前記第二装飾部材を第一所定方向に移動可能に支持する支持手段と、前記回転軸の動力を、前記支持手段に支持された前記第一装飾部材及び前記第二装飾部材を前記第一所定方向において互いに接触及び離間させる動力に変換する変換手段とを備え、前記支持手段は、前記回転軸を中心に前記回転軸の径方向に延び、前記回転軸の回転によっては回転しないガイド板を備え、前記ガイド板は、前記回転軸側から前記第一所定方向の一方側に延び、前記第一装飾部材に設けられた第一被案内部を移動可能に案内する第一ガイド穴と、前記回転軸側から前記第一所定方向の他方側に延び、前記第二装飾部材に設けられた第二被案内部を移動可能に案内する第二ガイド穴と、前記第一所定方向に対して前記回転軸において交差する方向を第二所定方向としたとき、前記回転軸側から、前記第二所定方向の前記第一ガイド穴と同じ側である一方側に延び、第三被案内部を移動可能に案内する第三ガイド穴と、前記回転軸側から、前記第二所定方向の前記第二ガイド穴と同じ側である他方側に延び、第四被案内部を移動可能に案内する第四ガイド穴とを備え、前記変換手段は、前記回転軸を中心に前記径方向に延び、前記回転軸と共に回転するカム板を備え、前記カム板は、前記第一被案内部を摺動可能に係止させる第一溝カムと、前記第二被案内部を摺動可能に係止させる第二溝カムと、前記第三被案内部を摺動可能に係止させる第三溝カムと、前記第四被案内部を摺動可能に係止させる第四溝カムとを備え、前記第一装飾部材及び前記第二装飾部材が互いに接触する初期状態から、前記第一装飾部材及び前記第二装飾部材を互いに離間させる為に前記回転軸が回転する方向を第一方向、その反対方向を第二方向とし、前記初期状態の前記カム板を前記回転軸の軸方向から見た場合に、前記第一溝カムは、前記第一ガイド穴の前記回転軸側の一端部に対応する位置から前記径方向外側にかけて、前記第一ガイド穴の長さ方向に対して前記第二方向側に傾斜して延設され、前記第二溝カムは、前記第二ガイド穴の前記回転軸側の一端部に対応する位置から前記径方向外側にかけて、前記第二ガイド穴の長さ方向に対して前記第二方向側に傾斜して延設され、前記第三溝カムは、前記第三ガイド穴の前記回転軸側の一端部に対応する位置から前記径方向外側にかけて、前記第三ガイド穴の長さ方向に対して前記第二方向側に傾斜して延設され、前記第四溝カムは、前記第四ガイド穴の前記回転軸側の一端部に対応する位置から前記径方向外側にかけて、前記第四ガイド穴の長さ方向に対して前記第二方向側に傾斜して延設されていることを特徴とする。
本発明に係る遊技機によれば、一のモータの駆動で、第一装飾部材と第二装飾部材を移動させる動力に変換するので、第一装飾部材と第二装飾部材をタイミング良く移動させることができる。第一被案内部と第二被案内部は、互いに対角の位置で、ガイド板に設けられた第一ガイド穴と第二ガイド穴によって第一所定方向に移動可能に支持される。一方、第三被案内部と第四被案内部も、互いに対角の位置で、ガイド板に設けられた第三ガイド穴と第四ガイド穴によって第二所定方向に移動可能に支持される。そして、第一被案内部は、カム板の第一溝カムに摺動可能に係止し、第二被案内部は、第二溝カムに摺動可能に係止し、第三被案内部は、第三溝カムに摺動可能に係止し、第四被案内部は、第四溝カムに摺動可能に係止する。これにより、カム板は、第一被案内部、第二被案内部、第三被案内部、第四被案内部によって、回転軸を中心にバランス良く安定して回転できる。従って、演出装置は、第一装飾部材と第二装飾部材を安定して移動できる。
遊技機は、前記第三被案内部を、前記第三ガイド穴の前記回転軸側に常時付勢する第一付勢手段と、前記第四被案内部を、前記第四ガイド穴の前記回転軸側に常時付勢する第二付勢手段とを備えるとよい。第三被案内部は、第一付勢手段によって第三ガイド穴の回転軸側に常時付勢されている。第四被案内部は、第二付勢手段によって第四ガイド穴の回転軸側に常時付勢されている。これにより、第三溝カム及び第四溝カムは、第三被案内部及び第四被案内部によって、第二方向側に回転するように付勢されるので、カム板は第二方向側に回転するように付勢される。これにより、第一装飾部材と第二装飾部材を離れた状態から接触させる方向に安定して移動させることができる。また、仮に回転軸の回転方向に遊びがある場合でも、回転軸と一体して回転するカム板は、第二方向側に回転するように常時付勢されているので、遊びによってがたつくのを防止できる。
前記支持手段は、前記ガイド板を自身に対して平行に支持する支持板を備え、前記第一付勢手段は、円筒状の第一コイルバネであって、前記第一コイルバネの一端部は、前記第三被案内部に固定され、前記第一コイルバネの他端部は、前記支持板の前記ガイド板に対向する対向面であって、前記第二ガイド穴と前記第四ガイド穴に挟まれる間よりも前記径方向外側の位置に設けられた第一固定部に固定され、前記第一コイルバネは、前記第三被案内部を前記第一固定部側に付勢し、前記第二付勢手段は、円筒状の第二コイルバネであって、前記第二コイルバネの一端部は、前記第四被案内部に固定され、前記第二コイルバネの他端部は、前記支持板の前記対向面であって、前記第一ガイド穴と前記第三ガイド穴に挟まれる間よりも前記径方向外側の位置に設けられた第二固定部に固定され、前記第二コイルバネは、前記第四被案内部を前記第二固定部側に付勢するとよい。第一コイルバネは、第三被案内部を第一固定部側に付勢し、第二コイルバネは、第四被案内部を第二固定部側に付勢するので、カム板を第二方向に回転するように常時付勢できる。また、第一付勢手段及び第二付勢手段は、何れも円筒状のコイルバネであるので、演出装置の狭い内部空間内でも配置できる。
前記初期状態において、前記第一コイルバネと前記第二コイルバネとは互いに平行になるように配置されているとよい。第一装飾部材と第二装飾部材とが互いに接触する初期状態において、第一コイルバネと第二コイルバネは互いに平行である。この状態から、回転軸が第一方向に回転すると、第一被案内部は第一所定方向の一方側、第二被案内部は第一所定方向の他方側に移動するので、第一被案内部及び第二被案内部は互いに離れる。これにより、演出装置は、カム板に回転によって、第一コイルバネと第二コイルバネが互いに干渉するのを防止できる。
前記第一装飾部材及び前記第二装飾部材は、一の装飾体を二分割した形状を有し、前記第一所定方向は、前記装飾体を二分割した分割方向に対して斜めに交差する方向であるとよい。第一装飾部材及び第二装飾部材は、一の装飾体を二分割した形状を有する。そのような第一装飾部材と第二装飾部材が互いに近付いた状態から互いに離れる方向に移動させることで、一の装飾体があたかも分割されたような演出を行うことができる。また、第一装飾部材及び第二装飾部材は、分割方向に対して斜めに交差する第一所定方向に移動するので、分割方向において狭い領域においても、演出装置を取り付けることができる。また、仮に一の物体を左右に二分割する場合、通常、左右に二分割された小物体を左右方向にそのまま離れさせるか、若しくは左右に二分割された二つの小物体をある基点を中心に互いに離れるように夫々を回転させて扇形に開くような動きを連想する。これに対し、本発明では、第一装飾部材及び第二装飾部材が一の装飾体を左右に二分割した形状を有するものであれば、第一装飾部材及び第二装飾部材を、左右方向に対して斜めに交差する所定方向において互いに接触及び離間させる。即ち、第一装飾部材及び第二装飾部材の夫々の分割面が互いに上下方向にずれながら斜め方向に離れていくので、遊技者が想定する自然な動きとは違った特殊な動きで、一の装飾体が分割して第一装飾部材と第二装飾部材になる過程を表現できる。なお、「分割方向」とは、第一装飾部材及び第二装飾部材の夫々の分割面が互いに対向する方向を意味し、本実施形態においては左右方向である。
パチンコ機1の正面図(装飾ユニット80:初期状態)である。 パチンコ機1の正面図(装飾ユニット80:移動状態)である。 遊技盤2の正面図である。 演出装置30の表面側の斜視図である。 演出装置30の裏面側の斜視図である。 演出装置30の正面図である。 装飾ユニット80の斜視図である。 装飾ユニット80の正面図である。 装飾ユニット80の正面側から見た分解斜視図である。 装飾ユニット80の背面側から見た分解斜視図である。 ガイド板140の背面図である。 カム板160の背面図である。 第一段階の装飾ユニット80の内部状態を示す図である。 第三段階の装飾ユニット80の内部状態を示す図である。
以下、本発明に係る遊技機の一実施形態である、所謂一般電役タイプのパチンコ機1について、図面を参照して説明する。以下説明では、図1,図2の手前側、奥側、上側、下側、左側、及び右側を、夫々、パチンコ機1の前側、後側、上側、下側、左側、及び右側とする。その他、図中に矢印で示す左右、前後、上下を使用する。
図1〜図3を参照し、パチンコ機1の機械的構成を説明する。図1に示すように、パチンコ機1の上半分の部分には遊技盤2が設けられる。遊技盤2は正面視略正方形の板状であり(図3参照)、透明なガラス板を保持した前面枠10によって前面を保護されている。遊技盤2の下部には上皿5が設けられる。上皿5は、発射装置(図示略)に金属製の遊技球を供給し、且つ賞球を受ける。上皿5の上面には、遊技者によって操作される操作ボタン9が設けられる。上皿5の直下には、賞球を受ける下皿6が設けられる。下皿6の右横には、遊技球の発射を調整する発射ハンドル7が設けられる。発射ハンドル7は、遊技者が回転操作できるように設けられ、遊技者が発射ハンドル7を回転させて発射操作を行うと、発射ハンドル7の回転角度に応じた強度で、発射装置によって遊技球が発射される。前面枠10の上部の左右の角には、スピーカ26が夫々設けられる。
遊技盤2の前面には、ガイドレール3で囲まれた略円形の遊技領域4が形成されている。発射装置(図示略)によって発射された遊技球は、ガイドレール3によって遊技領域4へ導かれ、遊技領域4内を流下する。遊技領域4の略中央には、各種演出を実行するセンター飾り8が設けられる。センター飾り8の内側の略中央には、表示画面28が設けられる。表示画面28は、例えばLCD等によって構成され、様々な映像を表示する。表示画面28は、例えば、普通当たり判定の結果を遊技者に報知する演出用の図柄である演出図柄を表示する。さらに、表示画面28の右方には、第四普通電動装飾体19が設けられる。また、センター飾り8の内側上部であって、表示画面28の上部の前側には、所定の演出動作を行う演出装置30が設けられる。
センター飾り8の左側部の下側には、ワープ通路31が設けられる。ワープ通路31は、遊技領域4を流下する遊技球の一部を、センター飾り8の外側から内側へ案内する為の通路である。ワープ通路31は、球入口311と球出口312を備える。球入口311は、センター飾り8の左側部の上下方向略中央において左方に向けて開口する。球入口311は、遊技領域4の左側を流下する遊技球の一部をワープ通路31に受け入れ可能である。ワープ通路31は、球入口311から右下方に逆S字状に屈曲しながら右側方に延設され、球入口311から進入した遊技球の通路を形成する。球出口312は、球入口311側の端部とは反対側の端部に設けられ、右方に向けて開口する。球出口312は、ワープ通路31を通過した遊技球を右方に排出可能である。下側部の左右方向の略中央部には、ステージ部33が設けられる。ワープ通路31の球出口312から排出された遊技球は、ステージ部33上を左右方向に往復転動し、ステージ部33の前端部の略中央から遊技領域4へ落下する。
センター飾り8の下側部の左右方向略中央部の下方には、第一図柄作動ゲート11が設けられる。第一図柄作動ゲート11の右斜め上方には、第四図柄作動ゲート13が設けられる。第四図柄作動ゲート13の右斜め上方には、第一普通電動装飾体16が設けられる。第一普通電動装飾体16の左斜め下方には、第二普通電動装飾体17が設けられる。第二普通電動装飾体17の左斜め下方には、第三普通電動装飾体18が設けられる。遊技盤2には、上記以外に各種の電飾ランプ、入賞口、風車、および遊技くぎ等が設けられる。遊技盤2の右下部には、第一普通当たり判定、第二普通当たり判定、第三普通当たり判定、および第四普通当たり判定の結果および各判定における保留球数等を、例えばLEDで表示する図柄表示部24が設けられる。
演出装置30は、遊技盤2の背面側に取り付けられる機構盤(図示略)に取り付けられる。演出装置30は、装飾ユニット80を、表示画面28の上方である初期位置に配置する。装飾ユニット80の前面側には、第一装飾部材91と第二装飾部材92が左右に並んで設けられる。第一装飾部材91と第二装飾部材92は互いに近接することで、正面視横長の略楕円形状の一つの装飾体90を形成する。第一装飾部材91と第二装飾部材92は、装飾体90を左右に分割した略半円状に形成される。なお、装飾体90の前面には、例えば複数の文字で構成される単語又は文章を横書きで形成してもよい。その場合、第一装飾部材91と第二装飾部材92が互いに近接して装飾体90を形成したとき、第一装飾部材91の前面に形成された文字と、第二装飾部材92の前面に形成された文字とが横並びに配列することによって、単語又は文章が構成されるようにできるので、装飾体90としての一体感を強調できる。
演出装置30は遊技状態に応じて、装飾ユニット80を初期位置から下方に移動させると、表示画面28の中央部に差し掛かる手前から、第一装飾部材91は左斜め上方、第二装飾部材92は右斜め下方に徐々に移動して離れ、最終的に分離した状態となる。つまり、装飾ユニット80が下方に移動するにつれ、第一装飾部材91は上に、第二装飾部材92は下に互いにずれながら、左右方向に徐々に離れていく。仮に一の物体を左右に二分割する場合、通常、左右に二分割された小物体を左右方向にそのまま離れさせるか、若しくは左右に二分割された二つの小物体をある基点を中心に互いに離れるように夫々を回転させて扇形に開くような動きを連想する。これに対し、本実施形態では、第一装飾部材91及び第二装飾部材92を、左右方向に対して斜めに交差する所定方向において互いに接触及び離間させる。即ち、第一装飾部材91及び第二装飾部材92の夫々の分割面915,925が互いに上下方向にずれながら斜め方向に離れていくので、遊技者が想定する自然な動きとは違った特殊な動きで、一の装飾体90が分割して二つの第一装飾部材91及び第二装飾部材92になる過程を表現できる。
さらに、第一装飾部材91と第二装飾部材92が互いに離れていくその隙間から、その背面側に位置する面板100が前方に露出され(図7,図8参照)、面板100内部に設けた複数のLEDが点灯又は点滅することによって、面板100全体が光るようになっている。これにより、第一装飾部材91の分割面915と、第二装飾部材92の分割面925が強調されるので、演出効果をより高めることができる。
図4〜図6を参照し、演出装置30の構造について説明する。なお、図4は、演出装置30の前面を上方にして寝かせた状態、図5は、演出装置30の背面側をやや傾けた状態を図示したものである。それ故、パチンコ機1に組み付けた状態の実際の向きとは異なるが、説明の便宜上、パチンコ機1に組み付けたときの方向で、演出装置30の各種部品を説明する。
演出装置30は、駆動機構部40、移動支持部60、装飾ユニット80の3つの部位で構成される。駆動機構部40は、演出装置30を駆動し、且つ演出装置30全体を支持する部分である。移動支持部60は、駆動機構部40により上下方向に移動されると共に、装飾ユニット80を遊技盤2の略中央で支持する部分である。移動支持部60は、正面視逆L字状に形成されている。装飾ユニット80は、移動支持部60の上下動に合わせ、第一装飾部材91及び第二装飾部材92を移動する演出動作を行う部分である。演出装置30は、駆動機構部40が、遊技盤2の背面側に取り付けられる機構盤(図示略)に螺子で取り付けられることにより、遊技盤2に間接的に固定される。駆動機構部40は、表示画面28の左側で、且つセンター飾り8の左側部の背面側に隠れて配置される。それ故、パチンコ機1を正面から見た状態では見えないようになっている。
駆動機構部40の構造を説明する。駆動機構部40は、正面視上下方向に長い略直方体状の樹脂製の筐体を備える。図4,図5に示すように、この筐体は、前ケース411と後ケース412を前後に合わせることで構成され、支持本体部41とギア格納部42の2つの部位に分かれる。
支持本体部41は、正面視上下方向に長い略直方体状に形成されている。図5,図6に示すように、支持本体部41は、その内側に、上下方向に延びる金属棒であるガイド軸50と、該ガイド軸50に沿って上下動する移動支持部60の左端部を格納する。ガイド軸50の上端部と下端部は、支持本体部41の上壁と底壁に夫々固定されている。また、支持本体部41の上壁の下面には、磁性体である金属板53が取り付けられる。金属板53は、ガイド軸50に沿って上下動する移動支持部60の上部に埋設された後述する磁石54と対向する位置関係にある。また、ガイド軸50の下端部近傍には、右側に一段高く形成された段部51が設けられ、該段部51の上面には、ゴム製のストッパ52が固定されている。
図5,図6に示すように、支持本体部41の右側面には、該右側面の長手方向に沿って延びる長方形状の開口46が設けられる。その開口46の内側からは、移動支持部60の一部である後述する板状のユニット支持部62が外側に向かって、支持本体部41の長手方向に直交する方向に突出している。さらに、その開口46の開口端の前側を構成する前ケース411の右端面には、開口46の長手方向に対して平行に延びる直線状の直線ギア45が形成されている。
ギア格納部42は、支持本体部41の左側面の略中段位置に、支持本体部41と内側を連通して設けられ、正面視上下方向に長い略直方体状に形成されている。後ケース412のうちギア格納部42を構成する部分の背面の上側には、略円盤状に後方に隆起する凸状部42Aが設けられる。その凸状部42Aの下方には、略長方形状に後方に隆起する凸状部42Bが設けられる。凸状部42Bには、略円柱状の取付台29を介して外側からモータ27が固定されている。モータ27は、取付台29を介して、凸状部42Bの外面に直交する方向に出力軸(図示略)を向けて固定されている。該出力軸は、取付台29の内部に配置されたギア(図示略)と噛合している。そして、そのギアの回転に伴って回転する回転軸55が、凸状部42Bに設けた穴(図示略)を介して、ギア格納部42の内側に延び、その先端部にピニオンギア56が固定されている。該ピニオンギア56は、ギア格納部42の内部の下側に格納され、上記ギア構造により、モータ27の駆動で回転する。
ギア格納部42の内部の上側であって、ピニオンギア56に対して上方に離間する位置には、補助ギア57が回転自在に格納されている。補助ギア57は、ピニオンギア56よりも大径である。ピニオンギア56と補助ギア57の夫々の軸方向は、演出装置30の前後方向に向けられ、互いに平行である。ピニオンギア56と補助ギア57は、移動支持部60の左側面に設けられた後述するラックギア65(図6参照)と噛合する。ピニオンギア56は、モータ27の駆動で移動支持部60を上下動させ、補助ギア57は、上下動する移動支持部60を支持する。これにより、移動支持部60は安定して上下動することができる。
上記構成を有する駆動機構部40において、支持本体部41の上面右側、右側面下部、左側面上部、ギア格納部42の左側面の下部には、夫々、固定片47が設けられる。各固定片47には、固定穴47Aが設けられる。各固定穴47Aには、螺子(図示略)が挿入され、遊技盤2の背面側に取り付けられる機構盤(図示略)において夫々対応する各固定穴(図示略)に締結される。これにより、機構盤に対して、駆動機構部40が固定される。
移動支持部60の構造を説明する。図6に示すように、移動支持部60は、正面視逆L字状に形成され、移動本体部61とユニット支持部62を備える。移動本体部61は、駆動機構部40の支持本体部41の内側に格納され、モータ27の駆動で上下動される部位である。ユニット支持部62は、移動本体部61の右側面の上半分から、支持本体部41の開口46を介して、右側方に突出する部位である。
移動本体部61は、正面視上下方向に長い略長方形の板状に形成され、その下半分は、下方に向かって先細り状に形成されている。移動本体部61の左側面は上下方向に平行な平面であり、その左側面には、上下方向に延びる板状のラックギア65が固定されている。移動本体部61右側面と、ユニット支持部62の下面とが連結する円弧状部分には、下方に向けて略台形状に突出する当接部66が設けられる。当接部66は、移動支持部60がガイド軸50に沿って下方に移動した場合に、支持本体部41の内側に設けられたストッパ52に当接する。この時、装飾ユニット80が、表示画面28の略中央の位置で停まるようになっている。
移動本体部61の略中央には、自身の長手方向に沿って、上下方向に延びる被ガイド溝64が設けられる。被ガイド溝64には、支持本体部41の内側に設けられたガイド軸50が挿入される。これにより、移動支持部60は、ガイド軸50に沿って支持本体部41の内側を上下方向にガイドされる。移動本体部61の上部には、磁石54が埋設されている。例えば、移動支持部60がガイド軸50の上端部まで移動した場合、磁石54は、支持本体部41の上壁の下面に取り付けられた金属板53に接近する。このとき、磁石54の磁力により、移動支持部60は、金属板53に引きつけられた状態となるので、後述するギア71,72にかかる負荷を軽減できる。
ユニット支持部62は、正面視横長略長方形の板状に形成され、移動本体部61の右側面の上部から右側方に延設されている。ユニット支持部62の前面は、前方に開口する断面凹状に形成され、その内側の前面には、2枚のギア71,72が横並びに、夫々回転自在に設けられる。ギア71は、ユニット支持部62の左側に配置され、支持本体部41の右側面に設けられた直線ギア45と噛合する。ギア72は、ユニット支持部62の右側に配置され、ギア71と、装飾ユニット80の後述するギア170とに夫々噛合する。このような構成により、移動支持部60が上下動すると、位置が固定された直線ギア45に噛合するギア71が回転する。ギア71の回転に伴い、ギア72が回転することで、装飾ユニット80のギア170が回転する。即ち、ギア170は、モータ27の動力で間接的に回転できる。なお、ユニット支持部62の前面には、ギア71,72を覆うようにして、カバー621が取り付けられる。
図5に示すように、ユニット支持部62の右端部は、右方に向かって先細りになった略台形状に形成され、その先端側の上下の両角部には、一対の固定穴68が設けられる。ユニット支持部62の上端部と下端部において、固定穴68から左側にやや離間する位置には、背面視略三角形状の一対の固定片67が設けられる。各固定片67には、固定穴67Aが設けられる。各固定穴68,67Aには、螺子(図示略)が挿入され、装飾ユニット80の後述する後ケース180に設けられた固定穴98,99(図10参照)に締結される。これにより、ユニット支持部62の右端側に、装飾ユニット80が固定される。
図7〜図10を参照し、装飾ユニット80の構造を説明する。図7,図8に示すように、装飾ユニット80は、筐体部800、第一装飾部材91、第二装飾部材92を備える。筐体部800は、正面視横方向に長い略楕円形状で、且つ前後方向に厚みのある略円柱状に形成されている。筐体部800は、後述する前ケース120と後ケース180を備え、その内側に後述する各種部材を収納する。第一装飾部材91と第二装飾部材92は、筐体部800の前面側に設けられる。第一装飾部材91は、筺体300の前面の左側部から左斜め上方に往復移動可能に支持される。第二装飾部材92は、筺体300の前面の右側部から右斜め下方に移動可能に支持される。
図9,図10に示すように、装飾ユニット80は、前側から順に、第一装飾部材91、第二装飾部材92、前ケース120、ガイド板140、カム板160、ギア170、後ケース180等を備える。さらに、装飾ユニット80は、前ケース120と後ケース180の内側に、支持部材111,112、スライダ115,116、連結部材118,119、第一バネ131、第二バネ132、バネ係止部材135,136、連結部材137,138、コロ部材95A,95B,96A,96B,98A,98B、ワッシャ97等を備える。以下、各種部材の構造、形状等を具体的に説明する。
第一装飾部材91と第二装飾部材92の構造を説明する。第一装飾部材91は、右側に上下方向に延びる分割面915を備える正面視略半楕円状に形成される(図8参照)。分割面915には、左方に略三角形状に窪んだ凹部91Aが形成される。第一装飾部材91の背面の上部には、後方に突出する略柱状の固定部911が設けられる(図10参照)。固定部911は、後述する支持部材111に螺子で固定される。固定部911の下方には、後方に突出する被ガイド軸912が設けられる。
一方、第二装飾部材92は、左側に上下方向に延びる分割面925を備える正面視略半楕円状に形成される(図8参照)。分割面925には、左方に略三角形状に突出する凸部92Aが形成される。第二装飾部材92の背面の下部には、後方に突出する略柱状の固定部921が設けられる。固定部921は、後述する支持部材112に螺子で固定される。固定部921の下方には、後方に突出する被ガイド軸922が設けられる。
第一装飾部材91と第二装飾部材92が互いに近接した状態では、凸部92Aは、凹部91Aの内側に挿入される(図1、図3参照)。つまり、互いに対向する分割面915,925の一部において、一方が他方に嵌り込むように形成されているので、装飾体90をより一体的に表現できる。
前ケース120の構造を説明する。前ケース120は有底円筒状に形成され、正面視横方向に長い略楕円形状の前板121と、該前板121の外周に沿って後方に立設された周壁122とを備える。前板121の前面の左右両側を除く略中央部には、前方に向かって膨出する略半球面状の面板100が固定される(図9参照)。面板100は透明樹脂で形成され、その内側にLED基板(図示略)が設けられる。それ故、LED基板に設けられたLEDを点灯又は点滅させることで、面板100全体が光るようになっている。
前ケース120の外周部の左上部には、溝部125が設けられる。溝部125は、周壁122から前板121の中心部に向かって切欠き状且つ直線状に延びる。溝部125の内側には、後述する支持部材111が外方に向けて出退可能に設けられる。前ケース120の外周部の右下部にも、溝部126が設けられる。溝部126は、周壁122から前板121の中心部に向かって切欠き状且つ直線状に延びる。溝部126の内側には、後述する支持部材112が外方に向けて出退可能に設けられる。
前板121の背面側の中央部には、円形状の軸穴127が設けられる。軸穴127には、後述するギア170の回転軸171の前端部が回転自在に挿入される。軸穴127の上方には、後方に突出する略円筒状の支持突起1271が設けられる。軸穴127の下方には、支持突起1272が設けられる。軸穴127の左方には、支持突起1273が設けられる。軸穴127の右方には、支持突起1274が設けられる。これら支持突起1271〜1274の各先端部には、後述するガイド板140が位置決めされ、螺子で固定される。
前板121の背面側において、溝部126の上方で且つ周壁122の近傍には、バネ係止部128が設けられる。バネ係止部128には、後述する第一バネ131の一端部131Aが係止される。溝部125の下方で且つ周壁122の近傍にも、バネ係止部129が設けられる。バネ係止部129には、後述する第二バネ132の一端部132Aが係止される。
前板121の左下部には、ガイド穴120Aが設けられる。ガイド穴120Aは、周壁122の近傍から右斜め下方に向かって直線状に延び、溝部125と略平行である。ガイド穴120Aには、第一装飾部材91の背面に設けられた被ガイド軸912が、ワッシャ97を介して前方から挿入される。ガイド穴120Aから後方に突出する後端部には、コロ部材98Aが固定される。それ故、被ガイド軸912は、コロ部材98Aを介して、ガイド穴120Aの長手方向に沿ってガイドされる。前板121の右上部には、ガイド穴120Bが設けられる。ガイド穴120Bは、周壁122の近傍から左斜め上方に向かって直線状に延び、溝部126と略平行である。ガイド穴120Bには、第二装飾部材92の背面に設けられた被ガイド軸922が、ワッシャ97を介して前方から挿入される。ガイド穴120Bから後方に突出する後端部には、コロ部材98Bが固定される。それ故、被ガイド軸922は、コロ部材98Bを介して、ガイド穴120Bの長手方向に沿ってガイドされる。
図11を参照し、ガイド板140の構造を説明する。なお、図11はガイド板140の背面図であるので、正面から見た場合とは左右の向きが逆である。ガイド板140は、正面視横長の略楕円形状に形成される。ガイド板140の中心部には、円形状の軸穴145が設けられる。軸穴145には、ギア170の回転軸171が回転自在に挿入される。それ故、ガイド板140は、回転軸171を中心に径方向に延びる。ガイド板140には、軸穴145を中心に、左上方、右上方、右下方、左下方に向けて延びる4本の直線状のガイド穴141〜144が略X字状に設けられる。これらガイド穴141〜144の夫々の長手方向の両端部は、円弧状に形成される。本実施形態では、ガイド穴141〜144の軸穴145側の一端部を「基端部」、その基端部とは反対側で外側に延びる他端部を「外端部」と呼ぶ。
ガイド穴141と142に挟まれる間の略中央、ガイド穴142と143に挟まれる間の略中央、ガイド穴143と144に挟まれる間の略中央、ガイド穴144と141に挟まれる間の略中央には、固定穴148A〜148Dが夫々設けられる。これら固定穴148A〜148Dは、上述の前ケース120に設けられた支持突起1271〜1274に位置決めされ、螺子が締結される。それ故、ガイド板140は、前ケース120の背面側に強固に固定される。
固定穴148Aの上側には、横長の穴部149Aが設けられ、固定穴148Cの下側には、穴部149Aと同形状の穴部149Bが設けられる。これら穴部149A,149Bには、前ケース120と後ケース180を互いに連結する各種部材が夫々挿入される。ガイド板140の背面において、穴部149Aのガイド穴141側であって、ガイド板140の外周縁部の近傍には、後方に突出する短柱状の突起部146が設けられる。穴部149Bのガイド穴143側であって、ガイド板140の外周縁部の近傍にも、後方に突出する短柱状の突起部147が設けられる。突起部146,147は、後述するカム板160の回動範囲を規制する。
図12を参照し、カム板160の構造を説明する。なお、図12はカム板160の背面図であるので、正面から見た場合とは左右の向きが逆である。カム板160は、正面視略長方形状に形成される。カム板160の中心部には、円形状の軸穴165が設けられる。軸穴165には、ギア170の回転軸171が回転自在に挿入される。それ故、カム板160は、回転軸171を中心に径方向に延びる。カム板160は、筐体部800の内側で且つガイド板140の後方において、回転軸171を中心に回転可能に支持される。
カム板160において、軸穴165の左方には溝カム161が設けられ、軸穴165の上方には溝カム162が設けられ、軸穴165の右方には溝カム163が設けられ、軸穴165の下方には溝カム164が設けられる。これら4本の溝カム161〜164は、軸穴165とカム板160の外縁部との間において、背面視時計回り(本発明の「第二方向」の一例)側に傾斜して延びる。さらに、溝カム161〜164の軸穴165側の夫々の一端部(以下、「基端部」と呼ぶ)の位置は、軸穴165に対して、反時計回り(本発明の「第一方向」の一例)にずれている。溝カム161〜164は、長手方向の略中央部分が背面視反時計回り側に若干膨らむ略円弧状に形成される。
溝カム161〜164の夫々の基端部とは反対側の他端部には、背面視時計回り側に屈曲する屈曲部161A〜164Aが設けられる。カム板160の背面において、溝カム163の基端部と溝カム164の基端部の間であって、軸穴165の近傍には、後方に突出する短柱状の被当接部167が設けられる。被当接部167には、ギア170の回転軸171に設けられた後述する係止部172(図6,図13参照)が当接し、軸穴165を中心に回転する軌跡の一方又は他方に付勢されることで、カム板160が回転するようになっている。
カム板160の外周部において、溝カム162の屈曲部162A近傍の角部には、左斜め上方に突出する略円弧状の当接部168が設けられる。溝カム164の屈曲部164A近傍の角部には、右斜め下方に突出する略円弧状の当接部169が設けられる。溝カム161に沿う部分には、緩やかに外側に膨らむ外側部161Bが設けられ、溝カム163に沿う部分には、緩やかに外側に膨らむ外側部163Bが設けられる。
ギア170の構造を説明する。ギア170は、中央に軸穴(図示略)を備え、該軸穴には、回転軸171の一端部が挿入され、螺子で固定される。回転軸171は前方に延びる。ギア170の前面における軸穴の近傍には、前方に突出する柱状の係止部172(図6,図9,図13参照)が設けられる。係止部172は、回転軸171を中心にギア170と一体して回動する。例えば、ギア170が背面視反時計回りに回転した場合、係止部172は、カム板160の背面に設けられた被当接部167に当接して反時計回りに付勢する。これにより、演出装置30は、カム板160を、回転軸171を中心に反時計回りに回転させることができる。
後ケース180の構造を説明する。後ケース180は有底円筒状に形成され、背面視横方向に長い略楕円形状の底板181と、該底板181の外周に沿って前方に立設された周壁182とを備える。底板181の略中央部には、ギア配置部183が設けられる。ギア配置部183は、後方に向かって凸状に膨らむ背面視略半円形状に形成される。ギア配置部183の底部中央には、軸穴184が設けられる。軸穴184には、ギア170の回転軸171が回転自在に挿入される。ギア配置部183の左側には、開口部189が設けられる。開口部189は、ギア配置部183の内側に配置されるギア170の一部を外部に露出させる。それ故、演出装置30は、ギア170に対し、移動支持部60のユニット支持部62に設けられたギア72(図6参照)を噛合できる。
後ケース180を後方から見た場合に、開口部189の上縁部と下縁部であって、ギア配置部183の近傍には、固定穴98が夫々設けられる。これら一対の固定穴98から右側方(前方から見て左側方)に離間する位置には、固定穴99が夫々設けられる。これら一対の固定穴98と一対の固定穴99は、移動支持部60のユニット支持部62の右端部に設けられた一対の固定穴68と一対の固定穴68Aとに夫々対応し、螺子が夫々締結される。これにより、開口部189を塞ぐようにして、移動支持部60のユニット支持部62が、後ケース180に固定される(図5参照)。
支持部材111,112、スライダ115,116、連結部材118,119、コロ部材95A,95Bの夫々の取付構造を説明する。支持部材111は、ガイド板140のガイド穴141に対して前方から位置決めされる。支持部材111は、ガイド穴141に対して平行に延びる略長方形の板状に形成される。支持部材111の背面であって、ガイド穴141の基端部側に位置する一端側には、後方に突出する軸部111Aが設けられる。支持部材111とガイド穴141の間には、板状のスライダ115が介在する。スライダ115は、ガイド穴141に沿って摺動可能である。スライダ115には穴部が設けられる。支持部材111の軸部111Aは、スライダ115の穴部を介して、ガイド穴141に前方から挿入される。それ故、支持部材111は、スライダ115を介して、ガイド穴141に沿って移動自在に取り付けられる。支持部材111の前面には、第一装飾部材91の背面に設けられた固定部911(図10参照)が螺子で固定される。よって、第一装飾部材91は、支持部材111とスライダ115を介して、ガイド穴141に沿って移動可能に支持される。なお、上記の通り、第一装飾部材91の背面に設けられた被ガイド軸912は、前ケース120に設けられたガイド穴120Aに沿って移動するので、ガイド穴141と同一方向にガイドされる。それ故、第一装飾部材91は安定して移動できる。
さらに、支持部材111の軸部111Aは、ガイド板140のガイド穴141から後方に突出する。ガイド穴141とカム板160の溝カム161との間には、連結部材118が介在する。連結部材118は、ガイド穴141を介して、スライダ115と螺子で連結され、ガイド穴141に沿って摺動可能である。連結部材118には穴部が設けられる。支持部材111の軸部111Aは、連結部材118の穴部を介して、カム板160の溝カム161に挿入される。溝カム161から後方に突出する軸部111Aの後端部には、コロ部材95Aが固定される。コロ部材95Aは、カム板160の回転に応じて、溝カム161に沿って移動する。
一方、支持部材112は、ガイド板140のガイド穴143に対して前方から位置決めされる。支持部材112は、ガイド穴143に対して平行に延びる略長方形の板状に形成される。支持部材112の背面であって、ガイド穴143の基端部側に位置する一端側には、後方に突出する軸部112Aが設けられる。支持部材112とガイド穴143の間には、板状のスライダ116が介在する。スライダ116は、ガイド穴143に沿って摺動可能である。スライダ116には穴部が設けられる。支持部材112の軸部112Aは、スライダ116の穴部を介して、ガイド穴143に前方から挿入される。それ故、支持部材112は、スライダ116を介して、ガイド穴143に沿って移動自在に取り付けられる。支持部材112の前面には、第二装飾部材92の背面に設けられた固定部921が螺子で固定される。よって、第二装飾部材92は、支持部材112とスライダ116を介して、ガイド穴143に沿って移動可能に支持される。なお、上記の通り、第二装飾部材92の背面に設けられた被ガイド軸922は、前ケース120に設けられたガイド穴120Bに沿って移動するので、ガイド穴143と同一方向にガイドされる。それ故、第二装飾部材92も安定して移動できる。
さらに、支持部材112の軸部112Aは、ガイド板140のガイド穴143から後方に突出する。ガイド穴143とカム板160の溝カム163との間には、連結部材119が介在する。連結部材119は、ガイド穴143を介して、スライダ116と螺子で連結され、ガイド穴143に沿って摺動可能である。連結部材119には穴部が設けられる。支持部材112の軸部112Aは、連結部材119の穴部を介して、カム板160の溝カム163に挿入される。溝カム163から後方に突出する軸部112Aの後端部には、コロ部材95Bが固定される。コロ部材95Bは、カム板160の回転に応じて、溝カム163に沿って移動する。
第一バネ131、第二バネ132、バネ係止部材135,136、連結部材137,138、コロ部材96A,96Bの夫々の取付構造を説明する。第一バネ131はコイル状のバネである。第一バネ131は、一端部131Aと他端部131Bを備える。第一バネ131の一端部131Aは、前ケース120の背面右側に設けられたバネ係止部128に係止する。他端部131Bは、バネ係止部材135に係止する。バネ係止部材135は、ガイド板140のガイド穴144に対して前方から位置決めされる。バネ係止部材135は、ガイド穴144に沿って摺動可能である。ガイド穴144とカム板160の溝カム164との間には、連結部材137が介在する。連結部材137は、ガイド穴144を介して、バネ係止部材135と螺子で連結され、ガイド穴144に沿って摺動可能である。連結部材137には、後方に突出する軸部137Aが設けられる。軸部137Aは、カム板160の溝カム164に挿入される。溝カム164から後方に突出する軸部137Aの後端部には、コロ部材96Aが固定される。コロ部材96Aは、カム板160の回転に応じて、溝カム164に沿って移動する。
一方、第二バネ132もコイル状のバネである。第二バネ132は、一端部132Aと他端部132Bを備える。第二バネ132の一端部132Aは、前ケース120の背面左側に設けられたバネ係止部129に係止する。他端部132Bは、バネ係止部材136に係止する。バネ係止部材136は、ガイド板140のガイド穴142に対して前方から位置決めされる。バネ係止部材136は、ガイド穴142に沿って摺動可能である。ガイド穴142とカム板160の溝カム162との間には、連結部材138が介在する。連結部材138は、ガイド穴142を介して、バネ係止部材136と螺子で連結され、ガイド穴142に沿って摺動可能である。連結部材138には、後方に突出する軸部138Aが設けられる。軸部138Aは、カム板160の溝カム162に挿入される。溝カム162から後方に突出する軸部138Aの後端部には、コロ部材96Bが固定される。コロ部材96Bは、カム板160の回転に応じて、溝カム162に沿って移動する。
図13,図14を参照し、演出装置30の動作を説明する。本実施形態では、演出装置30の動作の流れを三段階に分けて順に説明する。
−第一段階−
図13に示すように、第一段階は、演出装置30の動作開始時である。装飾ユニット80は、第一装飾部材91と第二装飾部材92が近接して装飾体90を構成した状態で、駆動機構部40の最上部である初期位置に配置される。
筐体部800の内部では、ガイド板140は、図11に示す上下左右の向きの状態で、前ケース120に対して固定される。それ故、ガイド穴141は、軸穴145側から右上方向に傾斜して延び、ガイド穴142は、軸穴145側から左上方向に傾斜して延び、ガイド穴143は、軸穴145側から右下方向に傾斜して延び、ガイド穴144は、軸穴145側から左下方向に傾斜して延びる。これらガイド穴141〜144の位置と方向は、筐体部800において変わらない。
これに対し、カム板160は、回転軸171に対して回転可能に設けられる。図13に示すように、ガイド穴141と溝カム161の夫々の基端部が互いに重なり、ガイド穴142と溝カム162の夫々の基端部が互いに重なり、ガイド穴143と溝カム163の夫々の基端部が互いに重なり、ガイド穴144と溝カム164の夫々の基端部が互いに重なっている。ガイド穴141と溝カム161の互いに重なる夫々の基端部には、コロ部材95Aが配置される。ガイド穴142と溝カム162の互いに重なる夫々の基端部には、コロ部材96Bが配置される。ガイド穴143と溝カム163の互いに重なる夫々の基端部には、コロ部材95Bが配置される。ガイド穴144と溝カム164の互いに重なる夫々の基端部には、コロ部材96Aが配置される。
第一バネ131は、バネ係止部128を基点にして、コロ部材96Aを回転軸171側(右方)に付勢する。第二バネ132は、バネ係止部129を基点にして、コロ部材96Bを回転軸171側(左方)に付勢する。それ故、カム板160は、第一バネ131と第二バネ132によって、背面視時計回りに回動するように常時付勢されるが、カム板160の当接部168が、ガイド板140の突起部146に右方から当接し、カム板160の当接部169が、ガイド板140の突起部147に左方から当接するので、カム板160は、図13に示す状態で位置が保持される。
その結果、コロ部材95Aは、ガイド穴141の基端部の位置に押し込まれ、コロ部材95Bは、ガイド穴143の基端部の位置に押し込まれ、コロ部材96Aは、ガイド穴144の基端部の位置に押し込まれ、コロ部材96Bは、ガイド穴142の基端部の位置に押し込まれる。これにより、第一装飾部材91と第二装飾部材92は、筐体部800の中央に互いに引き寄せられて近接した状態となるので、装飾体90が構成される。なお、第一段階では、ギア170に設けられた係止部172は、カム板160の背面に設けられた被当接部167に対して左側に隣接して位置する(図13に示すK1位置参照)。
−第二段階−
第二段階では、モータ27(図5参照)が駆動し、装飾ユニット80が下方に移動を開始する。モータ27が駆動すると、回転軸55と共にピニオンギア56(図6参照)が正面視時計回りに回転する。ピニオンギア56の回転により、該ピニオンギア56に噛合するラックギア65が下方に移動する。これにより、ラックギア65と共に移動支持部60が下方に移動する。そして、移動支持部60が下方に移動するに従い、支持本体部41の右側面に設けられた直線ギア45に噛合するギア71が回転する。これに伴い、ギア72が回転するので、装飾ユニット80のギア170は背面視反時計回りに回転する。
このとき、図13に示すように、筐体部800の内部では、ギア170に設けられた係止部172も回転軸171を中心に反時計回りに回動する。しかしながら、係止部172は、カム板160の被当接部167と当接するまでの間、カム板160は回転せず、第一バネ131と第二バネ132の付勢によってその位置を保持する。つまり、係止部172が回転軸171の周囲をほぼ一周し、カム板160の被当接部167の右側に当接するまでは、カム板160は動かない。よって、装飾ユニット80は、第一装飾部材91と第二装飾部材92が互いに近接した状態のままで、下方に移動する。
−第三段階−
第三段階では、装飾ユニット80が下方にさらに移動し、表示画面28の中央に差し掛かる手前で、係止部172が回転軸171の周囲をほぼ一周し、カム板160の被当接部167の右側に当接する(図13に示すK2位置参照)。ギア170が反時計回りに回転し続けるので、係止部172は、第一バネ131と第二バネ132のバネ力に反して、被当接部167をそのまま反時計回りに押し込む(図14に示すK3位置参照)。これにより、カム板160は、反時計回りに回転し始める。カム板160の当接部168は、ガイド板140の突起部146から右方に離間し、カム板160の当接部169は、ガイド板140の突起部147から左方に離間する。
カム板160の回転に伴い、ガイド板140のガイド穴141〜144に対して、カム板160の溝カム161〜164の位置が変わる。例えば、第一、第二段階では、ガイド穴141の基端部と溝カム161の基端部とが互いに重なっていたが(図13参照)、この状態からカム板160のみが反時計回りに回転すると、図14に示すように、ガイド穴141と溝カム161とが重なる重複位置が、ガイド穴141の外端部に向かって徐々に移動する。この重複位置に、第一装飾部材91と一体して移動するコロ部材95Aが位置する。即ち、重複位置の移動に伴い、コロ部材95Aは、溝カム161の内縁部によってガイド穴141の外端部に向けて徐々に押し上げられるので、第一装飾部材91は、右斜め上方に移動する。
一方、ガイド穴143と溝カム163とが重なる重複位置も、ガイド穴143の外端部に向かって徐々に移動する。この重複位置に、第二装飾部材92と一体して移動するコロ部材95Bが位置する。即ち、重複位置の移動に伴い、コロ部材95Bは、溝カム163の内縁部によってガイド穴143の外端部に向けて徐々に押し上げられるので、第二装飾部材92は、左斜め下方に移動する。即ち、装飾ユニット80が下方に移動し、表示画面28の中央に差し掛かる手前から、第一装飾部材91は右斜め上方に、第二装飾部材92は左斜め下方に移動し、徐々に互いに離れていく(図2参照)。これにより、装飾体90が第一装飾部材91と第二装飾部材92に分離される様子を、遊技者が想定する自然な動きとは違った特殊な動きで表現できる。
また、ガイド穴144と溝カム164とが重なる重複位置も、ガイド穴144の外端部に向かって徐々に移動する。この重複位置に、バネ係止部材135と一体して移動するコロ部材96Aが位置する。即ち、重複位置の移動に伴い、コロ部材96Aは、溝カム164の内縁部によってガイド穴144の外端部に向けて徐々に押し上げられるので、バネ係止部材135は、左斜め下方に移動する。これにより、第一バネ131は、バネ係止部128を基点に、左斜め下方に引っ張られる。
一方、ガイド穴142と溝カム162とが重なる重複位置も、ガイド穴142の外端部に向かって徐々に移動する。この重複位置に、バネ係止部材136と一体して移動するコロ部材96Bが位置する。即ち、重複位置の移動に伴い、コロ部材96Bは、溝カム162の内縁部によってガイド穴142の外端部に向けて徐々に押し上げられるので、バネ係止部材136は、右斜め上方に移動する。これにより、第二バネ132は、バネ係止部129を基点に、右斜め上方に引っ張られる。即ち、筐体部800の内側の狭い空間内において、カム板160の回転に応じて、第一バネ131の他端部131Bと、第二バネ132の他端部132Bの夫々の位置を、回転軸171を挟んで対角の方向に離間させることで、第一バネ131と第二バネ132は互いに交差することなく、略平行な位置関係を保持できる。
また、本実施形態では、カム板160の回転に合わせ、溝カム161,163に挿入されたコロ部材95A,95Bを移動させるだけでなく、溝カム164,162に挿入されたコロ部材96A,96Bも移動させるので、カム板160は、コロ部材95A,95B,96A,96Bによってバランス良く支持された状態となるので、カム板160を安定して回転させることができる。カム板160の回転を安定化できるので、これによって移動される第一装飾部材91及び第二装飾部材92を安定して移動できる。
そして、装飾ユニット80が表示画面28の中央まで移動し、装飾ユニット80を支持する移動支持部60の当接部66(図6参照)が、支持本体部41の段部51に固定されたストッパ52(図6参照)に当接すると、装飾ユニット80は、支持本体部41の開口46(図6参照)における移動範囲の最下端位置で停止する。このとき、第一装飾部材91と第二装飾部材92は、最大限の距離で離間する。
図14に示すように、筐体部800の内部では、カム板160がさらに反時計回りに回転することによって、ガイド穴141〜144と溝カム161〜164とが夫々重なる重複位置が、ガイド穴141〜144の夫々の外端部まで移動する。これにより、コロ部材95Aと95Bは、ガイド穴141と143の夫々の外端部の位置で停止するので、第一装飾部材91と第二装飾部材92の移動は停止する。この状態では、コロ部材95Aは、溝カム161の屈曲部161Aに嵌り込み、ガイド穴141との間でロックして保持された状態となる。コロ部材95Bも、溝カム163の屈曲部163Aに嵌り込み、ガイド穴143との間でロックして保持された状態となる。これにより、コロ部材95Aと95Bは、ガイド穴141〜144の夫々の外端部の位置で確実に位置決めされるので、第一装飾部材91と第二装飾部材92は、互いに最も離れた位置で安定して位置決めされる。このように、第一装飾部材91と第二装飾部材92は互いに離れた位置で確実に停止するので、夫々の動きをシャープに見せることができる。
さらに、第一装飾部材91と第二装飾部材92が停止すると同時に、それまで反時計回りに回転していたカム板160のうち、溝カム161の外側にある外側部161Bは、ガイド板140の上部に設けられた突起部146に対して左下方から当接し、溝カム163の外側にある外側部163Bは、ガイド板140の下部に設けられた突起部147に対して右上方から当接する。これにより、カム板160の反時計回りの回転は停止する。これにより、カム板160が回転し過ぎるのを防止できる。
本実施形態では、例えば、大当たり等の遊技状態に応じて、演出装置30を駆動させることができる。上記のように、演出装置30を駆動させると、表示画面28の上部に配置された装飾ユニット80が下方に移動を開始する。そして、その移動する途中から、第一装飾部材91と第二装飾部材92が分離し始め、第一装飾部材91は右斜め上方に、第二装飾部材92は左斜め下方に互いに離れていく。装飾ユニット80が表示画面28の中央まで下がって停止したときには、第一装飾部材91と第二装飾部材92は最大限に離れた状態となる。このとき、遊技者から見て真正面に、装飾体90が完全に分離した第一装飾部材91と第二装飾部材92を配置できるので、遊技者の遊技意欲を向上させることができる。
そして、上述のように、演出装置30は、駆動開始から駆動終了までの間に、(1)装飾ユニット80の移動、(2)第一装飾部材91と第二装飾部材92の移動、の2つの動作を一連の流れとして実行するので、複合的な演出動作をテンポよく効果的に行うことができる。そして、本実施形態は特に、これらの複数の動作を一つのモータ27で行うことができるので、電力消費の節約、モータにかかる部品コストの節約、演出装置30の構造の簡素化等を図ることができる。
また、本実施形態では、ギア170に設けられた係止部172は、回転軸171が回転する際の係止部172の回動範囲において、その回動範囲の移動開始位置から離間する位置で、カム板160に設けられた被当接部167と係止するようになっている。これにより、装飾ユニット80が下方向に移動を開始した直後は、回転軸171が反時計回りに回転を開始するが、係止部172が被当接部167と係止するまでは、カム板160は回転しない。よって、第一装飾部材91と第二装飾部材92は動かないので、装飾ユニット80は、装飾体90の状態のままで下方に移動する。そして、回転軸171が反時計回りにさらに回転し、係止部172が被当接部167と係止することによって、カム板160が反時計回りに回転を開始し、第一装飾部材91と第二装飾部材92が動き出す。このような構造とすることで、第一装飾部材91と第二装飾部材92が動き出すタイミングを、装飾ユニット80が下方に移動するタイミングに対してずらすことができる。よって、装飾ユニット80と、第一装飾部材91及び第二装飾部材92を段階的に動作させることができ、特有の演出効果を奏することができる。
また、カム板160に設けられた溝カム161〜164は、背面視反時計回り方向側に若干膨らむ略円弧状に形成されているので、カム板160が回転軸171を中心に反時計回り方向に回転する場合に、コロ部材95A,95B、96A,96Bを溝カム161〜164に沿って滑らかに摺動させることができる。これにより、第一装飾部材91及び第二装飾部材92を自然且つ滑らかに移動させることができる。
なお、詳述しないが、最下端位置まで下がった装飾ユニット80を上昇させるには、演出装置30のモータ27を逆回転させればよい。この場合、上記一連の動作とは反対の動作が行われる。ギア170は下降時とは逆に、背面視時計回りに回転するので、係止部172は回転軸171を中心に時計回りに回動する。このとき、第一バネ131と第二バネ132のバネ力により、カム板160は時計回りに付勢されて回転するので、コロ部材95A,95B、96A,96Bは、ガイド穴141〜144の夫々の基端部側に移動する。これにより、第一装飾部材91は右斜め下方に移動し、第二装飾部材92は左斜め上方に移動する。そして、カム板160が元の位置に戻ったときに、第一装飾部材91と第二装飾部材92が近接して装飾体90を構成する。その状態で、装飾ユニット80は上方に移動し続け、初期位置で停止する(図1参照)。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機1は、演出装置30を遊技盤2の前面に備える。演出装置30は、第一装飾部材91、第二装飾部材92、回転軸171、ガイド板140、カム板160を備える。第一装飾部材91と第二装飾部材92は、装飾体90を左右に二分割した形状を有する。回転軸171は、モータ27の動力で間接的に回転するギア170の回転軸である。ガイド板140は、第一装飾部材91と第二装飾部材92を支持する筐体部800の内部に設けられ、第一装飾部材91と第二装飾部材92を左右方向に対して斜めに交差する第一所定方向(左斜め上方と右斜め下方との間を結ぶ方向)に移動可能に支持する。カム板160は、回転軸171の動力を、第一装飾部材91と第二装飾部材92を第一所定方向において互いに接触及び離間させる動力に変換する。
ガイド板140は、回転軸171を中心に径方向に延び、回転軸171の回転によっては回転しない。ガイド板140は、ガイド穴141〜144を備える。ガイド穴141と143は、回転軸171を回転自在に挿入する軸穴145を挟んで対角の位置に配置される。ガイド穴144と142は、軸穴145を挟んで対角の位置に配置される。ガイド穴141は、回転軸171側から左斜め上方に延び、第一装飾部材91に間接的に取り付けられたコロ部材95Aを移動可能に案内する。ガイド穴143は、回転軸171側から右斜め下方に延び、第二装飾部材92の背面に設けられたコロ部材95Bを移動可能に案内する。ガイド穴144は、回転軸171側から左斜め下方に延び、コロ部材96Aを移動可能に案内する。ガイド穴142は、回転軸171側から右斜め上方に延び、コロ部材96Bを移動可能に案内する。カム板160は、回転軸171を中心に径方向に延び、回転軸171と共に回転する。カム板160は、溝カム161〜164を備える。溝カム161と163は、回転軸171を回転自在に挿入する軸穴165を挟んで対角の位置に配置される。溝カム164と162は、軸穴165を挟んで対角の位置に配置される。溝カム161は、コロ部材95Aを摺動可能に係止させる。溝カム163は、コロ部材95Bを摺動可能に係止させる。溝カム164は、コロ部材96Aを摺動可能に係止させる。溝カム162は、コロ部材96Bを摺動可能に係止させる。
第一装飾部材91と第二装飾部材92が互いに接触する初期状態から、第一装飾部材91と第二装飾部材92を互いに離間させる為に、回転軸171を背面視反時計回りに回転させる(図13参照)。溝カム161は、ガイド穴141の回転軸171側の基端部に対応する位置から径方向外側にかけて、ガイド穴141の長さ方向に対して時計回り側に傾斜して延設されている。溝カム163は、ガイド穴143の回転軸171側の基端部に対応する位置から径方向外側にかけて、ガイド穴143の長さ方向に対して時計回り側に傾斜して延設されている。溝カム164は、ガイド穴144の回転軸171側の基端部に対応する位置から径方向外側にかけて、ガイド穴144の長さ方向に対して時計回り側に傾斜して延設されている。溝カム162は、ガイド穴142の回転軸171側の基端部に対応する位置から径方向外側にかけて、ガイド穴142の長さ方向に対して時計回り側に傾斜して延設されている。
上記構成を備えるパチンコ機1は、一のモータ27の駆動で、第一装飾部材91と第二装飾部材92を移動させる動力に変換するので、第一装飾部材91と第二装飾部材92をタイミング良く移動させることができる。コロ部材95A,95Bは、互いに対角の位置で、ガイド板140に設けられたガイド穴141,143によって第一所定方向(左斜め上方と右斜め下方との間を結ぶ方向)に移動可能に支持される。一方、コロ部材96A,96Bも、互いに対角の位置で、ガイド板140に設けられたガイド穴144,142によって第二所定方向(右斜め上方と左斜め下方との間を結ぶ方向)に移動可能に支持される。そして、コロ部材95Aは、カム板160の溝カム161に摺動可能に係止し、コロ部材95Bは、溝カム163に摺動可能に係止し、コロ部材96Aは、溝カム164に摺動可能に係止し、コロ部材96Bは、溝カム162に摺動可能に係止する。これにより、カム板160は、コロ部材95A,95B,96A,96Bによって、回転軸171を中心にバランス良く安定して回転できる。従って、パチンコ機1は、第一装飾部材91及び第二装飾部材92を安定して移動できる。
また、上記実施形態では、コロ部材96Aをガイド穴144の回転軸171側に常時付勢する第一バネ131と、コロ部材96Bをガイド穴142の回転軸171側に常時付勢する第二バネ132を備える。これにより、溝カム164,162は、コロ部材96A,96Bによって、背面視時計回りに回転するように付勢されるので、カム板160は時計回りに回転するように付勢される。これにより、第一装飾部材91と第二装飾部材92を離れた状態から接触させる方向に安定して移動させることができる。また、仮に回転軸171の回転方向に遊びがある場合でも、回転軸171と一体して回転するカム板160は、時計回りに回転するように常時付勢されているので、遊びによってがたつくのを防止できる。
また、上記実施形態では、ガイド板140を自身に対して平行に支持する前ケース120の前板121を備える。第一バネ131は、円筒状のコイルバネであって、その一端部は、コロ部材96Aに固定され、他端部は、前板121の背面設けられたバネ係止部128に係止する。バネ係止部128は、ガイド穴142と143に挟まれる間よりも径方向外側の位置に配置される。第一バネ131は、コロ部材96Aをバネ係止部128側に付勢する。第二バネ132は、円筒状のコイルバネであって、その一端部は、コロ部材96Bに固定され、他端部は、前板121の背面設けられたバネ係止部129に係止する。バネ係止部129は、ガイド穴141と144に挟まれる間よりも径方向外側の位置に配置される。第二バネ132は、コロ部材96Bをバネ係止部129側に付勢する。これにより、カム板160を時計回りに回転するように常時付勢できる。また、第一バネ131と第二バネ132は、何れも円筒状のコイルバネであるので、演出装置30の狭い内部空間内でも配置できる。
また、上記実施形態では、初期状態において、第一バネ131と第二バネ132は互いに平行になるように配置されている。この状態から、回転軸171が反時計回りに回転すると、コロ部材95Aは左斜め上方、コロ部材95Bは右斜め下方に移動するので、コロ部材95A,95Bは互いに離れる。これにより、カム板160の回転によって、第一バネ131と第二バネ132が互いに干渉するのを防止できる。
また、上記実施形態では、第一装飾部材91と第二装飾部材92は、一の装飾体90を二分割した形状を有する。そのような第一装飾部材91と第二装飾部材92が互いに近付いた状態から互いに離れる方向に移動させることで、一の装飾体90があたかも分割されたような演出を行うことができる。また、演出装置30は、第一装飾部材91と第二装飾部材92を、左右方向に対して斜めに交差する第一所定方向に接触又は離間するように移動させる。第一所定方向は、装飾体90を二分割する分割方向(左右方向)に対して斜めに交差する方向である。これにより、左右方向において狭い領域においても、演出装置30を取り付けることができる。また、第一装飾部材91及び第二装飾部材92の夫々の分割面915,925が互いに上下方向にずれながら斜め方向に離れていくので、遊技者が想定する自然な動きとは違った特殊な動きで、一の装飾体90が分割して第一装飾部材91と第二装飾部材92になる過程を表現できる。
なお、上記説明において、モータ27は本発明の「モータ」の一例である。ギア170の回転軸171は、本発明の「回転軸」の一例である。ガイド板140のガイド穴141は、本発明の「第一ガイド穴」の一例である。ガイド穴143は、本発明の「第二ガイド穴」の一例である。ガイド穴144は、本発明の「第三ガイド穴」の一例である。ガイド穴142は、本発明の「第四ガイド穴」の一例である。コロ部材95Aは、本発明の「第一被案内部」の一例である。コロ部材95Bは、本発明の「第二被案内部」の一例である。コロ部材96Aは、本発明の「第三被案内部」の一例である。コロ部材96Bは、本発明の「第四被案内部」の一例である。カム板160の溝カム161は、本発明の「第一溝カム」の一例である。溝カム163は、本発明の「第二溝カム」の一例である。溝カム164は、本発明の「第三溝カム」の一例である。溝カム162は、本発明の「第四溝カム」の一例である。第一バネ131は、本発明の「第一コイルバネ」の一例である。第二バネ132は、本発明の「第二コイルバネ」の一例である。バネ係止部128は、本発明の「第一固定部」の一例である。バネ係止部129は、本発明の「第二固定部」の一例である。前ケース120の前板121は、本発明の「支持板」の一例である。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態の演出装置30では、移動支持部60を用いて装飾ユニット80を上下方向に移動させるが、上下方向に限らず、例えば、左右方向、斜め方向等に移動させてもよい。
また、上記実施形態の演出装置30では、第一装飾部材91及び第二装飾部材92を左右方向に対して斜めに交差する方向に移動可能に支持するが、例えば、第一装飾部材91及び第二装飾部材92を上下方向に対して斜めに交差する方向に移動可能に支持してもよい。
また、演出装置30の筐体部800、装飾体90、第一装飾部材91、第二装飾部材92の夫々の形状は、上記実施形態の形状に限らず、自由に変更可能である。
また、上記実施形態のガイド板140のガイド穴142,144と、カム板160の溝カム162,163は省略してもよい。
また、上記実施形態では、例えば、パチンコ機1が特定の遊技状態になった時に、演出装置30を駆動させる。その時の動作の一例として、上述のように、装飾ユニット80を下方に連続的に移動させることによって、第一装飾部材91及び第二装飾部材92を分離して移動させることができるが、例えば、装飾ユニット80を上下に小刻みに移動させることによって、第一装飾部材91及び第二装飾部材92を小刻みに接触又は離間させることもできる。
また、上記実施形態では、駆動機構部40の支持本体部41の上壁の下面に金属板53を取り付けているが、金属板53は磁石でもよい。また、支持本体部41の上壁の下面に磁石54を取り付け、移動支持部60の上部に金属板53を取り付けてもよい。
また、上記実施形態では、装飾ユニット80を初期位置から下方に移動を開始し、表示画面28の中央に差し掛かる第三段階で、ギア170に設けられた係止部172が、カム板160に設けられた被当接部167に係止するようになっているが、第一段階から係止部172を被当接部167に係止させるようにしてもよい。この場合、装飾ユニット80が下方に移動を開始した時から、第一装飾部材91及び第二装飾部材92を分離して移動させることができるので、上記実施形態とは異なる動作をさせることができる。
また、上記実施形態では、装飾ユニット80のギア170は、ギア71,72を介して、直線ギア45と間接的に噛合するが、例えば、移動支持部60のユニット支持部62を省略し、ギア170と直線ギア45を直接噛合させてもよい。
なお、請求項、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、演出装置、図柄表示部、電動役物、入賞口等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、前記要素につけられた名称(要素名)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。従って、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。例えば、「表示画面」は、ハード単体でも、ソフトを含んだものであっても構わない。更には、上記全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、何れも当業者であれば容易に考えられる事項であり、敢えて明細書等において全パターンを記載しなくても何れのパターンも想定範囲内であることは明らかであることから、特許請求の範囲等においてそれらを明確に除外している旨の記載がない限りは、それら全てについて本発明に係る権利範囲に含まれることは言うまでもない。従って、その程度の範囲内での構成上の差異を、本実施例に記載がなされていないことを理由に遊技機に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはあたらない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
1 パチンコ機
27 モータ
30 演出装置
90 装飾体
91 第一装飾部材
92 第二装飾部材
95A,95B,96A,96B コロ部材
121 前板
128,129 バネ係止部
131 第一バネ
132 第二バネ
140 ガイド板
141〜144 ガイド穴
160 カム板
161〜164 溝カム
800 筐体部

Claims (5)

  1. 演出装置を備えた遊技機であって、前記演出装置は、第一装飾部材及び第二装飾部材と、モータで回転する回転軸と、前記第一装飾部材及び前記第二装飾部材を第一所定方向に移動可能に支持する支持手段と、前記回転軸の動力を、前記支持手段に支持された前記第一装飾部材及び前記第二装飾部材を前記第一所定方向において互いに接触及び離間させる動力に変換する変換手段とを備え、
    前記支持手段は、
    前記回転軸を中心に前記回転軸の径方向に延び、前記回転軸の回転によっては回転しないガイド板を備え、
    前記ガイド板は、
    前記回転軸側から前記第一所定方向の一方側に延び、前記第一装飾部材に設けられた第一被案内部を移動可能に案内する第一ガイド穴と、
    前記回転軸側から前記第一所定方向の他方側に延び、前記第二装飾部材に設けられた第二被案内部を移動可能に案内する第二ガイド穴と、
    前記第一所定方向に対して前記回転軸において交差する方向を第二所定方向としたとき、前記回転軸側から、前記第二所定方向の前記第一ガイド穴と同じ側である一方側に延び、第三被案内部を移動可能に案内する第三ガイド穴と、
    前記回転軸側から、前記第二所定方向の前記第二ガイド穴と同じ側である他方側に延び、第四被案内部を移動可能に案内する第四ガイド穴と
    を備え、
    前記変換手段は、
    前記回転軸を中心に前記径方向に延び、前記回転軸と共に回転するカム板を備え、
    前記カム板は、
    前記第一被案内部を摺動可能に係止させる第一溝カムと、
    前記第二被案内部を摺動可能に係止させる第二溝カムと、
    前記第三被案内部を摺動可能に係止させる第三溝カムと、
    前記第四被案内部を摺動可能に係止させる第四溝カムと
    を備え、
    前記第一装飾部材及び前記第二装飾部材が互いに接触する初期状態から、前記第一装飾部材及び前記第二装飾部材を互いに離間させる為に前記回転軸が回転する方向を第一方向、その反対方向を第二方向とし、前記初期状態の前記カム板を前記回転軸の軸方向から見た場合に、
    前記第一溝カムは、前記第一ガイド穴の前記回転軸側の一端部に対応する位置から前記径方向外側にかけて、前記第一ガイド穴の長さ方向に対して前記第二方向側に傾斜して延設され、
    前記第二溝カムは、前記第二ガイド穴の前記回転軸側の一端部に対応する位置から前記径方向外側にかけて、前記第二ガイド穴の長さ方向に対して前記第二方向側に傾斜して延設され、
    前記第三溝カムは、前記第三ガイド穴の前記回転軸側の一端部に対応する位置から前記径方向外側にかけて、前記第三ガイド穴の長さ方向に対して前記第二方向側に傾斜して延設され、
    前記第四溝カムは、前記第四ガイド穴の前記回転軸側の一端部に対応する位置から前記径方向外側にかけて、前記第四ガイド穴の長さ方向に対して前記第二方向側に傾斜して延設されていること
    を特徴とする遊技機。
  2. 前記第三被案内部を、前記第三ガイド穴の前記回転軸側に常時付勢する第一付勢手段と、
    前記第四被案内部を、前記第四ガイド穴の前記回転軸側に常時付勢する第二付勢手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記支持手段は、前記ガイド板を自身に対して平行に支持する支持板を備え、
    前記第一付勢手段は、円筒状の第一コイルバネであって、
    前記第一コイルバネの一端部は、前記第三被案内部に固定され、
    前記第一コイルバネの他端部は、前記支持板の前記ガイド板に対向する対向面であって、前記第二ガイド穴と前記第四ガイド穴に挟まれる間よりも前記径方向外側の位置に設けられた第一固定部に固定され、
    前記第一コイルバネは、前記第三被案内部を前記第一固定部側に付勢し、
    前記第二付勢手段は、円筒状の第二コイルバネであって、
    前記第二コイルバネの一端部は、前記第四被案内部に固定され、
    前記第二コイルバネの他端部は、前記支持板の前記対向面であって、前記第一ガイド穴と前記第三ガイド穴に挟まれる間よりも前記径方向外側の位置に設けられた第二固定部に固定され、
    前記第二コイルバネは、前記第四被案内部を前記第二固定部側に付勢すること
    を特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記初期状態において、前記第一コイルバネと前記第二コイルバネとは互いに平行になるように配置されていること
    を特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記第一装飾部材及び前記第二装飾部材は、一の装飾体を二分割した形状を有し、
    前記第一所定方向は、前記装飾体を二分割した分割方向に対して斜めに交差する方向であること
    を特徴とする請求項1から4の何れかに記載の遊技機。
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