JP5208507B2 - 粘膜又は皮膚医療又は衛生処理システム - Google Patents

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Description

本発明は発泡体の形の粘膜又は皮膚医療又は衛生処置組成物を移送するシステムに関する。
経口投与形の医療及び衛生処置用製品には、錠剤、カプセル、液体又はスプレー等の種々の形体のものが知られている。経口投与形の医療又は衛生処置用製品を液体形に投与する際には、通常、所定量の薬剤をスプーンで口腔に入れる。残念ながら、これらの液体は、特に子供や老人に投与する際にしばしばこぼしてしまう。こぼすと当然投与量が不正確になる。それ故、液体経口投与形医療や衛生処置用製品では新しい投与手段が検討されている。
特許文献1には、活性成分と少なくとも1つの発泡剤を含有し、発泡用機器から射出して用いる経口医薬組成物が開示されている。この医薬組成物は老人、子供又は飲み込むことに困難を伴う患者に有用とされている。そこには発泡剤として多くのモノマー状又は低分子量ポリマー状化合物が列記されており、好ましいものとしてポリエチレングリコールとポリソルベートの混合物又はポリエチレングリコールとラウリル硫酸ナトリウムの混合物が記載されている。ポリエチレングリコール、たとえば分子量6,000のポリエチレングリコール、を発泡剤として用いると、得られる自己支持性発泡体の寿命が短い。ウラリル硫酸ナトリウム又はポリソルベート(たとえば分子量約1,300のポリソルベート80)を発泡剤として用いると得られる自己支持性発泡体の寿命が長い。
特許文献1には、得られる自己支持性発泡体の寿命は発泡剤の平均分子量に影響されることが記載されている。これらの特性を利用して複数の発泡剤の組合せを用いたりブレンド比やブレンド量をかえて適用する医薬や患者に応じて得られる自己支持性発泡体の寿命を調節することが望ましい。またより長い自己支持性発泡体をもつ医薬組成物を発泡剤以外の適宜の粘性剤を加えて得ることができることも開示されている。ポリプロピレングリコールアルギネート、種々のセルロースエーテル、デンプン、ポリビニルピロリドン又は黄ロウ等の種々のポリマー化合物が粘性剤として列挙されている。しかし複数の発泡剤をブレンドしたり、さらに粘性剤をブレンドして得られる自己支持性発泡体の寿命をかえることは不便である。
また、さらに異なるタイプの発泡剤や増粘剤を経口医薬組成物に加えることは非相容性というリスクも伴う。
特許文献2には、発泡性界面活性剤を含む経口保健薬組成物が開示されている。発泡性界面活性剤は空気駆動の推進剤なしディスペンサによって発泡体の形で分配される。この組成物は経口界面活性剤、経口衛生処置製品に有効な化合物及び25%以下のエタノールを含有する水からなる。ラウリル硫酸ナトリウム等のアニオン性界面活性剤が、単独で又は非イオン性界面活性剤、たとえばポリ(オキシエチレン)−ポリオキシプロピレン)ブロックコポリマー、と組合せて用いられる。
残念なことに、上記2件の特許文献で好ましい発泡剤とされるラウリル硫酸ナトリウムは中程度の毒性をもつ物質である(非特許文献1)。
特許文献3には、推進剤なしの移送機器によって発泡剤として投与可能な経口性粘膜及び経皮性医薬組成物が開示されている。この医薬組成物は、界面活性剤、溶媒、活性成分及び所望により粘膜接着性ポリマーからなるものである。界面活性剤としては、アルキルアミドベタイン、4級アンモニウム塩、ポロキサマー(ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン)コポリマー及びリン脂質が開示されている。残念なことに、これらの界面活性剤の使用はそれらと相溶性があって医薬組成物中に混入可能な活性成分のタイプを制限している。
発泡性の医療及び衛生処置システムでは多くの異なる適用がなされていることから、限られた公知の系ではすべての要求に答えられないといえる。
EP1,210,935Al US特許6,086,856号 US特許5,369,131号 Handbook of Pharmaceutical Excipients,Fourth Edition、569頁
従って、本発明の目的の1つは、発泡体の形の粘膜又は皮膚医療又は衛生処置組成物の新しいタイプの移送(デリバリー)システムを提供することにある。
本発明の好ましい目的は、スプーンを水平位置に保たない場合でもこぼさずにスプーンを用いて投与可能な発泡体の形の被膜又は皮膚の医療又は衛生処置用組成物の移送システムを提供することにある。
本発明の更に好ましい目的は、寿命を制御することができ且つ所望により複数の発泡剤を混合する必要なしに寿命をかえることができる自己支持性発泡体の移送システムを提供することにある。
本発明の第1は、(a)流体組成物を収容し、前記流体組成物中に気泡を注入して発泡体を形成し、前記発泡体を分配する気体駆動の発泡体ディスペンサ、及び(b)(i)重量平均分子量が12,000〜100,000の、メチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースから選ばれる発泡剤、(ii)液体希釈剤、及び(iii)流体組成物の合計重量基準で0.005〜5%の粘膜又は皮膚の医療処置又は衛生処置(hygiene)用の活性成分を含有し、20℃での粘度が2〜50mPa・sの範囲にある流体組成物からなることを特徴とする粘膜又は皮膚の医療又は衛生処置システムである。
「粘膜又は皮膚の医療又は衛生処置システム」という用語は、経口での医療又は衛生処置、皮膚の医療又は衛生処置、及び耳、鼻、生殖器、鞘又は肛門の医療処置を主たる対象とするが、これらに限定されるものではない。経口での医療又は衛生処置システムは好まれており、医薬組成物等を摂取するためだけでなく、うがい剤、口腔洗浄剤又は歯みがき剤等の口腔処置用の医療組成物や経口衛生製品等の口腔に付与するための口腔又はその周辺へのシステムも包含される。
流体組成物は、唯一の発泡剤として、1以上の多糖類、1以上のゼラチン、少なくとも10,000の重量平均分子量をもつエチレンオキシドホモ−及びコ−ポリマー及びアクリル酸、アクリル酸塩、アクリルアミド、ビニルアルコール、酢酸ビニル、ビニルピロリドン又はビニルピリジンを重合した形でもつホモ−及びコ−ポリマーからなる群から選ばれる1以上の合成ポリマー、又は1以上の多糖類、1以上のゼラチン及び/又は1以上の上記合成ポリマーの組合せからなる。水溶性ポリマーが好ましい。
多糖類の例としては、アラビアガム、キサンタンガム、カラヤガム、トラガカンスガム、ガッチガム、カラギーナン、デキストラン、アルギネート、寒天、ゲランガム、ガラクトマンナン、たとえばグアーガム、ペクチン、デンプン、デンプン誘導体、グアー誘導体及びキサンタン誘導体がある。デンプン誘導体、グアー誘導体及びキサンタン誘導体についてはヨーロッパ特許EPO 504 870 B、3頁25〜56行及び4頁1〜30行に詳述されている。好ましいデンプン誘導体の例としては、ヒドロキシプロピルデンプン又はカルボキシメチルデンプン等のデンプンエーテルがある。好ましいグアー誘導体の例としては、カルボキシメチルグアー、ヒドロキシプロピルグアー、カルボキシメチルヒドロキシプロピルグアー又はカチオン化したグアーがある。好ましいヒドロキシプロピルグアー及びそれらの製造法は米国特許第4,645,812号の4〜6欄に詳述されている。
好ましい多糖類はセルロースエステル又はセルロースエーテルがある。好ましいセルロースエーテルはカルボキシ−C−C−アルキルセルロース、たとえばカルボキシメチルセルロース、カルボキシ−C−C−アルキルヒドロキシ−C−C−アルキルセルロース、たとえばカルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、C−C−アルキルセルロース、たとえばメチルセルロース、C−C−アルキルヒドロキシ−C−C−アルキルセルロース、たとえばヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はエチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ−C−C−アルキルセルロース、たとえばヒドロキシエチルセルロース又はヒドロキシプロピルセルロース、混合ヒドロキシ−C−C−アルキルセルロース、たとえばヒドロキシエチルヒドロキシプロピルセルロース又はアルコキシヒドロキシエチルヒドロキシプロピルセルロースである。ここでアルコキシ基は直鎖でも分枝鎖でもよく、2〜8個の炭素原子をもつ。最も好ましい流体組成物は0.5〜3.0、好ましくは1〜2.5のメチル分子置換度DSメトキシをもつメチルセルロース、又は0.5〜3.0、好ましくは1〜2.5のDSメトキシ及び0.05〜2.0、好ましくは0.1〜1.5のMSヒドロキシプロピルをもつヒドロキシプロピルメチルセルロール等の水溶性セルロースエーテルからなる。
多糖類及び上記した合成ポリマーは、通常、少なくとも10,000、好ましくは少なくとも12,000、より好ましくは少なくとも15,000の重量平均分子量をもつ。重量平均分子量の好ましい上限は主にポリマーのタイプに依存する。一般には、ポリマーi)の重量平均分子量は1,000,000以下、好ましくは500,000以下、より好ましくは100,000以下である。最も好ましい多糖類及び上記合成ポリマーは12,000〜100,000の重量平均分子量をもつ。
多糖類と上記合成ポリマーは唯一の発泡剤である。これは流体組成物が、ラウリル硫酸ナトリウム等の公知のモノマー状界面活性剤又は、ポリエチレングリコールやポリソルベート等の8,000以下、特に10,000以下の重量平均分子量をもつ低分子量のポリマー状界面活性剤を、空気と接触したときに流体組成物の発泡に寄与する十分な量では含有していないことを意味する。より好ましい流体組成物はこれらの界面活性剤を検知可能な量では含有しないものである。
流体組成物は、その合計重量基準で、好ましくは0.001〜10%、より好ましくは0.01〜8%、最も好ましくは0.1〜5%の量で上記発泡剤を含有する。上記の発泡剤の分子量を、好ましくはセルロースエーテルによって、制御することによりまた所望によりかえることにより、又は流体組成物中のその濃度をかえること又はそれらの両者により、流体組成物が寿命を制御することができ、また所望によりかえることができる自己支持性発泡体を移送できることを見出した。
上記ポリマーは種々の分子量のものを入手しうる。流体組成物は2個以上の前記発泡剤を含有しうるが、自己支持性発泡体の寿命は、複数の発泡剤を混合することを必要とせずに、制御したりかえることができる。望む最終用途に応じて適した発泡体を提供できることは本発明の大きな利点である。より好ましい流体組成物は1つの単独発泡剤を含有する。単一発泡剤を用いる場合でも、本発明に従った発泡体は発泡剤の分子量や濃度を本発明の教示に従って選択することによって速やかにやぶれるようにつくることもまた長く維持されるようにもつくることができる。発泡剤の分子量及び濃度は、一般に流体組成物の粘度が20℃で、0.1〜500、好ましくは0.5〜400、より好ましくは1〜200mPa.s、最も好ましくは2〜50mPa.sになるように選択される。粘度は回転式粘度計を用いて測定できる。
20℃で2〜50Pa.sの粘度をもつ流体組成物はスプーン又はそれに類する用具で投与したときに特にこぼす危険が少なく適切に投与できることが判明した。但し、本発明はスプーンで投与する発泡体の製造システムに限定されるものではない。発泡体はディスペンサから直接人又は動物に投与することもできる。この発泡体は口腔や処理される人又は動物の表面に容易に付与することができ、そこで発泡体は徐々に当初の流体形を回復する。
流体組成物はまた液体希釈剤を含有する「液体希釈剤」という用語は、常圧及び25℃で液体である希釈剤を意味する。好ましい液体希釈剤はモノマー状化合物又は500以下、好ましくは300以下の分子量をもつオリゴマー状化合物である。好ましい有機液体希釈剤には、アルコール、好ましくはエタノール等の一価のアルコール、パラフィン油、動物油又は植物油等の油がある。好ましい流体希釈剤は水系のものである。これは組成物中の液体希釈剤の合計重量基準で好ましくは50%以上、より好ましくは80%以上の水含量をもつものをいう。最も好ましい液体希釈剤は水又は水−エタノール混合物である。
本発明の流体組成物はさらに粘膜又は皮膚医療又は衛生処置用の活性成分を含有する。
本発明の好ましい態様は、人又は動物用の経口医療処置システムである。これらに好ましい活性成分の例としては、アセトアミノフェン(Tylenol(商標)及びそのゼネリック品)、イブプロフェン(Advil(商標)、Motrin(商標))、ビタミン、薬草系及びミネラル系サプリメント(Centrum(商標)及びそのゼネリック品)、ナトリウムナプロキセン(Aleve(商標))、制酸剤、ジフェニルヒドラミンHCl(Benadryl(商標)及びそのゼネリック品)、かぜ薬、抗アレルギー剤、及び同処置剤、抗下痢剤(Imodium(商標)、クロロフェニラミンマレエート、シメチジン、デキストロメトルファンHBr及びシメチコンがある。
本発明の更なる好ましい態様は人が用いる経口衛生処置システムである。経口衛生処置用の活性成分の例としては経口抗微生物剤(たとえば抗生剤、抗菌剤、防腐剤)、抗斑剤及び抗カリエス剤がある。経口衛生処置用の好ましい活性成分は米国特許第6,086,856号の6欄14〜67行及び7欄1〜9行に記載されている。
本発明の更なる好ましい態様は、獣医学分野で用いる粘膜又は皮膚医療又は衛生処置システムである。発泡体の形の局所流体組成物の付与は動物の処置に特に有効である。液体の処置システムを付与する場合には、システムが速やかにたれ落ちないように動物の表面に広げる必要がある。動物によってはこれは極めて困難であり危険でもある。発泡体の付与でこの欠点を防ぐことができる。これらに有効な活性成分も当該分野で周知である。
活性成分の濃度は最終用途及び活性成分のタイプによって大いに異なる。典型的な濃度は流体組成物の合計重量基準で0.005〜5%である。
流体組成物はフィラー、顔料、着色剤、染料、香料等の1以上の追加の固体又は液体成分を含有しうる。存在させる場合のこれらの合計量は流体組成物の合計重量基準で、通常10%以下、好ましくは5%以下、より好ましくは2.5%以下である流体組成物は推進剤(プロペラント)を含有しうるが、通常は必要ないしそれらの存在は望ましくもない。好ましい流体組成物は推進剤を含有していない。
本発明の粘膜又は皮膚医療又は衛生処置システムは上記流体組成物を気体駆動(gas−driven)発泡体ディスペンサ中にもつ。好ましい気体は酸素、窒素、二酸化炭素又は空気であり、空気がより好ましい。空気駆動の発泡体ディスペンサが好ましく、これは発泡体分野で周知である。それらの一例は米国特許第5,048,750号に記載されている。種々の空気駆動の発泡体ディスペンサが、オランダ国のAirspray N.V.又は米国のAirspray International Inc.から販売されている。好ましいディスペンサはポンプ容器である。容器を必要に応じて単純に圧縮して容器内の空気を加圧状態にして容器から発泡体を分配するに十分な駆動力を生じさせる。このディスペンサはまた容器を放置して減圧にすることによって空気を自動的に充填できるように設計されている。好ましい発泡体ディスペンサは空気だけで駆動して発泡推進剤なしに機能する。
ディスペンサは非相容性成分又は反応性成分がディスペンサから射出して発泡体になる際に互いに接触するように多重室構造にすることもできる。流体組成物はディスペンサ中のガスと接触して組成物を発泡させ発泡した組成物をディスペンサから射出する。
気体駆動、好ましくは空気駆動の発泡体ディスペンサとで生成した発泡体は、不連続ガス相及び発泡剤、活性成分、所望により存在させた添加剤及び液体希釈剤からなる連続流体相、好ましくは水性相からなる。一般には、気泡の薄膜即ち流体フィルムは発泡剤の存在により粘性をもつ。水は気泡の薄膜中に保持される。薄膜からの排液が最小化し、減少し又は防がれる。これらの発泡体を当該分野では「非排液性発泡体」という。意外にも高い発泡体品質が得られることが判明した。通常、達成される発泡体品質は52〜95%、好ましくは60〜90%である。発泡体品質FQは大気圧下25℃での%で示され、次の定義をもつ。
FQ(%)=[気体容積/(気体容積+液体容積)×100]
発泡体品質は大気圧下で25℃での流体の所定の容積から生ずる発泡体容積を測定して求めることができる。
これらの発泡体は通常0.01〜0.5g/cm、典型的には0.1〜0.5g/cmの密度をもっている。
〔実施例〕
本発明を実施例で例記する。これらは本発明を限定するものではない。すべての部及び%は断わりのない限り重量基準である。以下の実施例に列記するセルロースエーテルのメチル及びヒドロキシプロピル置換度はASTM D 3876に従って測定し、計算した。以下の実施例に示す見掛け粘度はウッベロード粘度計を用いて20℃で2重量%水溶液について測定し標準化した。次に示すセルロースエーテルを次の実施例での発泡剤として用いた。
E3PLV
28〜30%のメトキシ置換度及び7〜12%のヒドロキシプロピル置換度と約3mPa.sの粘度をもつヒドロキシプロピルメチルセルロース。ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーからMETHOCEL E3PLVの商標で市販されている。
K3PLV
19〜24%のメトキシ置換度、7〜12%のヒドロキシプロピル置換度と約3mPa.sの粘度をもつヒドロキシプロピルメチルセルロース。ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーからMETHOCEL K3PLVの商標で市販されている。
K6PLV
28〜30%のメトキシ置換度及び7〜12%のヒドロキシプロピル置換度と約6mPa.sの粘度をもつヒドロキシプロピルメチルセルロース。ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーからMETHOCEL K6PLVの商標で市販されている。
A15PLV
28〜31%のメトキシ置換度と約15mPa.sの粘度をもつメチルセルロース。ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーからMETHOCEL A15PLVの商標で市販されている。
K100PLV
19〜24%のメトキシ置換度、7〜12%のヒドロキシプロピル置換度と約100mPa.sの粘度をもつヒドロキシプロピルメチルセルロース。ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーからMETHOCEL K100PLVの商標で市販されている。
E4MP
28〜30%のメトキシ置換度及び7〜12%のヒドロキシプロピル置換度と約4000mPa.sの粘度をもつヒドロキシプロピルメチルセルロース。ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーからMETHOCEL E4MPの商標で市販されている。
K4MP
19〜24%のメトキシ置換度、7〜12%のヒドロキシプロピル置換度と約4000mPa.sの粘度をもつヒドロキシプロピルメチルセルロース。ザ・ダウ・ケミカル・カンパニーからMETHOCEL K4MPの商標で市販されている。
種々のセルロースエーテルを水に溶解し発泡体ディスペンサ中に入れる水溶液の評価用に種々の範囲の化学特性と粘度のものを調製した。
次表にそれぞれのセルロースエーテルとそれらの濃度(水溶液の合計重量基準の%)を示す。これらは100、50、25及び3mPa.sの溶液粘度にした。これらのセルロースエーテル水溶液から発泡体をつくり実施例1〜5に示すようにテストした。
0.16%又は0.86%の濃度のK4MP水溶液を、高密度ポリエチレン製で250mlの容積をもち、Airspray N.V.International Inc.からTable Top 250ml HDPEの名称で市販されている空気駆動のディスペンサに充填した。放出した発泡体の粘度変化及び溶液の粘度による影響を調べるため、容積55.36cmの標準容器にディスペンサから射出した発泡体を充填した。次いで、充填容器の重量を測定した。発泡体の重量を容器の容積で割って発泡体密度を計算した。前記した式に従って発泡体品質を計算した。実験を8回繰り返した。結果を次表に示す。
0.16、0.54、0.69及び0.86%のE4MP水溶液を発泡体ディスペンサに充填した以外は、実施例1を繰り返した。結果を次表に示す。
0.38、1.27、1.62及び2.0%のK100PLV水溶液を発泡体ディスペンサに充填した以外は、実施例1を繰り返した。結果を次表に示す。
0.73、2.46、3.13及び3.86%のA15PLV水溶液を発泡体ディスペンサに充填した以外は、実施例1を繰り返した。結果を次表に示す。
0.17、3.95、5.02及び6.20%のE6PLV水溶液を発泡体ディスペンサに充填した以外は、実施例1を繰り返した。結果を次表に示す。
2.0及び10.57%のK3PLV水溶液を発泡体ディスペンサに充填した以外は、実施例1を繰り返した。結果を次表に示す。
2.0、6.79、8.57及び10.57%のE3PLV水溶液を発泡体ディスペンサに充填した以外は、実施例1を繰り返した。結果を次表に示す。
種々のセルロースエーテルの種々の濃度のセルロースエーテル水溶液を調製し発泡体の単一射出を行って発泡体ディスペンサから射出した発泡体品質の変化を評価した。各射出分の重量を測った。結果を次表に示す。
公知の抗ヒスタミン剤であるジフェンヒドラミン塩酸塩の、ディスペンサから射出した発泡体の性能への影響を評価するために、次表に示すいくつかの溶液を調製した。品質評価の結果も次表に示す。少なくとも50mg/mlまでの医薬物質を特段の外観や流動性能の低下なしに流体組成物中に含有させうることが判った。
アセトアミノフェンのディスペンサから射出した発泡体の性能への影響を評価するために、次表に示すいくつかの溶液を調製した。品質評価の結果も次表に示す。少なくとも14.28mg/mlまでの医薬物質を特段の外観や流動性能の低下なしに流体組成物中に含有させうることが判った。
発泡した調合物の最も重要な特性の一つはそれらのこぼれにくさ、即ちそれらがスプーン(又はその類似物)を逆さにしたときに直ちに落下しない特性をもつことである。無理といえるスプーンによる変動を排除するために、100mlのメスシリンダの頂部にプラスチック製のフィルターロートを配した落下テスト装置が開発されている。液滴が落下すると運動センサがタイマーを停止するようになっている。測定法は発泡体ディスペンサからメスシリンダに1部分の発泡体を射出してタイマーをスタートし、発泡体が周辺条件下に落下したり破れるままにしておき、最初の落下を測定する。測定した落下(ドリップ)時間が種々の発泡体の相対的安定性の指標となる。種々の化学的特性と2種の粘度をもつセルロースエーテルからつくった4種の発泡体の落下時間のテスト結果を次表に示す。低粘度級のセルロースエーテルからつくった低粘度溶液が最も長い落下時間を示した。落下時間はスプーンが完全に裏がえった極端な場合に発泡した調合物が落下すると思われるまでの時間に関係している。
ジフェンヒドラミン塩酸塩の発泡体の落下抵抗に対する影響を一連の落下テストで評価した。結果を次表に示す。
アセトアミノフェンの発泡体の落下抵抗に対する影響を一連の落下テストで評価した。結果を次表に示す。
0.01、7、10、11及び12%のE3PLVを含む水溶液をつくった。乾燥した粉末状ジフェンヒドラミンHClの0.25%を各水溶液に加えた。得られた溶液20mlを実施例1に記載した空気駆動の発泡体ディスペンサに注入した。実施例14A及び14Bでは発泡体ディスペンサを5回圧縮して5部分の発泡体を射出した。他のすべての実施例では発泡体ディスペンサを2回圧縮した。金属スプーン及びプラスチックスプーンを用いてチップオーバー時間を測定した。チップオーバー時間は逆さに保持したスプーンから発泡体が落下する時間をいう。結果を次表に示す。
E3PLVの1%溶液20gを子供用かぜ処置用経口薬組成物30gと混合した。経口薬組成物はMcNeil Consumer&Specialty PharmaceuticalsからSimply Stuffyの商品名で市販されているものである。得られた水溶液中のE3PLVの濃度は0.4%であった。水溶液を実施例1に記載した空気駆動の発泡体ディスペンサに注入した。各実験で発泡体ディスペンサを2回圧縮して2部分の発泡体を射出した。ドリップサーバー時間を実施例14と同様に測定した。
次表に記載したポリマーの2%水溶液を実施例1に記載した空気駆動の発泡体ディスペンサに注入した。発泡体品質を実施例1と同様に測定した。結果を次表に示す。
PVP
約50,000重量平均分子量をもつポリビニルピロリドン。
PVA
13,000〜23,000の重量平均分子量、87〜89%の加水分解率をもつAldrichから市販されているポリビニルアルコール。
HPC
20℃で2重量%水溶液で測定して150〜400mPa.sの粘度をもつNisso−HPCからタイプMの名称で市販されているヒドロキシプロピルセルロース。
ポリマーの2%水溶液を実施例1に記載した空気駆動の発泡体ディスペンサに充填した。発泡体ディスペンサから射出した発泡体の落下時間を実施例10に記載の方法で測定した。結果を次表に示す。
ポリマーの2%水溶液を実施例1に記載した空気駆動の発泡体ディスペンサに充填した。各水溶液には医薬としてジフェンヒドラミン塩酸塩(HCl)を4.17mg/ml加えた。発泡体ディスペンサから射出した発泡体の落下時間を実施例10に記載の方法で測定した。結果を次表に示す。

Claims (5)

  1. (a)流体組成物を収容し、前記流体組成物中に気泡を注入して発泡体を形成し、前記発泡体を分配する気体駆動の発泡体ディスペンサ、及び、
    (b)(i)重量平均分子量が12,000〜100,000の、メチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースから選ばれる発泡剤、
    (ii)液体希釈剤、及び、
    (iii)流体組成物の合計重量基準で0.005〜5%の粘膜又は皮膚の医療処置又は衛生処置用の活性成分を含有し、
    20℃での粘度が2〜50mPa・sの範囲にある流体組成物からなる、
    ことを特徴とする粘膜又は皮膚の医療又は衛生処置システム。
  2. 前記発泡剤は、
    7〜12重量%のヒドロキシプロポキシ置換度と19〜24重量%又は28〜30重量%のメトシキ置換度を有するヒドロキシプロピルメチルセルロース、及び28〜31重量%のメトキシ置換度を有するメチルセルロースからなる群の中から選ばれる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の粘膜又は皮膚の医療又は衛生処置システム。
  3. 体組成物の粘度は3mPa・sに調節される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の粘膜又は皮膚の医療又は衛生処置システム。
  4. 空気駆動の発泡体ディスペンサ(a)及び推進剤を含まない流体組成物(b)からなる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の粘膜又は皮膚の医療又は衛生処置システム。
  5. 前記流体組成物が人又は動物の経口医療処置又は動物の医療的皮膚処置に有用な活性成分を含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の粘膜又は皮膚の医療又は衛生処置システム。
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