JP5203067B2 - ポンプ式流体注出器 - Google Patents

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本発明は、容器の口部に装着されるベースにより当該口部内側にポンプを配置し、このポンプから、その押し下げ及び復元の繰り返しにより当該ポンプを駆動させるステムをベースを通して起立させ、このステムを通って汲み上げられた流体を、当該ステムから前方に向かって伸ばしたノズルから注出するにあたり、ベースから後方に伸ばしたアームを基点とするレバー部材の下向きの揺動により、前記ステムの押し下げを生起させるポンプ式流体注出器に関するものである。
容器に使用するポンプ式流体注出器には、使い易さを考慮して、片手での注出が可能となるように、ベースから伸びるアームを支点とする、所謂、てこ式のハンドル(レバー部材)を採用したものがある(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第2564025号公報
しかしながら、てこ式のハンドルを採用する場合、アームを基点とするハンドルの回転(揺動)運動をステムの上下運動に変換することになるため、ハンドルをノズルに固定するときには、ノズルのみを別体として、軟材質などの弾性材料で構成する必要がある。
このため、ノズルのセット性(組み付け作業性)に問題があり、生産工程の複雑化を招く懸念があった。
本発明は、レバー部材をノズルに固定しても、ステムの押し込み及び復元の動作を妨げることなく、組み付け作業性に優れたポンプ式流体注出器を提供することにある。
本発明は、容器の口部に装着されるベースと、このベースにより前記口部内側に配置されるポンプと、このポンプから前記ベースを通って起立してその押し下げ及び復元の繰り返しにより当該ポンプを駆動させるステムと、このステムを通って汲み上げられた流体の注出口を有し当該ステムから前方に伸びるノズルと、前記ベースから後方に伸びるアームと、このアームを基点とする下向きの揺動により、前記ステムの押し下げを生起させるレバー部材とを備えるポンプ式流体注出器であって、
前記ノズルの後端部を前記ステムの上端に回動可能に支持し、上下方向に揺動可能にすることにより、当該ステムの押し込み及び復元の機能を確保したことを特徴とするものである。
本発明に係る、レバー部材は、ノズルに一体に連結した場合に、その機能を有効に発揮し得るが、レバー部材がノズルを介してステムを押し下げる構成の場合には、レバー部材をノズルに連結することなく構成することもできる。
本発明によれば、ノズルの後端部を前記ステムの上端に回動可能に支持し、上下方向に揺動可能にすることにより、当該ステムの押し込み及び復元の機能を確保したことから、レバー部材をノズルに固定しても、ステムの押し込み及び復元の動作を妨げることなく、組み付け作業性に優れたポンプ式流体注出器を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明であるポンプ式流体注出器を詳細に説明する。
図1は、本発明の一形態であるフォーマーディスペンサ1を、ボトル10の口部11に装着した状態で示す要部断面図であり、その注出状態を二点鎖線で示す。図2(a),(b)はそれぞれ、図1の要部拡大図及びX−X断面図であり、更に、図3は、ノズルとステムとの組み付け状態を説明する分解斜視図である。
符号2は、ボトル10の口部11に螺着される装着筒2aを有するベースである。装着筒2aには、天壁2bが一体に繋がり、この天壁2bには、ボトル10の内側に通じる開口部A1が形成されている。
また、ベース2には、アーム2cが一体に形成されている。アーム2cは、後方に向かって伸びる先端部(以下、「アーム先端部」という)2dを有し、このアーム先端部2dの左右にそれぞれ、図2に示すように、軸部(以下、「アームピン」という)2pが設けられている。
符号3は、後述するステム5の押し下げを生起させるレバー部材(以下、「ハンドル」という)である。ハンドル3の後端部3aには、図2に示すように、2つのアームピン2pをそれぞれ回動可能に支持する支持孔3hが形成されている。これにより、ハンドル3は、図1に示すように、左右に伸びる軸線O1を基点にアーム先端部2dの周りを上下方向に揺動させることができる。
符号4は、ベース2により口部11の内側に配置されるポンプである。ポンプ4は、そのシリンダ4aを介してベース2の下方に固定されている。ポンプ4は、既存のポンプである。ポンプ4は、後述するステム5を上下方向に伸びる軸線O3に沿って下向きに押し込んだとき、シリンダ4a内に配したスプリング4bの弾性力に抗した付勢力により、内容物の加圧又は圧送を生起させる一方、押し込みを解除したときのスプリング4bの復元力により、内容物の吸引と共に、押し込まれたステム5の復帰を生起させる。
符号5は、ポンプ3からベース2の開口部A1を通って起立してその押し下げ及び復元の繰り返しにより当該ポンプ4を駆動させるステムである。ステム5の内側には、ポンプ4を外界に通じさせる貫通路5aが形成されている。この貫通路5aには、ジェットリングRJが配置されている。ジェットリングRJの内側には、2つのメッシュリングRMが直列に配置されている。
符号6は、ステム5の貫通路5aを通って汲み上げられた液状の内容物の注出口A2を有し当該ステム5から前方に向かって伸びるノズルである。ノズル6は、下向きに開放された注出口A2を有し、ハンドル3にその前方下方から嵌合する固定カバー3bを介して固定されたノズル本体6aと、このノズル本体6aに連結されるノズル基部6bとからなる。この連結部の形状は、真円形状、楕円形状、角形状等、流路が形成されれば何れの形状も選択可能である。なお、固定カバー3bには、ノズル6の注出口A2が挿通される開口部A3が形成されている。
ノズル基部6bの後端部6cには、図2に示すように、その左右にそれぞれ、軸部(以下、「ノズルピン」という)6pが設けられている。後端部6cは、その下方が、図3に示すように、左右方向に延在する半円筒状の湾曲面(以下、「ノズル湾曲面」という)6fを有する。また、ノズル湾曲面6fには、ステム5の貫通路5aよりも小径の流体導入口A4が形成されている。
一方、ステム5の上端(以下、「ステム上端」という)5eには、図3に示すように、前方を開放した左右後方を取り囲まれた凹部5nが設けられている。凹部5nの底部5bには貫通路5aを開放させている。また、底部5bには、貫通路5aの周囲を全周に亘って隆起させると共に、その頂部に、ノズル湾曲面6fと同一曲率となり、当該湾曲面6fによりノズル6を回動可能に保持する湾曲面(以下、「ステム湾曲面」という)5cが形成されている。
ステム湾曲面5cは、ノズル湾曲面6fをシールする摺接部として機能する。なお、本形態では、ステム湾曲面5cのうちの、当該ステム湾曲面5cの前方側及び後方側(特に、本形態では、前方側よりも後方側)を高くすることで、図2(a)に示すように、立ち上り部5c1,5c2を設けている。但し、本発明に従えば、貫通路5aの周囲を全周に亘って隆起させることに替えて、凹部5nの底部5bに直接、当該凹部5nを形作る2つの側壁5fの間を伸びる凹みを設け、この凹みにノズル湾曲面6fと同一曲率面を形成し、ステム湾曲面(摺接部)5cとして構成することも可能である。
また、2つの側壁5fにはそれぞれ、ステム上端5eから、ノズルピン6pの外径よりも幅の狭い切り欠き5dを介して繋がり、当該ノズルピン6pを回動可能に支持する支持孔5hが形成されている。
これにより、ノズル6は、図1に示すように、ステム上端5eの摺接部(本形態では、ステム湾曲面5c)に、ノズル後端部6cを密着させた状態で、左右に伸びる軸線O2を中心に上下方向に揺動させることができる。かかる構成によれば、ポンプ3を駆動させるべく、ハンドル3を軸線O1周りに押し下げることでハンドル3がノズル6に干渉しても、ノズル6もステム5に対して軸線O3周りに押し下げられるので、ステム5の押し込み及び復元の機能は確保される。
本形態によれば、ノズル後端部6cの左右にそれぞれ、ノズルピン6pを設け、凹部5nの側壁5fに当該ノズルピン6pを回動可能に支持する支持孔5hを形成することにより、ステム5の上方からノズル6を簡単に嵌合セットすることができ、更に、ステム上端5eの摺接部に、ノズル湾曲面6fを密着させた状態でノズルピン6pを回動可能に支持する側壁5fを設け、ノズル6をステム5に対して軸線O3周りに揺動可能にすることにより、ステム5の押し込み及び復元の機能を確保したことから、ハンドル3をノズル6に固定しても、ステム5の押し込み及び復元の動作を妨げることなく、組み付け作業性に優れたフォーマーディスペンサを提供することができる。
上述したところは、本発明の一形態を示したに過ぎず、特許請求の範囲内において、種々の変更を加えることができる。例えば、本発明に従うポンプ式流体注出器は、押圧ヘッドの押し込み及び復帰の繰返し動作によって容器内に負圧を発生させることで、流体の注出を可能とするものであれば、泡状の注出を伴うフォーマーディスペンサに限ることなく、その泡状の注出を伴なわない乳液ディスペンサ他、公知のディスペンサも含むものである。
本発明は、その流体の粘性を問わずに使用することができ、例えば、液体石鹸、シャンプー、リンス等の家庭用用品や、乳液等の化粧用容器に採用することができる。
本発明の一形態であるフォーマーディスペンサを、ボトルの口部に装着した状態で示す要部断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、図1の要部拡大図及びX−X断面図である。 同形態に係るノズルとステムとの組み付け状態を説明する分解斜視図である。
符号の説明
1 フォーマーディスペンサ
2 ベース
2c アーム
2p アームピン(軸部)
3 ハンドル(レバー部材)
4 ポンプ
5 ステム
5a 貫通路
5b 底部
5c ステム湾曲面(摺接部)
5c1,5c2立ち上がり部(摺接部)
5n 凹部
6 ノズル
6a ノズル本体
6b ノズル基部
6c ノズル基部後端部
6f ノズル湾曲面
6p ノズルピン(軸部)

Claims (2)

  1. 容器の口部に装着されるベースと、このベースにより前記口部内側に配置されるポンプと、このポンプから前記ベースを通って起立してその押し下げ及び復元の繰り返しにより当該ポンプを駆動させるステムと、このステムを通って汲み上げられた流体の注出口を有し当該ステムから前方に伸びるノズルと、前記ベースから後方に伸びるアームと、このアームを基点とする下向きの揺動により、前記ステムの押し下げを生起させるレバー部材とを備えるポンプ式流体注出器であって、
    前記ノズルの後端部を前記ステムの上端に回動可能に支持し、上下方向に揺動可能にすることにより、当該ステムの押し込み及び復元の機能を確保したことを特徴とするポンプ式流体注出器。
  2. 請求項1において、前記レバー部材を前記ノズルに一体に連結したことを特徴とするポンプ式流体注出器。
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