JPH077157Y2 - 化粧パネル - Google Patents

化粧パネル

Info

Publication number
JPH077157Y2
JPH077157Y2 JP1988100039U JP10003988U JPH077157Y2 JP H077157 Y2 JPH077157 Y2 JP H077157Y2 JP 1988100039 U JP1988100039 U JP 1988100039U JP 10003988 U JP10003988 U JP 10003988U JP H077157 Y2 JPH077157 Y2 JP H077157Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
punched
front plate
hole
decorative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988100039U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0222828U (ja
Inventor
辰司 西野
Original Assignee
辰司 西野
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 辰司 西野 filed Critical 辰司 西野
Priority to JP1988100039U priority Critical patent/JPH077157Y2/ja
Publication of JPH0222828U publication Critical patent/JPH0222828U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH077157Y2 publication Critical patent/JPH077157Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、壁面、床面に取付けられたり、家具、ある
いは木製用具を構成する化粧パネル、詳しくは表板と抜
き板とを、夫々の木目或いは/及び色彩が異なるように
配列して化粧板を形成し、高い装飾効果を有する化粧パ
ネルに関する。
従来技術 従来、例えば特開昭54-52715号公報に示す化粧板にあっ
ては、抜き穴が形成された厚さが約0.15mmの付板をベー
スシートに接着すると共に付板の抜き穴に他の板から形
成された異なる木目模様の薄板を嵌合接着して形成して
いる。
考案が解決しようとする課題 しかし、上記の化粧版は付板及び薄板自体が0.15mmと極
めて薄いため、付板の抜き穴に薄板を嵌め込む作業が極
めて困難であり、作業製が悪く、製造コストが高くなる
問題を有している。
また、付板の抜き穴に嵌め込まれる薄板は他の板から形
成されるため、多くの板を必要とすることにより製造コ
ストが高くなる問題を有している。
本出願人は、上記欠点を解決するために昭和63年6月21
日付けの実願昭63-81798号にて化粧パネルを提案した
が、本考案は前記出願に係る化粧パネルと同等の装飾的
効果を有する化粧パネルを提供することにある。
すなわち、本考案は、任意のパターン、色彩の組み合わ
せ、模様を有し、高い装飾効果を有すると共に、低コス
トに製造することが可能な化粧パネルを提供することに
ある。
問題点を解決するための手段 このため本考案は、厚さが約1〜6mmからなる原板に、
点対称形状の抜き穴が形成された表板と、表板の抜き穴
から打ち抜かれた点対称形状の抜き板と、 表板の底面全体に接着される補強板とからなり、前記補
強板が接着された表板の抜き穴に、前記抜き板を表板の
繊維方向と異なるように嵌装すると共に、少なくとも表
板の抜き穴と抜き板との間隙内に接着剤を充填したこと
を特徴としている。
考案の作用 上記のように構成された本考案は、原板から点対称形状
の抜き穴を設けて表板の底面に補強板を接着した後、該
表板から抜き穴を形成する際に得られる抜き板を、表板
の抜き穴に対し、相互の木目が異なるように嵌め込んで
接着する。そして表板の抜き穴における間隙内に接着剤
を充填して化粧板を形成する。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
第1図は本考案に係る化粧パネルの斜視図、第2図は第
1図のII−II線断面図であり、化粧パネル1は所要の厚
さからなる補強部材としての裏打ち板3と、該裏打ち板
3表面に積層接着される所要の厚さ(1〜6mm)からな
る化粧板21とから構成されている。
前記裏打ち板3としては、前記化粧板21の平面性を維持
することが可能な厚さ、強度を有する合板、布等で裏打
ちされたベニヤ単板、合成樹脂板、合成樹脂含有紙等で
あればよい。
前記化粧板21は表板5と第1の嵌め込み板7と多数の型
片9a〜9fとから構成され、化粧板21を構成する表板5は
表面に所要の方向に延びる木目或いは所要の色彩に着色
された合板、布或いは紙等で裏打ちされたベニヤ単板、
合成樹脂含有の強化紙等を所要の大きさに形成したもの
であり、該表板5には点対称の適宜の形状の第1の抜き
穴5aが形成されている。そして該第1の抜き穴5aには該
表板5と木目の方向或いは色彩が異なる第1の嵌め込み
板7が挿嵌接着され、該第1の嵌め込み板7には第2の
抜き穴7aが形成されている。そして前記第1の嵌め込み
板7の第2の抜き穴7aには相互に異なる方向に木目を有
するか、あるいは異なる色彩に着色された多数の型片9a
〜9fが挿嵌接着されている。
次に、上記化粧パネル1の製造方法を第3図及び第4図
に従って説明する。
予め布等により裏打ちされた原板11はプレス装置或いは
トムソン等の抜型装置13により前記表板5、第1の嵌め
込み板7及び型片9a〜9fが同時に一体形成される。すな
わち、前記抜型装置13の定盤15には前記表板5の外径形
状に対応する第1の切刃17a、また前記第1の抜き穴5
a、従って前記第1の嵌め込み板7に対応する形状の第
2の切刃17b、及び各型片9a〜9fに対応する形状の第3
の切刃17cが取付けられ、該定盤15の一回の作動に伴っ
て前記表板5、第1の嵌め込み板7及び型片9a〜9fが一
度に形成される。
次に、上記のように形成された表板5の第1の抜き穴5a
に対し、第2の抜き穴7aを有する第1の嵌め込み板7を
前記表板5との木材繊維の方向が異なるように挿嵌接着
する。更に前記第1の抜き穴5aに挿嵌接着された第1の
嵌め込み板7の第2の抜き穴7aに対し、各型片9a〜9fの
木材繊維の方向が相互に異なるように組合せて挿嵌接着
して化粧板21を形成する。尚、前記第1の抜き穴5aにお
ける表板5と第1の嵌め込み板7との隙間、前記第2の
抜き穴7aにおける第1の嵌め込み板7と各型片9a〜9fの
隙間に夫々接着剤を充填して相互の接着を図っている。
また、前記抜型装置13から表板5、第1の嵌め込み板
7、及び型片9a〜9fを形成したのち、これらを異なる色
彩にて着色して相互の色彩が異なるように配置すると共
に、接着するものであってもよい。
また、前記表板5の第1の抜き穴5a内に第1の嵌め込み
板7が、また前記第1の嵌め込み板7の第2の抜き穴7a
に対して各型片9a〜9fが挿嵌接着されて形成された化粧
板21の表面に透明樹脂の被覆塗料を所要の膜厚にて被覆
形成してもよい。
そして上記のように形成された化粧板21を、裏打ち板3
の表面に積層接着して化粧パネル1が形成される。
本実施例は、一枚の原板11から内抜かれた表板5におけ
る点対称形状の第1の抜き穴5a内、第1の嵌め込み板7
の第2の抜き穴7a内及び多数の型片9a〜9fを相互の木材
繊維の方向が異なるように組合せることにより任意の模
様を有した化粧パネルを得ることができ、装飾性が高い
特徴を有している。また、13の一回の内抜き作業により
第1の抜き穴5aを有した表板5、第2の抜き穴7aを有し
た第1の嵌め込み板7及び多数の型片9a〜9fを同時に形
成することが出来るため、製造工程を少なくして低コス
ト化を図ることができる。
考案の効果 このため本考案は、任意のパターン、色彩の組み合わ
せ、模様を有し、高い装飾効果を有すると共に、低コス
トに製造することが可能な化粧パネルを提供することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る化粧パネルの斜視図、第2図は第
1図のII−II線断面図、第3図及び第4図は化粧パネル
の製造方法を示す説明図である。 図中1は化粧パネル、3は補強部材を構成する裏打ち
板、5は表板、5aは第1の抜き穴、7は第1の嵌め込み
板、7aは第2の抜き穴、9a〜9fは型片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚さが約1〜6mmからなる原板に、点対称
    形状の抜き穴が形成された表板と、 表板の抜き穴から打ち抜かれた点対称形状の抜き板と、 表板の底面全体に接着される補強板と、 からなり、前記補強板が接着された表板の抜き穴に、前
    記抜き板を表板の繊維方向と異なるように嵌装すると共
    に、少なくとも表板の抜き穴と抜き板との間隙内に接着
    剤を充填したことを特徴とする化粧パネル。
JP1988100039U 1988-07-27 1988-07-27 化粧パネル Expired - Lifetime JPH077157Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988100039U JPH077157Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 化粧パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988100039U JPH077157Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 化粧パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0222828U JPH0222828U (ja) 1990-02-15
JPH077157Y2 true JPH077157Y2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=31327752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988100039U Expired - Lifetime JPH077157Y2 (ja) 1988-07-27 1988-07-27 化粧パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH077157Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5452715A (en) * 1977-09-30 1979-04-25 Morisaki Kougei Kk Mosaic decorative thin board
JPS57115342A (en) * 1981-01-08 1982-07-17 Dantani Plywood Co Manufacture of mosaic pattern decorative board
JPS6023197U (ja) * 1983-07-22 1985-02-16 前原 和弥 電動式自動車用ジャッキ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0222828U (ja) 1990-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH077157Y2 (ja) 化粧パネル
JP2020059259A (ja) 杢貼り方法および杢貼り構造
JPH0528079Y2 (ja)
JPS6061232A (ja) 合成樹脂化粧合板の曲面曲げ加工法
JPH0646992Y2 (ja) 金属質感化粧材
JP3200729B2 (ja) 框 材
KR200239233Y1 (ko) 가구의 모서리 접착용 코팅지
JPS6299101A (ja) 化粧板の製造方法
JPH1088732A (ja) 化粧パネル及びその製造方法
KR200184859Y1 (ko) 입체무늬의 목재패널
JPS591765Y2 (ja) 「つき」板貼り化粧板
KR101547330B1 (ko) 가구용 테코판넬 및 그 제작방법
KR200371707Y1 (ko) 입체문양이 형성된 도어판넬
JP3386629B2 (ja) 化粧板およびその製造方法
KR970004804B1 (ko) 목재도어 및 그 제조방법
JPH0681450A (ja) 溝付合板及びその製造方法
JPH0516108A (ja) 縁材及び縁材付化粧板
JPH11229725A (ja) 扉の製造方法
GB2434243A (en) A non-flat display panel and method of making a non-flat display panel
JPH0447118B2 (ja)
JPH0671608A (ja) 単板積層材の製造方法
JPH07259244A (ja) 曲端縁を有する化粧複合板及びその製造方法
JPH07304010A (ja) 化粧シート貼り木質パネル
JPH03182343A (ja) 化粧板の製造方法
JPH10266719A (ja) ドアの製造方法及びドア