JP5203932B2 - 液晶ポリマー組成物 - Google Patents

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Description

ヒドロキノン、2,6−ナフタレンジカルボン酸、4−ヒドロキシ安息香酸および任意選択的に少量のテレフタル酸から製造された液晶ポリマーは、意外なほどに高い熱変形温度を有し、よって液晶ポリマーを高温用途において特に適したものにする。
サーモトロピック液晶ポリマー(LCP)は重要な商品である。サーモトロピック液晶ポリマーは、良好な溶融成形特性、しばしば低い燃焼性および多くの場合、より高い温度での有用性のために特に注目される。LCPに関わる1つの目標は、益々より高い温度能力を有するポリマーを開発することであった。
ヒドロキノン(HQ)、テレフタル酸(TA)、2,6−ナフタレンジカルボン酸(NDA)、4−ヒドロキシ安息香酸(HBA)から誘導されたポリエステルLCPは知られている。例えば、米国特許公報(特許文献1)、米国特許公報(特許文献2)および米国特許公報(特許文献3)を参照すること。これらの参考文献のすべてにおいて、実際に製造されたLCPは、(本明細書に記載されたLCPと比較して)LCPの中にテレフタル酸から誘導された比較的多量の反復単位を有していた。
特に、米国特許公報(特許文献3)には、ポリマー組成の変化によるLCPの特定の特性の変動が報告されている。この特許の図8において、ポリマー組成による熱変形温度(HDT)の変動は、ポリマー組成の関数としての曲線プロットの形態および予測HDTに対する式で与えられている。HDTは、より高い温度でのポリマーの(相対的)有用性を予測するために用いられることが多い特性である。本質において、HDTは、温度が上昇するにつれてのポリマーの剛性(より正確には曲げに対する抵抗)を判定する。通常、HDTが高ければ高いほど、所定のあらゆる用途においてポリマーを用いてもよい温度が高くなる。本明細書に記載されたLCPは、意外なことに、米国特許公報(特許文献3)の図8の下部の式(式C)によって予測されるより遙かに高いHDTを有する。
米国特許公報(特許文献4)には、ヒドロキノン、2,6−ナフタレンジカルボン酸および4−ヒドロキシ安息香酸から誘導された反復単位を有するポリマーが開示されている。この特許において報告されたこうしたポリマーの唯一の例は、本明細書で権利請求されたポリマーより遙かに高いレベルの4−ヒドロキシ安息香酸から誘導された反復単位を含んでいる。
米国特許第4,169,933号明細書 米国特許第6,121,369号明細書 米国特許第6,306,946号明細書 米国特許第4,067,852号明細書
本発明は、
(a)100モル部のヒドロキノン、
(b)約85〜100モル部の2,6−ナフタレンジカルボン酸、
(c)0〜約15モル部のテレフタル酸、および
(d)約50〜約150モル部の4−ヒドロキシ安息香酸
から誘導された反復単位から本質的になる液晶ポリマーを含み、
(b)+(c)の合計モル部は100であるという条件で、
前記2,6−ナフタレンジカルボン酸の前記モル部が約85〜88であるとき、前記4−ヒドロキシ安息香酸の前記モル部は約50〜約130であることを特徴とする組成物に関する。
充填剤入りポリマーおよびこのLCP組成物の造形部品も本明細書において開示されている。
本明細書におけるLCPは幾つかのモノマーから「誘導」される。「誘導される」は、反復単位が必ずしも用いられるモノマーではなく、重合反応においてモノマーまたは当該モノマーの誘導体から誘導されることを意味する。例えば、本LCPを製造する1つの一般方法において、ヒドロキノンジアセテートなどのHQジエステル、4−ヒドロキシ安息香酸アセテートなどのHBA酸のエステル、TAおよびNDAは一緒に反応してLCPを生成させる。エステルはエステルとしてプロセスに添加してもよいか、または例えば無水酢酸などの無水カルボン酸による反応によって、現場(in−situ)でエステルを生成させてもよい。
好ましいLCPにおいて、TAから誘導された反復単位1〜12モル部とNDAから誘導された反復単位88〜99モル部、より好ましくはTAから誘導された反復単位3〜10モル部とNDAから誘導された反復単位90〜97モル部が存在し、および/またはポリマー中に存在するHBAから誘導された反復単位約75〜約125モル部が存在する。
本明細書における「本質的に〜からなる」は、指定成分およびLCPの必須特性を変えない他のあらゆる成分を意味する。これは、例えば、LCPに重合され得る(モノマーとして作用する)少量の他の化合物を含んでもよい。それは、用いられるモノマー中の正規不純物である。本明細書における「含む」は、指定成分および他のあらゆる構成成分を意味する。
LCPは当該技術分野で周知の方法によって製造してもよい。上で記載したように、HQおよびHBAのエステルは、酢酸などの副生物カルボン酸を蒸留除去しつつ加熱下でTAおよびNDAと反応させてもよい。高温での酢酸の生成が遅いとき、生成した低分子量ポリマー(時にはプレポリマーと呼ばれる)は高温を維持しつつ真空に供される。その後、ポリマーは、加熱および真空下で重合プロセスを継続することにより所望の分子量に上げてもよい。あるいは、プレポリマー(または多少より高い分子量のある種のポリマー)を固化してもよく、穏やかな加熱および真空および/または不活性ガスの流れ下で固体ポリマーを所望の分子量に上げてもよい。TAおよびNDAのフェノールエステルをHQおよびHBAと一緒に用いて類似のプロセスを行ってもよい。フェニルエステルを誘導するフェノールを副生物として製造することを除き、プロセスは酢酸エステルプロセスと同様に行われる。プロセスのこれらのタイプは当該技術分野で周知である。
これらのLCPはLCP組成物の中で用いられる他の典型的な成分と混合して、LCPを含む組成物を形成させてもよい。こうした材料には、ガラス繊維、中空または中実のガラス球、クレー、マイカ、タルクおよびウォラストナイトなどの鉱物、炭素繊維などの充填剤および強化剤;カーボンブラックおよびTiO2などの顔料、金属酸化物および/または金属炭酸塩;シリカ、アルミナ、窒化硼素およびチタン酸カリウムの繊維またはフィブリドなどの無機繊維材料、アラミド繊維などの有機繊維、離型剤および型油、ならびに難燃剤(ただし、これらの特定のLCPは比較的良好な耐燃焼性を本質的に有する)、ならびにポリマーブレンドを形成させるための他のポリマーが挙げられる。他の有用な材料およびこうした組成物中のそれらの典型的な濃度は米国特許公報(特許文献3)において見られる。この特許は本明細書に参照により援用される。
特に有用な添加剤は、存在するLCP100重量部当たり好ましくは約5〜約100重量部、より好ましくは約10〜約70重量部の量の1つまたは複数の充填剤および強化剤である。特に有用な強化剤は、繊維状または板状である、すなわち、約2以上、より好ましくは約3以上の平均アスペクト比を有する材料である(アスペクト比は、材料「粒子」の最長寸法を最小寸法で除したものを意味する。例えば、繊維の場合、これは典型的には長さを最小断面測定値で除したものである)。有用な板状材料には、タルクおよびマイカが挙げられ、有用な繊維には、炭素繊維、ガラス繊維およびアラミド繊維が挙げられ、ガラス繊維は特に好ましい。
こうした組成物は、典型的には、ニーダまたは一軸スクリュー押出機あるいは二軸スクリュー押出機などの典型的な熱可塑性樹脂溶融加工装置内で成分を溶融混合する周知の技術によって製造することが可能である。溶融混合は、LCPが溶融している間に混合を行うことを意味する。他の成分は、それらの融点に応じて溶融してもまたは溶融してなくてもよい。
LCP自体またはLCPを含む組成物は、熱可塑性樹脂溶融成形装置にフィードするために適するペレットまたは粒子に周知のプロセスによって成形してもよい。溶融成形装置内で、組成物および特にLCPは通常に溶融され、溶融されている間にある形状に成形され、その後、組成物を固化し所望の形状を保持するために冷却される。これが造形部品を製造する方法である。典型的な溶融成形方法(および方法を実施するための対応する装置)には、射出成形、(特に、シート、フィルムまたは異形材を形成させる)押出、ブロー成形および熱成形が挙げられる。
これらのLCPにより製造され得る部品またはそれらの構成部品の有用なタイプには、電気コネクタおよび電子コネクタ、回路板、種々の用途のためのハウジング、自動車部品、料理用具/耐熱皿、高温光ソケットなどのセラミックスの代わりとなる用途および発光ダイオードハウジングおよび/または取付物が挙げられる。
本明細書におけるHDTは、1.82MPaの負荷でASTM方法D648によって測定される。
実施例において、引張強度(TS)および破断点引張伸び(EB)は、タイプ1バーを用いて5.1mm/分(0.2インチ/分)の伸び速度でASTM方法D638によって測定した。この試験において、歪み計を用いて伸びを正確に測定した。曲げ強度(FS)および曲げ弾性率(FM)はASTM方法D790によって測定した。ポリマーの融点(Tm)は、20℃/分の加熱速度でASTM方法D3418によって測定し、第2の熱を採用した。融点は溶融吸熱のピークとして採用した。
(実施例1〜10)
研削されたガラストップと攪拌機を備えた3Lの樹脂ケトルに表1で示したモル比率のモノマーと無水酢酸を計量して入れた。実施例1のポリマーのために用いられた材料の量は、典型的には、ヒドロキノン249.3g(用いられたジカルボン酸の量のために必要な量の8%モル過剰)、テレフタル酸34.8g、2,6−ナフタレンジカルボン酸408.0g、4−ヒドロキシ安息香酸289.6gおよび無水酢酸710.3g(5%モル過剰)であった。0.192gのp−ヒドロキシ安息香酸カリウム、0.710gの「サンドスタブ(Sandostab)」(登録商標)P−EPQ(米国ノースカロライナ州シャーロットのクラリアント・コーポレーション(Clariant Corp.(Charlotte,NC28205,USA))から入手できる)および0.375gの酢酸マグネシウム水和物の「触媒パッケージ」も添加した(重合中の熱分解を最小限に抑えるために特定の条件下で、より低い触媒レベルは望ましい場合がある)。同様の総量の成分を用いて他のLCPを製造した。
内径25mm×高さ400mmの充填カラムを研削されたガラストップに接続し、カラムのトップにリフラックススプリッタおよびコンデンサを装着した。反応物を投入した後、装置を上述したように接続し、窒素ガスフラッシュを開始し、160℃に加熱された液体金属浴を所定の位置に上げて、ケトルの下方部分の約75%を加熱した。この時点で、リフラックススプリッタを調節し、凝縮蒸気の100%がケトルに戻るようにした。プロセスを攪拌および100%還流しつつ30分にわたり運転した。その後、凝縮材料の推定75%がケトルに戻り、25%が製品リザーバに取り出されるまでスプリッタを部分的に開けた。次に、金属浴の温度を約3時間にわたって160℃から360℃に上げた。全体を通して圧力を1気圧に維持した。温度が360℃に到達後に、カラムを除去し、ケトルに真空システムにつながっている枝管を装着した。その後、圧力を約1時間にわたり完全真空(Hgで10mm以下)に下げつつ温度を370〜380℃に上げた。攪拌モータが30rpmの攪拌機速度で最大トルクに達するまで減圧を維持した。その後、窒素フラッシュを止め、攪拌機を止め、ケトルを開け、製品を固体としてケトルから取り出した。
その後、ポリマーを28mmの「ワーナー・アンド・フライデラー(Werner and Pfleiderer)」二軸スクリュー押出機でコンパウンディングした。押出機のバレルおよびダイを350〜360℃に設定し、スクリューを200rpmで運転した。すべての材料を後方フィードし、典型的な押出量は約7〜11kg/hであった。実施例1、6、8および9を除くすべての実施例に関して、製造された組成物は、70重量%のLCPおよび30重量%のガラス繊維(米国オハイオ州トレドのオーエンス・コーニング(Owens Corning(Toledo,OH,USA))から入手できる)を含んでいた一方で、実施例1、6、8および9に関しては、組成物は、67.8%LCP、2.0重量%TiO2(本願特許出願人から入手できるグレードR100)、0.2重量%「リコワックス(Licowax)」(登録商標)PE190(米国ノースカロライナ州シャーロットのクラリアント・コーポレーション(Clariant Corp.(Charlotte,NC28205,USA))から入手できるポリエチレンワックス)および30重量%ガラス繊維であった。ストランドとして押出機から出た後、組成物を切断してペレットにした。
これらのペレットを適切なテストピースに成形した。ペレット化サンプルを150℃で一晩(16h)乾燥させた。43g(1.5オンス)のショット能力を有するバレルが装着された「アルブルグ(Arburg)」射出成形機で乾燥ペレットを成形した。バレルとノズルの温度を360℃に設定し、型温度を70℃に設定した。サイクルタイムは10秒射出および15秒型冷却(保持)であった。射出圧力は約20〜約28MPaの範囲であった。
表1は製造されたポリマーの組成を記載している。上述した30重量%ガラス繊維の組成物の特性も記載されている。ただし、記載されたTmは純(コンパウンディングされていない)LCPで測定した。
Figure 0005203932
表1において、「計算値HDT」は米国特許公報(特許文献3)の「式C」(欄9〜10および図8参照)を用いて計算されたLCPのHDTである。記載されたポリマーの幾つかに関しては、2つ以上の調製を示している。「実測値HDT」および他の特性に関する値がある程度変動している一方で、実測値HDTのすべては、驚くべきことに、米国特許公報(特許文献3)の式Cから計算された値より十分に高い。表1において、「実測値HDT」は計算値HDTより平均で約35℃高い。
なお、本発明の好ましい態様としては以下のものを挙げることができる。
1.(a)100モル部のヒドロキノン、
(b)約85〜100モル部の2,6−ナフタレンジカルボン酸、
(c)0〜約15モル部のテレフタル酸、および
(d)約50〜約150モル部の4−ヒドロキシ安息香酸
から誘導された反復単位から本質的になる液晶ポリマーを含み、
(b)+(c)の合計モル部は100であるという条件で、
前記2,6−ナフタレンジカルボン酸の前記モル部が約85〜88であるとき、前記4−ヒドロキシ安息香酸の前記モル部は約50〜約130であることを特徴とする組成物。
2.前記テレフタル酸から誘導された反復単位を3〜約10モル部と、前記2,6−ナフタレンジカルボン酸から誘導された反復単位を約90〜97モル部含むことを特徴とする1に記載の組成物。
3.前記4−ヒドロキシ安息香酸から誘導された反復単位を約75〜約125モル部含むことを特徴とする1または2に記載の組成物。
4.1〜3のいずれか一項に記載の組成物の造形部品。
5.前記液晶ポリマー100部当たり2以上のアスペクト比を有する1つまたは複数の強化剤を約5〜約100重量部さらに含むことを特徴とする1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
6.前記強化剤が板状または繊維状であることを特徴とする5に記載の組成物。
7.前記強化剤がガラス繊維を含むことを特徴とする6に記載の組成物。

Claims (1)

  1. (a)100モル部のヒドロキノン、
    (b)90〜97モル部の2,6−ナフタレンジカルボン酸、
    (c)3〜10モル部のテレフタル酸、および
    (d)50〜150モル部の4−ヒドロキシ安息香酸
    から誘導された反復単位から本質的になる液晶ポリマーを含み、
    (b)+(c)の合計モル部は100であることを特徴とする組成物。
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