JP5193286B2 - 液体のろ過アセンブリ、システム、およびろ過方法 - Google Patents

液体のろ過アセンブリ、システム、およびろ過方法 Download PDF

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Description

本開示は、ろ過アセンブリとろ過方法に関する。特に、本開示は、潤滑油フィルタ、液圧フィルタおよび燃料フィルタなど液体をろ過するためのろ過アセンブリとろ過方法に関する。
関連出願への相互参照
本出願は、米国以外の全ての国を指定国とする出願人である米国国内企業であるドナルドソン会社と、米国のみを指定国とする出願人である米国人のブラッドリーS.ホナーマン、キャスリンA.レゴウルト、ジョンR.ハッカー、マークS.エメリーとの名において、国際特許出願として2008年4月25日に出願されたものであり、2007年4月27日出願された米国仮特許出願第60/926,547号と2007年8月15日出願された米国仮特許出願第60/955,954号の優先権を主張するものであり、これらの出願は本明細書中に引用により合体される。
背景技術
フィルタは、内燃機関のための潤滑システムおよび燃料システムと、高負荷装置のための液圧システムに対して一般的に使用される。また、フィルタは、他の多くの種類の液体システムで使用される。これらの種類のシステムでは、フィルタは定期的に取り替えられる。当技術分野では、少なくとも2種類の標準のフィルタが使用される。1つの種類は、スピンオン・キャニスタフィルタであり、他方はフィルタボウルカートリッジフィルタである。
フィルタボウルカートリッジフィルタは、通常は、取替え可能なフィルタエレメント(フィルタカートリッジ)を保持する再利用可能なフィルタボウルを含んでいる。フィルタボウルカートリッジフィルタは、処分あるいは他の問題により、スピンオン・キャニスタフィルタの代替としてときに好ましいものである。フィルタボウルカートリッジフィルタは、フィルタヘッドに取り付けられ、洗浄すべき液体はフィルタヘッドを通ってフィルタボウルに入り、取替え可能なフィルタカートリッジを通って、フィルタボウルからフィルタヘッドに戻る。使用期間後に、フィルタボウルカートリッジフィルタは、フィルタヘッドから取り外し、取替え可能なフィルタカートリッジを再利用可能なフィルタボウルから取り外す。古いフィルタカートリッジは処分され、新しいフィルタカートリッジに取り替る。新しいフィルタカートリッジは、再び新しくされたフィルタボウルカートリッジフィルタを提供するために再利用可能なフィルタボウルに使用可能に取り付けられる。次に、新しいフィルタカートリッジを含む新装したフィルタボウルカートリッジフィルタをフィルタヘッドに取り付ける。
既存の構成物に対するいくつかの問題は、フィルタボウルカートリッジフィルタを点検整備するときに起こる混乱状態を含む。すなわち、フィルタヘッドからフィルタボウルを取り除くとき、フィルタボウルはその中に、通常、油、液圧流体、またはろ過する流体を含む。フィルタヘッドからフィルタボウルを取り除く間、フィルタボウルは液体を含むため、この液体の処分する際に、流出、したたり、または不便をもたらす。これらの問題に対処するために、フィルタ設計における改良が望まれる。
他の問題は、古いフィルタカートリッジを取り外した後に、フィルタカートリッジの取り替えを忘れる可能性を含む。すなわち、点検整備のために古いフィルタカートリッジを取り外した後に、新しいフィルタカートリッジを使用可能に挿入せずに、フィルタヘッドにフィルタボウルを取り替えて戻すことは可能であり得る。これはろ過を必要とする装置に対して損害を引き起こす結果をもたらし得る。さらに、1つのシステムで共通するフィルタヘッドに互いに近接する複数のフィルタアセンブリがあるとき、フィルタを点検整備する人は、時々、どのフィルタアセンブリをどこに接続するか混乱する場合がある。間違ったフィルタアセンブリをフィルタヘッドに間違って取り付けると損害を引き起こす結果をもたらす。これらの問題に取り組むために改良が望まれる。
概要
これらおよび他の問題に取り組むために、1つの態様において、フィルタカートリッジが提供される。フィルタカートリッジは、第1の開いている開口部を画定する第1端部キャップ、フィルタ媒体の管状構造物および第2端部キャップを含んでいる。第1端部キャップは、第1端部キャップシール部材を保持している。第1端部キャップは、第1の開いている開口部に沿って並んでいる開口壁を画定する。少なくとも第1および第2突起物は、開口壁から第1の開いている開口部中に伸びている。第1突起物は、第2突起物から開口壁に沿って垂直方向に間隔をあけて配置されている。また、第1突起物は、第2突起物から開口壁に沿って周囲に間隔をあけて配置されている。
もう一つの態様において、内部容積部を画定する周囲壁を含むボウルと、ボウルの内部容積部内に取り外し可能に配置されたフィルタカートリッジと、フィルタカートリッジの開いているフィルタ内部中に配置されている多孔性の内側フィルタ支持体と、バスケットとを含むフィルタアセンブリが提供される。フィルタ支持体は、半径方向の内側に伸びている少なくとも1つの突起物を含んでいる。バスケットは、ボウルの端部に向かう方向で軸方向に伸びている少なくとも1つの片持ちばりの脚を含んでいる。また、バスケットは、ボウルの開いている口部に向かう方向に軸方向伸びている溝付壁を含んでいる。バスケットは、片持ちばりの脚がフィルタ支持体上の少なくとも1つの突起物に軸方向で隣接している第1固定位置と、片持ちばりの脚が少なくとも1つの突起物を有する側壁から自由でありかつ前記バスケットを前記ボウルの端部に向かう方向に移動可能にする、固定されていない位置と、から回転可能で移動可能である。溝付壁は、第1固定位置から固定されていない位置までバスケットを回転するように作られかつ配置されている。
もう一つの態様では、フィルタシステムは、上記に特徴付けられたようなフィルタアセンブリを含んで提供され、かつフィルタボウルに選択的に接続可能なフィルタヘッドを更に有し、フィルタボウルとフィルタヘッドは、フィルタボウルが口部で選択的かつ取り外し可能にフィルタヘッドに取り付けられるのを可能にする適合構造(mating structure)を有する。
もう一つの態様では、フィルタカートリッジをフィルタボウルに設置する方法は、フィルタ媒体の管状構造物を有するフィルタカートリッジをフィルタボウルに配置する工程を有し、フィルタボウルは、内側フィルタ支持体と、内側フィルタ支持体内にバスケットを保持しているコア部分を有す。配置する工程の間に、この方法は、フィルタカートリッジをバスケットに押しつけて、コア部分と内側フィルタ支持体を取り外す工程を含む。この方法は、さらに、取りはずした後に、フィルタカートリッジとコア部分の両方を内側フィルタ支持体に対して軸方向に移動する工程を有する。
もう一つの態様では、周囲壁と、開いている口部と、口部の対向する端部と、口部の対向する端部で内部容積部と流体連絡している排液開口部と、を含むボウルを提供するフィルタアセンブリが提供される。フィルタカートリッジは、ボウルの内部容積部中に取り外し可能に配置され、開いているフィルタ内部を画定するフィルタ媒体の管状構造物を含んでいる。多孔性の内側フィルタ支持体は、開いているフィルタ内部中に配置されている。排液弁アセンブリは、シール位置と排液位置との間に移動可能に配置されたプラグを含んでいる。シール位置は、ボウルの内部容積部と排液開口部との間で流体が流れるのを止めるプラグを含んでいる。排液位置は、ボウルの内部容積部から排液開口部まで流体が流れるのを可能にするために、ボウルに対して配置されているプラグを含んでいる。
もう一つの態様では、フィルタアセンブリから液体を排出する方法は、フィルタカートリッジを含むボウルをフィルタヘッドから少なくとも少しゆるめて、バネがプラグをシール位置から排液位置へと軸方向に移動するのを可能にする工程を有する。ボウルは、内部容積部と流体出口部分とを有する。シール位置は、ボウルの内部容積部と流体出口部分との間で流体が流れるのを止め、かつフィルタカートリッジの上流側とフィルタカートリッジの下流側との間で流体が流れるのを止めるプラグを含む。排液位置は、ボウルの内部容積部とボウルの流体出口部との間で流体流れを可能にするように配置されたプラグを含む。
もう一つの態様では、ボウルと、ボウル中に配置された取り外し可能なフィルタカートリッジと、フィルタカートリッジの開いているフィルタ内部中に向かって配置された多孔性の内側フィルタ支持体と、多孔性の内側フィルタ支持体の内部中に使用可能に配置されたコア部分を含むフィルタアセンブリが提供される。コア部分はポストを含む。フィルタカートリッジは更にポストに取り外し可能に接続された保持機構を含む。
もう一つの態様では、フィルタシステムを点検整備する方法は、フィルタカートリッジを含むボウルを有するフィルタアセンブリを、フィルタヘッドから取り外す工程を含んでいる。次に、この方法は、取り外す工程の間に、ボウルに取り付けられているコア部分上のボタンを、1組の対向する指部が半径方向で互いに向かう方向に伸びている状態で掴むことによって、前記フィルタカートリッジを前記ボウルに保持する工程を有する。
もう一つの態様では、フィルタボウルととともに使用するアダプターリングが提供される。アダプターリングは、開口部を画定する円形バンドを含んでいる。円形バンドは、外側の半径方向表面と内側の半径方向表面とを有する。内側の半径方向表面は、開口壁を画定する。少なくとも第1第2突起物および第2突起物は、開口壁から開口部中に伸びている。第1突起物は、第2突起物から開口壁に沿って垂直方向に間隔をあけて配置されている。第1突起物は、第2突起物から開口壁に沿って周囲方向に間隔をあけて配置されている。
もう一つの態様では、コア部分と内側フィルタ支持体を取り外すためにアダプターリングを使用する方法が提供される。この方法は、少なくとも第1突起物および第2突起物を有するアダプターをフィルタボウル中に配置する工程を含む。フィルタボウルは、その中に取り付けられた内側フィルタ支持体を有する。フィルタボウルは、内側フィルタ支持体中にコア部分をさらに有する。コア部分は、バスケットを有する。この方法は、また、配置する工程の間に、バスケットに対して第1突起物を押し込み、次に、バスケットに対して第2突起物を押し込んで、コア部分と内側フィルタ支持体を取り外す工程を有する。この方法は、取り外す工程の後で、内側フィルタ支持体に対してコア部分を軸方向に移動する工程を実施することを可能にする。
もう一つの態様では、開いている口部と、排液開口部を有するボウルと、ボウルの内部容積部中に取り外し可能に配置されたフィルタカートリッジと、フィルタカートリッジの開いているフィルタ内部中に配置された多孔性の内側フィルタ支持体と、多孔性の内側フィルタ支持体の内部中に使用可能に配置されたコア部分と、を含むフィルタアセンブリが提供される。コア部分は、ボウルの排液開口部中でシール位置と排液位置との間で使用可能に配置されたプラグを含む。シール位置は、ボウルの内部容積部と排液開口部との間で流体流れを止めるプラグを含み、排液位置は、ボウルの内部容積部から排液開口部を通る流れを可能にするように、ボウルに対して配置されたプラグを含む。
もう一つの態様では、フィルタアセンブリから液体を排出する方法は、フィルタヘッドからフィルタカートリッジを含むボウルを少なくとも少しゆるめて、バネがプラグを有するコア部分を、シール位置から排液位置まで軸方向に動かすのを可能にする工程を有する。シール位置は、内側フィルタ支持体の部分を流れが通るのを止めることによって、ボウルの内部容積部と流体出口部との間で流体が流れるのを止めるプラグを含む。排液位置は、内側フィルタ支持体の部分を流れが通るのを可能にするように、内側フィルタ支持体に対して配置されたプラグを含み、ボウルの内部容積部とボウルの流体出口部との間で流体が流れのを可能にする。
複数のフィルタアセンブリを含むフィルタシステムの斜視図であり、フィルタアセンブリの1つが本開示の原理に基づいて作られたフィルタボウルから取り外されたフィルタカートリッジを示す図である。 本開示の原理に基づいて作られた、フィルタカートリッジとフィルタボウルを含むフィルタアセンブリの斜視図である。 図2に示されたフィルタアセンブリの斜視断面図である。 図2に示されたフィルタアセンブリの断面図である。 図2のフィルタアセンブリで利用されるフィルタカートリッジの平面図である。 図5の線6−6に沿って得られる図5に示されたフィルタカートリッジの断面図である。 図5の線7−7に沿って得られる図5と図6のフィルタカートリッジの斜視断面図である。 フィルタカートリッジを取り外した状態のフィルタボウルと内側アッセンブリだけの斜視断面図である。 図4と類似のフィルタアセンブリの断面図であり、排液弁の特徴を目立たせる図である。 図9の排液弁の特徴の領域を示す拡大断面図である。 図1と類似のフィルタシステムの断面図であるが、フィルタヘッドに1つのフィルタアセンブリだけを連結したときの図である。 図11に示された排液弁の特徴を示す拡大断面図である。 図1〜12のフィルタアセンブリで利用する排液弁アセンブリの分解斜視図である。 組み立てられたときの図13の排液弁アセンブリの平面図である。 図13と図14の排液弁アセンブリの斜視断面図である。 コア部分とフィルタ支持体を係合する準備ができているときのフィルタカートリッジの端部キャップの平面図であり、フィルタカートリッジの残りの部分は説明のために省略されている図である。 図16の側面図であり、端部キャップ、コア部分、およびフィルタ支持体の一部を示す図である。 図17の斜視図であり、フィルタ支持体の完全な延長部と一部が除去された端部キャップを示す図である。 コア部分のバスケットホルダ中にありかつフィルタ支持体に対して第1固定位置にあるバスケットを示す斜視図である。 図19に類似の斜視図であり、フィルタ支持体に対して第2固定位置にあるバスケットを示す図である。 図19と20に類似の斜視図であり、フィルタ支持体に対して固定されていない位置にあるバスケットを示す図である。 図21と同じ斜視図であるが、他の部品を示すために一部除去したバスケットホルダとバスケットを示す図である。 バスケットを第1固定位置から第2固定位置に回転したときのバスケットとバスケットホルダに係合した端部キャップを示す部分断面正面図である。 バスケットの斜視図である。 図23の構成物の斜視図である。 図25の構成物の斜視図であるが、図25で示された断面を除去した構造を持たない図である。 図25で示された部分の部分拡大斜視断面図である。 バスケットとバスケットホルダに係合しているカートリッジ端部キャップの図25に類似する部分斜視断面図であるが、第1固定位置のバスケットを示す図である。 図28の構成物の平面図である。 図28に示された部分の拡大斜視図である。 バスケットが固定されていない位置にあるときのバスケットと係合するカートリッジ端部キャップの斜視図である。 図1のシステムで利用するバイパスフィルタカートリッジの断面図である。 アダプター構成物の第1実施例であり、アダプター構成物がフィルタアセンブリ中でどのように利用されるかを示す斜視図である。 図33のアダプターの平面図である。 アダプター構成物の第2実施例の斜視図である。 図35のアダプター構成物の平面図である。 アダプター構成物の第3実施例の斜視図である。 図37のアダプター構成物の平面図である。 ロックアウト構成物のためにフィルタヘッドと接続することができないフィルタボウルの断面図である。 本開示の原理に基づいて作られたフィルタアセンブリとフィルタヘッドを含む別のフィルタシステムの分解斜視図である。 図40に示すフィルタボウルとフィルタカートリッジを含む、フィルタアセンブリの斜視図である。 図40に示すフィルタカートリッジの斜視図である。 図42に示されたフィルタカートリッジの概略的な断面図である。 図40と41で示されたフィルタボウルの斜視図である。 図44に示されたフィルタボウルの概略的な断面図であり、インナーライナアセンブリを示す図である。 図45に示されたインナーライナアセンブリの1つの実施例の概略的な断面図である。 図46のコンポーネントの分解斜視図である。 本開示の原理に基づいて作られた好適な実施例のフィルタボウル、インナーライナアセンブリ、およびフィルタヘッドの概略的な断面図である。 図48の断面図で見ることができるバスケット、アダプター、および内側フィルタ保持管の一部の分解斜視図である。 本開示の原理に基づいて作られたフィルタヘッド、フィルタボウル、および使用可能に一緒に組み立てられたフィルタカートリッジを含むフィルタシステムの概略的な断面図である。 本開示の原理に基づいて作られたフィルタカートリッジの1つの実施例で利用される端部キャップの上側表面斜視図である。 図51の端部キャップとバスケットと図49に示された内側フィルタ支持体の分解斜視図である。 閉じた位置における図50に示された排液弁の一部の拡大断面図である。 図50に示されたフィルタシステムの概略的な断面図であるが、図54ではフィルタヘッドをフィルタボウルからすこしだけゆるめた状態を示しており、排液弁機構が開位置にあることを示す図である。 図54に示された断面の部分拡大図である。 本開示の原理に基づいて作られたフィルタカートリッジがフィルタボウルから取り外されたときに現れるコア部分中でプラグに係合している端部キャップの部分的な概略斜視図であり、明瞭にするためにフィルタ媒体を図示しない図である。 図56のアセンブリの概略的な断面図である。 図47のコア部分の概略的な平面図である。
I. 図1〜39の実施例
A. 概要
フィルタアセンブリとフィルタヘッドを含むろ過システムの例示の実施例を図1〜39に示す。図に示さない多くの実施例が予想されることを理解すべきである。図1に、フィルタヘッド32とフィルタアセンブリ34を含むフィルタシステム30を示す。図1の実施例では、少なくとも第1および第2フィルタアセンブリ34を収容する1つの共通のフィルタヘッド32がある。また、バイパスフィルタアセンブリ35がフィルタヘッド32に取付けられている。第1および第2フィルタアセンブリ34は、フルフロー(全流)フィルタアセンブリであるが、フィルタアセンブリ35は、バイパスフィルタアセンブリである。
図1に、フィルタボウル36と取外し可能で取替え可能なフィルタカートリッジ38とを含むフィルタアセンブリ34の1つを分解斜視図で示す。
各フィルタアセンブリ34、35は、フィルタヘッド32に選択的に接続および取付け可能である。フィルタヘッド32は、エンジンの潤滑油システム、エンジンのための燃料システム、高負荷装置のための液圧システム、および工業用発電機を含む他の装置に接続される。
例示の実施例では、フィルタアセンブリ34は、ロックアウト機構、自動排液弁機構、およびカートリッジ保持機構を含む特徴を有する。これらの各特徴は、他の特徴と独立して実施することができる。図に示す特定の実施例では、3つのすべての特徴を同じフィルタアセンブリに統合して示している。当業者は、それぞれの特徴が他の特徴に独立して実施できることを理解することができる。
一般に、ロックアウト機構は、フィルタシステム30にフィルタカートリッジ38を取付けないまま誤って装置が作動することのないようにする(例えば、図39を参照)。また、特定のフィルタシステム30では、ロックアウト機構は、バイパスフィルタアセンブリ35で使用するフィルタカートリッジを、誤ってフルフロー(全流)フィルタアセンブリ34のフィルタカートリッジで使用しないように確実に補助する。フィルタシステム30の取付装置は、フィルタボウル36(図39)中にフィルタカートリッジ38が使用可能に配置されてない場合に、フィルタヘッド32とフィルタボウル36が使用可能に接続できないように確実に保護する。また、フィルタシステム30の取付装置は、例えば、バイパスフィルタアセンブリ35で利用されるバイパスフィルタカートリッジではなく、正しいフィルタカートリッジ38をフィルタボウル36に確実に取り付けることによって装置を保護する。例示のロックアウト機構の詳細は、本明細書の第K章で説明される。
フィルタシステム30の点検整備の間にフィルタボウル36からろ過された液体の排出を可能する自動排液弁機構をフィルタシステム30に含めることができる。自動排液弁機構は、フィルタカートリッジ38をフィルタボウル36から取り外す前に、フィルタボウル36からの排液を可能する。例示の実施例は、本明細書の第L章で説明される。
また、フィルタシステム30は、この実施例において、カートリッジ保持機構を含む。この特徴によりフィルタアセンブリ34がフィルタヘッド32から完全に取り外された後で、フィルタボウル36へのフィルタカートリッジ38の取り付けを可能にする。第M章にカートリッジ保持機構の例示の実施例を記載する。
以下の記載は、機構を説明するために、特定の図示された実施例の様々な部品に対する記載であることを理解すべきである。この実施例の各部品の説明を記載した後に、上記および他の機能を提供するために、部品の相互作用の方法を記載する。また、使用、アセンブリ、ろ過方法および点検整備方法も記載する。例示の実施例だけを以下に示す。開示の範囲から逸脱せずにさまざまに実施することができる。図面をわかりやすくするために、各図には参照番号の全てを示さない。
B. フィルタカートリッジ38、図6、図7
図6と図7を参照すると、この構成物で使用可能なフィルタカートリッジ38の1つの実施例を例示する。図示された実施例では、フィルタカートリッジ38は、第1端部キャップ41および対向する第2端部キャップ42と、第1端部キャップ41および対向する第2端部キャップ42の間で伸びているフィルタ媒体44の管状構造物とを含んでいる。図示された実施例では、フィルタ媒体44は、構造物中で筒状であり、開いているフィルタ内部46を画定する。フィルタ媒体44は、ろ過すべき特定の流体に依存するさまざまな異なる種類のフィルタ媒体44を使用することができる。図示された実施例では、フィルタ媒体44は、ひだ付フィルタ媒体48である。ひだ付フィルタ媒体48は、例えば、セルロース、合成物、または合成物とセルロースとの混合物を含むことができる。
一般に、ろ過すべき流体は、開いているフィルタ内部46中を流れる前に、流体から微粒子または他の残骸を取り除くように機能するフィルタ媒体44を通って流れる。いくつかのシステムでは、ろ過すべき液体が開いているフィルタ内部46からフィルタ媒体44を通ってフィルタ媒体44の外側領域まで流れるような反対流でフィルタシステム30を運転することが可能である。
図示された第1端部キャップ41は、開いているフィルタ内部46に流体連絡している第1の開いている開口部50を画定する。第1端部キャップ41は、さらに、外側の軸方向表面54から軸方向に突き出て伸びているネック52を含んでいる。ネック52は、ネック52の外側の半径方向表面58に沿って溝56を画定する。第1シール部材60は半径方向表面58に沿って溝56中でシールする。フィルタカートリッジ38が、フィルタボウル36と使用可能に係合したフィルタヘッド32とフィルタシステム30中で使用可能に組み立てられる場合に、第1シール部材60はアダプター64と取り外し可能なシール62(図11)を形成する。
第1端部キャップ41は、第1の開いている開口部50に並んでいる開口壁66を画定する。図示される実施例における第1の開いている開口部50は、円形であり、内径を画定する。ネック52は、外側の半径方向表面58と反対の側部上にある内側の半径方向表面68とを画定する。図示された実施例では、第1端部キャップ41は、さらにフィルタ媒体保持部70を画定する。フィルタ媒体保持部70は、フィルタ媒体44に固定された第1端部キャップ41の一部であり、その半径方向の側部上にフィルタ媒体44を含む。図示された実施例では、フィルタ媒体保持部70は、開口壁66の一部を形成する内側の半径方向表面74を画定する内側のフィルタ媒体壁72を含む。内側フィルタ媒体72の内壁表面74は、ネック52の内側の半径方向表面68に対して半径方向の内側に間隔をあけて配置されている。フィルタ媒体保持部70は、さらに、第1端部キャップ41の残りの部分に外接する外側のフィルタ媒体壁76を含む。第1端部キャップ41は、図示された実施例において他の特徴をさらに含むが、その特徴は第2端部キャップ42が説明された後で以下に説明する。
第2端部キャップ42は、第1端部キャップ41に対向するフィルタカートリッジ38の端部にある。第2端部キャップ42はフィルタ媒体44の第2端部に固定されている。第2端部キャップ42は開いているフィルタ内部46と連絡する第2の開いている開口部78を画定する。第2端部キャップ42は、第2端部キャップのシール部材80を保持する。
図示された実施例で、第2端部キャップ42は、軸方向に伸びている第2ネック82を画定する。第2ネック82は、内側の半径方向表面84および外側の半径方向表面85を画定する。第2端部キャップの第2シール部材80は、軸方向に伸びている第2ネック82によって半径方向表面のうちの1つの上に保持されている。図示された実施例では、外側の半径方向表面85によって保持されている。示された実施例では、第2ネック82は、半径方向表面85上に第2シール部材80を保持する溝86を含む。第2シール部材80は、ディスク90とともに取外し可能なシール88(図12)を形成する。ディスク90は、フィルタボウル36に固定され、以下でさらに説明される。
フィルタカートリッジ38は、示された実施例ではさらに、フィルタヘッド32に対してフィルタカートリッジ38を中心に配置するのを補助する中央構成物92(図5)を含んでいる。示された実施例では、中央構成物92は、第1端部キャップ41の外側の軸方向表面54から軸方向に伸びる複数のスタンドオフまたは突起物94を含んでいる。示された実施例では、突起物94は第1突起物95と第2突起物96の両方を含んでいる。第2突起物96は第1突起物95より高い。第2突起物96は、L形状断面を有し、好適な実施例では強さを加えるためにリブまたはフランジ98を有する。第2突起物は、アダプター64(図11)の適所にフィルタカートリッジ38を保持するのを助ける。図11で示されるように、アダプター64は第2突起物96と第1ネック52との間に収容される。
図示された実施例では、フィルタカートリッジ38は、さらに、保持機構100を含んでいる。図示された実施例では、保持機構100は、第1ネック52から軸方向と半径方向の両方に間隔をあけて配置されている。保持機構100は、点検整備の間、フィルタボウル36をフィルタカートリッジ38に保持するために他の構造と協力する。この作動の詳細は本明細書の第M章で以下に議論する。
図示された実施例では、保持機構(retention mechanism)100は、第1の開いている開口部50中で半径方向の中心に配置される。さまざまな実施が想定されるが、示された実施例では、保持機構100は、第1端部キャップ41の一部、例えば、第1ネック52に固定された半管状構成物102(図5)を含む。用語「半管状」は、図5などの平面図で見るとき、総合的に一般的な管状形状であるが、閉じた周囲を有する必要はなく、周囲は不規則な非円形形状を形成するか、または示されたいくつかの実施例では、円形状を形成することができることを意味する。
また図5を参照すると、半管状構成物102は、つかみ構成物(gripper arrangement)104と解放構成物(release arrangement)106とを有する。一般に、つかみ構成物104は、フィルタシステム30を点検整備するとき、フィルタカートリッジ38がフィルタボウル36中で保持されたままでいるのを可能にするために、フィルタボウル36中の他の構成物と取り外せる接続を提供するのに役立つ。解放構成物106は、点検整備の間、フィルタボウル36からフィルタカートリッジ38を取り外し、フィルタカートリッジ38をフィルタボウル36から取り除くのを可能にするために、便利で、迅速で、使い易い機構を提供するのに有用である。
本明細書で実施されるように、つかみ構成物104は、端部キャップの開口部50中の半径方向に伸びている1組の対向する指部108、109を含む。本明細書の第M章で以下に説明するように、指部108、109は、フィルタボウル36中で構造(1つのコア部分222の一部であるボタン326)と係合する(かみあう)。
本明細書で実施されるように、解放構成物106は、1組の対向するタブ111、112を含む。示された実施例では、各タブ111、112は指部108、109に対して約90度の角度の位置に配置されている。タブ111は、リブ114を通して指部108に接続され、タブ112は、リブ115を通して指部109に接続されている。
タブ111、112は、互いに向かう方向に押すかまたは圧縮可能であり、リブ114、115によりタブ111、112に対して指部108、109を接続するために、タブ111、112を互いに向う方向に強く押すと、リブ114、115は互いに離れる方向に指部108、109を動かす。互いに離れる方向に指部108、109を動かすと、フィルタカートリッジ38はフィルタボウル36の対応する構造から外れる。
フィルタカートリッジ38は、さらに、第1の開いている開口部50中に伸びている突起物構成物118(図5)を含んでいる。突起物構成物118は、1つの実施例では、以下の第K章で記載されるロックアウト構成物と協力する。図示された実施例では、突起物構成物118は、開口壁66から第1の開いている開口部50中に伸びている第1突起物121と第2突起物122とを少なくとも含んでいる。図6と図7を見直すことによって、好適な実施例では、第1突起物121が開口壁66に沿って垂直方向に第2突起物122から間隔をあけて配置されていることを見ることができる。すなわち、示された実施例では、第1突起物121は、第2突起物122より垂直方向に低く配置されている。図6と図7を見直すことによって、第1突起物121が第2突起物122から開口壁66に沿って周囲方向に間隔をあけて配置されていることをさらに理解することができる。好適な実施例では、第1突起物と第2突起物の間の垂直距離は、第1の開いている開口部50の内径の2〜30%の間の長さである。
好適な実施例では、第1突起物121は、第1の開いている開口部50中に第1の開いている開口部50の内径の40%以下の長さで伸びている。同様に、第2突起物122は、第1の開いている開口部50中に第1の開いている開口部50の内径の40%以下の長さで伸びている。図示された好適な実施例では、第1突起物121と第2突起物122は、第1の開いている開口部50中に同じ量で伸びている。他の実施例では、第1突起物121と第2突起物122の一方が他方より長い場合がある。
ここで、図5を注目する。図5は、フィルタカートリッジ38の平面図である。図示された実施例では、突起物構成物118は、さらに、開口壁66から第1の開いている開口部50中に伸びている少なくとも第3突起物123を含んでいる。第3突起物123は第1突起物121と第2突起物122とから周囲方向に間隔をあけて配置されている。第3突起物123は第1突起物121または第2突起物122のどちらかから垂直方向に間隔をあけて配置されている。言い換えれば、第3突起物123は、第1突起物121または第2突起物122のどちらかと開口壁66に沿って同じ垂直方向の距離に均等に間隔をあけて配置されている。
図5の図示された実施例では、突起物構成物118は、さらに少なくとも第4突起物124を含むことを見ることができる。第4突起物124は、開口壁66から第1の開いている開口部50に伸びて示されている。第4突起物124は、第1突起物121、第2突起物122および第3突起物123から周囲方向に間隔をあけて配置されている。第4突起物124は、第1突起物121、第2突起物122、または第3突起物123のうちの2つから垂直方向に間隔をあけて配置されている。言い換えれば、第4突起物124は、第1突起物121、第2突起物122および、第3突起物123のうちの2つと同じ垂直方向の距離に配置されている。
図示された特定の実施例では、第3突起物123は、第2突起物122と第4突起物124から間隔をあけて垂直方向に配置されているが、第3突起物123は垂直方向に第1突起物121と同じ距離である。また、図示された特定の実施例では、第4突起物124は第2突起物122と垂直方向に同じ距離であり、第4突起物124は第1突起物121と第3突起物123から垂直方向に間隔をあけて配置されている。
また、図5の実施例は符号121で第1突起物を特定しているが、第1突起物は第3突起物123の物理的位置に配置することもできる。同様に、第2突起物は、図5に参照番号122で示されているが、第2突起物は第4突起物124で示される位置に配置することもできる。言い換えれば、1つの想定される実施例では、突起物構成物118は、121で示される突起物と122で示される突起物だけを含むことができる。別の変形例では、121だけおよび124だけの突起物を含むような突起物構成物118を含んでいる。別の突起物構成物118の変形例は、123と122だけの突起物を含む。別の変形例は、123だけおよび124だけの突起物を含むような突起物構成物118を含んでいる。図示された特定の実施例は、121、122、123、および124の4つの突起物を含むものとして突起物構成物118を有する。図5の実施例では、示された4つの突起物しかないが、追加の突起物をアセンブリ34の他の特徴に協力するのを補助するために利用することができる。
示された実施例では、突起物構成物118に対して、第1突起物121、第2突起物122、第3突起物123および第4突起物124のうちの2つが、互いに45度以内(例えば、10〜20度)の角度で周囲方向に間隔を空けて配置されており、第1突起物121、第2突起物122、第3突起物123および第4突起物124のうちの残りの2つが、互いに45度以内(例えば、10〜20度)の角度で配置されている。図5に示す実施例では、第1突起物121と第2突起物122は、周囲方向に互いに45度以内の角度で間隔をあけて配置されているが、第3突起物123と第4突起物124は、互いに周囲方向に間隔をあけて45度以内の角度で配置されている。一般に、好適な実施例では、第1突起物121と第2突起物122は、互いに周囲方向に50度以内の角度でで間隔をあけて配置されている。
いくつかの構成物では、突起物の1つは他の突起物に対して45度以上の角度の位置に配置されている。例えば、突起物構成物118が121で第1突起物を含み、第2突起物は、第4突起物124が配置される場所に配置されているような実施例を考えると、そのような実施例では、突起物は互いに対して45度以上の角度で配置されている。そのような場合、第1突起物121と参照番号124で特定される第2突起物は、互いに周囲方向に45度以上の角度で間隔をあけて配置されていると言える。類似の実施例では、参照番号123で第1突起物と参照番号122を第2突起物を含み得る。
C. フィルタヘッド32とアダプタ64
図1、図11、および図39に、フィルタヘッド32の概略図を示す。図示された実施例のフィルタヘッド32は、入口導管128(図1)と出口導管130を有する。図1に示す特定の実施例では、上記説明したように、フィルタヘッド32は3つのフィルタアセンブリと接続して示されており、2つはフルフロー(全流)フィルタアセンブリ34であり、1つはバイパスフィルタアセンブリ35である。もちろん、これは1つの実施例であり、他の構成物は、フィルタヘッド32に接続された1つのフィルタアセンブリ34だけを含むことができる。フィルタヘッド32は、ろ過すべき液体が入口導管128を通ってフィルタヘッド32に流入し、次に、出口導管130を通ってフィルタヘッド32を流出するような他の装置に接続されている。いくつかの実施例の構成物では、フィルタヘッド32は、鋳造製の金属部品から作られている。
フィルタヘッド32は、フィルタボウル36と選択的に係合する適合構造132を含んでいる。図示された実施例では、適合構造132は、複数の複数のねじ山134を含む。複数のねじ山134は、フィルタヘッド32の外側の半径方向表面に沿って存在するものとして図示されている。もちろん、複数のねじ山134は、フィルタヘッド32の内側の半径方向表面上にも見つけることができる。さらに、フィルタヘッド32にフィルタボウル36を接続する他の方法は、当技術分野で一般に知られているものとして想定される。
図11の実施例では、アダプター64は、複数のねじ山136を通して出口導管130に接続しているのを見ることができる。この様に、複数のねじ山136による係合を通して選択的にアダプター64をフィルタヘッド32に固定することができる。また、例えば、フィルタヘッド32にアダプター64を圧入、接着、溶接、または統合する方法を含む他の方法を使用して、フィルタヘッド32にアダプター64を取り付けることができる。
図示された実施例では、アダプター64は、中央の開いた開口部140に外接するファンネル(漏斗)138を含んでいる。筒状壁142がファンネル138から伸びている。筒状壁142は、第1ネック52と第1端部キャップ41の第2突起物96との間に配置されている。筒状壁142は、シール62(図11)がフィルタカートリッジ38とアダプター64との間で形成される表面を提供する内側の半径方向表面144を画定する。
複数のリブ146がファンネル(漏斗)表面138の内壁から伸びている。この実施例では、複数のリブ146はロックアウト機構(以下の第K章参照)と協力する。ロックアウト機構では、フィルタカートリッジ38がフィルタボウル36中で使用可能に配置されていない場合に、フィルタボウル36の一部にじゃまをし、かつリブ146とフィルタボウル36内の構造との間で係合すると、フィルタヘッド32がフィルタボウル36とねじ山との間で係合するのを防ぐ。複数のリブ146が内側アセンブリ364の端部リム311、354と係合する場合の実施例に対して、図39を参照して本明細書の第K章で以下により完全に記載する。
また、図11を見直すと、シール148をフィルタヘッド32上に使用可能に取り付ける場合に、フィルタヘッド32がフィルタボウル36とシール148を形成することを見ることができる。
D. フィルタボウル36 図8
ここで、フィルタボウル36の斜視断面図を示す図8を参照する。図示された実施例では、フィルタボウル36は、フィルタカートリッジ38を収容して保持するための開いている内部容積部152を画定する周囲壁150を含んでいる。
フィルタボウル36は、フィルタボウル36をフィルタカートリッジ38に選択的に挿入しかつフィルタボウル36からフィルタカートリッジ38を選択的に取り除くのを可能するために、1つの端部で開いている口部154を有する。開いている口部154の対向する端部に、開口部158を画定する閉じた端部156がある。好適な実施例では、開口部158は排液開口部構成物160の一部を形成するために協力する。
示された実施例では、閉じた端部156は、フィルタボウル36がチッピングなしにショップベンチなどの水平面に立てられるのを可能するために、一般に、平らな基部162を有する。この実施例では、端部156は、さらに、レンチなどの道具と協力して使用する平らな側部表面164(図1)を含む。
本明細書で複数のねじ山168として図示される適合構造132は、口部154に隣接して配置される。複数のねじ山168は、フィルタヘッド32とフィルタボウル36の取り付けおよび取り外しを可能するためにフィルタヘッド32の複数のねじ山134と選択的に係合可能である。もちろん、複数のねじ山168は、内部壁上のフィルタヘッド32上に複数のねじ山134がある状態で、外壁上にあり得る。また、図8において、周囲壁150の内側の半径方向表面上の溝172中に保持されたシール部材170が見える。シール部材170は、フィルタヘッド32とともにシール148(図11)を形成する。
図示された実施例では、フィルタボウル36の閉じた端部156は、ディスク保持溝174を含む。ディスク保持溝174は、閉じた端部156で周囲壁150の内部表面上の床176によって画定される。ディスク保持溝174は、フィルタボウル36の周囲壁150の内側表面の床176から軸方向に伸びているディスク90を支える。
図8の実施例では、ディスク90は、少なくともフィルタカートリッジ38の一部を収容するように作られて配置されているカートリッジ収容トレー180を含んでいる。好適な実施例では、カートリッジ収容トレー180はフィルタカートリッジ38の軸方向に伸びている第2ネック82を収容し、そこでシール88(図12)を形成する。図8では、カートリッジ収容トレー180は、外側リング182、内側リング184、およびその間の基部186を含んでいる。図12に示された実施例では、シール88は、ネック82と外側リング182の内側の半径方向表面188との間に形成される。
基部リング190は、カートリッジ収容トレー180の下方の軸方向に伸びており、ディスク保持溝174中に保持されて固定されている。図8と図12で見ることができるように、基部リング190は、床176からディスク90の残りの部分を保持し、基部186と床176との間の体積部192(図12)への液体の流れを可能にする。基部リング190は通し孔194(図12)を含み、流体の流れが体積部192から基部リング190を通って排液開口部構成物160に向かう方向に流れるのを可能にする。
図8に示す実施例では、ディスク90は、さらに第2の内側リング196を含んでいる。第2の内側リング196は、内側リング184の半径方向の内側に間隔をあけて配置されている。内側リング184と第2の内側リング196の間に配置される空間は、以下でさらに記載される多孔性の内側フィルタ支持体200を収容する。示された実施例では、ディスク90は、さらに、内側の第2リング196の半径方向の内側に配置された第3の内側リング202を含んでいる。第3の内側のリング202は、シール表面を提供する内側の半径方向表面を有し、排液弁ハウジング206(図13と15)とディスク90との間で第1弁シール204を形成する。
E. 多孔性の内側フィルタ支持体200
例えば図3、図4、図8、図9、図11、および図18を含む様々な図に、多孔性の内側フィルタ支持体200の実施例を示す。内側フィルタ支持体200の一部は、他の図で見ることができる。多孔性の内側フィルタ支持体200は、フィルタカートリッジ38の開いているフィルタ内部46(図6)中に配置される。さらに、図示された実施例では、多孔性の内側フィルタ支持体200は、フィルタボウル36の開いている内部容積部152に配置される。図示された特定の実施例では、内側フィルタ支持体200は、内側リング184と第2内側ディスク196との間でディスク90に固定して、フィルタボウル36に固定する。他の実施例では、内側フィルタ支持体200は、例えば、フィルタボウル36の床176でフィルタボウル36に直接に固定することができる。内側フィルタ支持体200は、接着、圧入、ステーキング(ポンチ止め)、溶接または、内側フィルタ支持体200とフィルタボウル36は、一体化できるさまざまな技術によりディスク90に永久的に固定することができる。別の実施例では、ディスク90と内側フィルタ支持体200は、同じ一体の部分であり得る。
例示の実施例において、内側フィルタ支持体200は多孔性の壁208を含んでいる。多孔性の壁208は、これを通る複数の流路210(図8、9、および18)を画定する。使用中に、内側フィルタ支持体200は、フィルタ媒体44の開いているフィルタ内部46と並ぶことによってフィルタ媒体44を支持するのを補助する機能を有し、流路210は、ろ過された液体が多孔性の壁208中のろ過した液体容積部212(図3,4)中に流れるのを可能にする。
好適な実施例では、内側フィルタ支持体200の多孔性の壁208は、内側フィルタ支持体200の内側容積部に向かう方向で半径方向内側に伸びている複数のガイドレール216を含む。図8と図9の断面図で、ガイドレール216の断面が図示され、ガイドレール216の半分だけをみることができる。図19〜22では、ガイドレール216の上側端部を見ることができる。図19〜22では、ガイドレール216の上側端部は、多孔性の壁208の残りの部分から伸びている突起物218として機能する。突起物218は、以下に説明するロックアウト機構と協力する。ガイドレール216の間に、滑走通路220(図8)が形成され、以下で詳しく記載するようにコア部分222の一部(例えば、フィン336)を滑走可能に保持するのを補助する。図8で見ることができるように、ガイドレール216は、内側フィルタ支持体200の多孔性の壁208に沿って少なくとも部分的な長さで伸びている。図8では、ガイドレール216は、内側フィルタ支持体200の自由端部224から内側フィルタ支持体200の全長のほぼ中間点の途中まで伸びているのが示される。
図示された実施例では、多孔性の内側フィルタ支持体200は、さらに、内部に伸びているショルダーまたは支持部226を含んでいる。内側に伸びている支持部226は、多孔性の壁208から半径方向の内側に伸びていて、上側表面228と下側表面230とを含んでいる。支持部226は、内側フィルタ支持体200の多孔性の壁208内で壁に沿って周囲方向に伸びているのど(スロート)または開口部232を画定する。内側に伸びる支持部内の開口部232は、コア部分222の一部がコア部分222を適所に保持するのを補助するためにコア部分222の一部(例えば、ヘッド302)と協力してその中で滑走するのを可能にする。また、開口部232は、自動排液機構と協力するのを補助し、自動排液機構は以下の第L章で記載される。
F. 排液弁アッセンブリ236 図13
また図示されたフィルタシステム30は、点検整備の間に、完全にアセンブリ中の液体が自動的に排出されるのを可能にする排液弁アセンブリ236(図13)を有する。排液弁アセンブリ236は、例示の実施例における他の特徴と独立して実施することができる。例えば、排液弁アセンブリ236は、ロックアウト機構とカートリッジ保持機構100と独立して実施することができる。
ここで、図12と13に注目する。図12と13では、フィルタカートリッジ38は、フィルタボウル36で使用可能に配置されており、フィルタボウル36はフィルタヘッド32上で完全にねじ山に取り付けられている。この条件で、排液弁アセンブリ236は、シール位置238にある。シール位置238で、第1プラグシール240と第2プラグシール242とが適所に配置されている。
排液弁アセンブリ236は、プラグ244を含む。プラグ244は、シール位置238(図11と12)と排液位置246(例えば、図9と図10)との間で移動可能である。シール位置238は、フィルタボウル36の内部容積部152と排液開口部構成物160との間で流体が流れるのを妨ぐプラグ244を含んでいる。排液位置246は、フィルタボウル36の内部容積部152から排液開口部構成物160への流れを可能にするために、フィルタボウル36に配置されたプラグ244を含んでいる。
図13〜15は、排液弁アセンブリ236の例示の実施例を示している。図13は排液弁アセンブリ236の分解斜視図を示しており、図14は排液弁アセンブリ236を組み立てた後の排液弁アセンブリ236の平面図である。図15は、排液弁アセンブリ236を組み立てた後の排液弁アセンブリ236の断面斜視図である。
さまざまな実施例を使用することができるが、図13〜15に図示された実施例では、排液弁アセンブリ236は、弁ハウジング248を含んでいる。弁ハウジング248は、開口部252を画定する一般的な管状壁250を含んでいる。開口部252は、プラグ244がその中で軸方向に移動できるように、プラグ244を収容する。管状壁250は、長手方向に伸びている1組の溝254を画定し、プラグ244上に対応するリブ256を収容するように作られて配置されている。管状壁250は、さらに、横部分260を含む細長いスロット258を含む。細長いスロット258は、プラグ244から突き出ているリブ262を収容する。リブ262は、プラグ244が弁ハウジング248から開口部252を通って飛び出すのを妨ぐのを補助するフックまたは延長部分264を有する。
また図13〜図15を参照すると、図示された弁ハウジング248は、さらに基部266を含んでいる。基部266は、フィルタボウル36の開口部158(図8)中に保持され、その中で適切に配置されると、フィルタボウル36の平らな基部162の一部を形成する。壁268(図15)は、基部266から垂直に伸びている。壁268は、示された実施例では、フィルタボウル36の開口部158中に取り外し可能に取り付けできるようにねじ山で取り付けられている。弁シール部材270は、壁268に沿って配置されている。シール部材270は、フィルタボウル36と第2弁シール272(図8)を形成する。第2弁シール272は、流体がフィルタボウル36から開口部158を通って流れるのを防ぐ。
第1弁シール204はすでに説明した。第1弁シール204は、弁ハウジング248の溝276中に保持されるシール部材274によって形成される。シール部材274は、フィルタボウル36に接続されたディスク90と第1弁シール204(図8)を形成し、ろ過していない流体がフィルタ媒体44を迂回して、開いているフィルタ内部46に流れるのを防ぐ。
また図15を参照すると、図示された弁ハウジング248において、上側基部278が壁268から伸びている。上側基部278は、示された実施例では、一般に基部266と平行であるが、半径方向に間隔をあけてかつ垂直方向に間隔をあけて配置されている。内壁280は、上側基部278から下向きに伸びている。内壁280は、排液開口部構成物160の排液部282(図8)を形成する。
すきま壁284(図13)は、上側基部278から上向きに伸びている。すきま壁284は、すきま壁284を通って液体が流れるのを可能するために開口部286を有する。
また図13〜15を参照すると、バネ288は、弁ハウジングの管状壁250の周りで使用可能に配置され、プラグ244の一部を押している。特に、バネ288は、弁ハウジング248の管状壁250から外側に伸びているリブ290の間に配置されている。バネ288は、排液位置246に対応する図15の位置中にあるプラグ244を片寄らせる(biase)。プラグ244は、弁ハウジング248の開口部内でバネ288の圧縮によりシール位置238に向かう方向に動くことができる。
排液弁アセンブリ236は、さらに、第1プラグシール240(図12)を形成するように、プラグ244に固定された第1プラグシール部材294を含んでいる。第1プラグシール240は、プラグ244がシール位置238(図12)にあるとき、ろ過されていない流体がフィルタ媒体44を迂回して、開いているフィルタ内部246に流れるのを防ぐ。排液弁アセンブリ236は、さらに、弁ハウジング248の内壁280と第2プラグシール242(図12)を形成するように、プラグ244に固定された第2のプラグシール部材296を含んでいる。第2のプラグシール242は、液体がフィルタボウル36から排液開口部構成物160の排液部282に流れるのを防ぐ。
また図13〜15を参照すると、図示された実施例では、プラグ244は、フランジ292によって外接する収容部298を含む。収容部298は、プラグ244のシール端部300(図15)と対抗するプラグ244の端部にある。収容部298は、一般に、フィルタボウル形状であり、さらに以下に記載されるコア部分222の一部(コア部分ヘッド302)と係合して収容するように作られて配置されている。
コア部分222の詳細は、以下でさらに説明する。コア部分222の一部は、コア部分ヘッド302(図8、11、および12)を含んでいる。排液弁アセンブリ236がシール位置238にあるとき、コア部分ヘッド302はプラグ244と係合する。コア部分ヘッド302がプラグ244から離れる方向に移動する場合、バネ288がプラグ244を排液位置246まで動くのを可能にする状態で、プラグ244が内側フィルタ支持体200の内部中で軸方向に動くのを可能にする。
自動排液弁アセンブリ236の操作に関する詳細は、第L章で以下にさらに記載される。
G. バスケット304
図24を注目する。バスケット304が斜視図で示されている。バスケット304は、他の様々な図で見ることができ、図24の斜視図は例示の実施例である。バスケット304は、ロックアウト機構の一部であり、その機能は第K章で以下に完全に記載される。
示される実施例では、バスケット304は、バスケット基部308から伸びている少なくとも1つの片持ちばりの脚306を含んでいる。片持ちばりの脚306は、軸方向でフィルタボウル36の閉じた端部156に向かう方向に伸びている。好適な実施例では、バスケット34は複数の片持ちばりの脚306を含み、示されていた例示の実施例では、互いに対して均等に周囲方向に間隔をあけて配置されている4本の片持ちばりの脚306を有する。
さらに図示されたバスケット304の実施例では溝付壁310を含んでいる。溝付壁310は、一般に、シリンダ(円筒)を形成し、軸方向でフィルタボウル36の開いている口部154に向かう方向で伸びている。一般に、溝付壁310は、フィルタカートリッジ38の一部と係合するように作られて配置されており、フィルタカートリッジ38と係合するとバスケット304を第1固定位置から固定されていない位置まで回転させる。第1固定位置は、少なくとも1本の片持ちばりの脚306が内側フィルタ支持体200(図19)上の突起物218と軸方向に隣接する位置である。固定されていない位置は、少なくとも1本の片持ちばりの脚306が突起物218を有する軸方向の側壁(abutment)から自由であり、フィルタボウル36(図21)の端部156に向かう方向にバスケット304が移動可能な位置である。
好適な実施例では、バスケット304は、第1固定位置(図19)から第2固定位置(図20)まで回転移動可能である。第2固定位置(図20)では、少なくとも1本の片持ちばりの脚306は、内側フィルタ支持体200の少なくとも1つの突起物218を有する側壁から部分的に自由であるが、まだその間で軸方向の妨害がある。
溝付壁310は、第1滑走表面314をもつ少なくとも第1溝312と、第2滑走表面318をもつ第2溝316とを有する。好適な実施例では、溝付壁310は、それぞれが第1滑走表面314を有する1組の第1溝312と、それぞれが第2滑走表面318を有する1組の第2溝316とを有する。図24で見ることができるように、第1溝312の組は互いに約180度の角度の位置にあり、一方、第2溝316の組は互いに約180度の角度の位置にある。
第1溝312の第1滑走表面314は、フィルタカートリッジ38に係合して第1固定位置から第2固定位置までバスケット304を回転させるように作られ配置されている。また、このバスケット304の回転は、第2溝316の第2滑走表面318をフィルタカートリッジ38との係合にさらす。図19と図20を比較することによって、実施例を見ることができる。図19では、バスケット304は第1固定位置にある。第1滑走表面314はフィルタカートリッジ38との係合にさらされる。特に、第K章で以下にさらに説明するように、第1滑走表面314は、フィルタカートリッジ38の第1突起物121に係合する。第3突起物123は、好適な実施例では、他の第1滑走表面314と係合する。第1突起物121は第1滑走表面314に係合し、上から見ると、バスケット304を時計回りに回転させる。バスケット304は、図20に示された第2固定位置で回転する。次に、第2固定位置は、第2滑走表面318をさらす。第2滑走表面318は、好適な実施例では、それと係合する第2突起物122を有し、図21に示された固定されていない位置に対して、上から見ると、バスケット304はさらに時計回りで回転する。好適な実施例では、第4突起物124は、他の第2滑走表面318と係合する。
図24に示された実施例では、バスケット304は、さらに溝付壁310によって外接している中空カラムを含む。以下でさらに説明されるように、使用中に、中空カラム320は、ポスト322を収容するコア部分222の一部であり、以下の第H章で説明する。バスケット304は、さらに、中空カラム320と溝付壁310の間で伸びるウェブまたはフランジ324を含んでいる。
バスケット304の更なる操作は、第K章のロックアウト機構との関連で以下に説明する。
H. コア部分222とバネ
いくつかの図は、コア部分222の実施例を示す。コア部分222は、内側フィルタ支持体200の壁208の内部内でかつろ過された液体容積部212中で使用可能に配置されている。
以上説明されたように、示された実施例では、コア部分222はポスト322を含む。ポスト322の自由端部にボタン326が画定される。ネック330の形態で減少した寸法328がボタン326に隣接している。ポスト322はバスケット304の中空カラム320によって収容される。保持機構100は、ボタン326でポスト322を係合する。特に、つかみ構成物104は、指部108、109にポスト322のネック330を係合し、ボタン326でポスト322を保持する。保持構成物100の更なる操作上の詳細は、第M章で以下に説明する。
前に説明されたように、ポスト322は、さらにボタン326の対向する端部にコア部分ヘッド302を含む。示された実施例では、コア部分ヘッド302は、マッシュルーム形状であり、内側フィルタ支持体200の内側に伸びているショルダーまたは支持部226に係合するように作られて配置されている。
コア部分222のヘッド302は、係合位置と解放位置との間で移動可能に配置されている。係合位置は、シール位置238にプラグ244を押し込むためにプラグ244の収容部298に配置されているコア部分ヘッド302を含む。解放位置は、プラグ244が排液位置246まで動くのを可能にするために、プラグ244の収容部298から間隔をあけて配置されているコア部分ヘッド302を含む。コア部分ヘッド302が解放位置にあるとき、コア部分ヘッド302上の半径方向フランジ332(図10)は、内側に伸びている支持部(ショルダー)226の下側表面230に対して係合している。コア部分ヘッド302が係合位置(図12)にあるとき、コア部分ヘッド302は、プラグ244に係合して、収容部298内に収容される。
示された実施例では、コア部分222は、さらに、フィン構成物334を含む。フィン構成物334は、ポスト322の中央の長手方向軸から半径方向に突き出す複数のフィン336を含む。好適な実施例では、フィン336は、ガイドレール216によって画定される各通路220内で滑走する。フィン336は、ガイドレール216中の通路220と協力して、コア部分222が、多孔性の内部フィルタ支持体で使用可能な配置位置と滑走位置を維持するのを確実にする。コア部分バネ338は、フィン構成物334と支持部(ショルダー)226の上側表面228(図10)との間に使用可能に配置されている。バネ338は、多孔性の内側フィルタ支持体200に対して軸方向の上側の方向でかつフィルタボウル36の開いている口部154に向かう方向のコア部分222に力を加える。
ここで図17〜22を参照すると、コア部分222は、さらにバスケットホルダ340を含む。バスケットホルダ340は、バスケット304を支え、バスケット304が第1固定位置(図19)から第2固定位置(図20)および固定されていない位置(図21)の間を移動するのを可能にする。示された実施例では、バスケットホルダ340は、開かれたフレーム342を含む。開かれたフレーム342は、脚を収容する開口部344(図22)を画定し、脚を収容する開口部344に複数の脚を通過させることによってバスケットの複数の脚306がバスケットホルダ340を貫通できるようにする。バスケットホルダの開かれたフレーム342は、ポスト322に外接しているすきま壁346と、ポスト322にすきま壁346を結合するスポーク348(図22)とを含む。隣接するスポーク348は、脚を収容する開口部344を画定する。
図22を参照すると、アセンブリは、バスケットホルダ340内でかつ固定位置(図19)にバスケット304を回転可能に片寄らすために、バスケット304のウェブまたはフランジ324の間で使用可能に配置されかつポスト322の周りに配置されたバネ350を含む。
すきま壁346は複数のスロット352を含む。スロット352は、1つの端部で開いており対向する端部で閉じている。すなわち、スロット352は、すきま壁346の端部リム354で開いて、すきま壁346の底部に隣接する閉じた端部356を有する。スロット352は、フィルタカートリッジ38上の構造と協力するために滑走通路として機能する。
特に、第1スロット360は、第1突起物121または第3突起物に対する滑走通路358を形成し、第1突起物121または第3突起物123がバスケット304の第1滑走表面314と係合した後で、第1固定位置からバスケット304を回転する。バスケット304のこの回転は、次に、バスケット304の第1溝312に第1スロット360を並べる。
第2スロット362は、バスケット304が第2固定位置から固定されていない位置(図21)まで回転した後で、第2突起物122または第4突起物124が滑走通路358内を滑走するのを可能にするように、第2溝316と並んで配置される。
I. バイパスフィルタカートリッジ390 図32
図32にバイパスフィルタカートリッジ390の1つの実施例の断面図を示す。バイパスフィルタカートリッジ390は、フィルタボウル391(図1)がフィルタシステム30にある状態で使用可能である。バイパスフィルタカートリッジ390は、第1端部キャップ393と第2端部キャップ394との間で取り付けられたフィルタ媒体392の領域を含む。第2端部キャップ394は、シール部材396を保持する軸方向に伸びているネック395を有する。
第1端部キャップ393は、好ましくは、フルフローフィルタアセンブリ34のために、第1端部キャップ393がフィルタボウル36中で使用可能に適合するのを防ぐように作られて配置されている。バイパスフィルタカートリッジ390とフルフローフィルタカートリッジ38を交換すると壊滅的な結果をもたらし得る。したがって、構造は、この混乱を防ぐためように作られている。1つの構造は、以下で本明細書にさらに説明するロックアウト機構である。別のそのような機構は、第1端部キャップ393の構造である。第1端部キャップ393は、シール部材398を保持する直立する突起物397を含む。突起物397の高さは、フルフローフィルタアセンブリ34の位置でフィルタヘッド32に使用可能に突起物397が係合できない高さである。
バイパスフィルタカートリッジ390では、必要に応じて、上記説明した保持機構100に類似するカートリッジ保持機構399を含むことができる。また、さらに、上記説明された突起物構成物118と類似する突起物構成物400を含むことができる。
J. アダプタ構成物402 図33〜38
ここで図33〜38を注目すると、アダプター構成物402の様々な実施例が図示されている。図33は、アダプター構成物402を取り付ける工程を含む使用方法を図示している。
アダプター構成物402の第1実施例は、図33と図34にアダプターリング404として示されている。第2実施例は、図35と図36にアダプターリング404’として、第3実施例は図37と38にアダプターリング404”として示されている。アダプターリング404、404'、404”は、共通の参照数字で示す共通の特徴を持っており、差異は異なる参照番号で示す。
アダプターリング404、404'、404”は、開いた開口部408を画定する円形バンド406を含む。図示の実施例では、円形バンド406は一般に円形であり、一般に円形の開いた開口部408を画定する。円形バンド406は、外側の半径方向表面410と対抗する内側の半径方向表面412を有する。内側の半径方向表面412は、開いた開口部408に並び、開口壁414を画定する。
突起物構成物416は、円形バンド406から伸びている。好ましくは、突起物構成物416は、開口壁414から開いた開口部408中に伸びている少なくとも第1突起物421と第2突起物422を含む。第1突起物421は、第2突起物422から開口壁414に沿って垂直方向に間隔をあけて配置されている。第1突起物421はまた、第2突起物422から開口壁414に沿って周囲方向に間隔をあけて配置されている。
好ましくは、第1突起物421は、開いた開口部408中に開口部408の内径の40%以下の長さで伸びている。同様に、第2突起物422は、開いた開口部408の開口部408中に開口部408の内径の40%以下の長さで伸びていることは好ましい。好ましくは、第1突起物421と第2突起物422との間の垂直距離は、開いた開口部408の内径の2〜30%の長さである。
第1突起物421と第2突起物422突起物422は周囲方向に互いに50度以内の角度で間隔をあけて配置されている。また、第1突起物421と第2突起物422が互いに対して45度以上の角度で配置されるように、第1突起物421と第2突起物422を配置することは可能である。
示された実施例では、突起物構成物416は、さらに、開口壁414から開いた開口部408中に伸びている第3突起物423を含んでいる。第3突起物423は、周囲方向に第1突起物421と第2突起物422から間隔をあけて配置されている。また、第3突起物423は、第1突起物421または第2突起物422のどちらかの1つだけから垂直方向に間隔をあけて配置されている。
図示された実施例では、開口壁414から開いた開口部408中に伸びている少なくともも第4突起物424がある。第4突起物424は、周囲方向に第1突起物421、第2突起物422、第3突起物423から間隔をあけて配置されている。また、第4突起物424は、第1突起物421、第2突起物422または第3突起物423のうちの少なくとも2つだけから垂直方向に間隔をあけて配置されている、すなわち、第4突起物424は、第1突起物421、第2突起物422または第3突起物423のうちの2つだけと垂直方向に均等に配置されている。
示された実施例では、第1突起物421、第2突起物422、第3突起物423および第4突起物424のうちの2つは、互いに15度以内の角度で周囲方向に間隔をあけて配置されており、残りの2つは、互いに15度以内の角度で周囲方向に間隔をあけて配置されてる。
図35と図36で図示されたアダプターリング404'の実施例は、バンド406が長い垂直壁430を有する点で図33と図34中のアダプターリング402の実施例と異なっている。この長い垂直壁430は、ある構成物で役に立つ場合がある。
図37と図38のアダプターリング404”の実施例は、さらにカートリッジ保持機構440を含んでいる。保持機構440は、保持機構100に類似しており、指部443、444を含むつかみ構成物442を含んでいる。さらに、保持機構440は、対向するタブ447、448を含む解放構成物446を含む。
図33は、コア部分222と内側フィルタ支持体200を取り外すためにアダプター構成物402を使用する技術を示している。アダプタ構成物402は、端部キャップ41上に突起物構成物118を持っていないフィルタカートリッジを使用することができるように補助するという点で時々役に立つ。例えば、実験室または屋外で、異なるろ過性能を有するが突起物構成物118がないフィルタカートリッジを検査するのが好ましい場合がある。そのような状況では、アダプター構成物402は役に立つ。
図33では、矢450は、アダプターリング404が内側フィルタ支持体200に対して取り付けられていることを示す。アダプターリング404は、一般に、バスケット304に係合するように内側フィルタ支持体200上に取り付ける。次に、フィルタカートリッジ452をその上に取り付けることができる。一般に、アダプターリング404は、フィルタカートリッジ452と内側フィルタ支持体200との間に配置されている。示された実施例では、アダプターリング404は、次に、カートリッジ452の第1端部キャップ454の開口部中に配置される。
使用中に、アダプターリング404は、フィルタボウル36に配置され、第2突起物422がバスケット304に係合するのを可能にするように、第1突起物421をバスケット304に対して押す。バスケット304に対する第2突起物422の係合は、次に、内側フィルタ支持体200上の突起物218(図19)に対してバスケット304を回転させる。これは突起物218に対してバスケット304の脚306をとり取り外す。脚306が突起物218の拘束から自由になると、コア部分222は内側フィルタ支持体200に対して軸方向に動くことができる。
K. ロックアウト機構の使用方法
上記説明したように、フィルタシステム30において、フィルタカートリッジ38がフィルタボウル36中で使用可能に組み立てられていない場合に、フィルタシステム30が使用できないことを確実にする機構を有することは好ましい。さらに、図示された特定のシステム30では、2種類以上のフィルタアセンブリがあり、ユーザがフィルタカートリッジを混同すると損害を引き起こすことになる。ロックアウト機構は両方の目的を実現する。
最初に、フィルタボウル36、内側フィルタ支持体200、コア部分222、およびフィルタヘッド32を図示する図39を参照する。図39には、フィルタボウル36中にフィルタカートリッジ38はない。点検整備の間、例えば、フィルタボウル36は、その中に取り付けられたフィルタカートリッジ38を持たない。また、図8は、フィルタカートリッジ38をその中に取り付けられていないフィルタボウル36を図示している。
図8、図18、図19、および図39では、バスケット304は、ポスト322の周りに適合しており、バスケット304は、バネ350の片寄りによって固定位置中に配置されている。特に、バネ350は、脚306と脚を収容する開口部344(図22)との間の係合により、フランジ324とその力に対する抵抗力の間で働く回転力によって、バネがバスケット304を固定位置に片寄らすように配置している。図19では、バスケット304が固定位置にあるとき、それぞれの脚306は、ガイドレール216の複数の端部によって形成された突起物218と係合する自由端部307を有する。
この位置では、フィルタボウル36中に取り付けられたフィルタカートリッジ38がなければ、バスケット304の上側リム311とバスケットホルダ340の上側リム354は、アダプター64のリブ146に接触または係合する。図39が参照される。脚306が突起物218(この実施例では、ガイドレール216の端部)上で支えられているので、コア部分222とバスケット304は、フィルタボウル36の閉じた端部156に向かう方向で軸方向の下向きに動くことはできない。全体の内側アセンブリ364は、伸びて硬くて曲がらない固定位置にある。図39で見ることができるように、この硬く曲がらない固定位置で、フィルタヘッド32は、フィルタヘッド32上の複数のねじ山134とフィルタボウル36上の複数のねじ山168との間の連結によってフィルタボウル36と使用可能に連結することができない。
点検整備の間、新しいフィルタカートリッジ38が提供されると、開いている口部154を通してフィルタカートリッジ38を配置することによって、フィルタカートリッジ38はフィルタボウル36中に配置される。フィルタカートリッジ38がフィルタボウル36中に適切に使用可能に配置されると、第1突起物121は、バスケット304の傾斜した第1滑走表面314と接触するまたは係合する。図19、図28、図29、および図30が参照される。2つ以上の突起物を有する実施例では、1つの可能性は、第1突起物121と第3突起物121の両方がバスケット304上の対応する第1滑走表面と係合する。第1突起物121がこの第1滑走表面314と係合すると、係合により第1突起物121はバネ350に対してバスケット304を回転させる。好適な実施例では、回転の角度は、45度未満、例えば、5〜20度である。これは、バスケット304を第1固定位置(図19と30)から第2固定位置(図20)まで回転させる。バスケット304中の第1溝312は、バスケットホルダ340の第1スロット360と直線上に並ぶようになり、第1溝312は、結局、第1突起物121が下に滑走するのを可能にする。
バスケット304が第2固定位置(図20)まで回転すると、第2滑走表面318が露出する。第2突起物122は、第2突起物122が第2滑走表面318と接触または係合するように配置されている。第2滑走表面318との接触は、同様に、第4突起物124中に配置された突起物を通してなし得る。第2突起物122と第4突起物124の両方の位置に突起物を有する実施例では、次に、第2突起物122と第4突起物124の両方は、対応する第2滑走表面318と接触する。第2突起物122と第2滑走表面318との間の初期接触は、バスケット304をバネ350に対してバスケットの第2固定位置から固定されていない位置(図21)まで回転させる。図23、図25、および図27は、第2滑走表面318に対する第2突起物122の係合を示している。バスケット304の第2固定位置(図20)から固定されていない位置(図21)までの回転は、好ましくは、45度未満、例えば、5〜20度の角度である。固定されていない位置まで回転すると、第2溝316と第2スロット362が並び、結局、その中で下向きの第2突起物122の軸方向の滑りを可能にする。
バスケット304が固定されていない位置まで動くので、複数の脚306もまた回転し、ガイドレール216の端部によって生み出された複数の突起物218に対し係合から離れる方向に移動する。複数の脚306が複数の突起物218から完全に自由となると、閉じた端部156に向かう方向で軸方向の下向きにフィルタカートリッジ38の追加の動きが、バスケット304とコア部分222をコア部分バネ338の反対の方向にもまた動かす。コア部分バネ338は、通常は、図8と図39の伸びた位置中にバスケット304とコア部分222とを片寄らす。
フィルタアセンブリ34がフィルタヘッド32上に取り付けられるとき、アダプター64は、フィルタカートリッジ38の第1端部キャップ41上に力を作用し、フィルタカートリッジ38をフィルタボウル36と内側フィルタ支持体に対して下向きに動かす。フィルタカートリッジ38をフィルタボウル36の閉じた端部156に向かって下向きに動かすと、コア部分222もまた下向きに動く。次に、フィルタヘッド32は、図11に示されたように、安全な取り付けのためにフィルタボウル36上の複数のねじ山168と適切に係合することができる。
上記で特徴付けられたロックアウト機構は、フィルタボウル36をフィルタカートリッジ38など、フィルタボウルをフィルタカートリッジに取り付ける方法で利用することができることを理解すべきである。そのような方法で、フィルタカートリッジ38は、フィルタボウル36中に正しい方向で配置される。フィルタカートリッジ36は、フィルタ媒体44などのフィルタ媒体の管状の構造物を有する。フィルタボウル36は、その中に取り付けられた多孔性の内側フィルタ支持体200と多孔性の内側フィルタ支持体200内のコア部分222とを有する。コア部分200はバスケット304を保持する。この方法は、さらに、配置する間に、コア部分222と内側フィルタ支持体200を取り外すためにバスケット304に対してフィルタカートリッジ38を押しつける工程を有する。この工程は、例えば、バスケット304に対して突起物構成物118を押すことによって実施することができる。特に、第1突起物121を第1滑走表面304に対して押して、バスケット304を第1固定位置から第2固定位置まで回転させることができる。次に、第2突起物122は、第2滑走表面318と係合するようにある位置に配置されており、さらにバスケット304を第2固定位置から固定されていない位置まで回転させる。固定されていない位置は、脚306を突起物218との係合から脚306が突起物218との妨害(interference)が無い位置まで動かす。これによりコア部分222と内側フィルタ支持体200との間の妨害を外す。次に、外した後に、この取付方法は、内側フィルタ支持体200に対してフィルタカートリッジ38とコア部分222の両方を軸方向に動かす工程を含む。
この方法の設置工程は、点検整備工程中に組み込むことができ、この工程では、最初に、フィルタボウル36がフィルタヘッド32から取り除かれる。次に、フィルタカートリッジ38がフィルタボウル36から取り外される。この方法は、第M章で以下により詳しく記載される保持機構100を使用する方法を用いることができる。点検整備の間、フィルタボウルは排液することができるが、このことは第L章でもまた記載される。
次に、新しいフィルタカートリッジ38が提供される。次に、上記説明されたフィルタカートリッジを取付ける方法が利用される。好ましい方法では、フィルタカートリッジ38がバスケット304と内側フィルタ支持体200との間の係合を取り外した後で、バスケット304とコア部分222を有するフィルタカートリッジ38は、軸方向の下向きに動くことが可能となる。
L. 排液弁機構
また、図示されたフィルタシステム30は、フィルタシステム30の点検整備の間に、アセンブリ中の液体を完全に自動的に排出するのを可能する排液弁機構を有する。排液弁機構は、例示の実施例の他の特徴から独立して実施することができる。
図11に示されるように、フィルタボウル36がフィルタヘッド32上でねじ山と完全に係合した状態で、フィルタカートリッジ38がフィルタボウル36中で使用可能に配置されている場合、プラグ244は、閉じたシール位置にある。この位置において、第1プラグシール240と第2プラグシール242が適所(図12)に配置される。
第1プラグシール240は、ろ過された液体の容量部212(図12)中の清浄側に配置された液体を閉じこめ、ろ過されていない液体の容量部214中のろ過されていない液体が通し孔194(図12)を通って流れるのを可能にする。第2プラグシール242は、液体を、外部環境に向けられる排液部282から、ろ過されていない液体の容量部214から閉じこめる。また、シール204(図10)は、ろ過されていない液体容量部214からの液体がろ過された液体容量部212に到達するのを防ぐ。
フィルタカートリッジ38がフィルタボウル36中に使用可能に配置され、フィルタヘッド32がフィルタボウル36と完全に係合して連結された状態で、アダプター64が第1端部キャップ41を押すと、アダプター64はカートリッジ38とバスケット304を保持するコア部分222と脚306とを多孔性の内側フィルタ支持体200に対して軸方向の下向きに押す。コア部分222がフィルタボウル36の閉じた端部156に向かう方向に動くと、コア部分222のヘッド302は、内部に伸びている支持部(ショルダー)226から離れる方向に移動し、プラグ244の収容部298に係合する。この軸方向の力は、プラグを弁・スプリング288に押しつけ、プラグ244は図12のシール位置中に移動する。
摩耗または吸蔵のためにフィルタカートリッジ38を点検整備する時間となると、フィルタアセンブリ34をフィルタヘッド32に対してその中心軸の周りで回転される。これが起こると、フィルタアセンブリ34は、フィルタボウル36とフィルタヘッド32の間でねじ山をゆるめる動作により中心軸に沿って下向きに動く。この下向きの動きが起こる間、コア部分バネ338は、コア部分222のフィン336を押す。これは、コア部分222を保持するカートリッジ38をフィルタボウル36に対して軸方向の上向きに動かす。コア部分ヘッド302が内側に伸びる支持部(ショルダー)226の下側表面230と係合して止まるとき、コア部分222の軸方向の上向きの動きは止まる。コア部分ヘッド302がプラグ244に作用しないとき、プラグ244が弁・スプリング288により排液部282から図10の位置まで離れる方向に動くのを可能する。このことは、液体を排液経路矢370で示されるろ過された液体容量部212から排出するとともに、排液経路の矢368で示されるろ過されていない液体を液体容量部214から液体を排液部282を通って適切な廃棄容器によって捕集できる外部環境まで排出することを可能にする。この排液処理は、フィルタボウル36に取り付けられたアセンブリ34が残っている間にすることができる。
記載された排液装置と共にフィルタアセンブリ34から液体を排出する方法を使うことができることを理解すべきである。そのような方法の1つは、フィルタヘッド32からフィルタカートリッジ38を含むフィルタボウル36のねじを少なくとも少し緩めて、コア部分バネ338がプラグ244をシール位置から排液位置まで移動させるのを可能にする工程を含む。フィルタボウル36は、内部容積部152と排液開口部構成物160とを有する。シール位置は、フィルタボウル36の内部容積部152と排液開口部構成物160中の流体出口部282との間で流体が流れるのを妨ぎかつフィルタカートリッジ38の上流側とフィルタカートリッジ38の下流側との間で流体が流れるのを妨ぐプラグ244を含んでいる。フィルタカートリッジ38の上流側は、ろ過されていない液体容量部214に対応している。フィルタカートリッジ38の下流側は、ろ過された液体容量部212に対応している。排液位置は、フィルタボウル36の内部容積部152とフィルタボウル36の流体出口部282との間で流体が流れるのを可能にするように配置されたプラグ244を含んでいる。フィルタボウル36の流体出口部282は排液開口部構成物160の一部であり、図示された実施例では、その中に排液部282を有する弁ハウジング248を保持する。フィルタボウル36のねじを少し緩める工程は、コア部分バネ338がコア部分ヘッド302を有するコア部分222をプラグ244との係合から軸方向に動かすのを可能にし、弁・スプリング248がプラグ244をシール位置から排液位置まで移動するのを可能にする工程を含む。
フィルタアセンブリ34がフィルタヘッド32に取り付けられるとき、フィルタヘッドの一部(アダプター64など)がフィルタカートリッジ(端部キャップ41など)と係合すると、フィルタカートリッジ38とそれに接続された構造を、フィルタボウル36の閉じた端部156に向かう方向でコア部分バネ338に対して軸方向の下向きに押す。フィルタカートリッジ38に接続された構造は、コア部分ヘッド302を有するコア部分222を含む。コア部分222は、内側フィルタ支持体200に対して軸方向に動き、フィン336はガイドレール216の間の通路220中を滑走する。コア部分222が閉じた端部156に向かう方向に移動するので、コア部分ヘッド302は弁アセンブリ236に向かって動く。その結果、コア部分ヘッド302は、プラグ244の収容部298と係合し、バネ288に対してプラグ244を押し、プラグ244をシール位置238まで動かして、第1プラグシール240が形成され、第2プラグシール242が形成される。
M. カートリッジ保持機構100
図示された好適な実施例では、フィルタシステム30は、カートリッジ保持機構100を含み、点検整備の間に、フィルタボウル36中で取り外し可能にフィルタカートリッジ38を保持する。カートリッジ保持機構100は、ロックアウト機構および排液弁機構と独立しており、ろ過システムの他の特徴と独立に実施することができる。
図2、図3、図4、図9および図11は、それぞれ、つかみ構成物104で係合される保持機構100が、コア部分222、特に、ボタン326のネック330に接続していることを示している。特に、指部108、109はネック330をつかんでおり、これにより、フィルタヘッド32中でアダプター64に接続されたままでいるよりもフィルタカートリッジ38をフィルタボウル36中に残すようにさせる。
フィルタアセンブリ34をヘッド32から取り外すとき、フィルタカートリッジ38は、つかみ構成物104の指部108、109とポスト322のボタン326との間の係合によって、フィルタボウル36中につかまれたまま残る。フィルタボウル36からフィルタカートリッジ38を取り外すために、解放構成物106を作動する。特に、タブ111、112を、例えば、点検整備を提供する人の親指と人差し指を使用することによって、互い向かう方向でかつポスト322に向かう方向に一緒に強く押す。これにより、指部108、109は、ポスト322のネック330から離れる方向に移動することができ、指部108、10がボタン326を解放する。点検整備する人の親指と人差し指は、タブ111、112上にあり、点検整備する人は、ここで、ボタン326から抜け出たフィルタカートリッジ38を引き出し、フィルタボウル36からフィルタカートリッジ38を取り外すことができる。
保持機構100は、タブ111、112を強く押すとき、互いに離れて指部108、109のゆがみを提供するのに十分な可撓性のある物質で作ることができる。この物質はプラスチック材料であり得るが、他の材料でもよい。
保持機構(システム)100は、フィルタヘッド32から、フィルタカートリッジ38を含むフィルタボウル36を含むフィルタアセンブリ34を取り外す工程を含むフィルタシステム30の点検整備方法で使用することができる。この方法は、次に、取り外し工程の間、互いに向かって半径方向に伸びている対向する指部108、109でボタン326をつかむことによって、フィルタボウル36中にフィルタカートリッジ38を保持する工程を含む。保持する工程の後に、対向するタブ111、112を互いに向かう方向に強く押し、ボタン326から指部108、109を取り外し、フィルタボウル36からフィルタカートリッジ38を取り外す。この方法は、さらに、対向するタブ111、112をつかんだまま、フィルタボウル36からフィルタカートリッジ38を引きだす工程を含む。つかむ工程は、フィルタカートリッジ38と一体である対向する指部108、109を使用する工程を含んでいる。つかむ工程は、フィルタカートリッジ38とコア部分222の間にアダプター404”の部分である対向する指部443、444を使用する工程を含み得る。
II. 図40〜図57の実施例
A. 概要
図40〜図57は、フィルタアセンブリとフィルタヘッドを含むフィルタシステムの例示の実施例である。図示された特定の実施例は1つの実施例であるが、図に示されていない多くの実施例を予想できることを理解すべきである。図50は、フィルタヘッド532とフィルタアセンブリ534を含むフィルタシステム530を示している。図40では、フィルタアセンブリ534がフィルタボウル536と取り外し可能でかつ取替え可能なフィルタカートリッジ538を含んでいることを見ることができる。図40は分解斜視図でフィルタシステム530の実施例を示している。図41に、フィルタボウル536とフィルタカートリッジ538を含むフィルタアセンブリ534の斜視図を示す。
図40〜57に示す実施例において、フィルタアセンブリ534は、ロックアウト機構、自動排液弁機構およびカートリッジ保持機構を含む特徴を有する。これらの特徴のそれぞれは、他の特徴から独立して実施することができる。図に示された特定の実施例は、同じフィルタアセンブリ534中に統合された3つの特徴すべてを示している。当業者は、各特徴が他の特徴から独立して実施できることを理解することができる。
一般に、ロックアウト機構は、フィルタシステム530がフィルタカートリッジ538を取り付けずに誤って装置を運転しないのを確実にする。したがって、ロックアウト機構は、フィルタボウル536中に使用可能に配置されたフィルタカートリッジ538がない場合に、フィルタヘッド532とフィルタボウル536が使用可能に接続されないことを確実にすることでろ過装置を保護する機構である。例示のロックアウト機構の詳細は、本明細書の第H章に記載される。
自動排液弁機構は、フィルタシステム530に含めることができ、フィルタシステム530を点検整備する間に、フィルタボウル536からろ過された液体を排液するのを可能にする。自動排液弁機構は、フィルタカートリッジ538がフィルタボウル536から取り外される前に、フィルタボウル536から排液するのを可能にする。例示の実施例は、本明細書の第I章に記載される。
この実施例のフィルタシステム530は、また、カートリッジ保持機構を含んでいる。この特徴は、フィルタヘッド532をフィルタアセンブリ534から完全に外した後で、フィルタボウル536へのフィルタカートリッジの取り付けを可能にする。第J章にカートリッジ保持機構の例示の実施例を記載する。
以下の記載が、機構を説明するために、特定の図示された実施例の様々な部品に対する記載であることを理解すべきである。この実施例の各部品の説明を記載した後に、上記および他の機能を提供するために、部品の相互作用の方法を記載する。また、運転、アセンブリ、ろ過方法および点検整備の方法も記載する。例示の実施例だけを以下に示す。本開示の範囲から逸脱せずにさまざまに実施することができる。
B. フィルタカートリッジ538
本構成物で使用可能なフィルタカートリッジ538の1つの実施例が図40、図42、図50、図51、および図52に図示される。示された実施例では、フィルタカートリッジ538は、第1端部キャップ541と対向する第2端部キャップ542と、第1端部キャップ54と第2端部キャップ542との間で伸びるフィルタ媒体の管状構造物とを含んでいる。示された実施例では、フィルタ媒体544は、構造物中で筒状であり、開いているフィルタ内部546を画定する。ろ過すべき特定の液体に依存して異なる種類の媒体を使用することができる。示された実施例では、フィルタ媒体544は、ひだ付フィルタ媒体548である。ひだ付フィルタ媒体548は、例えば、セルロース、合成物、合成物とセルロースの混合物を含むことができる。一般に、ろ過すべき液体は、開いている内部546を流れる前に、液体から微粒子または他の残骸を取り除くように機能するフィルタ媒体544を通って流れる。いくつかのシステムでは、ろ過すべき液体が開いているフィルタ内部546からフィルタ媒体544を通ってフィルタ媒体544の外側領域まで流れる反対流れによってフィルタシステム30を運転することも可能である。
第1端部キャップ541は、開いているフィルタ内部546に流体連絡している第1の開いている開口部550を画定する。第1端部キャップ541は、さらに、外側の軸方向表面554から突き出ている第1ネック552を含んでいる。第1ネック552は、第1ネック552の半径方向表面558に沿って溝556を画定する。第1シール部材560は半径方向表面558に沿って溝556中でシールする。フィルタカートリッジ538が、フィルタボウル536と使用可能に係合されているフィルタヘッド532とフィルタシステム530中で使用可能に組み立てられている場合に、第1シール部材560はアダプター564(図49と図50)と取り外し可能なシール562(図50)を形成する。
第1端部キャップ541は、さらに、第1の開いている開口部550中に伸びているリブ構成物566(図43)を含む。示された実施例では、リブ構成物566は第1ネック552から第1の開いている開口部550中に伸びている。以下で説明するように、リブ構成物566(例示の実施例では、少なくとも1つのリブ568を含む)は、実施例では、ロックアウト構成物と協力する。リブ構成物566の別の機能は、カートリッジ保持機構と協力することである。示された実施例では、リブ構成物566は、ネック552の内壁569(図42)から半径方向に伸びている複数のリブ568を含む。示された実施例では、リブ568のそれぞれは、ネック552の内壁569から第1の開いた開口部550中に半径方向に伸びている比較的薄い突起物570(図42)として図示される。
実施例では、フィルタカートリッジ538は、さらに、第1ネック552から軸方向と半径方向の両方に間隔をあける配置されている保持機構572を含む。保持機構572は、点検整備の間に、カートリッジ538をフィルタボウル536に保持するための他の構造と協力する。この動作の詳細は、本明細書の第J章で以下に説明する。
図示された実施例では、保持機構572は、第1の開いている開口部550中で半径方向の中心に配置される。さまざまな実施が想定されるが、示された実施例では、保持機構572は、リブ構成物576に接続された可撓性の半管状構成物574(図42)を含む。「半管状」によって、閉じた周囲を有する管状形状であるが、閉じた周囲は円を形成できるまたはできないことを意味する(例えば、周囲は、不規則かまたは他の非円形形状であり得る)。可撓性の半管状構成物574は、つかみ構成物576と解放構成物578とを有する。一般に、つかみ構成物576は、システム530を点検整備するときに、フィルタカートリッジ538がフィルタボウル536中で保持されたままで残っているのを可能にするように、フィルタボウル536中の他の構造と取り外し可能な接続を提供する上で役に立つ。解放構成物578は、点検整備の間に、フィルタボウル536からフィルタカートリッジ538を取り外し、フィルタカートリッジ538をフィルタボウル536から取り除くのを可能するために、便利で、迅速で、使い易い機構を提供するのに有用である。
本明細書に実施されるように、つかみ構成物576は、半径方向に可撓性がある半管状構成物574中に伸びている1組の対向する指部580、581を含む。図56と図57と関連しかつ本明細書の第J章で以下に説明するように、指部580、581はフィルタボウル536中の構造と係合する。
本明細書に実施されるように、解放構成物578は、各タブが指部580、581に対して約90度の位置に配置されている状態で1組の対向するタブ582、583を含む。タブ582、583は、受入開口部586を画定する可撓性のリングを形成するために指部580、581に接続されている。受入開口部586は、フィルタカートリッジ538をフィルタボウル536に保持するためにフィルタボウル536中で構造を収容する。
タブ582、583は、互いに向かう方向に押すかまたは圧縮可能であり、可撓性のあるリング584によりタブ582、583に対して指部580、581を接続するために、タブ582、583を互いに向かう方向に強く押すと、リング584は指部580、581を互いに離れる方向に動かす。指部580、581を互いに離れる方向に動かすと、フィルタボウル536はフィルタカートリッジ538中の対応する構造から外れる。
フィルタカートリッジ538は、図示された実施例では、さらに、フィルタヘッド532に対してフィルタカートリッジ538を中央に配置するのを補助する中央構成物588を含む。示された実施例では、中央構成物588は、第1ネック552の外壁592から半径方向にかつ第1端部キャップ541の外側の軸方向表面554から軸方向に伸びている複数の突起物590(図42)を含んでいる。示された実施例では、複数の突起物590のうちの選択された突起物は、アダプター564(図11)に適所でフィルタカートリッジを保持するのを助けるL形状部材594である。図50で見ることができるように、アダプター564は、L形状部材594と第1ネック552との間に収容される。
上記説明したように、フィルタ媒体544は、第1端部キャップ541と第2端部キャップ542との間に伸びかつ固定されている。図43に示されるように、フィルタ媒体544は、慣用技術によって第1端部キャップ541に固定されている第1端部596を有する。媒体544は、第2端部キャップ542に固定されている第2端部597を有する。
図43では、第2端部キャップ542は、開いているフィルタ内部546と連絡する第2の開いた開口部598を画定する。図示された実施例において、第2端部キャップ542は、第2端部キャップ542の外側の軸方向表面602から伸びている第2ネック600を含んでいる。
第2シール部材604は、第2ネック600の半径方向の表面606上に配置されている。図示された実施例において、第2シール部材604は、第2ネック600の内側の半径方向表面608上に配置されている。図43で見ることができるように、第2シール部材604は、第2ネック600の内側の半径方向表面608を画定する溝610中に配置されている。フィルタカートリッジ538が使用中にフィルタボウル536と使用可能に組み立てられるとき、第2のシール部材604は、フィルタボウル536中の構造とシール612(図50)を形成する。
C. フィルタヘッド532とアダプタ564
図40、図48、図50、および図54に、フィルタヘッド532の概略図を示す。図示された実施例のフィルタヘッド532は、通常は入口導管として機能する導管614と通常は出口導管として機能する導管616を有する。フィルタヘッドは、ろ過されるべき液体が入口導管614を通ってフィルタヘッド532中に流れ、次に、出口導管616を通って流れることによってフィルタヘッド532を出るような他の装置に接続されている。多くの典型的な構成物では、フィルタヘッド532は、鋳造金属部品から組み立てられている。
フィルタヘッド532は、フィルタボウル536と選択的に係合するための適合構造618を含む。図示された実施例では、適合構造618は、複数のねじ山620である。複数のねじ山620は、フィルタヘッド532の外側の半径方向表面に沿って図示されている。もちろん、複数のねじ山は、フィルタヘッド532の内側の半径方向表面に配置することができる。
出口導管616に並べたとき、フィルタヘッド532は、アダプター564との係合のために適合構造622を含む。示された実施例では、適合構造622は、アダプター564上に複数の外側のねじ山(おねじ)624に接続する複数のねじ山623である。このように、アダプター564は、複数のねじ山623とねじ山624の間の係合により選択的にフィルタヘッド532に固定することができる。他の方法は、例えば、圧入、接着、溶接またはフィルタヘッド532にアダプター564を一体化する方法によって、アダプター564をフィルタヘッド532に取り付けるために使用することができる。
アダプター564の1つの実施例を図49に透視図で、図48、図50、および図54に断面図で図示する。図示された実施例では、アダプター564は、中央の開いた開口部628に外接するファンネル626を含んでいる。筒状壁630は、ファンネル626から伸びている。筒状壁630は、第1ネック552と第1端部キャップ541のL形状部材の間に配置されている端部リム632を有する。筒状壁630は、フィルタカートリッジ538とアダプター564との間に形成されるシール562(図50)に対する表面を提供する内側の半径方向表面634を画定する。
複数のリブ636がファンネル表面626の内壁から伸びている。リブ636は、この実施例では、カートリッジ538がフィルタボウル36に使用可能に配置されず、かつリブ636とフィルタボウル536中の構造がフィルタヘッド532をフィルタボウル536にねじ山で係合するのを防ぐ場合に、フィルタボウル536の一部に対してじゃまをするロックアウト機構の一部である。このことは本明細書の第H章で以下により完全に記載する。
アダプター564は、フィルタカートリッジ538と協力して、フィルタヘッド532に対してフィルタカートリッジ538とフィルタボウルを中心に置くのを助ける。図50で見ることができるように、アダプター564の筒状壁630は、第1ネック552と、第1端部キャップ541のL形状部材594との間に配置されている。
D. フィルタボウル536
ここで、図44、図45、図48、図50、および図54を参照すると、フィルタボウル536の1つの実施例が図示されている。図示された実施例では、フィルタボウル536は、その中にフィルタカートリッジ538を収容して保持するため開いている内部容積部640を画定する周囲壁638を含む。フィルタボウル536は、フィルタカートリッジ538をフィルタボウル536に選択的に挿入しかつ取り除くことを可能するために、端部に開いている口部642を有する。開いている口部642の対向する端部に、排液開口部646として機能する開口部を画定する閉じた端部644がある。閉じた端部644に周囲リム648が外接しており、周囲リム648はフィルタボウル536がチッピング無しにショップベンチのような水平面上に立つことを可能にする。この実施例では、周囲リム648はまた、レンチなどの取り外し器具と接続して使用される平らな表面649(図40と41)を有する。示された実施例では、管650は、周囲リム648中の中心に配置されており、管650は閉じた端部644から軸方向に伸びかつ排液開口部646を画定する。示された実施例では、排液開口部646は、排液開口部646を多孔性の内側フィルタ支持体654(図47)に使用可能に接続することを可能にする複数のネジ山652などの接続構造を有するが、このことは以下でさらに記載する。排液開口部646は、フィルタボウル536の開いている内部容積部640と流体連絡している。
複数のねじ山658として本明細書に図示された適合構造656は、開いた口部642に隣接している。複数のねじ山658は、周囲壁638の内壁660に沿って配置されている。複数のねじ山658は、フィルタヘッド532上の複数のねじ山620と選択的に係合可能である。もちろん、フィルタヘッド532の上の複数のねじ山620が内壁上にあり、シール部材662を保持するためのシールみぞが外壁上にある場合、複数のねじ山658は、外壁上にあり得る。
図示された実施例では、フィルタボウル536とフィルタヘッド532との間で取り外し可能なシール664(図50)を形成するシール部材662が、内壁660に沿って配置されている。
E. フィルタ支持体654
ここで、図45、図46、図47、図48、図49、図52、および図54を参照する。多孔性の内側フィルタ支持体654の1つの実施例が図示されている。多孔性の内側フィルタ支持体654は、フィルタボウル536の開いているフィルタ内部640中に配置されている。特に、図示された特定の実施例では、内側フィルタ支持体654は、フィルタボウル536の開口部646中の複数のねじ山652と、内側フィルタ支持体654の一部である中空ステム668との間のネジ接続666を通してフィルタボウル536に取り外し可能に固定されている。フィルタ支持体654は、また、粘着剤、圧入、ポンチ止め(ステーキング)溶接によってフィルタボウル536に取り付けることができるし、支持体654とフィルタボウル536は同じ一体部品となり得る。
図示された特定の実施例では、内側フィルタ支持体654は、外側多孔壁670を含む。外側多孔壁670は、それを通過する複数の流路672(図47)を画定する。使用中に、多孔性の内側フィルタ支持体654は、フィルタ媒体544の開いたフィルタ内部546と並ぶことによってフィルタ媒体544を支えるのを補助するように機能し、流路672は、ろ過された液体が外側多孔壁670中のろ過された液体容積部674(図50)中に流れるのを可能にする。
ここで、図47を注目すると、外側多孔壁670は、内部壁表面676を画定する。複数のガイドレール678は内部壁表面676から伸びており、複数のガイドレール678は、ろ過された液体容量部674に向かう方向で半径方向の内側に突き出ている。ガイドレール678は、図示された実施例では、その間に滑走軌道681を有する2つの平行なレール679、680を含む。滑走軌道681は、1つのコア部分682の複数の部分に係合しており、コア部分は本明細書の第G章で以下に記載する。
それぞれのガイドレール678は、複数の係合端部684を有する。複数の係合端部684は、本明細書の第H章で説明されたロックアウト機構の一部である。
基部686は、外側多孔壁670の端部にある。一般に、基部686は、外側多孔性壁670に対して直角または垂直に配置されている。基部686は、第1の軸方向表面688と対向する第2の軸方向表面689を含む(図46)。外側の半径方向表面690は、第1の軸方向表面688と第2の軸方向表面689の間にある。半径方向表面690は、フィルタカートリッジ538の第2端部キャップ542によって保持された第2シール部材604と共にシール612(図50)を形成するために、外側の周囲シール面692を形成する。第1の軸方向表面688は、フィルタカートリッジ538の第2端部キャップ542に対する係合のために停止あるいは係合表面694(図50)を形成する。
多孔性ネック696は、基部686に隣接して配置されている。多孔性の内側フィルタ支持体654がフィルタボウル536中に使用可能に配置されているとき、かつ、フィルタカートリッジ538がフィルタボウル536中に使用可能に配置されているとき(図50に示される)、多孔性ネック696は、ろ過された液体の容量部674(図50)とポート794(図53)を通してろ過されていない液体の容量部698(図50)と選択的に流体連絡している。ろ過されていない液体の容積部698は、フィルタ媒体544の上流に配置されているフィルタボウル536中の容積部である。多孔性ネック696は、排液弁機構が開いた位置にあるとき、ろ過された液体の容量部674と選択的に流体連絡する。排液弁機構は、本明細書の第I章に記載される。
中空ステム668は、上記説明したように、多孔性ネック696と流体連絡する。中空ステムは、フィルタボウル536の排液開口部646と取り外し可能に配置されている。中空ステム668はその中にシール部材702を保持する外側の半径方向溝700を画定する。シール部材702は、フィルタボウル536の管650の内部表面でシール704を形成する。中空ステム668は、中空であり、フィルタボウル536の開口部646に配置されている排液開口部669を画定する。
内側フィルタ支持体654は、さらに、外壁670(図46)中に内壁706を含む。内壁706は、頑丈であり、基部686から比較的短い距離で、特に、外壁670の25%未満の距離で伸びている。内壁706は外壁670によって囲まれている。内壁706と外壁670は、その間でバネ支持シート708を画定する。バネ支持シート708は下側のバネ710を保持する。下側のバネ710は、本明細書の第H章で説明されるロックアウト機構の一部である。
また図46を参照すると、内側に傾いた肩部712が外側の多孔性壁670の内部の壁表面676に沿って配置されている。肩部712は、コア部分682をじゃまして、フィルタ支持体654中でコア部分682の更なる下方向への移動を防ぐので、コア部分682の下方向への動きを制限するのを補助することができる。
外側の多孔性壁670は、それを通る複数の収容スロット714をさらに画定する。収容スロット714は、フィルタシステム530の点検整備の間、ゆるみ止めバネ(locking spring)716の一部を収容するために配置されている。このことは、第I章で以下にさらに記載する。
F. バスケット720
ここで図46、図47、図48、および図49を注目する。バスケット720が図示されている。バスケット720はロックアウト機構の一部であり、その機能は、以下の第H章でより完全に記載される。種々の実施が想定される。特定の例示の実施例では、バスケット720は、基部724から片持ちばりの複数の脚722を含んでいる。図示された実施例では、4本の脚722が互いに均等にかつ半径方向に間隔をあけて配置されている。脚722は、使用時にバスケット720が使用可能に組み立てられた場合、基部724からフィルタボウル536の閉じた端部644に向かう方向で軸方向に伸びている。
バスケット720は、更に、基部724から軸方向に伸びている複数のペタル(花弁)726をさらに含んでいる。示された実施例には、使用時にバスケット720が使用可能に組み立てられた場合、基部724からフィルタボウル536の開いている口部642に向かう方向で軸方向に伸びている4つのペタル726がある。したがって、ペタル726は、脚722から対向する方向に軸方向に伸びている。ペタル726は、互いに対して均等に間隔をあけて配置されている。図示された実施例では、それぞれのペタル726は、開いている流れ開口部728、上側の端部チップ730、傾いた斜面表面732を画定する。傾いた斜面表面732は、端部チップ730から基部724まで下向きに傾いている。
バスケット720がコア部分682とともに使用可能に組み立てられ、フィルタボウル536中で取り付けられる場合、バスケット720は、それぞれの脚720の自由端734が、フィルタ支持体654上のガイドレール678の係合端部684を軸方向に係合または隣接する固定位置から回転可能である。バスケット720は固定位置から固定されていない位置まで回転可能である。この固定されていない位置は、バスケット720がフィルタボウル536の閉じた端部644に向かう方向で軸方向に動くことを可能にするために、自由端部734とガイドレール678の係合端部684との間で軸方向の側壁がない時の位置である。このことは、さらに以下の第H章で記載するロックアウト機構と関連して記載される。
ペタル726上の斜面表面732は、フィルタカートリッジ538の一部と係合して固定位置から固定されていない位置までバスケット720を移動または回転するように作られて配置されている。特に、第1端部キャップ541上のリブ568と、それぞれのペタル726の斜面表面732との間で係合する。このことは、さらに、第H章のロックアウト機構部で以下に記載する。
バスケット720は、さらに、基部724から伸びている中央管736を含んでいる。中央管736は、コア部分682のポスト740を収容するように作られたポスト収容開口部738を画定する。ポスト740とコア部分682は、以下の第G章で記載する。
ウェブ742は、各ペタル726と中央管736の間で伸びている。図示された実施例では、4つのウェブ742がある。ウェブ742は、中央管736を支えバスケット720の台(rest)で中央管736と接続するのを補助する。また、それぞれのウェブ742は、バスケット720を固定位置で保持するために、コア部分682に対してバスケット720を片寄らす(biase)ように、上側バネ744を保持するのを補助する。ロックアウト機構の一部として上側スプリングの機能は第H章で記載する。
G. コア部分682と固定バネ716
ここで、図47を参照すると、コア部分682の1つの実施例が透視図で図示されている。コア部分682の断面図を図45、図46、図48、図50、および図54に示す。一般に、コア部分682は、ろ過された液体容量部674内でかつ内側フィルタ支持体654の内部に使用可能に配置されている。
図47で見ることができるように、図示された実施例では、コア部分682は、ポスト740、中心部材770、およびプラグ752を含む。図示された実施例では、コア部分682はある長さで、好適な実施例では、フィルタ媒体544の長さより長い長さで伸びている。
図示された実施例では、ポスト740の1つの自由端部で、ボタン748が画定される。ネック750の形態で減少した寸法の領域がボタン748に隣接している。ポスト740は、バスケット720のポスト収容開口部738に収容され、保持機構572(図56)はボタン748でポスト740を係合する。特に、つかみ構成物576は、指580、581をポスト740のネック750に係合することによって、ボタン748でポスト740を保持する。図57が参照される。保持構成物の更なる操作上の詳細は、第J章で以下に議論する。
示された実施例において、コア部分682は、さらに、シール位置(図50と図53)と、多孔性の内側フィルタ支持体654の排液開口部669中の排液位置(図54と図55)との間に移動可能に配置されたプラグ752を含む。さらに、プラグ752は、点検整備の間、プラグ752がフィルタカートリッジ538の挿入を待ちながら適所に固定される位置である第3位置を有する。この第3固定位置を図48に示す。
プラグ752がシール位置にあるとき、プラグ752は、フィルタボウル536の内部容積部640と排液開口部669との間で流体が流れるのを止める。プラグ752が排液位置にあるとき、プラグ752は、フィルタボウル536の内部容積部640から排液開口部669を通る流れを可能にするために、フィルタボウル536に対して配置される。
プラグ752は、図示された実施例において、第1シール部材756(図46)を保持する第1溝754と、第1溝754から間隔をあけて配置されているが第1溝754に隣接している第2溝758(図47)とを含んでいる。第2シール部材760(図46)は第2溝758中に配置されている。第1シール部材756は、プラグ752と排液開口部669中の中空ステム668の内壁との間で第1シール762(図53)を形成する。したがって、この実施例では、第1シール762は、多孔性の内側フィルタ支持体654の一部とコア部分682との間にある。第1シール762は、開いている内部容積部640中であるがフィルタ媒体544の上流で外側にあるろ過されていない液体容量部からろ過されていない液体が多孔性ネック696を通って排液開口部669中に流れるのを止める。
また図53を参照すると、第2シール部材760は、コア部分682のプラグ部材752とフィルタ支持体654の内側流れ導管766(図48)との間で第2シール764を形成する。第2シール764は、ろ過されていない液体の容量部698(図50)からのろ過されていない液体に対して、ろ過された液体の容量部674(図50)に達しないようにシールする。また第2シール764は、液体がろ過された液体の容量部674からろ過されていない液体の容量部698中へ下方向に流れるのを防ぐ。
プラグ752は、排液弁機構に対する貢献と関連して、第I章で以下により完全に議論する。
また図47を参照すると、示された例示の実施例では、コア部分682は中心部材770を含む。この特定の実施例では、中心部材770は、ポスト740とプラグ752の間に伸びている。この実施例では、コア部分682は、中心部材770から半径方向に伸びている複数のガイドフィン772を含む。ガイドフィン772は、内側フィルタ支持体654中の中心に配置されたコア部分682を保持するのを補助する。また、ガイドフィン772は、この実施例では、以下の第I章で議論される排液弁機構のコンポーネントである。
図47に示す実施例では、ガイドフィン772のうちの少なくとも2つは、スロット774を画定する。示された実施例では、スロット774は、一般に、ガイドフィン772の外側端部から部分的に中心部材770に向かって内側に伸びているU形状の開口部である。スロット774は、コア部分682が例示の実施例で示されたパーツと使用中に使用可能に組み立てられた場合に、ゆるみ止めバネ(locking spring)716の一部を収容する。
図示された実施例では、収容ギャップ776は、複数のガイドフィンのうちの隣接するガイドフィンの間にある。以下で説明されるように、収容ギャップ776は、ゆるみ止めバネ716の他の一部を保持して配置するのを補助する。
また図47と図58を参照すると、示された実施例では、コア部分682は、さらにバスケットホルダ778を含む。この実施例では、バスケットホルダ778は、バスケット720を支持し、バスケット720が固定位置と固定されていない位置との間で動くのを可能にする。示された実施例では、バスケットホルダ778は、中心部材770から半径方向に伸びている開口部のあるフレーム780を含む。開口部のあるフレーム780は、複数のガッセット782によって支持されている。示された実施例では、開口部のあるフレーム780を支えている4つのガセット782がある。開口部のあるフレーム780は、脚722を開口部784に通過させることによってバスケット720の脚722がバスケットのホルダ778に入り込むことができるように、脚の受入開口部784(図58)を画定する。脚の受入開口部784は、一般に、中心部材770に平行な中心軸を有する。
複数のフランジ786は、コア部分682が使用中に組み立てられるとき、開口部のあるフレーム780から開いている口642に向かう方向に軸方向に伸びている。示された実施例では、ポスト740から均等に間隔をあけて配置され、外接または取り囲んでいる4つのフランジ786を有する。各フランジ786は、そこを通る1組の開口部788、789を画定する。溝790は、隣接するフランジ786から各フランジ786を分離する。
ゆるみ止めバネ716は、水平部材800と、水平部材800の端部にある1組の肩部801、802と、各肩部801、802から伸びている1組のカギ状アーム804、805とを含んでいる。カギ状アーム804、805はフック806、807で終結する。肩部801、802は、一般に、フィンスロット774中に配置され、水平部材800はコア部分682を横切って伸びている。ゆるみ止めバネ716は、コア部分682の垂直方向の動きを制限するように機能する。
H. ロックアウト機構の動作
上記説明したように、フィルタシステム530中にフィルタカートリッジ538がフィルタボウル536中で使用可能に組み立てられていない場合に、フィルタシステム530が作動することができないのを確実にする機構を有することは好ましい。ロックアウト機構はこの目的を実現する。
まず、フィルタボウル536とフィルタ支持体554とその中で使用可能に組み立てられたコア部分682の実施例を示す図44と図45を参照する。図45では、フィルタカートリッジ538は、フィルタボウル536中には無い。図45は、例えば、点検整備の間に、フィルタカートリッジ538が取り外された後のフィルタボウル536の状態である。
図45では、バスケット720は、ポスト740にスナップで取り付けられており、バスケット720は、上側バネ744のかたよりよって固定位置に配置されている。特に、上側バネ744は、脚722と脚の収容開口部784との間の係合によって、ウェブ742とその力への抵抗との間で加えられた回転の力によって上側バネ744がバスケット720を固定位置に片寄るように配置されている。
バスケット720が固定位置にあるとき、各脚722は、ガイドレール678の係合端部684と係合する自由端部734を有する。この位置で、フィルタボウル536中に設置されたフィルタカートリッジ538は無く、ペタル726の先端730は、アダプター564のリブ636と接触または係合する。図48が参照される。脚722がガイドレール678上で支えられているので、コア部分682とバスケット220は、フィルタボウル536の閉じた端部644に向かう方向で軸方向の下向きに動くことができない。その代わりに、全体の内側ライナアセンブリ792は伸びてかつしっかり固定された位置にある。図48で見ることができるように、このしっかり固定された位置で、フィルタヘッド532は、フィルタボウル536上の複数のねじ山658とフィルタヘッド532上の複数のねじ山620との間の連結によって、フィルタボウル536と移動可能に連結できない。
点検整備の間で、新しいフィルタカートリッジ538が提供されたとき、フィルタカートリッジ538は、フィルタカートリッジ538を開いている口部642を通して配置することによって、フィルタボウル536に配置される。
ここで、図50と図52を注目する。フィルタカートリッジ538がフィルタボウル536中で適切に配置されるとき、第1端部キャップ541上のリブ568は、バスケット720の傾斜表面732と接触または係合する。フィルタカートリッジ538がフィルタボウル638の閉じた端部644に向かって軸方向で下向きに移動すると、端部キャップ541上のリブ568は、バスケット720のペタル726の傾斜表面732に係合する。リブ568と傾斜表面732との間の係合により、バスケット720はバネ744に対してその固定位置から固定されていない位置まで回転する。回転の角度は20〜40度、例えば、25〜28度である。また、バスケット720が固定位置から固定されていない位置まで回転するとき、脚722もまたガイドレール678の係合端部684に対して係合または回転して離れる方向に移動する。いくつかのポイントで、バスケット720がそのフルモーション(例えば、25〜28度)で回転する前に、脚722はガイドレール678を完全に飛び越す。このポイントで、閉じた端部644に向かう方向で軸方向下向きのフィルタカートリッジ538の追加の動きによりバスケット720とコア部分682もまた下側のバネ710に対してその方向に移動することができる。下側バネ710は、図45の伸びた位置でバスケット720とコア部分682を片寄らす。
コア部分682を十分緩めるためにフィルタカートリッジ538が下向きに移動してかつバスケット720を固定位置から固定されていない位置まで移動すると、フィルタヘッド532は、図50に示されているように、確実な取付のために、フィルタボウル536上の複数のねじ山と移動可能に係合する。
I. 排液弁機構
また、図示したフィルタシステム530は、フィルタシステム530の点検整備の間、完全なアセンブリ中の液体が自動的に排出されるのを可能にする排液弁機構を有する。排液弁機構は、例示の実施例における他の特徴と独立して実施することができる。例えば、排液弁機構は、ロックアウト機構とカートリッジ保持機構と独立して実施することができる。
ここで図50と図53〜図55に注目する。図50では、フィルタカートリッジ538がフィルタボウル536中に使用可能に配置され、かつフィルタボウル536が図50に示されるように、フィルタヘッド532上で完全にねじ山と係合している状態で、プラグ752は閉じてシールされた位置にある。この位置で、第1シール762と第2シール764が適所に配置されている。
第2シール764は、ろ過されていない液体容量部698(図50)に流体連結されているポート794から、ろ過された液体の容量部674(図50)中の清浄側に配置された液体を閉じこめる。第1シール762は、外部環境に向けられる排液開口部669からポート794からの液体を閉じこめる。
下側バネ710は、バネを支えるシート708とガイドフィン772の下側端部796中に配置される。フィルタカートリッジ538がフィルタボウル536中に使用可能に配置されかつフィルタヘッド532がフィルタボウル536と連結して完全に係合している状態で、下側バネ710は、圧縮された状態であり、フィルタカートリッジ538の中心軸に沿って作用する力を生成し、それにより、コア部分682とバスケット720とを、第1端部キャップ541中で一体となっているリブ68に対して保持する。さらに、第1端部キャップ541の外側の軸方向表面554と一体化した突起物590、594は、アダプター564の下側端部またはリム632(図49)に対して保持される。第1端部キャップ541がフィルタカートリッジ538の一部であるので、カートリッジと内側ライナアセンブリ792とを含む全体アセンブリは、アダプター564に対して保持される。
フィルタ媒体544が目詰まりまたは閉塞することによりフィルタカートリッジ538を点検整備する場合、または摩耗のため、フィルタカートリッジ538取り替える時に、フィルタアセンブリ534はフィルタヘッド532に対して中心軸の周りで回転される。これが起こるとき、フィルタアセンブリ534は、フィルタボウル536とフィルタヘッド532の間で緩める動作により中心軸に沿って下向きに動く。この下向きの動きが起こっている間、下側バネ710は、フィルタカートリッジ538をアダプター564に対して保持し続ける。この結果、フィルタボウル536が軸方向に下向きに移動するので、フィルタカートリッジ538は、アダプター564とフィルタヘッド532に対して適所に固定されたままである。この動作は、プラグ752と、第1および第2シール762、764を形成するシール表面との間で相対的な動きを生み出す。フィルタボウル536を完全に2回転すると、排液開口部669は、ろ過されていない液体容量部698とろ過された液体容量部674の両方中の流体に対して完全に開かれており、流路798、799(図55)に沿って、適切に廃棄する容器によって捕集することができる外部環境へ液体が流れるのを可能にする。
このポイントで、コア部分682は、内側フィルタ支持体654に対してもはや動くことができない。ゆるみ止めバネ716は、ガイドフィン772中のスロット774を通してコア部分682に取り付けられる(図47を参照)。
フィルタカートリッジ538がフィルタボウル536中に完全に取り付けられた状態で、フック806、807は、特に、ゆるみ止めバネのフック806、807の端部808、809で、フィルタ支持体654の壁670中のガイドレール678中の滑走軌道681に対してばねで押される。
コア部分682が、フィルタ支持体654に対してフィルタボウル536の開いている口部642に向かう方向で上向きに移動するとき、スロット774を通してコア部分682に取り付けられたゆるみ止めバネ716は、ゆるみ止めバネ716の2つの端部808、809が半径方向に外側にフィルタ支持体654の壁670中の収容スロット714中に移動するまで、コア部分682と共に動く。図48が参照される。ゆるみ止めバネ716の端部808、809は、コア部分682をそれ以上動かないようなフィルタ支持体654に対する位置で固定する。このことは、フィルタカートリッジ538が取り外された後でコア部分682がフィルタボウル536から落ちるのを防止する。
図48で見ることができるように、プラグ752は、排液位置の軸方向上方の第3位置にあり、プラグ752の図48の位置は、コア部分682が点検整備の間にフィルタカートリッジ538の挿入を待ちながら適所で固定されるときの位置である。
J. カートリッジ保持機構572
フィルタシステム530を図示する好適な実施例では、点検整備の間に、フィルタボウル536中のフィルタカートリッジ538を取り外し可能に保持するためのカートリッジ保持機構572を含んでいる。カートリッジ保持機構572は、独立したロックアウト機構と排液弁機構と独立を含むろ過システムの他の特徴と独立して実施することができる。
ここで、図56と図57を注目する。これらの図は概略的であり、明確にするためフィルタ媒体544を図示していない。第1端部キャップ541だけが内側ライナアセンブリ792の部分に沿って示されている。
コア部分682は、垂直方向の上向きに固定された図48に示された位置にあるとき、ポスト740は、端部キャップ541上の指部580、581がボタン748の下方に配置されるように、第1端部キャップ541に対して配置されている。特に、指部580、581は、ネック750をつかんでいる。内側ライナアセンブリ792を含むフィルタボウル536の軸方向で下方向への更なる移動は、ネック750を指部580、581と接触するようにさせ、全体のフィルタカートリッジ538に軸方向で下向きの力を加える。最終的に、フィルタヘッド532からフィルタカートリッジ538を取り除くとき、フィルタボウル536の最後の完全な回転の間、カートリッジ538がフィルタボウル536の中に残ることになる。
フィルタアセンブリ534がフィルタヘッド532から完全に分離された状態で、フィルタカートリッジ538は、つかみ構成物576の指部580、581とポスト740のボタン748との間の係合によってフィルタボウル536中に捕捉されたままで残る。フィルタボウル536からフィルタカートリッジ538を取り外すために、解放構成物578を下に押す。特に、タブ582、583は、点検整備を提供する人の親指と人差し指によって、半径方向の内側の互いに向かう方向でポスト740に向かう方向に押しつけられる。これにより、指部580、581をポスト740のネック750から遠い方向に移動させ、指580、581がボタン748飛び越すのを可能にする。
点検整備する人の親指と人差し指は、タブ582、583上にあって、点検整備する人は、ここで、ボタン748を飛び越すためにフィルタカートリッジ538を引き出して、フィルタボウル536からカートリッジ538を取り外すことができる。
タブ582、583が内側にそって、指部580、581を外側にそらすように、保持機構572は、親指と人差し指によって絞る方向に発生する力で十分に機能するように、可撓性のある物質から作られていることを理解することができる。この物質は、通常は高分子材料であるが、他の材料であってもよい。
K. 方法
上記からフィルタシステム530から液体を排出する方法は明らかである。1つの方法は、フィルタヘッド532からフィルタカートリッジ538を含むフィルタボウル536を少なくとも少しだけゆるめて、図50と図53に示されたシール位置から図54と図55に示された排液位置までプラグ752を有するコア部分682まで下側バネ710が軸方向に動くのを可能にする工程を含み得る。シール位置は、内側フィルタ支持体654の中空ステム668などのような部分を通る流れを止めることによって、ろ過されていない液体容量部698と、排液開口部669として示される流体出口部との間で流体が流れるのを止めるプラグ752を含んでいる。排液位置は、中空ステム668排液開口部669を通る流れを可能にし、かつ、ろ過されていない液体の容量部698と排液開口部669からの流れを可能にするために内側フィルタ支持体654に対して配置されているプラグ752を含んでいる。
ここでまた、フィルタボウル536中にフィルタカートリッジ538を取り付ける方法もまた明らかである。1つの方法は、フィルタボウル536中にフィルタカートリッジ538配置する工程を含んでいる。この方法は、さらに、フィルタカートリッジ538を配置する間に、コア部分682と内側フィルタ支持体654を取り外すために、コア部分682に対してフィルタカートリッジ538を押す工程を含む。このことは、特に、バスケット720の傾斜表面732に対して第1端部キャップ541のリブ568を係合することによって、バネ744に対してバスケット720の回転を引き起こすことによって、脚722を端部734とガイドレール678の係合684との間でバネで軸方向の側壁から遠い方向に引き離すことによってなされる。次に、脚722は、フィルタ支持体654の外壁670内で軸方向で下向きに動くことが可能となる。次に、係合が外された後で、この方法は、フィルタカートリッジ538とコア部分682の両方を内側フィルタ支持体654に対して軸方向に移動する工程を含む。特に、フィルタカートリッジ538は、フィルタ支持体654に対してバスケット720とコア部分682を軸方向に下向きに押す。次に、このことは、フィルタヘッド532とフィルタボウル536との適切な係合を可能にする。
フィルタシステム530を点検整備するために、フィルタボウル536をフィルタヘッド532から緩める。これがなされるとき、ゆるみ止めバネ716が適所で内側フィルタ支持体654に対して固定されるまで、コア部分682がフィルタ支持体654に対して軸方向に動く。特に、フック806、807の端部808、809は、ガイドレール678の滑走軌道681に沿って端部808、809がスロット714を通ってぱたんと閉まる(snap)まで移動する。ゆるみ止めバネ716が端部808、809でスロット714中に閉じこめられると、コア部分682は多孔性の内側フィルタ支持体654に対して軸方向に固定される。
コア部分682がフィルタ支持体654に対して軸方向で上向きを動くと、ポスト740上のボタン748は、フィルタカートリッジ538の第1端部キャップ541のつかみ構成物576によってつかまれる。フィルタアセンブリ534がフィルタヘッド532から取り外され、フィルタカートリッジ538はフィルタボウル536と留まる。次に、ユーザは、タブ582、583上に人差し指と親指を配置することによって、解放構成物578をつかむ。人はポスト740に向かう方向にタブ582、583を絞るように押す。このことは、指部580、581がボタン748のネック750から半径方向に離れる方向に移動するように指部580、581の偏りを引き起こす。
カートリッジ538がコア部分682からはずされた状態で、ユーザは、フィルタボウル536からカートリッジ538を軸方向に引き出すためにタブ582、583上のグリップを維持することによって、フィルタボウル536からカートリッジ538を取り外す。次に、古いフィルタカートリッジは処分される。
次に、新しいフィルタカートリッジが取り付けられる。フィルタカートリッジを取り付ける方法は、上記記載されており以下に続く。
ろ過方法は、入口導管614を通ってフィルタヘッド532中にろ過される液体を送出する工程を含んでいる。次に、液体は、ろ過されていない液体容量部698中に流れる。第2端部キャップ542と多孔性の内側フィルタ支持体654の基部686との間のシール612および第1端部キャップ541とアダプター564との間のシール612によって、液体がフィルタ媒体544を迂回するのが防がれる。さらに、シール764は、液体が媒体544を迂回することに対するシールを補助する。次に、液体は、フィルタ媒体544を通り、多孔性の内側フィルタ支持体654中の流路672を通り、次に、ろ過された液体の容積部674中に流れる。次に、ろ過された液体は、第1の開いた開口部550(図43)を通り、アダプター564の開いた開口部628を通り、次に、フィルタヘッド532の出口導管616を通って流れる。

Claims (13)

  1. フィルタヘッドに取り付けるためのフィルタアセンブリ中で使用するためのフィルタカートリッジであって、
    (a)前記フィルタアセンブリは、内部容積部を画定する周囲壁と、開いている口部と、前記口部に対向する端部とを含むボウルを有し、
    (b)前記フィルタアセンブリは、前記開いているフィルタ内部中に配置されている多孔性の内側フィルタ支持体を有し、前記多孔性の内側フィルタ支持体は、前記多孔性の内側フィルタ支持体から半径方向の内側に伸びている少なくとも1つの突起物を有し、
    (c)前記フィルタアセンブリは、前記フィルタヘッドが前記ボウルに使用可能に連結するのを防止する第1固定位置と、前記フィルタヘッドを前記ボウルに取り付けるのを可能にする固定されていない位置と、を有するロックアウト機構を有し、前記ロックアウト機構は、前記ボウルの前記開いている口部に向かって軸方向に伸びている溝付壁と、前記ボウルの前記端部に向かって軸方向に伸びている少なくとも1つの片持ちばりの脚と、を含むバスケットを含み、前記バスケットは、中央の長手方向の軸を画定し、
    (i)前記バスケットは、前記少なくとも1つの片持ちばりの脚が前記フィルタ支持体上の前記少なくとも1つの突起物と軸方向で接している前記第1固定位置から、前記少なくとも1つの片持ちばりの脚が前記少なくとも1つの突起物と軸方向に接していない位置でありかつ前記バスケットを前記ボウルの端部に向かう方向へ移動可能にする位置である前記固定されていない位置へ、前記中央の長手方向の軸の周りを回転移動可能であり、
    )前記フィルタカートリッジは、第1の開いている開口部を画定する第1端部キャップを有し、
    (i)前記第1端部キャップが第1端部キャップシール部材を保持し、
    (ii)前記第1端部キャップが前記第1の開いている開口部に沿って並ぶ開口壁を画定し、
    (iii)前記開口壁から前記第1の開いている開口部中に少なくとも第1突起物と第2突起物とが延びており、
    (A)前記第1突起物は、前記第2突起物から前記開口壁に沿って垂直方向に間隔をあけて配置されており、
    (B)前記第1突起物は、前記第2突起物から前記開口壁に沿って周囲方向に間隔をあけて配置されており、
    (iv)前記第1端部キャップは、外側の半径方向表面を有する、軸方向に伸びているネックを画定し、
    (A)前記第1端部キャップシール部材は、前記外側の半径方向表面上の前記軸方向に伸びているネックによって保持されており、
    )前記フィルタカートリッジは、開いているフィルタ内部を画定し、かつ前記第1端部キャップに固定されている第1端部と、対向する第2端部とを有するフィルタ媒体の管状構造物を有し、
    (i)前記第1の開いている開口部が前記開いているフィルタ内部と連結しており、
    )前記フィルタカートリッジは、前記フィルタ媒体の前記第2端部に固定され、かつ前記開いているフィルタ内部に連結する第2の開いている開口部を画定する第2端部キャップを有し、
    (i)前記第2端部キャップは、第2端部キャップシール部材を保持し、
    (g)前記フィルタカートリッジは、前記ボウルの前記内部容積部中に取り外し可能に配置されており、
    (i)前記溝付壁は、前記第1突起物及び前記第2突起物のうちの少なくとも1つと係合することによって、前記第1固定位置から前記固定されていない位置まで前記バスケットを回転するように作られかつ配置されていることを特徴とするフィルタカートリッジ。
  2. (a)前記第1端部キャップの前記第1の開いている開口部は、内径を画定し、
    (b)前記第1突起物は、前記第1の開いている開口部中に前記第1の開いている開口部の内径の40%以下の長さで伸びており、
    (c)前記第2突起物は、前記第1の開いている開口部中に前記第1の開いている開口部の内径の40%以下の長さで伸びており、
    (d)前記第1突起物と前記第2突起物とは、互いに50°以内の角度で間隔をあけて周囲方向に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルタカートリッジ。
  3. (a)前記開口壁から前記第1の開いている開口部中に少なくとも第3突起物が伸びており、
    (i)前記第3突起物は、前記第1突起物と前記第2突起物とから周囲方向に間隔をあけて配置されており、
    (ii)前記第3突起物は、前記第1突起物または前記第2突起物から垂直方向に間隔をあけて配置されており、
    (b)前記開口壁から前記第1の開いている開口部中に少なくとも第4突起物が伸びており、
    (i)前記第4突起物は、前記第1突起物と、前記第2突起物と、前記第3突起物から周囲方向に間隔をあけて配置されており、
    (ii)前記第4突起物は、前記第1突起物、前記第2突起物、または前記第3突起物のうちの2つから周囲方向に間隔をあけて配置されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルタカートリッジ。
  4. (a)前記第1端部キャップは、さらに、前記第1端部キャップの外側リムに隣接する外側表面から前記フィルタ媒体の管状構成物と離れる方向に突き出ている、突出した中央構成物を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちのいずれか1項に記載のフィルタカートリッジ。
  5. (a)前記第1の開いている開口部の中心に配置され、前記第1端部キャップから伸びている、保持機構を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちのいずれか1項に記載のフィルタカートリッジ。
  6. フィルタヘッドに取り付けるためのフィルタアセンブリであって、
    (a)前記フィルタアセンブリは、内部容積部を画定する周囲壁と、開いている口部と、前記口部に対向する端部とを含むボウルを有し、
    (i)前記ボウルの端部は、前記内部容積部と流体連絡する排液開口部を画定し、
    (b)前記フィルタアセンブリは、開いているフィルタ内部を画定するフィルタ媒体の管状構造物を有し、かつ前記ボウルの前記内部容積部中に取り外し可能に配向されている請求項1に記載のフィルタカートリッジを有し、
    (c)前記フィルタアセンブリは、前記開いているフィルタ内部中に配置されている多孔性の内側フィルタ支持体を有し、前記多孔性の内側フィルタ支持体は、前記多孔性の内側フィルタ支持体から半径方向の内側に伸びている少なくとも1つの突起物を有し、
    (d)前記フィルタアセンブリは、前記フィルタヘッドが前記ボウルに使用可能に連結するのを防止する第1固定位置と、前記フィルタヘッドを前記ボウルに取り付けるのを可能にする固定されていない位置と、を有するロックアウト機構を有し、前記ロックアウト機構は、前記ボウルの前記開いている口部に向かって軸方向に伸びている溝付壁と、前記ボウルの前記端部に向かって軸方向に伸びている少なくとも1つの片持ちばりの脚と、を含むバスケットを含み、前記バスケットは、中央の長手方向の軸を画定し、
    (i)前記バスケットは、前記少なくとも1つの片持ちばりの脚が前記フィルタ支持体上の前記少なくとも1つの突起物と軸方向で接している前記第1固定位置から、前記少なくとも1つの片持ちばりの脚が前記少なくとも1つの突起物と軸方向に接していない位置でありかつ前記バスケットを前記ボウルの端部に向かう方向へ移動可能にする位置である前記固定されていない位置へ、前記中央の長手方向の軸の周りを回転移動可能であり、
    (ii)前記溝付壁は、前記第1突起物及び前記第2突起物のうちの少なくとも1つと係合することによって、前記第1固定位置から前記固定されていない位置まで前記バスケットを回転するように作られかつ配置されていることを特徴とするフィルタアセンブリ。
  7. (a)前記バスケットは、前記片持ちばりの脚が前記フィルタ支持体の前記少なくとも1つの突起物に軸方向で隣接している第1固定位置から、前記片持ちばりの脚が前記フィルタ支持体の前記少なくとも1つの突起物に対する側壁を部分的に自由にする第2固定位置まで、回転して移動可能であり、
    (b)前記溝付壁は、少なくとも1つの第1滑走表面を有する第1溝と第2滑走表面を有する第2溝と、を有し、
    (i)前記溝付壁は、前記第1溝の前記第1滑走表面で前記フィルタカートリッジの一部と係合し、かつ前記バスケットを前記第1固定位置から前記第2溝の前記第2滑走表面を露出する前記第2固定位置まで回転するように、作られかつ配置されており、
    (ii)前記第2溝の前記第2滑走表面は、前記フィルタカートリッジを係合し、かつ前記バスケットを前記第2固定位置から前記固定されていない位置まで回転するように、作られてかつ配置されており、
    (c)前記フィルタアセンブリは、ポストと、バスケットホルダとを含み、前記多孔性の内側フィルタ支持体の内部に使用可能に配向されているコア部分を更に有し、
    (i)前記バスケットは、複数の片持ちばりの脚を含み、
    (ii)前記バスケットホルダは、前記ポストに外接しているすきま壁と、前記ポストに前記すきま壁を結合する複数のスポークとを有し、隣接する複数のスポークが、複数の脚収容開口部を画定し、
    (iii)前記バスケットの前記複数の片持ちばりの脚は、前記複数の脚受け入開口部中に伸びており、
    (d)前記バスケットは、前記溝付壁によって外接されている中空カラムを有し、前記ポストが前記中空カラム中を伸びており、
    (e)前記バスケットは、前記中空カラムと前記溝付壁との間に延びている複数のフランジをさらに含み、
    (f)前記フィルタ支持体上の前記少なくとも1つの突起物は、前記コア部分を滑走可能に保持するように作られかつ配置されている、複数のガイドレールを含み、
    (g)前記フィルタアセンブリは、前記バスケットホルダ中で回転可能なバスケットを前記固定位置に片寄らすように、前記フランジの間に配向された使用可能なバネを更に含む、
    ことを特徴とする請求項6に記載のフィルタアセンブリ。
  8. (a)前記フィルタカートリッジは、第1の開いている開口部を画定する第1端部キャップを含み、
    (i)前記第1端部キャップは、前記第1の開いている開口部に沿って並んでいる開口壁を画定し、
    (ii)前記開口壁から前記第1の開いている開口部中に少なくとも第1突起物および第2突起物が伸びており、
    (A)前記第1突起物は、前記第2突起物から前記開口壁に沿って垂直方向に間隔をあけて配置されており、
    (B)前記第1突起物は、前記第2突起物から前記開口壁に沿って周囲方向に間隔をあけて配置されており、
    (1)前記第1突起物は、前記第1溝の前記第1滑走表面と係合するように作られかつ配置されており、
    (2)前記第2突起物は、前記第2溝の前記第2滑走表面と係合するように作られかつ配置されていることを特徴とする請求項6に記載のフィルタアセンブリ。
  9. (a)前記フィルタカートリッジは、第1の開いている開口部を画定する第1端部キャップを含み、
    (b)前記バスケットは、前記片持ちばりの脚が前記フィルタ支持体上の前記少なくとも1つの突起物に軸方向で隣接している第1固定位置から、前記片持ちばりの脚が前記フィルタ支持体上の前記少なくとも1つの突起物に対して側壁から部分的に自由である第2固定位置まで、回転して移動可能であり、
    (c)前記溝付壁は、少なくとも第1滑走表面を有する第1溝と第2滑走表面を有する第2溝とを有し、
    前記フィルタアセンブリは、さらに、
    (d)前記バスケットの周りに使用可能に取り付けられ、アダプター開口部を画定しかつ開口壁を有する、アダプターリングを含み、
    (i)少なくとも第1および第2突起物は、前記開口壁から前記アダプター開口部中に伸びている前記突起物構成物であり、
    (A)前記第1突起物は、前記第2突起物から前記開口壁に沿って垂直方向に間隔をあけて配置されており、
    (B)前記第1突起物は、前記第2突起物から前記開口壁に沿って周囲方向に間隔をあけて配置されており、
    (1)前記第1突起物は、前記第1溝の前記第1滑走表面に係合するように作られかつ配置されており、
    (2)前記第2突起物は、前記第2溝の前記第2滑走表面に係合するように作られかつ配置されていることを特徴とする請求項6に記載のフィルタアセンブリ。
  10. (a)前記フィルタアセンブリは、シール位置と排液位置との間に移動可能に配置された、プラグを含む排液弁アセンブリを更に含み、
    (i)前記シール位置は、前記ボウルの前記内部容積部と前記排液開口部との間の流体が流れるのを止める前記プラグを含み、
    (ii)前記排液位置は、前記ボウルの前記内部容積部から前記排液開口部まで流体が流れるのを可能にするように、前記ボウルに対して配置されている前記プラグを含み、
    (b)前記フィルタアセンブリは、前記多孔性の内側フィルタ支持体の内部中に使用可能に配置されたコア部分を更に有し、前記コア部分は、係合位置と解放位置との間で移動可能に配置されているヘッドを有するポストを含み、
    (i)前記係合位置は、前記プラグを前記シール位置に押し込むように前記プラグに対して配置されている前記ヘッドを含み、
    (ii)前記解放位置は、前記プラグが前記排液位置まで動くのを可能にするように、前記プラグから間隔を空けて配置されている前記ヘッドを含む、ことを特徴とする請求項6に記載のフィルタアセンブリ。
  11. 請求項6乃至10のうちのいずれか1項に記載のフィルタアセンブリを有するフィルタシステムであって、
    (a)前記フィルタシステムは、前記ボウルに選択的に接続可能なフィルタヘッドを有し、
    (i)前記ボウルと前記フィルタヘッドとは、前記ボウルが前記口部で選択的に取り外し可能に前記フィルタヘッドに取り付けられるのを可能にする適合構造を有することを特徴とするフィルタシステム。
  12. フィルタカートリッジをボウルに設置する方法であって、
    (a)前記方法は、フィルタ媒体の管状構造物を有する請求項1に記載のフィルタカートリッジを開いた口部を有するボウルに配置する工程を有し、
    (i)前記ボウルは、その中に取り付けられた内側フィルタ支持体を有し、
    (ii)前記ボウルは、さらに前記内側フィルタ支持体内にコア部分を有し、前記コア部分が前記ボウルの前記開いた口部に向かう方向で軸方向に伸びている溝付壁を有するバスケットを保持し、前記バスケットは中央の長手方向の軸を画定し、前記バスケットは、前記中央の長手方向の軸の周りを回転して移動可能であり、
    (iii)前記コア部分と前記内側フィルタ支持体とは、ロックアウト機構の一部として互いに係合し、
    (b)前記方法は、前記配置する工程の間に、前記フィルタカートリッジを前記バスケットに押しつけて前記バスケットを回転して前記コア部分と前記内側フィルタ支持体を取り外す工程を有し、
    (c)前記方法は、前記取り外した後に、前記フィルタカートリッジと前記コア部分の両方を前記内側フィルタ支持体に対して軸方向に移動する工程を有することを特徴とする方法。
  13. (a)前記バスケットは、前記ボウルの端部に向かう方向で軸方向に伸びている少なくとも1つの片持ちばりの脚を含み、
    (b)前記内側フィルタ支持体は、少なくとも1つの内側方向で半径方向に伸びている突起物を含み、
    (c)前記押しつける工程は、
    (i)前記フィルタカートリッジから前記バスケットの前記溝付壁に対して伸びている第1突起物を係合して、前記バスケットを少し回転する工程と、
    (ii)次に、前記フィルタカートリッジから前記バスケットの前記溝付壁に対して伸びている第2突起物を係合して、前記バスケットを、前記片持ちばりの脚を前記内側フィルタ支持体上で前記内側方向で半径方向に伸びている突起物に対する係合から更に回転して移動する工程と、
    を有することを特徴とする請求項12に記載の方法。
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