JP5208400B2 - 可変磁束モータドライブシステム - Google Patents

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Description

本発明は、固定磁石と可変磁石とを有した可変磁束モータを駆動するインバータを備えた可変磁束ドライブシステムに関する。
近年、効率に優れ小型化や低騒音化が期待できる永久磁石同期電動機(PM)が、従来の誘導電動機IMに代わり普及し始めている。例えば、鉄道車両や電気自動車向けの駆動モータとしても永久磁石同期電動機が適用されている。
永久磁石同期電動機は回転子に永久磁石を備え、その磁束を利用してトルクを出力するモータである。誘導電動機IMは、磁束自体を固定子からの励磁電流によって作り出すため、励磁電流を流すことによる損失が発生することがデメリットである。
永久磁石同期電動機は、その永久磁石のため回転数に応じた誘起電圧が発生する。鉄道車両や自動車など回転範囲が広い応用分野では、最高回転数において生じる誘起電圧によって、永久磁石同期電動機を駆動制御するインバータが過電圧によって破壊しないことが条件となる。すなわち、インバータの耐圧を十分に高いものとするか、あるいは、逆に、モータに備える永久磁石の磁束を制限するかとなる。前者は電源側への影響もあり後者を選択することも多い。
その場合の磁束量を誘導電動機IM(IMの場合には励磁電流によって作りだすギャップ磁束量)と比較すると、1:3程度になるケースもある。この場合、同一のトルクを発生させるためには、磁束量の小さい永久磁石同期電動機では、大きな(トルク)電流を流す必要がある。すなわち、低速域において、同一トルクを出力する電流を、誘導電動機IMと永久磁石同期電動機とを比較すると、永久磁石同期電動機の方が大きな電流を流す必要がある。
このため、永久磁石同期電動機を駆動するインバータの電流容量は増加する。さらに、一般に低速ではインバータ内のスイッチング素子のスイッチング周波数が高く、発生する損失は電流値に依存し増大することから、大きな損失と発熱が生じることになる。電車などは走行風によって冷却を期待することもあり、低速時に大きな損失が生じることは、冷却能力を向上させる必要性からインバータ装置が大型化してしまう。また、逆に、誘起電圧が高い場合、弱め界磁制御を行うことになるが、このときは、励磁電流を重畳することで効率が低下してしまう。
このように永久磁石同期電動機は、磁石を内在するが故のメリットとデメリットとがある。モータとしては、そのメリットの分が大きく、損失低減や小型化につながる面もあるが、一方では電車や電気自動車など可変速制御の場合には、従来の誘導電動機IMに比べて効率の悪い動作点も存在する。また、インバータにとっては電流容量が増大し、また、損失も増大することからインバータが大型化する。システムの効率自体は、モータ側が支配的であるため、永久磁石同期電動機の適用によって総合効率は改善するが、一方で、インバータが大型化し、システムのデメリットとなり好ましくない。
これに対し、インバータによる電流によって、磁石磁束を可変にすることが可能な可変磁束モータがある。運転条件に合わせて、永久磁石の磁束量を可変にすることができるため、従来の磁石固定の永久磁石同期電動機に比べ、効率の向上が期待できる。また、磁石が不要な際は、磁束量を小さくすることで誘起電圧を極力抑制することも可能である。
ここで、永久磁石電動機PMを弱め磁束制御するときに、トルク精度を損なうことなく弱め磁束電流を低減し、インバータや電動機の損失,機器の電流定格値を下げるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−299297号公報
しかし、可変磁石の磁化を行う場合には、インバータから過大な電流を流すことが必要であり、その場合、固定子の飽和があり、可変磁石を減磁する場合に比べ、増磁する場合には、より大きな電流を流す必要がある。また、過大な電流が必要になると、インバータのスイッチング素子の電流容量が増大するだけでなく、インバータのスイッチング素子も耐圧を高くしなければならない。そのため、磁化処理のためだけにスイッチング素子容量が増大し、コストアップを引き起こす。また、過大な電流をかけることで、瞬時的な発熱もあり、インバータが短時間の発熱に耐えられるように熱容量を増加させる必要がある。
本発明の目的は、インバータの電流容量や熱容量を増加させることなく、簡便な回路によって可変磁石を磁化することができる可変磁束モータドライブシステムを提供することである。
本発明に係わる可変磁束モータドライブシステムは、固定磁石と可変磁石とを有した可変磁束モータを駆動するインバータを備えた可変磁束ドライブシステムにおいて、前記可変磁束モータのトルクがトルク指令となるように前記インバータを制御する主制御部と、前記可変磁束モータの可変磁石を磁化する磁化巻線と、前記磁化巻線に磁化電流を供給する磁化回路とを備え、前記磁化巻線は、前記可変磁束モータの回転子に設けられたことを特徴とする。
本発明によれば、インバータの電流容量や熱容量を増加させることなく、簡便な回路によって可変磁石を磁化することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係わる可変磁束ドライブシステムの一例を示すブロック構成図である。まず、ドライブシステムの可変磁束モータ4を含む主回路について説明する。インバータ1は直流電源3からの直流電力を交流電力に変換し可変磁束モータ4に供給する。可変磁束モータ4に供給される電流Iu、Iwは電流検出器2で検出され、主制御部22の座標変換部7に入力され、この座標変換部7でD軸電流Id、Q軸電流Iqに変換され、電圧指令演算部10に入力される。
電圧指令演算部10からのD軸電圧指令Vd*、Q軸電圧指令Vq*は座標変換部5に入力され、三相の電圧指令Vu*、Vv*、Vw*に変換されてPWM回路6に入力される。PWM回路6はゲート指令生成部15からのゲート指令Gstによりインバータ1のスイッチング素子をオンオフ制御する。一方、可変磁束モータ4の回転角度は回転角度センサ18で検出され、疑似微分器8で微分してインバータ周波数ω1が求められ、電圧指令演算部10や磁束指令演算部12に入力される。
磁束指令演算部12では、運転指令Runとインバータ周波数ω1、すなわち、回転子回転周波数ωR(回転角度センサ18で検出した角度を疑似微分器8で微分した回転子回転周波数をインバータ出力周波数として利用している)を入力として、磁束指令Φ*を演算する。また、電流基準演算部11では、トルク指令Tm*と磁束指令Φ*とを入力として、D軸電流基準IdRとQ軸電流基準IqRを演算する。可変磁束制御部13は、インバータ1からの磁化電流によって磁束を可変させて可変磁石を磁化させるものであり、磁束指令Φ*に基づいて磁化補正量ΔIdm*を加算器14でD軸電流基準IdRに加算し、D軸電流指令Id*として電圧指令演算部10に出力する。また、電圧指令演算部10にはQ軸電流IqがQ軸電流指令Iq*として出力される。
一方、可変磁束モータ4には後述の磁化巻線が設けられており、磁化回路9から磁化電流が供給される。磁化回路9は、磁化用変換器20、直流電源27、磁化電流制御部23から構成され、磁化電流制御部23は電流制御部19を有している。すなわち、磁化巻線はスリップリング21を介して磁化回路9の磁化用変換器20に接続されている。磁化回路9の磁化用変換器20には直流電源27が接続され、磁化巻線に磁化電流が供給される。この磁化巻線に流れる電流は電流検出器24で検出され、電流制御部19により、検出された磁化電流が磁化電流指令値ImagRefに一致するように、磁化用変換器20のゲート信号を生成する。
ここで、本発明の実施の形態における可変磁束モータ4について説明する。図2は本発明の実施の形態における可変磁束モータ4の簡易モデル図である。可変磁束モータ4の固定子側は既存の永久磁石同期電動機と同様であり、回転子側には磁石として、磁性体の磁束密度が固定の固定磁石54と磁性体の磁束密度が可変の可変磁石53とを有している。永久磁石同期電動機の場合は前者の固定磁石のみであり、可変磁束モータの特徴は、可変磁石が備わっていることである。いま、磁石の磁化方向をD軸とすると、固定磁石54及び可変磁石53はD軸方向に配置されている。また、図2中のLdはD軸インダクタンス、LqはQ軸インダクタンスである。
次に、固定磁石54や可変磁石53について説明する。固定磁石(永久磁石)とは、外部から電流などを流さない状態において磁化した状態を維持するものである。なお、固定磁石と言えども、その磁束密度がいかなる条件においても厳密に変化しないわけではない。永久磁石同期電動機であっても、インバータ1などにより過大な電流を流すことで減磁したり、あるいは逆に着磁したりする。つまり、固定磁石は、その磁束量が変化しないものではなく、通常の定格運転中に近い状態では、その電流によって磁束密度が概ね変化しないものを指すと考えればよい。
一方、可変磁石53とは、通常の定格運転条件においても、インバータ1で流し得る電流によって、磁束密度が変化するものを指すと考えればよい。このような可変磁石53は、磁性体の材質や構造に依存して、ある程度の範囲で設計が可能である。
例えば、最近の永久磁石同期電動機の固定磁石(永久磁石)としては、残留磁束密度Brの高いネオジム(NdFeB)磁石を用いことが多い。残留磁束密度Br(1.2T程度)が高いため、大きなトルクを小さい体格にて出力可能であり、モータの高出力小型化が求められるHEVや電車には好適である。従来の永久磁石同期電動機の場合には、通常の電流によって減磁しないことが要件なので、ネオジム磁石(NdFeB)は非常に高い保持力Hc(約1000kA/m)を有している(残留磁束密度が大きく、保磁力の大きい磁石が永久磁石同期電動機用に選定されている)ことからも最適な磁性体である。
ここで、残留磁束密度が高く保持力Hcの小さいアルニコAlNiCo(Hc 60〜120kA/m)やFeCrCo磁石(Hc 約60kA/m)といった磁性体を可変磁石53とすることが考えられる。通常の電流量(インバータ1によって従来の永久磁石同期電動機を駆動する際に流す程度の電流量という意味)によって、ネオジムNdFeB磁石の磁束密度(磁束量)はほぼ一定であり、アルニコAlNiCo磁石などの可変磁石の磁束密度(磁束量)は可変することが可能となる。厳密に言えば、ネオジムは可逆領域で利用しているため、微小な範囲で磁束密度の変動はするが、インバータ電流がなくなれば、当初の値に戻るものである。一方、可変磁石53は、不可逆領域まで利用するため、インバータ電流がなくなっても、当初の値にならず磁石が可変した状態となる。図2において、可変磁石53であるアルニコの磁束量も、D軸方向の量が変動するだけで、Q軸方向は零(設計の都合なりで厳密に零ではないが)と考えてよい。
図3は、可変磁束モータ4の回転子51の一例の構成図である。ネオジムNdFeBなどの高保磁力な固定磁石54とアルニコAlNiCoなどの低保磁力の可変磁石53とを組み合わせて回転子鉄心52に配置している。可変磁石53は、Q軸方向とその磁化方向が直交するためQ軸電流の影響を受けず、D軸電流によって磁化することができる。また、回転子51には磁化巻線56が設けられ、この磁化巻線56に磁化回路9から電流を流すことでその磁界が直接に可変磁石53に作用する。
図4は、固定磁石54と可変磁石53のBH特性(磁束密度−磁化特性)の特性図である。図4中のS54は固定磁石54のBH特性、S53は可変磁石53のBH特性、Br1は可変磁石53の残留磁束密度、Br2は固定磁石54の残留磁束密度である。また、H1satは可変磁石53の飽和値、Hc1は可変磁石53の保持力、Hc2は固定磁石54の保持力である。さらに、Xはインバータの出力電流による磁化領域である。
また、図5は、図4の第2象限(B>0、H<0)のみを定量的に正しい関係にて示す特性図である。ネオジムNdFeBとアルニコAlNiCoの場合、残留磁束密度Br1、Br2には有意差はないが、保磁力Hc1、Hc2については、ネオジムNdFeB磁石に対し、アルニコAlNiCo磁石で1/15〜1/8、FeCrCo磁石で1/15になる。 従来の永久磁石同期電動機において、インバータ1の出力電流による磁化領域Xは、ネオジムNdFeB磁石の保磁力より十分に小さく、その磁化特性の可逆範囲で利用されている。可変磁石53は、保磁力が上述のように小さいため、インバータ1の出力電流の範囲において、不可逆領域(電流を零にしても、電流印加前の磁束密度Bに戻らない)での利用が可能で磁束密度(磁束量)を可変にすることができる。
次に、図1を参照しながら本発明の実施の形態における可変磁束モータ4の可変磁束ドライブシステムの特徴部分について説明する。
可変磁束モータドライブシステムの特有なブロックとして、磁束指令演算部12と磁化要求生成部17と可変磁束制御部13とがある。
磁束指令演算部12は、その時点での状況に合わせ、磁束(固定磁石磁束+可変磁石磁束)がいくつであるべきかを演算している。磁化要求生成部17では、磁束指令演算部12からの出力である磁束指令Φ*が変化したときや、インバータが運転状態になった(Run*が0から1に変化)状態にて、可変磁石を磁化(減磁ないし増磁)するための磁化処理を要求するための磁化要求フラグFCReqを立てる。
可変磁束制御部13では、磁化要求フラグFCReqが立っている場合、磁化後の磁束量が磁束指令Φ*になるように磁化処理を行う。これは、D軸電流基準IdRに磁化のための磁化補正量ΔIdm*を加えてD軸電流指令Id*を演算することで実現される。電圧指令演算部10はD軸電流指令Id*に対してD軸電流が追従するようにD軸電圧指令Vd*を演算する。いわゆる電流PI制御などがこの電圧指令演算部10に含まれている。
本発明の実施の形態で特徴的な部分として、可変速モータ4に図3に示すように回転子51に磁化巻線56が設けられ、スリップリング21を介して磁化回路9から磁化巻線56に磁化電流が供給されることである。
まず、可変磁束モータ4に備わる磁化巻線56について説明する。図3に示すように、その回転子51の可変磁石53の近傍に磁化巻線56が設けられており、この単相の磁化巻線56は、スリップリング21を介して磁化回路9の磁化用変換器20に接続されている。磁化用変換器20には直流電源27が接続され磁化巻線56に磁化電流Imagが供給される。この磁化巻線56に流れる電流は電流検出器24で検出され、電流制御部19に入力される。電流制御部19では、検出された磁化電流がその磁化電流指令値ImagRefに一致するように、磁化用変換器20のゲート信号を生成する。
磁化巻線56に流れる電流は回生が不要であり、かつ、正負双方向の磁化電流Imagを(増磁、減磁のため)流すことが必要であるので、磁化用変換器20は、周知の単相フルブリッジ変換器の構成によって実現できる。電流制御部19は、磁化電流指令値ImagRefに磁化電流Imagが一致するように、PI制御により電流制御する。磁化電流Imagを流すためには、高速かつ精度よく流すことが必要であるため、PI制御に代わりヒステリシスコンパレータなどで実現してもよい。なお、磁化電流指令ImagRefは、従来と同様に可変磁束制御部13によって、生成される。
このような構成とするので、回転子51に埋め込まれた磁化巻線56に所定の磁化電流Imagを流すことが可能となり、磁化電流Imagによる磁界によって、可変磁石53を直接的に磁化制御できる。このため、従来のように主巻線のD軸電流を過大に流すことにより磁化することに対し、磁化巻線56の磁化電流Imagによって、可変磁石53の磁束を可変に制御することができる。
この結果、インバータ1の電流容量を低減することができ、インバータ1の小型・軽量・コストダウンが期待できる。回転子鉄心52の内部に埋め込んだ磁化巻線56による磁束は磁石磁束と同期しているため、磁化巻線56と鎖交し時間変化する磁束がない。そのため、磁化巻線56には、逆起電圧が発生しないので、磁化用変換器20の直流電圧はインバータ1に比べ格段に低くてよい。したがって、小容量・大電流の素子が利用できるため、この磁化用変換器20の容量は小さくてよい。
さらに、従来のインバータ1によって磁化する場合、可変磁石53の磁束を増磁するとき、つまり、可変磁石53と固定磁石54とが強め合う動作のときは、固定子側で磁束が飽和し固定子に磁化電流を流しこんでも、その磁界が可変磁石に作用しにくくなる。このように、可変磁石53を減磁するときに比べ、可変磁石53を増磁するときには、より過大な磁化電流を固定子巻線へ流すことが必要であった。この結果、インバータ1の素子定格がさらに増大し、コストアップや装置が大型化する可能性がある。
これに対し、本発明の実施の形態では、回転子51に磁化巻線56を設けているので、前述のように磁気飽和の影響を受けることなく、磁化用変換器20からの最小限の電流にて、容易に可変磁石53を磁化させることができる。
また、従来では過大な磁化電流を固定子のD軸電流として流す場合、その過渡的な電流応答によって過渡トルクが発生する場合があった。特に可変磁束モータに突極性がある場合、D軸電流を流すことでリラクタンストルクが変動し、可変速磁束モータ4のトルクが変動する。よって、磁化のために過大な磁化電流をD軸電流として流すことで、より一層の過大なトルク変動が生じることになる。これらトルク変動によって、車両の機械系の振動を誘発するなど、システム上、悪影響を及ぼすリスクがあった。車両などでは、乗客などへの乗り心地の劣化もあった。
これに対し、本発明の実施の形態では、必要最低限の磁化電流を流すだけでよいため、過渡トルクの発生も最小限にとどめることができる。特に、突極性を有した場合、磁化巻線56に流す電流は直接リラクタンストルクになるものではないので、従来のインバータ1によって、固定子側から磁化する方式に比べ、格段に磁化にともなうトルク変動を抑制することが可能となる。
また、インバータ1から磁化電流を流す場合、電圧余裕が必要である。一般に速度に応じて出力電圧は変化するが、高速回転中は出力電圧を高くとり、また、損失を低減するような1パルスモードが採用されている。このようにインバータ1の出力電圧の最大を維持した運転中に、可変磁石53の磁束を増加させるために、正の磁化電流、すなわち、正のD軸電流を流しこむ余裕がない。電圧に余裕がないと、磁化電流の立ち上がりが遅れるため、電流を流しこむ時間が増大する。この間、インバータ1の温度上昇が起こり、装置破壊が生じる可能性があるため、逆に、これを回避するために、冷却器を増強することが必要となる。
これに対し、本発明の実施の形態では、磁化巻線56には逆起電圧が発生しないため、また、インバータ1のように、他の要因で磁化するための電圧余裕がないような状態が存在せず、常時任意に電圧を印加することで磁化電流を流すことができる。さらに、インバータ1で磁化する場合、インダクタンスの自由度がない。モータインダクタンスは、モータの出力や効率などを考慮して設計されるため、磁化における最適性が必ずしも優先されない。これに対し、専用の磁化巻線56を備えると、そのインダクタンスの設計自由度が増加し、磁化に適正なインダクタンスをとることができる。
以上の説明では、磁化巻線56が作る磁束によって可変磁石53の磁束を磁化させるように、図3に示すように、磁化巻線56を可変磁石53の近傍に設けたが、図6に示すように、磁化巻線56が作る磁束によって固定磁石54の磁束を打ち消すように、固定磁石54の近傍に磁化巻線56を設けるようにしてもよい。
図6に示すように、磁化巻線56が高保磁力磁石である固定磁石54の近傍に配置されている。これにより、磁化巻線56に磁化電流を流すことで、固定磁石54の磁束を弱めることができる。
前述のとおり、インバータ1によって、磁化電流を流すことの問題は、可変磁石53を増磁させる場合に、固定子側が磁気飽和することで、完全に増磁するためには、過大な固定子電流を流す必要がある。この過大な電流を流すことで、磁化に伴うトルク変動が発生したり、インバータ1の電流容量増加によるコストダウンや装置体格増といった問題を引き起こしていた。
そこで、図6のように固定磁石54の磁束を弱めるように磁化巻線56を配置すると、磁化巻線56が固定磁石54に作用し、その磁束を相殺して打ち消すように作用することで、固定子側の磁気飽和を軽減し、インバータ1から、より小さい磁化電流にて、可変磁石53を増磁させることが可能となる。
この場合、磁化用変換器20は、マイナスの磁化電流を流すだけの1象限動作が可能なシンプルな構成で実現すればよい。例えば、図7に示すように、磁化用変換器20は1個のスイッチング素子28と1個のダイオードDとで構成できる。一方、双方向の磁化電流を流すことが必要がある場合には、2象限動作が可能なフルブリッジ変換器が必要であるので、例えば、図8に示すように、4個のスイッチング素子28を用いてフルブリッジ回路を構成し、磁化巻線56に正負の電流を流すことができるように磁化用変換器20を構成する。このように、磁化用変換器20を簡易な回路で実現できることから、小型化・コストダウンが図れる。
次に、図9は磁化巻線56を用いて磁化を行う場合の波形の一例を示す波形図である。図9では、磁化巻線56による磁化のみならず、従来のインバータ1による磁化をも合わせて行っている一例を示している。磁束指令演算部12で演算された磁束指令Φ*が変化するとき、磁化要求生成部17にて、磁化要求フラグFCReqを一瞬「1」にする。この磁化要求フラグFCReqを受け、可変磁束制御部13では、所定時間Taの間において磁化処理を行う。磁化処理では、磁化巻線56の磁化電流指令値ImagRefとインバータ1の主制御部22による磁化のための電流指令であるD軸電流指令Id*とを与える。
磁化電流Imagやインバータ1のD軸電流Idによる電流制御によって、この電流を流すように動作する。磁化電流ImagおよびD軸電流Idの作り出す磁界によって、可変磁石が変化する。図9では、時点t1〜t2の磁化にて可変磁石53を増磁し、時点t3〜t4の磁化にて可変磁石53を減磁している。
増磁側は減磁側に比べ、磁気飽和のために磁化しにくいため、磁化巻線56とともに、インバータ1からも同時に磁化させる。一方、減磁側は増磁側に比べ、容易に磁化できるため、磁化巻線56のみで作用させる。
インバータ1による磁化を行うと、少なからず、トルク変動が生じて好ましくないが、磁化巻線56のみでは磁化作用が不足する場合、協調をとって磁化させることで磁化を容易に行うことができる。
図10は、磁化処理の他の一例の波形図である。磁化巻線56は増磁側のみで作用する。前述のように、増磁側に比べ減磁側の磁化は容易であることから、インバータ1がこれを担い、磁化回路9を動作させず磁化巻線56に磁化電流を流さない。この場合には、磁化用変換器20を図7に示した1象限動作のみ可能な簡単な回路構成で実現できる。よって、装置の小型・軽量化に寄与できる。なお、磁化用変換器20のゲートは、磁化処理の間(時点t1〜t2、t3〜t4の間)だけオンさせればよい。
次に、1台のインバータ1により複数の可変磁束モータ4を一括して駆動するように構成することも可能である。図11はその場合の構成図である。図1では、1台のインバータ1が1台の可変磁束モータ4を駆動する構成であったのに対して、図11では1台のインバータ1が4台の可変磁束モータ4を駆動する場合を示している。
インバータ1の主制御部22は、図1に示したものと同一構成であり、各々の可変磁束モータ4には各々の磁化回路9の磁化電流制御部23及び磁化用変換器20が設けられている。また、直流電源27は共通で設けられている。磁化電流制御部23には、安定化制御器26が追加して設けられ、磁化電流指令ImagRefに安定化制御部26の出力が加算されている。安定化制御部26は、駆動する可変磁束モータの回転数WRxを入力し、例えば、それを微分した上でゲインを乗じて出力することで磁化電流指令ImagRefを補正するものである。
一般に、1台のインバータ1で複数台の同期電動機を駆動する場合には、可変磁束モータ4の負荷がアンバランスになると、同期電動機の回転数が振動し不安定化する現象が発生する。インバータ1には、個々の同期電動機を安定化する手段がないため、負荷のアンバランスの条件により脱調し、運転不能となることがある。このため、同期電動機を並列に駆動するという事例は少ない。したがって、1台の同期電動機である可変磁束モータ4に1台のインバータが必要となることから、誘導電動機など並列駆動できるドライブシステムに比べコストが増加する。
これに対し、図11の構成によれば、負荷のアンバランスによって各々の可変磁束モータ4の回転数が振動的になった場合でも、安定化制御器26で、それを抑制するような磁化電流を流すことで、各々の可変磁束モータ4の回転数を安定化することができる。
可変磁束モータ4のトルクは、磁石磁束と固定子電流とによって決まる。固定子電流は、共通であるため制御不能であるが、可変磁石53を磁化巻線56の電流によって増減することで、総磁束を制御することが可能である。回転数を安定化するためには、回転数の変動をフィードバックして、(粘性摩擦と等価になるため)トルクの次元に与えればよいが、それは回転数の微分をフィードバックすることで実現される。よって、各々の可変磁束モータ4に磁化巻線56を備えることで、従来は不可能であった同期電動機である可変磁束モータ4を並列駆動することが可能となる。これにより、集中的なインバータ1を実現すればよく、装置の小型化やコストダウンが図れる。
前述のように、回転子51に備わる磁化巻線56では、逆起電圧が生じないことから必要な電圧は小さく、基本的には、巻線抵抗に相応する電圧を印加すればよい。インバータ1などで磁化するのに比べ、可変磁石53の磁化が非常に容易であり、磁化巻線56によってトルクを、常時、個別に容易に制御できる。
次に、磁化回路9から回転子51の磁化巻線56への電力供給を非接触で行うようにすることも可能である。図12はその場合の構成図である。図1では、磁化用変換器20からスリップリング21によって磁化巻線56に電力供給していたのに対し、図12では、回転トランス32によって非接触で磁化巻線に電力供給する。回転トランス32は、固定子に備えられた給電側コイル30と、回転子に備えられた受電側コイル29とから成る。
磁化用変換器20は、磁化巻線56に磁化電流指令に一致した高周波電圧を印加する。回転トランス32である受電側コイル29には同電圧が誘起される。受電コイル29には中性点があり、整流回路33によって全波整流される。整流回路33の出力に磁化巻線56が接続されており、全波整流によって変換された直流が磁化巻線56にかかり、磁化電流が流れることで可変磁石53の磁束を変化させる。
よって、スリップリング21を用いた場合に比較し非接触にて励磁が可能であり、保守性・信頼性が向上できる。受電側の回路はダイオードのみであり、回転子51に設置され、温度上昇もあるがSiCなどの半導体技術の向上により、温度の点でも問題はない。したがって、前述のように、磁化巻線56に要する電圧は小さいくてよく、回転トランス32も大きなスペースを必要としない。
この場合には、磁化巻線56の電流は一方向であるため、図9の波形図のように、例えば、インバータ1で磁化する際に、固定子が磁気飽和して過大な固定子電流を必要とすることを回避できる。また、図10の波形図のように、磁化電流を双方向に流す場合には、図13のように、整流器33の直流出力側に、第2の磁化用変換器34を備えればよい。このように実現することで磁化巻線56に双方向の磁化電流を流すことが可能である。また、磁化回路9を可変磁束モータ4の回転子51に設けるようにしてもよい。この場合には、スリップリング21や回転トランス32が必要なくなる。
本発明の実施の形態に係わる可変磁束ドライブシステムの一例を示すブロック構成図。 本発明の実施の形態における可変磁束モータの簡易モデル図。 本発明の実施の形態における可変磁束モータの回転子の一例の構成図。 本発明の実施の形態における固定磁石と可変磁石のBH特性(磁束密度−磁化特性)の特性図。 図4の第2象限(B>0、H<0)のみを定量的に正しい関係にて示す特性図。 本発明の実施の形態における可変磁束モータの回転子の他の一例の構成図。 本発明の実施の形態における磁化用変換器の一例を示す回路図。 本発明の実施の形態における磁化用変換器の他の一例を示す回路図。 本発明の実施の形態における磁化巻線を用いて磁化を行う場合の波形の一例を示す波形図。 本発明の実施の形態における磁化巻線を用いて磁化を行う場合の波形の他の一例を示す波形図。 本発明の実施の形態に係わる可変磁束ドライブシステムの他の一例を示すブロック構成図。 本発明の実施の形態における磁化回路から回転子の磁化巻線への電力供給を非接触で行う場合の一例を示す構成図。 本発明の実施の形態における磁化回路から回転子の磁化巻線への電力供給を非接触で行う場合の他の一例を示す構成図。
符号の説明
1…インバータ、2…電流検出器、3…直流電源、4…可変磁束モータ、5…座標変換部、6…PWM回路、7…座標変換部、8…擬似微分器、9…磁化回路、10…電圧指令演算部、11…電流基準演算部、12…磁束指令演算部、13…可変磁束制御部、14…加算器、15…ゲート指令生成部、16…運転指令生成部、17…磁化要求生成部、18…回転角度センサ、19…電流制御部、20…磁化用変換器、21…スリップリング、22…主制御部、23…磁化巻線制御部、24…磁化電流検出器、25…加算器、26…安定化制御器、27…直流電源、28…スイッチング素子、29…受電側コイル、30…給電側コイル、32…回転トランス、33…整流回路、34…第2の磁化用変換器、51…回転子、52…回転子鉄心、53…可変磁石、54…固定磁石、56…磁化巻線

Claims (7)

  1. 固定磁石と可変磁石とを有した可変磁束モータを駆動するインバータを備えた可変磁束ドライブシステムにおいて、前記可変磁束モータのトルクがトルク指令となるように前記インバータを制御する主制御部と、前記可変磁束モータの可変磁石を磁化する磁化巻線と、前記磁化巻線に磁化電流を供給する磁化回路とを備え、前記磁化巻線は、前記可変磁束モータの回転子に設けられたことを特徴とする可変磁束モータドライブシステム。
  2. 前記磁化巻線は、前記磁化巻線が作る磁束によって前記可変磁石の磁束を磁化させるように、前記可変磁石の近傍に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の可変磁束モータドライブシステム。
  3. 前記磁化巻線は、前記磁化巻線が作る磁束によって前記固定磁石の磁束を打ち消すように、前記固定磁石の近傍に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の可変磁束モータドライブシステム。
  4. 前記可変磁石を変化する際には、前記磁化回路による磁化と、前記主回路による磁化とを併用して行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の可変磁束モータドライブシステム。
  5. 前記磁化回路は、前記可変磁束モータの回転子に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の可変磁束モータドライブシステム。
  6. 前記磁化回路から前記回転子の磁化巻線への電力供給は、非接触で行われることを特徴とする請求項2に記載の可変磁束モータドライブシステム。
  7. 1台のインバータにより複数の可変磁束モータを一括して駆動するように構成し、各々の可変磁束モータ毎に前記磁化巻線を励磁する前記磁化回路を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の可変磁束モータドライブシステム。
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