JP5205653B2 - はんだ接合装置、はんだ接合部、はんだ接合方法、およびプリント配線板の製造方法 - Google Patents

はんだ接合装置、はんだ接合部、はんだ接合方法、およびプリント配線板の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、はんだ接合装置、はんだ接合部、はんだ接合方法、およびプリント配線板の製造方法に関し、特に、電極リードを有する電子部品をプリント配線板のスルーホール電極にはんだ付けすることで、プリント配線板に電子部品を実装する技術に関する。
環境保護の観点から、鉛(Pb)をはんだに使用することを制限する動きが世界的に広がっている。従来のスズ(Sn)−鉛(Pb)系はんだ合金は、近年、スズ(Sn)−銀(Ag)系はんだ合金、またはスズ(Sn)−亜鉛(Zn)系はんだ合金に置き換えられている。以下、Sn−Ag系はんだ合金およびSn−Zn系はんだ合金を、Sn基Pb非含有はんだ合金と総称する。
Sn−Pb系はんだ合金と、Sn基Pb非含有はんだ合金との物理特性は似ているが、融点および機械的特性に関して顕著な違いがある。この差異は、はんだ接合部の寿命、およびプリント配線板に対する接合性能に関係する。
はんだ接合部の寿命に関して、Sn基Pb非含有はんだ合金を用いたはんだ接合部に1%以上の非弾性ひずみを作用させた場合と、Sn−Pb系はんだ合金を用いたはんだ接合部に1%以上の非弾性ひずみを作用させた場合とを比べると、前者のSn基Pb非含有はんだ合金を用いたはんだ接合部の方が、疲労による寿命が短くなる。
疲労による寿命を長くするための技術として、下記の特許文献1および特許文献2には、Sn−Ag系はんだ合金に、アンチモン(Sb)を少量添加したSn−Sb−Ag系はんだ合金が開示されている。
プリント配線板に対する接合性能に関して、Sn基鉛Pb非含有はんだ合金を用いて、FR−4規格(耐熱性ガラス基材エポキシ樹脂積層板の一つとして、米国の標準化団体であるNEMAが認証した規格)のプリント配線板に設けられたスルーホール電極にはんだ接合を行なうと、スルーホール電極のランド部がプリント配線板の基材から剥離する、いわゆるランド剥離現象が発生する。
ランド剥離現象が発生するのを抑制する技術として、下記の特許文献3には、プリント配線板の材料として、ガラス転位点温度が高く且つ線膨張係数が小さい材料を用いることが開示されている。
特開平10−286689号公報 特開平11−058066号公報 特開2002−237674号公報 特開平05−050286号公報
上述のように、環境保護の観点から、Pbの使用を制限しつつ、Pb非含有のはんだ合金の組成を種々のものに変更している。はんだ合金の組成によっては、はんだ合金の融点が高くなる。たとえば、従来のSn基鉛Pb非含有はんだ合金の融点は183℃である。一方、代表的なPb非含有のはんだ合金であるSn−Ag−Cu系はんだ合金は約217℃である。
図4を参照して、融点が高いPb非含有のはんだ合金を用いてはんだ接合した場合について説明する。プリント配線板4は、プリント配線板4の実装面側から裏面側に向けて貫通するスルーホール電極7を有している。スルーホール電極7には、電子部品5の電極リード6が、プリント配線板4の実装面側から挿入されている。この状態で、スルーホール電極7に対し、スルーホール電極7の下方からはんだ合金が供給される。はんだ合金の供給を止めると、最終的にはんだ合金は凝固し、はんだ接合部10、10が形成される。
ここで、はんだ合金が凝固する前におけるはんだ合金の温度変化について説明する。スルーホール電極7に対するはんだ合金の供給を止めると、供給されたはんだ合金の温度より、供給されたはんだ合金の周囲の雰囲気の温度の方が低いため、供給されたはんだ合金の温度は低下する。
はんだ合金の温度が低下するとき、融点が高いPb非含有のはんだ合金を用いた場合と、従来の融点の低いはんだ合金を用いた場合とを比較する。前者の融点が高いPb非含有のはんだ合金を用いた場合の方が、早期に融点、すなわち凝固点に達するため、早期に凝固を完了する。
はんだ合金の凝固が早過ぎると、余分なはんだ合金がはんだ槽に戻るための時間的余裕がなくなり、過剰な量のはんだによって隣り合うスルーホール電極7、7の間をはんだが橋状に繋がる現象、いわゆるはんだブリッジ不良100が発生する。はんだブリッジ不良100が発生すると、隣り合うスルーホール電極7、7およびこれらに挿入されている電極リード6、6が短絡し、電子部品5は機能しなくなる。
また、ブリッジ不良100は、スルーホール電極7が2つ以上の時に発生するが、発明が解決しようとする課題はこれに限られない。2以上のスルーホール電極7のそれぞれについても、電子部品5の電極リード6からはんだ合金が角状に突き出る現象、いわゆるツララ不良200が発生する場合がある。ツララ不良200が発生すると電子装置の筐体と干渉して短絡したり、ツララ状物体がはんだ付け部から折れて散乱し、別の電子回路の電極と接触して短絡するなどの問題を生じる。これは、スルーホール電極7が1つの場合であっても同様である。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ブリッジ不良またはツララ不良が発生することを抑制するはんだ接合装置、はんだ接合部、はんだ接合方法、およびプリント配線板の製造方法を提供することを目的とする。
この発明に基づいたはんだ接合装置は、はんだを収容したはんだ槽と、前記はんだを溶融するはんだ溶融装置と、プリント配線板の実装面側から裏面側に向けて貫通して設けられたスルーホール電極に、電子部品の電極リードが挿入された状態で、上記プリント配線板の裏面側から上記スルーホール電極に対して溶融した上記はんだを供給するはんだ供給装置と、上記スルーホール電極に供給された上記はんだを選択的に加熱し、供給された上記はんだが凝固するのを遅らせる加熱装置と、を備えている。上記加熱装置は、送風機を含み、上記送風機は、上記スルーホール電極に供給された上記はんだに向けて加熱された窒素ガスを吹き付けて、上記スルーホール電極に供給された上記はんだを対流熱伝達によって加熱する。
この発明に基づいたはんだ接合部は、プリント配線板の実装面側から裏面側に向けて貫通するよう設けられたスルーホール電極に、電子部品の電極リードが挿入された状態で上記スルーホール電極に対し、はんだ供給装置により上記プリント配線板の裏面側から溶融したはんだが供給され、上記スルーホール電極に供給された上記はんだを加熱装置により選択的に加熱し、供給された上記はんだが凝固するのを遅らせて、上記スルーホール電極と上記電極リードとがはんだ接合されて形成されている。上記加熱装置は、送風機を含み、上記送風機は、上記スルーホール電極に供給された上記はんだに向けて加熱された窒素ガスを吹き付けて、上記スルーホール電極に供給された上記はんだを対流熱伝達によって加熱する。
この発明に基づいたはんだ接合方法においては、プリント配線板の実装面側から裏面側に向けて貫通するよう設けられたスルーホール電極に、電子部品の電極リードが挿入された状態で上記スルーホール電極に対し、はんだ供給装置により上記プリント配線板の裏面側から溶融したはんだを供給する工程と、上記スルーホール電極に供給された上記はんだを加熱装置により選択的に加熱し、供給された上記はんだが凝固するのを遅らせて、上記スルーホール電極と上記電極リードとをはんだ接合する工程と、を備えている。上記加熱装置は、送風機を含み、上記送風機は、上記スルーホール電極に供給された上記はんだに向けて加熱された窒素ガスを吹き付けて、上記スルーホール電極に供給された上記はんだを対流熱伝達によって加熱する。
この発明に基づいたプリント配線板の製造方法においては、プリント配線板の実装面側から裏面側に向けて貫通するよう設けられたスルーホール電極に、電子部品の電極リードを挿入する工程と、上記スルーホール電極に対し、はんだ供給装置により上記プリント配線板の裏面側から溶融したはんだを供給する工程と、上記スルーホール電極に供給された上記はんだを加熱装置により選択的に加熱し、供給された上記はんだが凝固するのを遅らせて、上記スルーホール電極と上記電極リードとをはんだ接合する工程と、を備えている。上記加熱装置は、送風機を含み、上記送風機は、上記スルーホール電極に供給された上記はんだに向けて加熱された窒素ガスを吹き付けて、上記スルーホール電極に供給された上記はんだを対流熱伝達によって加熱する。
本発明によれば、ブリッジ不良またはツララ不良が発生することを抑制するはんだ接合装置、はんだ接合部、はんだ接合方法、およびプリント配線板の製造方法を提供することができる。
本発明の実施の形態における、はんだ接合装置、はんだ接合部、はんだ接合方法、およびプリント配線板の製造方法を示す側面図である。 本発明の実施の形態における、他のはんだ接合装置を示す側面図である。 本発明の実施の形態における、はんだ接合部に関する参考実験結果を示す図である。 従来のはんだ接合方法による、はんだ接合部を示す側面図である。
本発明に基づいた実施の形態について、以下、図を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
(はんだ接合装置)
図1を参照して、実施の形態にかかるはんだ接合装置の構成について説明する。はんだ接合装置は、はんだ槽2を備えている。はんだ槽2は、はんだ1を内部に収容している。はんだ接合装置は、溶融装置3を備えている。溶融装置3は、はんだ槽2の内部に収容されたはんだ1を加熱して、このはんだ1を溶融している。
はんだ接合装置は、はんだ槽2の上方にプリント配線板4を配置している。プリント配線板4は、プリント配線板4の実装面側から裏面側に向けて貫通するスルーホール電極7を有している。スルーホール電極7には、プリント配線板4の実装面側から電子部品5の電極リード6が挿入されている。
はんだ接合装置は、はんだ供給装置8を備えている。はんだ供給装置8は、プリント配線板4のスルーホール電極7に電子部品5の電極リード6が挿入された状態で、プリント配線板4の裏面側からスルーホール電極7に対し、溶融されたはんだ1を供給する。
具体的には、はんだ供給装置8はノズル部20、モータ21、インペラ22、およびダクト23を有している。はんだ槽2の内部に沈められたダクト23の一端側に、はんだ供給装置8のノズル部20が設けられている。ノズル部20の先端は、溶融したはんだ1の表面より上方に位置している。
ダクト23の他端側には、モータ21によって回転するインペラ22が設けられている。ダクト23の他端側は、溶融したはんだ1を当該ダクト23の内部に取り込めるように開口している。
はんだ接合装置は、スルーホール電極7に供給されたはんだ1を、選択的に加熱する加熱装置11を備えている。ここで言う選択的に加熱するとは、スルーホール電極7に対して溶融したはんだ1が供給されたあと、このスルーホール電極7に対して供給された溶融したはんだ1が凝固するまでの間に、加熱装置11がスルーホール電極7に供給されたはんだ1を加熱することを言う。さらに、ここで言う選択的に加熱するとは、加熱装置11が、このスルーホール電極7に対して供給されたはんだ1のみを、局所的に加熱することを言う。
加熱装置11は、スルーホール電極7に供給されたはんだ1を局所的に加熱するために、たとえば対流熱伝達により熱を伝達するハロゲンランプまたはシーズヒータであるとよい。加熱装置11の動作について、より具体的には後述する。
(はんだ接合装置の動作)
上述の構成による、はんだ接合装置の動作について説明する。はんだ接合装置は、はんだ供給装置8のモータ21によってインペラ22を回転させる。インペラ22の回転により、ダクト23の他端側の開口しているところから、ダクト23の内部に溶融したはんだ1が取り込まれる。
ダクト23の内部に取り込まれたはんだ1は、インペラ22の回転により、ダクト23の内部を流れる。ダクト23の内部を流れるはんだ1は、ダクト23の一端側に設けられたノズル部20に向かって流れる。ノズル部20に向かって流れたはんだ1は、そのまま上方に向かって、はんだ噴流24としてノズル部20から射出される。
ノズル部20から射出されたはんだ噴流24は、はんだ槽2の上方に配置されたプリント配線板4のスルーホール電極7に接触する。電極リード6は、上述の通りスルーホール電極7に挿入されている。
はんだ噴流24と接触したスルーホール電極7は、はんだ噴流24の熱により加熱され、温度が上昇する。スルーホール電極7の温度がはんだ1の融点近くまで上昇したあと、はんだ1は、スルーホール電極7の内壁と、スルーホール電極7に挿入されている電子部品5の電極リード6との間の環状の空間を、プリント配線板4の裏面側から毛管現象によって上方に濡れ上がる。こうして、はんだ1はスルーホール電極7に供給される。
スルーホール電極7に供給されたはんだ1は、はんだ供給装置8からのはんだ1の供給を止めることで、温度低下により凝固する。
加熱装置11は、スルーホール電極7に供給されたはんだ1を選択的に加熱する。すなわち、加熱装置11は、スルーホール電極7に対して溶融したはんだ1が供給されたあと、このスルーホール電極7に対して供給された溶融したはんだ1が凝固するまでの間に、温度低下により凝固するこのはんだ1を局所的に加熱する。はんだ1が選択的に加熱されることにより、はんだ1の温度が急激に下がることはない。その結果、はんだ1は凝固するのが遅くなる。
はんだ1が凝固するのが遅くなるため、はんだ1が凝固するまでに、はんだ1と、当該はんだ1が供給されたスルーホール電極7と隣り合う他のスルーホール電極7に供給された他のはんだ1とは、はんだ1および他のはんだ1の表面張力の作用より分離する。
所定の時間が経過したあと、加熱装置11による加熱を止める。最終的に、はんだ1は温度低下により凝固し、はんだ接合部を形成する。このはんだ接合部により、プリント配線板4のスルーホール電極7と、電子部品5の電極リード6とが電気的に接続される。
以上のように、本実施の形態にかかるはんだ接合装置によれば、加熱装置11により供給されたはんだ1が凝固するのを遅らせるため、ブリッジ不良またはツララ不良が発生することを抑制することができる。
また、本実施の形態にかかるはんだ接合装置によれば、消費エネルギーを減らすこともできる。従来のはんだ接合装置における溶融装置3は、はんだ槽2に収容されたはんだ1を溶融するために、一般的に、はんだ槽2を約250℃〜255℃に加熱する。
本実施の形態における溶融装置3は、はんだ槽2を250℃より低い温度に加熱してもよい。本実施の形態におけるはんだ接合装置の加熱装置11は、上述の通り、スルーホール電極に供給されたはんだ1を選択的に加熱している。
はんだ1をプリント配線板4の裏面側から上方に濡れ上がらせるためには、上述の通り、スルーホール電極7の温度を、はんだ1の融点(たとえば217℃)近くまで上昇させる必要がある。加熱装置11がはんだ1を選択的に加熱することにより、当該はんだ1の熱がスルーホール電極7にも伝わる。つまり、本実施の形態にかかるはんだ接合装置によれば、スルーホール電極7は供給されたはんだ1と、加熱装置11とにより加熱される。
加熱装置11が無い場合、スルーホール電極7は、供給されるはんだ1のみにより加熱される。よって、供給されるはんだ1の温度は、加熱装置11が有る場合よりも高くする必要がある。供給されるはんだ1の温度を高くするためには、はんだ槽2に収容された全体のはんだ1の温度を高くする必要があり、多くのエネルギーを必要とする。
したがって、本実施の形態にかかるはんだ接合装置によれば、スルーホール電極7は供給されたはんだ1と、加熱装置11とにより加熱されるため、溶融装置3がはんだ槽2を250℃より低い温度に加熱してもよく、消費エネルギーを減らすことができる。
さらに、実施の形態における溶融装置3がはんだ槽2を加熱する温度を250℃より低い温度にした場合、はんだ1からフラックス成分が蒸散するのを減らすことができる。このため、溶融したはんだ1が酸化しにくくなるため、ブリッジ不良またはツララ不良が発生することをより抑制することができる。
(他の構成)
実施の形態にかかるはんだ接合装置の他の構成について説明する。実施の形態にかかるはんだ接合装置は、はんだ槽2の上方にプリント配線板4を配置しているが、これに限られない。実施の形態にかかるはんだ接合装置は、はんだ槽2と同一の平面上や、他の場所にプリント配線板4を配置してもよい。この場合、一端側にノズル部20を有したダクト23を延長し、他の場所などに配置されたプリント配線板4のスルーホール電極7に向かって、はんだ1をはんだ噴流24として射出するとよい。
再び図1を参照して、実施の形態にかかるはんだ接合装置は、プリント配線板4を搬送する搬送装置13をさらに備えているとよい。搬送装置13は、プリント配線板4を、たとえば矢印25で示すように右方向(図1)から一定速度で機械的に左方向(図1)に搬送する。そして、搬送装置13はプリント配線板4を第1の位置に搬送する。はんだ供給装置8は、第1の位置において、プリント配線板4のスルーホール電極7に対して溶融したはんだ1を供給する。
また、搬送装置13はプリント配線板4を第2の位置に搬送する。加熱装置11は、第2の位置において、プリント配線板4のスルーホール電極7に供給されたはんだ1を選択的に加熱する。ここで言う選択的に加熱するとは、加熱装置11が、スルーホール電極7に供給されたはんだ1に対して熱を照射して加熱することを言う。さらに、ここで言う選択的に加熱するとは、加熱装置11が、スルーホール電極7に供給されたはんだ1を、第2の位置において局所的に加熱することを言う。第1の位置と第2の位置とは、同じ位置であってもよく、異なる位置であってもよい。
搬送装置13がプリント配線板4を機械的に順次搬送することで、第2の位置、すなわち加熱装置11がスルーホール電極7に供給されたはんだ1を加熱する位置が、搬送装置13によって順次選択される。はんだ1を加熱する位置が、搬送装置13によって順次選択されるため、加熱装置11が連続的に熱を照射しても、供給されたはんだ1は、第2の位置でのみ加熱される。このため、加熱装置11は加熱を止める必要がなく、プリント配線板4に対して電子部品5を連続的にはんだ接合することができ、生産性が向上する。
再び図1を参照して、加熱装置11は、プリント配線板4が搬送される方向における前方から、スルーホール電極7に供給されたはんだ1を選択的に加熱するとよい。スルーホール電極7への供給が止められたはんだ1のうち、プリント配線板4が搬送される方向における前方に位置するはんだ1から、順番に周囲の雰囲気に触れる。前方から選択的に過熱することで、周囲の雰囲気に触れたはんだ1を、順番に且つ均一に加熱することができる。
上述では、加熱装置11は、対流熱伝達により熱を伝達するハロゲンランプまたはシーズヒータであるとよいとしたが、これらに限られない。加熱装置11は、放射熱伝達により熱を伝達するパネルヒータであってもよい。加熱装置11は、ハロゲンランプ、シーズヒータまたはパネルヒータと、シロッコファンなどの送風機とを組み合わせて熱を伝達してもよい。
スルーホール電極7に供給されたはんだ1の周囲の雰囲気は、窒素ガスなどの不活性ガスを主成分とする雰囲気であるとよい。この構成により、溶融したはんだ1が酸化しにくくなるため、ブリッジ不良またはツララ不良が発生することがより抑制される。
はんだ1の組成について、はんだ1のアンチモン(Sb)含有量は2.5質量%以上3.5質量%未満であるとよい。はんだ1の他の組成について、はんだ1のスズ(Sn)含有量は90質量%であり、且つ残部が、銀(Ag)、銅(Cu)、不可避不純物、および含有量が1質量%より大きく5質量%未満のアンチモン(Sb)であってもよい。
はんだ1の他の組成について、はんだ1のスズ(Sn)含有量は90質量%であり、且つ残部が、銀(Ag)、銅(Cu)、不可避不純物、および含有量が2.5質量%より大きく3.5質量%未満のアンチモン(Sb)であるとさらによい。
プリント配線板4の材料は、ガラス転位点温度が130℃以上であり、ガラス転位点温度以上における線膨張係数が300ppm以下であり、且つガラス転位点温度未満における線膨張係数が60ppm以下である、ガラスエポキシ系基材を用いるとよい。
はんだ1の組成、またはプリント配線板4の材料を上記の通りにすることで、はんだ1の疲労による寿命を長くすることができる。
なお、本実施の形態にかかるはんだ接合装置に用いられるはんだ1は、Sn−Ag−Cu系に限られず、たとえば、Sn−Cu系はんだ合金、Sn−Ag系はんだ合金、Sn−Zn系はんだ合金、またはSn−Sb系はんだ合金のいずれかであってもよい。
図2を参照して、はんだ接合装置は、他のはんだ供給装置8を備えていてもよい。他のはんだ供給装置8は、プリント配線板4を昇降させる昇降部30を有している。プリント配線板4のスルーホール電極7は、はんだ槽2に収容されたはんだ1に対向するように、はんだ1の上方に配置されている。
他のはんだ供給装置8は、昇降部30によりプリント配線板4を下方に移動させる。下方に移動したプリント配線板4のスルーホール電極7は、はんだ槽2に収容されたはんだ1に浸漬される。
はんだ1に浸漬したスルーホール電極7は、はんだ1の熱により加熱され、スルーホール電極7の温度は上昇する。スルーホール電極7の温度がはんだ1の融点近くまで上昇したあと、はんだ1は、スルーホール電極7の内壁と、スルーホール電極7に挿入されている電子部品5の電極リード6との間の環状の空間を、プリント配線板4の裏面側から毛管現象によって上方に濡れ上がる。こうして、はんだ1はスルーホール電極7に供給される。
スルーホール電極7にはんだ1が供給されたあと、他のはんだ供給装置8は、プリント配線板4を上方に移動させる。スルーホール電極7に供給されたはんだ1は、温度低下により凝固する。
このあと、加熱装置11は温度低下により凝固するはんだ1を選択的に加熱する。ここで言う選択的に加熱するとは、スルーホール電極7に対して溶融したはんだ1が供給されたあと、このスルーホール電極7に対して供給された溶融したはんだ1が凝固するまでの間に、加熱装置11がスルーホール電極7に供給されたはんだ1を加熱することを言う。さらに、ここで言う選択的に加熱するとは、加熱装置11が、このスルーホール電極7に対して供給されたはんだ1のみを、局所的に加熱することを言う。結果として、上述と同様にブリッジ不良またはツララ不良が発生することを抑制することができる。
(はんだ接合部)
再び図1または図2を参照して、実施の形態にかかるはんだ接合部について説明する。はんだ接合部にかかるプリント配線板4は、プリント配線板4の実装面側から裏面側に向けて貫通するよう設けられたスルーホール電極7を有している。スルーホール電極7には、プリント配線板4の実装面側から電子部品5の電極リード6が挿入される。
はんだ接合部にかかるはんだ供給装置8は、プリント配線板4の実装面側の下方に配置される。はんだ供給装置8は、スルーホール電極7に電極リード6が挿入された状態で、プリント配線板4の裏面側からスルーホール電極7に溶融したはんだ1を供給する。
はんだ接合部にかかる加熱装置11は、スルーホール電極7に供給されたはんだ1を選択的に加熱する。ここで言う選択的に加熱するとは、スルーホール電極7に対して溶融したはんだ1が供給されたあと、このスルーホール電極7に対して供給された溶融したはんだ1が凝固するまでの間に、加熱装置11がスルーホール電極7に供給されたはんだ1を加熱することを言う。さらに、ここで言う選択的に加熱するとは、加熱装置11が、このスルーホール電極7に対して供給されたはんだ1のみを、局所的に加熱することを言う。
上述のように構成されたはんだ接合部は、スルーホール電極7に電子部品5の電極リード6が挿入された状態で、当該スルーホール電極7に対し、はんだ供給装置8によりプリント配線板4の裏面側から溶融したはんだ1を供給されて形成される。
上述のように構成されたはんだ接合部は、スルーホール電極7に供給されたはんだ1を加熱装置11により選択的に加熱し、供給されたはんだ1が凝固するのを遅らせて、スルーホール電極7と電極リード6とがはんだ接合されて形成される。
以上のように、本実施の形態にかかるはんだ接合部によれば、加熱装置11により供給されたはんだ1が凝固するのを遅らせて形成されるため、ブリッジ不良またはツララ不良が発生することを抑制することができる。また、供給されるはんだ1の温度が低くてもよいので、消費エネルギーを減らすことができる。
(参考実験結果)
上記の実施の形態にかかるはんだ接合部に関する参考実験結果について説明する。上記の実施の形態にかかるはんだ接合部は、加熱装置11により選択的に加熱されて形成される。はんだ接合部が加熱されて形成されると、はんだ接合部の疲労による寿命に影響するかどうかを検証した。
疲労による寿命を検証するために、参考実験として温度サイクル疲労試験を行なった。参考実験に用いたはんだは、Snの含有量が90質量%であり、且つ他の含有量として、Agが3質量%、Cuが0.5質量%、Sbが3質量%、および残部が不可避不純物である。
図3を参照して、参考実験に用いられた基板51は、上面に電極パッド52が設けられている。参考実験に用いられたセラミクス製抵抗器53は、左右両端の周囲を囲うように電極55が設けられている。電極パッド52と電極55との間に、上記の含有量の溶融したはんだを供給し、図示しない加熱装置により凝固するのを遅らせてはんだ付けした。その結果、はんだ接合部であるフィレット54が得られた。
はんだ接合部に対し、温度サイクル疲労試験として、気相式の温度サイクル試験機を用いて参考実験を行なった。温度は、低温側を−40℃、高温側を125℃とした。温度サイクルの周期は、低温および高温に対してそれぞれ30分とした。はんだ接合部を、低温および高温の環境下に交互に置くことを1サイクルとして、2000サイクル繰り返した。
参考実験を行なったあと、図3に参照されるように、疲労による亀裂60が発生した。疲労による亀裂60の長さは約80μm〜100μmであり、極めて短く、破断に至るまでにはまだ十分な寿命がある。よって、はんだ接合部が加熱装置により凝固するのを遅らせて形成されることは、疲労による寿命に影響しないものと考えられる。
(はんだ接合方法)
再び図1または図2を参照して、実施の形態にかかるはんだ接合方法について説明する。はんだ接合方法にかかるプリント配線板4は、プリント配線板4の実装面側から裏面側に向けて貫通するよう設けられたスルーホール電極7を有している。スルーホール電極7には、プリント配線板4の実装面側から電子部品5の電極リード6が挿入される。
はんだ接合方法にかかるはんだ供給装置8は、プリント配線板4の実装面側の下方に配置される。はんだ供給装置8は、スルーホール電極7に電極リード6が挿入された状態で、プリント配線板4の裏面側からスルーホール電極7に溶融したはんだ1を供給する。
はんだ接合方法にかかる加熱装置11は、スルーホール電極7に供給されたはんだ1を選択的に加熱する。
上述のように構成されたはんだ接合方法は、スルーホール電極7に電子部品5の電極リード6が挿入された状態で、当該スルーホール電極7に対し、はんだ供給装置8によりプリント配線板4の裏面側から溶融したはんだ1を供給する工程を備えている。
上述のように構成されたはんだ接合方法は、スルーホール電極7に供給されたはんだ1を加熱装置11により選択的に加熱し、供給されたはんだ1が凝固するのを遅らせて、スルーホール電極7と電極リード6とをはんだ接合する工程を備えている。
ここで言う選択的に加熱し、とは、スルーホール電極7に対して溶融したはんだ1が供給されたあと、このスルーホール電極7に対して供給された溶融したはんだ1が凝固するまでの間に、加熱装置11がスルーホール電極7に供給されたはんだ1を加熱することを言う。さらに、ここで言う選択的に加熱するとは、加熱装置11が、このスルーホール電極7に対して供給されたはんだ1のみを、局所的に加熱することを言う。
以上のように、本実施の形態にかかるはんだ接合方法によれば、加熱装置11により供給されたはんだ1が凝固するのを遅らせるため、ブリッジ不良またはツララ不良が発生することを抑制することができる。また、供給されるはんだ1の温度が低くてもよいので、消費エネルギーを減らすことができる。
(プリント配線板の製造方法)
再び図1または図2を参照して、実施の形態にかかるプリント配線板の製造方法について説明する。プリント配線板の製造方法にかかるプリント配線板4は、プリント配線板4の実装面側から裏面側に向けて貫通するよう設けられたスルーホール電極7を有している。スルーホール電極7には、プリント配線板4の実装面側から電子部品5の電極リード6が挿入される。
プリント配線板の製造方法にかかるはんだ供給装置8は、プリント配線板4の実装面側の下方に配置される。はんだ供給装置8は、スルーホール電極7に電極リード6が挿入された状態で、プリント配線板4の裏面側からスルーホール電極7に溶融したはんだ1を供給する。
プリント配線板の製造方法にかかる加熱装置11は、スルーホール電極7に供給されたはんだ1を選択的に加熱する。ここで言う選択的に加熱するとは、スルーホール電極7に対して溶融したはんだ1が供給されたあと、このスルーホール電極7に対して供給された溶融したはんだ1が凝固するまでの間に、加熱装置11がスルーホール電極7に供給されたはんだ1を加熱することを言う。さらに、ここで言う選択的に加熱するとは、加熱装置11が、このスルーホール電極7に対して供給されたはんだ1のみを、局所的に加熱することを言う。
上述のように構成されたプリント配線板の製造方法は、プリント配線板4の実装面側から裏面側に向けて貫通するよう設けられたスルーホール電極7に、電子部品5の電極リード6を挿入する工程を備えている。
上述のように構成されたプリント配線板の製造方法は、スルーホール電極7に対し、はんだ供給装置8によりプリント配線板4の裏面側から溶融したはんだ1を供給する工程を備えている。
上述のように構成されたプリント配線板の製造方法は、スルーホール電極7に供給されたはんだ1を加熱装置11により選択的に加熱し、供給されたはんだ1が凝固するのを遅らせて、スルーホール電極7と電極リード6とをはんだ接合する工程を備えている。
以上のように、本実施の形態にかかるプリント配線板の製造方法によれば、加熱装置11により供給されたはんだ1が凝固するのを遅らせるため、ブリッジ不良またはツララ不良が発生することを抑制することができる。また、供給されるはんだ1の温度が低くてもよいので、消費エネルギーを減らすことができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 はんだ、2 はんだ槽、3 溶融装置、4 プリント配線板、5 電子部品、6 電極リード、7 スルーホール電極、8 はんだ供給装置、10 はんだ接合部、11 加熱装置、12 熱線、13 搬送装置、20 ノズル部、21 モータ、22 インペラ、23 ダクト、24 はんだ噴流、25 矢印、30 昇降部、51 基板、52 電極パッド、53 セラミクス製抵抗器、54 フィレット、55 電極、60 亀裂、100 ブリッジ不良、200 ツララ不良。

Claims (9)

  1. はんだを収容したはんだ槽と、
    前記はんだを溶融するはんだ溶融装置と、
    プリント配線板の実装面側から裏面側に向けて貫通して設けられたスルーホール電極に、電子部品の電極リードが挿入された状態で、前記プリント配線板の裏面側から前記スルーホール電極に対して溶融した前記はんだを供給するはんだ供給装置と、
    前記スルーホール電極に供給された前記はんだを選択的に加熱し、供給された前記はんだが凝固するのを遅らせる加熱装置と、を備え
    前記加熱装置は、送風機を含み、前記送風機は、前記スルーホール電極に供給された前記はんだに向けて加熱された窒素ガスを吹き付けて、前記スルーホール電極に供給された前記はんだを対流熱伝達によって加熱する、
    はんだ接合装置。
  2. 前記はんだ供給装置はノズル部を有し、前記ノズル部から溶融した前記はんだを前記スルーホール電極に向けてはんだ噴流として供給する、
    請求項1に記載のはんだ接合装置。
  3. 前記はんだ供給装置は前記プリント配線板を昇降させる昇降部を有し、
    前記プリント配線板の前記スルーホール電極は、溶融した前記はんだに対向するよう上方に配置され、前記はんだ供給装置の前記昇降部により下方に移動して溶融した前記はんだに浸漬され、当該スルーホール電極に溶融した前記はんだが供給される、
    請求項1に記載のはんだ接合装置。
  4. 前記プリント配線板を搬送する搬送装置をさらに備え、
    前記搬送装置は、前記プリント配線板を第1の位置および第2の位置に搬送し、
    前記第1の位置において、前記スルーホール電極に対して溶融した前記はんだが供給され、
    前記第2の位置において、前記溶融したはんだが選択的に加熱される、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のはんだ接合装置。
  5. 前記加熱装置は、前記プリント配線板が搬送される方向における前方から、前記スルーホール電極に供給された前記はんだを選択的に加熱する、
    請求項4に記載のはんだ接合装置。
  6. 前記はんだは、スズ(Sn)、銀(Ag)、銅(Cu)およびアンチモン(Sb)を含有し、
    前記はんだのアンチモン(Sb)含有量が2.5%質量以上3.5%質量未満である、請求項1からのいずれか1項に記載のはんだ接合装置。
  7. プリント配線板の実装面側から裏面側に向けて貫通するよう設けられたスルーホール電極に、電子部品の電極リードが挿入された状態で前記スルーホール電極に対し、はんだ供給装置により前記プリント配線板の裏面側から溶融したはんだが供給され、
    前記スルーホール電極に供給された前記はんだを加熱装置により選択的に加熱し、供給された前記はんだが凝固するのを遅らせて、前記スルーホール電極と前記電極リードとがはんだ接合されて形成され
    前記加熱装置は、送風機を含み、前記送風機は、前記スルーホール電極に供給された前記はんだに向けて加熱された窒素ガスを吹き付けて、前記スルーホール電極に供給された前記はんだを対流熱伝達によって加熱する、はんだ接合部。
  8. プリント配線板の実装面側から裏面側に向けて貫通するよう設けられたスルーホール電極に、電子部品の電極リードが挿入された状態で前記スルーホール電極に対し、はんだ供給装置により前記プリント配線板の裏面側から溶融したはんだを供給する工程と、
    前記スルーホール電極に供給された前記はんだを加熱装置により選択的に加熱し、供給された前記はんだが凝固するのを遅らせて、前記スルーホール電極と前記電極リードとをはんだ接合する工程と、
    を備え
    前記加熱装置は、送風機を含み、前記送風機は、前記スルーホール電極に供給された前記はんだに向けて加熱された窒素ガスを吹き付けて、前記スルーホール電極に供給された前記はんだを対流熱伝達によって加熱する、はんだ接合方法。
  9. プリント配線板の実装面側から裏面側に向けて貫通するよう設けられたスルーホール電極に、電子部品の電極リードを挿入する工程と、
    前記スルーホール電極に対し、はんだ供給装置により前記プリント配線板の裏面側から溶融したはんだを供給する工程と、
    前記スルーホール電極に供給された前記はんだを加熱装置により選択的に加熱し、供給された前記はんだが凝固するのを遅らせて、前記スルーホール電極と前記電極リードとをはんだ接合する工程と、
    を備え
    前記加熱装置は、送風機を含み、前記送風機は、前記スルーホール電極に供給された前記はんだに加熱された窒素ガスを吹き付けて、前記スルーホール電極に供給された前記はんだを対流熱伝達によって加熱する、プリント配線板の製造方法。
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