JP5210139B2 - 断熱パネル - Google Patents

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本発明は、外壁材、屋根材、天井材、間仕切り材などとして使用される断熱パネルに関するものである。
従来より、二枚の金属外皮の間に芯材を充填することにより断熱パネルを製造することが行われている。このような断熱性を有するサンドイッチパネルは、パネル全体の強度を向上させるために、表面側の金属外皮を断面凹凸形状に形成するようにしている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平10−196009号公報 特開平11−293859号公報
しかし、上記の従来例では断熱パネルの表面が凹凸に形成されるために、壁面や天井面等をフラットな外観にすることができないという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、フラットな外観で強度の高い断熱パネルを提供することを目的とするものである。
本発明は、二枚の金属外皮1、2の間に無機材料で形成される芯材3を充填して成る断熱パネルにおいて、固定片4aと一対の補強片4bとを備えて断面略U字状の補強材4を形成し、前記一対の補強片4bの間に前記芯材3を充填し、前記固定片4aを一方の金属外皮1に取り付けることによって、前記二枚の金属外皮1、2の間に前記補強材4を装着し、この補強材4に対向する他方の金属外皮2と前記補強材4の補強片4bの先端との間に間隙5を設けて成ることを特徴とするものである。
また本発明は、二枚の金属外皮1、2の間に無機材料で形成される芯材3を充填して成る断熱パネルにおいて、固定片4aと一対の補強片4bとを備えて断面略U字状の補強材4を形成し、前記一対の補強片4bの間に前記芯材3を充填し、前記二枚の金属外皮1、2の間に複数の前記補強材4を装着し、少なくとも一つの補強材4の前記固定片4aを一方の金属外皮1に取り付けると共に他の補強材4の前記固定片4aを他方の金属外皮2に取り付け、一方の金属外皮1に取り付けた前記補強材4の補強片4bの先端と、他方の金属外皮2に取り付けた前記補強材4の補強片4bの先端との間に間隙5を設けることによって、前記補強材4とその補強材4に対向する前記金属外皮1、2との間に前記間隙5を設けて成ることを特徴とするものである。
本発明では、補強材4を金属外皮1の表面に突出しない状態で設けて断熱パネルの補強をすることができ、金属外皮1の表面のフラットな外観を損なわないようにして強度を高くすることができるものである。
また本発明では、間隙5により金属外皮1と金属外皮2とが補強材4により接続されないようにすることができ、金属外皮1と金属外皮2とのヒートブリッジを防止することができるものである。
また本発明では、一方の金属外皮1に補強材4を固定しながら他方の金属外皮2と補強材4の先端との間に間隙5を設けることができ、補強効果とヒートブリッジ防止の効果とを容易に得ることができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明の断熱パネルは所謂サンドイッチパネルであって、図1、2に示すように、二枚の金属外皮1、2と芯材3及び補強材4を備えて形成されている。芯材3は金属外皮1、2の間に充填されていると共に補強材4は金属外皮1、2の間に装着されている。また、断熱パネルの一側端部には嵌合凸部20が全長にわたって形成されていると共に断熱パネルの他側端部には嵌合凹部21が全長にわたって設けられており、断熱パネルの嵌合凸部20と他の断熱パネルの嵌合凹部21とを互いに嵌合することによって、隣接する断熱パネルを接続することができるものである。嵌合凸部20と嵌合凹部21とは、図3に示すように、嵌合凸部20の頂面と嵌合凹部21の底面との間に防水用のパッキン10を介在させた状態で嵌合することができる。また、嵌合凸部21の表面に溝部11を全長にわたって設け、この溝部11の全長にわたってチューブ状のパッキン12を設けて嵌合凸部20と嵌合凹部21の防水性を高めることができる。
金属外皮1、2は例えば厚み0.27〜1.6mm程度の金属板をロール加工や折り曲げ加工するなどして形成することができる。この金属外皮1、2用の金属板としては、亜鉛めっき鋼板や塗装鋼板、ガルバリウム鋼板(登録商標)などを用いることができるが、これに限定されるものではない。
芯材3としては厚み20〜120mm程度の断熱材を用いることができる。この断熱材としては、ロックウールやグラスウールなどの繊維状の無機材料をブロック状に固めて形成したものを用いることができる。
補強材4は例えば厚み0.35〜3.2mm程度の金属板を折り曲げ加工することにより長尺部材として形成されている。また。補強材4はその長尺方向と直交する方向において断面略U字状に形成されており、図4に示すように、平板状の固定片4aと、固定片4aの両端に略垂直に突設した一対の補強片4b、4bとから形成することができる。尚、補強材4は断面略U字状だけでなく、断面略M字状や断面略ハット型などの形状に形成することができる。
そして、本発明の断熱パネルを製造するにあたっては、以下のようにして行う。まず、図4に示すように、補強材4の補強片4b、4bの間に芯材3を隙間なく充填する。ここで、補強片4b、4bの間に充填した芯材3の厚みは補強片4bの高さ寸法よりもやや大きく形成されている。
次に、図5に示すように、一方の金属外皮2に補強材4を取り付ける。ここで、補強材4を取り付ける金属外皮は断熱パネルを施工した際に内装側(屋内側)に向く方の金属外皮2とすることができるが、断熱パネルを施工した際に外装側(屋外側)に向く方の金属外皮1に補強材4を取り付けるようにしてもよい。補強材4は金属外皮2に所定の間隔を介して複数本を互いに略平行になるように取り付けることができる。このとき、補強材4としては、その固定片4aを金属外皮2の芯材3側となる面(断熱パネルの内面となる面であって、他方の金属外皮1の方に向く一方の面)に接着するものと、補強片4b、4bの間に充填した芯材3の補強片4bの先端よりも突出した表面を金属外皮2の芯材3側の面に接着するものとがあり、それらを交互に並べて配置する。また、隣り合う補強材4、4の補強片4b、4bの間及び金属外皮2の両側端部にはさらに別の芯材3を充填して金属外皮2の芯材3側となる面に接着する。この芯材3は補強片4b、4bの間に充填したものと同等である。このようにして芯材3を充填した補強材4と別の芯材3とを交互に並べて側面同士を接触させながら金属外皮2の片面に並べて設けることができる。
次に、金属外皮2の片面に並べて設けた上記芯材3及び補強材4に他方の金属外皮1を接着して取り付ける。この場合、他方の金属外皮1の芯材3側となる面(断熱パネルの内面となる面であって、一方の金属外皮2の方に向く一方の面)に対して、補強材4の固定片4aと、補強材4の補強片4b、4bの間に充填した芯材3と、隣り合う補強材4、4の間に充填した芯材3とを接着する。このようにして一対の対向配置した金属外皮1、2の間に補強材4及び芯材3を介在させた断熱パネルを形成することができる。尚、予め、金属外皮1、2の側端部にロール成形等で所定の形状に加工を施しておき、金属外皮1、2の側端部同士を対向配置することにより嵌合凸部20及び嵌合凹部21を形成することができる。また、補強材4の長手方向は嵌合凸部20及び嵌合凹部21の長手方向と略平行にすることができるが、これに限らず、補強材4の長手方向は嵌合凸部20及び嵌合凹部21の長手方向と直交するようにしてもよい。また、補強材4は断熱パネルの全長にわたって設けることができる。
そして、本発明の断熱パネルは、補強材4を金属外皮1、2の芯材3側の面に設けるので、金属外皮1、2の外面(表面)に補強材4による凹凸が形成されないようにすることができ、しかも、補強材4により金属外皮1、2及び芯材3を補強することができ、フラットな外観で曲げ強度や座屈強度等の高い断熱パネルを得ることができる。従って、軽量気泡コンクリート(ALC)や中空セメント板等の建材と同様に下地胴縁を必要とせず、支持間隔を大きくしながら建物の床−床間等に施工することができるものである。また、一方の金属外皮1又は2に固定片4aを接着したい補強材4は、その先端が芯材3により他方の金属外皮2又は1と若干の間隙5を有することになるため、一方の金属外皮1と他方の金属外皮2とが補強材4により接続されないようにすることができ、金属外皮1と金属外皮2とのヒートブリッジを防止して断熱性を高くすることができるものである。
図6に他の実施の形態を示す。この断熱パネルでは、補強材4として上記の図1に示すものに比べて、補強片4bが短いものを使用する。従って、図7に示すように、補強片4b、4bの間に芯材3を充填した場合に、芯材3の上側略半分が補強片4bの先端よりも突出することになる。また、上記の図1に示す断熱パネルでは所定の間隔を介して複数の補強材4、4…を並設し、隣り合う補強材4、4の間には芯材3を充填するようにしたが、この断熱パネルでは、間隔を介さずに、隣り合う補強材4、4を密着させて配置するものである。また、隣り合う補強材4、4は上下が逆になっている。すなわち、固定片4aが一方の金属外皮1の内面に接着される補強材4と、固定片4aが他方の金属外皮2の内面に接着される補強材4とが隣接して配置されている。従って、補強材4の補強片4bの外面は隣接する他の補強材4に充填した芯材3の側面に密着している。また、隣り合う補強材4、4の一方の補強片4b、4bはその先端面同士が上下に対向して配置されるが、この先端面の間には若干の間隙5が設けられており、補強片4b、4bが接触しないように形成されている。従って、一方の金属外皮1と他方の金属外皮2とが補強材4、4により接続されないようにすることができ、金属外皮1と金属外皮2とのヒートブリッジを防止して断熱性を高くすることができるものである。その他の構成は上記図1に示す断熱パネルと同様に形成することができる。
本発明の実施の形態の一例を示す断面図である。 同上の斜視図である。 同上の接続状態を示す断面図である。 同上の芯材を充填した補強材の一例を示す一部の斜視図である。 同上の製造途中を示す断面図である。 同上の他の実施の形態の一例を示す断面図である。 同上の芯材を充填した補強材の他例を示す一部の斜視図である。
符号の説明
1 金属外皮
2 金属外皮
3 芯材
4 補強材
4a 固定片
4b 補強片
5 間隙

Claims (2)

  1. 二枚の金属外皮の間に無機材料で形成される芯材を充填して成る断熱パネルにおいて、固定片と一対の補強片とを備えて断面略U字状の補強材を形成し、前記一対の補強片の間に前記芯材を充填し、前記固定片を一方の金属外皮に取り付けることによって、前記二枚の金属外皮の間に前記補強材を装着し、この補強材に対向する他方の金属外皮と前記補強材の補強片の先端との間に間隙を設けて成ることを特徴とする断熱パネル。
  2. 二枚の金属外皮の間に無機材料で形成される芯材を充填して成る断熱パネルにおいて、固定片と一対の補強片とを備えて断面略U字状の補強材を形成し、前記一対の補強片の間に前記芯材を充填し、前記二枚の金属外皮の間に複数の前記補強材を装着し、少なくとも一つの補強材の前記固定片を一方の金属外皮に取り付けると共に他の補強材の前記固定片を他方の金属外皮に取り付け、一方の金属外皮に取り付けた前記補強材の補強片の先端と、他方の金属外皮に取り付けた前記補強材の補強片の先端との間に間隙を設けることによって、前記補強材とその補強材に対向する前記金属外皮との間に前記間隙を設けて成ることを特徴とする断熱パネル。
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