JP5202628B2 - 試験装置、伝送回路、試験装置の制御方法および伝送回路の制御方法 - Google Patents

試験装置、伝送回路、試験装置の制御方法および伝送回路の制御方法

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Description

本発明は、試験装置、伝送回路、試験装置の制御方法および伝送回路の制御方法に関する。特に本発明は、被試験デバイスを試験する試験装置および試験装置の制御方法、並びに、データおよび当該データが有効か否かを示すデータイネーブル信号を送信回路から受信回路へと伝送する伝送回路および伝送回路の制御方法に関する。本出願は、下記の日本出願に関連し、下記の日本出願からの優先権を主張する出願である。文献の参照による組み込みが認められる指定国については、下記の出願に記載された内容を参照により本出願に組み込み、本出願の一部とする。
1.特願2008−144581 出願日 2008年6月2日
半導体等を試験する試験装置は、被試験デバイスに与える試験信号の変化点を指定するタイミング信号を発生するタイミング発生器を備える(例えば、特許文献1参照。)。タイミング発生器は、基準クロックのタイミングから試験周期の開始タイミングまでの遅延時間を表わす試験周期データ、および、試験周期の開始タイミングから変化点までの遅延時間を示すタイミングデータが与えられる。そして、タイミング発生器は、遅延回路を用いて、試験周期データおよびタイミングデータに示された遅延時間分、基準クロックを遅延してタイミング信号を発生する。
特開2004−361343号公報
ところで、試験装置は、周期発生器により発生された試験周期データを、継続接続された複数のフリップフロップにより伝播して、後段のタイミング発生器に与える。しかし、近年、被試験デバイスの高性能化および多ピン化に伴って、試験周期データのビット数は、増加している。また、周期発生器からタイミング発生器へ試験周期データを伝播するフリップフロップの段数も増加している。
また、試験装置は、1試験周期の範囲内において、複数のタイミング信号を発生する場合がある。このような場合、タイミング発生器は、並列に接続された複数の遅延回路を、試験周期データが与えられる毎に巡回的に1ずつ選択して動作させることにより、1試験周期の範囲内において複数のタイミング信号を発生可能としている。
しかし、近年、試験装置は、被試験デバイスの高性能化に伴って、1試験周期の範囲内において発生すべきタイミング信号の数が増加して、並列に接続するべき複数の遅延回路の数が増加している。上記の点は、試験装置の消費電力が増加する原因となっていた。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、基準クロックに同期して、試験周期の開始タイミングの基準となるタイミングを示す試験周期信号および前記試験周期信号から試験周期の開始タイミングまでの遅延量を表わす試験周期データを発生する試験周期発生器と、前記試験周期データにより指定された試験周期の開始タイミングを基準として、前記被試験デバイスとの間で信号を授受するタイミングを発生するタイミング発生器と、を備え、前記試験周期発生器は、試験周期の開始タイミングまでの時間における、前記基準クロックの周期より大きい単位の時間を示す上位ビットおよび前記基準クロックの周期以下の単位の時間を示す下位ビットを含む前記試験周期データおよび前記試験周期信号を発生する周期発生部と、前記基準クロックに同期して、前記試験周期データを取得して前記タイミング発生器へと出力するデータ取得部と、前記周期発生部が発生した前記試験周期データにおける予め定められた少なくとも1つのビットとして、予め定められたビット数の前記上位ビットが0か否かを検出する検出部と、前記試験周期データの前記上位ビットが0と検出された場合に、前記データ取得部が前記上位ビットの取得に用いる前記基準クロックの供給を停止するクロックゲート部と、前記試験周期データの前記上位ビットが0と検出された場合に、前記データ取得部からの前記上位ビットに代えて、0を前記タイミング発生器へと供給するデータ切替部と、を有する試験装置、および、このような試験装置の制御方法を提供する。
本発明の第2の形態においては、データおよび前記データが有効か否かを示すデータイネーブル信号を、送信回路から受信回路へと伝送する伝送回路であって、基準クロックに同期して、前記送信回路から前記データを取得して前記受信回路へと出力するデータ取得部と、前記データにおける予め定められた少なくとも1つのビットとして、予め定められたビット数の上位ビットが0か否かを検出する検出部と、前記データの前記上位ビットが0と検出された場合に、前記データ取得部が前記上位ビットの取得に用いる前記基準クロックの供給を停止するクロックゲート部と、前記データの前記上位ビットが0と検出された場合に、前記データ取得部からの前記上位ビットに代えて、0を前記受信回路へと供給するデータ切替部と、を備える伝送回路、および、このような伝送回路の制御方法を提供する。
本発明の第3の形態においては、被試験デバイスを試験する試験装置であって、前記被試験デバイスとの間で信号を授受するタイミングを示すタイミング信号の発生タイミングを指定するタイミングデータおよび前記タイミングデータが有効か否かを示すタイミングイネーブル信号を発生するタイミングデータ発生部と、基準クロックに同期して動作し、前記タイミングデータ発生部から有効な前記タイミングデータを受け取ってから、当該タイミングデータに含まれる前記基準クロックの周期以上の単位で時間を表わす上位側データ数分基準クロックをカウントした後に、当該タイミングデータの前記上位側データ以外の下位側データおよび当該タイミングデータの有効を示す前記タイミングイネーブル信号を出力するカウント部と、前記カウント部が有効な前記タイミングデータに含まれる前記上位側データ数をカウントしていない場合に、前記カウント部に対する前記基準クロックの供給を停止するクロックゲート部と、を備える試験装置、および、このような試験装置の制御方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
図1は、本実施形態に係る試験装置10の構成を被試験デバイス200とともに示す。 図2は、試験周期発生器22が出力する試験周期データのビット構成の一例を示す。 図3は、基準クロック、試験周期発生器22が出力する試験周期データおよび試験周期信号を示す。 図4は、本実施形態に係る試験周期発生器22の構成を示す。 図5は、本実施形態に係る伝送回路40の構成を示す。 図6は、データ取得部48およびデータ切替部56の構成の一例を示す。 図7は、検出部50、クロックイネーブル信号伝送回路52、第1クロックゲート部54および試験周期信号伝送回路58の構成の一例を示す。 図8は、伝送回路40内の各信号のタイミングチャートの一例を示す。 図9は、本実施形態に係るタイミング発生器24の構成を示す。 図10は、複数のカウンタ遅延部114に入力されるタイミングイネーブル信号のタイミングチャートの一例を示す。 図11は、複数のカウンタ遅延部114から出力されるタイミングイネーブル信号および下位側データのタイミングチャートの一例を示す。 図12は、カウンタ遅延部114の構成を示す。 図13は、カウンタ遅延部114内の各信号のタイミングチャートの一例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る試験装置10の構成を被試験デバイス200とともに示す。試験装置10は、試験信号を被試験デバイス200に与え、当該試験信号に応じて被試験デバイス200から出力された応答信号と期待値とを比較することにより、被試験デバイス200を試験する。試験装置10は、パターン発生部20と、試験周期発生器22と、タイミング発生器24と、波形成形部26と、ドライバ28と、レベルコンパレータ30と、タイミングコンパレータ32と、判定部34とを備える。
パターン発生部20は、被試験デバイス200に与える試験信号の波形を指定する試験パターン、および、試験信号を与えたことに応じて被試験デバイス200から出力されるべき応答信号の論理値を指定する期待値パターンを発生する。また、パターン発生部20は、試験信号の波形変化(エッジ)のタイミングおよび応答信号と期待値との比較タイミングを指定するための基準となる試験周期を指定するデータを発生する。また、パターン発生部20は、試験周期毎に、当該試験周期の開始タイミングから試験信号の波形変化のタイミングまでの遅延時間または試験周期の開始タイミングから応答信号と期待値との比較タイミングまでの遅延時間を表す遅延データを発生する。
試験周期発生器22は、基準クロックに同期して、試験周期の開始タイミングの基準となる試験周期信号および試験周期信号から試験周期の開始タイミングまでの遅延量を表わす試験周期データを発生する。試験周期発生器22は、一例として、パターン発生部20から試験周期を指定するデータを受け取り、受け取ったデータに応じて試験周期データを生成してよい。そして、試験周期発生器22は、生成した試験周期データおよび試験周期信号を基準クロックに同期して発生する。
タイミング発生器24は、試験周期データにより指定された試験周期の開始タイミングを基準として、被試験デバイス200との間で信号を授受するタイミングを発生する。ここで、試験周期信号が発生された基準クロックのサイクルを、試験周期信号が有効を示すサイクルといい、試験周期信号が発生されていない基準クロックのサイクルを、基準周期信号が無効を示すサイクルという。また、本実施形態において、有効な試験周期データといった場合、試験周期信号が有効を示すタイミングにおいて取得された試験周期データを示し、無効な試験周期データといった場合、試験周期信号が有効を示すタイミングにおいて取得された試験周期データを示す。すなわち、本実施形態において、試験周期信号は、試験周期データの有効または無効を示す信号として機能する。タイミング発生器24は、一例として、有効な試験周期データにより指定されたタイミングから、当該試験周期に対応する遅延データにより指定された遅延時間分遅延したタイミングにおいて、パルスであるタイミング信号を発生してよい。
波形成形部26は、タイミング発生器24から与えられたタイミング信号を基準として、試験パターンを成形した試験信号を生成する。すなわち、波形成形部26は、試験パターンにより指定された波形であって、タイミング信号のタイミングにおいてレベルが変化する波形を有する試験信号を生成する。
ドライバ28は、波形成形部26により生成された試験信号を被試験デバイス200に供給する。レベルコンパレータ30は、試験信号に応じて被試験デバイス200から出力された応答信号を受け取り、受け取った応答信号のレベルに応じた論理値を表す論理値信号を出力する。
タイミングコンパレータ32は、レベルコンパレータ30が出力した論理値信号により表された論理値を、タイミング発生器24から与えられたタイミング信号のタイミングで取り込む。判定部34は、タイミングコンパレータ32が取り込んだ論理値と、パターン発生部20により発生された期待値パターンにより指定された期待値とを比較して、比較結果を出力する。判定部34は、一例として、タイミングコンパレータ32が取り込んだ論理値と期待値とが一致する場合には、パスを表わす比較結果を出力し、タイミングコンパレータ32が取り込んだ論理値と期待値とが一致しない場合には、フェイルを表わす比較結果を出力してよい。
図2は、試験周期発生器22が出力する試験周期データのビット構成の一例を示す。試験周期データは、当該試験周期データがタイミング発生器24に与えられた当該試験装置10の基準クロックに同期したタイミング、すなわち、タイミング発生器24が試験周期データを受け取ったタイミングから、当該試験周期データにより指定される試験周期の開始タイミングまでの遅延時間を表わす。
試験周期データは、複数のビットを含む。例えば図2の例においては、試験周期データは、(J+K)ビット(J、Kは自然数)を含む。
試験周期データは、一例として、基準位置のビット(例えば図2のnの位置のビット)が基準クロックの1周期(T時間)分の遅延時間を表す。そして、試験周期データは、基準位置のビットから上位に1ビットに進む毎に、各ビットが基準クロックの1周期の2倍、4倍、8倍、…2倍(Kは自然数)の遅延時間を表す。また、試験周期データは、基準位置のビットから下位に1ビットに進む毎に、各ビットが基準クロックの1周期の1/2倍、1/4倍、1/8倍、…、2−J倍(Jは自然数)の遅延時間を表す。
以下、本実施形態において、試験周期データにおける基準クロックの1周期(T)以下の遅延時間を表す部分を、試験周期データの下位ビットと称する。また、本実施形態において、試験周期データにおける基準クロックの2周期(2×T)以上の遅延時間を表す部分を、試験周期データの上位ビットと称する。即ち、本実施形態において、試験周期データは、タイミング発生器24が試験周期データを受け取ったタイミングから試験周期の開始タイミングまでの遅延時間における、基準クロックの周期より大きい単位の時間を示す上位ビットおよび基準クロックの周期以下の単位の時間を示す下位ビットを含む。
図3は、基準クロック、試験周期発生器22が出力する試験周期データおよび試験周期信号を示す。試験周期発生器22は、試験周期データおよび試験周期信号を、基準クロックに同期させて一対として出力する。さらに、試験周期発生器22は、試験周期データおよび有効を示す試験周期信号を、試験周期毎に順次に出力する。この場合において、試験周期発生器22は、基準クロックの1周期に、2以上の試験周期データを同時に出力しない。
従って、ある試験周期が基準クロックの2周期未満(2×T)の場合、即ち、ある試験周期データにより指定された試験周期の開始タイミングから、次の試験周期データにより指定された試験周期の開始タイミングまでの間隔が2周期未満の場合、試験周期発生器22は、この2つの試験周期データを基準クロックの周期(T)の間隔で連続して出力する。すなわち、試験周期データの上位ビットが0である場合、当該試験周期データと次の試験周期データとを、基準クロックの周期の間隔で連続して出力する。
図4は、本実施形態に係る試験周期発生器22の構成を示す。試験周期発生器22は、周期発生部38と、伝送回路40とを有する。
周期発生部38は、パターン発生部20から試験周期を指定するデータを受け取り、受け取ったデータに応じて試験周期データおよび試験周期信号を、基準クロックに同期して発生する。伝送回路40は、基準クロックに同期して、周期発生部38から試験周期データおよび試験周期信号を取得してタイミング発生器24へと伝送する。
図5は、本実施形態に係る伝送回路40の構成を示す。伝送回路40は、下位ビット取得用フリップフロップ42と、上位ビット取得用フリップフロップ44と、試験周期信号取得用フリップフロップ46と、データ取得部48と、検出部50と、クロックイネーブル信号伝送回路52と、第1クロックゲート部54と、データ切替部56と、試験周期信号伝送回路58とを含む。
下位ビット取得用フリップフロップ42は、周期発生部38により発生された試験周期データの下位ビットを、基準クロックのタイミングで取得する。上位ビット取得用フリップフロップ44は、周期発生部38により発生された試験周期データの上位ビットを、基準クロックのタイミングで取得する。試験周期信号取得用フリップフロップ46は、周期発生部38により発生された試験周期信号を、基準クロックのタイミングで取得する。
データ取得部48は、基準クロックに同期して、試験周期データを取得してタイミング発生器24へと出力する。データ取得部48は、一例として、下位ビット伝送回路60と、上位ビット伝送回路62とを含んでよい。下位ビット伝送回路60は、基準クロックに同期して、試験周期データの下位ビットを取得してタイミング発生器24と出力する。下位ビット伝送回路60は、基準クロックに同期して、試験周期データの上位ビットを取得してタイミング発生器24と出力する。
検出部50は、周期発生部38が発生した試験周期データの上位ビットが予め定められた値と一致するか否かを検出する。本実施形態においては、上位ビットの予め定められた値として、0が設定される。すなわち、本実施形態においては、検出部50は、周期発生部38が発生した試験周期データの上位ビットが0か否かを検出する。これにより、検出部50は、当該試験周期データと次の試験周期データとが、基準クロックの周期で連続して出力される場合を、検出することができる。さらに、検出部50は、周期発生部38が試験周期データの無効を示す試験周期信号を発生したか否か、即ち、試験周期信号が発生されていないサイクルか否かを検出する。
そして、検出部50は、上位ビットの取得に用いる基準クロックをデータ取得部48へ供給するか否かを示すクロックイネーブル信号を発生する。より詳しくは、検出部50は、周期発生部38が試験周期データの無効を示す試験周期信号を発生した場合(即ち、試験周期信号が発生されていないサイクルの場合)、または、周期発生部38が発生した試験周期データの上位ビットが予め定められた値(本実施形態においては0)と一致する場合に、無効を示すクロックイネーブル信号を発生する。また、検出部50は、周期発生部38が試験周期データの有効を示す試験周期信号を発生し(即ち、試験周期信号が発生されたサイクルの場合)、且つ、周期発生部38が発生した試験周期データの上位ビットが予め定められた値(本実施形態においては0)と一致しない場合に、有効を示すクロックイネーブル信号を発生する。
クロックイネーブル信号伝送回路52は、基準クロックに同期して、検出部50が出力したクロックイネーブル信号を取得して伝播する。クロックイネーブル信号伝送回路52は、一例として、データ取得部48により伝播される試験周期データに同期して、検出部50が出力したクロックイネーブル信号を継続接続された複数段のフリップフロップにより伝播してよい。
第1クロックゲート部54は、基準クロックを受け取り、受け取った基準クロックを、試験周期データの上位ビットの取得に用いる基準クロックとしてデータ取得部48に供給する。第1クロックゲート部54は、一例として、受け取った基準クロックを上位ビット伝送回路62に供給する。
ここで、第1クロックゲート部54は、周期発生部38が試験周期データの無効を示す試験周期信号を発生した場合(即ち、試験周期信号が発生されていないサイクルの場合)、または、試験周期データの上位ビットが予め定められた値(本実施形態においては0)と一致することが検出された場合に、データ取得部48が当該試験周期データの上位ビットの取得に用いる基準クロックの供給を停止する。データ取得部48が試験周期データの上位ビットを継続接続された複数のフリップフロップにより順次に伝播する場合であれば、第1クロックゲート部54は、一例として、複数のフリップフロップのうちの当該試験周期データを伝播するフリップフロップに対する基準クロックの供給を停止してよい。より詳しくは、第1クロックゲート部54は、一例として、クロックイネーブル信号伝送回路52により同期して伝播される、ある段のフリップフロップにより取得されたクロックイネーブル信号が基準クロックの供給を停止することを示す場合に、上位ビット伝送回路62における次段のフリップフロップに対する基準クロックの供給を停止してよい。
以上に加えて、第1クロックゲート部54は、一例として、周期発生部38が試験周期データの無効を示す試験周期信号を発生した場合に(即ち、試験周期信号が発生されていないサイクルの場合に)、データ取得部48が当該試験周期データの上位ビットおよび上位ビット以外のビットの取得に用いる基準クロックの供給を停止する構成であってもよい。第1クロックゲート部54は、一例として、周期発生部38が試験周期データの無効を示す試験周期信号を発生した場合、当該試験周期データの全てのビットの取得に用いる基準クロックを停止する構成であってよい。
データ切替部56は、試験周期データの上位ビットが予め定められた値(本実施形態においては0)と一致することが検出された場合に、データ取得部48から出力される試験周期データの上位ビットに代えて、予め定められた値をタイミング発生器24へと供給する。本実施形態においては、データ切替部56は、試験周期データの上位ビットが0と検出された場合に、データ取得部48からの上位ビットに代えて、0をタイミング発生器24へと供給する。
試験周期信号伝送回路58は、基準クロックに同期して、周期発生部38が出力した試験周期信号を取得して伝播する。試験周期信号伝送回路58は、一例として、データ取得部48により伝播される試験周期データに同期して、周期発生部38が出力したクロックイネーブル信号を継続接続された複数段のフリップフロップにより伝播してよい。
図6および図7は、伝送回路40の具体的な回路構成の一例を示す。図6は、データ取得部48およびデータ切替部56の構成の一例を示す。図7は、検出部50、クロックイネーブル信号伝送回路52、第1クロックゲート部54および試験周期信号伝送回路58の構成の一例を示す。
下位ビット伝送回路60は、一例として、図6に示されるような、基準クロックに同期して動作する、n個(nは2以上の整数。)の継続接続されたフリップフロップ64−1〜64−nを含んでよい。このような下位ビット伝送回路60は、基準クロックに同期して、試験周期データの下位ビットを先頭段のフリップフロップ64−1により取得し、順次後段のフリップフロップ64へと伝播し、最終段のフリップフロップ64−nからタイミング発生器24へと出力する。
上位ビット伝送回路62は、一例として、図6に示されるような、下位ビット伝送回路60に含まれるフリップフロップ64と同数(即ち、n個)の継続接続されたフリップフロップ66−1〜66−nを含んでよい。このような上位ビット伝送回路62は、基準クロックに同期して、試験周期データの上位ビットを先頭段のフリップフロップ66−1により取得し、順次後段のフリップフロップ66へと伝播し、最終段のフリップフロップ66−nからタイミング発生器24へと出力する。なお、下位ビット伝送回路60に含まれるn個のフリップフロップ66のそれぞれは、後述する第1クロックゲート部54を介して与えられた基準クロックに同期して動作する。
検出部50は、一例として、図7に示されるように、検出部内OR回路72と、検出部内AND回路74とを含んでよい。検出部内OR回路72は、試験周期データの上位ビットのそれぞれを受け取り、各ビットの値をOR演算した結果を出力する。このような検出部内OR回路72は、試験周期データの上位ビットが0の場合に無効、0以外の場合に有効を表わす信号を出力する。
検出部内AND回路74は、検出部内OR回路72の出力信号と、周期発生部38が発生した試験周期信号とをAND演算した結果を出力する。そして、このような検出部50は、検出部内AND回路74の出力信号を、クロックイネーブル信号として出力する。これにより、検出部50は、周期発生部38が試験周期データの無効を示す試験周期信号を発生した場合(即ち、試験周期信号が発生されていないサイクルの場合)、または、周期発生部38が発生した試験周期データの上位ビットが0である場合に、無効を示すクロックイネーブル信号を発生することができる。また、検出部50は、周期発生部38が試験周期データの有効を示す試験周期信号を発生し、且つ、周期発生部38が発生した試験周期データの上位ビットが0以外の場合に、有効を示すクロックイネーブル信号を発生することができる。
クロックイネーブル信号伝送回路52は、一例として、図7に示されるような、上位ビット伝送回路62に含まれるフリップフロップ66と同数(即ち、n個)の継続接続されたフリップフロップ76−1〜76−nを含んでよい。このようなクロックイネーブル信号伝送回路52は、基準クロックに同期して、検出部50が出力したクロックイネーブル信号を先頭段のフリップフロップ76−1により取得し、順次後段のフリップフロップ76へと伝播する。
第1クロックゲート部54は、一例として、図7に示されるように、上位ビット伝送回路62に含まれるフリップフロップ66と同数(即ち、n個)のゲート回路78−1〜78−nを含んでよい。n個のゲート回路78−1〜78−nのそれぞれは、上位ビット伝送回路62に含まれるn個のフリップフロップ66−1〜66−nのそれぞれに対応する。n個のゲート回路78−1〜78−nのそれぞれは、基準クロックを受け取り、上位ビット伝送回路62に含まれる対応するフリップフロップ66に供給する。
さらに、n個のゲート回路78−1〜78−nのそれぞれは、クロックイネーブル信号伝送回路52内の対応するフリップフロップ76に対して入力されるクロックイネーブル信号を受け取る。そして、n個のゲート回路78−1〜78−nのそれぞれは、受け取ったクロックイネーブル信号が有効であれば、上位ビット伝送回路62に含まれる対応するフリップフロップ66に基準クロックを供給し、受け取ったクロックイネーブル信号が無効であれば、上位ビット伝送回路62に含まれる対応するフリップフロップ66への基準クロックの供給を停止する。これにより、第1クロックゲート部54は、上位ビット伝送回路62が試験周期データの上位ビットを継続接続されたn個のフリップフロップ66−1〜66−nにより順次に伝播する場合において、複数のフリップフロップ66−1〜66−nのうちの当該試験周期データを伝播するフリップフロップ66に対する基準クロックの供給を停止することができる。
データ切替部56は、一例として、図6に示されるように、試験周期データのそれぞれのビットの値に対応した1又は複数のデータ切替部内AND回路68を含んでよい。1又は複数のデータ切替部内AND回路68のそれぞれは、上位ビット伝送回路62が出力した試験周期データの対応するビットの値と、クロックイネーブル信号伝送回路52の最終段のフリップフロップ76−nが出力したクロックイネーブル信号とをAND演算した信号を出力する。
そして、このようなデータ切替部56は、データ切替部内AND回路68の出力信号を試験周期データの上位ビットとしてタイミング発生器24へ出力する。これにより、データ切替部56は、上位ビット伝送回路62が出力した試験周期データが有効であり且つ試験周期データの上位ビットが0と検出されなかった場合(即ち、クロックイネーブル信号が有効の場合)、上位ビット伝送回路62が出力した値をそのまま試験周期データの上位ビットとしてタイミング発生器24へと出力することができる。
また、このようなデータ切替部56は、上位ビット伝送回路62が出力した試験周期データが無効である場合または試験周期データの上位ビットが0と検出された場合(即ち、クロックイネーブル信号が無効の場合)、0を試験周期データの上位ビットとしてタイミング発生器24への出力することができる。これにより、データ切替部56は、上位ビット伝送回路62が出力した試験周期データが無効である場合には、タイミング発生器24に対して不要なデータの出力を禁止することができる。さらに、データ切替部56は、試験周期データの上位ビットが0と検出された場合には、タイミング発生器24に対して正しいデータを出力することができる。
試験周期信号伝送回路58は、一例として、図7に示されるような、上位ビット伝送回路62に含まれるフリップフロップ66と同数(即ち、n個)の継続接続されたフリップフロップ80−1〜80−nを含んでよい。このような試験周期信号伝送回路58は、基準クロックに同期して、周期発生部38が出力した試験周期信号を先頭段のフリップフロップ80−1により取得し、順次後段のフリップフロップ80へと伝播し、最終段のフリップフロップ80−nからタイミング発生器24へと出力する。
図8は、伝送回路40内の各信号のタイミングチャートの一例を示す。なお、本例は、周期発生部38から出力された8ビットの試験周期データおよび試験周期信号を、継続接続された3段のフリップフロップにより、タイミング発生器24へ伝送する場合のタイミングチャートの一例を示す。また、本例の試験周期データは、4ビットの上位ビットと、4ビットの下位ビットを含む。
図8の(A)は、基準クロックを示す。図8の(B)のRATE_INは、周期発生部38が発生した試験周期信号を示す。図8の(C)のRATEDT[7:0]_INは、周期発生部38が発生した試験周期データを示す。
図8の(D)のgckl_1は、第1クロックゲート部54が上位ビット伝送回路62の1段目のフリップフロップ66に与える基準クロックを示す。図8の(E)のRATEDT_1[3:0]は、下位ビット伝送回路60の1段目のフリップフロップ64が取得する試験周期データの下位ビットの値を示す。図8の(F)のRATEDT_1[7:4]は、上位ビット伝送回路62の1段目のフリップフロップ66が取得する試験周期データの下位ビットの値を示す。
図8の(G)のgckl_2は、第1クロックゲート部54が上位ビット伝送回路62の2段目のフリップフロップ66に与える基準クロックを示す。図8の(H)のRATEDT_2[3:0]は、下位ビット伝送回路60の2段目のフリップフロップ64が取得する試験周期データの下位ビットの値を示す。図8の(I)のRATEDT_2[7:4]は、上位ビット伝送回路62の2段目のフリップフロップ66が取得する試験周期データの下位ビットの値を示す。
図8の(J)のgckl_3は、第1クロックゲート部54が上位ビット伝送回路62の3段目のフリップフロップ66に与える基準クロックを示す。図8の(K)のRATEDT_3[3:0]は、下位ビット伝送回路60の3段目のフリップフロップ64が取得する試験周期データの下位ビットの値を示す。図8の(L)のRATEDT_3[7:4]は、上位ビット伝送回路62の3段目のフリップフロップ66が取得する試験周期データの下位ビットの値を示す。
図8の(M)のRATE_OUTは、伝送回路40がタイミング発生器24へと出力する試験周期信号を示す。図8の(N)のRATEDT[7:0]_OUTは、伝送回路40がタイミング発生器24へと出力する試験周期データを示す。
図8の(C)に示されるように、周期発生部38は、値が"0x0C"の試験周期データ(RATE1)、値が"0x23"の試験周期データ(RATE2)、値が"0x37"の試験周期データ(RATE3)、値が"0x05"の試験周期データ(RATE4)、値が"0xF1"の試験周期データ(RATE5)を順次に発生する。
ここで、値が"0x23"の試験周期データ(RATE2)、値が"0x37"の試験周期データ(RATE3)および値が"0xF1"の試験周期データ(RATE5)は、上位ビットが0ではない。このような場合、第1クロックゲート部54は、図8の(D)、(G)、(J)に示されるように、これら試験周期データ(RATE1、RATE3、RATE5)に対応して、各基準クロックを上位ビット伝送回路62へ供給する。
これに対して、値が"0x0C"の試験周期データ(RATE1)および値が"0x05"の試験周期データ(RATE4)は、上位ビットが0である。従って、これらの試験周期データの次の基準クロックの周期において、他の試験周期データ(RATE2、RATE5)が発生される。このような場合、第1クロックゲート部54は、図8の(D)、(G)、(J)に示されるように、これら試験周期データ(RATE1、RATE4)に対応する各基準クロックの上位ビット伝送回路62への供給を停止する。これにより、第1クロックゲート部54は、試験周期データの上位ビットが0である場合において、上位ビット伝送回路62において消費される電力を低減することができる。
また、図8の(L)、(M)に示されるように、データ切替部56は、値が"0x0C"の試験周期データ(RATE1)および値が"0x05"の試験周期データ(RATE4)をタイミング発生器24へと出力する場合、上位ビットの値を"0"に置き換えて出力する。これにより、データ切替部56は、上位ビット伝送回路62に対する基準クロックの供給が停止されて、上位ビット伝送回路62が正しい値を伝送していない場合において、最終段において正しい値に置き換えた試験周期データをタイミング発生器24に出力することができる。
また、図8の(B)に示されるように、値が"0x23"の試験周期データ(RATE2)から、値が"0x37"の試験周期データ(RATE3)までの試験周期信号は、無効を示している。また、値が"0x37"の試験周期データ(RATE3)から、値が"0x05"の試験周期データ(RATE4)までの試験周期信号も、無効を示している。このような場合、第1クロックゲート部54は、図8の(D)、(G)、(J)に示されるように、試験周期信号が無効を示している期間においては、各基準クロックの上位ビット伝送回路62への供給を停止する。これにより、第1クロックゲート部54は、試験周期データが無効を示している場合において、上位ビット伝送回路62において消費される電力を低減することができる。
以上のように、本実施形態に係る伝送回路40は、周期発生部38から出力される試験周期データが無効を示す試験周期信号を発生した場合、または、試験周期データの上位ビットの値が予め定められた値と一致することが検出された場合に、データ取得部48に対する、当該試験周期データの上位ビットを取得および伝播するための基準クロックの供給を停止する。そして、伝送回路40は、試験周期データの上位ビットの値が予め定められた値と一致することが検出された場合に、データ取得部48が出力した当該試験周期データの上位ビットの値に代えて、予め定められた値をタイミング発生器24に出力する。
これにより、伝送回路40によれば、周期発生部38からタイミング発生器24へ有効な試験周期データを伝播させることができるとともに、無効な試験周期データの伝播に用いる基準クロックを停止して消費電力を低減することができる。さらに、伝送回路40によれば、有効な試験周期データの上位ビットが予め定められた値の場合においては、当該有効な試験周期データの上位ビットの伝播に用いる基準クロックを停止して、消費電力を低減することができる。
特に、試験周期データの上位ビットが0の場合、有効な試験周期データが基準クロックの間隔で連続して伝播されるので、消費電力が大きくなる。従って、試験周期データの上位ビットが0の場合に、当該有効な試験周期データの上位ビットの伝播に用いる基準クロックを停止することにより、消費電力を効率良く低減することができる。
なお、このような伝送回路40において、データ取得部48の上位ビット伝送回路62は、試験周期データの上位ビット(即ち、基準クロックの周期より大きい単位の時間を示すビット部分)に代えて、試験周期データのうちの予め定められた少なくとも1つのビット(以下、対象ビットと称する。)を、タイミング発生器24へと伝播する構成であってよい。この場合、下位ビット伝送回路60は、試験周期データのうちの対象ビット以外のビットを、タイミング発生器24へと伝播する。
また、この場合、検出部50は、対象ビットが予め定められた値と一致するか否かを検出する。また、この場合、第1クロックゲート部54は、周期発生部38が試験周期データの無効を示す試験周期信号を発生した場合、または、試験周期データにおける対象ビットが予め定められた値と一致することが検出された場合に、データ取得部48が対象ビットの取得に用いる基準クロックの供給を停止する。そして、この場合、データ切替部56は、試験周期データにおける対象ビットが予め定められた値と一致することが検出された場合に、データ取得部48からの対象ビットに代えて、予め定められた値をタイミング発生器24へと供給する。このような構成であっても、伝送回路40は、当該有効な試験周期データの対象ビットの伝播に用いる基準クロックを停止して、消費電力を低減することができる。
さらに、また、このような伝送回路40は、試験装置10以外の他の装置に備えられてよい。すなわち、伝送回路40は、データ、および、当該データが有効か否かを示すデータイネーブル信号を、送信回路から受信回路へと伝送するものであってよい。
この場合、伝送回路40は、周期発生部38から試験周期データおよび試験周期信号を受け取ることに代えて、送信回路からデータおよびデータイネーブル信号を受け取る。そして、伝送回路40は、タイミング発生器24へ試験周期データおよび試験周期信号を出力することに代えて、受信回路へデータおよびデータイネーブル信号を出力する。これにより、伝送回路40によれば、送信回路から受信回路へとデータおよびデータイネーブル信号を伝送する場合においても、消費電力を低減することができる。
図9は、本実施形態に係るタイミング発生器24の構成を示す。タイミング発生器24は、タイミングデータ発生部110と、分配部112と、複数のカウンタ遅延部114(114−1〜114−m)と、第1合成部116と、第2合成部118と、微小遅延部120とを有する。
タイミングデータ発生部110は、被試験デバイス200との間で信号を授受するタイミングを示すタイミング信号の発生タイミングを指定するタイミングデータ、および、タイミングデータが有効か否かを示すタイミングイネーブル信号を発生する。タイミングデータは、当該タイミングデータが受け取られたタイミングからタイミング信号の発生タイミングまでの遅延時間を、基準クロックの周期より小さい精度で表わす。
タイミングデータ発生部110は、一例として、試験周期発生器22から受け取った試験周期データと、パターン発生部20から与えられた遅延データとを加算する加算部132を含んでよい。タイミングデータ発生部110は、加算部132による加算結果をタイミングデータとして出力してよい。また、タイミングデータ発生部110は、試験周期発生器22から受け取った試験周期信号を、試験周期データと遅延データとの加算処理により費やされる時間分遅延させて、タイミングイネーブル信号として出力してよい。
分配部112は、タイミングデータ発生部110から順次出力される有効なタイミングデータおよびタイミングイネーブル信号を、複数のカウンタ遅延部114のいずれか一つに分配する。分配部112は、タイミングデータ発生部110から有効なタイミングデータおよびタイミングイネーブル信号が出力される毎に、複数のカウンタ遅延部114のいずれか一つを巡回的に選択し、選択した一のカウンタ遅延部114に有効なタイミングデータおよびタイミングイネーブル信号を供給する。
複数のカウンタ遅延部114のそれぞれは、分配部112により分配されたタイミングデータおよびタイミングイネーブル信号を受け取る。複数のカウンタ遅延部114のそれぞれは、受け取ったタイミングデータを、当該タイミングデータに含まれる基準クロックの周期以上の単位で遅延時間を表わすデータ部分である上位側データと、当該タイミングデータに含まれる上位側データ以外の他のデータ部分である下位側データとに分離する。上位側データは、一例として、当該タイミングデータが受け取られたタイミングからタイミング信号の発生タイミングまでの遅延時間を基準クロックの周期単位の精度で表わしたデータであってよい。下位側データは、遅延時間における基準クロックの周期未満の成分を表わしたデータであってよい。
複数のカウンタ遅延部114のそれぞれは、有効なタイミングデータを受け取ったタイミングから、当該タイミングデータの一部に含まれる上位側データ分、基準クロックをカウントする。そして、複数のカウンタ遅延部114のそれぞれは、タイミングデータを受け取ったタイミングから、上位側データ分基準クロックをカウントした後にタイミングイネーブル信号を出力する。さらに、複数のカウンタ遅延部114のそれぞれは、当該タイミングデータに含まれる下位側データをタイミングイネーブル信号に同期させて出力する。
第1合成部116は、複数のカウンタ遅延部114のそれぞれから出力されたタイミングイネーブル信号を多重合成して一の信号として微小遅延部120に供給する。第1合成部116は、一例として、複数のカウンタ遅延部114のそれぞれから出力されたタイミングイネーブル信号をOR演算により一の信号に合成して微小遅延部120に供給する。
第2合成部118は、複数のカウンタ遅延部114のそれぞれから出力されたタイミングデータに含まれる下位側データを多重合成して一の信号として微小遅延部120に供給する。第2合成部118は、一例として、複数のカウンタ遅延部114のそれぞれから出力された下位側データをOR演算により多重合成して一の信号として微小遅延部120に供給する。なお、複数のカウンタ遅延部114のそれぞれは、他の分配部112が有効な下位側データを出力している場合、下位側データとして0を出力する。
微小遅延部120は、第1合成部116から受け取ったタイミングイネーブル信号を、第2合成部118から受け取ったタイミングデータに含まれる下位側データに応じた時間分、遅延させる。微小遅延部120は、受け取った信号を与えられた設定値に応じた時間分遅延させる可変遅延素子であってよい。微小遅延部120は、遅延したタイミングイネーブル信号を、被試験デバイス200との間で信号を授受するタイミングを示すタイミング信号として後段の波形成形部26またはタイミングコンパレータ32に供給する。
このような構成のタイミング発生器24によれば、複数のカウンタ遅延部114によりタイミングイネーブル信号を基準クロックの周期精度で遅延させることができる。さらに、このようなタイミング発生器24によれば、複数のカウンタ遅延部114のそれぞれにより遅延されたタイミングイネーブル信号を、微小遅延部120により更に基準クロックの周期未満の精度で遅延させることができる。
図10は、複数のカウンタ遅延部114に入力されるタイミングイネーブル信号のタイミングチャートの一例を示す。図10の(A)は、基準クロックを示す。図10の(B)は、分配部112が受け取るタイミングイネーブル信号を示す。
図10の(C)は、第1のカウンタ遅延部114−1が分配部112から受け取るタイミングイネーブル信号を示す。図10の(D)は、第2のカウンタ遅延部114−2が分配部112から受け取るタイミングイネーブル信号を示す。図10の(E)は、第3のカウンタ遅延部114−3が分配部112から受け取るタイミングイネーブル信号を示す。
分配部112は、タイミングデータ発生部110からタイミングイネーブル信号を受け取る毎に、複数のカウンタ遅延部114を1ずつ順番に選択して受け取ったタイミングイネーブル信号を分配する。例えば、分配部112は、図10の(C)に示されるように、時刻t21において受け取ったタイミングイネーブル信号を第1のカウンタ遅延部114−1に分配する。また、分配部112は、図10の(D)に示されるように、時刻t21の次の時刻t22において受け取ったタイミングイネーブル信号を第2のカウンタ遅延部114−2に分配する。また、分配部112は、図10の(E)に示されるように、時刻t22の次の時刻t23において受け取ったタイミングイネーブル信号を第3のカウンタ遅延部114−3に分配する。
図11は、複数のカウンタ遅延部114から出力されるタイミングイネーブル信号および下位側データのタイミングチャートの一例を示す。
図11の(A)は、第1のカウンタ遅延部114−1から出力されるタイミングイネーブル信号を示す。図11の(B)は、第1のカウンタ遅延部114−1から出力される下位側データを示す。図11の(C)は、第2のカウンタ遅延部114−2から出力されるタイミングイネーブル信号を示す。図11の(D)は、第2のカウンタ遅延部114−2から出力される下位側データを示す。図11の(E)は、第3のカウンタ遅延部114−3から出力されるタイミングイネーブル信号を示す。図11の(F)は、第3のカウンタ遅延部114−3から出力される下位側データを示す。
図11の(E)は、第1合成部116から出力されるタイミングイネーブル信号を示す。図11の(F)は、第2合成部118から出力される下位側データを示す。
第1合成部116は、複数のカウンタ遅延部114のそれぞれから別個に出力されたタイミングイネーブル信号を多重合成して一の信号として微小遅延部120に供給する。同様に、第2合成部118は、複数のカウンタ遅延部114のそれぞれから別個に出力されたタイミングデータに含まれる下位側データを多重合成して一の信号として微小遅延部120に供給する。
このように、分配部112は、複数のカウンタ遅延部114を1ずつ巡回的に選択して、基準クロックの周期単位の遅延処理をインターリーブして実行させる。これにより、タイミング発生器24によれば、ある試験周期において指定されるタイミング信号が、当該試験周期を超えて次の試験周期の範囲内において発生される結果、次の試験周期の範囲において複数のタイミング信号が発生される場合であっても、動作を破綻させずに、タイミング信号を発生させ続けることができる。
図12は、カウンタ遅延部114の構成を示す。複数のカウンタ遅延部114のそれぞれは、同一の構成を有する。カウンタ遅延部114は、カウント部140と、状態保持部142と、第2クロックゲート部144とを含む。
カウント部140は、第2クロックゲート部144から与えられる基準クロックに同期して動作する。カウント部140は、タイミングデータ発生部110から有効なタイミングデータを受け取ってから、当該タイミングデータに含まれる基準クロックの周期以上の単位で時間を表わす上位側データ数分基準クロックをカウントした後に、当該タイミングデータの上位側データ以外の下位側データおよび当該タイミングデータの有効を示すタイミングイネーブル信号を出力する。カウント部140は、一例として、状態保持部142がカウント中であることを示す状態信号を保持しており、かつ、カウント値が、上位側データ数をカウントした後の値となった場合に、タイミングデータの有効を示すタイミングイネーブル信号を出力してよい。
カウント部140は、一例として、ゼロ検出部150と、反転回路152と、カウンタ154と、第1AND回路156と、第1フリップフロップ158と、第2AND回路160とを含んでよい。ゼロ検出部150は、カウンタ154のカウント値が0の場合に有効を示す信号を出力し、カウンタ154のカウント値が0以外の場合に無効を示す信号を出力する。反転回路152は、ゼロ検出部150の出力信号の論理を反転してカウンタ154のDEC端子に与える。
カウンタ154は、分配部112から与えられたタイミングイネーブル信号が有効を示す場合に、タイミングデータ発生部110から出力されたタイミングデータの上位側データをカウント値として取得する。そして、カウンタ154は、DEC端子に与えられた信号が有効を示す場合(すなわち、カウンタ154のカウント値が0以外の場合)、取得したカウント値を、与えられた基準クロックに同期して1ずつ減少させる。
第1AND回路156は、ゼロ検出部150の出力信号が有効を示し且つ状態保持部142が出力する状態信号が有効を示す場合、有効を示すタイミングイネーブル信号を出力する。第1フリップフロップ158は、分配部112から与えられたタイミングイネーブル信号が有効を示す場合に、タイミングデータ発生部110から出力されたタイミングデータの下位側データを取得する。第2AND回路160は、ゼロ検出部150の出力信号が有効を示し且つ状態保持部142が出力する状態信号が有効を示す場合、第1フリップフロップ158が取得した下位側データを出力する。
このような構成のカウント部140は、有効なタイミングデータを受け取ってから、当該タイミングデータに含まれる上位側データに示される値分基準クロックをカウントし、カウントした後に、下位側データおよびタイミングデータの有効を示すタイミングイネーブル信号を出力することができる。
状態保持部142は、カウント部140が有効なタイミングデータに含まれる上位側データ数のカウント中であるか否かを示す状態信号を保持する。状態保持部142は、一例として、カウント部140がカウント中である場合には有効、カウント部140がカウント中でない場合には無効を示す状態信号を出力してよい。
状態保持部142は、一例として、第1OR回路162と、第2フリップフロップ164とを含んでよい。第1OR回路162は、カウント部140のゼロ検出部150の出力信号が有効を示す場合(すなわち、カウンタ154のカウント値が0の場合)、または、分配部112から与えられたタイミングイネーブル信号が有効を示す場合、有効を示す信号を出力する。第2フリップフロップ164は、基準クロックに同期して動作し、第1OR回路162の出力信号が有効を示す場合、分配部112から与えられたタイミングイネーブル信号を取得する。このような第1OR回路162は、分配部112から有効を示すタイミングイネーブル信号が与えられると、有効を示す値の保持を開始する。そして、第1OR回路162は、カウンタ154のカウント値が0となったことに応じて無効を示す値の保持を開始する。以後、第1OR回路162は、次に有効を示すタイミングイネーブル信号が与えられるまで、無効を示す値を保持し続ける。
第2クロックゲート部144は、カウント部140が有効なタイミングデータに含まれる上位側データ数をカウントしていない場合に、カウント部140に対する基準クロックの供給を停止する。より詳しくは、第2クロックゲート部144は、タイミングデータの有効を示すタイミングイネーブル信号を受け取ったことに応じてカウント部140に対する基準クロックの供給を開始する。そして、第2クロックゲート部144は、カウント部140のカウント値が、上位側データ数をカウントした後の値となったことに応じてカウント部140に対する基準クロックの供給を停止する。
第2クロックゲート部144は、一例として、第2OR回路166と、ゲート回路168とを含んでよい。第2OR回路166は、カウント部140のゼロ検出部150の出力信号が無効を示す場合(すなわち、カウンタ154のカウント値が0以外の場合)、または、分配部112から与えられたタイミングイネーブル信号が有効を示す場合、有効を示すクロックイネーブル信号を出力する。
ゲート回路168は、第2OR回路166からクロックイネーブル信号を受け取る。そして、ゲート回路168は、クロックイネーブル信号が有効を示す場合(即ち、カウンタ154のカウント値が0以外の場合または分配部112から与えられたタイミングイネーブル信号が有効を示す場合)、カウント部140内のカウンタ154および第1フリップフロップ158に基準クロックを供給する。ゲート回路168は、クロックイネーブル信号が無効を示す場合、カウント部140内のカウンタ154および第1フリップフロップ158への基準クロックの供給を停止する。
より詳しくは、第2クロックゲート部144は、タイミングデータの有効を示すタイミングイネーブル信号を受け取ったことに応じてカウンタ154および第1フリップフロップ158に対する基準クロックの供給を開始する。そして、第2クロックゲート部144は、カウンタ154のカウント値が、0となったことに応じてカウンタ154および第1フリップフロップ158に対する基準クロックの供給を停止する。
このようなカウンタ遅延部114は、カウント部140が有効に動作する期間において当該カウント部140に対して基準クロックを供給し、カウント部140が有効に動作しない期間において当該カウント部140に対する基準クロックの供給を停止する。これにより、カウンタ遅延部114は、カウント部140の消費電流を低減することができる。
図13は、カウンタ遅延部114内の各信号のタイミングチャートの一例を示す。図13の(A)は、基準クロックを示す。図13の(B)は、カウンタ遅延部114が受け取るタイミングイネーブル信号を示す。図13の(C)は、カウンタ遅延部114が受け取るタイミングイネーブル信号を示す。図13の(D)は、カウンタ154のカウント値を示す。
図13の(E)は、第2フリップフロップ164が出力する状態信号を示す。図13の(F)は、第1フリップフロップ158が保持する下位側データを示す。図13の(G)は、カウンタ154および第1フリップフロップ158に与えられる基準クロックを示す。図13の(H)は、カウンタ遅延部114が出力するタイミングイネーブル信号を示す。図13の(I)は、カウンタ遅延部114が出力する下位側データを示す。
カウンタ遅延部114は、図13の(B)に示されるように、時刻t41において、分配部112から有効を示すタイミングイネーブル信号を受け取る。分配部112から有効を示すタイミングイネーブル信号を受け取ると、第2フリップフロップ164は、図13の(E)に示されるように、次の基準クロックのタイミングから、有効を示す値の保持を開始する。
また、分配部112から有効を示すタイミングイネーブル信号を受け取ると、ゲート回路168は、図13の(G)に示されるように、次の基準クロックのタイミングにおいて(時刻t42)、カウンタ154および第1フリップフロップ158に対して、基準クロック(gclk)の供給を開始する。この結果、カウンタ154は、図13の(D)に示されるように、タイミングイネーブル信号を受け取ったタイミングにおけるタイミングデータの上位側データ(例えば、0x8)をカウント値として取り込み、以後、カウント値を1ずつデクリメントする。また、第1フリップフロップ158は、図13の(F)に示されるように、タイミングイネーブル信号を受け取ったタイミングにおけるタイミングデータの下位側データ(例えば、0xC)を取り込む。
第1AND回路156は、図13の(H)に示されるように、カウンタ154のカウント値が0に達した時刻t43において、タイミングイネーブル信号を出力する。また、第2AND回路160は、図13の(I)に示されるように、第1AND回路156によるタイミングイネーブル信号の出力に同期して、第1フリップフロップ158が保持している下位側データを出力する。
そして、ゲート回路168は、図13の(G)に示されるように、カウンタ154のカウント値が0に達すると、次の基準クロックのタイミングにおいて(時刻t44)、カウンタ154および第1フリップフロップ158に対する基準クロック(gclk)の供給を停止する。また、第2フリップフロップ164は、図13の(E)に示されるように、カウンタ154のカウント値が0に達すると、次の基準クロックのタイミングから、無効を示す値の保持を開始する。
このようにカウンタ遅延部114は、カウント部140が有効に動作する期間において当該カウント部140に対して基準クロックを供給し、カウント部140が有効に動作しない期間において当該カウント部140に対する基準クロックの供給を停止することができる。これにより、カウンタ遅延部114は、カウント部140の消費電流を低減することができる。
さらに、また、このようなカウンタ遅延部114は、試験装置10以外の他の装置にカウンタ回路として備えられてよい。すなわち、カウンタ遅延部114は、送信回路から与えられたデータをカウントするカウンタ回路として機能するものであってよい。
この場合、カウンタ遅延部114は、タイミングデータ発生部110からタイミングデータおよびタイミングイネーブル信号を受けることに代えて、送信回路からデータおよびデータイネーブル信号を受け取る。そして、カウンタ遅延部114は、タイミングイネーブル信号を出力することに代えて、データイネーブル信号を出力する。これにより、カウンタ遅延部114によれば、送信回路から与えられたデータにより表されるデータ数をカウントする場合においても、消費電力を低減することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。本実施形態の例を項目として記載する。
[項目1]
被試験デバイスを試験する試験装置であって、
基準クロックに同期して、試験周期の開始タイミングの基準となるタイミングを示す試験周期信号および試験周期信号から試験周期の開始タイミングまでの遅延量を表わす試験周期データを発生する試験周期発生器と、
試験周期データにより指定された試験周期の開始タイミングを基準として、被試験デバイスとの間で信号を授受するタイミングを発生するタイミング発生器と、
を備え、
試験周期発生器は、
試験周期データおよび試験周期信号を発生する周期発生部と、
基準クロックに同期して、試験周期データを取得してタイミング発生器へと出力するデータ取得部と、
試験周期信号が発生されていないサイクルの場合に、データ取得部に対する基準クロックの供給を停止するクロックゲート部と、
を有する試験装置。
[項目2]
試験周期発生器は、周期発生部が発生した試験周期データにおける予め定められた少なくとも1つのビットが予め定められた値と一致するか否かを検出する検出部を更に有し、
クロックゲート部は、試験周期信号が発生されていないサイクルの場合、または、試験周期データにおける少なくとも1つのビットが予め定められた値と一致することが検出された場合に、データ取得部が少なくとも1つのビットの取得に用いる基準クロックの供給を停止し、
試験周期発生器は、試験周期データにおける少なくとも1つのビットが予め定められた値と一致することが検出された場合に、データ取得部からの少なくとも1つのビットに代えて、予め定められた値をタイミング発生器へと供給するデータ切替部を更に有する項目1に記載の試験装置。
[項目3]
検出部は、周期発生部が発生した試験周期データにおける少なくとも1つのビットとして、予め定められたビット数の上位ビットが予め定められた値と一致するか否かを検出する項目2に記載の試験装置。
[項目4]
周期発生部は、試験周期の開始タイミングまでの時間における、基準クロックの周期より大きい単位の時間を示す上位ビットおよび基準クロックの周期以下の単位の時間を示す下位ビットを含む試験周期データ、および、試験周期信号を発生し、
検出部は、上位ビットが0か否かを検出し、
クロックゲート部は、試験周期信号が発生されていないサイクルの場合、または、試験周期データの上位ビットが0と検出された場合に、データ取得部が上位ビットの取得に用いる基準クロックの供給を停止し、
データ切替部は、試験周期データの上位ビットが0と検出された場合に、データ取得部からの上位ビットに代えて、0をタイミング発生器へと供給する項目3に記載の試験装置。
[項目5]
データ取得部は、
基準クロックに同期して、試験周期データの下位ビットを先頭段のフリップフロップにより取得し、順次後段のフリップフロップへと伝播し、最終段のフリップフロップからタイミング発生器へと出力する下位ビット伝送回路と、
基準クロックに同期して、試験周期データの上位ビットを先頭段のフリップフロップにより取得し、順次後段のフリップフロップへと伝播し、最終段のフリップフロップからタイミング発生器へと出力する上位ビット伝送回路と、
を含み、
試験周期発生器は、
基準クロックに同期して、上位ビットの取得に用いる基準クロックを供給するか否かを示すクロックイネーブル信号を先頭段のフリップフロップにより取得し、順次後段のフリップフロップへと伝播するクロックイネーブル信号伝送回路と、
基準クロックに同期して、試験周期信号を先頭段のフリップフロップにより取得し、順次後段のフリップフロップへと伝播し、最終段のフリップフロップからタイミング発生器へと出力する試験周期信号伝送回路と、
を有し、
クロックゲート部は、クロックイネーブル信号伝送回路により伝播される、ある段のクロックイネーブル信号が基準クロックの供給を停止することを示す場合に、上位ビット伝送回路における次段のフリップフロップに対する基準クロックの供給を停止する項目4に記載の試験装置。
[項目6]
データ切替部は、クロックイネーブル信号伝送回路の最終段から基準クロックの供給を停止することを示すクロックイネーブル信号を受け取った場合に、上位ビット伝送回路の最終段から出力される試験周期データの上位ビットに代えて、0をタイミング発生器へと出力する項目5に記載の試験装置。
[項目7]
データおよびデータが有効か否かを示すデータイネーブル信号を、送信回路から受信回路へと伝送する伝送回路であって、
基準クロックに同期して、送信回路からデータを取得して受信回路へと出力するデータ取得部と、
データが無効である旨のデータイネーブル信号を送信回路から受け取った場合に、データ取得部に対する基準クロックの供給を停止するクロックゲート部と、
を備える伝送回路。
[項目8]
データにおける予め定められた少なくとも1つのビットが予め定められた値と一致するか否かを検出する検出部を更に備え、
クロックゲート部は、データが無効である旨のデータイネーブル信号を送信回路から受け取った場合、または、データにおける少なくとも1つのビットが予め定められた値と一致することが検出された場合に、データ取得部が少なくとも1つのビットの取得に用いる基準クロックの供給を停止し、
更に、データにおける少なくとも1つのビットが予め定められた値と一致することが検出された場合に、データ取得部からの少なくとも1つのビットに代えて、予め定められた値を受信回路へと供給するデータ切替部を更に備える項目7に記載の伝送回路。
[項目9]
被試験デバイスを試験する試験装置であって、
被試験デバイスとの間で信号を授受するタイミングを示すタイミング信号の発生タイミングを指定するタイミングデータおよびタイミングデータが有効か否かを示すタイミングイネーブル信号を発生するタイミングデータ発生部と、
基準クロックに同期して動作し、タイミングデータ発生部から有効なタイミングデータを受け取ってから、当該タイミングデータに含まれる基準クロックの周期以上の単位で時間を表わす上位側データ数分基準クロックをカウントした後に、当該タイミングデータの上位側データ以外の下位側データおよび当該タイミングデータの有効を示すタイミングイネーブル信号を出力するカウント部と、
カウント部が有効なタイミングデータに含まれる上位側データ数をカウントしていない場合に、カウント部に対する基準クロックの供給を停止するクロックゲート部と、
を備える試験装置。
[項目10]
クロックゲート部は、
タイミングデータの有効を示すタイミングイネーブル信号を受け取ったことに応じてカウント部に対する基準クロックの供給を開始し、
カウント部のカウント値が、上位側データ数をカウントした後の値となったことに応じてカウント部に対する基準クロックの供給を停止する項目9に記載の試験装置。
[項目11]
カウント部が有効なタイミングデータに含まれる上位側データ数のカウント中であるか否かを示す状態信号を保持する状態保持部を更に備え、
カウント部は、状態保持部がカウント中であることを示す状態信号を保持しており、かつ、カウント値が、上位側データ数をカウントした後の値となった場合に、タイミングデータの有効を示すタイミングイネーブル信号を出力する項目10に記載の試験装置。
[項目12]
カウント部、クロックゲート部、および、状態保持部の組を複数と、
タイミングデータ発生部から順次出力される有効なタイミングデータおよびタイミングデータの有効を示すタイミングイネーブル信号を、複数の組のそれぞれに分配する分配部と、
を更に備える項目11に記載の試験装置。
[項目13]
被試験デバイスを試験する試験装置の制御方法であって、
試験装置は、
基準クロックに同期して、試験周期の開始タイミングの基準となるタイミングを示す試験周期信号および試験周期信号からの試験周期の開始タイミングまで遅延量を表わす試験周期データを発生する試験周期発生器と、
試験周期データにより指定された試験周期の開始タイミングを基準として、被試験デバイスとの間で信号を授受するタイミングを発生するタイミング発生器と、
を備え、
試験周期発生器は、
試験周期データおよび試験周期信号を発生する周期発生部と、
基準クロックに同期して、試験周期データを取得してタイミング発生器へと出力するデータ取得部とを有し、
試験周期信号が発生されていないサイクルの場合に、データ取得部に対する基準クロックの供給を停止する試験装置の制御方法。
[項目14]
データおよびデータが有効か否かを示すデータイネーブル信号を、送信回路から受信回路へと伝送する伝送回路の制御方法であって、
伝送回路は、基準クロックに同期して、送信回路からデータを取得して受信回路へと出力するデータ取得部を備え、
データが無効である旨のデータイネーブル信号を送信回路から受け取った場合に、データ取得部に対する基準クロックの供給を停止する伝送回路の制御方法。
[項目15]
被試験デバイスを試験する試験装置の制御方法であって、
試験装置は、
被試験デバイスとの間で信号を授受するタイミングを示すタイミング信号の発生タイミングを指定するタイミングデータおよびタイミングデータが有効か否かを示すタイミングイネーブル信号を発生するタイミングデータ発生部と、
基準クロックに同期して動作し、タイミングデータ発生部から有効なタイミングデータを受け取ってから、当該タイミングデータに含まれる基準クロックの周期以上の単位で時間を表わす上位側データ数分基準クロックをカウントした後に、当該タイミングデータの上位側データ以外の下位側データおよび当該タイミングデータの有効を示すタイミングイネーブル信号を出力するカウント部とを備え、
カウント部が有効なタイミングデータに含まれる上位側データ数をカウントしていない場合に、カウント部に対する基準クロックの供給を停止する試験装置の制御方法。

請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 試験装置、20 パターン発生部、22 試験周期発生器、24 タイミング発生器、26 波形成形部、28 ドライバ、30 レベルコンパレータ、32 タイミングコンパレータ、34 判定部、38 周期発生部、40 伝送回路、42 下位ビット取得用フリップフロップ、44 上位ビット取得用フリップフロップ、46 試験周期信号取得用フリップフロップ、48 データ取得部、50 検出部、52 クロックイネーブル信号伝送回路、54 第1クロックゲート部、56 データ切替部、58 試験周期信号伝送回路、60 下位ビット伝送回路、62 上位ビット伝送回路、64 フリップフロップ、66 フリップフロップ、68 データ切替部内AND回路、72 検出部内OR回路、74 検出部内AND回路、76 フリップフロップ、78 ゲート回路、80 フリップフロップ、110 タイミングデータ発生部、112 分配部、114 カウンタ遅延部、116 第1合成部、118 第2合成部、120 微小遅延部、132 加算部、140 カウント部、142 状態保持部、144 第2クロックゲート部、150 ゼロ検出部、152 反転回路、154 カウンタ、156 第1AND回路、158 第1フリップフロップ、160 第2AND回路、162 第1OR回路、164 第2フリップフロップ、166 第2OR回路、168 ゲート回路、200 被試験デバイス

Claims (11)

  1. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    基準クロックに同期して、試験周期の開始タイミングの基準となるタイミングを示す試験周期信号および前記試験周期信号から試験周期の開始タイミングまでの遅延量を表わす試験周期データを発生する試験周期発生器と、
    前記試験周期データにより指定された試験周期の開始タイミングを基準として、前記被試験デバイスとの間で信号を授受するタイミングを発生するタイミング発生器と、
    を備え、
    前記試験周期発生器は、
    試験周期の開始タイミングまでの時間における、前記基準クロックの周期より大きい単位の時間を示す上位ビットおよび前記基準クロックの周期以下の単位の時間を示す下位ビットを含む前記試験周期データおよび前記試験周期信号を発生する周期発生部と、
    前記基準クロックに同期して、前記試験周期データを取得して前記タイミング発生器へと出力するデータ取得部と、
    前記周期発生部が発生した前記試験周期データにおける予め定められた少なくとも1つのビットとして、予め定められたビット数の前記上位ビットが0か否かを検出する検出部と、
    前記試験周期データの前記上位ビットが0と検出された場合に、前記データ取得部が前記上位ビットの取得に用いる前記基準クロックの供給を停止するクロックゲート部と、
    前記試験周期データの前記上位ビットが0と検出された場合に、前記データ取得部からの前記上位ビットに代えて、0を前記タイミング発生器へと供給するデータ切替部と、
    を有する試験装置。
  2. 前記データ取得部は、
    前記基準クロックに同期して、前記試験周期データの前記下位ビットを先頭段のフリップフロップにより取得し、順次後段のフリップフロップへと伝播し、最終段のフリップフロップから前記タイミング発生器へと出力する下位ビット伝送回路と、
    前記基準クロックに同期して、前記試験周期データの前記上位ビットを先頭段のフリップフロップにより取得し、順次後段のフリップフロップへと伝播し、最終段のフリップフロップから前記タイミング発生器へと出力する上位ビット伝送回路と、
    を含み、
    前記試験周期発生器は、
    前記基準クロックに同期して、前記上位ビットの取得に用いる前記基準クロックを供給するか否かを示すクロックイネーブル信号を先頭段のフリップフロップにより取得し、順次後段のフリップフロップへと伝播するクロックイネーブル信号伝送回路と、
    前記基準クロックに同期して、前記試験周期信号を先頭段のフリップフロップにより取得し、順次後段のフリップフロップへと伝播し、最終段のフリップフロップから前記タイミング発生器へと出力する試験周期信号伝送回路と、
    を有し、
    前記クロックゲート部は、前記クロックイネーブル信号伝送回路により伝播される、ある段の前記クロックイネーブル信号が前記基準クロックの供給を停止することを示す場合に、前記上位ビット伝送回路における次段のフリップフロップに対する前記基準クロックの供給を停止する
    請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記データ切替部は、前記クロックイネーブル信号伝送回路の最終段から前記基準クロックの供給を停止することを示す前記クロックイネーブル信号を受け取った場合に、前記上位ビット伝送回路の最終段から出力される前記試験周期データの前記上位ビットに代えて、0を前記タイミング発生器へと出力する請求項2に記載の試験装置。
  4. データおよび前記データが有効か否かを示すデータイネーブル信号を、送信回路から受信回路へと伝送する伝送回路であって、
    基準クロックに同期して、前記送信回路から前記データを取得して前記受信回路へと出力するデータ取得部と、
    前記データにおける予め定められた少なくとも1つのビットとして、予め定められたビット数の上位ビットが0か否かを検出する検出部と、
    前記データの前記上位ビットが0と検出された場合に、前記データ取得部が前記上位ビットの取得に用いる前記基準クロックの供給を停止するクロックゲート部と、
    前記データの前記上位ビットが0と検出された場合に、前記データ取得部からの前記上位ビットに代えて、0を前記受信回路へと供給するデータ切替部と、
    を備える伝送回路。
  5. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    前記被試験デバイスとの間で信号を授受するタイミングを示すタイミング信号の発生タイミングを指定するタイミングデータおよび前記タイミングデータが有効か否かを示すタイミングイネーブル信号を発生するタイミングデータ発生部と、
    基準クロックに同期して動作し、前記タイミングデータ発生部から有効な前記タイミングデータを受け取ってから、当該タイミングデータに含まれる前記基準クロックの周期以上の単位で時間を表わす上位側データ数分基準クロックをカウントした後に、当該タイミングデータの前記上位側データ以外の下位側データおよび当該タイミングデータの有効を示す前記タイミングイネーブル信号を出力するカウント部と、
    前記カウント部が有効な前記タイミングデータに含まれる前記上位側データ数をカウントしていない場合に、前記カウント部に対する前記基準クロックの供給を停止するクロックゲート部と、
    を備える試験装置。
  6. 前記クロックゲート部は、
    前記タイミングデータの有効を示す前記タイミングイネーブル信号を受け取ったことに応じて前記カウント部に対する前記基準クロックの供給を開始し、
    前記カウント部のカウント値が、前記上位側データ数をカウントした後の値となったことに応じて前記カウント部に対する前記基準クロックの供給を停止する
    請求項5に記載の試験装置。
  7. 前記カウント部が有効な前記タイミングデータに含まれる前記上位側データ数のカウント中であるか否かを示す状態信号を保持する状態保持部を更に備え、
    前記カウント部は、前記状態保持部がカウント中であることを示す前記状態信号を保持しており、かつ、カウント値が、前記上位側データ数をカウントした後の値となった場合に、前記タイミングデータの有効を示す前記タイミングイネーブル信号を出力する
    請求項5または6に記載の試験装置。
  8. 前記カウント部、前記クロックゲート部、および、前記状態保持部の組を複数と、
    前記タイミングデータ発生部から順次出力される有効な前記タイミングデータおよび前記タイミングデータの有効を示す前記タイミングイネーブル信号を、複数の前記組のそれぞれに分配する分配部と、
    を更に備える請求項7に記載の試験装置。
  9. 被試験デバイスを試験する試験装置の制御方法であって、
    前記試験装置は、
    基準クロックに同期して、試験周期の開始タイミングの基準となるタイミングを示す試験周期信号および前記試験周期信号からの試験周期の開始タイミングまで遅延量を表わす試験周期データを発生する試験周期発生器と、
    前記試験周期データにより指定された試験周期の開始タイミングを基準として、前記被試験デバイスとの間で信号を授受するタイミングを発生するタイミング発生器と、
    を備え、
    前記試験周期発生器は、
    試験周期の開始タイミングまでの時間における、前記基準クロックの周期より大きい単位の時間を示す上位ビットおよび前記基準クロックの周期以下の単位の時間を示す下位ビットを含む前記試験周期データおよび前記試験周期信号を発生する周期発生部と、
    前記基準クロックに同期して、前記試験周期データを取得して前記タイミング発生器へと出力するデータ取得部と
    を有し、
    前記周期発生部が発生した前記試験周期データにおける予め定められた少なくとも1つのビットとして、予め定められたビット数の前記上位ビットが0か否かを検出し、
    前記試験周期データの前記上位ビットが0と検出された場合に、前記データ取得部が前記上位ビットの取得に用いる前記基準クロックの供給を停止し、
    前記試験周期データの前記上位ビットが0と検出された場合に、前記データ取得部からの前記上位ビットに代えて、0を前記タイミング発生器へと供給する
    試験装置の制御方法。
  10. データおよび前記データが有効か否かを示すデータイネーブル信号を、送信回路から受信回路へと伝送する伝送回路の制御方法であって、
    前記伝送回路は、基準クロックに同期して、前記送信回路から前記データを取得して前記受信回路へと出力するデータ取得部を備え、
    前記データにおける予め定められた少なくとも1つのビットとして、予め定められたビット数の上位ビットが0か否かを検出し、
    前記データの前記上位ビットが0と検出された場合に、前記データ取得部が前記上位ビットの取得に用いる前記基準クロックの供給を停止し、
    前記データの前記上位ビットが0と検出された場合に、前記データ取得部からの前記上位ビットに代えて、0を前記受信回路へと供給する
    伝送回路の制御方法。
  11. 被試験デバイスを試験する試験装置の制御方法であって、
    前記試験装置は、
    前記被試験デバイスとの間で信号を授受するタイミングを示すタイミング信号の発生タイミングを指定するタイミングデータおよび前記タイミングデータが有効か否かを示すタイミングイネーブル信号を発生するタイミングデータ発生部と、
    基準クロックに同期して動作し、前記タイミングデータ発生部から有効な前記タイミングデータを受け取ってから、当該タイミングデータに含まれる前記基準クロックの周期以上の単位で時間を表わす上位側データ数分基準クロックをカウントした後に、当該タイミングデータの前記上位側データ以外の下位側データおよび当該タイミングデータの有効を示す前記タイミングイネーブル信号を出力するカウント部と
    を備え、
    前記カウント部が有効な前記タイミングデータに含まれる前記上位側データ数をカウントしていない場合に、前記カウント部に対する前記基準クロックの供給を停止する
    試験装置の制御方法。
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