JP5210716B2 - 遠隔操作装置及び遠隔操作システム - Google Patents

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本発明は、複数台の機器のそれぞれを単一の装置によって操作可能とする遠隔操作装置及び遠隔操作システムに関する。
従来より、複数の機器を操作する技術としては、下記の特許文献1に記載されたネットワークシステムが知られている。この特許文献1には、リモコンからレーザ光を発生させて、当該レーザ光によるポインタを何れかの機器に当てるように操作させる。そして、このポインタの指摘位置をカメラ装置により撮像し、当該カメラ装置の撮像範囲内のポインタ位置により、操作対象とする機器を特定する。そして、このネットワークシステムにおいては、複数の機器を制御する制御ボックスにより、この操作対象とされた機器は、リモコンからの命令に従って動作し、その他の機器についてはリモコンからの命令によっては動作しないようにする。
特開2003−18672号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、何れかの機器のみを操作したい場合にはポインタによって当該機器を指摘する必要があり、リモコン自体の消費電力が大きくなり、リモコンにおける電池の消耗が激しくなるという問題がある。特に、隣接した機器のうちの何れかを操作したい場合に、ポインタの視認性を高くするためにはより多くの電力を必要とする。
また、この特許文献1に記載された技術では、カメラ装置によって、複数の機器を含むように撮像を行い、且つ、ポインタ位置を特定できる程度に高い解像度で映像を撮像する必要がある。したがって、高機能なカメラ装置に加えて更に、制御ボックスも必要とするなど、システム構成が大規模となるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、高い電力を必要とせずに且つ簡単な構成で複数の操作対象機器のうちの何れかを操作することができる遠隔操作装置及び遠隔操作システムを提供することを目的とする。
本発明は、それぞれの設置位置が近接して設けられて、それぞれが同種の動作を行い、再帰性反射材からなる反射面を有する複数の操作対象機器と、複数の操作対象機器のそれぞれの状態を操作する遠隔操作装置とを備える遠隔操作システムであり、上述の課題を解決するために、遠隔操作装置が、ユーザの操作に従って、所定の命令出力範囲に、操作対象機器を動作させる命令を出力する命令出力手段と、命令出力手段の命令出力範囲を含む映像を撮像する撮像手段と、命令出力手段の命令出力範囲を重畳させて、前記撮像手段により撮像された映像を表示する表示手段と、命令出力範囲に向けて投影光を投影する投影光発生部とを備え、表示手段は、前記投影光発生部により発生した投影光が前記各操作対象機器の反射面により反射した光を、前記命令出力範囲として表示し、命令出力手段は、分割された複数の命令出力範囲のそれぞれに対して命令を出力するものであり、表示手段は、前記複数の命令出力範囲のそれぞれを区別して表示させる。
本発明は、それぞれの設置位置が近接して設けられて、それぞれが同種の動作を行い、再帰性反射材からなる反射面を有する複数の操作対象機器と、複数の操作対象機器のそれぞれの状態を操作する遠隔操作装置とを備える遠隔操作システムであり、上述の課題を解決するために、遠隔操作装置が、ユーザの操作に従って、所定の命令出力範囲に、操作対象機器を動作させる命令を出力する命令出力手段と、命令出力手段の命令出力範囲を含む映像を撮像する撮像手段と、命令出力手段の命令出力範囲を重畳させて、撮像手段により撮像された映像を表示する表示手段と、分割された複数の命令出力範囲のそれぞれに対応して、異なる色投影光を投影する投影光発生部とを備え、表示手段は、投影光発生部により発生した各投影光が各操作対象機器の反射面により反射した光を、命令出力範囲として表示し、命令出力手段は、分割された複数の命令出力範囲のそれぞれに対して命令を出力するものであり、表示手段は、複数の命令出力範囲のそれぞれを区別して表示させる。
本発明によれば、複数の命令出力範囲のそれぞれを区別してユーザに提示して操作対象機器を操作する命令を分割された複数の命令出力範囲のそれぞれに対して出力することができるので、ユーザが操作したい操作対象機器を簡単に認識することができ、高い電力を必要とせずに且つ簡単な構成で複数の操作対象機器のうちの何れかを操作することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明を適用した遠隔操作システムは、図1に示すように、ユーザUによってリモートコントローラ1を操作して、操作対象機器であるプロジェクタ2A,2B(以下、総称する場合には、単に「プロジェクタ2」と呼ぶ。)を動作させるものである。
具体的には、遠隔操作システムは、複数台の操作対象機器を1台のリモートコントローラ1によって動作させる。また、遠隔操作システムにおける各操作対象機器は、それぞれの設置位置が近接して設けられて、それぞれが同種の動作、すなわちプロジェクタ2であれば映像投影という動作を行うものである。また、この遠隔操作システムは、操作対象機器の識別番号(ID)で各操作対象機器を区別する処理をリモートコントローラ1で行う必要なく、1台のリモートコントローラ1で各操作対象機器を個別の動作させるものである。
このような遠隔操作システムにおける操作対象機器としてのプロジェクタ2は、図1に示すように、その前面に映像出力部21及び命令受信部22が設けられている。そして、プロジェクタ2は、命令受信部22によってリモートコントローラ1からの赤外線信号を受信すると、当該赤外線信号に含まれる命令を認識して、当該命令に従った動作を行う。なお、以下の例では、リモートコントローラ1の命令を赤外線信号で送出する場合について説明するが、所定の命令出力範囲に対して無線の信号を送出するものであれば、電波などの他の形態であっても良いことは勿論である。
各プロジェクタ2の制御内容としては、映像投影開始及び終了、映像データの選択、ズーム機能、明るさ設定、色合い設定、コントラスト設定などが挙げられる。また、プロジェクタ2の制御内容としては、当該プロジェクタ2の位置、プロジェクタ2の姿勢などが調整可能なものがある。具体的には、複数台のプロジェクタ2によって3次元映像を表示させたり、複数台のプロジェクタ2によって大型スクリーンに単一の映像を表示させる場合には、各プロジェクタ2の設置位置、スクリーンに対する姿勢が、駆動モータによって微調整できる。このようなプロジェクタ2における各種の制御内容を表す命令は、リモートコントローラ1から赤外線信号によって供給される。
リモートコントローラ1は、ユーザUによる操作時に必要な情報を提示する表示部11と、ユーザUによる操作が行われる操作部12とを備えている。表示部11は、リモートコントローラ1の本体に設けられた液晶などの表示モニタである。そして、リモートコントローラ1は、操作部12が操作されたことに応じて、所定の命令出力範囲1aに赤外線信号を送出する。なお、図1に示した「1b」は、後述するビデオカメラ部における映像提示範囲を示している。
このような遠隔操作システムにおける遠隔操作装置であるリモートコントローラ1は、その機能的な構成を図2に示すように、表示部11に相当する表示部1A、操作部12に相当する操作ボタン部1B、操作範囲設定部1C、操作信号送信部1D、操作信号生成部1Eを備える。このリモートコントローラ1は、操作ボタン部1BがユーザUによって操作されたことを操作信号生成部1Eが検出し、操作信号生成部1Eによってプロジェクタ2A,2Bに対する命令を示す操作信号を生成する。そして、この操作信号は、赤外線信号として、操作信号送信部1Dによって送信される。また、この操作信号による命令内容は、表示部1Aによって表示可能としても良い。
このように操作信号に従ってプロジェクタ2A,2Bに対する命令を送信する範囲である命令出力範囲は、操作範囲設定部1Cによって設定される。操作範囲設定部1Cは、所定の命令出力範囲を表示部1Aに表示させる。これによりリモートコントローラ1は、操作範囲設定部1Cによって表示部1Aに表示させた所定の命令出力範囲内にのみ赤外線信号を送信するように操作信号送信部1Dの指向性を限定する。
具体的には、リモートコントローラ1は、図3に示すような撮像映像11aを表示部11に表示させる。この撮像映像11aは、図4に示すような表示部1Aに接続されたビデオカメラ部1Fによって撮像される。このビデオカメラ部1Fは、操作信号送信部1Dにおける命令出力範囲1aを含む範囲を映像提示範囲1bとしている。そのためにビデオカメラ部1Fは、操作信号送信部1Dによる赤外線信号の出力方向(命令出力方向)を撮像方向とし、操作信号送信部1Dにおける赤外線信号出力位置に近接して設けられている。
そして、リモートコントローラ1は、操作範囲設定部1Cによって、ビデオカメラ部1Fによって撮像した撮像映像11aに、操作信号送信部1Dによる命令出力範囲1aを示す命令出力範囲画像13を重畳させて、表示部1Aに表示させる。これにより、図3(a)に示すように、プロジェクタ2A,2Bの映像であるプロジェクタ映像14A,14Bに命令出力範囲画像13が重畳した撮像映像11aを表示させる。そして、リモートコントローラ1の向きをユーザUが変更することによって、図3(b)に示すように、撮像映像11aを更新して、プロジェクタ映像14A,14Bと命令出力範囲画像13との相対位置を変更することができる。
以上説明したように、本発明を適用した遠隔操作システムによれば、命令出力範囲1aを示す命令出力範囲画像13を含む撮像映像11aを表示部11によって表示するので、ユーザUが操作したいプロジェクタ2のみを簡単に操作させることができる。すなわち、この遠隔操作システムによれば、撮像映像11a内において、プロジェクタ映像14における命令受信部22の相当する部位に、命令出力範囲画像13を位置させる操作だけで、当該プロジェクタ2のみに対して簡単に赤外線信号を受信させることができる。
したがって、この遠隔操作システムによれば、命令出力範囲1aを所望の操作対象機器に合わせるために、高い消費電力を有するレーザポインタをリモートコントローラ1に内蔵して命令出力範囲1aが操作対象機器に向いていることなどを確認する必要がない。したがって、この遠隔操作システムによれば、高い電力を必要とせずに且つ簡単な構成で複数のプロジェクタ2のうちの何れかを操作することができる。
特に、この遠隔操作システムによれば、例えば図5、図6に示すように、プロジェクタ2の設置位置が隣接した構成の映像表示システムに適用した場合に、所望とするプロジェクタ2のみを操作できるという効果を発揮できる。
図5に示す映像表示システムは、任意形状のスクリーン101に、右眼映像、左眼映像を出力するプロジェクタ102R,102L(以下、総称する場合には単に「プロジェクタ102」とも呼ぶ。)から出射された映像光を投影させて、観察者に各種映像を提示するものである。この映像表示システムは、プロジェクタ102R,102Lから所定の視差が設定された右眼映像光、左眼映像光を投影し、当該右眼映像光、左眼映像光をミラー104によって反射させて、スクリーン101の全面に3次元映像を表示させる。このプロジェクタ102R,102Lによって出力される映像光は、パーソナルコンピュータ103などに蓄積された映像データによって生成される。なお、この映像表示システムにおいて、スクリーン101がユーザUに対して凹形状となっているのは、没入感の高い3次元映像をユーザUに提示するためである。
このような映像表示システムにおいては、より没入感が高い映像を提示するために、高精細な映像をスクリーン101に表示することが求められる。したがって、プロジェクタ102R,102Lにより設定する右眼映像光、左眼映像光の視差の設定、映像の各種設定などは、ユーザUによって設定できることが望ましい。
これに対し、遠隔操作システムは、プロジェクタ102R,102Lが隣接して配置されていても、当該プロジェクタ102R,102Lをビデオカメラ部1Fによって撮像した上で、撮像映像11a上における命令出力範囲画像13を、プロジェクタ102R,102Lにおける命令受信部22に相当する部分に合わせる操作のみで、所望とするプロジェクタ102R,102Lの設定のみを変更することができる。
また、この遠隔操作システムは、図6に示す映像表示システムにおける多数のプロジェクタ102のそれぞれも操作可能とする。この図6の映像表示システムは、大型のスクリーン101に大型映像を表示して、複数の観察者に対して立体視映像を提供するものである。この映像表示システムは、広視野にわたって映像を大型の曲面スクリーン(任意形状の表示手段)に投影することで、自分が仮想空間にいるような没入感を、多数の観察者に同時に与えることができる。この映像表示システムは、例えば、多くの建築家や都市計画者が大型曲面スクリーンに投影されたコンピュータグラフィックをみながら、建築予定の建物や橋などについて議論する都市計画や、宇宙や海底などの映像を投影して観察者が楽しむアミューズメント、火事の避難訓練、内視鏡を用いた手術など、様々な目的に用いられる。
映像表示システムは、広視野を提供する大型のスクリーン101と、18台のプロジェクタ102A〜102I,102A〜102Iとを備えるものである。このような映像表示システムに対し、遠隔操作システムは、例えばユーザUがスクリーン101を見るような位置から、各プロジェクタ102が操作できることが望ましい。したがって、この遠隔操作システムは、リモートコントローラ1を向けた方向をビデオカメラ部1Fによって撮像して表示部11に表示し、操作したいプロジェクタ102の命令受信部22にのみ、赤外線信号を受信させることができる。
また、この映像表示システムにおいては、右眼映像光を出力するプロジェクタ102と、左眼映像光を出力するプロジェクタ102とを組として、それぞれの組が、スクリーン101内の分割された領域のそれぞれに対して3次元映像を表示させる。したがって、この映像表示システムにおいては、各組における映像投影範囲を厳密に設定する必要がある。このために、映像表示システムにおいては、各プロジェクタ102の位置及びスクリーン101に対する姿勢を常に正確なものとする必要がある。このようなことから、各プロジェクタ102には、スクリーン101に対する姿勢を微調整するための微調整機構が設けられている。この微調整機構は、プロジェクタ102の姿勢を変更するための駆動モータ及び当該駆動モータの駆動力によって動作する機械的な動力伝達機構等からなる。
したがって、遠隔操作システムは、各プロジェクタ102のスクリーン101に対する姿勢を微調整するために、各プロジェクタ102の微調整機構を操作する命令を送信することができる。これによって、遠隔操作システムによれば、ユーザUの映像視認位置から各プロジェクタ102を操作できるので、実際にスクリーン101に表示させる映像を確認しながら、プロジェクタ102の姿勢の微調整を行うことができる。
つぎに、上述した遠隔操作システムにおいて、リモートコントローラ1の命令出力範囲1aを複数としたものについて説明する。
この遠隔操作システムは、図7に表示部11に表示させる撮像映像11aを示すように、複数の命令出力範囲1aを設定して、命令出力範囲画像13A,13Bを表示させる。また、命令出力範囲1aの分割のさせ方としては、図8(a)、(b)、(c)のように、命令出力範囲画像13A,13B,13Cのように3つの領域となる命令出力範囲1aとしても良い。更に、上述の図6に示したように多数のプロジェクタ2が存在する場合には、プロジェクタ2の配列状態に応じた形状の命令出力範囲1aとなるように設定しても良い。
このように複数の命令出力範囲1aを形成するリモートコントローラ1は、赤外線信号の放射範囲を限定し、当該放射範囲に目隠し部分(赤外線信号を放射を遮断する部分)を設けるなどの構成が挙げられる。なお、このリモートコントローラ1の一例については後述する。
更にまた、図10に示すように、表示部11の撮像映像11aにおいて、命令出力範囲1aを複数に分割した場合に、各命令出力範囲1aに対応した命令出力範囲画像13A,13B,13Cを異なる色とするといったようにユーザUが撮像映像11a内で区別できる表示形態としても良い。これにより、例えば、図11に示すように、9台のプロジェクタ2を用いて当該9台分の投影範囲2’を分割した領域(1)〜(9)に映像光を投影する場合に、3つの命令出力範囲1aのそれぞれに該当するプロジェクタ2を操作することができる。
この場合、遠隔操作システムは、操作部12の操作によって、赤外線信号を送出する命令出力範囲1aを、複数の命令出力範囲1aから選択可能とすることができる。これによって、遠隔操作システムは、表示部11に分割した複数の命令出力範囲画像13を表示させて、操作したいプロジェクタ2が存在する命令出力範囲画像13を指定して、当該命令出力範囲画像13に相当する命令出力範囲1aにのみ赤外線信号を送出することができる。
また、この遠隔操作システムは、複数の命令出力範囲1aのそれぞれで異なる命令の赤外線信号を送出することもできる。例えば、リモートコントローラ1は、各命令出力範囲1aごとに命令を選択する操作が操作部12に対して行われたことを検出し、赤外線信号を送出する操作がなされた時に複数の命令出力範囲1aに対して赤外線信号を送出することができる。これによって、複数のプロジェクタ2を異なる命令によって操作させることができる。
以上説明したように、本発明を適用した遠隔操作システムによれば、命令出力範囲1aを複数に分割して、それぞれの命令出力範囲1aに対して赤外線信号を送出可能とし、当該複数の命令出力範囲1aを複数の命令出力範囲画像13として表示部11に表示させることができる。したがって、この遠隔操作システムによれば、ユーザUが操作したいプロジェクタ2と操作したくないプロジェクタ2とがある場合に、操作したいプロジェクタ2のみを表示部11に表示する命令出力範囲画像13に入れる際の方向設定の自由度が高まり、特定のプロジェクタ2のみを操作することが容易となる。
また、この遠隔操作システムによれば、複数の命令出力範囲1aのそれぞれを異なる色とした命令出力範囲画像13を表示させるので、複数の命令出力範囲1aと操作したいプロジェクタ2との対応関係をより簡単に撮像映像11a上で確認できる。これによって、複数のプロジェクタ2を同時に動作させるための操作をより容易に行うことができる。
なお、上述した例では、ユーザUによって認識される赤外線信号の送出方向と、操作信号送信部1Dから赤外線信号を送出する命令出力範囲1aとが略一致していることが望ましい。
このために、リモートコントローラ1は、図12に示すような構成とすることができる。この図12に示すリモートコントローラ1は、図12(a)に示すように、ユーザUが、ピストル型のリモートコントローラ1本体上に表示部11が設けられ、当該本体先端から、駆動回路15によって生成された赤外線信号が送出されるものである。この表示部11は、図12(b)に示すように、円還形状となっており、表示部11の外枠よりも半径が狭い範囲の枠部分11’が命令出力範囲となる。なお、この表示部11は、液晶ディスプレイなどではなく、例えば合成樹脂を成形して当該表示部11の中央部を透かしとしたものである。
そして、ユーザUが図12(a)のようにリモートコントローラ1本体の下部を把持して表示部11を見た状態にて、リモートコントローラ1は、当該表示部11を通過する視線と駆動回路15から送出される赤外線信号の送出方向を略合致させる状態とする。
これによりリモートコントローラ1は、ユーザUが操作したいプロジェクタ2のみを、表示部11を介して視認させて、確実にユーザUが操作したいプロジェクタ2に対して赤外線信号を受信させることができ、逆に、表示部11の枠外のプロジェクタ2に対しては赤外線信号を受信させないこととできる。
また、リモートコントローラ1の他の構成例としては、図13(a)に示すような形態のものであっても良い。このリモートコントローラ1は、当該リモートコントローラ1の本体に、ユーザUの視点位置液晶パネルなどの表示部11を組み込み、当該表示部11を見たときのユーザUの視線と駆動回路15から送出される赤外線信号の送出方向とを一致させるようにミラーを配置する。これにより、図13(b)に示すように、表示部11に命令出力範囲画像13を含む撮像映像11aを表示させて、ユーザUが操作したいプロジェクタ2にリモートコントローラ1の方向を変更させて、違和感無く操作したいプロジェクタ2に赤外線信号を送出することができる。
更にリモートコントローラ1の他の構成例としては、図14(a)に示すように、複数の操作信号送信部1Dを備え、それぞれから赤外線信号を送出することができる構成であっても良い。リモートコントローラ1は、図14(b)の矢印に示すように光軸が回転可能な構成となっている。また、リモートコントローラ1は、複数のプリズム16によって、駆動ユニット31A,31B,31Cにより生成して各操作信号送信部1Dから送出する赤外線信号の送出方向とユーザUの視線方向とが一致する構成となっている。
このようなリモートコントローラ1は、各操作信号送信部1Dから送出する赤外線信号を生成する駆動ユニット31A,31B,31Cを備える。また、リモートコントローラ1は、操作信号送信部1Dによる赤外線信号の送出方向における映像を提示する表示部11A,11B,11Cが、駆動ユニット31A,31B,31Cごとに設けられて、ユーザUから視認可能となっている。
このようなリモートコントローラ1は、複数の操作信号送信部1Dのそれぞれの方向をユーザUによって変更させて、各操作信号送信部1Dから送出する赤外線信号によって操作するプロジェクタ2を選ぶことができる。また、このリモートコントローラ1は、複数の操作信号送信部1Dによって複数の命令出力範囲1aを設定して、それぞれの操作信号送信部1Dから異なる命令を出力することができる。
このような構成のリモートコントローラ1は、ユーザUの操作に応じて命令出力範囲1aの大きさを変更可能としても良い。このリモートコントローラ1は、例えば図15(a)又は図15(b)に示すような構成となる。図15(a)に示すリモートコントローラ1は、リモートコントローラ1本体の先端部に内蔵されたレンズと表示部11との距離を変更する可動部41aと、赤外線信号を送出するためのレンズと駆動ユニット31との距離を変更する可動部41cと、当該可動部41aと可動部41cとを連動させる連動部41bとを備える。このリモートコントローラ1は、可動部41a又は可動部41cが操作された時に連動部41bによって、命令出力範囲1aと映像提示範囲1bとが一致するようにする。また、図15(b)に示すは、単一の可動部42によって、映像提示範囲1bと命令出力範囲1aとを合致させたものである。
これにより、リモートコントローラ1は、プロジェクタ映像14A,14Bに重畳させて表示部11に表示させている命令出力範囲画像13と、駆動ユニット31から送出する命令出力範囲1aとを合致するものとできる。なお、ビデオカメラ部1Fにおけるズームは、光学的ではなく、映像データの一部を取り出すディジタルズームであっても良い。
映像提示範囲1bの大きさをのみ変更(ズーム)する場合、リモートコントローラ1は、図16(a)に示すように撮像映像11a内に命令出力範囲画像13及びプロジェクタ映像14を表示部11に表示していた状態から、映像提示範囲1bをズームする。すると、ズーム後には映像提示範囲1bが狭くなり、図16(b)に示すように、結果として撮像されている撮像映像11a’に対し、表示部11に表示される撮像映像11aがズームされる。これにより表示部11の撮像映像11aに現れるプロジェクタ映像14’は、実際に映像提示範囲1bに含まれるプロジェクタ映像14の一部となり、当該プロジェクタ映像14’に対する命令出力範囲画像13も撮像映像11a内にて大きくなる。
また、命令出力範囲1aの大きさのみを変更(ズーム)する場合、リモートコントローラ1は、図17(a)に示すように撮像映像11a内に命令出力範囲画像13及びプロジェクタ映像14を表示部11に表示していた状態から、命令出力範囲1aをズームする。すると、ズーム後には命令出力範囲1aが広くなり、図17(b)に示すように、結果として撮像されている撮像映像11aに対し、命令出力範囲画像13が大きくなる。これにより表示部11の撮像映像11aに現れる命令出力範囲画像13’は、撮像映像11aにおけるプロジェクタ映像14のほぼ全体を覆うほどに広くされる。
このようにリモートコントローラ1は、映像提示範囲1b及び命令出力範囲1aを拡大又は縮小させ、当該映像提示範囲1b及び命令出力範囲1aの拡大又は縮小を反映して撮像映像11aを表示部11に表示させることができる。すなわち、ビデオカメラ部1Fによる映像提示範囲1bを命令出力範囲1aよりも広くし、表示部11によって、命令出力範囲1aよりも広い範囲の撮像映像11aに、命令出力範囲1aを示す命令出力範囲画像13を重畳させた表示を行うことができ、プロジェクタ2を操作するための視野を大きくできる。したがって、このリモートコントローラ1によれば、所望のプロジェクタ2のみに対して命令を送信する操作をより簡単に行うことができる。
つぎに、本発明を適用した他の遠隔操作システムについて説明する。
他の遠隔操作システムとしては、図18に示すように、プロジェクタ2A,2Bに再帰性反射材51A,51Bを取り付けたものであっても良い。このような遠隔操作システムは、プロジェクタ2A,2Bに取り付けられた再帰性反射材51A,51Bが反射面として機能する。また、この遠隔操作システムは、図19に示すように、リモートコントローラ1に、命令出力範囲1aに向けて投影光を投影する投影光発生部1Gを備えている。
このような遠隔操作システムは、例えばリモートコントローラ1の操作部12が操作された時に、投影光発生部1Gを起動させて、リモートコントローラ1の命令出力範囲1aに対して投影光を投影する。そして、リモートコントローラ1を、操作したいプロジェクタ2に向けた時には、当該プロジェクタ2に取り付けられた再帰性反射材51によって投影光がリモートコントローラ1に向けて反射される。このリモートコントローラ1に反射された投影光により、ユーザUは、リモートコントローラ1の命令出力範囲1aが操作したいプロジェクタ2に含まれていると認識できる。
また、この遠隔操作システムは、再帰性反射材51によってリモートコントローラ1に向けて反射された投影光を検知して、命令出力範囲1aがプロジェクタ2に含まれているかを表示部11に表示しても良い。これによって、リモートコントローラ1は、より簡単に、操作したいプロジェクタ2に命令出力範囲1aを合わせる操作をさせることができる。
更に、この遠隔操作システムは、リモートコントローラ1の投影光発生部1Gによって、分割された複数の命令出力範囲1aのそれぞれに対応して、異なる色の投影光を投影しても良い。これにより、表示部11は、投影光発生部1Gにより発生した各投影光が各プロジェクタ2の再帰性反射材51により反射した光を、命令出力範囲1aを示す命令出力範囲画像13として表示することができる。
更に他の遠隔操作システムとしては、図20(a)に示すように複数のプロジェクタ2(A〜E)のうちの何れかのプロジェクタ2を動作させるために、図21に示すようにリモートコントローラ1に方向センサ1H及び機器特定部1Iを内蔵して、ユーザUが操作したいプロジェクタ2を特定しても良い。方向センサ1Hは、リモートコントローラ1本体が向いている方向を計測する角度センサや磁気センサなどからなる。また、機器特定部1Iは、図20(b)に示すような、リモートコントローラ1の方向に対するプロジェクタ2を登録した対応テーブルを記憶している。
例えば、図20(a)に示すように、ユーザUが所定の位置にいる状態にて、リモートコントローラ1本体の方向を方向センサ1Hによって検出する。この結果、リモートコントローラ1は、リモートコントローラ1本体の方向がa〜cの間の何れに該当しているかを判断する。そして、機器特定部1Iは、方向センサ1Hによって検出されたリモートコントローラ1本体の方向がaである場合にはA,Bのプロジェクタ2が操作可能であり、リモートコントローラ1本体の方向がbである場合にはB,C,Dのプロジェクタ2が操作可能であり、リモートコントローラ1本体の方向がcである場合にはD,Eのプロジェクタ2が操作可能であることを表示部11に表示させる。これにより、リモートコントローラ1は、リモートコントローラ1本体が向いている方向に基づく命令出力範囲1aとプロジェクタ2とを対応付けた対応テーブルを参照して、方向センサ1Hにより計測されている方向に基づいてプロジェクタ2を特定することができる。
更に他の遠隔操作システムは、図22に表示部11に表示した撮像映像11aを示すように、プロジェクタ2に記載された識別情報であるコード番号(例えば「1」、「2」など)を読み取って、プロジェクタ2を特定するものであっても良い。図22に示す撮像映像11aでは、リモートコントローラ1の映像提示範囲1b内に、コードが「1」のプロジェクタ2のプロジェクタ映像14A、コード番号が「2」のプロジェクタ映像14Bが含まれている。
この遠隔操作システムにおけるリモートコントローラ1は、その機能的な構成を図23に示すように、ビデオカメラ部1Fにコード特定部1Jが接続されており、ビデオカメラ部1Fによって撮像された撮像映像11aがコード特定部1Jに供給される。コード特定部1Jは、撮像映像11aが供給されると、パターンマッチングなどの映像認識処理を行って、当該撮像映像11aに含まれているコード番号を特定する。なお、コード特定部1Jは、撮像映像11aに含まれているコード番号のうちで命令出力範囲画像13に含まれるコード番号のみを認識するとしても良く、これによって、処理を簡略化できる。
そして、このコード特定部1Jは、特定されたコード番号から、操作対象機器の機器種別を判定する。この例の場合、コード特定部1Jは、操作対象機器がプロジェクタであることを認識する。
このように操作対象機器の機器種別が特定されると、操作信号生成部1Eは、当該特定された機器識別に応じた命令の操作信号を生成して、操作信号送信部1Dから赤外線信号を送出させることができる。また、この遠隔操作システムによれば、略同一方向に存在する複数の操作対象機器に対し、リモートコントローラ1の方向だけでは区別が困難な複数の操作対象機器を認識することができ、当該各操作対象機器ごとに異なる制御信号を同時に出力することができる。
また、このように各操作対象機器を特定して赤外線信号を送出する遠隔操作システムにおいて、操作信号送信部1Dは、コード特定部1Jにより識別されたプロジェクタ2に設定された通信アドレス(ネットワークアドレス:IPアドレス)を含む命令を送信しても良い。このようにプロジェクタ2のIPアドレス含む赤外線信号を送信することによって、当該IPアドレスのプロジェクタ2のみに操作信号を受信させることができる。また、赤外線信号にIPアドレスを含めることによって、プロジェクタ2とは別の代替物に対してリモートコントローラ1を向けて、特定のプロジェクタ2を操作することができる。例えば、大型のスクリーンに映像を投影している場合に、映像部分に対してリモートコントローラ1を向けることで、当該映像部分に投影光を投影しているプロジェクタ2のIPアドレスを含む赤外線信号の送出を行うことができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用した遠隔操作システムの構成を示す概略図である。 本発明を適用した遠隔操作システムにおけるリモートコントローラの機能的な構成を示すブロック図である。 リモートコントローラの表示部に表示する撮像映像を示す図である。 本発明を適用した他の遠隔操作システムにおけるリモートコントローラの機能的な構成を示すブロック図である。 本発明を適用した遠隔操作システムの操作対象機器であるプロジェクタを含む映像表示システムの具体例を示す斜視図である。 本発明を適用した遠隔操作システムの操作対象機器であるプロジェクタを含む映像表示システムの他の具体例を示す斜視図である。 本発明を適用した遠隔操作システムにおいて、複数の命令出力範囲を設定したときのリモートコントローラへの表示画像を示す図である。 本発明を適用した遠隔操作システムにおいて、複数の命令出力範囲を設定したときのリモートコントローラへの表示画像を示す他の図である。 本発明を適用した遠隔操作システムにおいて、複数の命令出力範囲を設定したときのリモートコントローラへの表示画像を示す他の図である。 本発明を適用した遠隔操作システムにおいて、複数の命令出力範囲を設定したときのリモートコントローラへの表示画像を示す他の図である。 本発明を適用した遠隔操作システムにおいて、複数のプロジェクタのそれぞれによって投影領域を区分したときに設定される命令出力範囲について説明する図である。 本発明を適用したリモートコントローラの具体的な構成を示す図である。 本発明を適用したリモートコントローラの具体的な他の構成を示す図である。 本発明を適用したリモートコントローラにおいて、複数の命令出力範囲を実現する具体的な構成を示す図である。 本発明を適用したリモートコントローラにおいて、命令出力範囲、映像提示範囲を可変とする具体的な構成を示す図である。 本発明を適用した遠隔操作システムにおいて、ズーム前の撮像映像とズーム後の撮像映像とを比較して説明する図である。 本発明を適用した遠隔操作システムにおいて、命令出力範囲を拡大して命令出力範囲画像をズームする前の状態と、命令出力範囲を拡大した後の状態とを比較して説明する図である。 本発明を適用した遠隔操作システムにおいて、プロジェクタに再帰性反射材を取り付けたものについて示す斜視図である。 本発明を適用した遠隔操作システムにおいて、プロジェクタに対して投影光を投影するリモートコントローラの機能的な構成を示すブロック図である。 本発明を適用した遠隔操作システムにおいて、リモートコントローラの方向に応じてプロジェクタを特定することの説明図である。 本発明を適用した遠隔操作システムにおいて、リモートコントローラによってプロジェクタのコードを認識してプロジェクタを特定する機能的な構成を示すブロック図である。 本発明を適用した遠隔操作システムにおいて、プロジェクタのコード番号を認識して赤外線信号を送出することの説明図である。 本発明を適用した他の遠隔操作システムにおけるリモートコントローラの機能的な構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 リモートコントローラ
1A 表示部
1B 操作ボタン部
1C 操作範囲設定部
1D 操作信号送信部
1E 操作信号生成部
1F ビデオカメラ部
1G 投影光発生部
1H 方向センサ
1I 機器特定部
1J コード特定部
1a 命令出力範囲
1b 映像提示範囲
2 プロジェクタ
11 表示部
11a 撮像映像
12 操作部
13 命令出力範囲画像
14 プロジェクタ映像
15 駆動回路
16 プリズム
21 映像出力部
22 命令受信部
31 駆動ユニット
41a 可動部
41b 連動部
41c 可動部
42 可動部
51 再帰性反射材
101 スクリーン
102 プロジェクタ
103 パーソナルコンピュータ
104 ミラー

Claims (6)

  1. それぞれの設置位置が近接して設けられて、それぞれが同種の動作を行い、再帰性反射材からなる反射面を有する複数の操作対象機器と、
    前記複数の操作対象機器のそれぞれの状態を操作する遠隔操作装置とを備え、
    前記遠隔操作装置は、
    ユーザの操作に従って、所定の命令出力範囲に、前記操作対象機器を動作させる命令を出力する命令出力手段と、
    前記命令出力手段の命令出力範囲を含む映像を撮像する撮像手段と、
    前記命令出力手段の命令出力範囲を重畳させて、前記撮像手段により撮像された映像を表示する表示手段と
    前記命令出力範囲に向けて投影光を投影する投影光発生部とを備え
    前記表示手段は、前記投影光発生部により発生した投影光が前記各操作対象機器の反射面により反射した光を、前記命令出力範囲として表示し、
    前記命令出力手段は、分割された複数の命令出力範囲のそれぞれに対して命令を出力するものであり、
    前記表示手段は、前記複数の命令出力範囲のそれぞれを区別して表示させること
    を特徴とする遠隔操作システム。
  2. それぞれの設置位置が近接して設けられて、それぞれが同種の動作を行い、再帰性反射材からなる反射面を有する複数の操作対象機器と、
    前記複数の操作対象機器のそれぞれの状態を操作する遠隔操作装置とを備え、
    前記遠隔操作装置は、
    ユーザの操作に従って、所定の命令出力範囲に、前記操作対象機器を動作させる命令を出力する命令出力手段と、
    前記命令出力手段の命令出力範囲を含む映像を撮像する撮像手段と、
    前記命令出力手段の命令出力範囲を重畳させて、前記撮像手段により撮像された映像を表示する表示手段と
    分割された複数の命令出力範囲のそれぞれに対応して、異なる色投影光を投影する投影光発生部とを備え、
    前記表示手段は、前記投影光発生部により発生した各投影光が前記各操作対象機器の反射面により反射した光を、前記命令出力範囲として表示し、
    前記命令出力手段は、分割された複数の命令出力範囲のそれぞれに対して命令を出力するものであり、
    前記表示手段は、前記複数の命令出力範囲のそれぞれを区別して表示させること
    を特徴とする遠隔操作システム。
  3. 前記命令出力手段は、分割された複数の命令出力範囲のそれぞれに対して、異なる命令を出力することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遠隔操作システム。
  4. 前記遠隔操作装置が、
    前記遠隔操作装置本体が向いている方向を計測する方向センサを備え、
    前記遠隔操作装置本体が向いている方向に基づく命令出力範囲と前記操作対象機器とを対応付けた対応テーブルを参照して、前記方向センサにより計測されている方向に基づいて操作対象機器を特定すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の遠隔操作システム。
  5. 前記遠隔操作装置は、前記撮像手段により撮像された映像から各操作対象機器に記載された識別情報を認識し、当該識別情報に基づいて各操作対象機器を特定する機器識別手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の遠隔操作システム。
  6. 前記命令出力手段は、前記機器識別手段により識別された操作対象機器に設定された通信アドレスを含む命令を送信することを特徴とする請求項に記載の遠隔操作システム。
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