JP2008028848A - リモコン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の発信素子を用いてリモコン信号を送信する際の電圧降下を低減することのできるリモコン装置を提供すること。
【解決手段】通電されることにより赤外線を発光する発光素子2a,2bを同時に発光させることなく,該発光素子2a,2b各々を順次発光させるように構成される。具体的には,リモコン信号の伝達経路を,切換スイッチ33で伝達経路32a,32b各々に順次切り換えることにより,発光素子2a,2bを順次発光させる。
【選択図】図2

Description

本発明は,テレビやオーディオ機器などの電子機器(被操作対象物)にリモコン信号を送信することにより,該電子機器を遠隔で操作するリモコン装置に関し,特に,前記リモコン信号を送信するための発信手段を複数備えてなるリモコン装置に関するものである。
テレビやオーディオ機器などの電子機器(被操作対象物)を遠隔で操作するリモコン装置は,赤外線などを発光(発信)する発光素子(発信手段の一例)をリモコン信号に基づいて制御することにより,該リモコン信号を前記電子機器に送信する。一般に,前記リモコン装置は,該リモコン装置に装着される電池によって供給される電力によって動作する。
ここに,図8(a)は一つの発光素子101を有する従来のリモコン装置X1の外観図,図8(b),(c)は二つの発光素子102,103を有する従来のリモコン装置X2の外観図である。
図8(a)に示すように,従来のリモコン装置X1には,一つの赤外線の発光素子101が設けられており,該発光素子101からリモコン信号が出力される。
一方,図8(b)に示すように,従来のリモコン装置X2には,二つの赤外線の発光素子102,103が水平方向に並設されており,該発光素子102,103から同時にリモコン信号が出力される。このように二つの発光素子102,103を有するリモコン装置X2では,前記リモコン装置X1に比べて赤外線の有効範囲を拡大することができる。このようなリモコン装置X2が,例えば特許文献1,2に示されている。また,前記特許文献1では,図8(c)に示すように,前記発光素子102,103を垂直方向に並設することも提案されている。
特開平3−239092号公報 特開平10−290486号公報
しかしながら,二つの発光素子を同時に発光させる前記リモコン装置X2では,一つの発光素子だけを発光させる前記リモコン装置X1に比べて,リモコン信号の送信時における電池の電圧降下が大きくなる。そのため,前記リモコン装置X1では,前記電池に一つの発光素子を発光させるために必要な電圧容量が残存していればリモコン信号を送信することができるが,前記リモコン装置X2では,前記電池に二つの発光素子を発光させるために必要な電圧容量が残存していなければリモコン信号を送信することができない。即ち,前記リモコン装置X2には,前記リモコン装置X1よりも早く電池を交換することになるという問題がある。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,複数の発信素子を用いてリモコン信号を送信する際の電圧降下を低減することのできるリモコン装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,通電されることにより発信する複数の発信手段と,所定の被操作対象物に送信するリモコン信号に基づいて複数の前記発信手段の発信を制御する発信制御手段とを備えてなるリモコン装置に適用されるものであって,前記発信制御手段が,前記リモコン信号に基づいて前記発信手段各々を順次発信させるものであることを特徴とするリモコン装置として構成される。ここに,前記発信手段は,例えば赤外線などの光や電波,音などを発信するものである。
本発明によれば,複数の前記発信手段に同時に通電されて該発信手段が同時に発信することがなく,前記発信手段各々が一つずつ順次発信することになるため,複数の前記発信手段が同時に発信する場合(従来装置,例えば特許文献1,2参照)と比べて,リモコン信号送信時の消費電力は同じであるが,瞬時的な電圧降下が低減されている。したがって,本発明に係る前記リモコン装置では,該リモコン装置に動作電力を供給する電池の電圧容量が,一つの前記発信手段を発信させることができる程度残存していれば,前記リモコン信号の送信が可能である。
なお,前記発信手段各々を,水平方向や垂直方向に並設しておくことで,前記リモコン信号の送信範囲を水平方向や垂直方向に拡大することができる。
本発明のより具体的な構成としては,前記リモコン信号を前記発信手段各々に伝達するための複数の伝達経路を設けておき,前記伝達経路各々を順次切り換えることが考えられる。また,前記伝達経路各々における前記リモコン信号の伝達を所定の時間ずつ遅延させる遅延手段を設けておくことも他の例として考えられる。
このように構成された前記リモコン装置では,前記したように前記発信手段各々が順次発信するため,リモコン信号送信時の電圧降下を低減することができる。
本発明によれば,複数の前記発信手段に同時に通電されて該発信手段が同時に発信することがなく,前記発信手段各々が一つずつ順次発信することになるため,複数の前記発信手段が同時に発信する場合(従来装置,例えば特許文献1,2参照)と比べて,リモコン信号送信時の消費電力は同じであるが,瞬時的な電圧降下が低減されている。したがって,本発明に係る前記リモコン装置では,該リモコン装置に動作電力を供給する電池の電圧容量が,一つの前記発信手段を発信させることができる程度残存していれば,前記リモコン信号の送信が可能である。
なお,前記発信手段各々を,水平方向や垂直方向に並設しておくことで,前記リモコン信号の送信範囲を水平方向や垂直方向に拡大することができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係るリモコン装置Xの外観図,図2は前記リモコン装置Xの内部構成を示すブロック図,図3は前記リモコン装置Xで実行されるリモコン信号送信処理の手順の一例を説明するためのフローチャート,図4は前記リモコン信号送信処理が実行されたときの動作を説明するためのタイミングチャートである。
まず,図1を用いて,前記リモコン装置Xの外観構成について説明する。
図1に示すように,前記リモコン装置Xは,テレビジョン受像機やオーディオ機器などの電子機器を操作するための複数の操作キー1と,通電されることにより赤外線を発光(発信)する複数の発光素子2a,2bと,を備えている。なお,前記発光素子2a,2bに換えて,赤外線以外の光や電波,音などを発信するものを用いてもよい。
前記リモコン装置Xでは,ユーザにより操作された前記操作キー1に対応するリモコン信号に基づいて前記発光素子2aや前記発光素子2bの発光の有無が制御されることにより,該リモコン信号が前記電子機器(所定の被操作対象物)に送信される。
また,前記リモコン装置Xでは,前記発光素子2a,2bが水平方向に並設されている。したがって,前記リモコン装置X1(図8(a)参照)のように一つの発光素子101を有する場合に比べて,該水平方向における赤外線の有効範囲が拡大されている。なお,本実施の形態では,前記発光素子2a,2bが水平方向に並設された構成について述べるが,これに限られず,前記リモコン装置X2(図8(c)参照)と同様に,前記発光素子2a,2bを垂直方向に並設することも他の実施例として考えられる。もちろん,水平方向及び垂直方向に複数の発光素子を並設してもかまわない。
次に,図2を用いて,前記リモコン装置Xの内部構成について説明する。
図2に示すように,前記リモコン装置Xは,当該リモコン装置Xに動作電力を供給する電池4と,CPUやROM,RAMなどを有してなり当該リモコン装置Xを統括的に制御する制御部5と,前記電池4から前記発光素子2a,2b各々への通電の有無を切り換えるトランジスタ31a,31bと,前記制御部5から出力されるリモコン信号を前記トランジスタ31a,31bに伝達するための伝達経路32a,32bと,前記制御部5から出力されるリモコン信号の伝達経路を前記伝達経路32a及び前記伝達経路32bのいずれかに切り換える切換スイッチ33と,前記発光素子2a,2bに流れる電流を調整するための抵抗34a,34bと,を備えている。ここに,前記発光素子2a及び前記トランジスタ31a,前記発光素子2b及び前記トランジスタ31bは発信手段の一例である。
また,前記制御部5は,ユーザにより操作された前記操作キー1に対応するリモコン信号を生成して出力するリモコン信号生成処理部51と,前記切換スイッチ33の切り換えを制御する切換処理部52とを有している。当該リモコン装置Xでは,前記リモコン信号生成処理部51によって生成されたリモコン信号が,前記制御部5によって前記トランジスタ31a又は31bに出力されることにより,前記発光素子2a又は2bの発光が前記リモコン信号に基づいて制御される。
以下,図3のフローチャート及び図4のタイミングチャートを用いて,前記リモコン装置Xにおいて実行されるリモコン信号送信処理の手順の一例について説明する。なお,図中のS1,S2,…は処理手順(ステップ)の番号を表している。
図3に示すように,ステップS1では,前記操作キー1のいずれかがユーザによって押下されたか否かが前記制御部5によって判断される。当該ステップS1の処理は,前記操作キー1のいずれかが押下されるまで繰り返し実行される(S1のNo側)。
ここで,前記操作キー1のいずれかが押下されたと判断されると(S1のYes側),処理はステップS2に移行する。
ステップS2では,前記制御部5の前記リモコン信号生成処理部51によって,前記ステップS1において押下された前記操作キー1に対応するリモコン信号が生成される。以下,ここで生成されたリモコン信号をリモコン信号D1という。
次に,ステップS3では,前記制御部5の前記切換処理部52によって前記切換スイッチ33が前記伝達経路32a側に切り換わるように制御される(図4(b)参照)。なお,既に前記切換スイッチ33が前記伝達経路32a側に切り換えられている場合には,その状態が継続される。
そして,ステップS4では,前記リモコン信号生成処理部51によって生成された前記リモコン信号D1が前記切換スイッチ33に向けて出力される(図4(a)参照)。このとき,前記切換スイッチ33は前記伝達経路32a側に切り換えられているため,前記リモコン信号生成処理部51から出力された前記リモコン信号D1は,該伝達経路32aを経て前記トランジスタ31aに入力される(図4(c)参照)。
これにより,前記トランジスタ31aが前記リモコン信号D1に応じてON/OFFされて,前記電池4から前記発光素子2aへの通電の有無,即ち前記発光素子2aの発光の有無が切り換えられることにより前記リモコン信号D1が送信される(図4(e)参照)。このとき,前記リモコン装置Xでは,一方の前記発光素子2aだけが発光し,他方の前記発光素子2bは発光しない。
その後,ステップS5では,前記リモコン信号生成処理部51による前記リモコン信号D1の送信が終了したか否かが前記制御部5によって判断される。当該ステップS5の処理は,前記リモコン信号生成処理部51による前記リモコン信号D1の送信が終了したと判断されるまで繰り返し実行される(S5のNo側)。
ここで,前記リモコン信号生成処理部51による前記リモコン信号D1の送信が終了したと判断されると(S5のYes側),処理はステップS6に移行する。
ステップS6では,前記制御部5の前記切換処理部52によって前記切換スイッチ33が前記伝達経路32b側に切り換わるように制御される(図4(b)参照)。
そして,ステップS7では,前記リモコン信号生成処理部51によって生成された前記リモコン信号D1が前記切換スイッチ33に向けて再度,出力される(図4(a)参照)。このとき,前記切換スイッチ33が前記伝達経路32b側に切り換えられているため,前記リモコン信号生成処理部51から出力された前記リモコン信号D1は,該伝達経路32bを経て前記トランジスタ31bに入力される(図4(d)参照)。このように,前記リモコン装置Xでは,前記制御部5によって前記切換スイッチ33が制御されて前記伝達経路32a,32bが順次切り換えられることにより,前記発光素子2a,2bが順次発光される。ここに,かかる処理を実行するときの前記制御部5が発信制御手段に相当する。
これにより,前記トランジスタ31bが前記リモコン信号D1に応じてON/OFFされて,前記電池4から前記発光素子2bへの通電の有無,即ち前記発光素子2bの発光の有無が切り換えられることにより前記リモコン信号D1が送信される(図4(f)参照)。このとき,前記リモコン装置Xでは,一方の前記発光素子2bだけが発光し,他方の前記発光素子2aは発光しない。
そして,ステップS8では,前記リモコン信号生成処理部51による前記リモコン信号D1の送信が終了したか否かが前記制御部5によって判断される。当該ステップS8の処理は,前記リモコン信号生成処理部51による前記リモコン信号D1の送信が終了したと判断されるまで繰り返し実行される(S8のNo側)。ここで,前記リモコン信号生成処理部51による前記リモコン信号D1の送信が終了したと判断されると(S8のYes側),当該リモコン信号送信処理は終了される。
なお,その後,前記ステップS1で操作された前記操作キー1と異なる前記操作キー1がユーザによって押下された場合には,その操作キー1に対応するリモコン信号D2が生成され,該リモコン信号D2を前記発光素子2a,2bで順次送信するための前記リモコン信号送信処理が実行される(図4参照)。
以上,説明したように,前記リモコン装置Xでは,前記発光素子2a,2bが同時に発光することがなく,前記リモコン信号D1に基づいて前記発光素子2a,2b各々が順次発光するように処理されるため,前記発光素子2a,2bを同時に発光させる場合(例えば,特許文献1,2参照)に比べて,前記リモコン信号D1の送信時の消費電力は同じであるが,電圧降下を低減することができる。
したがって,前記リモコン装置Xでは,前記電池4の電圧容量が,前記発光素子2a,2bのうちの一つを発光させることができる程度残存していれば,前記リモコン信号D1の送信が可能である。これにより,前記電池4の交換頻度を低減することができる。
なお,本実施の形態では,二つの発光素子2a,2bが設けられた構成について説明したが,更に多くの発光素子を備える構成であっても,前記リモコン信号送信処理と同様に,その複数の発光素子を順次発光させるように制御することにより,上記の効果を得ることができる。
ここに,図5は本発明の実施例に係るリモコン装置X´の内部構成を示すブロック図,図6は前記リモコン装置X´で実行されるリモコン信号送信処理の手順の一例を説明するためのフローチャート,図7は前記リモコン信号送信処理が実行されたときの動作を説明するためのタイミングチャートである。なお,前記リモコン装置Xと同様の構成要素及び処理手順については,同じ符号を付してその説明を省略する。
図5に示すように,本実施例に係る前記リモコン装置X´は,前記切換スイッチ33及び前記切換制御部52に換えて,分岐点133及び遅延回路134(遅延手段の一例)が設けられている点で,前記リモコン装置X(図2参照)と構成を異にする。
前記リモコン装置X´では,前記リモコン信号生成処理部51から出力されたリモコン信号が,前記分岐点133において分岐されることにより,前記伝達経路32a,32bに同時に入力される。
前記遅延回路134は,前記伝達経路32b上に設けられており,該伝達経路32bにおけるリモコン信号の伝達を所定の時間遅延するためのものである。具体的に,前記遅延回路134による遅延時間は,前記リモコン信号を一度出力するために必要な時間と同じ時間,或いはその時間よりも長い時間に設定されている。例えば,前記遅延回路134には,フロップフロップを用いた周知のシフトレジスタ等を採用すればよい。本実施例では,前記制御部5及び前記遅延回路134が,発信制御手段に相当する。
以下,図6のフローチャート及び図7のタイミングチャートを用いて,前記リモコン装置X´において実行されるリモコン信号送信処理の手順の一例について説明する。
図6に示すように,前記リモコン装置X´では,前記ステップS2で生成されたリモコン信号D1が,前記ステップS4において一度だけ出力される(図7(a)参照)。このとき,前記リモコン信号D1は,前記分岐点133で分岐されて前記伝達経路32a及び前記伝達経路32bに同時に入力されることになる。
具体的には,前記伝達経路32aに設けられた前記トランジスタ31aと,前記伝達経路32bに設けられた前記遅延回路134とに,前記リモコン信号D1が同時に入力される(図7(b),(c)参照)。
これにより,前記トランジスタ31aが,前記リモコン信号D1に応じてON/OFFされるため,前記電池4から前記発光素子2aへの通電の有無,即ち前記発光素子2aの発光の有無が切り換えられることにより前記リモコン信号D1が送信される(図7(e)参照)。
一方,前記遅延回路134に入力された前記リモコン信号D1は,該遅延回路134によって所定の時間遅延された後,前記トランジスタ31bに入力される(図7(d)参照)。したがって,前記リモコン装置X´では,前記遅延時間が経過するまでの間,即ち前記発光素子2aが発光している間は,前記リモコン信号が前記トランジスタ31bに入力されないため,他方の前記発光素子2bが発光しない。
そして,前記遅延時間が経過し,前記遅延回路134から前記トランジスタ31bに前記リモコン信号D1が入力されると,前記トランジスタ31bが,前記リモコン信号D1に応じてON/OFFされるため,前記電池4から前記発光素子2bへの通電の有無,即ち前記発光素子2bの発光の有無が切り換えられることにより前記リモコン信号D1が送信される(図7(f)参照)。このとき,前記発光素子2aによる前記リモコン信号D1の送信は既に終了しているため,該発光素子2a及び前記発光素子2bは同時に発光しない。
ところで,前記ステップS4において前記リモコン信号D1が出力され,続くステップS5で,前記リモコン信号生成処理部51による前記リモコン信号D1の送信が終了したと判断されると(S5のYes側),処理はステップS11に移行する。
ステップS11では,前記リモコン信号生成処理部51による前記リモコン信号D1の出力終了後,さらに前記遅延回路134による遅延時間,即ち前記発光素子2bによる前記リモコン信号D1の送信に必要な時間が経過したか否かが前記制御部5によって判断される。当該ステップS11の処理は,前記遅延時間が経過したと判断されるまで繰り返し実行される(S11のNo側)。
ここで,前記遅延時間が経過したと判断されると(S11のYes側),当該リモコン信号送信処理は終了される。このように,本実施例に係る前記リモコン信号送信処理(図6のフローチャート参照)では,前記遅延回路134による遅延時間が経過するまでの間は処理が保留され,該遅延時間が経過したことを条件に,一度のリモコン信号の送信が終了される。したがって,前記操作キー1が連続操作された場合であっても,前記発光素子2a及び前記発光素子2bが同時に発光することがない。
なお,前記ステップS11で処理が保留されている間に前記操作キー1が押下された場合には,その押下された前記操作キー1が前記制御部5によって記憶される。そして,前記ステップS11において前記遅延時間が経過したと判定された場合には,前記制御部5によって前記記憶された操作キー1が読み出されて,該操作キー1に対応するリモコン信号D2の送信処理が実行される(図7参照)。
以上,説明したように,前記リモコン装置X´でも,前記発光素子2a,2bが同時に発光することがなく,前記リモコン信号D1に基づいて前記発光素子2a,2b各々が順次発光するように処理されるため,前記発光素子2a,2bを同時に発光させる場合(例えば,特許文献1,2参照)に比べて,前記リモコン信号D1の送信時の消費電力は同じであるが,電圧降下を低減することができる。
本発明の実施の形態に係るリモコン装置の外観図。 本発明の実施の形態に係るリモコン装置の内部構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係るリモコン装置で実行されるリモコン信号送信処理の手順の一例を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態に係るリモコン装置で実行されるリモコン信号送信処理が実行されたときの動作を説明するためのタイミングチャート。 本発明の実施例に係るリモコン装置の内部構成を示すブロック図。 本発明の実施例に係るリモコン装置で実行されるリモコン信号送信処理の手順の一例を説明するためのフローチャート 本発明の実施例に係るリモコン装置で実行されるリモコン信号送信処理が実行されたときの動作を説明するためのタイミングチャート。 従来のリモコン装置の外観図。
符号の説明
1…操作キー
2a,2b…発光素子
31a,31b…トランジスタ
32a,32b…伝達経路
33…切換スイッチ
34a,34b…抵抗
4…電池
5…制御部
51…リモコン信号生成処理部
52…切換処理部
133…分岐点
134…遅延回路
S1,S2,,…処理手順(ステップ)番号
X,X´…リモコン装置

Claims (4)

  1. 通電されることにより発信する複数の発信手段と,所定の被操作対象物に送信するリモコン信号に基づいて複数の前記発信手段の発信を制御する発信制御手段とを備えてなるリモコン装置であって,
    前記発信制御手段が,前記リモコン信号に基づいて前記発信手段各々を順次発信させるものであることを特徴とするリモコン装置。
  2. 前記発信手段各々が,水平方向及び/又は垂直方向に並設されてなる請求項1に記載のリモコン装置。
  3. 前記リモコン信号を前記発信手段各々に伝達するための複数の伝達経路を更に備えてなり,
    前記発信制御手段が,前記伝達経路各々を順次切り換えるものである請求項1又は2のいずれかに記載のリモコン装置。
  4. 前記リモコン信号を前記発信手段各々に伝達するための複数の伝達経路を更に備えてなり,
    前記発信制御手段が,前記伝達経路各々における前記リモコン信号の伝達を所定の時間ずつ遅延させる遅延手段を含んでなる請求項1又は2のいずれかに記載のリモコン装置。
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