JP5199159B2 - ベルト用プロファイル及びプロファイル付きベルト - Google Patents

ベルト用プロファイル及びプロファイル付きベルト Download PDF

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Description

本発明は、歯付ベルトに装着して使用するベルト用プロファイル及びプロファイル付きベルトに関するものである。
一般に、ベルト搬送において、その被搬送物が転がりやすいものである場合や、水平面に対する搬送方向の傾斜角が大きい場合、ベルトの背面に、被搬送物を搬送方向に押し送るためのプロファイルを取り付けるようにしている。このプロファイルは、ベルトの背面に接着や溶着することによって取り付けることが多く、さらに、ベルトとプロファイルとを一体的に成型することもある。
ただ、プロファイルをベルトに取り付けるための手法として接着や溶着などを採用すると、プロファイルの素材の選択が制約を受けやすく、しかも、プロファイルの取り外しができないことから、外観を観察するだけでは接合部の状態を確認できず、プロファイルの寿命を判断しにくいことが多い。また、ベルトとプロファイルとを一体的に成型するには、ベルト成型に、プロファイルの形状を掘り込んだ金型を使用する必要があり、投資金額が高くなり、寸法変更への対応も難しい。
これに対して、例えば特許文献1は、先端に係止部を有する一対の可撓性脚部を下向きに突出させ、この可撓性脚部を撓ませて歯底面に係止部を係止することにより、歯付ベルトにアタッチメント(プロファイル)を取り付けるようにしている。
特開2004−59271(段落番号0013、0014)
ところが、特許文献1のアタッチメント(プロファイル)は、可撓性脚部を撓ませて歯付ベルトに着脱するものであり、アタッチメント(プロファイル)に強い力が作用した場合には、可撓性脚部が撓んでアタッチメント(プロファイル)が外れるおそれがある。
本発明は、歯付ベルトへの着脱が容易で、かつ強固に取り付けることのできるベルト用プロファイル及びプロファイル付きベルトの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るベルト用プロファイルは、歯付ベルトに装着して使用するものであり、歯付ベルトの背面側に配置されるプロファイル本体と、このプロファイル本体との間に歯付ベルトの一部を挟持しつつベルト歯に係止されるよう歯付ベルトの歯面側に配置される爪部と、プロファイル本体と爪部とを連結するよう両者と一体に形成された連結部と、を備え、ベルト幅方向に歯付ベルトを挟みつつ一体化して歯付ベルトに装着するよう、ベルト幅方向に複数の分割体に分割して形成し、この複数の分割体同士を一体化及び分割自在とすると共に、その分割面をプロファイル本体に形成したものである。
上記構成によれば、プロファイルをベルト幅方向に複数の分割体に分割して形成するので、歯付ベルトの一部をプロファイル本体と爪部との間に挿入しつつ、歯付ベルトをベルト幅方向に挟むようにして、分割体同士を一体化することができる。これにより、プロファイルの一部あるいは歯付ベルトを変形させることなく、歯付ベルトにプロファイルを装着することができるので、硬くてベルト幅方向に湾曲させることができない歯付ベルトにもプロファイルを装着することができると共に、歯付ベルトの使用時にプロファイルが変形して外れるのを防止することができる。
しかも、爪部を歯付ベルトの歯面側に配置するので、この爪部をベルト歯に係止してベルト長手方向へのプロファイルの移動を阻止することができる。なお、プロファイルを装着するのと反対の手順により、歯付ベルトからプロファイルを取り外すことができる。
また、複数の分割体に、互いに嵌合する嵌合部を形成することができる。この構成によれば、嵌合部を嵌合させるだけで、ねじなどを用いることなく、分割体同士を簡単に一体化することができ、プロファイルの歯付ベルトへの着脱を容易にすることができる。しかも、分割体に形成した嵌合部を嵌合させるので、歯付ベルトの使用時に大きな力が作用しやすい爪部及び連結部をプロファイル本体に嵌合によって取り付ける構造よりも、嵌合部の外れを生じにくくすることができる。
また、複数の分割体に、この分割体を一体化するための係止部と被係止部とを形成することができる。この構成によれば、係止部を被係止部に係止するだけで、分割体同士を簡単に一体化することができ、しかも、一体化した分割体同士の不意の分離を阻止することができるので、プロファイルの歯付ベルトへの装着を容易かつ確実にすることができる。
また、プロファイルをベルト幅方向に二つの分割体に二分割して形成し、各分割体に爪部及び連結部を設けることができる。この構成によれば、歯付ベルトをベルト幅方向に挟むようにして、二つの分割体同士を一体化するだけで、プロファイルを歯付ベルトに容易に装着することができる。
また、プロファイルをベルト幅方向に三つの分割体に三分割して形成し、中央の分割体を挟む両側の分割体に爪部及び連結部を設けることができる。この構成によれば、両側の分割体で歯付ベルトをベルト幅方向に挟むようにして、三つの分割体を一体化するだけで、プロファイルを歯付ベルトに容易に装着することができる。しかも、プロファイルの用途に応じて、中央の分割体に種々の形状のものを採用しつつ、中央の分割体よりも比較的に構造が複雑な両側の分割体の共通化を図ることができる。
また、プロファイル本体にアタッチメントを取付可能とすることができる。この構成によれば、プロファイル本体の共通化を図りつつ、所望のアタッチメントを選択することができ、さらに、複数の歯付ベルトを並設してアタッチメントとしてのローラー部材を架け渡す構造なども採用可能にすることができる。しかも、アタッチメントを取り付けることにより、このアタッチメントを介してプロファイルの分割体同士の一体化した状態を確実に維持することができる。
また、分割体を金属探知機で検出可能な樹脂から形成することができる。この構成によれば、万一、歯付ベルトを使用して処理する対象物に、歯付ベルトから取り外した分割体の一方が紛れ込んだとしても、それを容易に探し出すことができる。ここで、金属探知機で検出可能な樹脂としては、磁性体を練り込んだ樹脂などを例示できる。
また、本発明は、上記のベルト用プロファイルを備えたプロファイル付きベルトを提供する。
具体的には、プロファイルの連結部が歯付ベルト側面の外側を通ってプロファイル本体と爪部とを連結することにより、プロファイル本体と爪部との間に歯付ベルトの側縁部を挟持した構成を採用することができる。この構成によれば、プロファイル本体と爪部とで歯付ベルトの側縁部を挟持するので、爪部をベルト幅方向で歯付プーリの外側に位置させることができ、爪部が歯付ベルトと歯付プーリとの噛み合いを阻害するのを防止することができる。
また、プロファイルの連結部が歯付ベルトに形成された貫通穴を貫通してプロファイル本体と爪部とを連結することにより、プロファイル本体と爪部との間に歯付ベルトの中央部を挟持した構成を採用することができる。この構成によれば、歯付ベルトの側縁部をプロファイルよりもベルト幅方向で外側に位置させることができるので、歯付ベルトの背面側の側縁部をアイドラプーリに掛けて、歯付ベルトを逆曲げすることができる。
また、プロファイルには、歯付プーリ又は位置決め材の外端面に対向してベルト幅方向の位置ずれを規制するずれ止めを設けることができる。この構成によれば、歯付ベルトの位置ずれを規制するための専用のプーリフランジなどを省略することができる。
また、本発明は、上記のベルト用プロファイルを装着して使用する歯付ベルトであって、プロファイルの連結部を貫通させる貫通穴を形成した歯付ベルトを提供する。
以上のとおり、本発明によると、プロファイルを複数の分割体に分割するので、歯付ベルトをベルト幅方向に挟むようにして、分割体同士を一体化することにより、歯付ベルトにプロファイルを容易に装着することができる。これにより、硬くてベルト幅方向に湾曲させることができない歯付ベルトにも、プロファイルをその一部あるいは歯付ベルトを変形させることなく装着することができ、しかも、歯付ベルトの使用時にプロファイルが変形して外れるのを防止することができる。
第1実施形態のプロファイル付きベルトの背面側から見た要部斜視図 第1実施形態のプロファイル付きベルトの歯面側から見た要部斜視図 第1実施形態のプロファイルの正面図で、(a)は分割体同士を一体化した状態を示し、(b)は分割した状態を示す 第1実施形態のプロファイルの平面図で、(a)は分割体同士を一体化した状態を示し、(b)は分割した状態を示す 第1実施形態のプロファイルの分割体の斜視図 第2実施形態のプロファイルの正面図で、位置決め材と対向する状態を示す 第2実施形態のプロファイルの正面図で、歯付プーリと対向する状態を示す 第3実施形態のプロファイルの正面図 第4実施形態のプロファイル付きベルトの要部斜視図 第4実施形態のプロファイルの分割体の正面図 第4実施形態のプロファイルの分割体の内側面図 第4実施形態のプロファイルの分割体の背面図 第4実施形態のプロファイルの分割体の断面図 第5実施形態のプロファイルの背面図 第6実施形態のプロファイルの正面図 第6実施形態のプロファイルの正面図で、歯付プーリと対向する状態を示す 第6実施形態のプロファイルの正面図で、アイドラプーリと対向する状態を示す 第6実施形態のプロファイル付きベルトの配置図
以下、本発明に係るベルト用プロファイル及びプロファイル付きベルトを実施するための第1実施形態〜第6実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
図1〜図5に示すように、プロファイル1は、例えば、転がりやすい被搬送物を水平面に対して傾斜する方向にベルト搬送可能なよう、あるいは、並設した歯付ベルト2にローラー部材を架け渡して取付可能なよう、歯付ベルト2に所望の個数を装着して使用するものであり、ベルト幅方向の中央で2つの分割体1a、1bに分割して形成されている。
このプロファイル1は、歯付ベルト2の背面側に配置されるプロファイル本体3と、プロファイル本体3との間に歯付ベルト2の側縁部2aを挟持しつつベルト歯4に係止される爪部5と、歯付ベルト2の側面の外側を通ってプロファイル本体3及び爪部5を連結するよう両者3、5と一体に形成された連結部6とを備えている。ここで、プロファイル1は、例えばナイロンやポリプロピレンなどの合成樹脂に磁性体を練り込むなどして金属探知機で検出可能とした樹脂から形成される。
歯付ベルト2は、例えば、アラミド心線を埋設しつつ硬度がJISA98度程度のウレタンから形成することにより、ベルト幅方向に極めて変形しにくい硬さに設定されている。この歯付ベルト2は、歯付プーリのプーリ歯に噛み合うベルト歯4を有すると共に、そのベルト幅が歯付プーリの中心軸方向長さよりも幅広に設定されている。これにより、歯付プーリに掛巻した歯付ベルト2のうち、プロファイル本体3と爪部5とで挟持される側縁部2aが、歯付プーリからベルト幅方向に突出し、歯付ベルト2と歯付プーリとの噛み合いが爪部5によって阻害されるのを防止する。
図3〜図5に示すように、プロファイル本体3は、両端部が歯付ベルト2のベルト幅方向両側に突出する長さで、歯付ベルト2の背面に接するよう配置される長方形の板状とされ、そのベルト幅方向の中央部に、プロファイル本体3を分割体1a、1bに分割する分割面7が形成されている。
分割面7には、合計二組の凹部8aと凸部8bとを形成してなる嵌合部8が形成され、この嵌合部8を互いに嵌合させることにより、分割体1a、1bを一体化するようになっている。各分割面7に凹部8aと凸部8bとを形成することにより、分割体1a、1bが同一形状に設定され、両者を共通の成型型で成型可能としている。
歯付ベルト2の両側に突出するプロファイル本体3の両端部には、アタッチメントを取り付けるための取付穴9が形成され、この取付穴9を利用して、被搬送物を搬送方向に押し送るためのアタッチメントを取り付けるように、あるいは、アタッチメントとしてのローラー部材を取り付けるようになっている。なお、アタッチメントを取り付けることなく、プロファイル本体3自体で被搬送物を搬送方向に押し送ることもできる。
爪部5は、歯付ベルト2のベルト歯4の歯溝に嵌る山形状に形成され、歯付ベルト2の歯面側に配置されることにより、側縁部2aをプロファイル本体3との間に挟持しつつ、歯付ベルト2の歯溝に嵌ってベルト歯4に係止される。この爪部5は、歯付ベルト2が回転してプロファイル1が被搬送物を押し送る際、被搬送物から受ける反力を歯溝を介して歯付ベルト2に伝える。
連結部6は、略台形の一対の板状とされ、歯付ベルト2のベルト幅とほぼ同じ間隔をあけて、プロファイル本体3の下面からベルト歯面側に突出するよう形成され、その先端部からベルト幅方向内向きに爪部5が突出形成されている。
プロファイル1を歯付ベルト2に装着するには、各分割体1a、1bごとに、プロファイル本体3と爪部5との間に歯付ベルト2の側縁部2aを挿入するようにして、爪部5をベルト歯4の歯溝に嵌める。さらに、両分割体1a、1bでベルト幅方向に歯付ベルト2を挟みつつ、嵌合部8を互いに嵌合させて分割体1a、1bを一体化することにより、プロファイル1が歯付ベルト2に装着される。また、反対の手順でプロファイル1を歯付ベルト2から取り外すこともできる。
上記構成によれば、プロファイル1を歯付ベルト2に容易に着脱することができるので、随時取り外して観察することにより、プロファイル1の寿命などの判断をすることができる。また、歯付ベルト2の側縁部2aを挟持して装着するので、歯付ベルト2やプロファイル1の材質を自由に選択することができる。また、歯付ベルト2を挟むようにして、分割体1a、1bを一体化することによってプロファイル1を取り付けるので、歯付ベルト2や連結部6を無理に変形させることなくプロファイル1を取り付けることができる。
[第2実施形態]
第2実施形態のプロファイル10は、ベルト幅方向の中央で2つの分割体10a、10bに分割して形成されたものであり、第1実施形態のプロファイル1とほぼ同じ構成であるが、図6に示すように、その連結部6の先端に、歯付ベルト2の下方に配置した位置決め材11の外端面に対向してベルト幅方向の位置ずれを規制するずれ止め12が設けられている。また、図7に示すように、プロファイル10は、爪部5の先端が歯付プーリ13の外端面に対向することにより、ベルト幅方向の位置ずれを規制するようになっている。なお、他の構成は、第1実施形態と同じである。
[第3実施形態]
第3実施形態のプロファイル14は、ベルト幅方向の中央で2つの分割体14a、14bに分割して形成されたものであり、第1、第2実施形態のプロファイル1、10とほぼ同じ構成であるが、図8に示すように、連結部6を下向きに突出させると共に、プロファイル本体3の両端部15の全体を下向きに突出させて、プロファイル14の取付強度を高めるようにしている。なお、他の構成は、第1、第2実施形態と同じである。
[第4実施形態]
第4実施形態のプロファイル16は、2つの分割体16a、16bに二分割して形成されたものであり、第1実施形態のプロファイル1とほぼ同じ構成であるが、図9〜図13に示すように、プロファイル本体17のベルト幅方向の中央部に形成された分割面18に、分割体16a、16bを一体化するための合計二組の係止部19及び被係止部20が設けられている。
プロファイル本体17は、歯付ベルト2とほぼ同じ幅で背面側をリブ21で補強した壁状とされ、その底面積を広げるよう底面付近が背面側に突出することにより、歯付ベルト2のベルト背面上に安定して立設されるようになっている。プロファイル本体17の底面付近かつ幅方向外側からは、連結部22がベルト歯面側に突出するよう形成され、この連結部22の先端部からベルト幅方向内向きに爪部23が突出形成されることにより、各分割体16a、16bに、連結部22及び爪部23が設けられている。
係止部19及び被係止部20は、互いに対をなすよう各分割面18に一つずつ形成され、各係止部19がこれに対向する被係止部20に係止される。係止部19は、分割面18から二股に分かれて突出する二本の突起19aの先端部かつ外面側に係止爪19bを形成した構造とされる。また、被係止部20は、係止部19を挿入するよう分割面18に凹設した構造とされる。
被係止部20の上下方向の幅は、係止部19の突起19aの外面間の距離と同程度に設定され、係止爪19bが突出する分だけ、二本の突起19aを内向きに撓ませて係止部19を挿入するようになっている。
被係止部20の奥部20aは、その手前側部分20bよりも上下方向に幅広に設定され、被係止部20に挿入した係止部19の先端が奥部20aに達することにより、係止爪19bの突出する分だけ内向きに撓んだ二本の突起19aが復元する。これにより、奥部20aとその手前側部分20bとの境界の段差に係止爪19bが係止され、一体化した分割体16a、16bの不意の外れが阻止される。
また、奥部20aは、プロファイル本体17の背面側に形成された窓部24によって開口され、係止部19の被係止部20への係止の解除を可能とする。なお、他の構成は、第1実施形態と同じである。
[第5実施形態]
第5実施形態のプロファイル25は、第4実施形態のプロファイル16とほぼ同じ構成であるが、図14に示すように、第4実施形態と同じ分割体16a、16bと、その中央に配置される分割体25aと、の合計3つに分割して形成されている。
中央の分割体25aの両側の分割面26a、26bには、係止部19及び被係止部20が一つずつ形成され、分割体16a、16bの被係止部20及び係止部19に係止して一体化するようになっている。これにより、比較的に形状の複雑な両側の分割体16a、16bの共通化を図りつつ、ベルト幅や用途に応じて中央の分割体25aを適宜選択することができる。なお、他の構成は、第4実施形態と同じである。
[第6実施形態]
第6実施形態は、第4実施形態と同じプロファイル16を使用するものであるが、歯付ベルト2の側縁部2aを挟持する代わりに、図15〜図17に示すように、歯付ベルト2の中央部2bを挟持することによって、歯付ベルト2にプロファイル16を装着したものである。
歯付ベルト2には、ベルト幅方向に所定の間隔をあけて対をなす貫通穴27の複数対が、ベルト周長方向に所定の間隔をあけて形成されている。この貫通穴27をプロファイル16の連結部22がベルト歯面側に貫通することにより、プロファイル本体17と爪部23とで歯付ベルト2の中央部2bの側縁が挟持される。
貫通穴27は、そのベルト幅方向の寸法を連結部22の厚さよりも十分に大きく設定され、連結部22を通した状態で、分割体16a、16bの内向きへの移動を許容する。これにより、貫通穴27に連結部22を通した後、分割体16a、16bを内向きに移動させて、プロファイル本体17と爪部23との間に歯付ベルト2の中央部2bの側縁を挿入すると共に、係止部19を被係止部20に挿入して係止することができる。
図16に示すように、歯付プーリ28には周溝29が形成され、歯付ベルト2の中央部2bを挟持する爪部23が歯付ベルト2と歯付プーリ28との噛み合いを阻害するのを防止する。また、歯付ベルト2の中央部2bを挟持するので、連結部22を歯付ベルト2の側面の外側を通す必要がない分、プロファイル16を歯付ベルト2の中央部2bにのみ配置して側縁部2aを空けておくことができる。これにより、図17に示すように、側縁部2aのベルト背面にアイドラプーリ30を掛けることができ、図18に示すように、歯付ベルト2にプロファイル16を装着しつつ、歯付ベルト2を逆曲げしたベルト配置の採用を可能とする。
1、10、14、16、25 プロファイル
1a、1b、10a、10b、14a、14b、16a、16b、25a 分割体
2 歯付ベルト
2a 側縁部
2b 中央部
3、17 プロファイル本体
4 ベルト歯
5、23 爪部
6、22 連結部
7、18、26a、26b 分割面
8 嵌合部
8a 凹部
8b 凸部
9 取付穴
11 位置決め材
12 ずれ止め
13、28 歯付プーリ
15 両端部
19 係止部
19a 突起
19b 係止爪
20 被係止部
20a 奥部
20b 手前側部分
21 リブ
24 窓部
27 貫通穴
29 周溝
30 アイドラプーリ

Claims (12)

  1. 歯付ベルトに装着して使用するベルト用プロファイルであって、前記歯付ベルトの背面側に配置されるプロファイル本体と、該プロファイル本体との間に歯付ベルトの一部を挟持しつつベルト歯に係止されるよう前記歯付ベルトの歯面側に配置される爪部と、プロファイル本体と爪部とを連結するよう両者と一体に形成された連結部と、を備え、ベルト幅方向に歯付ベルトを挟みつつ一体化して歯付ベルトに装着するよう、ベルト幅方向に複数の分割体に分割して形成され、該複数の分割体同士が一体化及び分割自在とされると共に、その分割面がプロファイル本体に形成されたことを特徴とするベルト用プロファイル。
  2. 前記複数の分割体に、互いに嵌合する嵌合部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のベルト用プロファイル。
  3. 前記複数の分割体に、該分割体を一体化するための係止部と被係止部とが形成されたことを特徴とする請求項1に記載のベルト用プロファイル。
  4. ベルト幅方向に二つの分割体に二分割して形成され、各分割体に前記爪部及び連結部が設けられたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のベルト用プロファイル。
  5. ベルト幅方向に三つの分割体に三分割して形成され、中央の分割体を挟む両側の分割体に前記爪部及び連結部が設けられたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のベルト用プロファイル。
  6. 前記プロファイル本体は、アタッチメントを取付可能とされたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のベルト用プロファイル。
  7. 前記分割体は、金属探知機で検出可能な樹脂から形成されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のベルト用プロファイル。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のベルト用プロファイルを備えたことを特徴とするプロファイル付きベルト。
  9. 前記連結部が歯付ベルト側面の外側を通ってプロファイル本体と爪部とを連結することにより、前記プロファイル本体と爪部との間に歯付ベルトの側縁部が挟持されたことを特徴とする請求項8に記載のプロファイル付きベルト。
  10. 前記連結部が歯付ベルトに形成された貫通穴を貫通してプロファイル本体と爪部とを連結することにより、前記プロファイル本体と爪部との間に歯付ベルトの中央部が挟持されたことを特徴とする請求項8に記載のプロファイル付きベルト。
  11. 前記プロファイルに、歯付プーリ又は位置決め材の外端面に対向してベルト幅方向の位置ずれを規制するずれ止めが設けられたことを特徴とする請求項に記載のプロファイル付きベルト。
  12. 請求項1〜7のいずれかに記載のベルト用プロファイルを装着して使用する歯付ベルトであって、前記プロファイルの連結部を貫通させる貫通穴が形成されたことを特徴とする歯付ベルト。
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