JP5190876B2 - 導電性ゴム部材 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真式複写機及びプリンター、またはトナージェット式複写機及びプリンター等の画像形成装置に好適に使用される導電性ゴム部材に関し、導電性ロール、ブレード、ベルト等に特に好適な導電性ゴム部材に関する。
電子写真式複写機及びプリンターなどの画像形成装置の導電性ロールは、感光体等への非汚染性、導電性等が要求される。そこで、従来、ポリウレタン、シリコーンゴム製のものが用いられていたが、さらに、各種弾性層表面に各種コーティング層、表面処理層又は被覆チューブを設けたものが提案されている(例えば特許文献1〜特許文献4等参照)。
このうち特許文献4には、低コストで、良好な特性を長期間に亘って維持することができる帯電部材として本出願人が出願した、エピクロルヒドリン系ゴム基材からなる弾性層を有する帯電部材であって、アクリルフッ素系ポリマー及びアクリルシリコーン系ポリマーから選択される少なくとも一種のポリマーと、導電性付与材と、イソシアネート成分とを含有する表面処理液で表面処理することにより形成された表面処理層を有する帯電部材が開示されている。
この特許文献4の導電性ロールは、導電性を付与するために表面処理液にカーボンブラック等の導電性付与材を配合しているが、ロール全体の電気抵抗値がカーボンブラックの分散状態の影響を受けやすいという問題があった。
また、他の導電剤を用いた場合には、環境依存性が大きく、安定した画像形成を行うことができないという問題があった。
一方、本出願人は、表層領域を、イオン導電付与剤および熱硬化性化合物を溶剤に溶解させた表面処理液を含浸させて熱硬化させてなる表面処理層とした導電性ゴム部材を開示している(特許文献5参照)。この導電性ゴム部材は、環境依存性が小さく、電気抵抗値が安定したものであるが、より厳しい条件下においては、電気抵抗値が大きく変化してしまうことがあった。
特開平6−175470号公報(請求項等) 特開平5−281831号公報(請求項等) 特開平4−214579号公報(請求項2、[0022]等) 特開2002−040760号公報(請求項等) 特開2007−31703号(請求項等)
本発明は、このような事情に鑑み、環境依存性が小さく、電気抵抗値が安定した導電性ゴム部材を提供することを課題とする。
前記課題を解決する本発明の第1の態様は、導電性付与材により導電性を付与した導電性弾性層からなり、前記導電性弾性層の表層部にはイソシアネート成分と、アクリロニトリルブタジエンゴム及びエピクロルヒドリンゴムからなる群から選択される少なくとも1つであるイオン導電性ポリマーとを含有する表面処理液を含浸することにより表面処理層が形成されていることを特徴とする導電性ゴム部材にある。
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載の導電性ゴム部材において、前記表面処理液は有機溶剤を含有し、前記有機溶剤は前記イソシアネート成分と前記イオン導電性ポリマーとを溶解していることを特徴とする導電性ゴム部材にある。
本発明の第の態様は、第1又は2の態様に記載の導電性ゴム部材において、前記表面処理液がカーボンブラックを含有することを特徴とする導電性ゴム部材にある。
本発明の第の態様は、第1〜の何れか一つの態様に記載の導電性ゴム部材において、前記導電性弾性層がエピクロルヒドリンゴムを含むゴム基材からなることを特徴とする導電性ゴム部材にある。
本発明の第の態様は、第1〜の何れか一つの態様に記載の導電性ゴム部材がロール形状、ブレード形状、又はベルト形状であることを特徴とする導電性ゴム部材にある。
本発明によると、イソシアネート成分とイオン導電性ポリマーとを含む表面処理液を用いることで、環境依存性が小さく、電気抵抗値が安定した導電性ゴム部材を提供することができる。
以下に、本発明の導電性ゴム部材の一例としての導電性ロールを例示しながら本発明を詳細に説明する。
図1に本発明の導電性ゴム部材の一例を用いた導電性ロールの断面図を示す。
図1(a)に示すように導電性ロール10は、芯金11上に導電性弾性層12を有するものであり、導電性弾性層12の表層部は表面処理層12aとなっている。表面処理層12aは、導電性弾性層12の表層部に表面処理液を含浸・硬化させることにより、導電性弾性層12と一体的に設けられている。
また、図1(b)に示すように、導電性ロール10は、芯金11と導電性弾性層12との間に、例えば任意に設けられる層13を有していてもよい。ここで、導電性弾性層12と芯金11の間に任意に設けられる層は、発泡層でも無発泡層でもよく、さらに1層以上の構造であってもよい。この場合には、最上層が下記の条件を満たす導電性弾性層であればよい。
なお、導電性弾性層12は、ソリッド(無発泡)でもスポンジ(発泡体)でもよいことはいうまでもない。さらに、導電性弾性層12は、外表面が研磨されていても研磨されていなくてもよい。
本実施形態の導電性ロール10の導電性弾性層12に用いるゴム基材は、特に限定されないが、例えば、エピクロルヒドリンゴム、ポリウレタン、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、スチレンゴム(SBR)、アクリルゴム(ACM)、エチレン・プロピレンゴム(EPDM)、シリコーンゴム(Q)等を含むものが挙げられ、好適にはエピクロルヒドリンゴムが用いられる。エピクロルヒドリンゴムは弾性層に導電性を付与することができるため好ましい。
エピクロルヒドリンゴムとしては、エピクロルヒドリン単独重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド共重合体、エピクロルヒドリン−アリルグリシジルエーテル共重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル三元共重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル四元共重合体やその誘導体などを挙げることができ、これらは単独で用いても、2種以上併用してもよい。また、エピクロルヒドリンゴムに適宜、他のゴム材料をブレンドしてもよい。ブレンドできるゴム基材としては、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、ポリウレタン、クロロプレンゴム(CR)、スチレンゴム(SBR)等を挙げることができる。
また、ポリウレタンとしては、好適には、ポリエーテル系ポリウレタン、ポリエステル系ポリウレタン、ポリカーボネート系ポリウレタンなどを挙げることができる。これらのポリウレタンとしては、注型タイプ、ミラブルタイプなどのポリウレタンを挙げることができるが、ウレタンポリオールとポリイソシアネートとを反応することにより得られるいわゆる注型タイプのポリウレタンが好適である。ポリオールと反応させるイソシアネートとしては、例えば、トリフェニルメタントリイソシアネート、トリス(イソシアネートフェニル)チオホスフェート、ビシクロヘプタントリイソシアネートなどの3官能イソシアネート単体、ヘキサメチレンジイソシアネートのシアヌレート変性ポリイソシアネート(3量体:3官能、5量体:4官能)やポリメリックMDIなどの混合物を用いることができる。また、これらの3官能以上のポリイソシアネートと、一般的な2官能イソシアネート化合物との混合物としても良い。2官能イソシアネート化合物の例として、2,4−トルエンジイソシアネート(TDI)、4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、パラフェニレンジイソシアネート(PPDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、3,3−ジメチルジフェニル−4,4´−ジイソシアネート(TODI)、及びこれらのイソシアネートを両末端に有するプレポリマー等の変性体や多量体などを挙げることができる。
また、導電性弾性層12には導電性付与材が添加されている必要がある。すなわち、導電性弾性層12は、ゴム基材に導電性付与材を添加したゴム組成物を加硫したものである。導電性付与材としては、電子導電性付与材である各種カーボンブラックが好ましいが、金属粉などの電子導電性付与材、イオン導電付与剤を用いてもよく、これらを混合して用いてもよい。イオン導電付与剤としては、有機塩類、無機塩類、金属錯体、イオン性液体等が挙げられる。有機塩類、無機塩類としては、過塩素酸リチウム、4級アンモニウム塩、三フッ化酢酸ナトリウムなどが挙げられる。また、金属錯体としては、ハロゲン化第二鉄−エチレングリコールなどを挙げることができ、具体的には、特許第3655364号公報に記載されたジエチレングリコール−塩化第二鉄錯体などを挙げることができる。一方、イオン性液体は、室温で液体である溶融塩であり、常温溶融塩とも呼ばれるものであり、特に、融点が70℃以下、好ましくは30℃以下のものをいう。具体的には、特開2003−202722号公報に記載された1−エチル−3−メチルイミダゾリウムビス(トリフルオロメチルスルフォニル)イミド、1−ブチル−3−エチルイミダゾリウムトリフルオロメチルスルフォニル)イミドなどを挙げることができる。
ここで、導電性付与材は、必要以上に入れる必要はなく、所望の抵抗値が得られる最低量に近い量を用いるのが好ましい。必要以上に添加した場合、以下に示すように表面処理層を形成した後、所望の中抵抗、例えば、104〜107Ω程度の中抵抗が得られ難いからである。例えば、カーボンブラックの場合には、10重量%以下、好ましくは7重量%以下程度用いるのがよい。
表面処理層12aは、導電性弾性層12の表層部に表面処理液を含浸・硬化させることで導電性弾性層12の表層部に一体的に設けられている。このような表面処理層12aは、少なくともイソシアネート成分とイオン導電性ポリマーとを含む表面処理液を含浸することにより形成されたものであり、イソシアネート成分とイオン導電性ポリマーとの密度が表面から内部に向かって漸次疎になるように導電性弾性層12と一体的に形成される。表面処理液を導電性弾性層12の表層部に含浸させるとは、導電性弾性層12を表面処理液に所定時間浸漬するか、表面処理液を導電性弾性層12に塗布するか、又はスプレー塗布するなどの方法により表面処理液を導電性弾性層12の表層部に浸透させることをいう。
なお、表面処理液は有機溶剤を含有し、有機溶剤は少なくともイソシアネート成分とイオン導電性ポリマーを溶解することが好ましい。
ここで、イオン導電性ポリマーとは、極性基を有し、且つ1.0×10〜1.0×10Ω、好ましくは1.0×10〜1.0×10Ωの中抵抗の電気抵抗値を示す高分子を指す。
イオン導電性ポリマーは上述した有機溶剤に溶解するものであることが好ましく、さらには弾性を付与できるものが好ましい。表面処理層の柔軟性や強度が向上し、その結果、ロールの表面が磨耗したり、当接する感光体表面を傷つけたりする虞がなくなるためである。このようなイオン導電性ポリマーとしては、例えば、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、エピクロルヒドリンゴム、アルキレンオキサイドを含むポリマー等が挙げられる。なお、エピクロルヒドリンゴムとしては、エピクロルヒドリン単独重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド共重合体、エピクロルヒドリン−アリルグリシジルエーテル共重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル三元共重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル四元共重合体やその誘導体などを挙げることができる。アルキレンオキサイドを含むポリマーとしては、エチレンオキサイド単独重合体、エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体、エチレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル共重合体、エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル三元共重合体やその誘導体などを挙げることができる。なお、イオン導電性ポリマーは、単独で用いても併用してもよい。
導電性付与材として電子導電性付与材を用いた場合、表面処理液中の有機溶剤が導電性弾性層12に浸透することにより、導電性弾性層12はわずかに膨潤して微細な溝が発生し、連鎖構造(導電パス)が一旦切断されるが、この微細な溝に表面処理液中の少なくともイソシアネート成分及びイオン導電性ポリマーが充填される。有機溶剤除去後、イソシアネート成分は導電性弾性層12の導電性付与材の連鎖構造が膨潤前の状態に戻るのを阻止する一方、イオン導電性ポリマーは切断された導電性付与材の連鎖構造を繋ぐ働きをする。すなわち、これらイソシアネート成分及びイオン導電性ポリマーが、切断された導電性付与材の連鎖構造中に介在することになるので、導電性ロール10の表層部の導電パスはその途中にイソシアネート成分とイオン導電性ポリマーとを含む中抵抗部分が形成された状態となり、表面処理前とは異なる状態、つまり、多少抵抗が増大した状態に再構成される。
導電性付与材としてイオン導電性付与剤を用いた場合にも同様に、表面処理液中の有機溶剤が導電性弾性層12に浸透することにより、導電性弾性層12はわずかに膨潤して微細な溝が発生し、この微細な溝に表面処理液中の少なくともイソシアネート成分及びイオン導電性ポリマーが充填される。このとき、導電性弾性層12には、電子導電性付与材による連鎖構造(導電パス)はないが、高抵抗を示すイソシアネート成分中にイオン導電性ポリマーが介在することになるので、抵抗を低く維持することができる。
また、イソシアネート成分は導電性弾性層12の表層部(表面処理層12a)を硬くする傾向にあるが、イオン導電性ポリマーを併用することにより、表面処理層12aは弾性(柔軟性)を維持することができる。
また、イソシアネート成分とイオン導電性ポリマーとは、表面から内部に向かって漸次疎となるように含浸されるので、抵抗の増大は表面側ほど大きくなり、表面処理層12aは抵抗傾斜層となる。
イオン導電性ポリマーを含有した表面処理液を導電性弾性層12に含浸させて表面処理層12aを形成することで、簡便に所望の電気的特性を有する導電性ロール10とすることができる。上述したように、イオン導電性ポリマーは、自身が中抵抗であり、カーボンブラックのように分散することで基材(導電性弾性層12)の電気抵抗値を低下させて中抵抗の表面処理層12aを形成するものとは異なるものである。すなわち、カーボンブラックのように分散状態により電気抵抗値を変動させるものではない。また、イオン導電剤のようにロール表面や当接する感光体等を汚染する虞がない。さらに、イオン導電剤と比べて水分の影響を受けにくいものであるため、イオン導電性ポリマーを含有する表面処理液を用いた導電性ロール10は環境依存性の小さいものとすることができる。
表面処理液に含まれるイソシアネート成分としては、2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、パラフェニレンジイソシアネート(PPDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)及び3,3−ジメチルジフェニル−4,4´−ジイソシアネート(TODI)および前記記載の多量体および変性体などを挙げることができる。さらに、ポリオールとイソシアネートからなるプレポリマーを挙げることができる。
表面処理液は、上述した成分を含有するものであればよいが、さらにアセチレンブラック、ケッチェンブラック、トーカブラック等のカーボンブラックや、イオン導電剤を添加してさらに電気抵抗値を低下させるようにしてもよい。表面処理液は、イオン導電性ポリマーを含有していることにより、表面処理層12aに導電性を付与することができる。このため、カーボンブラックやイオン導電剤を添加する場合は、少量の添加で十分な効果が得られる。
表面処理液に用いられるカーボンブラックは、イソシアネート成分に対して0〜40重量%であるのが好ましい。多すぎると脱落、抵抗値のばらつき等の問題が生じ好ましくないからである。
また、表面処理液には、特性を妨げない範囲で、アクリルフッ素系ポリマー及びアクリルシリコーン系ポリマーから選択されるポリマーを含有させてもよい。
ここで、アクリルフッ素系ポリマー及びアクリルシリコーン系ポリマーは、所定の有機溶剤に可溶でイソシアネート化合物と反応して化学的に結合可能なものである。アクリルフッ素系ポリマーは、例えば、水酸基、アルキル基、又はカルボキシル基を有する溶剤可溶性のフッ素系ポリマーであり、例えば、アクリル酸エステルとアクリル酸フッ化アルキルのブロックコポリマーやその誘導体等を挙げることができる。また、アクリルシリコーン系ポリマーは、溶剤可溶性のシリコーン系ポリマーであり、例えば、アクリル酸エステルとアクリル酸シロキサンエステルのブロックコポリマーやその誘導体等を挙げることができる。
表面処理液に含有される有機溶剤は、イソシアネート成分、およびイオン導電性ポリマー、また必要に応じて含有されるこれらカーボンブラック、アクリルフッ素系ポリマー及びアクリルシリコーン系ポリマーを溶解するものであればよい。有機溶剤は特に限定されないが、例えば、酢酸エチル、メチルエチルケトン(MEK)、トルエンを挙げることができる。
本発明にかかる導電性ゴム部材は、例えば、導電性ロール、ブレード、ベルト等に用いて好適なものである。
以下、本発明を実施例に基づいて説明するが、これら実施例の説明は例示であり、本発明の構成は以下の説明に限定されない。
(実施例1)
<ロールの製造>
エピクロルヒドリンゴム(エピクロマーCG−102;ダイソー社製)100重量部に、導電剤としてトリフルオロ酢酸ナトリウム0.5重量部、亜鉛華3重量部、ステアリン酸2重量部、加硫剤1.5重量部をそれぞれ添加してロールミキサーで混練りし、これを160℃×30分の加硫条件で芯金の表面にプレス成型した後、外表面を所定の外径まで研磨加工して、芯金表面に弾性層が形成されたロール部材を得た。
<表面処理液の調製>
酢酸エチル100重量部に、イソシアネート化合物(MDI)15重量部とエピクロルヒドリンゴム(エピクロマーC;ダイソー社製)3重量部とを添加混合溶解させ、表面処理液を作製した。
<ロールの表面処理>
表面処理液を23℃に保ったまま、前記ロール部材を60秒間浸漬後、120℃に保持されたオーブンで1時間加熱することにより表面処理層を形成したものを実施例1の導電性ロールとした。
(実施例2)
実施例1において用いたロール部材に、酢酸エチル100重量部、アセチレンブラック(電気化学社製)2重量部、エピクロルヒドリンゴム(エピクロマーC;ダイソー社製)3重量部とをボールミルで3時間分散混合した後、イソシアネート化合物(MDI)15重量部を添加混合溶解させて作製した表面処理液を用いて表面処理層を形成し、実施例2の導電性ロールとした。
(実施例3)
実施例1において用いたロール部材に、トルエン100重量部、アセチレンブラック(電気化学社製)2重量部、ポリエチレンオキサイド−ポリプロピレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル3元共重合体(ゼオスパン8030;日本ゼオン社製)8重量部、アクリルシリコーン系ポリマー(モデイバーFS700;日本油脂社製)1重量部、アクリルフッ素系ポリマー(ノバフッソ;大日本色材製)1重量部をボールミルで3時間分散混合した後、イソシアネート化合物(MDI)10重量部とを添加混合溶解させて作製した表面処理液を用い、実施例1と同様にして表面処理層を形成し、実施例3の導電性ロールとした。
(実施例4)
<ロールの製造>
中高ニトリルタイプのアクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)100重量部に、トーカブラック#5500(東海カーボン社製)10重量部、旭サーマル25重量部、サンセラーTET(三新化学工業社製)1.5重量部、サンセラーCZ(三新化学工業社製)1.5重量部、硫黄1.0重量部を、それぞれ添加してロールミキサーで混練りし、160℃×30分の加硫条件で芯金の表面に押出成型した後、外表面を所定の外径まで研磨加工して、芯金表面に弾性層が形成されたロール部材を得た。
<表面処理液の調製>
トルエン100重量部、エピクロルヒドリンゴム(エピクロマーC;ダイソー社製)2重量部と、中高ニトリルタイプのアクリロニトリルブタジエンゴム1重量部、アクリルフッ素系ポリマー(ノバフッソ;大日本色材製)1重量部をボールミルで3時間分散混合した後、イソシアネートプレポリマー(アジプレンL100:ユニロイヤル社製)10重量部とを添加混合溶解させて作製した。
前記表面処理液を用いて実施例1と同様にして表面処理層を形成し、実施例4の導電性ロールとした。
(実施例5)
3官能ポリエーテル系ポリオールであるMN−3050(三井武田ケミカル社製)100重量部に、VALCAN XC(キャボット社製)7重量部を添加し、粒度が20μm以下となる程度まで分散させ、80℃に温調した後、減圧下にて脱泡、脱水操作を行ってA液を得た。一方、プレポリマーアジプレンL100(ユニロイヤル社製)25重量部に、コロネートC−HX(日本ポリウレタン社製)11重量部を添加・混合し、80℃に温調してB液を得た。このA液とB液とを混合し、120℃×120分の加硫条件で芯金の表面に注入成型した後、外表面を所定の外径まで研磨加工して、芯金表面に弾性層が形成されたロール部材を得た。
前記ロール部材に、実施例3において、アセチレンブラックを添加せずに過塩素酸リチウム0.5部重量部添加した表面処理液を用いて表面処理層を形成し、実施例5の導電性ロールとした。
(比較例1)
実施例2において、エピクロルヒドリンゴム(エピクロマーC;ダイソー社製)を添加せずに表面処理を行ったものを、比較例1の導電性ロールとした。
(比較例2)
実施例1において、エピクロルヒドリンゴム(エピクロマーC;ダイソー社製)を添加せずに過塩素酸アンモニウム1.0重量部を添加して表面処理を行ったものを、比較例2の導電性ロールとした。
(比較例3)
実施例1において、イソシアネート化合物(MDI)を添加せずにウレタン塗料(ネオレッツR−940;楠本化成社製)を添加して30μmのコーティング層を形成したものを、比較例3の導電性ロールとした。
(比較例4)
実施例4において、エピクロルヒドリンゴム(エピクロマーC;ダイソー社製)と中高ニトリルタイプのアクリロニトリルブタジエンゴムを添加せずに表面処理を行ったものを、比較例4の導電性ロールとした。
(比較例5)
実施例5において、ポリエチレンオキサイド−ポリプロピレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル3元共重合体(ゼオスパン8030;日本ゼオン社製)を添加せずに表面処理を行なったものを、比較例5の導電性ロールとした。
(試験例1)電気抵抗測定
各実施例および各比較例の導電性ロールについて、電気抵抗値を測定した。図2に示すように、導電性ロール10をSUS304板からなる電極部材40の上に載置し、芯金11の両端に100g荷重をかけた状態で、芯金11と電極部材40との間の電気抵抗値を、常温常湿環境(N/N:20℃×50%RH)にて、ULTRA HIGH RESISTANCE METER R8340A(株式会社アドバンテスト製)を用いて測定した。なお、このときの印加電圧はDC−100Vであった。結果を表1及び表2に示す。
(試験例2)画像評価
実施例1〜4及び比較例1〜4の導電性ロールを帯電ロール、実施例5及び比較例5の導電性ロールを現像ロールとして、市販のプリンター(MICROLINE9600PS 株式会社沖データ製)に実装し、LL環境(10℃、30%RH)、NN環境(25℃、50%RH)、及びHH環境(35℃、85%RH)の下で印刷を行い、その印刷物の画像評価を行った。なお、画像が良好であった場合は○、画像がやや不良であった場合は△、画像が不良であった場合は×とした。「画像が不良」とは濃度ムラや劣化などが見られる状態を指す。この結果を下記表1及び表2に示す。
(試験例3)OPC汚染試験
実施例1〜4及び各比較例1〜4の導電性ロールを帯電ロール、実施例5及び比較例5の導電性ロールを現像ロールとして、市販のレーザープリンターのトナーカートリッジに組付けて感光体に500gfの押圧力で当接させ、カートリッジごと50℃、90%RHの環境に14日間保持した後、カートリッジ及び各導電性ロールをプリンターに組付けて画像を出力した。このときの画像評価を行った。なお、画像が良好であった場合は○、画像がやや不良であった場合は△、画像が不良であった場合は×とした。「画像が不良」とは濃度ムラや劣化などが見られる状態を指す。また、当接させていたOPCと導電性ロールの表面を顕微鏡観察した。この結果を下記表1及び表2に示す。
(試験例4)連続印刷試験
実施例1〜4及び比較例1〜4の導電性ロールを帯電ロール、実施例5及び比較例5の導電性ロールを現像ロールとして、市販のレーザプリンターに実装し、HH環境(35℃、85%RH)にて10000枚連続印刷後、LL環境下で印刷を行い、その印刷物の画像評価を行った。この結果は、表1及び表2に示す。画像が良好なものを○、画像がやや不良であったものを△、画像が不良なものを×とした。なお、「画像が不良」とは濃度ムラや劣化などが見られる状態を指す。
また、10000枚連続印刷後の電気抵抗値を試験例1と同様の方法により測定した。この結果を下記表1及び表2に示す。
Figure 0005190876
Figure 0005190876
(結果のまとめ)
表1に示すように、エピクロルヒドリンゴムを表面処理液に溶解させた実施例1、カーボンを併用した実施例2、ポリエチレンオキサイド−ポリプロピレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル3元共重合体を用いた実施例3の導電性ロールを帯電ロールとして用いて印刷した印刷物の画像は、それぞれの環境下で良好な評価が得られた。また、OPC汚染試験において、OPC表面も帯電ロール表面も表面状態が良好であり、印刷物の画像も良好であった。さらに、連続印刷試験の印刷物の画像は良好であり、連続印刷試験後の電気抵抗値は初期の電気抵抗値と比べて大きな変化はなかった。すなわち、実施例1〜3の導電性ロールは、電気抵抗値が安定したものであった。
これに対し、比較例1の導電性ロールを帯電ロールとして用いて印刷した印刷物の画像は、NN、HH環境下で印刷した印刷物の画像は良好な評価が得られたが、LL環境下では、電気抵抗値のバラツキが原因と考えられる点状の濃淡が見られ、不良の評価が得られた。LL環境下では、帯電ロールの電気抵抗値が高くなり、カーボンブラックの分散状態に起因する電気抵抗値のバラツキが顕在したためと考えられる。また、OPC汚染試験においては、ロール表面にわずかに圧接痕が見られ、印刷物の画像はやや不良の評価であった。また、連続印刷試験後の電気抵抗値が初期の電気抵抗値に比べて大きく上昇しており、印刷物の画像が悪化する結果となった。
一方、比較例2の導電性ロールを帯電ロールとして用いて印刷した印刷物の画像は、NN環境下では良好な評価が得られたが、LL環境下ではやや不良、HH環境下では不良の評価が得られた。これは、ゴム基材ならびに表面処理液の双方にイオン導電剤を用いたことで、両環境下での水分の影響が顕著になったためと考えられる。また、OPC汚染試験においては、OPC表面及びロール表面はイオン導電剤によると思われる汚染が見られた上、ロール表面にはわずかな圧接痕が見られ、印刷物の画像は不良の評価であった。また、連続印刷試験においても、印刷物の画像は不良の評価であった。
また、イソシアネート化合物の代わりにウレタン樹脂を用い、エピクロルヒドリンゴムとの混合物でコーティング層を設けた比較例3の導電性ロールを帯電ロールとして用いて印刷した印刷物の画像は、試験例2においてはそれぞれの環境下において良好な結果が得られたが、連続印刷試験後(試験例4)は不良の評価であった。連続印刷後、帯電ロール表面を観察したところ、ロール表面にシワが発生していることがわかった。これは、変位に対する追随性がコーティング層とゴム層とで異なるために、その界面に応力が集中したためと考えられる。これにより、表面処理層を設けることが重要であることが分かる。なお、OPC汚染試験において、OPC表面に汚染は見られなかったものの、帯電ロール表面には、若干の圧接痕が見られ、印刷物の画像は、やや不良の評価であった。
ゴム基材をNBRとし、エピクロルヒドリンゴムとNBRを表面処理液に溶解させた実施例4の導電性ロールを帯電ロールとして用いて印刷した印刷物の画像は、試験例2においては、それぞれの環境下で良好な評価が得られた。また、OPC汚染試験において、OPC表面も、帯電ロール表面も表面状態が良好であり、印刷物の画像も良好であった。また、連続印刷試験の印刷物の画像も良好であった。
一方、エピクロルヒドリンゴムとNBRを表面処理液に溶解させなかった比較例4の導電性ロールを帯電ロールとして用いて印刷した印刷物の画像は、試験例2のそれぞれの環境下では良好な評価が得られたものの、連続印刷試験においては電気抵抗値が上昇しており、やや不良の評価であった。これは、ロール表層部の変形の繰り返しにより、表層部の導電パスにバラつきが生じたためと思われる。なお、OPC汚染試験においては、OPC表面も、帯電ロール表面も表面状態が良好であり、印刷物の画像も良好であった。
ゴム基材をウレタンとし、ポリエチレンオキサイド−ポリプロピレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル3元共重合体を表面処理液に溶解させた実施例5の導電性ロールを現像ロールとして用いて印刷した印刷物の画像は、それぞれの環境下で良好な評価が得られた。また、OPC汚染試験において、OPC表面も帯電ロール表面も表面状態が良好であり、印刷物の画像も良好であった。また、連続印刷試験の印刷物の画像も良好であった。
一方、ポリエチレンオキサイド−ポリプロピレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル3元共重合体を表面処理液に溶解させなかった比較例5の導電性ロールを現像ロールとして用いて印刷した印刷物の画像は、試験例2のそれぞれの環境下で良好な評価が得られたものの、連続印刷試験においては電気抵抗値が上昇しており、やや不良の評価であった。比較例4の導電性ロールと同様、ロール表層部の変形の繰り返しにより、表層部の導電パスにバラつきが生じたためと思われる。なお、OPC汚染試験においては、汚染は見られなかったものの、ロール表面には若干の圧接痕が見られ、印刷物の画像はやや不良の評価であった。
以上より、本発明の導電性ゴム部材は、イソシアネート成分とイオン導電性ポリマーとを表面処理液に配合することにより、環境依存性が小さく、また、ロール表層部の変形を繰り返しても電気抵抗値が安定した導電性ゴム部材となることがわかった。
本発明の導電性ゴム部材の一例を用いた導電性ロールの断面図である。 試験例1の測定方法を説明する図である。
符号の説明
10 導電性ロール
11 芯金
12 弾性層
12a 表面処理層

Claims (5)

  1. 導電性付与材により導電性を付与した導電性弾性層からなり、前記導電性弾性層の表層部にはイソシアネート成分と、アクリロニトリルブタジエンゴム及びエピクロルヒドリンゴムからなる群から選択される少なくとも1つであるイオン導電性ポリマーとを含有する表面処理液を含浸することにより表面処理層が形成されていることを特徴とする導電性ゴム部材。
  2. 請求項1に記載の導電性ゴム部材において、前記表面処理液は有機溶剤を含有し、前記有機溶剤は前記イソシアネート成分と前記イオン導電性ポリマーとを溶解していることを特徴とする導電性ゴム部材。
  3. 請求項1又は2に記載の導電性ゴム部材において、前記表面処理液がカーボンブラックを含有することを特徴とする導電性ゴム部材。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の導電性ゴム部材において、前記導電性弾性層がエピクロルヒドリンゴムを含むゴム基材からなることを特徴とする導電性ゴム部材。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の導電性ゴム部材がロール形状、ブレード形状、又はベルト形状であることを特徴とする導電性ゴム部材。
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