JP5211232B2 - ウォッチ又はミュージックボックス用のストライキング機構 - Google Patents

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Description

本発明はウォッチ又はミュージックボックス用のストライキング(時報等を打つ)機構に関する。前記機構は、1つ又は幾つかの音を生成し、警報(アラーム)又は分(ミニット)リピータを示したり、ミュージックボックス(以下、オルゴールとも呼ぶ)の場合の楽曲を表すことができる。このストライキング機構は、主として、ゴング−キャリアに固定された少なくとも1つのゴングとこのゴングの振動を起こすための部材を含む。
ウォッチ製造の分野において、従来のアーキテクチャが、警報(アラーム)又は分(ミニット)リピータのようなストライキング機構を備えるムーブメントを作るために用いられる。そのような実施例では、使われる1つ又は複数のゴングは金属線によって形成され、一般的に円形形状であって、ウォッチ・ダイヤルに対して平行な面に配置される。
各ゴングの金属線は、一般的に、ウォッチ・フレーム内とムーブメントの様々な部品がマウントされるプレート上で、このムーブメントの周辺に配置される。
各ゴングの1つ又は幾つかの端部は、例えばハンダ付けによって、例えば全てのゴングに共通であってもよい前記プレートと一体であるゴング−キャリアに固定される。
各ゴングの他端は、一般的に、自由端でよい。
このウォッチストライキング機構はこのゴングを起動させるための少なくとも1つの部材を含み、この部材は所定時間に起動されるハンマーでよい。
この場合、各ゴングの振動は、特に、ゴング−キャリアに近接したゴング上の対応するハンマーの衝撃(インパクト)によって、生成される。
各ハンマーは、対応するゴングを打つように、ゴングの平面において部分的に回転し、このゴングの平面においてゴングを振動させる。
ゴングの振動の一部は、このゴング-キャリアによってプレートにも伝達される。
このハンマーと従来のストライキング機構のゴング間の機械的なショックは、制御するのが難しい。同じことは音響効率の最適化に対して真実で、音響周波数のレンジ内に、特に、1kHzと4kHz間の周波数の範囲内に、また、4kHzと20kHz間の周波数の範囲内に大いに制限される。これは、ゴングに対するハンマーの機械的なショックは非常に持続期間が短く、大部分のエネルギーは4kHzより高い周波数の複数の振動モードで伝達されるという事実による。
同様に、この機械的なショックは、起動されるモードの選択を何ら与えることなく、ほぼ全てのゴング振動モードを起動する。このゴングに対するハンマーの衝撃の持続期間は、一般的に、衝撃エネルギーの著しい減少を引き起こさずに、関係部品の形状、慣性及び材料を変えることによって、増やせるものではない。この内部減衰と音響放射により、この音は、機械的なショックを繰り返さずに広げることができない。
更に、機械的なショック、特にこのゴングに対するハンマーの衝撃は、特に二重の衝撃の場合、疑似ノイズの原因となり、このゴングの摩耗を引き起こす欠点がある。
フランス特許第1 214 428号は、時計用のストライキングデバイス(打撃具)を開示する。このストライキングデバイスは、ベルに対するハンマーの機械的なショックの間、音を生成するために、特に、ベルの方向に電磁石によって駆動される、回転可能にマウントされたハンマーを含む。前述したように、ベルに対するハンマーのあらゆる機械的なショックは疑似ノイズを引き起こし、これが欠点となる。
スイス特許第634455G号は、電子音響バイブレータを備えるウォッチを開示する。これについても以下に説明する。
このバイブレータは、ケースに固定されたサポートの肩にマウントされた振動膜(メンブレン)と、磁気コアにマウントされ、振動膜の下で、ある距離のところに配列されたコイルを含む。
環状磁石も、この磁気コアを有する磁気回路の一部として、コイルの周辺に配置される。
軟材料からなるプレートは、何らの機械的な接触なしにこの磁気回路を閉じるために、この膜に固定される。電流がこのコイルに流れると、この膜を起動する力が、何らの機械的な接触なしに音響信号を生成するためにこのプレートに印加される。
この種の電子音響バイブレータの欠点の1つは、電気制御装置が前記膜を振動させるためにこのコイルに給電する必要があり、相当な電力消費を必要とすることである。
フランス特許出願公開第2 236 223A1号は、腕時計の音響サウンド・ジェネレータを開示する。このジェネレータは、時計のクリスタル(水晶)の内側部分に固定された強磁性ピンと、前記ピンを振動させる電磁石を含む。この電磁石は、特に、永久磁石を備えた磁気回路において配置されたコイルを含む。このコイルが給電されると、このピンは振動を開始し、音響音を生成する。このジェネレータの欠点の1つは、コイルが前記ピンの振動を起動させ、時計のクリスタルを共振させるために交流によって給電されねばならず、かなりの電力消費を必要とすることである。
欧州特許出願公開第0 963 033A1号は、ウォッチにおいて音響信号を生成するためのデバイスを開示する。このデバイスは、永久磁石又は可動スチールパーツを具備する振動片(ストリップ)とこの振動片の永久磁石と向かい合う電磁石を含む起動部材とを含む。この電磁石が起動されると、この振動片は振動を開始し、音響信号を生成する。
前述の文書に開示されているように、この電磁石は、かなりの電力を使用してこの振動片を振動させるために交流によって給電されなければならず、それが欠点である。
従って、本発明の目的は、ウォッチ又はミュージックボックス(オルゴール)用のストライキング機構を提供することによって、従来技術の欠点を克服することにある。
発明を解決するための手段
そして、この機構は、ストライキングモードにおいて、起動部材とゴング間の何らの直接的な機械的な接触なしに、少なくとも1つのゴングから1つ又は幾つかの音を生成するための新しい原理を使用する。
本発明は、従って、ウォッチ又はオルゴール用の前述したストライキング機構に関し、独立請求項1、2において定義される特徴を含む。
ウォッチ又はオルゴール用のこのストライキング機構の特定の実施例は、従属請求項3〜17において定義される。
本発明によるこのストライキング機構の利点は、ゴングが、起動部材とゴング間の何らの直接的な機械的な接触なしに磁気配列を介して起動されるという事実にある。
この磁気配列は、少なくとも1つの固定された永久磁石を備えるゴングと、少なくとも1つの可動永久磁石を備え、ホイールの形状に作られた起動部材とから成る。
このホイールが回転するにつれて、この可動永久磁石は、好ましくは、逆の磁気極性の固定された永久磁石に接近し、向かい合う。
一旦、この可動永久磁石がこの固定された永久磁石と向かい合うと、反発力が生成され、このホイールの回転の間、このゴングの振動を引き起こす。
有利には、この起動部材は磁気ホイールであり、軸の周りに回転可能に起動される。この起動部材は、このゴングの平面に対して、又は、このゴングの直線からなる部分に対して垂直であるか、又はこのゴングの平面に対して、又は、このゴングのこの直線からなる部分に対して90度とは異なるある角度で配列される。
このゴング起動ホイールは幾つかの可動永久マイクロ磁石を含むことができ、これらのマイクロ磁石は、規則正しく、又は、不規則にこの起動ホイールの周辺部に、又は強磁性材料でできているこのホイールの幾つかの永久に磁化されたパーツに、配列される。
このホイールの回転速度は固定された永久磁石を担持しているゴングの振動周波数を決定することができ、この固定された永久磁石は、好ましくは、固定された永久磁石と対面する各可動マイクロ磁石に対して逆の磁気極性である。
何らの直接の機械的な接触なしにこのホイール形状の起動部材を介してゴングを振動させるためのこの磁気配列に因り、このストライキングモードにおいて望まれるゴング振動モードを選択することが可能である。
この起動ホイールの回転速度がある決められた値で一定に保たれるならば、純粋な振動ゴング音は時間に亘って自由に延ばせる。この純粋なゴング音は、可聴周波数レンジ内で、特に、1kHzと4kHz間で選択することができる。
有利には、このストライキング機構の回転速度の磁気自己規制を得ることは、可能である。また、このストライキング機構に、従来のストライキング機構のために使用されるものより短いゴングを具備させることが可能である。一定の数の永久磁石が取り付けられているこのタイプの起動ホイールについては、もはや従来のハンマーを使用して前記ゴングを起動させる必要はない。
更に、機械的なショックにリンクしたあらゆる疑似ノイズ及びそこからの複数の衝動とゴング振動への干渉は、除去される。
幾つかの磁気ホイールは、各ホイールのこの異なる回転速度と各ホイールに構成されるマイクロ磁石の数に従って、異なる選択された振動モードにおいてこのゴングを起動させることもできる。互い違いの極性の磁石を、このゴングへのエネルギーの伝達(転送)を最大にするために、このホイールに配置することもできる。
有利には、このゴングには、1つ以上の磁石が取り付けられ、ホイールの磁石がゴングの磁石と相対するとき、このホイールの磁石と同じ極性をもつようにしてもよい。これらの状態において、ゴング磁石は、回転ホイールの磁石によって引きつけられる。このホイールの回転の間、このゴング磁石を引きつける力は、周期的に生成される。
この場合、ゴングがホイールと接触するならば、このゴングはホイールとの接触の間、ノイズを取り払うために表面処理されることになる。
ウォッチ又はオルゴール用のこのストライキング機構の目的、効果及び特徴は、特に図面を参照して、以下の説明を読めば、より明らかである。
本発明によるウォッチストライキング機構の実施例の簡略上面図を示す。 ハンマーの機械的な衝撃(インパクト)がゴングに対してあるとき、又は本発明によるあるストライキング機構の磁気起動ホイールの回転によって生成される反復磁力があるとき、時間的にゴングに印加されるこの力の比較のグラフを示す。 ゴングに対するハンマーからの機械的なショックの場合、又は本発明によるこのストライキング機構の磁気ホイールの回転を介してのゴングのある周期的な振動の場合におけるゴングの端部の振動の比較のグラフである。 ある機械的な衝撃によって、又はこの発振周波数に従う周期的な磁気衝動によって生成されるこのゴングの振動における標準化された部分音の振幅の比較のグラフを示す。
以下の説明では、この発明の技術分野で周知であるウォッチ又はおそらくはオルゴール用のストライキング機構の全ての従来のパーツについては、簡単に説明する。
図1は、とりわけウォッチ用のストライキング機構1の簡略図を示す。
このストライキング機構はまず第一にゴング11を含み、例えば、その一端は、ゴング-キャリア12に接続され、他端は自由に動ける。
このゴング−キャリアはウォッチムーブメントのプレート(図示せず)に好ましくは固定されるが、ウォッチ・ケースの中間部のような内部にあるパーツに固定されてもよい。
このストライキング機構は、またこのゴングを起動するための部材2を含み、この部材2は、回転軸3の周りに回転可能にマウントされる起動ホイールという形をとることができ、好ましくは、ウォッチ・プレートにマウントされる。
以下に説明するように、このゴングとこの起動部材は、磁気配列を含む。
これにより、ゴング11は、起動部材との一切の機械的な接触なしで振動することができ、起動部材があるストライキングモードにおいて作動されると、1つ又は幾つかの音を生成する。
ゴング11は、直線からなる形状の部分で作られていてもよいし、円形又は長方形又は他のいかなる幾何学的な形状の部分で作られていてもよい。
ゴング11は、例えば、強磁性材料(鉄、ニッケル、鋼又はコバルト)又は貴金属又はガラス状合金からなる金属線によって作られる。
図1の実施例において簡略化した仕方で示されるように、このゴングの直線からなる部分は、前記プレートに対して平行に、そして、ウォッチ(図示せず)の前記ダイヤルに対して平行に、延在するものでよい。このゴング11の横断面図は、長方形又は好ましくは0.8mm未満の直径を有するディスクを規定することができる。
この磁気配列によって1つ又は幾つかの音を生成するために、このゴングは、ゴングの長さの中間部分に配列される少なくとも1つの第1の磁性素子13を含む。この第1の磁性素子13は、好ましくは固定された永久磁石13である。この固定された永久磁石13は、有利にはマイクロ磁石でよい。このマイクロ磁石は、このゴングに接着又は半田付けされるか又はゴング材料で作られるハウジングに嵌入されてもよい。
このゴングの2つの部分は、このマイクロ磁石の各側に半田付けとすることもできる。
このゴングのマイクロ磁石はゴング材料に直線で作ることもできる。その場合、周知の磁化動作によっての強磁性でなければならない。
この磁気配列のために、この起動部材は、起動ホイール2の形で、少なくとも1つの第2の磁性素子4を含み、このホイールの周辺部に配列される。
この第2の磁性素子4は、ストライキングモードにおいてこの第1の磁性素子に向き合って接近したとき、この第1の磁性素子13によって生成される磁場と反対極性の磁場を生成することができるようにホイール2上に配置される。この第2の磁性素子4は可動永久磁石である。そして、有利には可動マイクロ磁石でよい。
好ましくは、起動ホイール2は、このホイールの周辺部に配置される幾つかのマイクロ磁石を含む。これらの可動マイクロ磁石4は、このホイールの周辺部上に好ましくは規則正しく配置され、それぞれはゴング11の固定されたマイクロ磁石と同一又は異なるサイズである。各可動マイクロ磁石は、好ましくはこの起動ホイールの中心から等距離に配置され、そして、前記ホイールのこの外縁エッジから僅かに突き出している。
可動マイクロ磁石の数は、N個、例えば、30度の角距離で規則正しく配置された12個のマイクロ磁石である。
各可動マイクロ磁石は同じ磁化値を有していてもよいが、磁化値が等しくないことも可能である。これらの可動マイクロ磁石4は、起動ホイール2の周辺部に接着又は半田付けされるか又はホイール材料で作られるハウジングに嵌入されてもよい。
これらの可動マイクロ磁石4は、周知の局所の磁化動作によって、このホイールの材料で直線で作られたものでもよい。しかしながら、その場合、この材料は、強磁性でなければならない。
可動マイクロ磁石4は、ストライキングモードにおいて、このホイールが回転すると、固定されたマイクロ磁石13に反対極性で、それぞれゴングの固定されたマイクロ磁石13に向き合って連続して接近することができる。この可動マイクロ磁石を、それらのN極がこのホイールの外側の方を指し、S極がこのホイールの中心の方を指すように、ホイール上に配置することができる。これらの条件下では、このゴングの固定されたマイクロ磁石13のN極は、起動ホイールの中心の方向を指す。
しかしながら、この逆の配列にすることも、可能である、即ち、この可動マイクロ磁石のS極が、外側の方を指し、S極がゴングの固定されたマイクロ磁石13のS極とそれぞれ向き合って移動するようにすることもできる。
このホイールが回転軸3の周りに回転すると、各可動マイクロ磁石が5μmのオーダー又はそれより僅かに小さいか大きい距離で固定されたマイクロ磁石13に正確に向き合って移動するとき、ある最大の磁気的な反発力が生成される。この距離は、各可動マイクロ磁石について同一でよい。
しかしながら、このホイールの2個の可動マイクロ磁石4がゴング11の固定されたマイクロ磁石13から等距離にあるとき、この磁気的な反発力は最小である。この磁気的な反発力の変動は、このようにして起動ホイール2のこの回転中、周期的である。
従って、このホイールに課される回転速度Wに応じて、選択された振動モードにおいてこのゴングを振動させることができる。
このゴングの固定されたマイクロ磁石と向き合って移動するこのホイールの各可動マイクロ磁石の反発力は、ローカル・ダイポーラの近似値(従って、これらの磁石がそれらの距離に対して小さい場合)においてこの距離の4乗に従って増加する点に留意する必要がある。この2個のマイクロ磁石を分離している距離が半分になると、この反発は16倍大きくなる。可動マイクロ磁石4の1つがもっと近づき、例えば、1μmまで近づいてゴングを振動させるならば、この磁力は、1N(ニュートン)のオーダーとすることができる。
しかしながら、先に示したように、この起動ホイールの回転中、この固定されたマイクロ磁石13と対面する各可動マイクロ磁石4を分離している最小の距離は、通常、5μmのオーダーである。
この距離は、連続で充分なゴング振動を生成するように僅かにより小さくても、又はより大きくてもよい。これらの永久マイクロ磁石は、1mm3又はそれより小さいサイズで作られ、1200ガウス未満の磁場を生成する。
起動ホイール2の回転速度Wを適切に調整することによって、この磁気的な反発力の変動周波数をこのゴングの本来の振動周波数と共鳴状態にすることが可能である。
このエネルギーは、従って、主に起動ホイール2のこの選択された回転速度に従って、この本来の周波数に移される。起動ホイール2がこの選択された速度で回転している限り、このゴングは、出力を何ら減衰させることなく、特有の固有振動数で振動し続ける。
この音の強度も、また、可動磁気ホイール2をゴングから更に離す又は近づける、即ち、ゴング11の固定されたマイクロ磁石13と対面する各可動マイクロ磁石を分離している距離を増減することによって調整することができる。
更に、ゴング11の振動が周期的な磁気衝動(インパルス)によって生成されるときに、機械的なショックによるあらゆる疑似ノイズは除去される。
この起動ホイールの回転速度を調整するために、標準制動方法又は渦電流制動方法又は磁気逃避機構を介してのホイール−ゴング組立ての自己調整が用いられる。
前記ホイールの慣性がゴングの慣性と同等ならば、この磁気反発(ゴング11の振動の原因となる)により起動ホイール2の回転速度を調整することもできる。
磁性素子13、4を有するゴング11と起動ホイール2は、同時にこの起動ホイールの回転速度及びゴング11の振動周波数をセットするために必要な大きさにすることができる。
このストライキング機構のある変形(示されない)によれば、幾つかの磁気起動ホイールを、ゴング11のために設けることができる。
ゴング11は固定された永久磁石の形で複数の磁性素子を含むようにできるし、ゴングが強磁性材料でできているのであれば、ゴングの全長を磁化してもよい。
各磁気ホイールは、各ホイールついて等しいか異なる数のマイクロ磁石を含み、そのマイクロ磁石の磁化値は、異なるか等しい。
これらの起動ホイールは、互いに平行な又は相互にある角度で配列された回転軸を持つことができる。これらの起動ホイールは、異なる回転速度で回転するように、またあるストライキングモードにおいて異なる時間に回転するようにセットすることができる
ゴング11の固定されたマイクロ磁石13に発生される反発力は、周期的に変わる、また、回転する起動ホイールの1つ又は他の回転の関数として、異なって変わる。
ストライキングモードにおいてセットされる回転中の磁気ホイール2の数に従って、幾つかの特有の固有振動数で振動するように、このゴングを選択することができる。このゴング振動モードは、1kHzと4kHzとの間の好適な周波数レンジ内で選択される。
この同じ原理による別の実施例においては、ホイール及びゴング上に配置されるマイクロ磁石は、マッチした極性を有する。これにより、ゴングの少なくとも1つの固定された磁石と対面するホイールの可動磁石は引き合うこととなる。
このような場合、ゴングの少なくとも1つの固定されたマイクロ磁石が、回転するホイールの少なくとも1つのマイクロ磁石と向き合うときに、ゴングは起動される。
反対に、このホイールの可動マイクロ磁石が移動する(離れる)と、このゴングは開放(リリース)される。このケースでさえ、エネルギーの周期的で連続的な伝達(転送)が、このホイールとこのゴングの間に存在する。このホイールとこのゴング間のショックは、しかしながら、排除することができず、このことはこのゴングの表面処理があらゆるノイズとあらゆる侵食する摩耗を妨ぐために必要であることを意味する。
図2〜4を参照して、従来のストライキング機構と本発明のこのストライキング機構を比較すると、図2は、ハンマーが従来のストライキング機構のゴングを打つ時、及び、本発明によるストライキング機構の1つ又は幾つかの磁気的衝動(インパルス)についてのある時間に亘ってのゴングに及ぼす力のグラフを示す。
この機械的なショックについての曲線を点線で示し、この回転磁気ホイールの周期的な磁気的な反発力についての曲線を実線で示す。
この比較のグラフについては、ゴングの長さLは、5cmに等しい大きさである。
この磁気起動ホイールの回転速度は1秒につき200ラドにセットされる、そして、このホイールの可動マイクロ磁石の数Nは36に等しい。このゴングとホイール間の距離は、10μmに近い。
従来のストライキング機構のこの機械的な衝動は非常に短い持続期間で30μmのオーダーである。一方、この磁気ホイール−ゴング・アセンブリについては、実際に、選択された持続期間を持つ周期的な反発力を作り出すことが可能である。この場合、このホイールは、0.01秒の周期で回転するように選択された。この磁気的な反発力が実際に一定で与えられ、このホイールが最大の反発力に対応する角位置の周りに3度の角間隔内にあるならば、磁気衝動のプロフィール(形状)はほぼ四角である。
図3は、この磁気ホイール−ゴング・アセンブリについての、及び、従来の機械的なショックついてのゴングの自由端での振動のある時間に亘っての展開の比較のグラフを示す。
点線の曲線は、周期的な磁気衝動を表すが、実線の曲線は少なくとも1つの機械的なショックを表す。この回転磁気ホイールによって生成される磁気衝動(インパルス)によって作り出されるこのゴング振動の周期性は、点線の曲線に明確に示される。
図4は、従来のストライキング機構と本発明によるストライキング機構についての、このゴングの発振周波数に従っての高速フーリエ変換によるこの標準化された部分音の振幅を示す。このゴング振動は、部分音で形成され、ゴングへの機械的なショック、あるいは、この周期的な磁気衝動のいずれかによって作り出される。点線の曲線はこの周期的な磁気衝動を表し、実線の曲線は少なくとも1つの機械的なショックを表す。
この周期的な磁気衝動の場合、エネルギーは1kHzの振動モードにおいてとりわけ伝達され、総エネルギーの65%を表すが、このエネルギーの20%は、より低い周波数モードにおいて伝達される。この磁気ホイールの回転速度が1kHzの周波数で主にこのゴングを振動させるようにセットされたと想定すれば、大部分のエネルギーは1kHzの振動周波数で比較的うまく伝達される。
これは機械的なショックに続く振動モードと全く異なる。機械的なショックに続く振動モードでは、幾つかのピークは1kHzと20kHzの間及びそれ以上で観測される。
これは、低周波ゴング振動モードの少なくとも1つにおけるエネルギーの伝達が本発明のこのストライキング機構の磁気配列によって最大にされることを明らかに示している。あらゆる疑似ノイズは、また、除去される。
永久マイクロ磁石を使用する代わりに、1つ又は幾つかのコイルを使用することを考えることは、また、可能であり、コイルは、起動ホイール上の及び/又はゴング上の磁性素子として、決められた極性の磁場を生成するために、ある連続電流に各々接続することができる。各コイルを、このストライキング機構のアイドル状態のモードにおいてこの連続電流源から切り離すように配列することもできる。
上述した説明から、このウォッチストライキング機構の幾つかの変更は、請求項によって定義される本発明の範囲内において、当業者なら考案することができる。
このゴングの中央部分は、プレートと一体のゴング−キャリアに又はこのウォッチの中間部に固定することができる。
このストライキング機構は、幾つかのゴングを含むことができ、それぞれは各磁気起動ホイールによって起動できる。
使用するゴングの数によって、それらは、決められた時間に各磁気ホイールを回転させることによって楽音を生成するためのピン・バレルを形成することができる。
この起動ホイールの可動マイクロ磁石は、このホイールの周辺部に、そして、幾つかのマイクロ磁石については異なる磁化値を持たせて不規則に配置することができる。
可動マイクロ磁石の幾つかが他の可動マイクロ磁石よりホイールの中心から異なる距離にあるように、これらの可動マイクロ磁石をホイールの周辺部に配置することができる。 この磁気ホイールの回転中、磁気的な反発力と吸引力の組合せを確実にするために、各磁気ホイールのマイクロ磁石の磁気分極化の方向を、代わりに、異ならしめることができる。磁気ホイールとハンマーとの組合せも考えられる。この場合、ハンマーはストライキング機構の1つ又は複数のゴングを異なる時間に磁気的に振動させるための永久磁石を具備する。
この磁気起動ホイールの回転軸は、固定された永久磁石を有するゴングの直線からなる部分に平行に、又は、このゴングの直線からなる部分に対してある角度で配列することもできる。
この起動部材の可動永久磁石は、ゴングの固定された永久磁石の方へ直線からなる仕方で周期的に移動したり、ある決められた発振周波数を有する振り子という形をとることができる。
1 ストライキング機構
2 起動部材
3 回転軸
4 第2の磁性素子
11 ゴング
12 ゴングキャリア
13 第1の磁性素子

Claims (17)

  1. ウォッチ又はミュージックボックス用のストライキング機構(1)であって、このストライキング機構は、
    ゴング−キャリア(12)に固定された少なくとも1つのゴング(11)と、
    ストライキングモードにおいて、このゴングを振動させるべくゴングを起動する少なくとも1つの起動部材(2)を含み、
    前記ストライキング機構は、このゴング(11)の一部に配置された少なくとも1つの第1の磁性素子(13)と、前記起動部材(2)に配置された少なくとも1つの第2の磁性素子(4)を含み、
    前記第2の磁性素子(4)は、可動永久磁石であり、
    前記ストライキングモードにおいて、前記起動部材(2)は、前記可動永久磁石(4)が、繰り返して前記第1の磁性素子(13)に接近し、向き合って動くように起動され、
    前記第1の磁性素子(13)は、前記2つの磁性素子間の磁気的な反発力の反復変動によって前記ゴングを振動させるように、前記第1の磁性素子と向き合った前記可動永久磁石によって発生される磁界と逆極性の磁界を発生するように配列されてなることを特徴とする、前記ストライキング機構。
  2. ウォッチ又はミュージックボックス用のストライキング機構(1)であって、このストライキング機構は、
    ゴング−キャリア(12)に固定された少なくとも1つのゴング(11)と、
    ストライキングモードにおいて、このゴングを振動させるべくゴングを起動する少なくとも1つの起動部材(2)を含み、
    前記ストライキング機構は、このゴング(11)の一部に配置された少なくとも1つの第1の磁性素子(13)と、前記起動部材(2)に配置された少なくとも1つの第2の磁性素子(4)を含み、
    前記第2の磁性素子(4)は、可動永久磁石であり、
    前記ストライキングモードにおいて、前記起動部材(2)は、前記可動永久磁石(4)が、繰り返して前記第1の磁性素子(13)に接近し、向き合って動くように起動され、
    前記第1の磁性素子(13)は、前記2つの磁性素子間の磁気的な吸引力の反復変動によって前記ゴングを振動させるように、前記第1の磁性素子と向き合った前記可動永久磁石によって発生される磁界と同じ極性の磁界を発生するように配列されてなることを特徴とする、前記ストライキング機構。
  3. 前記ゴングの前記第1の磁性素子(13)は、固定された永久磁石であることを特徴とする請求項1または2に記載のストライキング機構。
  4. 前記固定された永久磁石(13)は、固定されたマイクロ磁石であることを特徴とする請求項3に記載のストライキング機構。
  5. 前記可動永久磁石(4)は、可動マイクロ磁石であることを特徴とする請求項1または2に記載のストライキング機構。
  6. 前記第1の磁性素子(13)は、前記2つの磁性素子が互いに近接し、向き合ったとき、磁気的な反発力または磁気的な吸引力を発生するように決められた極性の磁界を発生する、連続電流源に接続され得るコイルであることを特徴とする請求項1または2に記載のストライキング機構。
  7. 前記起動部材(2)は、磁気ホイールであって、この磁気ホイールの周辺部に配列された前記可動永久磁石(4)を有し、前記ストライキングモードにおいて、前記磁気ホイールの回転中、前記可動永久磁石(4)は、前記ゴング(11)を振動させるために、逆極性の前記第1の磁性素子に近接し、向かい合う度に、前記2つの磁性素子(4、13)の磁気的な反発力の周期的な変動を発生することが可能であることを特徴とする請求項1に記載のストライキング機構。
  8. 前記磁気ホイール(2)は、該ホイールの周辺部に配列された幾つかの可動永久磁石(4)を含み、前記磁気ホイールの回転中、前記ゴング(11)を振動させるために前記磁気的な反発力の周期的な変動を発生すべく、前記第1の磁性素子に連続して近接し、向かい合うことが可能であることを特徴とする請求項7に記載のストライキング機構。
  9. 前記起動部材(2)は、磁気ホイールであって、この磁気ホイールの周辺部に配列された前記可動永久磁石(4)を有し、前記ストライキングモードにおいて、前記磁気ホイールの回転中、前記可動永久磁石(4)は、前記ゴング(11)を振動させるために、同じ極性の前記第1の磁性素子に近接し、向かい合う度に、前記2つの磁性素子(4、13)の磁気的な吸引力の周期的な変動を発生することを特徴とする請求項2に記載のストライキング機構。
  10. 前記磁気ホイール(2)は、該ホイールの周辺部に配列された幾つかの可動永久磁石(4)を含み、前記磁気ホイールの回転中、前記ゴング(11)を振動させるために前記磁気的な吸引力の周期的な変動を発生すべく、前記第1の磁性素子に連続して近接し、向かい合うことが可能であることを特徴とする請求項9に記載のストライキング機構。
  11. 前記磁気ホイールは、選択された回転速度で回転するように駆動されるように配列され、前記ゴング(11)が連続してかつ主として可聴周波数内の決められた振動周波数で振動することを特徴とする請求項7または9に記載のストライキング機構。
  12. 前記磁気ホイール(2)の回転速度の調整は、磁気逃避機構を介して前記ホイール−ゴング組立ての自己規制によって得ることを特徴とする請求項11に記載のストライキング機構。
  13. 前記第2の磁性素子(4)は、前記磁気ホイール(2)の周辺部に配列され、前記磁気ホイール(2)のこの外縁エッジから僅かに突き出している可動マイクロ磁石であることを特徴とする請求項8または10に記載のストライキング機構。
  14. 前記可動マイクロ磁石(4)は、同じ大きさであり、すべて前記磁気ホイール(2)の中心から同じ距離に配列されることを特徴とする請求項13に記載のストライキング機構。
  15. 前記可動マイクロ磁石(4)は、前記磁気ホイールの周辺部に規則正しく配列されることを特徴とする請求項13に記載のストライキング機構。
  16. 固定されたマイクロ磁石である前記可動マイクロ磁石(4)は、1ミクロンから20ミクロンの間の、好ましくは5ミクロンの適切な距離で前記ゴング(13)の第1の磁性素子と向き合い、前記ストライキング機構は、磁気的な反発力または磁気的な吸引力の振動振幅、および振動ゴング音を適応させるように、前記磁気ホイールとゴング間の距離を適応させるために設けられていることを特徴とする請求項13に記載のストライキング機構。
  17. それぞれ決められた数でかつ異なる数の可動マイクロ磁石を前記第2の磁性素子(4)として含み、この第2の磁性素子は各磁気ホイールの周辺部に配列されてなる幾つかの磁気ホイール(2)を含み、各磁気ホイールは前記ゴングの第1の磁性素子(13)からある距離に配列され、また、各磁気ホイールは幾つかの選択された振動モードで連続して前記ゴングを振動させるように異なる回転速度で回転するように配列されて成ることを特徴とする請求項7または9に記載のストライキング機構。
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