JP2004059271A - アタッチメントを備える搬送用歯付ベルト - Google Patents

アタッチメントを備える搬送用歯付ベルト Download PDF

Info

Publication number
JP2004059271A
JP2004059271A JP2002222011A JP2002222011A JP2004059271A JP 2004059271 A JP2004059271 A JP 2004059271A JP 2002222011 A JP2002222011 A JP 2002222011A JP 2002222011 A JP2002222011 A JP 2002222011A JP 2004059271 A JP2004059271 A JP 2004059271A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attachment
toothed belt
pair
conveyance
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002222011A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Horiuchi
堀内 俊宏
Takashi Muraoka
村岡 隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP2002222011A priority Critical patent/JP2004059271A/ja
Publication of JP2004059271A publication Critical patent/JP2004059271A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Belt Conveyors (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Abstract

【課題】アタッチメントの搬送用歯付ベルトへの取り付け、取り外しが簡単にできるアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトを提供する。
【解決手段】アタッチメント12を備える搬送用歯付ベルト11において、アタッチメント12は一対の可撓性脚部12b,12bを有し、一対の可撓性脚部12b,12bの先端部には係止部12c,12cがそれぞれ形成され、係止部12c,12cはそれぞれ搬送用歯付ベルト11の側面部で歯底面11bに着脱自在に係止される。また、搬送用歯付ベルト11の内周面の略中央部に長手方向に伸びる1本の断面V字形ガイド11gが形成されている。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アタッチメントを備える搬送用歯付ベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9は従来のアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトの一部を示す斜視図である。図9に示す従来のアタッチメント2を備える搬送用歯付ベルト1は、ポリウレタン樹脂等の可撓性を有する材料で成形加工され、その内周側に図示しない歯付プーリと噛み合う歯部1aが一定のピッチで形成されている。また、搬送用歯付ベルト1の背面すなわち物品を搬送する搬送面に物品を搬送するためのアタッチメント2が所定の間隔をおいて熱溶着により取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図9に示す従来のアタッチメント2を備える搬送用歯付ベルト1は次のような問題点がある。
(1)アタッチメント2の搬送用歯付ベルト1への取り付けには、専用の溶着機が必要なため、アタッチメント2の搬送用歯付ベルト1への取り付けはユーザ側では困難である。
(2)アタッチメント2を搬送用歯付ベルト1の背面へ溶着することにより取り付けているため、アタッチメント2の取り外しができない。
(3)アタッチメント2を搬送用歯付ベルト1の背面へ溶着することにより取り付けているため、アタッチメント2の材質が溶着可能なもの(例えば、熱可塑性ポリウレタン樹脂等)に限定される。
【0004】
また、アタッチメント2を搬送用歯付ベルト1へ取り付ける別の手段として、アタッチメント2を搬送用歯付ベルト1の歯部1aに取り付けることも考えられるが、搬送用歯付ベルト1は図示しない歯付プーリと噛み合って走行し、その噛み合い時に(図示はしないが)両者の歯底面と歯の頂部が接近しているため、搬送用歯付ベルト1の歯部1aを利用してアタッチメント2を取り付けることはできない。
【0005】
そこで、本発明は、前記問題点を解決し、アタッチメントの搬送用歯付ベルトへの取り付け、取り外しが簡単にできるアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、前記問題点を解決するために、アタッチメントを備える搬送用歯付ベルトにおいて、前記アタッチメントは一対の可撓性脚部を有し、該一対の可撓性脚部の先端部には係止部がそれぞれ形成され、該係止部は前記搬送用歯付ベルトの側面部で歯底面に着脱自在に係止されるものである。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記問題点を解決するために、アタッチメントを備える搬送用歯付ベルトにおいて、前記アタッチメントは一対の可撓性脚部を有し、該一対の可撓性脚部の先端部には係止部がそれぞれ形成され、前記搬送用歯付ベルトの歯部には一対の段付貫通孔が形成され、前記係止部は前記段付貫通孔の段部に着脱自在に係止されるものである。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、アタッチメントの一対の可撓性脚部の先端部に形成された係止部が搬送用歯付ベルトの側面部で歯底面に着脱自在に係止されるため、アタッチメントを取り付けるための専用機械あるいは工具がなくともアタッチメントの搬送用歯付ベルトへの取り付け、取り外しが簡単にできる。また、アタッチメントの搬送用歯付ベルトへの取り付け、取り外しがユーザ側で簡単にできるため、搬送用歯付ベルトの任意の歯底面でアタッチメントの取付位置の変更が可能である。また、アタッチメントを搬送用歯付ベルトに直接溶着しないため、アタッチメントの材質が限定されない。さらに、標準的な歯付ベルトに加工を施すことなくそのまま使用できる。
【0009】
請求項2記載の発明によれば、アタッチメントの一対の可撓性脚部の先端部に形成された係止部が搬送用歯付ベルトの歯部に形成された一対の段付貫通孔の段部に着脱自在に係止されるため、アタッチメントを取り付けるための専用機械あるいは工具がなくともアタッチメントの搬送用歯付ベルトへの取り付け、取り外しが簡単にできる。また、一対の段付貫通孔を多数形成することにより、ユーザ側で任意の一対の段付貫通孔の位置でアタッチメントの取付位置の変更が可能である。さらに、アタッチメントを搬送用歯付ベルトに直接溶着しないため、アタッチメントの材質が限定されない。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について以下に説明する。図1は本発明の実施の形態に係るアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトの一部を示す分解斜視図である。図2は図1に示すアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトが噛み合う断面V字形ガイド溝付歯付プーリの斜視図である。図3は図1に示すアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトが図2に示す断面V字形ガイド溝付歯付プーリと噛み合う状態を示す断面図である。図4は図1に示すアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトの使用例を示す斜視図である。図5は図1に示すアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトに、さらに別のアタッチメントを取り付けた搬送用歯付ベルトの一部を示す分解斜視図である。図6は図5に示す搬送用歯付ベルトの使用例を示す斜視図である。
【0011】
図1に示すアタッチメント12を備える搬送用歯付ベルト11は、ゴムまたはポリウレタン樹脂等の可撓性を有する材料で成形加工され、その内周側に図2に示す断面V字形ガイド溝付歯付プーリ31と噛み合う歯部11aが一定のピッチで形成されている。さらに、搬送用歯付ベルト11の内周面の略中央部に長手方向に伸びる1本の断面V字形ガイド11gが形成されている。
【0012】
図2に示すように、断面V字形ガイド溝付歯付プーリ31は、外周面に搬送用歯付ベルト11の歯部11aと噛み合う歯部31aが形成されており、さらに、外周面の略中央部に搬送用歯付ベルト11の断面V字形ガイド11gが嵌まって案内される断面V字形ガイド溝31gが形成されている。そして、搬送用歯付ベルト11の断面V字形ガイド11gが断面V字形ガイド溝付歯付プーリ31の断面V字形ガイド溝31gにより案内されることにより、搬送用歯付ベルト11の走行中の蛇行が防止される。また、図3に示すように、断面V字形ガイド溝付歯付プーリ31はその幅が搬送用歯付ベルト11の幅より若干小さいものが使用される。
【0013】
図1に示すように、搬送用歯付ベルト11の背面すなわち物品を搬送する搬送面に物品を搬送するためのアタッチメント12が着脱可能に取り付けられる。アタッチメント12は、図1に示すように、本体部12aと一対の可撓性脚部12b,12bとから構成されている。この本体部12aは、断面四角形状の細長い直方体であり、この本体部12aの長手方向の長さは搬送用歯付ベルト11の幅寸法と略等しい。ただし、この本体部12aの形状は特に限定されるものでない。また、一対の可撓性脚部12b,12bは本体部12aの長手方向の両端部において下方に向けてそれぞれ一体的に突出するように形成されている。さらに、一対の可撓性脚部12b,12bの先端部にはフック状の係止部12c,12cがそれぞれ形成されている。また、本体部12aの上面及び上面に垂直な垂直面にそれぞれ一対のねじ穴12h,12hが形成されている。
【0014】
そこで、アタッチメント12を搬送用歯付ベルト11の背面に取り付けるには、図1において、アタッチメント12を搬送用歯付ベルト11に対して矢印方向に押し下げると、一対の可撓性脚部12b,12bが少し撓み、さらに押し下げると一対の可撓性脚部12b,12bの先端部のフック状の係止部12c,12cが搬送用歯付ベルト11の側面部で歯底面11bに係止される。また、アタッチメント12の搬送用歯付ベルト11の背面からの取り外しは、一対の可撓性脚部12b,12bを少し撓ませ、フック状の係止部12c,12cの搬送用歯付ベルト11の歯底面11bへの係止を解除することにより可能となる。このように、アタッチメント12の搬送用歯付ベルト11への取り付け、取り外しは、搬送用歯付ベルト11の任意の歯底面11bで簡単に行なうことができる。
【0015】
また、図3に示すように、断面V字形ガイド溝付歯付プーリ31はその幅が搬送用歯付ベルト11の幅より若干小さいものが使用される。したがって、アタッチメント12を取り付けた搬送用歯付ベルト11が断面V字形ガイド溝付歯付プーリ31と噛み合う状態においても、図3に示すように、一対の可撓性脚部12b,12bの先端部すなわちフック状の係止部12c,12cが断面V字形ガイド溝付歯付プーリ31の外周面に接触するという不都合が回避される。
【0016】
なお、図1に示すアタッチメント12を備える搬送用歯付ベルト11は、内周面の略中央部に長手方向に伸びる1本の断面V字形ガイド11gが形成されているが、内周面の両側部寄りにそれぞれ長手方向に伸びる断面V字形ガイドが形成されていてもよく、その場合には、それぞれの断面V字形ガイドが案内される断面V字形ガイド溝が形成された歯付プーリが使用される。また、図1に示すアタッチメント12を備える搬送用歯付ベルト11は、蛇行を防止するガイドとして、断面形状がV字形のガイドを使用しているが、断面形状が台形、半円形等のガイドを使用してもよく、この場合には台形、半円形等のガイドに対応する断面形状のガイド溝を有する歯付プーリが使用される。
【0017】
次に、図1に示すアタッチメント12を備える搬送用歯付ベルト11の使用例について以下に説明する。図4は図1に示すアタッチメント12を備える搬送用歯付ベルト11の使用例を示す斜視図である。図4は示すように、この使用例においては、図1に示すアタッチメント12を備える搬送用歯付ベルト11をエンドレスに形成し、このエンドレスに形成された2個の搬送用歯付ベルト11は略水平方向に平行に配置されている。各搬送用歯付ベルト11には所定間隔毎にアタッチメント12が取り付けられている。また、連結軸32に連結された一対の断面V字形ガイド溝付歯付プーリ31,31が左右に配置されている。そして、各搬送用歯付ベルト11がそれぞれ各断面V字形ガイド溝付歯付プーリ31に掛け渡され、各搬送用歯付ベルト11の内側にそれぞれガイドレール33が配置され、水平搬送装置が構成されている。この水平搬送装置において、長尺の被搬送物101が各搬送用歯付ベルト11のアタッチメント12間に亘って載置され、左側の断面V字形ガイド溝付歯付プーリ31が駆動されることにより、各搬送用歯付ベルト11が同期して左側に移動し、長尺の被搬送物101は右側から左側に矢印方向に水平に搬送される。
【0018】
次に、図1に示すアタッチメント12を備える搬送用歯付ベルト11にさらに別のアタッチメントを取り付けた場合の使用例について以下に説明する。図5は図1に示すアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトにさらに別のアタッチメントを取り付けた搬送用歯付ベルトの一部を示す分解斜視図である。図5に示すように、搬送用歯付ベルト11のアタッチメント12にねじ穴12hを利用してねじにより別のアタッチメントとして断面略L字形アタッチメント12’が取り付けられている。図6は図5に示す搬送用歯付ベルト11の使用例を示す斜視図である。図6は示すように、この使用例においては、図5に示す搬送用歯付ベルト11をエンドレスに形成し、このエンドレスに形成された搬送用歯付ベルト11は略垂直方向に配置されている。搬送用歯付ベルト11には断面略L字形アタッチメント12’を取り付けたアタッチメント12が所定間隔毎に取り付けられている。また、一対の断面V字形ガイド溝付歯付プーリ31,31が上下に配置されている。そして、搬送用歯付ベルト11が各断面V字形ガイド溝付歯付プーリ31に掛け渡され、垂直搬送装置が構成されている。この垂直搬送装置において、被搬送物102が搬送用歯付ベルト11の断面略L字形アタッチメント12’に載置され、上部の断面V字形ガイド溝付歯付プーリ31が駆動されることにより、被搬送物102は下方から上方に矢印方向に垂直に搬送される。
【0019】
そして、本発明の実施の形態に係るアタッチメント12を備える搬送用歯付ベルト11によれば、次のような効果を有する。
(1)アタッチメント12の一対の可撓性脚部12b,12bの先端部に形成された係止部12c,12cが搬送用歯付ベルト11の側面部で歯底面11bに着脱自在に係止されるため、アタッチメント12を取り付けるための専用機械あるいは工具がなくともアタッチメント12の搬送用歯付ベルト11への取り付け、取り外しが簡単にできる。
(2)アタッチメント12の搬送用歯付ベルト11への取り付け、取り外しがユーザ側で簡単にできるため、搬送用歯付ベルト11の任意の歯底面11bでアタッチメント12の取付位置の変更が可能である。
(3)アタッチメント12を搬送用歯付ベルト11に直接溶着しないため、アタッチメント12の材質が限定されない。
(4)アタッチメント12の一対のねじ穴12h,12hを利用して、ユーザ側で別のアタッチメント(例えば、断面略L字形アタッチメント12’)をさらにアタッチメント12に取り付けることができる。
(5)標準的な歯付ベルトに加工を施すことなくそのまま使用できる。
【0020】
次に、本発明の他の実施の形態について以下に説明する。図7は本発明の他の実施の形態に係るアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトの一部を示す分解斜視図である。図8は図7に示すアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトがフランジ付歯付プーリと噛み合う状態を示す断面図である。
【0021】
図7に示すアタッチメント22を備える搬送用歯付ベルト21は、ゴムまたはポリウレタン樹脂等の可撓性を有する材料で成形加工され、その内周側に図8に示すフランジ付歯付プーリ41と噛み合う歯部21aが一定のピッチで形成されている。さらに、搬送用歯付ベルト21の歯部21aには背面から一対の段付貫通孔21h,21hが形成されている。なお、図7においては、一対の段付貫通孔21h,21hを1個だけ図示しているが、一対の段付貫通孔21h,21hを他の歯部21aにも多数形成している。
【0022】
図7に示すように、搬送用歯付ベルト21の背面すなわち物品を搬送する搬送面に物品を搬送するためのアタッチメント22が着脱可能に取り付けられる。アタッチメント22は、図7に示すように、本体部22aと一対の可撓性脚部22b,22bとから構成されている。この本体部22aは、断面四角形状の細長い直方体であり、この本体部22aの長手方向の長さは搬送用歯付ベルト21の幅寸法と略等しい。ただし、この本体部22aの形状は特に限定されるものでない。また、一対の可撓性脚部22b,22bは本体部22aの長手方向の両端部より少し内方の位置において下方に向けてそれぞれ一体的に突出するように形成されている。さらに、一対の可撓性脚部22b,22bの先端部にはフック状の係止部22c,22cがそれぞれ形成されている。また本体部22aの上面及び上面に垂直な垂直面にそれぞれ一対のねじ穴22h,22hが形成されている。
【0023】
そこで、アタッチメント22を搬送用歯付ベルト21の背面に取り付けるには、図7において、アタッチメント22を搬送用歯付ベルト21に対して矢印方向に押し下げると、一対の可撓性脚部22b,22bは少し撓みながら一対の段付貫通孔21h,21hにそれぞれ挿入され、さらに押し下げると一対の可撓性脚部22b,22bの先端部のフック状の係止部22c,22cがそれぞれ一対の段付貫通孔21h,21hの段部に係止される。なお、図8に示すように、一対の可撓性脚部22b,22bは一対の段付貫通孔21h,21hから突出しない程度の長さに形成されている。したがって、一対の可撓性脚部22b,22bの先端部(すなわちフック状の係止部22c,22c)がフランジ付歯付プーリ41の歯底面と接触するという不都合は回避される。また、アタッチメント22の搬送用歯付ベルト21の背面からの取り外しは、一対の可撓性脚部22b,22bを少し撓ませ、フック状の係止部22c,22cの搬送用歯付ベルト21の段付貫通孔21h,21hの段部への係止を解除することにより可能となる。このように、アタッチメント22の搬送用歯付ベルト21への取り付け、取り外しは、搬送用歯付ベルト21の一対の段付貫通孔21h,21hが形成された位置において、簡単に行なうことができる。また、一対の段付貫通孔21h,21hを他の歯部にも多数形成していることにより、ユーザ側で任意の一対の段付貫通孔21h,21hの位置でアタッチメント22の取付位置の変更が可能である。
【0024】
また、図8に示すように、アタッチメント22を取り付けた搬送用歯付ベルト21はフランジ付歯付プーリ41のフランジ41fで案内されることにより、搬送用歯付ベルト21の走行中の蛇行が防止される。
【0025】
そして、本発明の他の実施の形態に係るアタッチメント22を備える搬送用歯付ベルト21によれば、次のような効果を有する。
(1)アタッチメント22の一対の可撓性脚部22b,22bの先端部に形成された係止部22c,22cが搬送用歯付ベルト21の歯部21aに形成された一対の段付貫通孔21h,21hの段部に着脱自在に係止されるため、アタッチメント22を取り付けるための専用機械あるいは工具がなくともアタッチメント22の搬送用歯付ベルト21への取り付け、取り外しが簡単にできる。
(2)一対の段付貫通孔21h,21hを多数形成することにより、ユーザ側でアタッチメント22の取付位置の変更が可能である。
(3)アタッチメント22を搬送用歯付ベルト21に直接溶着しないため、アタッチメント22の材質が限定されない。
(4)アタッチメント22の一対のねじ穴22h,22hを利用して、ユーザ側で別のアタッチメントをさらにアタッチメント22に取り付けることができる。
【0026】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、次のような効果を有する。
(1)アタッチメントの一対の可撓性脚部の先端部に形成された係止部が搬送用歯付ベルトの側面部で歯底面に着脱自在に係止されるため、アタッチメントを取り付けるための専用機械あるいは工具がなくともアタッチメントの搬送用歯付ベルトへの取り付け、取り外しが簡単にできる。
(2)アタッチメントの搬送用歯付ベルトへの取り付け、取り外しがユーザ側で簡単にできるため、搬送用歯付ベルトの任意の歯底面でアタッチメントの取付位置の変更が可能である。
(3)アタッチメントを搬送用歯付ベルトに直接溶着しないため、アタッチメントの材質が限定されない。
(4)標準的な歯付ベルトに加工を施すことなくそのまま使用できる。
【0027】
請求項2記載の発明によれば、次のような効果を有する。
(1)アタッチメントの一対の可撓性脚部の先端部に形成された係止部が搬送用歯付ベルトの歯部に形成された一対の段付貫通孔の段部に着脱自在に係止されるため、アタッチメントを取り付けるための専用機械あるいは工具がなくともアタッチメントの搬送用歯付ベルトへの取り付け、取り外しが簡単にできる。
(2)一対の段付貫通孔を多数形成することにより、ユーザ側で任意の一対の段付貫通孔の位置でアタッチメントの取付位置の変更が可能である。
(3)アタッチメントを搬送用歯付ベルトに直接溶着しないため、アタッチメントの材質が限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトの一部を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトが噛み合う断面V字形ガイド溝付歯付プーリの斜視図である。
【図3】図1に示すアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトが図2に示す断面V字形ガイド溝付歯付プーリと噛み合う状態を示す断面図である。
【図4】図1に示すアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトの使用例を示す斜視図である。
【図5】図1に示すアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトに、さらに別のアタッチメントを取り付けた搬送用歯付ベルトの一部を示す分解斜視図である。
【図6】図5に示す搬送用歯付ベルトの使用例を示す斜視図である。
【図7】本発明の他の実施の形態に係るアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトの一部を示す分解斜視図である。
【図8】図7に示すアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトがフランジ付歯付プーリと噛み合う状態を示す断面図である。
【図9】従来のアタッチメントを備える搬送用歯付ベルトの一部を示す斜視図である。
【符号の説明】
11,21, 搬送用歯付ベルト
11a,21a 歯部
11b 歯底面
11g 断面V字形ガイド
21h 段付貫通孔
12,12’,22 アタッチメント
12a,22a 本体部
12b,22b 可撓性脚部
12c,22c 係止部
12h,22h ねじ穴
31 断面V字形ガイド溝付歯付プーリ
31a 歯部
31g 断面V字形ガイド溝
32 連結軸
33 ガイドレール
41 フランジ付歯付プーリ
41f フランジ
101,102 被搬送物

Claims (2)

  1. アタッチメントを備える搬送用歯付ベルトにおいて、
    前記アタッチメントは一対の可撓性脚部を有し、該一対の可撓性脚部の先端部には係止部がそれぞれ形成され、該係止部は前記搬送用歯付ベルトの側面部で歯底面に着脱自在に係止されることを特徴とするアタッチメントを備える搬送用歯付ベルト。
  2. アタッチメントを備える搬送用歯付ベルトにおいて、
    前記アタッチメントは一対の可撓性脚部を有し、該一対の可撓性脚部の先端部には係止部がそれぞれ形成され、前記搬送用歯付ベルトの歯部には一対の段付貫通孔が形成され、前記係止部は前記段付貫通孔の段部に着脱自在に係止されることを特徴とするアタッチメントを備える搬送用歯付ベルト。
JP2002222011A 2002-07-30 2002-07-30 アタッチメントを備える搬送用歯付ベルト Pending JP2004059271A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002222011A JP2004059271A (ja) 2002-07-30 2002-07-30 アタッチメントを備える搬送用歯付ベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002222011A JP2004059271A (ja) 2002-07-30 2002-07-30 アタッチメントを備える搬送用歯付ベルト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004059271A true JP2004059271A (ja) 2004-02-26

Family

ID=31942168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002222011A Pending JP2004059271A (ja) 2002-07-30 2002-07-30 アタッチメントを備える搬送用歯付ベルト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004059271A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005030117B3 (de) * 2005-06-28 2007-01-11 Winterhalter Gastronom Gmbh Transportband für eine Durchlauf-Geschirrspülmaschine sowie Segmente für ein solches Transportband
WO2009018102A2 (en) * 2007-08-02 2009-02-05 Portec, Inc., - Flowmaster Division Strip belt conveyor
WO2009060646A1 (ja) * 2007-11-08 2009-05-14 Gates Unitta Asia Company ベルト用プロファイル及びプロファイル付きベルト
JP2009126692A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Tsubakimoto Chain Co トッププレートコンベヤ装置
JP2010222126A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Gates Unitta Asia Co ベルト用プロファイル及びプロファイル付きベルト
CN102803117A (zh) * 2009-06-12 2012-11-28 奥的斯电梯公司 用于乘客传送器的传动组件
CN104003220A (zh) * 2014-05-05 2014-08-27 广州市明森机电设备有限公司 一种智能卡输送带以及智能卡输送机构
CN104787567A (zh) * 2015-03-25 2015-07-22 韩晓钢 一种二维传送结构及应用该结构的传送系统
DE102011102946B4 (de) * 2011-05-23 2016-02-18 Atlantic Zeiser Gmbh Vorrichtung zum Fördern flächiger und/oder räumlicher Teile
WO2017062430A1 (en) * 2015-10-08 2017-04-13 Laitram, L.L.C. Conveyor belt with longitudinal rails
CN106697867A (zh) * 2017-01-16 2017-05-24 李乐乐 一种送料装置
CN106743393A (zh) * 2017-01-16 2017-05-31 李乐乐 一种瓶盖输送装置
CN107531419A (zh) * 2015-05-15 2018-01-02 三之星机带株式会社 附带型材的带及其制造方法

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005030117B3 (de) * 2005-06-28 2007-01-11 Winterhalter Gastronom Gmbh Transportband für eine Durchlauf-Geschirrspülmaschine sowie Segmente für ein solches Transportband
WO2009018102A2 (en) * 2007-08-02 2009-02-05 Portec, Inc., - Flowmaster Division Strip belt conveyor
WO2009018102A3 (en) * 2007-08-02 2009-04-16 Portec Inc Flowmaster Division Strip belt conveyor
CN101855150B (zh) * 2007-11-08 2012-06-06 盖茨优霓塔亚洲有限公司 带用型材以及安装有型材的带
WO2009060646A1 (ja) * 2007-11-08 2009-05-14 Gates Unitta Asia Company ベルト用プロファイル及びプロファイル付きベルト
US8567593B2 (en) 2007-11-08 2013-10-29 The Gates Corporation Belt profile and profiled belt
EP2216274A1 (en) * 2007-11-08 2010-08-11 The Gates Corporation Belt profile and profiled belt
US20100236898A1 (en) * 2007-11-08 2010-09-23 The Gates Corporation Belt profile and profiled belt
EP2216274A4 (en) * 2007-11-08 2013-04-17 Gates Corp BELT PROFILE AND PROFILE BELT
JP4536107B2 (ja) * 2007-11-28 2010-09-01 株式会社椿本チエイン アキュムレート対応型トッププレートコンベヤ装置
JP2009126692A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Tsubakimoto Chain Co トッププレートコンベヤ装置
JP2010222126A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Gates Unitta Asia Co ベルト用プロファイル及びプロファイル付きベルト
CN102803117A (zh) * 2009-06-12 2012-11-28 奥的斯电梯公司 用于乘客传送器的传动组件
DE102011102946B4 (de) * 2011-05-23 2016-02-18 Atlantic Zeiser Gmbh Vorrichtung zum Fördern flächiger und/oder räumlicher Teile
CN104003220A (zh) * 2014-05-05 2014-08-27 广州市明森机电设备有限公司 一种智能卡输送带以及智能卡输送机构
CN104787567A (zh) * 2015-03-25 2015-07-22 韩晓钢 一种二维传送结构及应用该结构的传送系统
CN107531419A (zh) * 2015-05-15 2018-01-02 三之星机带株式会社 附带型材的带及其制造方法
US10625944B2 (en) 2015-05-15 2020-04-21 Mitsuboshi Belting Ltd. Profiled belt and method for manufacturing same
WO2017062430A1 (en) * 2015-10-08 2017-04-13 Laitram, L.L.C. Conveyor belt with longitudinal rails
CN108137235A (zh) * 2015-10-08 2018-06-08 莱特拉姆有限责任公司 具有纵向导轨的输送带
US10273088B2 (en) 2015-10-08 2019-04-30 Laitram, L.L.C. Conveyor belt with longitudinal rails
CN108137235B (zh) * 2015-10-08 2020-03-10 莱特拉姆有限责任公司 具有纵向导轨的输送带
CN106697867A (zh) * 2017-01-16 2017-05-24 李乐乐 一种送料装置
CN106743393A (zh) * 2017-01-16 2017-05-31 李乐乐 一种瓶盖输送装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004059271A (ja) アタッチメントを備える搬送用歯付ベルト
JP2008056489A (ja) 革新的駆動連結具を備えたチェーンコンベアベルト
JP2009126692A (ja) トッププレートコンベヤ装置
JP6559843B1 (ja) ベルト用付属品、及びベルト用付属品を備えたベルト
JP2000289701A (ja) パッケージング機
JP2017505744A (ja) スナップ式部品を含む洗浄可能なコンベアフレーム機構
US20190183220A1 (en) Portable terminal cover
JP2005231898A (ja) シングリング防止製品搬送チェーン
ATE88409T1 (de) Foerdervorrichtung an einer kunststoffspritzgiessmaschine zum austragen der spritzteile.
SE8403836D0 (sv) Strapping apparatus
JP2004059272A (ja) アタッチメントを備える搬送用歯付ベルト
CN103717052B (zh) 基板搬送装置、基板作业装置
JP4205068B2 (ja) 包装装置
JP3018005B2 (ja) コンベヤ装置
JP2013082521A (ja) モジュラープラスチックベルトコンベアの駆動装置
JP2008115005A (ja) スラットコンベヤ
JPH0522490Y2 (ja)
JP3588559B2 (ja) ブロー成形機の搬送装置。
JP3888828B2 (ja) 部品供給テープと部品供給テープにおける梱包方法および開梱方法
JP2004189416A (ja) コンベアベルト
JP2003034415A (ja) コンベアベルト、及びコンベア装置
JP5872200B2 (ja) 搬送装置
JPS5914405Y2 (ja) 挾持ベルトの走行保持装置
KR20180080694A (ko) 마스크팩 자동 접이 장치
JP3020442U (ja) 根菜等の搬送切断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050207

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050628

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02