JP5192168B2 - 設定情報管理システム、設定情報管理方法、バックアッププログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

設定情報管理システム、設定情報管理方法、バックアッププログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、血液分析装置や尿中有形成分分析装置等の試料分析装置に対して、その設定情報の取得、管理、及び復元(リストア)等を可能とする設定情報管理システム、設定情報管理装置、設定情報管理方法、バックアッププログラム及び記憶媒体に関する。
近年、血液や尿等を試料とする分析装置は、試料の測定を行う測定部と、測定部が出力した測定結果のデータを処理する処理コンピュータとによって構成するのが一般的である。このような分析装置では、処理コンピュータに故障や不具合が生じた場合には、当該処理コンピュータの初期化や交換を行わなければならい。この際、サービスマンが分析装置の測定データ処理用プログラムやOS(オペレーティングシステム)等をリカバリCD等から処理コンピュータへ再インストールし、各プログラムの環境を設定することによって処理コンピュータの復旧が行われている。
一方、下記特許文献1には、試料の分析装置において、装置内の登録情報をバックアップするバックアップ手段とリカバリするリカバリ手段とを備え、登録情報を記憶しておくハードディスクと、バックアップ情報(バックアップした登録情報)を記憶するハードディスクとを物理的に分ける技術が開示されている。
特開2001−281258号公報
上記の特許文献1に開示されている分析装置にあっては、バックアップ手段やリカバリ手段が分析装置に設けられており、これらの手段を用いてその分析装置におけるデータのバックアップやリストアを実行している。かかる特許文献1には、分析装置に設けられたバックアップ手段及びリストア手段を用いて他の分析装置のデータのバックアップ及びリストアを実施する構成については記載されていない。しかしながら、サービスマンは通常多様な機種の分析装置を取り扱う必要があり、それぞれの機種についてデータのバックアップ及びリストアを実施することが必要とされる。したがって、上述のような従来の技術では、分析装置の機種毎に専用のバックアッププログラム及びリストアプログラムを作成する必要があり、プログラムの作成にかかるコストや工数が嵩むという問題があった。
また、上記特許文献1に記載された分析装置では、分析装置にデータのバックアップ用のハードディスクが設けられているため、分析装置のユーザーがバックアップデータを管理する必要がある。また、複数の分析装置それぞれのバックアップデータを分析装置毎に個別に管理する必要があり、ユーザーにとって負担が大きかった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、複数の分析装置又は複数種類の分析装置の設定情報を容易にバックアップすることができる設定情報管理システム、設定情報管理方法、バックアッププログラム及び記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明の設定情報管理システムは、試料の測定を行い、測定結果データを出力する測定部と、当該測定部から出力された測定結果データを処理する処理コンピュータとを備えた複数の種類の分析装置と、
バックアッププログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な可搬型記憶媒体とを備え、
前記バックアッププログラムが、
当該バックアッププログラムが分析装置の処理コンピュータによって実行されたときに、当該処理コンピュータのオペレーティングシステムの種類と当該分析装置の機種とを判定する判定手段、
前記判定手段による判定結果に基づいて、当該分析装置が備える処理コンピュータに導入されたプログラムの設定情報を、前記処理コンピュータから取得する設定情報取得手段、及び
前記設定情報取得手段によって取得された設定情報を前記記憶媒体に記憶させる記憶手段
として前記処理コンピュータを機能させるように構成されていることを特徴とする。
これによれば、上記バックアッププログラムを用いることによって複数の種類の分析装置についての設定情報を取得することができる。したがって、分析装置の種類毎にバックアッププログラムを作成する必要がなく、作成にかかるコストや工数を低減することができる。
上記設定情報管理システムにおいて、複数の種類の分析装置から取得された設定情報を格納する設定情報管理装置をさらに備えることが好ましい。これによって、複数の種類の分析装置についての設定情報を設定情報管理装置によって一括で管理することができ、設定情報をユーザが分析装置毎に管理する必要が無く、ユーザの負担を軽減することが可能となる。また、設定情報管理装置を分析装置の保守サービスを行うサービス業者(分析装置メーカ等)が保有することで、ユーザが設定情報を管理する必要が無くなるとともに、サービス業者にとっても分析装置毎に設定情報を管理する必要が無く、容易に設定情報を管理することが可能となる。
この場合、バックアッププログラムは、記憶媒体に記憶された設定情報を送信する送信手段としてコンピュータを機能させるように構成され、設定情報管理装置は、送信手段によって送信された設定情報を記憶する記憶手段を備えていることが好ましい。これによって、複数の種類の分析装置についての設定情報を設定情報管理装置に容易に登録することができる。
上記設定情報管理システムにおいて、前記バックアッププログラムは、前記設定情報管理装置に格納されている設定情報を特定する特定情報の入力を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた前記特定情報を送信する特定情報送信手段としてコンピュータを機能させるように構成されており、前記設定情報管理装置は、前記特定情報送信手段によって送信された特定情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記特定情報によって特定される設定情報を送信する送信手段とを備え、前記バックアッププログラムは、前記設定情報管理装置から送信された設定情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した設定情報を、前記記憶媒体に記憶させる第2記憶手段としてコンピュータを機能させるように構成されていることが好ましい。これにより、遠隔地のコンピュータから設定情報管理装置にアクセスすることで、設定情報管理装置に格納されている設定情報を取り出して前記記憶媒体に記憶させ、その後のリストア等の作業に用いることができる。
また、本発明の設定情報管理システムは、試料の測定を行い、測定結果データを出力する測定部と、当該測定部から出力された測定結果データを処理する処理コンピュータとを備えた複数の種類の分析装置と、
前記複数の種類の分析装置が備える処理コンピュータに導入されたプログラムの設定情報を格納する設定情報管理装置と、
バックアッププログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な可搬型記憶媒体とを備え、
前記バックアッププログラムが、
当該バックアッププログラムが分析装置の処理コンピュータによって実行されたときに、当該処理コンピュータのオペレーティングシステムの種類と当該分析装置の機種とを判定する判定手段、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記バックアッププログラムが実行された前記処理コンピュータに導入されたプログラムの設定情報を、前記処理コンピュータから取得する設定情報取得手段、及び
前記設定情報取得手段によって取得された設定情報を前記記憶媒体に記憶させる記憶手段
として前記処理コンピュータを機能させ、
前記記憶媒体に記憶された設定情報を前記設定情報管理装置へ送信する送信手段としてコンピュータを機能させるように構成されていることを特徴とする。
これによれば、バックアッププログラムを用いることによって、分析装置の処理コンピュータに導入されているプログラムの設定情報を取得し、この設定情報を可搬式記憶媒体に記憶することができる。また、送信手段によって設定情報管理装置に設定情報を送信し、複数の分析装置についての設定情報を設定情報管理装置によって一括で管理することができ、設定情報をユーザが分析装置毎に管理する必要が無く、ユーザの負担を軽減することが可能となる。さらに、設定情報管理装置を分析装置の保守サービスを行うサービス業者(分析装置メーカ等)が保有することで、ユーザが設定情報を管理する必要が無くなるとともに、サービス業者にとっても分析装置毎に設定情報を管理する必要が無く、容易に設定情報を管理することが可能となる。
前記バックアッププログラムは、前記設定情報管理装置に格納されている設定情報を特定する特定情報を送信する特定情報送信手段と、前記特定情報送信手段によって送信された特定情報によって特定される設定情報を、前記設定情報管理装置から受信する受信手段と、前記受信手段によって受信した設定情報を、前記記憶媒体に記憶させる第2記憶手段としてコンピュータを機能させるように構成されていることが好ましい。これによって、遠隔地のコンピュータから設定情報管理装置にアクセスすることで、設定情報管理装置に格納されている設定情報を取り出して前記記憶媒体に記憶させ、その後のリストア等の作業に用いることができる。
前記バックアッププログラムは、記憶媒体に記憶された設定情報を処理コンピュータに復元する復元手段として、処理コンピュータを機能させるように構成されていることが好ましい。これによって、分析装置に対する設定情報の取得からリストアまでを前記バックアッププログラムによって行うことができる。
前記設定情報取得手段は、前記分析装置を制御するための分析プログラムの設定情報と、それ以外の関連プログラムの設定情報とを取得するように構成されていることが好ましい。処理コンピュータはパーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータによって構成されていることが多く、分析装置の処理コンピュータとして正常に機能させるためには、分析プログラム以外に関連プログラム(オペレーティングシステム等)の設定も必要となる。したがって、関連プログラムの設定情報もバックアップしておかなければ、リストアの際にサービスマンが手作業で関連プログラムの設定を行わなければならない。上記構成とすることによって、関連プログラムの設定情報のバックアップも可能となる。
また、前記関連プログラムの設定情報は、前記処理コンピュータが外部と通信を行うための通信用の設定情報(例えば、OSの設定情報であるIPアドレスやDNSサーバのアドレス等)であることが好ましい。関連プログラムの設定情報には、外部と通信を行うための設定情報が含まれていることが多い。例えば、分析装置の測定部との通信を行うためにも通信設定が必要となる場合がある。したがって、上記構成とすることにより、通信用の設定情報を容易にバックアップすることができ、リストアの際には前記処理コンピュータを外部のコンピュータ等と通信可能な状態にまで復旧することができる。
前記設定情報管理装置は、複数の分析装置毎に、分析装置を特定する特定情報と、当該特定情報によって特定される分析装置に導入されたプログラムの設定情報とを対応付けて記憶するデータベースと、外部の通信装置から、分析装置を特定する特定情報と、当該特定情報によって特定される分析装置に導入されたプログラムの設定情報とを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記特定情報と前記設定情報とを前記データベースに登録する登録手段とを備えていてもよい。これによれば、設定情報をユーザが分析装置毎に管理する必要が無く、ユーザの負担を軽減することが可能となる。また、設定情報管理装置を分析装置の保守サービスを行うサービス業者(分析装置メーカ等)が保有することで、ユーザが設定情報を管理する必要が無くなるとともに、サービス業者にとっても分析装置毎に設定情報を管理する必要が無く、容易に設定情報を管理することが可能となる。
また、設定情報管理装置は、前記データベースに登録されている設定情報を特定する特定情報を外部の通信装置から受け付ける受付手段と、受け付けた特定情報に対応する前記設定情報を前記通信装置に送信する送信手段を備えていることが好ましい。これによれば、外部の通信装置からの要求に応じてデータベースに登録してある設定情報を当該通信装置に送信することができ、サービスマンが遠隔地から容易に設定情報を取得することが可能となる。
また、本発明の設定情報管理方法は、分析装置が備える処理コンピュータによって可搬型記録媒体に記憶されたバックアッププログラムを実行することにより、複数の種類の分析装置のから当該バックアッププログラムが実行された分析装置が備える処理コンピュータのオペレーティングシステムの種類と当該分析装置の機種とを判定するステップと、判定結果に基づいて、前記処理コンピュータに導入されたプログラムの設定情報を取得するステップと、取得された設定情報を前記可搬型記憶媒体に記憶させるステップと、を行うことを特徴とする。
これによれば、バックアッププログラムを用いることによって複数の種類の分析装置についての設定情報を取得することができるので、分析装置の種類毎にバックアッププログラムを作成する必要がなく、作成にかかるコストや工数を低減することができる。
本発明の記憶媒体は、複数の種類の分析装置によって実行可能なバックアッププログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な可搬型記憶媒体であって、前記バックアッププログラムが、当該バックアッププログラムが分析装置が備える処理コンピュータによって実行されたときに、当該処理コンピュータのオペレーティングシステムの種類と当該分析装置の機種とを判定する判定手段、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記バックアッププログラムが実行された前記処理コンピュータに導入されたプログラムの設定情報を、当該処理コンピュータから取得する設定情報取得手段、及び前記設定情報取得手段によって取得された設定情報を当該記憶媒体に記憶させる記憶手段として前記処理コンピュータを機能させ、且つ、前記バックアッププログラムが、設定情報を格納する設定情報管理装置と通信可能に接続されたコンピュータによって実行されたときに、当該記憶媒体に記憶された設定情報を、前記設定情報管理装置へ送信する送信手段として前記コンピュータを機能させるように構成されていることを特徴とする。
これによれば、バックアッププログラムを用いることによって分析装置の処理コンピュータに導入されているプログラムの設定情報を取得し、この設定情報を可搬式記憶媒体に記憶することができる。また、送信手段によって設定情報管理装置に設定情報を送信し、複数の分析装置についての設定情報を設定情報管理装置によって一括で管理することができ、設定情報をユーザが分析装置毎に管理する必要が無く、ユーザの負担を軽減することが可能となる。さらに、設定情報管理装置を分析装置の保守サービスを行うサービス業者(分析装置メーカ等)が保有することで、ユーザが設定情報を管理する必要が無くなるとともに、サービス業者にとっても分析装置毎に設定情報を管理する必要が無く、容易に設定情報を管理することが可能となる。
本発明のバックアッププログラムは、複数の種類の分析装置によって実行可能なバックアッププログラムであって、当該バックアッププログラムが分析装置が備える処理コンピュータによって実行されたときに、当該処理コンピュータのオペレーティングシステムの種類と当該分析装置の機種とを判定する判定手段、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記処理コンピュータに導入されたプログラムの設定情報を当該処理コンピュータから取得する設定情報取得手段、及び前記設定情報取得手段によって取得された設定情報を記憶媒体に記憶させる記憶手段として、前記処理コンピュータを機能させるように構成されていることを特徴とする。
これによれば、バックアッププログラムを用いて複数の種類の分析装置についての設定情報を取得することができるので、分析装置の種類毎にバックアッププログラムを作成する必要がなく、作成にかかるコストや工数を低減することができる。
本発明によれば、複数種類の分析装置の設定情報を容易にバックアップすることができ、バックアップした設定情報の管理負担を軽減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る設定情報管理システムの構成を示す図である。この図を参照して、本実施形態の設定情報管理システムの概略を説明する。設定情報管理システムは、試料の測定や分析を行う分析装置1,100と、分析装置1,100及び他の分析装置(図示せず)の各種設定値(設定情報)を一元管理する管理装置2とを備えている。分析装置1及び100と管理装置2とは物理的に離れた場所(建物)に設置されている。例えば、分析装置1は病院や大学等の施設3に設置され、分析装置100は施設3とは異なる施設103に設置され、管理装置2は、分析装置1のメーカー等による保守サービスのための管理センター4に設置される。分析装置1と管理装置2との間では、分析装置1の各種設定値のやりとりが行われ、このやりとりには、送受信用コンピュータ5や、プログラム(バックアッププログラム)を記憶したリムーバブル式(着脱式、可搬式)の記憶媒体6、ネットワーク7等が介在する。
送受信用コンピュータ5は、例えば、保守サービスのために地域に設けられた事業所8や販売店、或いは、施設3などに設置され、管理センター4の管理装置2と社内LAN、専用回線、VPN等のセキュアなネットワーク7で接続されている。記憶媒体6のプログラムは、施設3の分析装置1から各種設定値を取得し、また、逆に分析装置1に設定値をリストア(復元)する作業と、事業所8において送受信用コンピュータ5と管理装置2又はDB(データベース)管理者のコンピュータ(図示せず)との間でネットワーク7を介して設定値の送受信をする作業とを行うために用いられる。以下、分析装置1及び100、管理装置2、並びに記憶媒体6(専用プログラム)の詳細な内容について説明する。
〔分析装置1,100の構成〕
この設定情報管理システムは、例えば、血球分析装置、尿中成分分析装置、免疫分析装置、生化学免疫装置等の様々な種類の分析装置の利用が可能である。また、例えば同じ血球分析装置の異なる機種でも当該システムを利用することができる。本実施の形態に係る分析装置1及び100は、多項目血球分析装置である。多項目自動血球分析装置1及び100は、検体(試料)である血液の測定を行い、その測定結果の分析を行うものである。分析装置1は、血液中の血球を測定する測定部10と、測定結果の処理を行う処理コンピュータ50とから構成される。
測定部10は、電気抵抗式および半導体レーザを使用したフローサイトメータ方式により、血液試料の血球計数項目(CBC)、白血球分類項目(DIFF)、および網状赤血球項目(RET)の測定を行う。CBC項目は、赤血球数(RBC)、白血球数(WBC)、血小板数(PLT)、ヘモグロビン量(HGB)、ヘマトクリット値(HCT)等を含む。また、測定部10と処理コンピュータ50とは通信回線40を介して通信プロトコルの一種であるTCP/IP方式にて相互にデータ送信可能に接続されている。
〔測定部10の構成〕
図2は、多項目自動血球分析装置1の測定部10の構成を示す図である。本装置1では、図示しない検体ラックに収納された検体容器に採取された血液の分析を行うことができる。測定部10は、検体ラックを移送して所定位置に自動的にセットするためのラック移送部12、検体ラックに貼付されたバーコードを読取るバーコードリーダ14、検体ラックから検体容器を取り出す検体取り出し部16、取り出された検体容器から検体(血液)を自動的に吸引する自動吸引部18、手動でセットされた検体容器から検体を吸引する手動吸引部20、複数の試薬を収納する試薬収納部22、試薬収納部22に収納されている試薬から検査に必要な試薬を取り出す定量ポンプ部24、血球計数項目、白血球分類項目、及び網状赤血球項目の測定を行う検出部26、検出部26に必要量の試薬及び検体を定量して送り込むサンプリングバルブ28、測定後の試薬及び検体を一時的に蓄えて排出するための排液処理部30、バルブ等圧力気体が必要な各部に圧力を供給する空圧源32、これらの各部に設けられ、その動作状況を監視する各部のセンサ(センサ12S〜センサ32S)、各部のセンサから情報を取得して測定部10内の各部を動作制御し、また測定によって得られたデータを解析して測定結果データを取得するための測定部制御装置34、さらに、測定部制御装置34を処理コンピュータ50(図1)にTCP/IP接続するためのインターフェース36とから構成されている。また、各部にトラブルが生じた際に測定部制御装置34を介して信号を受け取ってアラーム音を発したり、後述する処理コンピュータ50において入力が適切でないと判断された際にアラーム音(エラー音ともいう)を発したりするためのアラームブザー38を備える。
したがって測定部10は、上述したような各部(コンポーネント)が互いに連携しあって測定に必要な動作が実行できるように構成されている。また、測定部10は、測定結果その他の情報を処理コンピュータ50に送信したり、動作指令その他の情報を処理コンピュータ50から受信したりすることができる。
〔処理コンピュータ50の構成〕
図3は、多項目自動血球分析装置1の処理コンピュータ50の構成を示す図である。この処理コンピュータ50は、本体部52と表示部(表示装置)54とを主に備え、測定部10から受け取った測定結果の表示処理、測定部10へ動作指令を送信する処理、分析装置1の操作用の画面を表示部54に表示させる処理、及びその他の処理を行う。
本体部52は、CPU56、ROM58、及びRAM60を搭載するメインボード62、CDROMドライブ64、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(以下、FDドライブという)66、ハードディスクドライブ(以下、HDDという)68を含む。また、本体部52は、入力部としてキーボード70、マウス72を備えている。さらに、本体部52は、測定部10とTCP/IP接続するためのインターフェース74を備えている。
この本体部52は、Windows(登録商標)等のオペレーティングシステム(以下、OSという)68aをHDD68にインストールしてある市販のパーソナルコンピュータを用いることができる。表示部54には、TFTカラー液晶表示ディバイスやCRT等の表示装置が用いられる。また、表示部54には入力機能を具備するタッチスクリーンを用いてもよい。CPU56が後述する分析プログラムを実行することにより、表示部54には、分析装置1に各種動作を行わせるための命令を入力するための各種アイコンの表示を含む操作画面が表示される。この操作画面から、ユーザーが動作命令を入力し、インターフェース74を介して測定部10に動作命令を出力することができる。また、本体部52は、インターフェース74を介して測定部10から送信された測定結果データ及び装置の動作状態データ等を受け取り、検体の分析結果および装置の動作状態をこの表示部54に表示することができるようになっている。
上記の動作制御、すなわち、ユーザーによる動作命令の入力、動作命令の出力、測定部から送られてくる測定結果データ、装置の動作状態データ等の受信、分析結果の表示等の一連の処理は、HDD68内にインストールされた分析プログラム68bを実行することにより処理コンピュータ50により実現される。この分析プログラム68bは、OS上で動作するアプリケーションプログラムである。
次に、多項目自動血球分析装置100の構成について説明する。分析装置100は、血液中の血球を測定する測定部110と、測定結果の処理を行う処理コンピュータ150とから構成される。
測定部110は、電気抵抗式および半導体レーザを使用したフローサイトメータ方式により、血液試料の上述した分析装置1と同様、CBC項目、DIFF項目、およびRET項目の測定を行う。
また、測定部110と処理コンピュータ150とは通信回線40を介して通信プロトコルの一種であるTCP/IP方式にて相互にデータ送信可能に接続されている。
〔測定部110の構成〕
図4は、多項目自動血球分析装置100の測定部110の構成を示す図である。本装置では、検体容器(採血管)に採取された血液の分析を行うことができる。測定部110は、検体容器に貼付されたバーコードを読取るバーコードリーダ114、検体の吸引を行うために検体容器を測定部110の内部に取り込み、また検体の吸引が終了した検体容器を測定部110の外側に送り出す検体容器セット部116、検体容器セット部116により取り込まれた検体容器から検体(血液)を自動的に吸引する自動吸引部118、複数の試薬を収納する試薬収納部122、試薬収納部122に収納されている試薬から検査に必要な試薬を取り出す定量ポンプ部124、血球計数項目、白血球分類項目、及び網状赤血球項目の測定を行う検出部126、測定後の試薬及び検体を一時的に蓄えて排出するための排液処理部130、バルブ等圧力気体が必要な各部に圧力を供給する空圧源132、これらの各部に設けられ、その動作状況を監視する各部のセンサ(センサ114S〜センサ132S)、各部のセンサから情報を取得して測定部110内の各部を動作制御し、また検出部126から出力された信号を処理し、測定結果データを取得するための測定部制御装置134、さらには、測定部制御装置134を処理コンピュータ150(図1)にTCP/IP接続するためのインターフェース136とから構成されている。また、各部にトラブルが生じた際に測定部制御装置134を介して信号を受け取ってアラーム音を発したり、後述する処理コンピュータ150において入力が適切でないと判断された際にアラーム音(エラー音ともいう)を発したりするためのアラームブザー138を備える。この分析装置100では、自動吸引部118にて必要量の検体を定量し、また定量ポンプ部124にて必要量の試薬を定量して、これらの検体と試薬とを混合させて検出部126に送出するようになっている。
したがって測定部110は、上述したような各部(コンポーネント)が互いに連携しあって測定に必要な動作が実行できるように構成されている。また、測定部110は、測定結果その他の情報を処理コンピュータ150に送信したり、動作指令その他の情報を処理コンピュータ150から受信したりすることができる。
〔処理コンピュータ150の構成〕
図5は、多項目自動血球分析装置100の処理コンピュータ150の構成を示す図である。この処理コンピュータ150は、ハードディスクドライブ168にオペレーティングシステム168a、及び分析プログラム168bがインストールされている。CPU156が分析プログラム168bを実行することにより、ユーザーによる動作命令の入力、動作命令の出力(送信)、測定部から送られてくる測定データ、装置の動作状態データ等の受信、測定データの解析、分析結果の表示等の処理が行われる。この分析プログラム168bは、OS上で動作するアプリケーションプログラムである。なお、処理コンピュータ150のその他の構成は、上述した処理コンピュータ50の構成と同様であるので、その説明を省略する。
上述したように、分析装置1及び100においては、分析プログラムをOS上で動作するアプリケーションプログラムとしたので、処理コンピュータ50,150を構成するパーソナルコンピュータのハードウェアとして、汎用のコンピュータを用いることができる。また、ユーザー側で分析プログラムをコンピュータへインストールができるようにすることにより、分析プログラムの改訂作業を簡単に行うことができる。
前記本体部52,152のHDD68,168にインストールされているOSや分析プログラムには、各種の設定値(設定情報)が含まれている。例えば、分析プログラムには、分析装置1固有の測定用設定値、分析用設定値、測定データや分析結果等の出力用設定値等の様々な設定値が含まれている。OSには、TCP/IP等の通信プロトコルに関する設定値や、周辺機器を制御するドライバに関する設定値等が含まれている。また、本体部52,152のHDD68,168には、OS68a,168aや分析プログラム68b,168b以外の補助プログラム68c,168c、例えば、分析装置1をリモート操作可能にするリモート操作用プログラム等がインストールされており、その補助プログラムにも種々の設定値が含まれている。
分析装置1,100を施設3,103に導入する際には、上記分析プログラム68b,168b、補助プログラム68c,168c及びOS68a,168aが予め本体部52,152のHDD68,168にインストールされた状態で、施設3,103に分析装置1,100が納入される。そして、これらのプログラムについて必要な設定値をサービスマンが入力することによって、分析装置1,100が稼働可能な状態となる。
本実施形態の設定情報管理システムでは、上記のように分析装置1,100が稼働可能な状態となったときに、各種プログラムについての設定値を分析装置1,100から取得(バックアップ)し、これを管理装置2(図1)に送信して遠隔管理を行う。また、必要に応じて、管理装置2から設定値を受信し、分析装置1,100の制御部にリストア(復元)する。このような設定値の取得、送受信、復元の機能は、次に詳述するバックアッププログラムを用いることによって実現される。なお、以下の説明においては、説明を簡単にするために、バックアッププログラムにより一方の分析装置1の設定値をバックアップする場合のみについて説明するが、他方の分析装置100の設定値をバックアップする場合も同様の手順となる。
図1に示すように、バックアッププログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク(以下、FDという)で例示するリムーバブル式の記憶媒体6に保存されている。このFD6を、分析装置1の処理コンピュータ50のFDドライブ66(図3)に挿入することによって、当該処理コンピュータ50においてバックアッププログラムを実行することができる。
このバックアッププログラムは、バックアッププログラムが実行された分析装置1の種類を判定する判定手段としての機能と、判定結果に基づいて、当該分析装置1が備える処理コンピュータ50に導入されたプログラムの設定値(設定情報)を、前記処理コンピュータ50から取得する取得手段(設定情報取得手段)としての機能と、取得した設定値を記憶媒体6に記憶させる記憶手段としての機能とを処理コンピュータ50によって実現させるように構成されている。また、バックアッププログラムは、事業所8(図1)に設置された送受信用コンピュータ5によって、記憶媒体6に記憶された設定値を送信する送信手段及び管理装置2から設定値を受信する受信手段としての機能等を実現させるように構成されている。送信手段及び受信手段は、管理センター4と施設3とがネットワーク7で繋がっている場合には、当該施設3に設置された処理コンピュータ50や他のコンピュータによって実現させることもできる。
〔バックアッププログラムの詳細〕
図6は、バックアッププログラムを実行したときのCPUの処理手順を示すフローチャートである。サービスマンは、バックアッププログラムを記録したFD6を、処理コンピュータ50のFDドライブ66に挿入し、OSに装備されたディスク表示プログラム(マイコンピュータ等)を用いてFD6に保存されているファイルを表示部54に表示する。表示されたファイルの中には「MENUショートカット」というファイルがあり、これをダブルクリックして実行(起動)すると、バックアッププログラムが実行される。バックアッププログラムが実行されると、CPU56は、ステップS1において、FD6に施設情報、機種、S/N(シリアルナンバー)、送信者のアドレス等が既に保存されているか否かを判別する。これらの情報が保存されている場合には、CPU56は、これらの情報を処理コンピュータ50のRAM60等の記憶部に読み込ませる(ステップS2)。施設3に分析装置1を設置した後初めて設定値取得の操作を行う場合、FD6には、施設情報、機種、S/N(シリアルナンバー)、送信者のアドレスは保存されていないので、これらの読み込みは行われず、ステップS3に進む。ステップS3において、CPU56は、処理コンピュータ50の記憶部から、OSの種類やバージョン等のOS情報、コンピュータ名(端末名)、処理コンピュータ50にログインした際のログイン名を取得する。そして、ステップS4において、CPU56は、後述するメニュー画面Wを処理コンピュータ50の表示部54に表示する。このメニュー画面Wの最下部には、ステップS3で取得した情報(端末名及びログイン名)が表示される。取得されたOS情報は、後述する設定値取得処理の際に用いられる。
図7は、バックアッププログラムを実行した際に、図3の表示部54に表示されるメニュー画面W(操作画面)を示す模式図である。メニュー画面Wの上端部には、プログラム名(「設定値BUCKUP」)が表示されたタイトルバーTBが設けられており、その下側の機能表示部W1の左側には、複数の機能ボタン(アイコン)F1〜F7が上下方向に配列されている。これらの機能ボタンF1〜F7をサービスマンが選択(クリック)することによってバックアッププログラムの各機能が実行される。機能ボタンは、上から順に「設定値圧縮取得」ボタンF1、「圧縮設定値ファイル表示」ボタンF2、「圧縮設定値リストア」ボタンF5、「設定値クリア」ボタンF6、「管理センタから受信」ボタンF4、「管理センタに送信」ボタンF3、「ipconfigヘルプ」ボタンF7となっている。このうちF1,F2,F5〜F7の機能ボタンは、分析装置1の処理コンピュータ50により実行され、F3,F4の機能ボタンは事業所8の送受信用コンピュータ5(場合によっては施設3内の送受信用コンピュータ)により実行される。また、F1,F2,F4〜F6の機能ボタンの右側には、各機能の説明が文字表示され、F3の機能ボタンの右側には、手動で情報を入力するための入力枠C1〜C4が配置されている。
サービスマンは、入力枠C1〜C4に施設情報、機種、S/N(シリアルナンバー)、送信者のアドレスを新たに入力することが可能である。CPU56は、図6のステップS5において、施設情報、機種、S/N(シリアルナンバー)、送信者のアドレスの入力を受け付けたか否かを判別する。機種名(C1)には、バックアッププログラムが対応している分析装置1の機種名がプルダウンメニューで列挙されており、その中から選択する形式となっている。施設/機器情報(C3)は、他人が見て他の施設と区別できるように、サービスマンが独自に記述することができる。このうち、機種名(C1)及びシリアルナンバー(C2)は、分析装置1を特定するための特定情報となる。なお、本実施形態ではサービスマンが機種名やシリアルナンバーを手動で入力する構成について述べたが、これに限定されるものではなく、機種名やシリアルナンバーを処理コンピュータ50から自動的に取得し、自動で入力することも可能である。また、入力枠C1〜C4への情報の入力は、後述の設定値の送信処理の際に送受信用コンピュータ5にて実施することも可能である。このようにサービスマンによる施設情報、機種、S/N、送信者のアドレスの入力を受け付けた場合には、CPU56は、ステップS6においてこれら入力された情報をFD6に保存し、ステップS7に処理を進める。
次に、図6において、CPU56は、動作指示を受け付けたか否か、すなわち、上述した機能ボタンF1〜F7のいずれかの選択を受け付けたか否かを判別する(ステップS7)。機能ボタンF1の選択を受け付けた場合、すなわち、図7のメニュー画面Wにおいて、最上位に配置された「設定値圧縮取得」ボタンF1をサービスマンが選択(クリック)した場合には、CPU56は、以下に詳述する設定値取得処理を実行する(ステップS8a)。
〔設定値取得処理〕
図8は、設定値取得処理の処理手順を示すフローチャートである。この設定値取得処理は、上述の判定手段、設定情報取得手段としての機能及び記憶手段としての機能を処理コンピュータ50に実行させるものである。ステップS101において、処理コンピュータ50のCPU56は、処理コンピュータ50に導入されているOSの種類を判別する。次に、CPU56は、ステップS102,S105,S110においてOSの種類ごとに分析装置1の機種を判別する。換言すれば、CPU56は、分析装置の種類を特定する特定情報を取得する。これは、次の理由による。
処理コンピュータ50に導入されている各プログラムの設定値は、分析装置の機種によって処理コンピュータ50上の格納場所(ディレクトリ)が異なる。また、設定値が格納されたファイルの名称も、分析装置の機種によって異なっている。したがって、機種に応じた設定値取得処理を行う必要があり、そのためには機種の判別を行わなければならない。しかし、古い処理コンピュータ50を用いた機種は処理速度が遅いため、分析装置1の全ての機種についての判別処理を行うと非常に時間がかかる。処理コンピュータ50に導入されているOSの種類(バージョン)は、分析装置1の機種や発売時期によって異なるが、どの機種にどのOSが導入されているかは定まっている。そこで、本実施形態では、まずOSの判別を行い、次に、そのOSを導入している機種に絞りこんで判別を行うことにより、古い処理コンピュータであっても高速な処理を可能にしている。
本実施形態では、判別するOSの種類としてバックアッププログラムが想定しているのは、(α)Windows95,98,Me,(β)WindowsNT,(γ)Windows2000以降(いずれも「Windows」は登録商標)である。また、図例では、判別する分析装置1の機種をA〜Eの5種類としている。OSが(α)に属する場合ステップS102に進み、そのOSに対応する機種のなかから判別を行う。グループ(α)のOSに対応する機種は、「A」「B」の2機種であり、ステップS102では、CPU56は、2機種のなかから1つを判別する。ステップS102において機種Aと判別された場合には、ステップS103において、CPU56は、機種Aの設定値ファイルの格納場所及び設定値ファイル名を取得する。また、ステップS102において機種Bと判別された場合には、ステップS104において、CPU56は、機種Bの設定値ファイルの格納場所及び設定値ファイル名を取得する。ステップS103,S104の処理は、バックアッププログラムが分析装置の機種及びオペレーティングシステム毎に、処理コンピュータに導入された各プログラムの設定値の格納場所及び設定値ファイル名に関する情報を予め備えており、これらの情報を取得することにより行われる。
OSが(β)に属する場合、ステップS105において、CPU56は、そのOSの導入実績が最も多い特定の機種「C」であるか否かを判別する。機種が「C」であった場合には、ステップS106において、CPU56は、その機種に応じた設定値ファイルの格納場所及び設定値ファイル名を取得する。機種が「C」でなかった場合、ステップS107において、CPU56は当該OSに対応する他の機種「D」「E」のなかから判別を行う。そして、機種Dと判別された場合には、CPU56は、ステップS108において機種Dの設定値ファイルの格納場所及び設定値ファイル名を取得する。機種Eと判別された場合には、CPU56は、ステップS109において機種Eの設定値ファイルの格納場所及び設定値ファイル名を取得する。特定のOSが複数の機種に対応しているが、特定の機種の数が非常に多い場合に、ステップS105,S107のように、導入実績が多い機種とそうでない機種とを分けて判別することによって、高い処理効率を確保することができる。
OSが(γ)に属する場合、ステップS110において、CPU56は、そのOSが導入されている機種全て(「A」〜「E」)の中から該当する機種を判別する。これは、(γ)に属するOSは比較的新しく、そのOSを導入した処理コンピュータ50は処理速度が速いものと想定できるので、機種を分けて判別しなくても高速な処理が可能であるからである。CPU56は、ステップS110において機種を判別すると、ステップS111〜S115において、判別された機種に対応する設定値ファイルの格納場所及び設定値ファイル名を取得する。ここで、ステップS103とステップS111においては、ともに機種Aの設定値ファイルの格納場所及び設定値ファイル名を取得しているが、これらは同一の処理ではない。ステップS103ではWindows 95,98,ME上で動作する分析プログラムやWindows 95,98,MEで使用する設定値ファイルの格納場所及び設定値ファイル名を取得しているのに対し、ステップS111ではWindows 2000,XP上で動作する分析プログラムやWindows 2000,XPで使用する設定値ファイルの格納場所及び設定値ファイル名を取得しており、それぞれの処理で取得している格納場所及び設定値ファイル名は異なっている場合がある。
上記のように分析装置の機種に合致した設定値ファイルの格納場所及び設定値ファイル名を取得した後、CPU56は、ステップS116において、取得された格納場所から、取得されたファイル名の設定値ファイルを読み出す。次に、CPU56は、読み出した設定値ファイルを圧縮して圧縮設定値ファイルを作成し(ステップS117)、この圧縮設定値ファイルをFD6に記憶させて(ステップS118)、処理をリターンする。
上記ステップS102,S105,S107,S110における機種の判別処理は、所定のディレクトリに分析プログラム用の所定のファイルが存在するか否かや、所定のデータベース中に所定の情報(例えば機種名)が存在するか否か等を判断することにより行われる。また、上述のように、設定値ファイルを圧縮すると、容量の小さいFD6に効率的に設定情報を保存可能となり、また、後述する圧縮設定値ファイルの送受信の処理を短時間で行うことができる。
設定値取得処理で取得される設定値ファイルは、例えば、図14に示す通りである。この図では、設定値を記録した設定値ファイルのファイル名、設定値を使用しているプログラム名、設定値が格納されていたディレクトリ、ファイルの概要、ファイルの詳細を例示している。
このうち、(a)の設定値ファイル(ipconfig.doc)は、OSで用いられる設定値を記録したものであり、主として通信に関する設定値が記録されている。具体的には、図15に示すように、OS自身の通信情報(Windows(登録商標) NT IP Configuration)であるホストネーム(コンピュータ名)、DNSサーバーアドレス、ノードタイプ、及びNetBIOSスコープIDや、IPルーティングの有効・無効、WINSプロキシの有効・無効、NetBIOS DNSの有効・無効などの情報が記録されている。また、処理コンピュータ50に使用されているネットワーク機器(Ethernet adapter)に関する情報として、名称、物理アドレス(MACアドレス)、DHCPの有効・無効、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ等の情報が記録される。
図14の(b)の設定値ファイル(remote.+++)は、補助プログラムであるリモート操作用ソフト(プログラム名として“remote_program”と例示)の設定値であり、施設3のニックネームや各種接続設定に関する施設固有の設定値が記録される。(c)の設定値ファイルは、「XE-****」という機種名の分析装置1で用いる分析プログラム(プログラム名として“XE_program”と例示)の中で、ネットワークを用いて管理センター4により分析装置1の精度管理や自動監視を行うための送信プログラム用の設定値である。(d)の設定値ファイルは、分析装置1の分析プログラムの中で測定や分析などの実質的な分析動作制御に関わる設定値であり、その中には、プリンター用の設定値やホストコンピュータ用データ出力フォーマット等が含まれる。
図6において、上述のステップS8aの処理が終了すると、ステップS9において、CPU56はバックアッププログラムの終了指示を受け付けたか否かを判別し、終了指示を受け付けると、CPU56はメニュー画面Wを閉じてバックアッププログラムを終了する処理を行う。終了指示を受け付けなければ、CPU56は、ステップS4に処理を戻す。
〔設定値表示処理〕
図7において、サービスマンが「圧縮設定値ファイル表示」ボタンF2を選択した場合、処理コンピュータ50のCPU56は、図6のステップS7において当該機能ボタンF2の選択を受け付け、設定値表示の処理を行う(ステップS8b)。図9は、設定値表示処理の処理手順を示すフローチャートである。ステップS21において、CPU56は、HDD68内に一時的に使用するテンポラリフォルダを作成する。次に、ステップS22において、CPU56は、作成したテンポラリフォルダに圧縮設定値ファイルを解凍し、設定値ファイルを表示可能な状態にする。そして、CPU56は、ステップS23において、エクスプローラ等のファイル管理ソフトを起動し、ステップS24において、ファイル管理ソフト上でテンポラリフォルダ内の設定値ファイル名(図14で列挙したファイル名)を表示する。この画面を表示することで、設定値が適切に取得されたことをユーザが容易に確認することができる。その後、CPU56は、ファイル管理ソフトの終了を受け付けると(ステップS25)、テンポラリフォルダを自動的に削除し(ステップS26)、処理をリターンしてメニュー画面Wに表示を戻す。
以上のように分析装置1の処理コンピュータ50から設定値ファイルを取得し、FD6に記憶することによって、施設3におけるバックアップ作業は終了する。
〔設定値の送信処理〕
図1に示すように、施設3において圧縮設定値ファイルが記憶されたFD6は、サービスマンによって事業所8に持ち帰られる。サービスマンは、当該事業所8の送受信用コンピュータ5からFD6に記憶された圧縮設定値ファイルを管理センター4に送信する作業を行う。送受信用コンピュータ5は、市販されている汎用のコンピュータであり、図3に示した処理コンピュータ50と略同様の構成である。但し、インターフェース74には、ネットワーク7に接続するための通信用ケーブルが接続される。
設定値の送信処理は、送受信用コンピュータ5上でFD6に記憶されたバックアッププログラムを実行し、送受信用コンピュータ5を、設定情報を送信する送信手段として機能させることにより行うことができる。バックアッププログラムのメニュー画面W(図7)において、分析装置1の圧縮設定値ファイルの送信を行うに先立ち、サービスマンは上述のステップS5(図6)にて説明したように入力枠C1〜C4に必要事項を入力する。
メニュー画面Wにおいて、サービスマンが「管理センタに送信」ボタンF3を選択すると、図6のステップS7において、送受信用コンピュータ5のCPUは、当該ボタンF3の選択を受け付け、その後ステップS8cの処理を行う。図10は、ステップS8cの処理、すなわち、設定値送信処理の処理手順を示すフローチャートである。送受信用コンピュータ5のCPUは、ステップS81において、管理センター4へ圧縮設定値ファイルを送信する指示を受け付けたか否かを判定する。このステップS81の処理では、具体的には、圧縮設定値ファイルを送信してもよいか否かを確認する画面(図示せず)を表示し、この画面で圧縮設定値ファイルの送信指示を受け付ける。この画面には、「Y(イエス)」のボタンと「N(ノー)」のボタンとが配置され、サービスマンが「Y(イエス)」ボタンを選択すると、CPUはステップS82に処理を進め、「N(ノー)」ボタンを選択すると、CPUは処理をリターンしてメニュー画面Wに表示を戻す。
ステップS82において、送受信用コンピュータ5のCPUは、FD6に保存してある圧縮設定値ファイルと、図7の入力枠C1〜C4に入力した情報とを電子メールの形式に変換する。次に、ステップS83において、送受信用コンピュータ5のCPUは、ネットワーク7内で稼働するSMTPサーバーへの接続を試み、接続が成功すると、管理センター4の管理装置2宛に電子メールを送信する(ステップS84)。
その後、ステップS85において、送受信用コンピュータ5のCPUは、表示部に「設定値を圧縮して管理センタに送信しました。送信が成功した場合、あなたのアドレスに完了メールが届きます」とのメッセージを表示して処理をリターンし、メニュー画面W(図7)に表示を戻す。
ステップS83においてSMTPサーバーへの接続が失敗した場合、送受信用コンピュータ5のCPUは、ステップS86において表示部54に「送信エラーです。」とのメッセージを表示して処理をリターンし、メニュー画面Wに表示を戻す。管理センター4に送信された圧縮設定値ファイルは、分析装置の機種名やシリアルナンバー等の特定情報とともに管理装置2(図1)に格納され、管理される。その詳細については後述する。
処理コンピュータ50の故障等に伴う交換、初期化やシステム更新を行う場合等には、分析装置1の処理コンピュータ50に各プログラムの設定値をリストアする必要がある。この場合、まず、サービスマンは、管理装置2によって管理している圧縮設定値ファイルを、送受信用コンピュータ5によって受信する作業を行う。この圧縮設定値ファイルの受信処理は、送受信用コンピュータ5上でFD6に記憶された前記バックアッププログラムを実行することによって可能となる。バックアッププログラムは、管理装置2に分析装置1の特定情報を送信する特定情報送信手段、送信した特定情報に対応する圧縮設定値ファイルを管理装置2から受信する受信手段、及び、受信した設定情報をFD6に記憶させる記憶手段(第2記憶手段)として送受信用コンピュータ5を機能させるように構成されている。
また、圧縮設定値ファイルを受信したあと当該ファイルを分析装置1の処理コンピュータ50にリストアするには、処理コンピュータ50上で前記バックアッププログラムを実行する。バックアッププログラムは、圧縮設定値ファイルに記録された設定値を処理コンピュータ50にリストアするための復元手段として処理コンピュータ50を機能させるように構成されている。以下、設定値の受信処理及びリストア処理について詳細に説明する。
〔設定値の受信処理〕
圧縮設定値ファイルの受信処理を行うには、まず、送受信用コンピュータ5上でバックアッププログラムを実行し、図7のメニュー画面Wを送受信用コンピュータ5の表示部の表示させる。そして、サービスマンは、メニュー画面W(図7)の入力枠C1,C2に、分析装置の特定情報である機種名とシリアルナンバーとを入力する。そして、サービスマンが「管理センタから受信」ボタンF4を選択すると、図6のステップS7において、送受信用コンピュータ5のCPUは当該ボタンF4の選択を受け付け、ステップS8dの処理を行う。
図11は、上記ステップS8dの処理、すなわち、圧縮設定値ファイルの受信処理の処理手順を示すフローチャートである。ステップS61において、送受信用コンピュータ5のCPUは、表示部に「圧縮ファイルを受信するため、管理センタに接続を試みます。」とメッセージを表示し、管理センター4への接続指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS62)。ステップS62においては、管理センター4への接続指示を受け付けるための画面(図示せず)が表示され、サービスマンが当該画面中に設けられた「Y(イエス)」ボタンを選択すると、CPUはステップS63に処理を進め、「N(ノー)」ボタンを選択すると、CPUは処理をリターンしてメニュー画面Wに表示を戻す。
ステップS63において、送受信用コンピュータ5のCPUは、ネットワーク7への接続チェックを行い、接続が成功すると管理センター4の管理装置2との認証手続を行う(ステップS64)。ステップS65において、送受信用コンピュータ5のCPUは、管理装置2へ分析装置1の特定情報を送信し、その特定情報に対応する分析装置の圧縮設定値ファイルが存在するか否かをチェックする(ステップS66)。当該圧縮設定値ファイルが存在すると、ステップS67において、送受信用コンピュータ5のCPUは圧縮設定値ファイルのダウンロードを行う。その後、送受信用コンピュータ5のCPUは、ステップS68においてダウンロードした圧縮設定値ファイルをFD6に記憶させる処理を行い、ステップS69において、「圧縮設定値の受信に成功しました。圧縮設定値ファイル表示で確認してください。」とメッセージを表示し、処理をリターンしてメニュー画面W(図7)に表示を戻す。
圧縮設定値ファイルを受信した後、その内容を確認するには、メニュー画面Wの「圧縮設定値ファイル表示」ボタンF2を選択し、図9に示した前述の手順で処理を行う。なお、図11のステップS63において、ネットワーク7接続に失敗すると、CPUは、ステップS70において「管理センタに接続できませんでした。」と表示部にメッセージを表示し、処理をリターンしてメニュー画面Wに表示を戻す。また、ステップS66において管理装置2上に圧縮設定値ファイルがなかった場合は、CPUは、ステップS71において「圧縮ファイルはサーバー上に存在しないようです。取得に失敗しました。」とのメッセージを表示部に表示し、処理をリターンしてメニュー画面Wに表示を戻す。
〔設定値のリストア処理〕
管理装置2から圧縮設定値ファイルを受信した後、サービスマンはFD6を施設3(図1)に持ち込み、FD6内のバックアッププログラムをリストアしようとする分析装置1の処理コンピュータ50上で実行し、図7のメニュー画面Wを表示させる。メニュー画面Wにおいて、サービスマンが「圧縮設定値リストア」ボタンF5を選択すると、図6のステップS7において、処理コンピュータ50のCPU56は当該ボタンF5の選択を受け付け、ステップS8eの処理を行う。図12は、ステップS8eの処理、すなわち、圧縮設定ファイルのリストア処理の処理手順を示すフローチャートである。まず、ステップS31において、CPU56は、リストア開始の指示を受け付けるための画面を表示部54に表示し、この画面でリストア開始の指示を受け付ける(ステップS32)。この画面には、「設定値を上書きしますが、本当にリストアしてもいいですか?リストアにはadministrator権限が必要です。」というメッセージと「Y(イエス)」ボタン及び「N(ノー)」ボタンとが含まれている。サービスマンが当該画面中に設けられた「Y(イエス)」ボタンを選択すると、CPU56はステップS33に処理を進め、「N(ノー)」ボタンを選択すると、CPU56は処理をリターンしてメニュー画面Wに表示を戻す。
ステップS33において、CPU56は、処理コンピュータ50のHDD68にテンポラリフォルダを作成する。そして、ステップS34において、CPU56は、FD6内に記憶された圧縮設定値ファイルをテンポラリフォルダに解凍し、解凍した設定値ファイルを処理コンピュータ50の所定のディレクトリに書き込む処理を行う(ステップS35)。この際、OS情報を記録した「ipconfig.doc」(図15)の書き込みは行われず、後のステップで手動により入力する。これは、OSに関する設定値を自動的に入力した場合に生じ得る、分析プログラムに対する影響を考慮したものである。
次に、CPU56は、ステップS36において「ipconfig.docの設定値を入力してください。」とのメッセージ表示を行い、サービスマンが「ipconfig.doc」に記録された設定値を手入力する。CPU56は、ステップS37において、設定値の入力が完了した否かを確認し、完了した場合は、ステップS38においてテンポラリフォルダを削除し、処理をリターンしてメニュー画面Wに表示を戻す。入力が完了していない場合は、ステップS37の処理を再度実行する。なお、本実施の形態においては、OSの通信に関する設定値をipconfig.docに記録し、リストアする際には、ipconfig.docのファイルを開いて記録されている設定値を表示し、その設定値をユーザが手動で入力する構成について述べたが、これに限定されるものではなく、OSの通信に関する設定値も他の設定値と同様に自動的にリストアする構成としてもよい。
メニュー画面W(図7)には、「ipconfigヘルプ」ボタンF7が設けられており、リストア処理を行う前又は途中に、サービスマンが当該ボタンF7を選択すると、CPU56は、図6のステップS7において当該ボタンF7の選択を受け付け、ステップS8gの処理を行う。この処理は、例えば「ipconfig.doc」の手入力の方法(入力箇所の指示や入力手順)を表示部54に表示するものである。
以上の操作により、処理コンピュータ50に設定値がリストアされ、分析装置1を稼働できる状態に復帰することが可能となる。
〔設定値クリア処理〕
分析装置1の処理コンピュータ50から各種プログラムの設定値を取得し、管理装置2に送信した後や、管理装置2から受信した設定値を分析装置1の処理コンピュータ50にリストアした後等に、FD6内の設定値を削除する場合には、処理コンピュータ50や送受信用コンピュータ5でバックアッププログラムを実行し、メニュー画面Wから「設定値クリア」ボタンF6を選択する。するとそのコンピュータのCPUは、図6におけるステップS7で当該ボタンF6の選択を受け付け、ステップS8fの処理を行う。図13は、ステップS8fの処理、すなわち、設定値クリア処理の手順を示すフローチャートである。CPUは、ステップS41において、設定値消去の指示を受け付けるための画面を表示部54に表示し、この画面で設定値消去の指示を受け付ける(ステップS42)。この画面には、「FD6内の設定値を全て消去します。よろしいですか?」というメッセージと、「Y(イエス)」ボタン及び「N(ノー)」ボタンが含まれている。ステップS42において、サービスマンが「Y(イエス)」ボタンを選択すると、ステップS43に処理が進み、CPUは、FD6に記憶された圧縮設定値ファイルを削除し、その後処理をリターンしてメニュー画面Wに表示を戻す。ステップS42においてサービスマンが「N(ノー)」ボタンを選択すると、CPUは、処理をリターンしてメニュー画面Wに表示を戻す。
このように圧縮設定値ファイルを削除すれば、そのFD6をそのまま他の分析装置に対する設定値の取得及びリストア、設定値の送受信に利用することができる。
〔管理装置2の構成〕
次に、管理センター4の管理装置2において行われる処理、すなわち、圧縮設定値ファイルの受信、管理、及び送信についての処理を説明する。図1に示すように、管理装置2は、1又は複数のコンピュータからなり、全国の施設3に設置されている複数の分析装置1,100について、その分析装置1,100を特定する特定情報(機種名及びシリアルナンバー)と、その分析装置の設定情報(圧縮設定値ファイル)とを対応づけて記憶するデータベースDBを備えている。また、管理装置2は、事業所8の送受信用コンピュータ5から送信された特定情報及び設定情報を受信する受信手段、受信した特定情報や設定情報をデータベースに登録する登録手段、データベースに登録してある設定情報を特定する特定情報の送信を送受信用コンピュータ5から受け付ける受付手段、受け付けた特定情報に対応する設定情報を送信する送信手段等を備えている。データベースDBは、データベース管理プログラムによって操作、保守、及び管理が行われる。
図16は、送受信用コンピュータ5から受信した特定情報及び設定情報をデータベースに登録する処理手順を示すフローチャートである。送受信用コンピュータ5の処理は図10に詳しく示してあるため、この図16では簡略化してある。送受信用コンピュータ5は、ステップS84において、特定情報と圧縮設定値ファイルと含む電子メールを送信する。この電子メールには、特定情報が本文に含まれ、圧縮設定値ファイルが添付されている。また、この電子メールには、図7に示す入力枠C4に入力されたメールアドレスが含まれている。一方、管理装置2は、ステップS92において上記電子メールを受信する。管理装置2のCPUは、送受信用コンピュータ5から特定情報及び圧縮設定値を含む電子メールを受信すると、ステップS93においてデータベースに特定情報及び圧縮設定値ファイルを登録し、ステップS94において、受信した旨の電子メールを送受信用コンピュータ5へ送信する。この電子メールは、入力枠C4に入力されたメールアドレス宛に送信される。サービスマンは、このメールアドレス宛の電子メールにより、特定情報及び圧縮設定値ファイルが正常に管理装置2に届いたことを確認することができる。
なお、ステップS93において、特定情報及び圧縮設定値ファイルのデータベースへの登録は、自動によって行うに限らず、圧縮設定値ファイルが添付され、特定情報がメール本文や件名に含まれたメールが送受信用コンピュータから送信されたときに、このメールを管理装置の管理者(オペレータ)用のコンピュータで受信し、管理者が上記特定情報及び圧縮設定値ファイルをデータベースへ手動で登録してもよい。またこの場合、登録を行うコンピュータは、データベースを備えたコンピュータと通信回線で接続された別のコンピュータであってもよい。
図17は、データベースの登録内容を管理プログラムによって表示した表示画面W2である。この表示画面W2の上部には、タイトルバーTB、メニューバーMB、及びツールバーTLBが設けられている。また、この図17には、複数の検索キーアイコンIC1〜IC3を表示した設定値入力テーブルクエリウインドウ(以下、クエリウインドウという)W3と、検索結果ウインドウW4とが表示されている。クエリウインドウW3の検索キーアイコンとして、施設3の所在地IC1や全国IC2、分析装置1の機種名IC3が用意されている。検索結果ウインドウW4には、施設3の所在地として「名古屋」の検索キーアイコンIC1を選択した場合の検索結果が例示されている。
検索結果ウインドウW4には、データベースに登録された情報が表形式で表示されている。一行目には登録情報の項目が表示され、この項目は、事業所8の名称である「支店名」、分析装置の「装置ID」、分析装置を設置した「施設名」、分析装置の「機種名」、圧縮設定値ファイルを送信したサービスマンの「氏名」、分析装置の「機器番号」(シリアルナンバー)、取得した「圧縮設定値」、「登録日付」、「MEMO」、情報を入力した担当者の「社員CD(コードナンバー)」及び「担当」(担当者名)等である。このうち、「装置ID」は、機種名と機器番号との登録情報から自動生成される。受信した圧縮設定値ファイルは、パッケージとして「圧縮設定値」欄に張り付けられる。管理装置2は、WEBサーバとしての機能も有しており、このデータベースは、WEBブラウザを介して管理装置2外からでも閲覧可能となっている。
図18は、管理装置2のデータベースDBに登録してある設定情報を送受信用コンピュータ5に送信する処理手順を示すフローチャートである。送受信用コンピュータ5の処理は図11に詳しく示しているので、この図18では簡略化している。ステップS65において、送受信用コンピュータ5が、受信しようとする分析装置の設定情報を特定するための特定情報を送信すると、管理装置2は、ステップS95において、その特定情報を受信する。そして、ステップS96において、管理装置2のCPUは、受け付けた特定情報に対応する設定情報をデータベース上から検索し、ステップS97において、送受信用コンピュータ5へ設定情報を送信する。また、ステップS67において、送受信用コンピュータ5のCPUは管理装置2から送信された設定情報を受信すると、処理を終了する。
以上詳述したように本実施形態では、以下の効果を奏する。
(1)本実施形態の設定情報管理システムは、バックアッププログラムを用いることによって複数の種類の分析装置1,100についての設定情報を取得することができので、分析装置1,100の種類毎にバックアッププログラムを作成する必要がない。したがって、プログラムの作成にかかるコストや工数を低減することができる。
(2)本実施形態の設定情報管理システムは、バックアッププログラムを用いることによって複数の分析装置1,100についての設定情報を取得し、管理装置2によって設定情報を管理しているので、複数の種類の分析装置についての設定情報を一括で管理することができ、設定情報をユーザが分析装置毎に管理する必要が無く、ユーザの負担を軽減することが可能となる。また、管理装置を分析装置の保守サービスを行うサービス業者(分析装置メーカ等)が保有することで、ユーザが設定情報を管理する必要が無くなるとともに、サービス業者にとっても分析装置毎に設定情報を管理する必要が無く、容易に設定情報を管理することが可能となる。
(3)本実施形態の設定情報管理システムでは、FD6にバックアッププログラムを記憶しているので、このFD6を分析装置1の処理コンピュータ50に装着することによって、処理コンピュータ50上でバックアッププログラムを実行し、設定情報の取得及びリストアを容易に行うことができる。したがって、処理コンピュータ50には予めバックアッププログラムをインストールしておかなくてもよい。
(4)バックアッププログラムは、管理装置2に設定情報を送信するための送信手段及び管理装置2から設定情報を受信するための受信手段としてコンピュータを機能させることができるので、送受信に用いるコンピュータに、予め送受信用プログラムをインストールしておく必要がない。したがって、管理装置2とネットワーク7で接続されている限り、どのコンピュータからでも設定値の送受信を行うことができる。
(5)バックアッププログラムは、分析装置1,100を制御するための分析プログラムの設定値と、それ以外の関連プログラム(OSや補助プログラム)の設定値とを取得及びリストアするように処理コンピュータ50を機能させるので、処理コンピュータ50を初期化又は交換した際に、分析プログラム以外の関連プログラムの設定値についても同時にリストアすることができる。
(6)バックアッププログラムは、IPアドレス等の通信用の設定値をも取得及びリストアするように処理コンピュータ50を機能させるので、当該設定値をリストアすることによって処理コンピュータ50を外部と通信できる状態にすることができる。
(7)バックアッププログラムは、複数の種類の分析装置1,100に対応するように構成されているので、異なる機種に対しても同一操作で設定情報の取得及びリストアを行うことができ、サービスマンの操作負担を軽減することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく適宜設計変更可能である。例えば、本発明は、次のように実施することもできる。
(1)上記実施形態では、リムーバブル式の記憶媒体6として、FD6を用いているが、これに限定されるものではなく、例えば、MO、CD−R等の光ディスク、USBメモリ等のフラッシュメモリ、ポータブルタイプのHDD等であってもよい。ただし、本実施形態のように、新旧問わず複数の分析装置1,100に対応できるようにするため、一般的に利用されているFD6を記憶媒体6として用いるのが好ましい。
(2)また、記憶媒体6には、バックアッププログラムだけでなく、当該記憶媒体6から実行可能なDOS(ディスクオペレーティングシステム)をも記憶させていてもよい。この場合、処理コンピュータ50のOSが起動できない状態でも、DOSを起動した状態でバックアッププログラムを実行することで、応急処置的に設定値を取得することができる。
(3)管理装置2のデータベースDBから設定情報を受信する方法として、当該データベースの内容をWEBブラウザ等によって外部のコンピュータから閲覧可能にし、当該WEBブラウザの表示画面から設定情報をダウンロードできるようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る設定情報管理システムの構成を示す図である。 多項目自動血球分析装置の測定部の構成を示す図である。 多項目自動血球分析装置の処理コンピュータの構成を示す図である。 他の多項目自動血球分析装置の測定部の構成を示す図である。 他の多項目自動血球分析装置の処理コンピュータの構成を示す図である。 バックアッププログラムを実行したときのCPUの処理手順を示すフローチャートである。 バックアッププログラムを実行した際に、表示部に表示されるメニュー画面W(操作画面)を示す模式図である。 設定値取得処理の処理手順を示すフローチャートである。 圧縮設定値ファイル表示処理の処理手順を示すフローチャートである。 圧縮設定値ファイル送信処理の処理手順を示すフローチャートである。 圧縮設定値ファイルの受信処理の処理手順を示すフローチャートである。 圧縮設定ファイルのリストア処理の処理手順を示すフローチャートである。 設定値クリア処理の処理手順を示すフローチャートである。 設定値取得処理で取得される設定値ファイルの一覧である。 設定値ファイル(ipconfig.doc)の一覧である。 圧縮設定値ファイルの受信から登録までの処理の手順を示すフローチャートである。 データベースソフトの表示画面を示す図である。 管理装置のデータベースに登録してある設定値を送受信用コンピュータに送信する処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1,100 分析装置
2 管理装置
5 送受信用コンピュータ
6 FD(記憶媒体)
7 ネットワーク
10,110 測定部
50,150 処理コンピュータ

Claims (14)

  1. 試料の測定を行い、測定結果データを出力する測定部と、当該測定部から出力された測定結果データを処理する処理コンピュータとを備えた複数の種類の分析装置と、
    バックアッププログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な可搬型記憶媒体とを備え、
    前記バックアッププログラムが、
    当該バックアッププログラムが分析装置の処理コンピュータによって実行されたときに、当該処理コンピュータのオペレーティングシステムの種類と当該分析装置の機種とを判定する判定手段、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、当該分析装置が備える処理コンピュータに導入されたプログラムの設定情報を、前記処理コンピュータから取得する設定情報取得手段、及び
    前記設定情報取得手段によって取得された設定情報を前記記憶媒体に記憶させる記憶手段
    として前記処理コンピュータを機能させるように構成されていることを特徴とする設定情報管理システム。
  2. 前記複数の種類の分析装置から取得された設定情報を格納する設定情報管理装置をさらに備える請求項1記載の設定情報管理システム。
  3. 前記バックアッププログラムが、前記記憶媒体に記憶された設定情報を送信する送信手段としてコンピュータを機能させるように構成されており、
    前記設定情報管理装置が、前記送信手段によって送信された設定情報を記憶する記憶手段を備える請求項2記載の設定情報管理システム。
  4. 前記バックアッププログラムは、
    前記設定情報管理装置に格納されている設定情報を特定する特定情報の入力を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた前記特定情報を送信する特定情報送信手段としてコンピュータを機能させるように構成されており、
    前記設定情報管理装置は、
    前記特定情報送信手段によって送信された特定情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記特定情報によって特定される設定情報を送信する送信手段とを備え、
    前記バックアッププログラムは、
    前記設定情報管理装置から送信された設定情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した設定情報を、前記記憶媒体に記憶させる第2記憶手段
    としてコンピュータを機能させるように構成されている請求項2又は3に記載の設定情報管理システム。
  5. 試料の測定を行い、測定結果データを出力する測定部と、当該測定部から出力された測定結果データを処理する処理コンピュータとを備えた複数の種類の分析装置と、
    前記複数の種類の分析装置が備える処理コンピュータに導入されたプログラムの設定情報を格納する設定情報管理装置と、
    バックアッププログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な可搬型記憶媒体とを備え、
    前記バックアッププログラムが、
    当該バックアッププログラムが分析装置の処理コンピュータによって実行されたときに、当該処理コンピュータのオペレーティングシステムの種類と当該分析装置の機種とを判定する判定手段、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記バックアッププログラムが実行された前記処理コンピュータに導入されたプログラムの設定情報を、前記処理コンピュータから取得する設定情報取得手段、及び
    前記設定情報取得手段によって取得された設定情報を前記記憶媒体に記憶させる記憶手段
    として前記処理コンピュータを機能させ、
    前記記憶媒体に記憶された設定情報を前記設定情報管理装置へ送信する送信手段としてコンピュータを機能させるように構成されていることを特徴とする設定情報管理システム。
  6. 前記バックアッププログラムは、
    前記設定情報管理装置に格納されている設定情報を特定する特定情報を送信する特定情報送信手段と、
    前記特定情報送信手段によって送信された特定情報によって特定される設定情報を、前記設定情報管理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信した設定情報を、前記記憶媒体に記憶させる第2記憶手段
    としてコンピュータを機能させるように構成されている請求項5記載の設定情報管理システム。
  7. 前記バックアッププログラムが、前記記憶媒体に記憶された設定情報を前記処理コンピュータに復元する復元手段として、前記処理コンピュータを機能させるように構成されている請求項1又は5記載の設定情報管理システム。
  8. 前記設定情報取得手段が、前記分析装置を制御するための分析プログラムの設定情報と、それ以外の関連プログラムの設定情報とを取得するように構成されている請求項1又は5記載の設定情報管理システム。
  9. 前記関連プログラムの設定情報は、前記処理コンピュータが外部と通信を行うための通信用の設定情報である請求項8記載の設定情報管理システム。
  10. 前記設定情報管理装置は、
    複数の分析装置毎に、分析装置を特定する特定情報と、当該特定情報によって特定される分析装置に導入されたプログラムの設定情報とを対応付けて記憶するデータベースと、
    外部の通信装置から、分析装置を特定する特定情報と、当該特定情報によって特定される分析装置に導入されたプログラムの設定情報とを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記特定情報と前記設定情報とを前記データベースに登録する登録手段と
    を備えることを特徴とする請求項2又は5に記載の設定情報管理システム。
  11. 前記データベースに登録されている設定情報を特定する特定情報を外部の通信装置から受け付ける受付手段と、受け付けた特定情報に対応する設定情報を前記通信装置に送信する送信手段とを備えている請求項10記載の設定情報管理システム
  12. 分析装置が備える処理コンピュータによって可搬型記録媒体に記憶されたバックアッププログラムを実行することにより、
    複数の種類の分析装置のから当該バックアッププログラムが実行された分析装置が備える処理コンピュータのオペレーティングシステムの種類と当該分析装置の機種とを判定するステップと、
    判定結果に基づいて、前記処理コンピュータに導入されたプログラムの設定情報を取得するステップと、
    取得された設定情報を前記可搬型記憶媒体に記憶させるステップと、
    を行うことを特徴とする設定情報管理方法。
  13. 複数の種類の分析装置によって実行可能なバックアッププログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な可搬型記憶媒体であって、
    前記バックアッププログラムが、
    当該バックアッププログラムが分析装置が備える処理コンピュータによって実行されたときに、当該処理コンピュータのオペレーティングシステムの種類と当該分析装置の機種とを判定する判定手段、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記バックアッププログラムが実行された前記処理コンピュータに導入されたプログラムの設定情報を、当該処理コンピュータから取得する設定情報取得手段、及び
    前記設定情報取得手段によって取得された設定情報を当該記憶媒体に記憶させる記憶手段
    として前記処理コンピュータを機能させ、且つ、
    前記バックアッププログラムが、設定情報を格納する設定情報管理装置と通信可能に接続されたコンピュータによって実行されたときに、当該記憶媒体に記憶された設定情報を、前記設定情報管理装置へ送信する送信手段として前記コンピュータを機能させるように構成されていることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. 複数の種類の分析装置によって実行可能なバックアッププログラムであって、
    当該バックアッププログラムが分析装置が備える処理コンピュータによって実行されたときに、当該処理コンピュータのオペレーティングシステムの種類と当該分析装置の機種とを判定する判定手段、
    前記判定手段による判定結果に基づいて、前記処理コンピュータに導入されたプログラムの設定情報を当該処理コンピュータから取得する設定情報取得手段、及び
    前記設定情報取得手段によって取得された設定情報を記憶媒体に記憶させる記憶手段
    として、前記処理コンピュータを機能させるように構成されていることを特徴とするバックアッププログラム。
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