JP5195207B2 - 電子装置の制御部、電子装置、画像形成装置、電子装置の制御方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Description
あるいは、上記不揮発性メモリを電子装置本体に着脱可能に設け、その不揮発性メモリに格納されていた上記プログラムやデータが消去された場合には、それを該プログラムやデータが格納された不揮発性メモリに交換することにより電子装置を復旧できるように構成してもよい。
その場合、上記異常解析用データ保存手段は、上記不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去する際に、上記異常箇所特定手段によって特定された箇所の制御に必要なプログラムやデータのみを消去するのが望ましい。
また、上記異常解析用データを圧縮する圧縮処理手段を有し、上記異常解析用データ保存手段は、上記異常解析用データを書き込み保存する際に、上記圧縮処理手段によって圧縮された異常解析用データを書き込み保存すると、より効率よく異常解析用データを保存できる。
さらに、これらの電子装置の制御部と画像形成部とを備え、上記制御部が該画像形成部を制御する機能も有する画像形成装置も提供する。
上述した制御部による電子装置の各制御方法、コンピュータを上述した制御部の各手段として機能させるためのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も提供する。
図1はこの発明による制御部を備えた電子装置の一実施形態を示すブロック回路図である。この電子装置は、制御部1と、モータ2およびそれを駆動する駆動回路であるモータドライバ3と、エンコーダ4とを備えている。
RAM12は、CPU11がこの電子装置を制御するために必要なデータを一時的に格納する。フラッシュROM13は、CPU11が動作するためのプログラムおよびデータが格納されており、異常検出時には異常解析用データを保存するためにも使用され、この電子装置の電源が切断された後も格納されているプログラムおよびデータを保持する。
エンコーダ4は、モータ2の回転軸またはその回転や移動速度と同等の精度を有する箇所に取り付けられ、その速度に応じた間隔のパルス信号であるエンコーダ信号を発生する。
図1に示した電子装置の電源が投入(オン)されると、CPU11は図2に示す処理を開始する。
なお、上述の説明ではASIC14に内蔵したタイマによるモータ速度指示手段を例にして説明したが、汎用CPUなどに内蔵されるタイマで代用できる場合にはそれを使用可能であり、特に用途手段を限定するものではない。
しかし、なんらかの異常が発生した状態のモータ速度は図4に示すようになる。電子装置になんらかの異常が発生した場合、この図4に示すように目標速度に対して大きく変動した速度が現れることがある。
しかしその変動や周期が大きく、フィードバック制御範囲外であった場合には、当然安定した状態には戻せない。このようなことは、例えば装置の経年劣化や、突発的な破損により発生する可能性は十分にある。
図2のS2で速度指示値をASIC14に指示した後、S3で一定周期でエンコーダパルス間隔データを取り込んで、後のFFT処理のためにRAM12に保存しておく。そして、S4で必要データ数の保存が完了したか否かを判断し、完了するとS13へ進んで、その保存した必要データ数のエンコーダパルス間隔データをFFT処理(演算)をすることにより、どういった周波数成分がモータ回転速度の中に現れているのかを把握する。
なお、ここでは、FFT処理によるモータ異常の検出の例を説明したが、異常検出手段はそれに限定するものではない。例えば、エンコーダパルス間隔データが制御可能な間隔範囲より大きくなったとき、間隔のバラツキが所定範囲を越えた時などに異常発生と判断することもできる。
その後、S19で電源がオフされるのを待って処理を終了する。
図1に示したフラッシュROM13には、通常の使用状態では図5の(a)に示すように、割込みベクタ領域、プログラム領域、データ領域、および未使用の空き領域が存在する。
割込みベクタ領域は、この電子装置の電源投入時にプログラムが起動するための割込み処理プログラムの開始アドレスが、プログラム領域にはこの電子装置を動作させるためのソフトウェアであるプログラムが、データ領域にはそのプログラムが使用するデータがそれぞれ格納されており、空き領域は使用されていない予備の領域である。
すなわち、電子装置の異常を検出するためのデータを取り込むデータ取込手段Aと、そのデータ取込手段Aが取り込んだデータを一時的に保存するデータ保存手段Bは、図2のS3,S4と図1のRAM12に相当する。
データ保存手段Bが保存したデータを基に電子装置の異常を検出する異常検出手段Cは、図2のS13,S14に相当する。
そして、異常解析用データ保存手段Dは、異常検出手段Cにより異常が検出された場合に、フラッシュROM13上のプログラムやデータを消去し、その消去した領域に検出された異常を解析するために必要な異常解析用データ(RAM12に保存されたエンコーダパルス間隔データ)を書き込み保存する手段であり、図2のS17とS18に相当する。
図7は、図1に示した電子装置のフラッシュROM13が着脱可能でない場合に適した、制御部1による制御処理の第2実施例によるフラッシュROMの使用例を示す説明図である。
上位システムとやり取りをして異常解析用データを送信する通信プログラムの容量よりも、単純にその通信プログラムをダウンロードしてRAM等に展開するプログラムの方が小容量で済むため、異常解析用データを保存するための不揮発性メモリの使用効率を向上できる。
その際に使用するインストール用プログラムなどは、前述したように解析用データを保存するために消去される以外のプログラムとしてフラッシュROM13に格納しておくことによって容易に対応が可能である。
図8において、図2と同じ処理のステップには同じステップ符号を付し、図10においても図6と同じ手段には同じ符号を付してあり、それらの説明は省略する。
その後、図12の(c)に示すように、その消去した各領域と空き領域に異常解析用データを書き込み保存する。
そのため、S3では被制御対象毎に、この例では図11に示したモータ2とモータ6毎に、すなわちエンコーダ4とエンコーダ8からのエンコーダパルス間隔データを個別に保存する。そして、S13ではその各エンコーダパルス間隔データの必要データ数を個別にFFT処理する。S32ではその各解析結果から、異常発生箇所を特定することができる。
その後、S37ではフラッシュROM13上の異常発生箇所の制御に必要なプログラムとデータのみを消去する。前述の例のように、異常発生箇所がモータ6であった場合は、その制御に必要な図12に示したプログラム領域2のプログラムと、そのプログラム領域2で使用するデータ領域2のデータのみを消去する。
その後、S29で外部から異常解析用データ送信要求があれば、S30でフラッシュROM13に残っている通信用プログラムを使用して、保存している異常解析用データを要求元へ送信する。
この図14において図10と相違するのは、異常検出手段Cが異常を検出した際にその異常箇所特定する異常箇所特定手段Fを設けたことと、異常解析用データ保存手段D″が、前述したようにフラッシュROM13上の特定された異常発生箇所の制御に必要なプログラムとデータのみを消去し、その消去したエリア(空き領域も含む)に、その特定された異常発生箇所の異常解析用データのみを書き込み保存する点である。
データ送信手段Gは、外部から異常解析用データ送信要求があれば、フラッシュROM13上保存している特定された異常発生箇所の異常解析用データを要求元へ送信する。
再インストール手段Hは、フラッシュROM13から消去した特定された異常発生箇所を制御するためのプログラム及びデータのみを外部からダウンロードして、フラッシュROM13にインストールすればよい。
この使用例において、フラッシュROM13の通常の使用状態を示す図15の(a)と、異常検出時に特定された異常発生箇所の制御に必要なプログラムとデータのみを消去する(b)の状態は、図12の(a)と(b)と同じであるが、その後図15の(c)に示すように、フラッシュROM13上のプログラムやデータが消去された領域が空き領域も含めて連続した領域となるように、残っているプログラムおよびデータの領域を再配置する。そして、図15の(d)に示すように連続した消去領域に、特定された箇所の異常を解析するために必要な異常解析用データを書き込み保存する。
そして、S48でその連続した消去エリアに、特定された箇所の異常を解析するために必要な異常解析用データを書き込み保存する。
このカラー画像形成装置(カラー複写機)は、装置本体20の上部に原稿を読み取るためのスキャナユニット30が、下部に転写紙をストックして給紙する給紙ユニット40が、一側面に排紙トレイ50がそれぞれ設けられている。
定着ユニット29でトナー像が定着された画像形成済みの転写紙は、排紙トレイ50上に排出される。
これらの各モータを、図11に示したような制御部とエンコーダによって、幾つかのブロックに分けて制御する。
そのため、図12〜図16によって説明したような制御処理を適用するとよい。
また、上述したカラー画像形成装置はスキャナユニットを搭載したカラー複写機として説明したが、パーソナルコンピユータなどの外部コントローラから画像データを受け取って画像を形成するカラープリンタやモノクロプリンタなどにも、同様にこの発明を適用することができる。
・異常発生時のモータ目標速度
・発生日情報(年月日時間など)
・画像形成装置の場合、コピー/プリント中であれば、搬送していた紙の種類の情報
・環境情報(温度、湿度など)
・画像形成装置の場合、コピー枚数情報(連続して印刷している場合、何枚目で異常が発生したか等)
・ 装置の通電時間情報(寿命把握等に使用)
・ 画像形成装置の場合、コピー/プリント累積枚数情報(寿命やサプライ交換時期把握等に使用)
・モータやセンサなどのバラツキ補正データ(装置のバラツキを補正するための機器固有のデータ)
所定のタイミングで透過型センサの光量を調整して一定出力が得られるようにしておき、そこを紙などの媒体が遮蔽しているときのセンサ出力を制御等に使用する電子装置においては、センサの光量が調整できるかどうかが非常に重要である。
この発明によるプログラムは、電子装置を動作させるためのプログラムやデータが格納された書き換え可能な不揮発性メモリを備えた電子装置の制御プログラムであって、コンピュータを、図6、図10、図14等の機能ブロック図に示した各手段として機能させるためのプログラムである。
4,8:エンコーダ
11:CPU(中央演算ユニット) 12:RAM(揮発性メモリ)
13:フラッシュROM(書き換え可能な不揮発性メモリ)
14:ASIC(特定用途向け集積回路)
20:装置本体 21〜24:感光体ドラム 25:中間転写ベルト
26:二次転写ローラ 27:斥力ローラ 28:レジストローラ対
29:定着ユニット 30:スキャナユニット 40:給紙ユニット
41:給紙トレイ 42:給紙ローラ 43:搬送ローラ
50:排紙トレイ
A:データ取込手段 B:データ保存手段 C:異常検出手段
D,D′,D″:異常解析用データ保存手段 E:圧縮処理手段
F:異常箇所特定手段 G:データ送信手段 H:再インストール手段
Claims (17)
- 電子装置の異常を検出するためのデータを取り込むデータ取込手段と、
該データ取込手段が取り込んだデータを一時的に保存するデータ保存手段と、
該データ保存手段が保存したデータを基に前記電子装置の異常を検出する異常検出手段と、
前記電子装置を動作させるためのプログラムやデータが格納されている書き換え可能な不揮発性メモリと、
前記異常検出手段により異常が検出された場合に、前記不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去し、その消去した領域に前記検出された異常を解析するために必要な異常解析用データを書き込み保存する異常解析用データ保存手段とを有し、
前記不揮発性メモリには、前記電子装置を動作させるためのプログラムやデータと、前記異常解析用データの取り出しに使用するプログラムやデータとが格納されており、
前記異常解析用データ保存手段は、前記不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去する際に、前記異常解析用データの取り出しに使用するプログラムやデータ以外のプログラムやデータを消去することを特徴とする電子装置の制御部。 - 電子装置の異常を検出するためのデータを取り込むデータ取込手段と、
該データ取込手段が取り込んだデータを一時的に保存するデータ保存手段と、
該データ保存手段が保存したデータを基に前記電子装置の異常を検出する異常検出手段と、
前記電子装置を動作させるためのプログラムやデータが格納されている書き換え可能な不揮発性メモリと、
前記異常検出手段により異常が検出された場合に、前記不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去し、その消去した領域に前記検出された異常を解析するために必要な異常解析用データを書き込み保存する異常解析用データ保存手段とを有し、
前記不揮発性メモリには、前記電子装置を動作させるためのプログラムやデータと、前記異常解析用データの取り出しに使用するプログラムやデータをダウンロードするためのプログラムとが格納されており、
前記異常解析用データ保存手段は、前記不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去する際に、前記異常解析用データの取り出しに使用するプログラムやデータをダウンロードするためのプログラム以外のプログラムやデータを消去することを特徴とする電子装置の制御部。 - 請求項1又は2に記載の電子装置の制御部において、
前記電子装置を動作させるためのプログラムやデータを外部からダウンロードして、前記不揮発性メモリに格納して再インストールする手段を有することを特徴とする電子装置の制御部。 - 請求項1又は2に記載の電子装置の制御部において、
前記不揮発性メモリが前記電子装置本体に着脱可能に設けられており、該不揮発性メモリに格納されていた前記プログラムやデータが消去された場合には、それを該プログラムやデータが格納された不揮発性メモリに交換することにより前記電子装置を復旧できるように構成したことを特徴とする電子装置の制御部。 - 電子装置の異常を検出するためのデータを取り込むデータ取込手段と、
該データ取込手段が取り込んだデータを一時的に保存するデータ保存手段と、
該データ保存手段が保存したデータを基に前記電子装置の異常を検出する異常検出手段と、
前記電子装置を動作させるためのプログラムやデータが格納されている書き換え可能な不揮発性メモリと、
前記異常検出手段により異常が検出された場合に、前記不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去し、その消去した領域に前記検出された異常を解析するために必要な異常解析用データを書き込み保存する異常解析用データ保存手段と、
前記異常検出手段により異常が検出された場合に、その異常発生箇所をさらに特定する異常箇所特定手段とを有し、
前記異常解析用データ保存手段は、前記不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去する際に、前記異常箇所特定手段によって特定された箇所の制御に必要なプログラムやデータのみを消去し、該不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去した領域に、前記検出された異常のうち前記異常箇所特定手段によって特定された箇所の異常を解析するために必要な異常解析用データのみを書き込み保存することを特徴とする電子装置の制御部。 - 請求項5に記載の電子装置の制御部において、
前記異常解析用データ保存手段は、前記不揮発性メモリ上のプログラムやデータが消去された領域が連続した領域となるように残っているプログラムおよびデータを再配置し、連続した消去領域に前記特定された箇所の異常を解析するために必要な異常解析用データを書き込み保存することを特徴とする電子装置の制御部。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の電子装置の制御部において、
前記異常解析用データを圧縮する圧縮処理手段を有し、
前記異常解析用データ保存手段は、前記異常解析用データを書き込み保存する際に、前記圧縮処理手段によって圧縮された異常解析用データを書き込み保存することを特徴とする電子装置の制御部。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の電子装置の制御部と、モータおよび該モータを駆動する駆動回路とを備え、前記制御部が前記駆動回路を介して前記モータの駆動を制御する機能も有することを特徴とする電子装置。
- 請求項1から7のいずれか一項に記載の電子装置の制御部と画像形成部とを備え、前記制御部が該画像形成部を制御する機能も有することを特徴とする画像形成装置。
- 電子装置を動作させるためのプログラムやデータが格納された書き換え可能な不揮発性メモリを備えた電子装置の制御方法であって、
前記電子装置の異常を検出するためのデータを取り込むデータ取込ステップと、
該ステップで取り込んだデータを一時的に保存するデータ保存ステップと、
該ステップで保存したデータを基に前記電子装置の異常を検出する異常検出ステップと、
該ステップで異常が検出された場合に、前記不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去し、その消去した領域に前記検出された異常を解析するために必要な異常解析用データを書き込み保存する異常解析用データ保存ステップとを有し、
前記異常解析用データ保存ステップでは、前記不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去する際に、該不揮発性メモリに前記電子装置を動作させるためのプログラムやデータと前記異常解析用データの取り出しに使用するプログラムやデータとが格納されている場合には、該異常解析用データの取り出しに使用するプログラムやデータ以外のプログラムやデータを消去することを特徴とする電子装置の制御方法。 - 電子装置を動作させるためのプログラムやデータが格納された書き換え可能な不揮発性メモリを備えた電子装置の制御方法であって、
前記電子装置の異常を検出するためのデータを取り込むデータ取込ステップと、
該ステップで取り込んだデータを一時的に保存するデータ保存ステップと、
該ステップで保存したデータを基に前記電子装置の異常を検出する異常検出ステップと、
該ステップで異常が検出された場合に、前記不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去し、その消去した領域に前記検出された異常を解析するために必要な異常解析用データを書き込み保存する異常解析用データ保存ステップとを有し、
前記異常解析用データ保存ステップでは、前記不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去する際に、該不揮発性メモリに前記電子装置を動作させるためのプログラムやデータと前記異常解析用データの取り出しに使用するプログラムやデータをダウンロードするためのプログラムとが格納されている場合には、該異常解析用データの取り出しに使用するプログラムやデータをダウンロードするためのプログラム以外のプログラムやデータを消去することを特徴とする電子装置の制御方法。 - 請求項10又は11に記載の電子装置の制御方法において、
前記電子装置を復旧させる際には、前記電子装置を動作させるためのプログラムやデータを外部からダウンロードして、前記不揮発性メモリに格納して再インストールすることを特徴とする電子装置の制御方法。 - 電子装置を動作させるためのプログラムやデータが格納された書き換え可能な不揮発性メモリを備えた電子装置の制御方法であって、
前記電子装置の異常を検出するためのデータを取り込むデータ取込ステップと、
該ステップで取り込んだデータを一時的に保存するデータ保存ステップと、
該ステップで保存したデータを基に前記電子装置の異常を検出する異常検出ステップと、
該ステップで異常が検出された場合に、前記不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去し、その消去した領域に前記検出された異常を解析するために必要な異常解析用データを書き込み保存する異常解析用データ保存ステップと、
前記異常検出ステップで異常が検出された場合に、その異常発生箇所をさらに特定する異常箇所特定ステップとを有し、
前記異常解析用データ保存ステップでは、前記不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去する際に、前記異常箇所特定ステップで特定された箇所の制御に必要なプログラムやデータのみを消去し、該不揮発性メモリ上のプログラムやデータを消去した領域に、前記異常検出ステップで検出された異常のうち前記異常箇所特定ステップで特定された箇所の異常を解析するために必要な異常解析用データのみを書き込み保存することを特徴とする電子装置の制御方法。 - 請求項10から13のいずれか一項に記載の電子装置の制御方法において、
前記異常解析用データを圧縮する圧縮処理ステップを有し、
前記異常解析用データ保存ステップでは、前記異常解析用データを書き込み保存する際に、前記圧縮処理ステップでによって圧縮された異常解析用データを書き込み保存することを特徴とする電子装置の制御方法。 - 電子装置を動作させるためのプログラムやデータが格納された書き換え可能な不揮発性メモリを備えた電子装置の制御プログラムであって、コンピュータを、
前記電子装置の異常を検出するためのデータを取り込むデータ取込手段と、
該手段で取り込んだデータを一時的に保存するデータ保存手段と、
該手段で保存したデータを基に前記電子装置の異常を検出する異常検出手段と、
該異常検出手段で異常が検出された場合に、前記電子装置を動作させるためのプログラムやデータと、前記異常解析用データの取り出しに使用するプログラムやデータとが格納された前記不揮発性メモリ上の、前記異常解析用データの取り出しに使用するプログラムやデータ以外のプログラムやデータを消去し、その消去した領域に前記検出された異常を解析するために必要な異常解析用データを書き込み保存する異常解析用データ保存手段
として機能させるためのプログラム。 - 電子装置を動作させるためのプログラムやデータが格納された書き換え可能な不揮発性メモリを備えた電子装置の制御プログラムであって、コンピュータを、
前記電子装置の異常を検出するためのデータを取り込むデータ取込手段と、
該手段で取り込んだデータを一時的に保存するデータ保存手段と、
該手段で保存したデータを基に前記電子装置の異常を検出する異常検出手段と、
該異常検出手段で異常が検出された場合に、前記電子装置を動作させるためのプログラムやデータと、前記異常解析用データの取り出しに使用するプログラムやデータをダウンロードするためのプログラムとが格納された前記不揮発性メモリ上の、前記異常解析用データの取り出しに使用するプログラムやデータをダウンロードするためのプログラム以外のプログラムやデータを消去し、その消去した領域に前記検出された異常を解析するために必要な異常解析用データを書き込み保存する異常解析用データ保存手段
として機能させるためのプログラム。 - 請求項15又は16に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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