JP5211781B2 - 鍵構造体及び貼着用シート - Google Patents

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Description

本発明は、樹脂で構成した基材の側面に木質部が配される鍵構造体及び貼着用シートに関する。
従来、白鍵の基材を樹脂で構成し、該基材の側面に木質部を配して、鍵に木質感を付与するようにした鍵構造体が知られている(下記特許文献1)。この鍵構造体では、基材の側面に木質部が接着等によって貼り付けられる。
特開2006−163444号公報
しかしながら、上記特許文献1では、白鍵としての製品となった後において、環境によっては、木質部自身に変形しようとする内部応力が発生する。その応力が大きいと、白鍵全体に影響を及ぼし、白鍵全体に、反りやねじれ等の変形を生じさせやすい場合があるという問題があった。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、木質部により鍵に木質感を付与すると共に、木質部の使用量を極力少なくして、鍵の変形を抑制することができる鍵構造体及び貼着用シートを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の鍵構造体は、樹脂でなる基材(10)を有し、鍵盤装置における白鍵として機能する鍵構造体(WK)であって、長手方向における前部の幅広部(WKw)と、前記幅広部より後方の部分である幅狭部(WKn)とを有し、前記基材の左右両側面(12a、13a)のうち、鍵盤装置に配設されたときに隣接する黒鍵(BK)に対向する面(12an)には、前記基材自身が露出して当該鍵構造体の側面の一部(12an)を構成し、一方、前記基材の左右両側面のうち、鍵盤装置に配設されたときに黒鍵が隣接しない面(12aw、13a)には、木質部でなる突板を含んだ板状部品(22、23、122、222)が貼り付けられ、前記突板が露出して当該鍵構造体の側面の少なくとも一部(22a、23a)を構成し、前記基材の側面のうち前記板状部品が貼り付けられる被貼り付け面には、外方に突出する複数の凸部が形成され、前記被貼り付け面に前記板状部品を貼り付ける際に、前記複数の凸部が、前記板状部品に食い込む及び/又はつぶれるように構成され、前記板状部品に対する前記複数の凸部の食い込みの度合い及び/又は前記複数の凸部のつぶれの度合いと、前記板状部品の厚みとの組み合わせによって、当該鍵構造体の左右方向における前記被貼り付け面に対する前記板状部品の位置が調節可能であることを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項2の鍵構造体は、樹脂でなる基材を有し、鍵盤装置における白鍵として機能する鍵構造体であって、長手方向における前部の幅広部と、前記幅広部より後方の部分である幅狭部とを有し、前記基材の左右両側面のうち、前記幅狭部に相当する部分の左右両側面(12an、13an)には、前記基材自身が露出して当該鍵構造体の側面の一部を構成し、一方、前記基材の左右両側面のうち、前記幅広部に相当する部分の左右両側面(12aw、13aw)には、木質部でなる突板を含んだ板状部品(22、23、122、222)が貼り付けられ、前記突板が露出して当該鍵構造体の側面の一部(23aw)を構成し、前記基材の側面のうち前記板状部品が貼り付けられる被貼り付け面には、外方に突出する複数の凸部が形成され、前記被貼り付け面に前記板状部品を貼り付ける際に、前記複数の凸部が、前記板状部品に食い込む及び/又はつぶれるように構成され、前記板状部品に対する前記複数の凸部の食い込みの度合い及び/又は前記複数の凸部のつぶれの度合いと、前記板状部品の厚みとの組み合わせによって、当該鍵構造体の左右方向における前記被貼り付け面に対する前記板状部品の位置が調節可能であることを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項3の鍵構造体は、樹脂でなる基材を有し、鍵盤装置における白鍵として機能する鍵構造体であって、長手方向における前部の幅広部と、前記幅広部より後方の部分である幅狭部とを有し、前記基材の左右両側面のうち、少なくとも前記幅広部に相当する部分の左右両側面に、板状部品(122)が設けられ、前記板状部品は、木質部でなる突板(101)がベース部(102)に接着されてなり、前記突板が外側となるように、前記少なくとも前記幅広部に相当する部分の左右両側面に貼り付けられ、前記基材の側面のうち前記板状部品が貼り付けられる被貼り付け面には、外方に突出する複数の凸部が形成され、前記被貼り付け面に前記板状部品を貼り付ける際に、前記複数の凸部が、前記板状部品に食い込む及び/又はつぶれるように構成され、前記板状部品に対する前記複数の凸部の食い込みの度合い及び/又は前記複数の凸部のつぶれの度合いと、前記板状部品の厚みとの組み合わせによって、当該鍵構造体の左右方向における前記被貼り付け面に対する前記板状部品の位置が調節可能であることを特徴とする。
好ましくは、前記板状部品を貼り付けるための材料を含めた前記板状部品の厚みが(t)、当該鍵構造体の側面の高さ(H)の1/100以上である(請求項4)。
好ましくは、前記基材の側面のうち前記板状部品が貼り付けられている被貼り付け面(12aw、13aw)は、前記基材の上面の左右端(11c、11d)に対して内側に奥まっていて、左右方向における段差(bp)を形成しており、前記段差は前記板状部品の厚み(t)よりも大きい(請求項5)。
好ましくは、前記板状部品は、弾力のある接着剤によって前記基材に貼り付けられる(請求項6)。
好ましくは、前記基材は、下方に開口する開口部(OP)を有し、且つ、半透明樹脂でなり、押鍵面を含んだ前記基材の上部部分(11)を、下方からの光が前記開口部を通じて透過可能である(請求項7)。
好ましくは、前記板状部品(222)は、前記基材に両面テープで貼り付けられる(請求項8)。
上記目的を達成するために本発明の請求項の鍵構造体(UNT1、2)は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の鍵構造体の複数が、それぞれの基材のうちの基端部(15、16)にて連結された状態で一体に形成されていることを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項10の貼着用シートは、請求項1または2に記載の鍵構造体における前記板状部品(22、23)として用いられる鍵製造用の貼着用シート(24)であって、前記板状部品は、木質部でなる突板(201)に接着剤(202)が塗布されると共に、該接着剤が塗布された部分に離型紙(203)が貼り付けられ、前記離型紙を剥がして前記基材に対して貼り付け可能であることを特徴とする。
なお、上記括弧内の符号は例示である。
本発明の請求項1、2によれば、木質部により鍵に木質感を付与すると共に、木質部の貼り付け領域を少なくすることで木質部の使用量を極力少なくして、鍵の変形を抑制することができる。
本発明の請求項3によれば、木質部により鍵に木質感を付与すると共に、木質部の厚みを薄くすることで木質部の使用量を極力少なくして、鍵の変形を抑制することができる。さらに、木質部を薄くしつつも、ベース部の剛性によって板状部品の扱いやすさを確保すると共に、耐久性を向上させることができる。
請求項4によれば、板状部品を自立容易な厚みとして、貼り付け作業を容易にすると共に、貼り付け精度を高めることができる。
請求項5によれば、板状部品が側方にはみ出ないようにして、外観を向上させることができる。
請求項6によれば、長期の演奏使用による板状部品の剥がれを抑制することができる。
請求項7によれば、木質感のある鍵でありながら、光鍵盤を実現することができる。
請求項8によれば、板状部品と基材との間の接着剤が板状部品の縁からはみ出すようなことがなく、貼り付け後の後処理を不要にすることができる。
本発明の請求項によれば、木質部により鍵に木質感を付与すると共に、木質部の使用量を極力少なくして、鍵の変形を抑制することができる。特に、予め板状部品に貼り付けた両面テープで基材に貼り付けるように構成した場合は、板状部品の貼り付け時に強い圧力が不要で、且つ、接着剤のはみ出しの後処理も不要で、貼り付け作業が簡単であるので、複数の基材が一体に形成されたユニット鍵において効果的である。
本発明の請求項10によれば、木質部により鍵に木質感を付与すると共に、木質部の貼り付け領域を少なくすることで木質部の使用量を極力少なくして、鍵の変形を抑制することができる。さらに、板状部品の貼り付け時に強い圧力が不要で、且つ、接着剤のはみ出しの後処理も不要で、貼り付け作業が簡単である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1(a)、(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る鍵構造体の構成を模式的に示す平面図である。この鍵構造体は、白鍵ユニットとして構成される。同図(a)、(b)が、白鍵ユニットUNT(UNT1、UNT2)を示す。白鍵ユニットUNT1には、1オクターブのうちC、E、G、B鍵に相当する4つの白鍵WKが含まれ、白鍵ユニットUNT2には、D、F、A鍵に相当する3つの白鍵WKが含まれる。
一方、図示はしないが、1オクターブ分の5つの黒鍵BK(図2(b)参照)が含まれる黒鍵ユニットが存在し、白鍵ユニットUNT1、UNT2の各共通基端部15、16に、黒鍵ユニットの共通基端部が積層されて、3層構造の鍵ユニットが構成される。この3層構造の鍵ユニットが、鍵盤楽器等の鍵盤装置に配設されて、各白鍵WK、黒鍵BKが押鍵操作される鍵として機能する。なお、白鍵ユニットUNT1、UNT2及び黒鍵ユニットは、それぞれ複数の鍵を含んでいればよく、1オクターブ分に限られないし、3層構造であることも必須でない。
図1(a)、(b)に示すように、1つの白鍵WKは、基材10の左右の側面に、木質部を有する板状部品22、23が貼着されて構成される。白鍵ユニットUNT1、UNT2における、板状部品22、23を除く部分は、それぞれ、半透明樹脂にて、金型射出成形によって一体に形成されている。以降、各基材10を個別に特定するときは、音名を付して基材10C、10E等のように記す。各白鍵ユニットUNTの左右方向は、奏者側からみた左右方向と同じとする。
白鍵ユニットUNT1において、各基材10C、10E、10G、10Bの基端部15C、15E、15G、15Bは鍵並び方向に沿って連結されていて、これらの基端部が共通基端部15を構成している(図1(a)参照)。同様に、白鍵ユニットUNT2において、各基材10D、10F、10Aの基端部16D、16F、16Bが共通基端部16を構成している(図1(b)参照)。
各白鍵WKは、前部の幅広部WKwと、幅広部WKwより後方部分である幅狭部WKnとを有する。音名によって、幅広部WKwと幅狭部WKnとの鍵並び方向の位置関係が違うので、平面視における両者の前後方向における段差の形状や位置が異なる。そのため、音名によって、各基材10に貼着される板状部品22、23の長さが異なるが、左側に貼着されるものを板状部品22、右側に貼着されるものを板状部品23と、統一して呼称する。
各基材10の左右の側面(左側面12a、右側面13a)のうち、幅広部WKwに相当する部分の左右の側面については、第1左側面12aw、第1右側面13awと記すと共に、幅狭部WKnに相当する部分の左右の側面については、第2左側面12an、第2右側面13anと記す。実際には、基材10E、10Bについては、第1右側面13awと第2右側面13anとで面一の右側面13aが構成される。基材10C、10Fについては、第1左側面12awと第2左側面12anとで面一の左側面12aが構成される。
各白鍵WKは、基材10の形状と、それに伴う板状部品22、23の長さが異なるだけで、基本的構成は同じである。従って、1つの白鍵WKとして、例えば、E鍵である白鍵WKを例示して、詳細な構成を説明する。
図2(a)は、E鍵である白鍵WKの右側面図、図2(b)は、同白鍵WKの底面図、図2(c)は、図2(a)のA−A線に沿う断面図である。厳密には、これらの図において、基端部15E(図1(a)参照)の図示を省略している。
図2(a)〜(c)に示すように、1つの基材10は、水平な上板部11、前後方向における段差を有する左側板部12、鉛直方向に平行な右側板部13、及び、白鍵WKの前端面を提供する前小口部14から構成され、一体に形成される。上板部11の上面11aが、白鍵WKの押鍵面となる。基材10は、断面コ字状に形成され、下方に開口する開口部OPを有する(図2(b)、(c)参照)。上板部11の上面11aと、下面である天井面11bとの板厚は、下方からの光が上方に透過可能な程度に設定されている。上板部11は半透明であるので、天井面11bの下方に演奏ガイド用のLED等の発光体を配設して、上方を照らすことで、光ガイド付きの鍵盤を実現することができる。
E鍵である白鍵WKの長手方向における板状部品22の長さは、幅広部WKwの長さと同じである。図2(b)、(c)に示すように、板状部品22は、左側板部12の左側面12aのうち、第1左側面12awのみに貼着され、第2左側面12anには何も貼着されず、樹脂である第2左側面12anが露出する。一方、板状部品23の長さは、幅広部WKw及び幅狭部WKnを合わせた長さと同じである。図2(a)〜(c)に示すように、板状部品23は、右側板部13の右側面13a全体(第1右側面13aw及び第2右側面13an)に貼着される。このE鍵である白鍵WKにおいては、第1左側面12aw及び右側面13aが、「被貼り付け面」となる。
その結果、実質的に、板状部品22の左側面22aと、基材10の左側板部12の第2左側面12anとが、白鍵WKの左側面となる。一方、板状部品23の右側面23aが白鍵WKの右側面となる。
ここで、板状部品22、23は、木質部でなる突板であり、基材10に対して接着剤で貼着される。板状部品22、23が表面に露出することで、白鍵WKに木質感が付与され、高級感が出る。第2左側面12anについては、樹脂面であるが、ここは、隣接する黒鍵BKに対向する面であり、いずれの白鍵WKが押下された状態であっても、奏者の目に触れにくい領域である。そのため、木質感を付与する上で、上記した、それぞれ突板でなる板状部品22の左側面22a及び板状部品23の右側面23aが露出していることで十分である。
木質感付与の観点からは、上記突板をなす木質部としては、木材でもよいが、木質系材であればよく、例えば、木目調の化粧板(印刷、コート、塗装、つき板等も含む)、合板、木質材(MDF)等を採用してもよい。
貼着に用いる接着剤としては、弾性のあるものが採用される。通常、演奏時には、白鍵WKに曲げや反り等の応力がかかり、基材10と板状部品22、23との接着面に剪断力が働くことで、板状部品22、23が剥がれやすくなる。そこで、弾性の接着剤を採用することで、剥がれを抑制することができる。弾性を有する接着剤の例としては、皮やゴムの接着に適したものがよく、酢酸ビニル系のボンド、セメダインスーパーX(商標)、ソニーボンド(商標)等が挙げられる。
図2(c)に示すように、上記接着剤を含めた板状部品22、23の各厚みtは、自立できる程度以上であるのがよく、具体的には、左側板部12の左側面12aの高さHの1/100以上の厚みである。数値でいえば、H=10mmの場合に、t≧0.1mmである。薄すぎると、接着作業の際にしわになりやすく、空気を内包することもあるからである。自立できる程度であるので、特別な装置を使わなくても、手作業でも接着するのが容易である。
ところで、図2(c)に示すように、基材10の上板部11の左端11c、右端11dは、左側板部12の第1左側面12aw、右側板部13の右側面13aに対して、それぞれ側方に出っ張っており、両者に左右方向における段差が形成されている。これらの段差量bpは、板状部品22、23の厚みtよりも大きい値に設定されている。その結果、板状部品22の左側面22a、板状部品23の右側面23aは、上板部11の左端11c、右端11dに対して突出せず、左右方向内側にわずかに奥まるようになっている。ただし、図2(c)は誇張して示してあり、上記段差は図示したほど大きいものではない。
好ましくは、左側面22a、右側面23aは、左端11c、右端11dと面一であるのがよい。しかし、加工や製造における誤差によって、完全に面一にするのは困難である。一方、左側面22a、右側面23aが側方に突出すると、左側板部12、右側板部13の各上端が上方から見えてしまうため、外観上好ましくない。そこで、上記誤差を考慮して、左側面22a、右側面23aが突出しない範囲で、第1左側面12aw、右側面13aが左端11c、右端11dよりも左右方向内側に奥まるように、段差量bpと厚みtとの関係を設定している。
このように、本実施の形態では、各音名の白鍵WKにおいて、鍵盤装置に配設されたときに隣接する黒鍵BKに対向しない面だけに板状部品22、23が貼着される。従って、図1(b)に示すように、C鍵やF鍵である白鍵WKについては、左側板部12の左側面12a(面一となっている第1左側面12aw及び第2左側面12an)の全体に板状部品22が貼られる。また、右側面13aについては、第1右側面13awだけに板状部品23が貼られる。一方、D鍵、G鍵またはA鍵である白鍵WKについては、幅広部WKwに相当する部分の左右両側面(第1左側面12aw及び第1右側面13aw)にだけ、それぞれ板状部品22、23が貼られる。
本実施の形態によれば、各白鍵WKにおいて、鍵盤装置に配設されたときに隣接する黒鍵BKに対向しない面(基材10Eでは第1左側面12aw、右側面13a)だけに板状部品22、23を貼着したので、貼着領域を極力少なくしつつも、白鍵WKに木質感を付与することができる。
特に、従来のように、隣接する黒鍵BKに対向する面(基材10Eでは左側板部12の第2左側面12an)にまで板状部品を貼着して側面全体を板状部品で覆う構成に比し、本実施の形態では板状部品22、23の貼着領域が少ない。例えば、E鍵では、板状部品22が、基材10Eの全長よりもはるかに短い。そのため、製品となった白鍵WKにおいて、木質部自身に生じる内部応力によって、白鍵WK全体に及ぶ影響を小さくでき、白鍵WKの反りやねじれ等の変形を抑制することができる。また、隣接する黒鍵BKに対向する面への貼着が不要な分だけ貼着工程が1つ削減され、作業が簡単になる。しかも、木質部の使用量が少なくて済むので、コスト軽減や軽量化にも寄与する。
また、接着剤を含めた板状部品22、23の各厚みtが、自立できる程度の強度を有するので、板状部品22、23の貼り付け作業を容易にすると共に、貼り付け精度を高めることができる。
さらに、段差量bpが、板状部品22、23の厚みtよりも大きいので(図2(c)参照)、板状部品22、23が側方にはみ出ないようにして、外観を向上させることができる。
また、板状部品22、23は、弾力のある接着剤によって基材10に貼り付けられるので、長期の演奏使用による板状部品22、23の剥がれを抑制することができる。
さらに、基材10の上板部11を、下方からの光が開口部OP(図2(b)、(c)参照)を通じて透過可能であるので、木質感のある白鍵WKでありながら、光鍵盤を実現することができる。
なお、開口部OPは、上板部11を光が透過できるような形状であればよく、複数の凹部であってもよく、断面形状を問わない。
(第2の実施の形態)
図3(a)は、本発明の第2の実施の形態に係る鍵構造体の板状部品の構成を示す断面図である。第1の実施の形態において、板状部品22、23は、突板のみで構成されたが、本発明の第2の実施の形態では、ベース部を積層して構成される。
図3(a)に示すように、板状部品22に相当する板状部品122が、木質部でなる突板101にベース部102が接着されて構成される。ベース部102は、突板101よりも剛性が高い補強材であれば種類は問わないが、例えば、ABS樹脂、PETフィルムのほか、不織布を固めたものも採用可能である。
コスト削減、及び、木質部の変形による白鍵WKの変形の抑制を考慮すると、突板101自体はなるべく薄い方がよい。しかし、あまりに薄い突板101を単独で用いると、基材10への貼着作業の際にしわになったり、空気を内包したりして、作業性が悪い。そこで、本実施の形態では、ベース部102を貼り合わせることで、板状部品122を曲がりにくくし、作業性を向上させている。板状部品23に相当する右側の板状部品についても、板状部品122と同様に構成される。接着剤を含めた板状部品122の厚みは、上記厚みt(図2(c)参照)と同じとするのがよい。
本実施の形態によれば、木質感を付与すると共に、木質部の厚みを薄くすることで木質部の使用量を極力少なくして、白鍵WKの変形を抑制することができ、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。さらに、木質部を薄くしつつも、ベース部102の剛性によって板状部品122の扱いやすさを確保すると共に、耐久性を向上させることができる。
なお、板状部品122は、3層以上の構造であってもよい。
なお、木質部の厚みを薄くすることで白鍵WKの変形を抑制する観点に限っていえば、被貼り付け面は、基材10の側面のうち、少なくとも幅広部WKwに対応する部分の側面であればよく、左側面12a及び右側面13aの全体としてもよい。
(第3の実施の形態)
図3(b)〜(d)は、本発明の第3の実施の形態に係る鍵構造体と、その製造に用いられる貼着用シートの構成を模式的に示す図である。同図(b)、(c)は、貼着用シートの完成前の状態、完成後の状態をそれぞれ示す断面図であり、同図(d)は、貼着用シート及び基材10を示す断面図である。
貼着用シート24自体の製造段階では、木質部でなる突板201と離型紙203とを接着剤202で接着する(図3(b)参照)。離型紙203及び接着剤202は、両面テープから片側の離型紙(図示せず)を剥がして突板201に貼り付けたものであってもよい。そして、この完成前の貼着用シート24を、被貼り付け面に応じた形状に切り取ることで、白鍵WKを製造するための部品の1つとしての貼着用シート24が完成する(図3(c)参照)。
本実施の形態では、被貼り付け面は、第1、第2の実施の形態と同じであり、E鍵である白鍵WKでいえば、第1左側面12awと右側面13aの2面である(図2(b)参照)。従って、E鍵用には貼着用シート24が2種類作成される。
貼着作業の際には、図3(d)に示すように、まず、貼着用シート24から離型紙203を剥がして、板状部品222にする。そして、板状部品222を、突板201が外側(左側)となるように、第1左側面12awに貼る。板状部品222の厚みは、上記厚みt(図2(c)参照)と同じとするのがよい。右側面13a用の貼着用シートについては、図示はしないが、同様に構成される。
本実施の形態によれば、木質部により白鍵WKに木質感を付与すると共に変形を抑制することに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
しかしそれだけでなく、白鍵WKの製造に際し、事前に作成した貼着用シート24を基材10に貼り付けるという製造方法を採用したことで、貼着用シート24は、両面テープ付きの突板と実質的に同じ構成となる。接着剤を基材10の被貼り付け面に塗布してから突板のみでなる板状部品を貼り付ける製法では、板状部品と基材10との間の接着剤が板状部品の縁からはみ出すことがある。しかし、本実施の形態ではそのようなことがない。従って、板状部品222の貼り付け後の後処理(接着剤の除去等)を不要にすることができる。
さらに、板状部品222の貼り付け時には、強い圧力が不要なので、作業が容易である。特に、白鍵ユニットUNT1、UNT2は、複数の基材10が一体に形成されたユニットであって、接着剤を塗布して突板を圧着するのは容易でない。それは、基材10間の隙間が小さいことと、基材10によって接着剤を塗る面積や位置が異なることと、圧着の方向が異なることと、圧着に耐える強度を各基材10に確保するのが容易でないこと、等による。また、ユニット形状が複雑なため、接着剤のはみ出しの後処理が煩わしいこともある。その点、本実施の形態のように、板状部品222の側に接着剤202を予め設けて各基材10に貼り付ける製法により、接着剤の後処理も不要で、貼り付け作業が簡単であるので、特に効果的である。
これと同じ観点からは、上記した第1、第2の実施の形態においても、塗布する接着剤を廃止し、板状部品22、122に、両面テープの片面を予め接着しておいてから、基材10の被貼り付け面にそれらを貼り付けるようにしてもよい。
(第4の実施の形態)
図3(e)〜(g)は、本発明の第4の実施の形態に係る鍵構造体の模式的な断面図である。これらの図では、説明上、図2(c)と同様に、E鍵である白鍵WKを例にとる。従って、板状部品22、23が貼り付けられる被貼り付け面も、第1の実施の形態と同様に第1左側面12awと右側面13aである。
第4の実施の形態では、図3(e)に示すように、第1左側面12awと右側面13aとに、外方に突出する複数の凸部17が基材10と一体に形成される。凸部17は、先端がやや尖っているのがよいが、円錐、角錐等の形状は問わない。基材10のその他の部分の構成は第1の実施の形態のものと同様である。また、板状部品22、23(板状部品22のみ図示する)の構成も第1の実施の形態のものと同じであり、接着剤によって被貼り付け面に貼り付けられる。
代表して第1左側面12awに関して説明すると、第1左側面12awに接着剤を塗布して板状部品22を貼り付ける際、凸部17の先端がつぶれるか、または板状部品22に食い込む。そして、第1左側面12awと板状部品22との僅かな隙間に接着剤が充填された状態となる。
ここで、凸部17の先端のつぶれ度合いや食い込み度合いは、凸部17の形状、板状部品22の硬さ、板状部品22の圧着強さ等の条件によって変わる。図3(f)の例の方が、図3(g)の例よりも上記度合いが大きい。この度合いが大きいほど、板状部品22が第1左側面12awに近づいた状態で貼着されるので、板状部品22の左側面22aの左右方向における位置も奥まる。
そこで、上記各条件と、板状部品22の厚みtとを適当に組み合わせることで、板状部品22の左側面22aの位置を、基材10の上板部11の左端11cからはみ出ない範囲で、左端11cと極力面一となるように、調節することが可能となる。図3(f)、(g)いずれの例においても、左側面22aと左端11cとがほぼ面一となっている。図3(g)の例では、凸部17のつぶれや食い込み度合いが小さいので、板状部品22の厚みtを図3(f)の例に比し薄い設計としている。図示はしないが、板状部品23についても同様に考えることができ、右側面23aと右端11dとをほぼ面一にすることができる。
本実施の形態によれば、板状部品22、23の貼り付け工程において、それらの左右方向における位置を調節可能にして、基材10の上板部11の左端11c、右端11dと板状部品22、23との左右方向における段差を小さくすることができる。
なお、本実施の形態においても、被貼り付け面に塗布する接着剤に代えて、板状部品22、23に両面テープを設けてもよい。
ところで、上記第1〜第4の実施の形態では、平面視L字型(または逆L字型)形状のC鍵、E鍵、F鍵、B鍵に対応する基材10の左右両側面のうち、幅広部WKwと幅狭部WKnとの前後方向における段差がない側の面については、幅広部WKwだけでなく幅狭部WKnに相当する部分の面まで被貼り付け面とし、板状部品22、23を貼り付けるようにした。しかし、木質部の使用量を極限まで削減する観点からは、図4に変形例を例示するように、被貼り付け面をさらに小さくしてもよい。
図4(a)、(b)は、変形例に係る鍵構造体の構成を模式的に示す平面図である。図4(c)は、当該変形例に係る、E鍵である白鍵WKの右側面図、図4(d)は、同白鍵WKの底面図、図4(e)は、隣接する2つの白鍵WKの側面図である。
この変形例では、白鍵ユニットUNT1、UNT2における、板状部品22、23を除く部分の構成は、第1の実施の形態と基本的に同様である。この変形例では、各基材10の左側面12a、右側面13aのうち、幅広部WKwに相当する部分の面だけを被貼り付け面とする。
具体的には、図4(a)、(b)に示すように、C鍵、F鍵に対応する基材10C、10Fについては、左側面12aのうち、板状部品22の厚み分だけ奥まって形成されている第1左側面12awのみに板状部品22を貼着する。一方、E鍵、B鍵に対応する基材10E、10Bについては、右側面13aのうち、板状部品23の厚み分だけ奥まって形成されている第1右側面13awのみに板状部品23を貼着する。D鍵、G鍵、A鍵に対応する基材10D、10G、10Aに貼る板状部品22、23については、第1の実施の形態と同様である。
その結果、例えば、E鍵である白鍵WKの右側面においては、図4(c)、(d)に示すように、樹脂である第2右側面13anが露出する。また、板状部品23の右側面23aは実質的に幅広部WKwに相当する部分の右側面である第1右側面23awである。従って、第1右側面23awと第2右側面13anとが、白鍵WKの右側面を構成することになる。この構成の場合は、第1右側面23awと第2右側面13anとは極力面一に近づけるのが望ましい。
このような構成においては、図4(e)に示すように、F鍵である白鍵WK−Fが押下状態にあるとき、E鍵である白鍵WK−Eの第2右側面13anが、見えがかり領域S1に含まれるので、奏者から見えることになる。しかしながら、白鍵WKの側面は、後方ほど見える面積が小さくなり、第1右側面23awに比べれば、第2右側面13anは非常に小さく、奏者から遠い側でもあるので目につきにくい。そのため、第2右側面13anが樹脂面であっても、第1右側面23awの木質部による印象が強く、木質感が損なわれることはほとんどない。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏すると共に、木質部の使用量を一層少なくして、白鍵WKの変形抑制、軽量化、及びコスト削減の効果をさらに高めることができる。
なお、本実施の形態で採用した被貼り付け面の設定は、第2〜第4の実施の形態においても適用可能である。
なお、上記各実施の形態において、白鍵WKの変形抑制の観点からは、白鍵ユニットUNTの形態をとる必要はなく、単独で形成された白鍵WKにも本発明を適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る鍵構造体の構成を模式的に示す平面図(図(a)、(b))である。 E鍵である白鍵の右側面図(図(a))、同白鍵の底面図(図(b))、図2(a)のA−A線に沿う断面図(図(c))である。 本発明の第2の実施の形態に係る鍵構造体の板状部品の構成を示す断面図(図(a))、本発明の第3の実施の形態に係る鍵構造体と、その製造に用いられる貼着用シートの構成を模式的に示す図(図(b)〜(d))、本発明の第4の実施の形態に係る鍵構造体の模式的な断面図(図(e)〜(g))である。 変形例に係る鍵構造体の構成を模式的に示す平面図(図(a)、(b))、当該変形例に係る、E鍵である白鍵の右側面図(図(c))、底面図(図(d))、隣接する2つの白鍵の側面図(図(e))である。
符号の説明
UNT1、UNT2 白鍵ユニット(鍵構造体)、 WK 白鍵(鍵構造体)、 WKw 幅広部、 WKn 幅狭部、 BK 黒鍵、 10 基材、 11 上板部、 11c 左端、 11d 右端、 12 左側板部、 12a 左側面、 12aw 第1左側面、 12an 第2左側面、 13 右側板部、 13a 右側面、 13aw 第1右側面、 13an 第2右側面、 15、16 共通基端部、 17 凸部、 22、23、122、222 板状部品、 22a 左側面、 23a 右側面、 23aw 第1右側面、 24 貼着用シート、 101 突板、 102 ベース部、 201 突板、 202 接着剤、 203 離型紙、 t 厚み、 H 高さ、 bp 段差量、 OP 開口部

Claims (10)

  1. 樹脂でなる基材を有し、鍵盤装置における白鍵として機能する鍵構造体であって、
    長手方向における前部の幅広部と、
    前記幅広部より後方の部分である幅狭部とを有し、
    前記基材の左右両側面のうち、鍵盤装置に配設されたときに隣接する黒鍵に対向する面には、前記基材自身が露出して当該鍵構造体の側面の一部を構成し、
    一方、前記基材の左右両側面のうち、鍵盤装置に配設されたときに黒鍵が隣接しない面には、木質部でなる突板を含んだ板状部品が貼り付けられ、前記突板が露出して当該鍵構造体の側面の少なくとも一部を構成し、
    前記基材の側面のうち前記板状部品が貼り付けられる被貼り付け面には、外方に突出する複数の凸部が形成され、前記被貼り付け面に前記板状部品を貼り付ける際に、前記複数の凸部が、前記板状部品に食い込む及び/又はつぶれるように構成され、前記板状部品に対する前記複数の凸部の食い込みの度合い及び/又は前記複数の凸部のつぶれの度合いと、前記板状部品の厚みとの組み合わせによって、当該鍵構造体の左右方向における前記被貼り付け面に対する前記板状部品の位置が調節可能であることを特徴とする鍵構造体。
  2. 樹脂でなる基材を有し、鍵盤装置における白鍵として機能する鍵構造体であって、
    長手方向における前部の幅広部と、
    前記幅広部より後方の部分である幅狭部とを有し、
    前記基材の左右両側面のうち、前記幅狭部に相当する部分の左右両側面には、前記基材自身が露出して当該鍵構造体の側面の一部を構成し、
    一方、前記基材の左右両側面のうち、前記幅広部に相当する部分の左右両側面には、木質部でなる突板を含んだ板状部品が貼り付けられ、前記突板が露出して当該鍵構造体の側面の一部を構成し、
    前記基材の側面のうち前記板状部品が貼り付けられる被貼り付け面には、外方に突出する複数の凸部が形成され、前記被貼り付け面に前記板状部品を貼り付ける際に、前記複数の凸部が、前記板状部品に食い込む及び/又はつぶれるように構成され、前記板状部品に対する前記複数の凸部の食い込みの度合い及び/又は前記複数の凸部のつぶれの度合いと、前記板状部品の厚みとの組み合わせによって、当該鍵構造体の左右方向における前記被貼り付け面に対する前記板状部品の位置が調節可能であることを特徴とする鍵構造体。
  3. 樹脂でなる基材を有し、鍵盤装置における白鍵として機能する鍵構造体であって、
    長手方向における前部の幅広部と、
    前記幅広部より後方の部分である幅狭部とを有し、
    前記基材の左右両側面のうち、少なくとも前記幅広部に相当する部分の左右両側面に、板状部品が設けられ、
    前記板状部品は、木質部でなる突板がベース部に接着されてなり、前記突板が外側となるように、前記少なくとも前記幅広部に相当する部分の左右両側面に貼り付けられ
    前記基材の側面のうち前記板状部品が貼り付けられる被貼り付け面には、外方に突出する複数の凸部が形成され、前記被貼り付け面に前記板状部品を貼り付ける際に、前記複数の凸部が、前記板状部品に食い込む及び/又はつぶれるように構成され、前記板状部品に対する前記複数の凸部の食い込みの度合い及び/又は前記複数の凸部のつぶれの度合いと、前記板状部品の厚みとの組み合わせによって、当該鍵構造体の左右方向における前記被貼り付け面に対する前記板状部品の位置が調節可能であることを特徴とする鍵構造体。
  4. 前記板状部品を貼り付けるための材料を含めた前記板状部品の厚みが、当該鍵構造体の側面の高さの1/100以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に鍵構造体。
  5. 前記基材の側面のうち前記板状部品が貼り付けられている被貼り付け面は、前記基材の上面の左右端に対して内側に奥まっていて、左右方向における段差を形成しており、前記段差は前記板状部品の厚みよりも大きいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に鍵構造体。
  6. 前記板状部品は、弾力のある接着剤によって前記基材に貼り付けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に鍵構造体。
  7. 前記基材は、下方に開口する開口部を有し、且つ、半透明樹脂でなり、押鍵面を含んだ前記基材の上部部分を、下方からの光が前記開口部を通じて透過可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に鍵構造体。
  8. 前記板状部品は、前記基材に両面テープで貼り付けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に鍵構造体。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の鍵構造体の複数が、それぞれの基材のうちの基端部にて連結された状態で一体に形成されていることを特徴とする鍵構造体。
  10. 請求項1または2に記載の鍵構造体における前記板状部品として用いられる鍵製造用の貼着用シートであって、前記板状部品は、木質部でなる突板に接着剤が塗布されると共に、該接着剤が塗布された部分に離型紙が貼り付けられ、前記離型紙を剥がして前記基材に対して貼り付け可能であることを特徴とする貼着用シート。
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