JP5205214B2 - 板状部材の支持装置および支持方法 - Google Patents

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本発明は、板状部材を支持する支持装置および支持方法に関する。
従来、半導体製造工程において、半導体ウェハ(以下、単にウェハという)の支持装置として、ウェハに相対する円板プレートと、この円板プレートの外周に設けられる支持リングと、円板プレートの複数箇所に設けられるベルヌーイ吸着手段とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。この支持装置では、ベルヌーイ吸着手段によって負圧を発生させることでウェハを円板プレート側に吸引するとともに、ウェハの外縁部に支持リングを当接させて位置決めすることで、ウェハの内周側の主要部分に対しては非接触で当該ウェハを支持するように構成されている。
特開2006−114640号公報
ところで、特許文献1に記載されたような従来の支持装置では、点在した複数のベルヌーイ吸着手段でウェハを吸引するため、これらの吸着手段の位置において吸引力が大きく、それ以外の位置では吸引力が小さいか吸引されない状態となる。このため、ウェハの部位によって吸引力が異なることから、ウェハが波打つように変形し、局部的な応力が発生してしまう可能性がある。特に、近年ウェハ外径が大型化するとともにウェハの厚みを薄型化することが要求されるため、ウェハの変形が大きくなる傾向にあり、その解決が望まれている。
本発明は、以上のような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、板状部材の各部に作用する吸引力を均一化して板状部材の変形や局部応力を抑制することができる板状部材の支持装置および支持方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の板状部材の支持装置は、板状部材の外縁部に当接する外側支持部と、前記外側支持部よりも内側にて前記板状部材の表面に相対する内側対向面と、前記板状部材と前記内側対向面とが相対する隙間を減圧する減圧手段と、前記減圧手段に気体を供給する供給手段とを備え、前記減圧手段は、前記供給手段から気体が供給される第1通気部と、この第1通気部および前記隙間に連通されて当該第1通気部よりも通気経路が絞られた第2通気部と、この第2通気部に連通されて前記供給された気体を排気する第3通気部とを有して構成され、前記第2通気部における気体の流速を増加させることで前記隙間に減圧領域を形成して前記板状部材を支持し、前記第3通気部は、前記外側支持部を支持する外側支持体に設けられ、前記気体を前記外側支持の外方に排気する排気口で構成されている、という構成を採用している。
この際、本発明の板状部材の支持装置では、前記外側支持部と前記内側対向面との間には、前記板状部材の外縁に沿うとともに前記隙間に連通される吸着溝が形成され、この吸着溝を介して前記隙間と前記第2通気部とが連通されていることが好ましい。
さらに、本発明の板状部材の支持装置では、前記内側対向面には、前記板状部材に向かって気体を吹き出す給気手段が設けられていることが好ましい。
また、本発明の板状部材の支持装置では、前記外側支持部は、前記板状部材の外縁部に沿った外側支持体に形成され、前記内側対向面は、前記外側支持体の内側に設けられる内側支持体に形成されるとともに、前記内側支持体に前記第1通気部および第2通気部が設けられていることが好ましい。
一方、本発明の板状部材の支持方法は、板状部材の外縁部に当接する外側支持部と、前記外側支持部よりも内側にて前記板状部材の表面に相対する内側対向面と、前記板状部材と前記内側対向面とが相対する隙間に連通するとともに当該隙間を減圧する減圧手段とを備えた装置を用いる板状部材の支持方法であって、前記板状部材の外縁部を前記外側支持部に当接させるとともに前記内側対向面に相対して当該板状部材を設置した状態で、前記減圧手段に気体を供給するとともに、当該減圧手段の内部において気体の流速を増加させて前記外側支持部を支持する外側支持体に設けられた排気口により当該外側支持の外方に排気することで前記隙間に減圧領域を形成し、この減圧領域により前記板状部材を前記外側支持部および内側対向面側に吸引して当該板状部材を支持することを特徴とする。
以上のような本発明によれば、板状部材と内側対向面とが相対する隙間に連通させて減圧手段を設け、この減圧手段において気体の流速を増加させることで、ベンチュリー効果によって前記隙間に減圧領域を形成することができ、この隙間に面した板状部材の略全体を内側対向面側に吸引することができる。そして、従来の支持装置のように板状部材に対向して複数の吸着手段を設けたものではないので、板状部材に作用する吸引力を均一化して板状部材の変形や局部応力を抑制することができる。すなわち、本発明の板状部材の支持装置において、減圧手段が第1通気部、第2通気部および第3通気部を備え、第2通気部の通気経路が第1通気部よりも絞られていることで、第1通気部から第2通気部に流入する気体の流速を増加させ、そのベンチュリー効果によって第2通気部に連通した空間が減圧される。従って、板状部材と内側対向面との隙間に減圧領域が形成されることとなり、隙間側つまり内側対向面側に板状部材を吸引することができる。このように板状部材を吸引することで、板状部材の外縁部を外側支持部で位置決め支持するとともに、この外縁部以外の板状部材の内周部とは非接触の状態で当該板状部材を支持することができる。
また、板状部材の外縁に沿う吸着溝を形成し、この吸着溝を介して隙間と減圧手段の第2通気部とを連通する構成によれば、吸着溝を設けた板状部材の外縁部近傍に減圧領域を形成し、外側支持部に当接する板状部材の外縁部近傍をより強く吸引することによって、吸引位置と当接位置(支持位置)とが近接することから、板状部材の変形を確実に抑制することができる。
さらに、内側対向面に給気手段を設け、この給気手段から板状部材に向かって気体を吹き出すことで、板状部材全体の撓みを抑制し、当該板状部材の面位置を所定位置に保つ、つまり、板状部材が略平面となる状態で支持することができる。すなわち、減圧領域によって板状部材の略全体を内側対向面側に吸引すると、外側支持部に支持されずに支持位置から離れた板状部材の中間部が内側対向面側に近づく方向に引き寄せられ、板状部材全体が撓む可能性があるが、給気手段から適宜に加圧した気体を板状部材に向かって吹き出すことで、中間部における隙間の気圧を調節し、板状部材の撓みを抑制することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る板状部材の支持装置1を示す断面図であり、図2は、支持装置1の平面図である。
支持装置1は、板状部材としてのウェハWの表面に接着した接着シートSを剥離するシート剥離装置の一部を構成するものであり、ウェハWを吸引して保持し、接着シートSを剥離する際にウェハWとの間に作用する剥離力に対し、ウェハWが浮き上がらないように支持可能に構成されている。ここで、シート剥離装置は、支持装置1によってウェハWを保持した状態で、ウェハW表面の接着シートSに剥離用テープTを貼付し、この剥離用テープTを図示しないスライダに支持されたチャック装置Cで掴んで引っ張ることで、接着シートSをウェハWから剥離するように構成されている。
支持装置1は、上方に開口した有底円筒状の外側支持体2と、この外側支持体2の内部に設けられる全体円盤状の内側支持体3と、減圧手段4および給気手段5とを備えて構成されるとともに、外側支持体2と内側支持体3との間には、ウェハWの外縁に沿う吸着溝6が形成されている。
外側支持体2は、ウェハWの外縁形状に対応して円筒状に連続する外周側壁部21と、この外周側壁部21の下端部に連続した底板部22と、外周側壁部21の上端縁に設けられる外側支持部としての当接部23とを有して構成されている。外周側壁部21には、その周方向にそって適宜な間隔で設けられて当該外周側壁部21を貫通する複数の排気口24が形成されている。当接部23は、シリコンゴム等の弾性部材からなり、円環状に形成されてウェハWの外縁部に下方から当接してウェハWを支持できるようになっている。
内側支持体3は、支持したウェハWの下面と所定の隙間7を介して相対する内側対向面31と、外周側壁部21の内周面に吸着溝6を挟んで対向する内側側面部32と、この内側側面部32に沿って当該内側支持体3の内部に設けられる中空環状の外周チャンバ部33と、当該内側支持体3の中央内部に設けられる中空状の中央チャンバ部34とを有して構成されている。さらに、内側支持体3には、内側側面部32を貫通して外周チャンバ部33に達するとともに吸着溝6に開口する複数の通気孔35と、内側対向面31を貫通して中央チャンバ部34に達するとともに隙間7に開口する複数の連通孔36とが形成されている。また、外周チャンバ部33には、第1配管37が接続され、この第1配管37を介して外周チャンバ部33に気体を供給する第1気体供給装置P1(供給手段)が接続されている。一方、中央チャンバ部34には、第2配管38が接続され、この第2配管38を介して中央チャンバ部34に気体を供給する第2気体供給装置P2が接続されている。
減圧手段4は、第1気体供給装置から気体が供給される第1通気部としての外周チャンバ部33と、この外周チャンバ部33よりも通気経路が絞られた第2通気部としての複数の通気孔35と、これら複数の通気孔35の各々に対向して設けられる第3通気部としての複数の排気口24とによって構成されている。そして、吸着溝6に開口した通気孔35および排気口24は、それぞれ隙間7に連通されるとともに、排気口24の通気経路は、通気孔35の通気経路よりも拡大されている。このような減圧手段4によれば、第1気体供給装置P1から外周チャンバ部33に供給された気体は、外周チャンバ部33内部において略等圧になった後に、図に矢印Aで示すように、各通気孔35から排気口24に向かって吹き出され、各排気口24から外側支持体2の径方向外方に向かって排気されるようになっている。
以上の減圧手段4によって気体が排気されることで、隙間7内部の空気がベンチュリ−効果により吸引され、隙間7に減圧領域が形成される。この減圧領域の作用によってウェハWが内側対向面31に向かって吸引され、ウェハWの外縁部が当接部23に密接される。すなわち、外周チャンバ部33よりも通気経路が絞られた通気孔35を通過する際に気体の流速が増加するため、そこに連通された吸着溝6の圧力がベンチュリ−効果によって効率よく減圧される。従って、隙間7の気圧が低下し、外部の気圧(大気圧)よりも減圧された減圧領域が形成され、ウェハWが吸引されることとなる。
給気手段5は、第2気体供給装置P2から気体が供給される中央チャンバ部34と、この中央チャンバ部34から隙間7に気体を吹き出す複数の連通孔36とによって構成されている。複数の連通孔36は、内側対向面31の中心から同心円状に集中して設けられ、ウェハWの中央部に向かって気体を吹き出すように構成されている。このような給気手段5によれば、第2気体供給装置P2から中央チャンバ部34に供給された気体は、図に矢印B1で示すように、各連通孔36からウェハWに向かって吹き出され、その後、矢印B2で示すように、隙間7内部において外周部に流れてから吸着溝6に流入し、減圧手段4による矢印Aの気体の流れに引っ張られて排気口24から排気されるようになっている。
以上の給気手段5で給気する気体の給気量は、減圧手段4によって排気する排気量とバランスするように適宜設定されており、給気手段5から気体を吹き出すことで、ウェハWの中央部における隙間7の減圧が緩和され、減圧手段4で形成される減圧領域と比較して気圧が高い加圧領域が連通孔36近傍に形成される。この加圧領域の気圧は、給気手段5からの気体の吹き出し量によって調整可能であって、その気圧としては、減圧領域の気圧よりも高くかつ外部の気圧(大気圧)よりも低くなるように設定されていてもよいし、また減圧領域の気圧および外部の気圧(大気圧)よりも高いものの、隙間7の内部全体としては外部の気圧よりも低くなるように設定されていてもよい。すなわち、給気手段5からの気体の吹き出し量としては、減圧手段4の吸引力を弱めるものの、ウェハW全体に対する吸引力がゼロあるいは負とならない程度の吹き出し量に設定されていればよい。このような加圧領域が形成されることで、ウェハWの中央部に対する吸引力を弱めるか、またはウェハWの中央部に対して内側対向面31から離れる方向の押出力を作用させ、ウェハW全体の内側対向面31側への撓みを抑制しつつ、ウェハWを支持できるようになっている。そして、以上のような給気手段5の給気量と減圧手段4の排気量とのバランスは、ウェハWの径寸法や厚さ寸法などの条件によって適宜に設定されていればよい。
以上のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、減圧手段4によって隙間7に減圧領域が形成され、この減圧領域によってウェハWが吸引されることで、隙間7に面したウェハW全体を吸引することができるとともに、給気手段5によってウェハW中央部の撓みを抑制することもできるので、ウェハWの変形や局部応力を抑制しつつウェハWが略平面となる状態で支持することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、板状部材が半導体ウェハである場合を示したが、板状部材は半導体ウェハWに限定されるものではなく、ガラス板、鋼板、または、樹脂板等、その他の板状部材も対象とすることができ、半導体ウェハとしては、シリコンウェハや化合物ウェハ等が例示できる。
また、前記実施形態では、内側支持体3に設けた外周チャンバ部33(第1通気部)および複数の通気孔35(第2通気部)と、外側支持体2に設けた複数の排気口24(第3通気部)とで減圧手段4が構成されていたが、減圧手段の構成は、前記実施形態に限定されない。例えば、第1通気部、第2通気部および第3通気部の全てが内側支持体3に設けられていてもよく、逆に外側支持体2に設けられていてもよい。さらに、第1通気部が内側支持体3に設けられ、第2通気部および第3通気部が外側支持体2に設けられていてもよく、また、第1通気部が外側支持体2に設けられ、第2通気部および第3通気部が内側支持体3に設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、隙間7と減圧手段4の通気孔35(第2通気部)とが吸着溝6を介して連通されていたが、これに限らず、吸着溝6に代えて複数の吸着孔を介して隙間7と第2通気部とが連通されていてもよい。この場合には、複数の吸着孔は、ウェハWの外縁に沿って密に並設されていることが好ましい。
また、本発明の第2通気部である通気孔35、第3通気部である排気口24および吸着溝6は、以下の図3および図4に示すような形態であってもよい。
図3において、吸着溝6は、その底面が通気孔35の下端部と略同一高さ位置に設けられ、吸着溝6の底面よりも排気口24の下端部が下方に設けられている。このような吸着溝6の底面は、内側支持体3の外周部から外側支持体2の外周側壁部21に向かって突出するリング状の突部39によって形成されている。
図4においても、吸着溝6の底面が通気孔35の下端部と略同一高さ位置に設けられ、この吸着溝6の底面は、外側支持体2によって形成されている。一方、外側支持体2の外周側壁部21の内周面側には、吸着溝6と排気口24とを連通する連通部25が形成され、この連通部25を介して通気孔35からの気体および吸着溝6の気体が排気口24へ向かって排気されるようになっている。このような連通部25は、通気孔35と同軸上に対向して設けられている。
また、前記実施形態では、給気手段5を設けてウェハWの中央部における隙間7に加圧領域を形成することとしたが、これに限らず、ウェハWの径寸法や厚さ寸法によっては給気手段5を省略することも可能である。
さらに、前記実施形態では、シート剥離装置の一部を構成する支持装置1について説明したが、本発明の支持装置は、例えば、半導体ウェハの搬送装置の一部に本発明の支持装置を用いてもよい。そして、本発明の支持装置は、ウェハW(板状部材)を下方から吸引支持するものに限らず、チャック装置のようにウェハ(板状部材)を上方や側方から支持するものであってもよい。
本発明の一実施形態に係る板状部材の支持装置の断面図。 図1の支持装置の平面図。 本発明の変形例に係る支持装置の部分断面図。 本発明の他の変形例に係る支持装置の部分断面図。
符号の説明
1 支持装置
2 外側支持体
3 内側支持体
4 減圧手段
5 給気手段
6 吸着溝
7 隙間
23 当接部(外側支持部)
24 排気口(第3通気部)
31 内側対向面
33 外周チャンバ部(第1通気部)
35 通気孔(第2通気部)
P1 第1気体供給装置(供給手段)
W ウェハ(板状部材)

Claims (2)

  1. 板状部材の外縁部に当接する外側支持部と、
    前記外側支持部よりも内側にて前記板状部材の表面に相対する内側対向面と、
    前記板状部材と前記内側対向面とが相対する隙間を減圧する減圧手段と、
    前記減圧手段に気体を供給する供給手段とを備え、
    前記減圧手段は、前記供給手段から気体が供給される第1通気部と、この第1通気部および前記隙間に連通されて当該第1通気部よりも通気経路が絞られた第2通気部と、この第2通気部に連通されて前記供給された気体を排気する第3通気部とを有して構成され、
    前記第2通気部における気体の流速を増加させることで前記隙間に減圧領域を形成して前記板状部材を支持し、
    前記第3通気部は、前記外側支持部を支持する外側支持体に設けられ、前記気体を前記外側支持の外方に排気する排気口で構成されていることを特徴とする板状部材の支持装置。
  2. 板状部材の外縁部に当接する外側支持部と、前記外側支持部よりも内側にて前記板状部材の表面に相対する内側対向面と、前記板状部材と前記内側対向面とが相対する隙間に連通するとともに当該隙間を減圧する減圧手段とを備えた装置を用いる板状部材の支持方法であって、
    前記板状部材の外縁部を前記外側支持部に当接させるとともに前記内側対向面に相対して当該板状部材を設置した状態で、前記減圧手段に気体を供給するとともに、当該減圧手段の内部において気体の流速を増加させて前記外側支持部を支持する外側支持体に設けられた排気口により当該外側支持の外方に排気することで前記隙間に減圧領域を形成し、この減圧領域により前記板状部材を前記外側支持部および内側対向面側に吸引して当該板状部材を支持することを特徴とする板状部材の支持方法。
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